仕事が終わり車を運転しながら自問する。「今日は何が食べたい?」しばらく逡巡してから、「そうだ!イチゴが食べたい」3月頃が旬のイチゴだが、一般的に一番美味しいと言われるのは1月から2月頃のものらしい。帰り道の途中にあるイオンの駐車場に止めて、ブルっと震えながら買い物かごをとった。入り口付近にあるイチゴのコーナーには数種類のものがあった。値段を見てちょっと引く。ワンパック700円から1300円ほども...
仕事が終わり車を運転しながら自問する。「今日は何が食べたい?」しばらく逡巡してから、「そうだ!イチゴが食べたい」3月頃が旬のイチゴだが、一般的に一番美味しいと言われるのは1月から2月頃のものらしい。帰り道の途中にあるイオンの駐車場に止めて、ブルっと震えながら買い物かごをとった。入り口付近にあるイチゴのコーナーには数種類のものがあった。値段を見てちょっと引く。ワンパック700円から1300円ほども...
西へ向かって走り始めた今日の自転車活動。まずは行きつけのカフェに今年初めて行きます。空いていたので窓際のテーブル席へと座らせてもらいます。1月の豆はグアテェマラ産のもの。酸味も苦みも強烈なものではなくて非常に飲みやすく美味しいコーヒーでした。そしてカフェのすぐそばにあるネコモト楽々園店にも寄ります。自転車のスタンドが走行中に立ってしまうので、ネジを締めてもらいました。オーナー様ありがとうございま...
静かな正月を過ごしております。昨年は元旦から能登での地震、航空機事故、北九州の火事と2024年はどうなるんだろうと不安にも思いました。2025年は世界では色々ありますが、日本は穏やかに過ぎているようで・・・ わたくしも三が日はお休みを頂きまして、元旦こそ部屋に籠っていましたが、2日、3日と自転車活動もしております。昨日はホームコースを走り、今日は広島港まで行きました。 こうして私が遊んでいられる...
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 私はといいますと大晦日、一年で最も忙しい日を過ごし、「~んや~もうやれん・・・」と大げさに思うほどの瞬間風速も感じつつ、なんとか20時過ぎには帰路につきました。何より大きな事故がなくて本当に良かったです。 さて・・・2024年の総括を少しばかり・・・・ 年間読書は39冊。 年間走行距離は1346・18km に終わりました。 印象に...
今月6冊目の本を読み終えました。「新聞記者」 望月衣塑子(もちづきいそこ)著・角川新書で本棚からのセレクトで再読です。この本を初めて読んだあと、映画化されたものを映画館で観たので印象深い本ですね。著者の望月氏は安倍政権の時代、菅官房長官の記者会見で例えは下手ですがスッポンのように食い下がる質問を続けた方です。権力者が表沙汰にしたくない真実を隠蔽しようとする姿勢に対して、その不都合な真実を暴いてい...
今月5冊目の本を読み終えました。本棚からのセレクトで「広島電鉄殺人事件」西村京太郎・著・新潮文庫です。ストーリーは広島電鉄の若い運転手が起こした速度超過の事件から始まります。昨今ではよく使われる政治権力の闇についての話ですね。物語は終始、捜査の一点に絞られて、恋愛や人間模様などは皆無です。一つのストーリーでいったい何人が殺されるのかと思うほどですが、決してディスっているわけではなく、そこはミステ...
今月4冊目の本を読み終えました。「通天閣」 西加奈子・著・ちくま文庫です。西さんの作品は「サラバ上・下」を読んで蔵書していたので、今回の本が二つ目ですね。この物語は女性と男性の二人の視点で書かれています。主人公が二人いるわけです。同氏の心象描写や風景描写は真似出来るのでは?と迂闊に思ってしまうほどではありますが、そう簡単なものでもなさそうです。ストーリー一貫してシニカルな視点で、ユーモアもあり、...
フロントガラスが少し濡れている。雨が降ったのだとどうってことなく思い、金曜日の夜の真っ黒な道を帰る。いつもひっかかる踏切にまんまとひっかかり、残念などと露も思わず、助手席のシートに置いているCDケースの中からプロ吹奏楽団のアルバムを取り出して、カーステレオに挿入。華やかなトランペットのファンファーレが鳴った頃に遮断機が上がり、先の交差点の青を確認してから左折した。この時間の国道2号、通称宮島街道は...
今月3冊目の本を読み終えました。続いて本棚からの再読です。「羊と鋼の森」宮下奈都・著・文藝春秋。 音楽への入り口はさまざまであり、ピアノ教室であったり、吹奏楽であったり、軽音楽であったり、民謡であったり・・・この本はその音楽の森へ調律師として関わった青年の成長のストーリーです。再読ですが初読の時の記憶はほとんど残っておらず、新鮮に読み始め一気に読み終えました。私自身、今の職業に強いこだわりもなく...
今月2冊目の本を読み終えました。本棚からの再読です。「スクラップ・アンド・ビルド」羽田圭介・著・文春文庫。 この本はいよいよ死期の迫った祖父と孫の男性のやり取りが文学的に書かれています。私の職場の店舗にも多くのご年配者が来られます。機器の操作がわからず、かなりの確率で店員である私は呼ばれ、その都度同じような説明をするのです。そのお客が一人で、視界に店員がいなければ自分自身でなんとかする場面もあり...
今月1冊目の本を読み終えました。「死神」田中慎弥・著・朝日新聞出版・です。この作品は読んでいる途中で著者田中氏の私小説では?と思いました。が・・・最後まで読み進めると微妙に違うフィクションだと解りました。ただ完全なるフィクションではなくて、実際の田中氏の人生が投影されているなと・・・田中氏の父親は氏が4歳の頃に亡くなっているので、存命として書かれているストーリーはそういうわけで・・・主人公の青年...
秋がセッツカレルように冬の空気へと変わる。私の皺がひとつふたつと増える間にこんなにも短くなってしまった。ただ冬という猛獣が嫌いかと問われれば「うーん?」 好きと大腕を振って答えるほどでもないが、夏よりは・・・と 昨日は仕事が忙しかったし、普段負わない責任を負うものもあった。ストレスの大小で体重が若干変わるので、やはりメンタルが強いほうではないのだろう。 仕事帰りに近所のコンビニでAmazonのギ...
