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晴れた日はカメラ片手にポタリング 雨の日は部屋でまったり読書をして 過ごしています。

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2016/01/16

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  • 博士の愛した数式・小川洋子・(再読)

    今月9冊目の本を読み終えました。「博士の愛した数式」小川洋子・著 です。本棚からのセレクトで私が読書の趣味を始めた頃の本で久しぶりに読み返してみました。交通事故で脳に障害を持ち、記憶が80分しか持続しないという症状を持つ初老の男性。その男性の所へ家政婦として雇われた女性とその息子(10歳)の交流を描いた作品なのです。その男性が数学者で一見意味のない数字にロマンチックな意味を持たせるのです。私今回...

  • 深夜特急3・インド・ネパール・沢木耕太郎・(再読)

    今月8冊目の本を読み終えました。本棚からなにか読もうと思案してからかなりの高確率で手に取るのはこのシリーズなんですよね。私があと30年若かったら沢木氏のような旅をしてみたかったなと思います。今回の第3巻はインド・ネパールの情景が浮かんできますね。列車はダイヤ通りに出発到着しないし、リキシャは値段交渉が必要でうっかりするとぼったくられるし、油断もスキもない感じです。しかしそんなカオスな中でも人との...

  • 天然の涼もいいもんだ

    存外早く起きた。とは言うもののお日様はもう上がっている。朝っぱらから腹が減っていてさっそく食卓に降りてから1枚だけ残っていた食パンにバターを一切れ乗せトーストした。冷蔵庫の一番下の引き出しから2Lのアクエリアスを取り出しコップになみなみと注ぐ。熱帯夜の時期は就寝中に水分をだいぶ取られるから起きたらすぐに水分を摂ることにしている。2・3分もすると食パンは人種が変わるほどこんがりと焼けた。指先の熱さを...

  • 萌黄色のハンカチーフ・赤川次郎

    今月6冊目の本を読み終えました。全巻通読を目指して邁進中の杉原爽香シリーズです。今回の巻はいわゆる神回かな・・・とてもスリリングで面白く読み終えました。ちょっと揶揄するようにとられるかも知れませんが・・・このシリーズの男女の情事にコンドームと言う概念がないのか!? 割とすぐに孕んでしまいます。それもイケない関係の男女においてです。まぁーだからこそストーリーに厚みが出てくるのでしょうが・・・この巻...

  • マウス・村田沙耶香・(再読)

    今日明日で連休なんですが、朝から猛烈な暑さでもう自転車に乗る気も起きず、部屋に籠って本を読むことにしました。最近再読が続きます。今月は節約モード全開で本を買うのは控えています。今回選んだ本は村田沙耶香さんの「マウス」という本です。小学校でのカーストの下位にいる気弱な女の子が主人公で、自分が孤立せず教室の片隅で居場所を探って、存在の近い数人の中に紛れ、決して浮いてしまわないように過ごしているんです...

  • 黄金を抱いて翔べ・高村薫・(再読)

    今月5冊目の本を読み終えました。本棚から久しぶりのセレクトです。この本は大阪の街でしたたかに生きる6人の男達が大胆不敵な金塊強奪計画を立ててそれを実行するという大まかなストーリーです。今回読んで気が付いたことがあります。それは私は場所の描写を立体的に捉えることが苦手・・・・ということ。具体的にここには引用しませんが、この場合大阪の中之島や土佐堀あたりのシーンなんですね。私がそこに行ったことがない...

  • 首里の馬・高山羽根子・(再読)

    今月4冊目の本を読み終えました。「首里の馬」高山羽根子・著・新潮文庫です。舞台は沖縄で主人公の未名子は古びた小さな郷土資料館で資料整理を手伝う傍ら、世界の果ての孤独な業務従事者に向けてオンラインで問題を読み上げる仕事をしているのです。ひとりきりの宇宙ステーション、極地の深海、紛争地のシェルターなど・・・そのお話が一点。そして郷土資料館では研究者の老女・順さん(よりさん)のもと資料整理をするお話が...

  • 昨晩から降っている雨は決して止む素振りすら見せずに男の傘を叩いていた。晴れていようが風が強かろうが日々散歩を止めるということはなくトボリと歩く。道を行き交う車が水溜まりを弾きシャーと通り過ぎていく。男が仕事をなくしてからおおよそ二年が経つ。僅かばかりの蓄えを切り崩しながらひっそりと生きている。もとより知人友人、家族のいない男は職縁がなくなった今、天涯孤独と言ってよい。防水の効いていない靴を濡らし...

  • 石ころ路・田畑修一郎・(山本善行・撰)

    雨の休日を過ごしています。日曜日ということもあり、こういう日はどこへ行っても車が多かろうと家で籠って本を読むことにします。それで先ほど読み終えました。今月3冊目の本です。「石ころ路」田畑修一郎・著・灯光舎です。この本には3つの短篇が収録されています。「木椅子の上で」「石ころ路」「あの路この路」 田畑修一郎は島根県のご出身で1903ー1943の生涯をおくられました。なぜこの本を手に取ったかというと...

  • 棺に跨がる・西村賢太

    今月2冊目の本を読み終えました。「棺に跨がる」西村賢太・著・文春文庫です。西村先生の本、こつこつと収集しているのですが、この文庫本、Amazonで買ったのですが、中古本なのに高価でした。本が届いて封を開けるとえも言われぬ喜びがこみあげてきました。本を目の前にして、このような感情に浸されるのは西村先生の作品だけですね。今日さっそく読んで読み終わったのですが・・・この作品では主人公の北町貫多がようや...

  • 鑓の才蔵(関ケ原の鬼武者)・近衛龍春・(再読)

    今月1冊目の本を読み終えました。主君を替えながら戦場で数多くの首級を挙げた戦国武将・可児吉長。通称である才蔵で名が知れており、またの名を笹の才蔵と言われています。なぜ笹の才蔵と呼ばれたかというと、戦場でとった首の数の多さから、持ち帰ることが出来ず、その口に笹の葉を咥えさせて、己の首級としたことからです。生涯独身を貫き、多くの禄を求めない欲のなさと、まずは戦働きを主とした正に剛の者だったのです。そ...

  • 5月・6月のまとめ

    いつも繋がっている。歩きながら繋がっている。電車に乗っても。テレビをつけながらも。自転車に乗りながら。車を運転しながら。なぜそんなに繋がりたがるのだろう。男はすれ違う人を見ながらいつもそんなことを思った。彼は繋がっていない人。着信は年に一度あるかくらいだった。それもなにかの販売の勧誘だし、詐欺まがいのそれ。繋がっている人を見て羨ましいと思う歳は過ぎた。また向こうから繋がっている画面を見ながら、彼...