今月5冊目の本を読み終えました。今回は本棚からのセレクトで再読です。「潮騒」三島由紀夫・著・新潮文庫。 初読の時から何年も経っているので内容一切覚えていませんでした。読み返してみて実に風景描写の美しい文体で、その才能に惚れ惚れします。この物語の舞台となっている歌島は実際に愛知県の沖合に浮かぶ小島、神島のことだと調べて知りました。返す返すの事なのですが、その海の様子、漁業を生業としる人々の生活、そ...
今月4冊目の本を読み終えました。「この世の喜びよ」 井戸川射子(いどがわいこ)・著・講談社文庫です。 ショッピングモールの中にある喪服礼服の店で働く女性が、一人の少女と出会うんですね。店の向かいにあるゲームセンターに来る老人男性。ゲームセンターで働く青年。喪服の店で働く同僚の女性。登場人物はほぼこれだけです。ストーリーも起承転結があるわけでも、劇的なものでもなく、不思議な文体で進んでいきます。小...
今月3冊目の本を読み終えました。「透明な螺旋」東野圭吾・著・文春文庫です。忘れた頃に読みたくなる東野圭吾ですね。今回の本はガリレオシリーズの最新刊。メインキャストの湯川学はもう福山雅治のイメージしか出来ないです。そりゃー面白くないわけがないじゃーありませんか。自ら育てられなくなって児童養護施設の前に赤ん坊を捨てた女性のシーンから物語は始まります。その捨てられた赤ん坊が育ち、一人の娘を生みます。そ...
大陸の言葉が飛び交う調理場へ天津飯のオーダーを告げた。恐らく台湾ではないだろうと思う。この店は料理の盛りが良いし値段も比較的安い。だから今日も繁盛している様子だ。カウンター席の隣に座ったスレタ感じの女性も天津飯を頼んでいたようで一緒に提供された。今日の天津飯は餡のトロミが強く、味も幾分薄かったが、それは誤差の範囲でスコブル個人的嗜好に合う。 店に入る前に平和公園に立ち寄っていた。野鳥撮影用のカメ...
今月1冊目の本を読み終えました。「ゼロの焦点」松本清張・著・新潮文庫です。 誰でもというと語弊がありますが、若い頃の黒歴史というのがあろうかと思います。若気の至りと言えばそうなんですが、成熟した大人になって、地位や名声を得た人ほど、その黒歴史を抹消しようとします。この小説もそこがテーマになっています。私は以前「砂の器」という作品を読んだことがあるのですが、砂の器では音楽家として成功した和賀 英良...
11月から自転車に関する道交法が改正になった。その一つに酒気帯びでの自転車の走行が禁止になったのがある。私自身も月に一度の飲み会には自転車で行っていたので、これからは厳密に言うとダメになったわけだ。改正前までは泥酔状態での走行が取り締まりの対象だったから厳しくなったと思う。酒気帯びで乗った自分だけでなく酒を提供した店、その事を知っていた同行者にも罰則があるので、これはかなり守らないといけなくなっ...
いつも行くイオンがこの冬に新しくなってオープンします。その工事中の様子が毎日徐々に伝わってきます。今日もカフェに寄ったのですが、工事関係者の熱気・・・、やっぱり若い人が多い空間は活気をもたらしてくれますね。完成直後は多くの客で賑わうだろうからいつも余裕を持って止められる駐車場が満車になるのがちょっと憂います。 今日も雨は降っていなかったのですが月末の所用もあって自転車には乗らず、ほぼ部屋で本を読...
休日の朝。窓の外は曇ってはいましたが、今日は降らないか・・・でも・・・ニワカ雨はあるかもって予報が言っているし・・・結局自転車には乗らない事にしました。朝食を摂ったあと、PCの電源を入れてニューストピックをチェック。しばらくしてから車でいつも行くカフェへ・・・カウンターに座り、10月の珈琲を飲みながらマスターと他愛のない話なぞして、併設のイオンで夕方晩酌用の肴を購入。そのまま近所の書店へと立ち寄り...
今日は今度の日曜日に投開票される衆議院議員選挙の期日前投票に行ってきました。私の一票で国が変わるとは決して思いませんが、参政権って、貴重なんですよ。まぁー投票を棄権するのも自由ですが・・・ 雨が降る中、居住している区役所まで行きます。決して広いとは言えない投票所で3種類の投票を済ませました。あースッキリ! 帰宅後は部屋の籠って本を読んで過ごします。で・・・先ほど読み終えました。「点と線」 松本清...
仕事帰りにふと空を見上げると月が浮かんでいた。満月かとも一瞬思ったが、そういえば昨日の15日は十三夜という名のある月だと何かのニュースで言っていたことを思い出した。確かに今目の前にある月も一部欠けているようだ。十五夜をもってしてお月見というのは古来中国大陸でも行われていたようだが、この欠けた月を愛でる風習は日本独自のものらしい。いにしえの昔、そう平安の頃、灯りと言えば炎か月しかなかった。令和の現...
休日前の仕事はちょいちょいイレギュラーなトラブルが多かった。とりあえずすべて処理してから車のキーを回す。涼しくなったとは言え、ちょっと火照った体を冷やそうとエアコンのクーラーを弱くかけた。BGMは先月頭に編集したCDで、吹奏楽の定番曲のディスコキッドが流れている。いつも立ち寄るイオンへと入った。21時前の駐車場は空いていて、どこに止めても隣に車はいない。やさしくドアを閉めて、エコバックを持って店...
今月1冊目の本を読み終えました。「くじら組」 山本一力・著・文春文庫です。この本は本棚からのセレクトで再読になります。鯨を仕留める事が生業の集団の話と、江戸時代末期の黒船来襲の話がクロスオーバーしていきます。ストーリーはよく出来た劇的なもので、終始面白く読み進められます。仲間を何度も仕留められた一頭の鯨が、人間に対して、悪戯をするという展開で(悪戯という言葉は適切ではないかも・・・人間側の一人が...
昨日は雨が降っていた広島地方。今日には止み、自転車に乗れる日ではありましたが、所用をありましたので休輪日としました。その所用の一つが、マイナンバーカードの申請。世間がポイントに群がっている時には興味がありませんでしたが、いよいよ保険証まで変わってしまうというアナウンスが否が応でも耳に入ってきました。このあたりで観念して申請することに・・・保険証は後日ということで、まずはマインバーカードの作成から...
その赤だけを想いひたすらにペダルを漕ぐ。彼岸花、又の名を曼珠沙華という。この花の球根には毒があり、田の畔に植えて、モグラやネズミを避ける用途があったようである。また花の形が燃え盛る炎のように見える為、「家に持って帰ると火事になる」と言われることがあるらしい。いかにも妖艶な花であろう。 赤と言えば広島カープ。昨晩は屈辱の眼前胴上げを許してしまう。G党の方に祝福と言えばあまりにも悔しい。負け惜しみと...
9月24日。広島地方も涼しくなった。「今日は涼しいですね」と話しかけても「そうですね」と返ってくる日である。ようやくなのだけど、もう2か月近く猛暑に晒された体は夏バテという言葉がピタッとくる。仕事帰りにイオンに立ち寄り、「マイタケ」を買った。偶にキノコ類が食べたくなる。椎茸しかり、しめじしかりだ。家に帰り、うがい、洗顔を終えて、フライパンに火をつけた。残っていた水分が徐々に飛んでいき、いよいよ熱...
今月3冊目の本を読み終えました。「蹴りたい背中」綿矢りさ・著・河出文庫です。最近再読した「インストール」からの流れで、芥川賞を受賞した作品も読んでみたくなりました。まず第一声で文学的な描写力に感嘆させられますね。比喩表現も常人らしからぬ天才性を感じます。「インストール」の時もそうでしたが、集団から、つまり群れからはぐれた、ともすると「イジメ」とか「引きこもり」とかで括られる人々が主人公なわけです...
ちょっと変則で今日はお休み。しばらく乗っていなかった自転車に乗ることに・・・コースは久しぶりにホームコースをなぞります。走行距離は40.83km。ちょうど良い距離です。今日も猛暑ってって、早めに自宅を出て、正午には帰宅。道中、彼岸花に出会えるかなとも思いましたが、咲いていたのを見たのは一度だけ。もうちょっと先ですな。川沿いの遊歩道を走っていると目の前をバッタ達が慌てたようにジャンプして逃げてまし...
6連勤務・・・・長かった・・・・ようやく休日。残暑という言葉がまだ当て嵌まらないような暑さに参って、今日も自転車には乗らず、部屋で本を読んで過ごすことにしました。今読んでいる本は「田中英光傑作選」田中英光・著・西村賢太・編・角川文庫です。短篇の一つ、「オリンポスの果実」を先ほど読み終えました。田中英光は西村賢太が推している作家で、前々から一度読んでみたいと思っていましたので・・・この話はオリンピ...
今日は自転車に乗らずに部屋で本を読んでました。8月の振り返りをしていなかったので簡単に・・・月間走行距離は50.34kmでした。今年の酷暑に参って部屋で本を読んでいる時間が多かったです。そのおかげで読書は6冊を読み終え、私にしては読んだほうかと・・・・9月も残暑が厳しそうなのであまり自転車には乗らないかも知れません。 行きつけのカフェは土曜日ということもあり、大繁盛。私が注文した月替わりの珈琲も...
今月5冊目・6冊目の本を読み終えました。まずは「サンショウウオの四十九日」朝比奈秋・著から・・・この作品は直近の芥川賞受賞作で、まだ書籍化されていません。なので普段は買わない文芸誌を買って読みました。この物語は結合性双生児を主人公としていて、瞬と杏という二人の人格を持った一人の体を書いています。結合性双生児というと私はベトちゃんドクちゃんを思い描きますが、今回の主人公は頭が二つに分かれているわけ...
地域タグ:広島市
今月4冊目の本を読み終えました。本棚からの再読で「インストール」綿矢りさ・著・河出文庫です。綿矢さんは2004年に「蹴りたい背中」という作品で芥川賞を受賞されています。今回読んだ「インストール」は高校在学中の17歳で書き上げたものです。その若さの処女作なので作品も若者の世の中に対する不適合感が臨場感があります。女性作家さんの作品はネジが1・2本飛んでいる感じがとても心地良いですね。彼女が芥川賞を...
地域タグ:広島市
最近の猛暑で4日ほど続けて働くと、もう3日目の夜なんて眠ろうと思う前に落ちてしまう次第。齢も52を迎え一般的には初老と呼ばれることもある。自身の老化もあってのその寝落ち。顔なんて真っ黒で肘から先も同じよう。相変わらず顔を会わせての第一言は「暑いですね~」って。仕事帰りに23時まで営業しているイオンに寄って好きなものを買って帰る日が多い。昨晩はスズキの刺身が売り切り価格で175円で売っていて酒のア...
地域タグ:広島市
私が尊敬している戦国武将の墓がある寺院が才蔵寺だ。戦国時代後期から江戸時代初期を生きた、岐阜県可児郡に生まれた可児吉長、通称才蔵。槍の名手で、斎藤龍興→柴田勝家→明智光秀→前田利家→織田信孝→豊臣秀次→佐々成政→福島正則と主君を変えていった。関ケ原の戦いでは多くの首級をあげ、徳川家康におおいに賞賛された。才蔵は幼き頃臆病で気弱だったのが、愛宕信仰を初めてから人が変わったように勇敢になったそうだ。 日曜...
地域タグ:広島市
今月2冊目の本を読み終えました。「何もかも憂鬱な夜に」中村文則・著・集英社文庫 です。今回も本棚からの再読。終始真っ黒な雲に覆われているような話です。人の生い立ちは様々で、決して愛情に満ちた人生を送っている人ばかりではないの。この本では主人公の刑務官と死刑囚の心の邂逅が一つ。その刑務官の生い立ちが孤児院で育った人で、そこで知り合った仲間(この仲間という言葉は正確性を欠く)と過ごした日々について心...
地域タグ:広島市
未だに明けない梅雨。今日の晴れ間に少しだけ乗ることにした。8時半頃に出発したので平和公園に着いたのが9時を少し回った頃だった。ちょっと湿っていたベンチに座り、缶コーヒーを開ける。久しぶりに塩接客ではあるが美味しい天津飯の店、温品飯店さんへ行きたかったが、ちと時間が早い。ならばインドカレーかと思案するも、これまた昨日の晩の残り物のカレーを朝食べていたのでカレーって気分でもない。まぁー広島港まで行っ...
地域タグ:広島市
坂口安吾の堕落論の文庫本を持って行きつけのカフェへと向かいました。今日は訳あって休輪日。月替わりの珈琲をオーダーします。今日の豆はインドネシア産だったかな。クセのないとても美味しいコーヒーだったので退店時にマスターに「美味しかったです」と一言。その足で今度は酒屋へ行きました。ウィスキーを切らしていたので何かないかとぶらぶらします。数多くある種類の中から今日はサントリーオールドを購入。そして次はホ...