  • 電話をしてるふり・バイク川崎バイク・(再読)

    今月9冊目の本を本棚からセレクトしました。この本はお笑い芸人のBKBことバイク川崎バイクさんが書いた、短編集で(正確にはショートショートというジャンルらしい。短篇小説よりも少ない文字数で起承転結を書き、読み終えた人をほっこりとさせる、見事な作品だと思います。初読の時の私の感想が👉コチラ そうなんです。私は絶賛してたのです。あれから数年が経ち私も歳をとりました。彼の才能は覆るものでもありませんが、...

  • 横丁

    土曜日という日は車が多い。平日なら横槍を入れてこない交差点でも2台3台と横切っていく。日曜日の朝はそうでもないのでやはり自転車を乗る人にとって注意すべき日は土曜日であろう。そんなことを思いながら湿気をたっぷりと含んだ空気の中、平和公園へと向かう。缶コーヒーを持っていたのでゴミ箱に近いベンチに座ろうとした。座る前にそっと手で触れて湿り具合を確かめる。いくつか触り一番湿ってなさそうなベンチに座り、行...

  • 桜色のハーフコート・赤川次郎

    今月8冊目の本を読み終えました。「桜色のハーフコート」赤川次郎・著・光文社文庫です。「若草色のポシェット・爽香15歳」から読み始めたこのシリーズも最新刊が38作目なので、おおよそ半分を読み終えたことになります。今回のストーリーも色々あります。DVからの殺人とか・・・引きこもり男の殺人とか・・・学園の理事長がホームレスになり、父親を殺されれ、その犯行の疑いをかけられた少女との交流。その他にも今までの...

  • 黒牢城(映画)

    今日の休日は朝から雨でそれが一日中続く感じだったので、映画を観に行くことにしました。先日読んだ本「満願」の作者である米澤穂信さんが直木賞を受賞された「黒牢城」という作品を原作に今月6月19日に公開されたものです。原作を読んでからとも思ったんです。でもボヤボヤしていたら上映終わっちゃいそうで・・・朝9時半からの上映で、少しだけ早起きして自宅から10分ほどの映画館へ車で行きました。場内に入りチケット...

  • 病牀六尺・正岡子規

    今月7冊目の本を読み終えました。「病牀六尺」正岡子規・著・岩波文庫です。この本は病の床にある正岡子規が、絵画論や俳句の評論を著述したり、看病に携わる人々、見舞いに訪れてくれる知人達との交流、などを苦痛と煩悶の中で、口述筆記という形で作品に仕上げています。私の読書歴の中で俳句に関わる本を読んだのは初めてです。この本を読み始め、ページが進む中で俳句とは作者の心情を詠う短歌と違い、情景を自然体で読むも...

  • 太田川を北上中

    22時半。ママチャリで10分ほど走ると家に着く。今の職場は家の近所なのでその点でとても良い。仕事内容はここには明らかにしないでおくが、施設内をぐるぐると歩数でおおよそ2万歩は歩くであろう。だから勤務が3日続き、昨日はその3日目だったので家に帰ると体の節々に疲労感が蓄積していた。少し前に通勤の帰り道にある100円自販機でエナジードリンクをとなりのスポーツドリンクと間違えて買ったことがあった。しょう...

  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?・フィリップ・K・ディック

    今月6冊目の本を読み終えました。この本は文学YouTuberの斎藤紳士さんがオススメしていたので読んでみました。私自身恐らくSF小説は初めてかと・・・1968年の出版されたので古典までとは言えないけれどかなり年数経っています。が・・・読み始めてしばらくはもう難解で、こんな難しい本は読んだことがないと言うほどでした。だけど途中からストーリーが理解出来てきて徐々にハマってきましたね。あらすじを簡単に言うと...

  • http://kitsuneaya.blog.fc2.com/blog-entry-1408.html

    じりと汗が滲む。湿った季節の中休みか今日はよく晴れている。信号待ちでふぅーと息をつくとどこからか風鈴の音が流れてきた。私が幼い頃も風鈴はもうあまりなかったかと思う。涼を感じる風流なことである。もっとも最近の酷暑はその風情さえなかったことにするほどだが・・・ 平和公園で缶コーヒーを呷った後でネコモト二葉店さんへ立ち寄った。少しだけ相談したいことがあった。というのも所有しているロードバイクのタイヤを...

  • 芝公園六角堂跡・狂える藤澤清造の残影・西村賢太・(再読)

    今月5冊目の本を読み終えました。この作品は著者ご本人も言っておられますが、別格であると。作家が物を書くにあたって軸というか芯というか精神的支柱というか、そういうものがあるとすれば、西村賢太氏にとって、藤澤清造の存在はまさにそれであろうかと思います。ただ物書きの矜持の源流であるだけでなく、人生における師匠であろうかと・・・令和の現代、作家を生業とする方の系譜としてはどこか優秀な大学の文学部を卒業し...

  • 広島学・岩中祥史・(再読)

    今月4冊目の本を読み終えました。「広島学」 岩中祥史(いわなかよしふみ)・著・新潮文庫です。この本は広島のことを多角的かつかなり詳細に掘り下げて考察しておられます。著者の岩中氏は名古屋のご出身で東京大学文学部のご卒業であります。広島出身の方が広島のことを書くと視野狭窄に陥ってしまいがちですが、名古屋出身の岩中氏は偏見や独断をなるべく排除して、数多くの文献をもとに論述していて、広島出身の私が読んで...

  • 満願・米澤穂信

    今月3冊目の本を読み終えました。「満願」米澤穂信・著・新潮文庫です。この作品は短編集で6つの作品で構成されています。夜警・死人宿・柘榴・万灯・関守・満願の6つ。いや~どの作品も面白いですね! 私は読んでいる最中に松本清張を読んでいるようだと思いました。すると驚いたことに巻末の解説を書いておられる杉江松恋さんも同じ見解でした。米澤穂信さんの作品は今回で二度目、蔵書は「ボトルネック」です。どの作品も...

  • 紫陽花が綺麗です

    今日のお休みは曇り空ではあったのですが自転車に乗ることにしました。私は自転車に乗る時はリュックにカメラを入れて走るスタイルなのですね。以前ロードバイクがメインで走ることに特化していた頃、リュックを背負わずサドルバック(サドルの下に装着する小さなバックのこと)に必要最低限のものを入れるというスタイルをしていたのですね。この何も背負わないという所がポイントなのです。走っていてストレスが3割くらいは軽...

  • 雨・・・雨・・・雨・・・

    雨が降っている。 しとしとと言うには物足りず、ざぁーというと言い過ぎなほどだ。ともかく広島は梅雨という時期にどっぷりと浸かっている。この時期は自転車に乗ることも叶わず、それならばと手持ちの本なぞに読み耽るのだ。前夜、体の疲れが上限をむかえ、好きと言えば好きな夜更かしまでに至らず、早々に闇に落ちた。朝方後架に起きたあと枕元のデジタルに目をやると午前5時50分を示していた。もう一度寝るのも嫌な夢を見...