地域タグ:広島市
昨日今日で連休を頂いて母の実家でもある大分県佐賀関に車で一人旅してきました。 最初の休憩。佐波川SAで・・・ 山口県下関市と北九州市門司を結ぶ関門大橋のたもとで・・・ 簡単に昼飯を済ませます。 昨日までの大雨がウソのように快晴です。別府湾と右奥に見える高崎山が美しい・・・ 母の実家に到着です。すっかり解体も終わって更地になってました。寂しい・・・この後で祖父と祖母のお墓に参ります。 今日の宿泊は大...
地域タグ:大分県
今日は昼から所用があったので自転車には乗らずです。昨日は夜更かししたので朝は遅め。9時を回った頃にのそっと起き出して、洗面を済ませ朝飯を食います。ほんと最近、読者の皆様を置き去りで自分語りしておりますが、気にせず書いていきます。ダイエット継続中で、糖分と脂物は朝食でのみ摂ることにしました。ですから今日も朝飯で白米のオニギリと冷蔵庫にあったプリン、炭酸飲料などで満たします。食後はちょっとPCを立ち上...
地域タグ:広島市
2階の自室から食卓のある1階へと降りる階段の一番上でいつも妄想することがある。脚を滑らせて一番下まで転げ落ちることを・・・救急車で運ばれて病院のベットでギブスをしているところまで妄想するの4で、いかに自分がペシミストかと・・・高速道路で高い場所に架かっている橋の上では車ごと転落することを、狭いトンネルではその瞬間に強い地震がきて崩落することを・・・刺身を食べれたアニサキス・・・「大丈夫!大丈夫!...
地域タグ:広島市
50歳を越えた私が思うに子供の頃の自分は人間ではなかったと・・・こう書くと意味不明。正確性を持っていうならば人間的な子供でなかったということか・・・人を好きになったことすら人間性のそれではないと思う。この頃の私と接していた大人達はきっとこの子の将来を少なからず悲観したかもしれない。 今月3冊目の本を読み終えました。「カレーライス・教室で出会った重松清」重松清・著・新潮文庫です。本棚からの再読です...
地域タグ:広島市
横切った話から。以前の記事で2日で三度猫が横切ったと書いた。昨日の仕事の帰り道。その場所でまた・・・ところが猫ではないのである。じゃー何? イタチ。こんな街中にイタチがいるのだ。飼われているフェレットかとも思ったが、フェレットが野良に出没するとは考えにくいので、やはりイタチかと。イタチ類はオスに比べメスが極端に小柄であることでも知られている。また非常に凶暴な肉食獣らしく、自分よりも大きなニワトリ...
地域タグ:広島市
職場の同僚が会社のお金を盗んでいた。そんな事があった。彼は仕事に真剣で、私の指導的立場にいて、言動もそのようだった。 が・・・ その事件で人というものが心底信じられるものではないということを思った・・・2015年3月6日の日記から・・・にほんブログ村...
休日前の夜。いつもなら幾分のハイテンションで酒を呷るのだけど、昨日は禁酒。それは明日が年に一度の検診だから。昼間に買っておいたコンビニむすびを2個と、納豆、インスタントの味噌汁を食べてからは一切口にしない。部屋にあがりPCに電源を入れて、YouTubeを聴きながらニュースやブログをチェックする。その後はやっぱり録画しておいたドラマを鑑賞。昨晩は日曜劇場「アンチヒーロー」第2話。主演は長谷川博己でシリアス...
地域タグ:広島市
職場を出てすぐにJRと広電の合わせて4つの線を跨ぐ踏切に差し掛かる。6割から7割の確率で足止めされるのだが、通過す貨物列車や山陽本線Red Wing(レッドウィング)を見ているだけでも悦に浸れる。私にも幾分の鉄ちゃんの血が流れているような気もする。ただ昨晩は違った。踏切が開かないのである。電車の近づきを知らせるヤジルシが一向に消えない。以前もこういう事があった。動物を轢いたか、あるいは最悪人身事故にあった...
地域タグ:広島市
5連勤務後の休日。昨晩は撮り貯めたドラマの中からDestiny第2話を観ました。主演の石原さとみのキャラクターが学生時代と検事時代との性格のギャップにちょっとないのでは?と思いました。どことのなくストーリーに浮遊感があるような気がします。まぁーこれから面白くなるのかも知れないので見続けますけどね。 仕事帰りに近所の酒屋に寄って、ウィスキーを買いました。今回はちょっと奮発してスコッチウィスキーのTHEグレン...
地域タグ:広島市
今日の休日は7時間総合病院に居ました。父が心臓の手術だったのです。母と大阪から帰省していた妹の3人で個室で手術が終わるを待っていました。待っている間に今月2冊目の本を読み終えました。「人のセックスを笑うな」山崎ナオコーラ・著・河出文庫です。前回に続いて本棚からの再読。美術の専門学校の先生(女性)と生徒の恋愛小説です。この講師は結婚していて軽く不倫なのですが、実に軽い感じで体の関係を持ちます。その...
地域タグ:広島市
今月1冊目の本を読み終えました。本棚からのセレクトで再読です。「七人の安倍晴明」夢枕獏(編) 文春文庫。7人の作家さんによる安倍晴明をテーマにしたアンソロジーです。1回目に読んだ時よりも理解度が高ったな。2024年の大河ドラマは「光る君へ」。平安時代が舞台で、安倍晴明はユースケ・サンタ・マリアが演じています。マジナイ・祈祷・呪詛など現代からすれば非科学的な世界に存する、陰陽師。さらに時代を遡るこ...
地域タグ:広島市
桜は雨の日がいい。初めてそう思った。雨は激しいものではなくて小雨程度ならなおさらだ。空気がたっぷりと水分を含んだ状態の桜の花はとても風情がある。昨日の午後から降っていた雨は今日の10時頃まで残っていて、路面は濡れてもいた。しかし30分もすると日差しが出て、急速に乾燥していく。乗るか乗るまいか少しだけ迷いもしたが、ネコモト二葉店さんへ新しく買ったグローブを受け取りに行きたかったのでウェアーに着替え...
地域タグ:広島市
今まで本屋で出会ってきた数々の本が決してハズレではなかったけれど、今回の本との出会いほどのアタリはないです。今月2冊目の本を読み終えました。「電話をしてるふり」バイク川崎バイク・著・文春文庫です。著者のバイク川崎バイクさんはピン芸人という肩書を持ちながら、とてつもない才能を持った方だなと・・・この本、実は私が手に取る前から話題になっていたという印象(まったく知りませんでした)。ほんま凄いね!才能...