  • 真珠色のコーヒーカップ・赤川次郎

    今月2冊目の本を読み終えました。「真珠色のコーヒーカップ」赤川次郎・著・光文社文庫です。久しぶりの杉原爽香シリーズですね。読者とともに登場人物たちが年齢を重ねる人気シリーズ第19弾。この作品は爽香が33歳の春の出来事です。ストーリーは決してマンネリ化というわけではなのですが・・・読み手の私が少し飽きてきたかな~。巻末の解説を鶴見俊輔さんが書いておられるのですが、それがちょっと興味深かったな~。鶴...

  • カラマーゾフの兄弟・5・ドストエフスキー・亀山郁夫・訳

    今月1冊目の本を読み終えました。「カラマーゾフの兄弟・5・エピローグ別巻」です。ついにこの本の読了をもって完読です。この5巻では有罪の判決が下った長男(ミーチャ)のその後と、三男アリョーシャと少年たちによる未来へ向けての語らいで終わる感じです。で・・・結局父親殺しの犯人は誰だったか?というと・・・もうネタバレします。犯人はカラマーゾフ家の料理人で下男のスメルジャコフです。彼は次男のイワンにそのこ...

  • カラマーゾフの兄弟・4・ドストエフスキー・亀山郁夫・訳

    今月12冊目の本を読み終えました。「カラマーゾフの兄弟・4」光文社古典新訳文庫です。前回読んだ3巻でどっぷり沼ってしまった私・・・その3巻の読書感想でこんな事を言っていました👉カラマーゾフ家の長男(ドミトリー)が父親(フョードル)を杵で撲殺するのです。読んでいて間違いなく犯人は長男なんですが、警察や検事に追及されると「私が犯人ではない!」と理屈をこねくり回し、しらばっくれるのです。殺人が起きたの...

  • 元宇品(もとうじな)を自転車で走るよ

    休日前の夜はとりためたドラマを一つずつ観ていく。月夜行路ー答えは名作の中にーは文学作品を通して数々の事件を推理し解決していくという物語。主演は野宮ルナこと波瑠さん。そして沢辻涼子役の麻生久美子さん。お二人ともお美しいので眼福なのだ。昨晩観終わった後に流れるクレジットで文学監修の所に三宅香帆さんのお名前を見つけた。売れっ子の彼女の仕事は手広いな~。 そして・・・102回目のプロポーズ。こちらは私が...

  • 堕落論・(田中慎弥・落合陽一)

    今月11冊目の本を読み終えました。「堕落論」田中慎弥・落合陽一・徳間書店です。「堕落論」という題名で言えばまず思い浮かぶのは坂口安吾のそれですが・・・今回の本は田中氏と落合氏の対談形式で書かれています。読み終えて・・・よくわからんかった・・・です。今の時代、タイパ・コスパという言葉にも象徴されていますが、効率化や最適化に怯えている感じかな~。そればかりを追求するのではなくて、真昼間からビールを呷...

  • 戸村飯店青春100連発・瀬尾まいこ・文春文庫・(再読)

    今日は休日。天気予報に雨のマークがないながらも降水確率60%という表示が・・・つまりにわか雨程度は降るかもねってとこか・・・それならば今日は自転車には乗らず、読書三昧といきますか。午前中に読み終えたのは再読で「戸村飯店青春100連発」です。歳の近い兄弟が高校生活から卒業、上京と過ごすなか、己のキャラクターに悩みつつ、それぞれに性格の欠点を比べたり葛藤したりしながら、おぼろげながらも将来の進路を見...

  • カラマーゾフの兄弟・3・ドストエフスキー・亀山郁夫・訳

    今月9冊目の本を読み終えました。「カラマーゾフの兄弟・3」ドストエフスキー・光文社古典新訳文庫です。物語が展開し始めました。カラマーゾフ家の長男(ドミトリー)が父親(フョードル)を杵で撲殺するのです。読んでいて間違いなく犯人は長男なんですが、警察や検事に追及されると「私が犯人ではない!」と理屈をこねくり回し、しらばっくれるのです。殺人が起きたのでこの長編はミステリーかと一瞬思うのですが、はっきり...

  • 霧の旗・松本清張

    今月8冊目の本を読み終えました。「霧の旗」松本清張・著・新潮文庫です。最近の清張の読書は短篇が多かったのですが、この本は長編ミステリーです。 ネタバレ御覚悟! 九州のK市に住まう兄妹がいたのですね。その兄が小学校の教員で、ある時生徒から集めたお金を紛失してしまったの。それを補填する為に町の高利貸しを生業にしていた老女に借金をするのです。そして・・・その老女が自宅で殺害されてしまう・・・そして殺害...

  • 電車見望台(広島電鉄千田車庫)

    広島電鉄千田(せんだ)車庫の近くに来ています。ここには2022年から車庫内の電車を眺めることが出来る、その名も「電車見望台(みほうだい)」が設置されています。予約なしで車庫に佇む広電車両を眺めることが出来ます。私は今日、初めて訪れました。広島電鉄は原爆投下後、全線不通となりましたが、3日後には己斐(こい)~西天満町(にしてんま)間で復旧しました。それから80年、市民の足として地域の公共交通を支え...

  • 古代史を推理する・邦光史郎・(再読)

    今月7冊目の本を読み終えました。本棚からの再読です。「古代史を推理する」邦光史郎・著・集英社文庫。各章を連ねてみます。1・日本人はどこからきたのか・2・高天原と神々の出身地・3・三種の神器・4・銅鐸の謎・5・女王卑弥呼・6・日本武尊・7・蘇我氏と物部氏・8・藤原鎌足と不比等・9・騎馬民族・10・藤ノ木古墳・以上。 今回再読して思ったことを数点書いておきます。まず農耕が始まる前の人々は狩猟によって...

  • 松本清張記念館へ行ってみた

    今日は前々から計画していた、松本清張記念館へ行ってみることにしました。自宅の最寄り駅で新幹線のキップを小倉まで買い、在来線で広島駅まで行きます。新幹線のホームにあがり、次にくるのぞみ号に乗ることにし、売店でお茶だけ買い、自由席待ちの列に並びます。東京方面からくる新幹線は広島駅でかなりの数の乗客が降り、乗り込むと余裕をもって席を確保することが出来ました。 久しぶりの新幹線。気持ちもあがりますね。発...

  • 世界遺産厳島神社への入り口

    連休二日目は天気もまずまずだったので自転車に乗ることにしました。出発前に空気を充填していたら、空気入れがうまくバルブに嵌っておらず、空気が漏れてしまったのです。バルブの一部部品に不安感を覚えたので西へ向かう途中でネコモト楽々園さんへと立ち寄ります。最初はチューブごと交換して頂こうかと思っていたのですが、相談してみるとバルブコアの部分だけの交換で良くなるでしょうとのこと・・・おかげで出費を抑えるこ...

  • カラマーゾフの兄弟・2・ドストエフスキー・亀山郁夫・訳

    今日明日で連休なので初日は所用を済ませた後で読書に耽りました。今月6冊目の本を読み終えました。「カラマーゾフの兄弟・2」です。なかなかに世界観に没入しにくいですが、なんとか読み終えました。この本の中でカラマーゾフ家の次男イワンが三男のアリョーシャに無神論を説くシーンが特に難解でした。本の終盤、ゾシマ長老が臨終し、アリョーシャが長老の言葉をもとに編纂した長老の一代記に部分からは理解度もあがったかな...

  • おれは権現・司馬遼太郎・(再読)

    今月5冊目の本を読み終えました。「おれは権現」司馬遼太郎・著・講談社文庫です。本棚から・・・ この本は7つの短篇で構成されています。「愛染明王(福島正則)」「おれは権現(可児才蔵)「助兵衛物語(花房職秀)「覚兵衛物語(肥後加藤家老臣・飯田覚兵衛」「若江堤の霧(木村重成)」「信九郎物語(長曾我部家の御曹司)」「けろり道頓(道頓堀を掘った安井道頓)」 これらの主人公の生きた時代は豊臣秀吉の世なのです...

  • 神様のいない日本シリーズ・田中慎弥・(再読)

    今月4冊目の本を読み終えました。本棚からの再読です。「神様のいない日本シリーズ」田中慎弥・著・文春文庫です。田中氏とは生まれた年が一緒で文脈に親近感を覚えますね。学校でいじめられて部屋に籠る息子に対して、扉の向こうから語る父。いじめられた原因が祖父が豚を殺したという事実。そして女の子の名前のような香折(かおり)。父の父、つまり祖父が野球に拘っていて、西鉄ライオンズが日本シリーズで3連敗したあとに...

  • 新緑が眩しい

    昨晩は体のあちこちが疲れでダルくいつもよりも2時間ほど早く寝ました。睡眠は深いもので一度もトイレさえ起きません。そして朝。早く寝たから早く起きます。枕元の電波時計を見ると午前6時の10分くらい前でした。起きてから食卓に降りて氷水を一杯呷り、ほとんど食べるものがなかったので歩いて近所のコンビニまで行きます。マウントレーニアのエスプレッソとサンドウィッチを買い、帰宅後デスクの前でむしゃります。一緒の...

  • 枯葉色のノートブック

    今月3冊目の本を読み終えました。「枯葉色のノートブック」赤川次郎・著・光文社文庫です。この本は・・・爽香シリーズの中で最も面白かった(個人的感想)です。ミステリーはどの作家さんの本も終盤は飛ぶように読み進めるのですね。今回もページをめくる手が止まらなかったです。今回は爽香が勤める会社の部下の寺山(40過ぎのおじさん)が同じく爽香の後輩の里美(19歳)に手を出したかと思うと、女子高生にも好意を寄せ...

  • ~イラストでわかる~日本の仏さま(再読)

    今月2冊目の本は本棚からです。~イラストでわかる~日本の仏さま・日本の仏研究会・著・中経の文庫。この本は様々な仏様がコミカルなイラストで詳しく載っています。第一章で仏の基礎知識として仏の世界を述べておられます。仏にはさまざまな種類がありますが、「如来部」「菩薩部」「明王部」「天部」の四つの部に大別することが出来ます。そのほかに日本古来の神が仏教と習合した「垂迹部」や釈迦の弟子や高僧だった「羅漢・...

  • 眼の気流・松本清張

    今月1冊目の本を読み終えました。「眼の気流」松本清張・著・新潮文庫です。(眼の気流・暗線・結婚式・たづたづし・影)の五つの短篇で構成されていて、一見上手く生きているような人でも心の隅に暗い弱さを持っている、人生の悲哀を見事に清張は書き切っています。個人的な読み方なのですが、短編集は一日一篇というペースで読みます。最後の一篇を読み終える頃には最初のストーリーはどんなだっただろうと記憶が薄くなってし...

  • 3月・4月のまとめ

    4月の最終日は休日ですが外は雨です。自転車に乗れないので午前中から所用をひとつずつ片づけていきました。お昼ごはんはココ壱番屋でビーフカレーにらっきょうを添えて食べ、「ココイチのカレーは近年値上げしたけどやっぱり美味しい!」と思いつつお会計。それから大型ショッピングモールにも立ち寄り、DAISOで滑り止めシートを一点だけ購入しました。何に使うかと言うと自動車のルームミラーが緩くて垂れ下がる傾向なので、...

  • カラマーゾフの兄弟・1・ドストエフスキー・亀山郁夫・訳

    今月7冊目の本を読み終えました。「カラマーゾフの兄弟・1」ドストエフスキー著・亀山郁夫訳・光文社(古典新訳)文庫です。個人的には海外文学はほとんど読まないのですが、このカラマーゾフの兄弟だけは一度読んでみたく思っていました。光文社文庫では全5巻で今回はその第一巻の読書感想なのです。私が最も印象に残ったのは、修道院のゾシマ長老を訪ねて来た人々が各々に懺悔し、長老に光を賜るとこです。人間は生きている...

  • 原爆ドームとつつじ

    いつもよりも静かな平和公園のベンチに腰掛け、原爆ドームを眺めています。GW前だから日本人の観光客が少し少ないのはわかるのですが、今日は外国人も・・・良く晴れた日で気温的にもわずかに肌寒いくらいで自転車に乗るのはこれ以上ないほど最適です。ここに来る途中に立ち寄る自販機。いわゆる100円自販機で缶コーヒーも500mlのペットボトルも100円だったりします。最近街中を走っているとこの手の自販機をよく見か...

  • 虹色のヴァイオリン・赤川次郎

    今月6冊目の本を読み終えました。「虹色のヴァイオリン」赤川次郎・著・光文社文庫です。主人公の杉原爽香が一作ずつ歳を重ねていくシリーズで、今回の本では31歳の出来事ですね。爽香は仕事で重要なポストに就き新たなプロジェクトを成功させるべく邁進しております。物語は刑務所を仮釈放で出所した佐藤が別れた妻と幼い娘に会いに行くところからこじれていきます。佐藤が居をかまえた部屋の隣に河村刑事の第二夫人と子供が...

  • 総員玉砕せよ!・水木しげる

    今月5冊目の本を読み終えました。「総員玉砕せよ!」水木しげる・著・講談社文庫です。この本は漫画ですね。太平洋戦争の時に最も悲惨だった南方戦線にあった水木先生の経験に基ずく本です。軍隊とは古参兵や上官になにかあると暴力を受け、なにもなくても暴力を受けと理不尽なことばかりだったようです。令和の現代に生きる人たちは私を含め軍務なんか経験がないので、恐らく耐えられないかと思われます。国や家族を守る為に戦...