地域タグ:広島市
今月1冊目の本を読み終えました。「一私小説書きの日乗(憤怒の章)」西村賢太・著・角川文庫です。この本は西村氏の日常を日記形式で読むことが出来る本です。ブログの記事でもそうですが、人が文章を書くとその人のバックボーンというか人となりの一端が垣間見れるようです。以前から西村賢太氏のファンである私は今回もとても面白く読ませて頂きました。例えば引用でとある日の文をペーストしますと・・・(一月二十四日)午...
地域タグ:広島市
意識があったのはラジオから流れる午前1時のニュースを聴いた頃まで・・・朝は9時を回った頃に起きた。食卓につき、半分だけ残った菓子パンを齧り、ついでにバナナも一本食す。今日は野鳥撮影をしようとカメラをザックにしまい、車で極楽寺山へと向かう。坂道を小さなエンジンを唸らせながら登っていると、ローディーが息を上げながらヒルクライムしていた。何人も見たから今日は土曜日だということを意識する。この極楽寺山の...
地域タグ:広島市
書くこと思いつかないけれど筆をとったものだからスタート・・・昨晩降った雨は路面を濡らしたが朝の早い時間には止んでいてほとんど乾いている。今日は先日頂いたバレンタインのお返しに広島菜漬けとグリュックスシュバインさんのソーセージにしようとコースの途中で立ち寄ることにした。平和公園の手前のいつも缶コーヒーを買う自販機の前で老婆に話しかけられた。「八朔いる?」 と・・・ちょっと荷物になりそうだったので笑...
地域タグ:広島市
昨晩は「となりのナースエイド」第7話を鑑賞。このドラマ、よくありがちなお仕事、医療系の筋かと最初思ってけれど違って、ミステリーなんやね。主演の川栄李奈はなかなかの演技力。元AKBとは思えないというとAKBに失礼か・・・小野夏芽を演じるお笑い芸人の吉住さんがいいアクセントになっていて面白いな。天才外科医を演じる竜崎大河こと高杉真宙のイケメンぶりが世の女性達を濡らしていることであろう。 最近、疲れが溜まっ...
男が惚れる男という人に偶に出会う。私はゲイではない。ないが「この人カッコいい!」と思うことがある。私の職場の店には色々な人が来る。私の場合、ルックスが男前だとかスタイルがいいとかそういうモノサシではみない。まずひとつに無口で優しい人が条件に入る。先日もそういう雰囲気の紳士に出会った。私はその方が競艇選手だということを知っている。店には野球選手やTVアナウンサーなど著名人も偶に訪れる。ただ決して「何...
地域タグ:広島市
・・・・ 今月3冊目の本を読み終えました。「ルビンの壺が割れた」 宿野かほる・著・新潮文庫 です。読み終えて軽くショックを受けるほどの展開でした。たとえが合っているかわかりませんが、ずっと長調のモーツァルトを心地良く聴いていたら、徐々にどす黒い旋律が入ってきて・・・最後の最後で不協和音がフォルテシモで鳴ると・・・うーんたとえが上手くいきません。面白いか面白くないかと問われれば、個人的な感想として、...
今月2冊目の本を読み終えました。「流浪の月」 凪良ゆう・著・創元文芸文庫 です。人が抱える悩みというと軽いですが、幼い頃から深い自縛を持って生まれるのだなと思いました。そしてその縛りから逃れる為に、自分の不完全なピースを埋めてくれる人を求めるようにあるので、その運命というレールからは逃れられないのだということを教えてくれます。たとえその求めあう二人が世間一般常識からすると犯罪であっても、そこには...
正月三が日はお休みを頂きました。店長、ありがとうございます。元旦の朝は徒歩で近所の氏神様へと初詣に行きます。神社正面の鳥居をくぐると拝殿までかなり急な階段をひたすら登ります。息を切らせつつ、手水舎で清めました。お財布に残っていた硬貨をすべてお賽銭として喜捨し、二拝二拍手一拝。昨年見守って頂いたお守りを所定の場所にお返しし、新たなお守りを求めます。境内の見晴らしのいい場所で腰をかけてしばらくボッー...
20時に今年最後の仕事を終えました。帰り道、閉めている飲食店の消えた看板を眺めながら年末を感じます。今年の大晦日は天候が不安定で、私の仕事は魂が抜けるほどは忙しくなかったです。店の売り上げは前年を越えていたようなので店長の機嫌も悪くはなかったですね。仕事終わりに店長が皆に振舞ってくれた、コンビニのおにぎりを頬張りながら、締めのお言葉を頂きました。それほどは忙しくはなかったとは言え、事故のないよう...
今月1冊目の本をさっき読み終えました。「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」 東野圭吾・著・光文社文庫です。ミステリーの巨匠である著者の作品にハズレはありません。素直に娯楽として面白かったですね。ミステリーってどこかの時点で犯人はこの人か?と匂わせるのですが、この作品は最後の最後までわかりませんでした。書店で最新刊かと思って手に取りました。上梓は2020年11月となっていたから、単行本が先で...
地域タグ:広島市
広島地方平野部も今年初の雪が舞っています。今日という日曜日の休日の自転車活動を楽しみにしていたのに残念ですが、休輪日とします。レーズンの入った細長いパンを2本ほど頬張って、牛乳で流し込みます。PCに電源を入れて雨雲レーダーで雪の様子をチェック。一日中チラチラとしている感じ。読みかけの本を読み始めました。30分くらいしてから車で行きつけのカフェへ行きます。カウンターに座り、エルサルバドル産の豆の珈琲...
地域タグ:広島市
今日は自転車には乗らず、カメラを持って車で極楽寺山へ野鳥を撮影に行きました。昨晩は遅くまで録画したドラマを観ていたので朝は遅め・・・・炊飯器に残った玄米にふりかけをかけて朝食とし、低糖のボトル珈琲に微妙な感情を抱きつつ目を覚まします。先々月に思い切ってネットで買ったフレッドペリーのパーカーを着て、山の上は寒かろうとも思ったのでアウターも重ね、愛車のバモスでえっちらほいと660CCのエンジンを唸らせ...
地域タグ:広島市
「ブログリーダー」を活用して、オトシンさんをフォローしませんか?