  • 桜が終わりつつじが咲く道をのんびりとサイクリング

    降水確率30%の空はどんよりしていて出発した頃には顔の繊細な神経がポツと雨を感じました。少しだけ祈るような気持ちで平和公園へと自転車を走らせます。乗るのは二週間ぶりで出発前に空気圧を見るとわずかに抜けていました。公園の途中、いつも缶コーヒーを買う自販機で微糖を買うとまたしても一本当たり!この自販機での当たりは今年2回目なのですね。設定的なものかと思いますが、それでも自分の運の良さで気分もあがりま...

  • 富嶽百景・女生徒 太宰治

    今月4冊目の本を読み終えました。「富嶽百景・女生徒」太宰治・著・岩波文庫です。この本には燈籠・富嶽百景・女生徒・華燭・葉桜と魔笛・畜犬談・皮膚と心・女の決闘の八つの短篇が収められています。読み終えての感想としては、文体や文章はそれほど難解ではないのですが、人間の複雑な内省が今の私には理解出来ない部分が多かったです。富嶽百景で銭湯の壁に描かれているような見事な富士を見て、赤面する太宰の心の屈折を、...

  • 蠕動で渉れ、汚泥の川を・西村賢太

    今月3冊目の本を読み終えました。「蠕動で渉れ、汚泥の川を」西村賢太・著・角川文庫です。お気に入りの作家さんなのですが、なのですが・・・今回の作品での北町貫多(主人公)のクズッつぷりには今まで読んだ中でも最もひいてしまった。(うっ・・・) 貫多が17歳の頃のお話で、我が身を振り返ってみるに、やはり「若気の至り」の範疇なのか!? 知り合いに悪態をついたり、職場の金品を盗んだり、やっぱり少し読みながら...

  • 定点観測

    毎年訪れて写真を撮る場所に今年も来ることが出来ました。4月6日現在で8分咲きって所ですね。正確には昨日までの雨で一部は葉桜になっていて、蕾と混在しています。昨年は川の柵の辺りに赤いぼんぼりがあったような・・・今年はないですね。「桜が見えにくい・・・」とかの指摘があったのかそれとも費用の関係かわかりません。 ここに来る途中に立ち寄った平和公園は満開、一部葉桜だったようで、明日からはまた雨の可能性も...

  • 誰もいない文学館・西村賢太

    今月1冊目の本を読み終えました。「誰もいない文学館」西村賢太・著・本の雑誌社です。現代、無頼派の文豪、故西村賢太氏の読書遍歴を作家とその代表作を取り上げて賢太節で書かれています。西村氏が崇拝する藤澤清造の作品を中心に、藤澤氏に関わる全ての文を蒐集されております。この本に掲載されている作家はほとんど知られていない方ばかりです。もう古書の分類で、それらの作品を集めようと思っても、Amazonなどでは無理筋...

  • 地獄変・芥川龍之介(再読)

    今月10冊目の本を読み終えました。本棚からのセレクトで「地獄変」芥川龍之介・著・ハルキ文庫です。「地獄変」「藪の中」「六の宮の姫君」「舞踏会」の4篇の短篇から構成されています。地獄変の屏風絵を完成させるために娘を見殺しにする天才絵師・良秀に芥川自身の芸術至上主義を感じます。明治25年に生まれ昭和2年に亡くなった生涯でもしかしたら読みにくい世代の作品かとも想像しますが、そんなことはなくて、注釈は多...

  • 普門寺のしだれ桜2026

    桜が咲く頃決まって訪れて撮影する地点が2か所ある。そのうち1か所が広島市中区にある普門寺だ。ここの境内にはとても立派なシダレ桜がソメイヨシノよりも早く満開を迎える。平和公園で少し休んだ後にその場所へとペダルを回した。山門の脇に自転車を止めてバックからカメラを取り出して、境内に入り数枚撮影させて頂く。私の他にも桜を愛でておられる方が数名。今日の時点でほぼ満開かな。 そしてもう一つの撮影ポイントは広...

  • ほんまにオレはアホやろか(再読)

    今月9冊目の本を読み終えました。本棚からのセレクトで「ほんまにオレはアホやろか」水木しげる・著・新潮文庫です。水木先生は皆様ご存知の「ゲゲゲの鬼太郎」の作者です。この本を再読して思ったのは水木先生、神様のような人だなと。兵隊にとられるまでの生い立ちと兵隊として最も生存率の低いと言われる南方へ送られ、復員後は絵描きとして様々なご苦労を重ね、ようやく「墓場の鬼太郎」で生計を立てることが出来たと一言で...

  • 茜色のプロムナード

    今月8冊目の本を読み終えました。「茜色のプロムナード」赤川次郎・著・光文社文庫です。一作一歳ずつ歳を重ねていくので主人公の杉原爽香は30歳。以前から勤めている高級老人ホームの会社が新たに老人ホームを造るというプロジェクトを立ちあげ、その主要人物として仕事に邁進する爽香。今回はとある老夫婦の奥さんが病に倒れ身罷ってしまうのです。そして残されたその男性から金を巻き上げようとするアクドイ親族の話が中心...

  • 松本清張

    今月7冊目の本を読み終えました。「或る小倉日記伝」松本清張・著・新潮文庫です。表題作は1953年に芥川賞を受賞した作品ですね。12篇の短篇で構成されていて、どの作品もスタイリッシュな文体で個人的に嗜好に合ってます。令和の現代、芥川賞は純文学の中でも実験的なものもあり、一般的に読みにくい印象です。中には村田沙耶香さんのコンビニ人間とか読みやすいものもあり混在している感じ。松本清張を読んで思うのはひ...

  • 海が見たい

    昨晩は録画しておいたドラマ「ラムネモンキー」第10話を観た。主人公の中年男性3人は私と同世代なので親近感が沸く。少しSFな所があるが、中年男性の哀愁を感じ、中学生時代のわだかまりに答えを出すべき謎を解いていくのが大まかな話。第10話は恩師の女性教師の死の謎がいよいよ解決したのだ。現実的にはここで終わりなのかもしれないがそこはエンタメ、最終話ではよりドラマチックに展開するであろう。 入浴後火照った体...

  • 聖女の救済

    今月6冊目の本を読み終えました。「聖女の救済」東野圭吾・著・文春文庫です。東野圭吾のミステリーは定期的に読みたくなります。読書感想で「面白い!」とするのはこういう本を言うのでしょう。今回のミステリーは殺害方法が凝っていて、物理学者の湯川でないと辿り着けない方法かと思います。あと犯人の動機が繊細なものでした。妻を子供を産む為のマシーンと考える社長経営者。そこの目的が第一で妻への愛情は二の次というあ...