仕事が終わり車を運転しながら自問する。「今日は何が食べたい?」しばらく逡巡してから、「そうだ!イチゴが食べたい」3月頃が旬のイチゴだが、一般的に一番美味しいと言われるのは1月から2月頃のものらしい。帰り道の途中にあるイオンの駐車場に止めて、ブルっと震えながら買い物かごをとった。入り口付近にあるイチゴのコーナーには数種類のものがあった。値段を見てちょっと引く。ワンパック700円から1300円ほども...
西へ向かって走り始めた今日の自転車活動。まずは行きつけのカフェに今年初めて行きます。空いていたので窓際のテーブル席へと座らせてもらいます。1月の豆はグアテェマラ産のもの。酸味も苦みも強烈なものではなくて非常に飲みやすく美味しいコーヒーでした。そしてカフェのすぐそばにあるネコモト楽々園店にも寄ります。自転車のスタンドが走行中に立ってしまうので、ネジを締めてもらいました。オーナー様ありがとうございま...
静かな正月を過ごしております。昨年は元旦から能登での地震、航空機事故、北九州の火事と2024年はどうなるんだろうと不安にも思いました。2025年は世界では色々ありますが、日本は穏やかに過ぎているようで・・・ わたくしも三が日はお休みを頂きまして、元旦こそ部屋に籠っていましたが、2日、3日と自転車活動もしております。昨日はホームコースを走り、今日は広島港まで行きました。 こうして私が遊んでいられる...
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 私はといいますと大晦日、一年で最も忙しい日を過ごし、「~んや~もうやれん・・・」と大げさに思うほどの瞬間風速も感じつつ、なんとか20時過ぎには帰路につきました。何より大きな事故がなくて本当に良かったです。 さて・・・2024年の総括を少しばかり・・・・ 年間読書は39冊。 年間走行距離は1346・18km に終わりました。 印象に...
今月6冊目の本を読み終えました。「新聞記者」 望月衣塑子(もちづきいそこ)著・角川新書で本棚からのセレクトで再読です。この本を初めて読んだあと、映画化されたものを映画館で観たので印象深い本ですね。著者の望月氏は安倍政権の時代、菅官房長官の記者会見で例えは下手ですがスッポンのように食い下がる質問を続けた方です。権力者が表沙汰にしたくない真実を隠蔽しようとする姿勢に対して、その不都合な真実を暴いてい...
今月5冊目の本を読み終えました。本棚からのセレクトで「広島電鉄殺人事件」西村京太郎・著・新潮文庫です。ストーリーは広島電鉄の若い運転手が起こした速度超過の事件から始まります。昨今ではよく使われる政治権力の闇についての話ですね。物語は終始、捜査の一点に絞られて、恋愛や人間模様などは皆無です。一つのストーリーでいったい何人が殺されるのかと思うほどですが、決してディスっているわけではなく、そこはミステ...
今月4冊目の本を読み終えました。「通天閣」 西加奈子・著・ちくま文庫です。西さんの作品は「サラバ上・下」を読んで蔵書していたので、今回の本が二つ目ですね。この物語は女性と男性の二人の視点で書かれています。主人公が二人いるわけです。同氏の心象描写や風景描写は真似出来るのでは?と迂闊に思ってしまうほどではありますが、そう簡単なものでもなさそうです。ストーリー一貫してシニカルな視点で、ユーモアもあり、...
フロントガラスが少し濡れている。雨が降ったのだとどうってことなく思い、金曜日の夜の真っ黒な道を帰る。いつもひっかかる踏切にまんまとひっかかり、残念などと露も思わず、助手席のシートに置いているCDケースの中からプロ吹奏楽団のアルバムを取り出して、カーステレオに挿入。華やかなトランペットのファンファーレが鳴った頃に遮断機が上がり、先の交差点の青を確認してから左折した。この時間の国道2号、通称宮島街道は...
今月3冊目の本を読み終えました。続いて本棚からの再読です。「羊と鋼の森」宮下奈都・著・文藝春秋。 音楽への入り口はさまざまであり、ピアノ教室であったり、吹奏楽であったり、軽音楽であったり、民謡であったり・・・この本はその音楽の森へ調律師として関わった青年の成長のストーリーです。再読ですが初読の時の記憶はほとんど残っておらず、新鮮に読み始め一気に読み終えました。私自身、今の職業に強いこだわりもなく...
今月2冊目の本を読み終えました。本棚からの再読です。「スクラップ・アンド・ビルド」羽田圭介・著・文春文庫。 この本はいよいよ死期の迫った祖父と孫の男性のやり取りが文学的に書かれています。私の職場の店舗にも多くのご年配者が来られます。機器の操作がわからず、かなりの確率で店員である私は呼ばれ、その都度同じような説明をするのです。そのお客が一人で、視界に店員がいなければ自分自身でなんとかする場面もあり...
今月1冊目の本を読み終えました。「死神」田中慎弥・著・朝日新聞出版・です。この作品は読んでいる途中で著者田中氏の私小説では?と思いました。が・・・最後まで読み進めると微妙に違うフィクションだと解りました。ただ完全なるフィクションではなくて、実際の田中氏の人生が投影されているなと・・・田中氏の父親は氏が4歳の頃に亡くなっているので、存命として書かれているストーリーはそういうわけで・・・主人公の青年...
秋がセッツカレルように冬の空気へと変わる。私の皺がひとつふたつと増える間にこんなにも短くなってしまった。ただ冬という猛獣が嫌いかと問われれば「うーん?」 好きと大腕を振って答えるほどでもないが、夏よりは・・・と 昨日は仕事が忙しかったし、普段負わない責任を負うものもあった。ストレスの大小で体重が若干変わるので、やはりメンタルが強いほうではないのだろう。 仕事帰りに近所のコンビニでAmazonのギ...
今月5冊目の本を読み終えました。今回は本棚からのセレクトで再読です。「潮騒」三島由紀夫・著・新潮文庫。 初読の時から何年も経っているので内容一切覚えていませんでした。読み返してみて実に風景描写の美しい文体で、その才能に惚れ惚れします。この物語の舞台となっている歌島は実際に愛知県の沖合に浮かぶ小島、神島のことだと調べて知りました。返す返すの事なのですが、その海の様子、漁業を生業としる人々の生活、そ...