  • 廻雪出航・西村賢太~手紙・田中慎弥

    今月5冊目の本を読み終えました。「文学界」2021年2月号です。この本には田中慎弥と西村賢太両氏の短篇が掲載されています。Amazonで買いました。田中慎弥は「手紙」という作品で国家の体制がもたらす個人への拘束から、体制転換を経て、その後国民がどうなったかという、ある面で田中慎弥の一つのモチーフとなっているものですね。同氏の作品もコンプリートしたいので集めております。そして次に西村賢太の「廻雪出...

  • 祝日・滝口悠生

    先月買った文芸誌。「文学界3月号」。田中慎弥の短篇が掲載されていたから購入したのだが、少しずつ他の作家さんのものも読み、一昨日通読いたしました。文芸誌っていいですね! 色々な作家さんの短篇を読めるから・・・中でも個人的に気に入ったのは滝口悠生さんかな。今回の本では「祝日」という作品が掲載されていて、その作品を読み終えてから数日経つのと、他の作品も読んだので、どんな内容だったか思い出せないのですが...

  • 或る「小倉日記」伝

    今月5冊目の本は読んでいる最中ですが、自分の読書歴の中で過去一魅力を感じる作品に出会ってしまった!ので記事をあげます。或る「小倉日記」伝・松本清張・著・新潮文庫です。12扁からなる傑作短編集。いつものように一日一篇ずつ読んでいます。その中で「笛壺」という作品を読み終えて、瞳孔が開くほど嗜好に合いますね。文体も文節も余分なものがなく実にスタイリッシュに書かれえています。松本先生の執筆脳がキレッキレ...

  • 八幡川

    一週間ぶりに自転車に乗りました。今日は穏やかな日和で春はもうすぐそこまで来ていますね。平和公園で缶コーヒーを飲んだあと、いつも走るコースをなぞりました。昼ご飯はコース途中のインド料理店。ビリヤニを食べました。量もちょうど良く、味も美味しかったです。サイドに付いていたヨーグルトが後味をさっぱりさせてくれます。食後はのんびり川沿いの道を走ります。適当にカメラを取り出して数枚撮影。EFーM15ー45m...

  • 濡羽色のマスク

    今月4冊目の本を読み終えました。「濡羽色のマスク」赤川次郎・著・光文社文庫です。主人公の杉原爽香は29歳になっております。このシリーズの1作目の頃からすると爽香の芯の強さがとても太くなっている気がします。軽薄な所がなく誠実さが彼女の良い所でしょう。ただ自動車のハンドルでもそうですが、若干のアソビがないとと思ってしまいます。今回の物語ではある大物政治家がロリコンで罪を犯してしまうという衝撃的なもの...

  • 地図で読む~日本の歴史~歴史を動かした重大事件99(再読)

    今月3冊目の本は本棚からです。地図で読む~日本の歴史~歴史を動かした重大事件99・歴史ミステリー倶楽部・著・三笠書房です。日本で起きた歴史上の重大事件を地図を示すことで解りやすく書いています。読み終えてまず思ったのは日本は2026年間、よく単一民族を保ってきたなと・・・何度か外敵との戦いもありましたが、奇跡的に国が滅びずに続いているということに感動します。もちろん平安時代よりも前の時代に大陸から...

  • ブレイブ・ストーリー 上(再読)

    今月2冊目の本を読み終えました。「ブレイブ・ストーリー 上」 宮部みゆき・著・角川文庫です。この本は上・中・下と蔵書していて、今回久しぶりに上巻だけ読むことにしました。著者の宮部氏は家庭用ゲーム機でRPGをプレイするのが趣味らしく、そんなテーストをモチーフにSF冒険ストーリーを長編で書かれています。いつも宮部氏の本を読むと思うのですが、読み手の私と相性が良いなと・・・エンタメ系小説の作家さんの中にも...

  • 広島高速3号線

    天気の良い土曜日となったので少し自転車に乗ってきました。平和公園で少し休み、町中華の「温品飯店」さんへ。個人的に定番の天津飯を食べて腹くちくなり、そのまま広島港に向かいました。海の見えるベンチで缶コーヒーを飲んだあと、広島高速3号線の下でカメラを取り出します。数枚撮影。EF28-105mm(28mm) EOSーM3走行距離・・・36.0㎞春近し・・・ですな。。。...

  • 一私小説書きの日乗(新起の章・堅忍の章・這進の章)

    今月1冊目の本を読み終えました。「一私小説書きの日乗(新起の章・堅忍の章・這進の章)西村賢太・著・角川文庫です。無頼の私小説作家の西村賢太氏の日記文学。この度新刊文庫で角川から2種発売されました。今回読んだものの他のものは自分が蔵書しているものとだぶるようだったのでまずは初読のこちらを求めました。作者の西村氏が藤澤清造の歿後弟子を名乗っておられたのとは次元が違い過ぎますが、私も西村氏の著書はなる...

  • 1月・2月のまとめ

    早くも今日から3月ですね。今日は比較的暖かい日だったので気分転換に自転車を乗ってきました。町中華へ行くかどうか迷いましたが途中でキャンセル。昼飯は途中のコンビ二で買ったムスビ2個をトイレのある寺院の境内で食べました。ホームコースの途中にある手作りソーセージのお店でカバノスというものをお土産にし、凄く感じの良い店員さんの言葉にほっこりして帰路につきました。 今日の走行距離は46.30㎞。JR可部線の...

  • カフェーの帰り道

    今月7冊目の本を読み終えました。「カフェーの帰り道」嶋津 輝・著・東京創元社です。直近の直木賞受賞作で、母の友人が母に貸してくれたものを「あんたが先に読みなさい」としてくれた本です。物語は戦時中から終戦後までをカフェー西行で勤める女給達のエピソードごとに分けて書かれています。大切な人を戦地に送り、悲しんでばかりもおれず、明るく人生を送る女性達。物資も今のように飽食ではなく、常にお腹を空かせている...

  • 利休鼠のララバイ

    今月6冊目の本を読み終えました。「利休鼠のララバイ」赤川次郎・著・光文社文庫です。主人公の爽香は28歳に・・・今回のストーリーは殺人事件は起きず、男女の情のもつれが主なものでした。爽香の恩師の布子と旦那の太郎の家庭が辛い展開になっています。刑事の太郎は前作で胃の一部を摘出する手術をうけ、仕事も事務職へと配置転換になりました。その心の隙間にとある女性が関係を持ちます。あんなに幸福感に満ちていた家庭...

  • 稲荷町交差点

    目が覚めた時わずかな幸福感に浸った。夢の中で学生時代少し気になっていた女性に会えたからだ。別に告白したとか付き合ったとかいうものではない。もちろん学生の頃から30年は経っているからもう彼女は結婚してなんなら孫がいるのかもしれない。夢というものも色々だ。一時はステージに立って譜面台を見ると楽譜がない!という悪夢に近いものから、本番がある日にどうしてもホールにたどり着けないというものなど、知らないう...

  • 深い河(再読)

    今月5冊目の本を読み終えました。「深い河」遠藤周作・著・講談社文庫です。初読の時から10年以上経ってしまってからの再読。5人の登場人物がそれぞれの人生の答えを求めてインドへと向かうお話。読み終えての感想を二つの点から述べます。まず死ということのリアリティーが解像度高く書かれていますね。それは著者の遠藤氏が自らの大病の経験から得たものかと思われます。次にインドのガンジス河の風景描写がとても鮮明であ...

  • 祇園大橋で

    土曜日の朝。少し起きるのが遅くなったが自転車に乗ることにした。最近は鬱々とした日々をおくっている。本を読むことと自転車に乗ることだけが前向きな行動かもしれない。日曜日の怠惰とは違い土曜は車の往来も人の流れも多いのだ。今日は特に事故に注意しないとな。いつものコースで平和公園へと向かう。そして100円の缶コーヒーを買う自販機に500円玉を入れてブラックのボタンを押す。ガタンと商品が落ちたと同時に聞き...

  • 一羽

    今月4冊目の本を読み終えました。普段文芸誌は買わないのですが、今月号は田中慎弥の短篇が掲載されているとのことで・・・「一羽」という作品。今までの作品は親族内での葛藤を文学の深い海で彷徨いながら書いている印象でしたが、今回の作品は同居の女性が登場するのです。恐らく私小説なので普段の生活の中での素描を捉えているのかな。同氏の作品はとかく読みにくいものも多かったのですが、この最新作は読みやすかったです...

  • うぐいす色の旅行鞄

    今月3冊目の本を読み終えました。「うぐいす色の旅行鞄」赤川次郎・著・光文社文庫です。今回のお話は主人公の爽香と夫の明男のハネムーン旅行の間に起きた事件で、物語が重層的に展開していきます。爽香の中学校時代の恩師の布子と夫で刑事の太郎にふりかかる災難が大きなハプニング。幼女を殺害した犯人を追う中で太郎の後輩刑事が刺されてしまう。太郎の身体にも異変が!?他にも心中・横領・不貞とオンパレードですが、きっ...

  • 晩年

    今月2冊目の本を読み終えました。「晩年」太宰治・著・角川文庫です。15の短編からなり、太宰の第一創作集。いつものように一日一篇ずつ読んで、読んでいる最中に2・3日前に読んだものを読み返し、さらにYouTubeで朗読を聞いてさらに読み、とにかく熟読しました。この本の最初に収録されている「葉」と言う作品を読み終えた時、普段の孤独感が和らぐというか、本を読んで癒されるというのも稀かとは思いますが・・・太宰の...

  • 被爆建物

    1931年に広島文理科大学の本館として竣工した鉄筋コンクリート構造3階建のこの建物は、1945年広島市への原子爆弾投下により被爆するも倒壊を免れた。戦後広島大学に移管、1991年同大理学部が東広島市へ移転するまで使用された。2010年から広島市に移管し東千田公園内の建物となった。戦後、広島大学およびその旧制前身校の被爆建造物が次々に取り壊されていったなかで、数少ない現存建物の一つとなっている。現在は老朽化もあり立...

  • ガリレオの苦悩

    今月1冊目の本を読み終えました。「ガリレオの苦悩」東野圭吾・著・文春文庫です。定期的にやってくる東野圭吾読みたくなる症候群ですね。今回の本は5つの短篇ミステリーで構成されていて、有名なガリレオシリーズなので、登場人物はいつものメンツです。天才物理学者湯川、刑事の草薙、そしてその部下の女性、内海。それぞれ福山雅治、北村一輝、柴崎コウと完全に脳内に浮かびます。ガリレオシリーズは犯人の動機よりも殺害方...

  • 真冬の港

    走行距離・・・23・00㎞ この写真を撮影した後、アクセサリーシューカバー(黒)を落としてしまった・・・まったく・・・...

  • 男はつらいよ・寅さんの人生語録(再読)

    今月13冊目の本を読み終えました。「寅さんの人生語録」山田洋次・朝間義隆(作)寅さん倶楽部(編)です。一時仕事場へも持ち込んだり、雨に濡れたりしたので、もはや売れないほど痛んでいますが・・・大好きな本ですね。寅さんは昭和44年8月27日に第一作が公開されてから第45作まで続いた大ヒット映画です。この本はその映画の中で寅さんや周りの役者達がふとしたセリフから人生の機微を編集したもので、とても読みや...

  • 本音で生きる・一秒も後悔しない強い生き方(再読)

    今月12冊目の本も本棚からのセレクトです。「本音で生きる」堀江貴文・著・SB新書。実に解りやすい本だな~。どうして頭の良い人の書くものは教条的でなく、キャッチーに、知能指数のランダムな混沌とした世の中に受け入れられるのだろうか? このような本を読むと若い頃にもっと色々なことに挑戦すべきだったのではないかと後悔の念にかられることも思うが・・・この本が出版された頃、同氏は何かの罪で懲役を喰らって出所し...

  • 快適自転車ライフ(再読)

    今月11冊目の本を読み終えました。「快適自転車ライフ」疋田智・著・岩波アクティブ新書です。この本を最初に読んだ頃は自転車を趣味にしたばかりの時で、とても興味深く読んだ記憶があります。この後に空前の自転車ブームが来て、一種のバブル状態のスポーツ自転車店だったことと思います。 色々と自転車に関することを書いています。基本は自転車通勤のことかな~。季節が良い時なら自転車通勤も気持ちが良いのでしょうが、...

  • たそがれ清兵衛(再読)・深夜特急1・香港・マカオ(再読)

    今月9冊目、10冊目の本を読み終えました。まずは「たそがれ清兵衛」藤沢周平・著・新潮文庫です。(たそがれ清兵衛・うらなり与右衛門・ごますり甚内・ど忘れ万六・だんまり弥助・かが泣き半平・日和見与次郎・祝い人助八)の8篇からなる時代小説で、それぞれの主人公は同僚や世間から軽侮されるような暮らしや身なりをしているのですが、実は人知れず剣豪であるという。その剣の力を上層部に買われ、時に藩の派閥争いに巻き...

  • 全国男子駅伝

    朝からよく晴れた日。この時期にしては気温も高く、絶好の自転車日和だ。最近朝起きた頃の鬱感が酷い。先週も一社、履歴書を送り結果を待ってみた。昨日その返信があった。「この度は採用を見送らせて頂きます」と。まぁー年齢的なものもあるし、何件もあたってみないとな。 今日は広島市内から廿日市市宮島口の間で、全国男子駅伝が開催されている。部屋でウェアーを着る前にかなり逡巡したが、天気も良いし思い切って自転車で...