今月4冊目の本を読み終えました。「この世の喜びよ」 井戸川射子(いどがわいこ)・著・講談社文庫です。 ショッピングモールの中にある喪服礼服の店で働く女性が、一人の少女と出会うんですね。店の向かいにあるゲームセンターに来る老人男性。ゲームセンターで働く青年。喪服の店で働く同僚の女性。登場人物はほぼこれだけです。ストーリーも起承転結があるわけでも、劇的なものでもなく、不思議な文体で進んでいきます。小...
今月3冊目の本を読み終えました。「透明な螺旋」東野圭吾・著・文春文庫です。忘れた頃に読みたくなる東野圭吾ですね。今回の本はガリレオシリーズの最新刊。メインキャストの湯川学はもう福山雅治のイメージしか出来ないです。そりゃー面白くないわけがないじゃーありませんか。自ら育てられなくなって児童養護施設の前に赤ん坊を捨てた女性のシーンから物語は始まります。その捨てられた赤ん坊が育ち、一人の娘を生みます。そ...
大陸の言葉が飛び交う調理場へ天津飯のオーダーを告げた。恐らく台湾ではないだろうと思う。この店は料理の盛りが良いし値段も比較的安い。だから今日も繁盛している様子だ。カウンター席の隣に座ったスレタ感じの女性も天津飯を頼んでいたようで一緒に提供された。今日の天津飯は餡のトロミが強く、味も幾分薄かったが、それは誤差の範囲でスコブル個人的嗜好に合う。 店に入る前に平和公園に立ち寄っていた。野鳥撮影用のカメ...
今月1冊目の本を読み終えました。「ゼロの焦点」松本清張・著・新潮文庫です。 誰でもというと語弊がありますが、若い頃の黒歴史というのがあろうかと思います。若気の至りと言えばそうなんですが、成熟した大人になって、地位や名声を得た人ほど、その黒歴史を抹消しようとします。この小説もそこがテーマになっています。私は以前「砂の器」という作品を読んだことがあるのですが、砂の器では音楽家として成功した和賀 英良...
11月から自転車に関する道交法が改正になった。その一つに酒気帯びでの自転車の走行が禁止になったのがある。私自身も月に一度の飲み会には自転車で行っていたので、これからは厳密に言うとダメになったわけだ。改正前までは泥酔状態での走行が取り締まりの対象だったから厳しくなったと思う。酒気帯びで乗った自分だけでなく酒を提供した店、その事を知っていた同行者にも罰則があるので、これはかなり守らないといけなくなっ...
いつも行くイオンがこの冬に新しくなってオープンします。その工事中の様子が毎日徐々に伝わってきます。今日もカフェに寄ったのですが、工事関係者の熱気・・・、やっぱり若い人が多い空間は活気をもたらしてくれますね。完成直後は多くの客で賑わうだろうからいつも余裕を持って止められる駐車場が満車になるのがちょっと憂います。 今日も雨は降っていなかったのですが月末の所用もあって自転車には乗らず、ほぼ部屋で本を読...
休日の朝。窓の外は曇ってはいましたが、今日は降らないか・・・でも・・・ニワカ雨はあるかもって予報が言っているし・・・結局自転車には乗らない事にしました。朝食を摂ったあと、PCの電源を入れてニューストピックをチェック。しばらくしてから車でいつも行くカフェへ・・・カウンターに座り、10月の珈琲を飲みながらマスターと他愛のない話なぞして、併設のイオンで夕方晩酌用の肴を購入。そのまま近所の書店へと立ち寄り...
朝方奇妙な夢を見た。いや奇妙というよりもむしろ悪夢だったと言っていい。黒いエコバックに1万円の札束が大量に入っていた。一束が100万円だとしてざっと2000万くらいはあっただろう。その袋を片手に持って逃げ惑っている。強奪とかそういう犯罪ではなくて、ただ自分の物だという認識はあった。でも・・・知り合いが一人もいないのだ。知り合いどころか人が一人も現れない。恐ろしいほどの孤独の中、ただ金だけがあった...
「そばえる」 冬になると近年母が使う言葉である。調べてみると意味の4つ目辺りに「日照り雨が降る」とあった。今日はそんな空模様。自転車に乗ることに少しだけ躊躇いがあったが、行きつけの自転車店であるネコモトさんへ、愛車のディスクローターとブレーキパッドを見積もりに行く予定にもしていたし、思い切って出発したのだった。 出発してJR西広島駅に近い踏切で豪華列車の一つの「瑞風」が優雅に速度を落としつつ通過し...
今月1冊目の本を読み終えました。「優しさとしての教育」灰谷健次郎・著・新潮文庫です。この本は2部構成になっていて、1部ではとある教育実習生の手紙を題材に、教員としての著者の深い教育論となっています。この本が書かれた当時もすでに詰め込み型の教育になっている教育のそれに対して灰谷さんの根底にある優しさを持って理想の教育について考察していく文章です。一部のエリートや優秀な生徒ばかりに目を向けるのではな...
正月三が日はお休みを頂きました。店長、ありがとうございます。元旦の朝は徒歩で近所の氏神様へと初詣に行きます。神社正面の鳥居をくぐると拝殿までかなり急な階段をひたすら登ります。息を切らせつつ、手水舎で清めました。お財布に残っていた硬貨をすべてお賽銭として喜捨し、二拝二拍手一拝。昨年見守って頂いたお守りを所定の場所にお返しし、新たなお守りを求めます。境内の見晴らしのいい場所で腰をかけてしばらくボッー...
20時に今年最後の仕事を終えました。帰り道、閉めている飲食店の消えた看板を眺めながら年末を感じます。今年の大晦日は天候が不安定で、私の仕事は魂が抜けるほどは忙しくなかったです。店の売り上げは前年を越えていたようなので店長の機嫌も悪くはなかったですね。仕事終わりに店長が皆に振舞ってくれた、コンビニのおにぎりを頬張りながら、締めのお言葉を頂きました。それほどは忙しくはなかったとは言え、事故のないよう...
うちのBOSSは楽観的な人だと最近思う。少々の困難や憂鬱な事でも「なんとかなる」と言っている。親譲りの悲観的、ネガティブ思想の私は多少なりとも見習ったほうが良いような気もする。ただ50を過ぎて元来の気の弱さの原液が幾分薄まって少しだけではあるが肝が据わってきている。 店に来る客様の中にはご年配の方もおられて、中でも依存心の強い性格の人もいるわけで・・・ちょっとでも自分でやろうという気もなく、近くにい...