  • 大分怪談・インド・カレー紀行(再読)

    今月7冊目、8冊目の本を読み終えました。まずは「大分怪談」丸太町小川・著・竹書房(怪談)文庫です。個人的に母方の実家が大分県なので、書店で目に留め買いました。大分県在住の著者が県内各地をめぐり採話した豊後国、大分県の怖い話。確かに作り話でないので、ちょっと怖さがありますね。この本を読んでその心霊スポットに足を運ぶ方もおられるとは思いますが、私はオソレなので読むだけで充分です。普段この手の本は読ま...

  • ひきこもりの弟だった

    今月6冊目の本を読み終えました。「ひきこもりの弟だった」葦舟ナツ・著・メディアワークス文庫です。書店で手にとった時、たぶんこの本は読んだら売るだろうななんて思ってました。しかし、読み終わっての感想で「素晴らしい!」 題名から言うと弟がひきこもりだったともとれるがそうではなく、ひきこもりの兄に苦悩する弟のお話。情景描写が繊細で文体に上品さを感じさせ、最後まで愛を探し求めるというテーマを逸らさずに書...

  • 乳と卵

    今月5冊目の本を読み終えました。「乳と卵(ちちとらん)」川上美映子・著・文春文庫です。エンタメ小説を読んでいると純文学なんて小難しくてな~と思い、近所の本屋の中古本コーナーでこんなプチアンチ純文学気分で選んだ一冊です。「やっぱ好きだわ」 この作品について巻末を引用。(娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取り憑かれている。緑子は言葉を発することを拒否...

  • 藤色のカクテルドレス

    今月4冊目の本を読み終えました。「藤色のカクテルドレス」赤川次郎・著・光文社文庫です。主人公の杉原爽香は26歳の春を迎えます。今回も幾重にもストーリーが交差し、殺人事件も起こり、ハラハラしながら読み進めましたね。爽香は人の為に尽くすことが宿命のように誠実に人と接しますね。素敵な女性だと思います。物語の中盤、爽香の兄が他人の借金の保証人になり、1000万円の負債を抱えてしまうという・・・その時、爽...

  • 可児才蔵様

    数年前から崇敬させて頂いている戦国武将の可児才蔵様。年明けて最初のお参りに自転車で行って来た。岐阜県可児辺りのお生まれの方だが、主君を変えること数度の後、福島正則公で落ち着いたこともあり、数年広島城に座した主人に追従し、この広島で人生の終わりを過ごしたのだ。戦国時代がいよいよ終わりを迎え、神君家康公のもと泰平の世が築かれる数年前。戦働きを主とし、あの関ケ原の戦いでは17もの首を上げた、槍の名手だ...

  • 津軽通信

    今月2冊目の本を読み終えました。「津軽通信」太宰治・著・新潮文庫です。太宰の作品を何か読もうと思い立って、「津軽」という小説があるからそれにしようとAmazonでポチっと・・・それで届いた本を見ると「津軽通信」ではないか。あ~間違えた~。ただ太宰の作品はコンプリートしたいと思ってもいたからそれはそれでヨシ。「津軽通信」は昨年読んだ「ヴィヨンの妻」より前の作品で、太宰が堕ちていく前の短編集です。故郷の津...

  • 下町ロケット(再読)

    新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。 今年1冊目の本を読み終えました。「下町ロケット」池井戸潤・著・小学館文庫です。もう随分前に民放ドラマ(日曜劇場)で映像化されていて、かなりヒットした作品ですね。私もドラマを観ていたので、読みながら主人公の佃社長が阿部寛にしか思えなかったな~。研究者の道を諦め、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平が様々な困難を経て、佃プライドを貫き...

  • 2025年を振り返り

    例年なら最も忙しい日を過ごしていましたが、今年は静かな年末を迎えています。2025年も暮れていきますので、まったく備忘録的に振り返っておきます。自転車活動は年間走行距離で1613・0㎞。走るコースは遠出はなくなり、町中華やインド料理を食べに行くくらいでしたね。数年前までは上り坂も定期的に走ってはいましたが、今はなし。体力的にはまだ登れそうですが・・・まぁー来年も運動がてらボツボツ走りたいですね。...

  • 張込み・傑作短編集(五)

    今月11冊目の本を読み終えました。「張込み」松本清張・著・新潮文庫です。・張込み・顔・声・地方紙を買う女・鬼畜・一年半待て・投影・カルネアデスの舟板・の八編です。 今回も読み方としては一日一篇ずつ噛みしめながらのものでした。顔・声・は以前読んだ短編集にも収録されたもので、重複してます。清張の本はトリックが巧妙なものもありますが、単純なものも多いですね。トリックは単純でも人の心の複雑さは精密で、ヒ...

  • むらさきのスカートの女(再読)

    今月10冊目の本も芥川賞受賞作で女性作家というもの。「むらさきのスカートの女」今村夏子・著・朝日文庫です。むささきのスカートの女という対象を「友達になりたいという気持ち」でほとんどストーカーのように凝視する女の視点で物語は進んでいきます。その対象の女と一緒の職場で働きたいとの願いにより誘導し、やがて一緒に働くことに成功するわけです。その職場での女社会のつばぜりあいが粘着質で語られます。その対象の...

  • コンビニ人間(再読)

    今月9冊目の本を読み終えました。「コンビニ人間」村田沙耶香・著・文藝春秋です。初読の時の印象が強烈だったので、ストーリーもほとんど憶えていましたが、やはり印象の強い読後感ですね。コンビニでアルバイトをして18年。そこで働いている時だけ社会の歯車として自分の存在を感じることが出来る女性。登場人物の一人、白羽くんのクズっぷりに嫌気が・・・しかし主人公の古倉さんが最も世間体を気にして生きているのではな...

  • 一私小説書きの日乗(再読)

    今月8冊目の本を読み終えました。芥川賞を受賞後の作家活動を書き綴った、言うなれば日記文学です。もう何度目かの再読ですが、何度読んでも面白いですね。巷には小説家になりたい人は多くおられると思いますが、それが職業となると、なんと言いますか物書きの矜持を持って、身を削る想いで仕事に取り組まないとならないのだなと・・・・西村氏は文学に対して真剣・真摯であります。同氏の半生の苦労が血となり骨となり、作品に...

  • サクリファイス(再読)

    今月7冊目の本は本棚から・・・「サクリファイス」近藤史恵・著・新潮文庫です。この本は自転車ロードレースの選手達の話です。主人公の白石はチームのエースという立場ではなく、エースをアシストする、自転車ロードレース特有のポジションにいるのです。彼自身も勝つことよりも勝たせることに喜びを感じるタイプ。題名のサクリファイスとは犠牲という意味です。私も自転車が趣味なので、一時、ツールドフランスとか観てました...

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