今月1冊目の本をさっき読み終えました。「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」 東野圭吾・著・光文社文庫です。ミステリーの巨匠である著者の作品にハズレはありません。素直に娯楽として面白かったですね。ミステリーってどこかの時点で犯人はこの人か?と匂わせるのですが、この作品は最後の最後までわかりませんでした。書店で最新刊かと思って手に取りました。上梓は2020年11月となっていたから、単行本が先で...
広島地方平野部も今年初の雪が舞っています。今日という日曜日の休日の自転車活動を楽しみにしていたのに残念ですが、休輪日とします。レーズンの入った細長いパンを2本ほど頬張って、牛乳で流し込みます。PCに電源を入れて雨雲レーダーで雪の様子をチェック。一日中チラチラとしている感じ。読みかけの本を読み始めました。30分くらいしてから車で行きつけのカフェへ行きます。カウンターに座り、エルサルバドル産の豆の珈琲...
今日は自転車には乗らず、カメラを持って車で極楽寺山へ野鳥を撮影に行きました。昨晩は遅くまで録画したドラマを観ていたので朝は遅め・・・・炊飯器に残った玄米にふりかけをかけて朝食とし、低糖のボトル珈琲に微妙な感情を抱きつつ目を覚まします。先々月に思い切ってネットで買ったフレッドペリーのパーカーを着て、山の上は寒かろうとも思ったのでアウターも重ね、愛車のバモスでえっちらほいと660CCのエンジンを唸らせ...
昨晩は録画しておいて貯まっているドラマを観て過ごした。「下剋上球児」 第1話から観て、ストーリー的に少しがっかりしていたが、ここにきて面白くなってきた。弱小チームを率いる南雲先生(鈴木亮平)と山住先生(黒木華)が奮闘して徐々に強いチームになっていくという令和版スポコンドラマ。野球っていいよね! やがて甲子園を目指すという大きな夢が芽生えるメンバー達。題名通り、下剋上的なエンディングになることを期...
私が幼い頃、自分が結婚して家庭を持ち子供を育てるというイメージがほとんど出来なかった。それは直感としてそう思っていた。小学校の頃に好きな子が出来て、ラブレターなどという恥ずかしい物をもってして告白なんてして、ママゴトのような恋もした。その返事が良いものだった記憶がないから、たぶんフラれたのだろう。その子とは縁もあって高校まで同窓だったが・・・数年前に彼女から同窓会への誘いの電話が入り、その時に「...
今日はお休み。11月も終わり、いよいよ師走ですね。気忙しくなりますが落ち着いて行きましょう。さて・・・11月の振り返りを簡単にします。自転車・月間走行距離は144.83kmでした。インド料理店のタージさんへ2回。温品飯店さんへ1回。そして初来店の鳳琳さんへ1回。自転車に乗ることは非日常を楽しむ為だとも思ってましたが、もはやワンパターンでも満足してしまう自分に若干の老化を感じざるを得ないです。先月...
ふぅ~間に合った。。。(-_-;) 今月1冊目の本をたった今読み終えました。「優等生は探偵に向かない」ホリー・ジャクソン著・服部京子訳 創元推理文庫です。以前私のブログを訪問して下さる方の記事でこの本の事を知りました。そんで読んでみよう!と・・・ 全535ページの長編ミステリー。物語の最初の数ページは登場人物のキャラクターと相関関係が掴めなかったです。この本には前作があって、それを私は読んでいないの...
11月最後の休日は日曜日です。よく晴れていたのですが自転車には乗らずに読みかけの本を読み進めることに決めて、昼飯を食べに車で出た以外は部屋に籠っていました。 数か月前から始めた玄米生活。確実に体重が減少してきました。たぶん白米を玄米に替えた効果だと勝手に思っています。聞きかじりですが食事をするときの食べる順番って結構影響があるようです。野菜・肉・白米と食卓にあれば、まずは野菜からでしょう。つまり...
私は独占欲が強い。そんなことをふと思った。自分の車を他人が運転するのはすごく嫌だし、持ち物も他人が触るのは嫌だ。人の事に関してもそういうところがある。おまけに嫉妬心もあるから、その2つの点で負の性格だと思う。ただそういうことに気づかせてくれるのは社会に出て人と交わっているからであって、仮にひきこもっていたらそういうこといすら気がつかないだろう。 カメラの選択にかなり迷ったが、今日は野鳥撮影用では...
昨日の深更に降った雨が路面を濡らしたが朝私が起きて外の様子を窺った時はもうほとんど乾いていた。天気予報も一時的に雨はあるが概ね曇りというもの。自転車に乗れるぞと思い、今期初冬用タイツを着用し、さらにウィンドブレーカーも着てから出発。いつものように平和公園へと向かう。公園の木々もすっかり紅葉していて、特にイチョウの黄色は眩しいほどだった。桜はもう落葉しているが・・・ベンチに座り、途中で買った缶コー...
世界が私を見つけつつある。いや私が世界に浸かろうとしているのかも知れない。いつもズレたように生きてきた。もう逃げられないし老いは誰にでも訪れるから。 起きると窓の外はいまだに雨が降っていた。食パンをトーストしたあとで外に出てみる。小雨・・・路面はしっかりと濡れている。予報ではこの雨は午前中で止むと言っていた。ただ今から自転車を出すと多少なりとも汚しそう・・・出端を崩されたというように決めて今日は...
仕事帰りのいい時間であるドライブしていると後ろから煽ってくる車がいた。高速道路の追い越し車線やバイパスのそれならわかる気もする。「遅いからドケ!」って気持ちも・・・でもね一般道やぞここは・・・煽られながら帰りたくなかったので路肩に車を寄せて先に行かすことにした。すると赤い軽自動車がかなりのスピードで抜かしていった。私は煽られたらいつもそうする。決して張り合わない。 今日の休日は天気もよく気温もそ...
大阪は高槻市に居を構える妹が帰省しています。子供達が大きくなったので自由な時間がとれたようです。私も今日は休日だったので両親と連れ立って車で呉の街へドライブしました。まずは以前ヒルクライムした灰が峰という好展望な場所へと向かいます。展望台までずぅーーと登って行きます。よく私はこの坂を途中までとは言え足つきなしで登ったなと今思うと感心しますね。頂上の展望台に着いてみると連休中の土曜日と言うこともあ...
フロントガラスの向こうに月がポカリと浮いていた。先日仕事でミスをした。後でやろうと思っていた事を忘れてしまい、その事がミスのフォローがしにくくなったようでかなり反省しなければならない。私も歳をとってきて物事が抜けることがプライベートを含めて起きる。いや歳のせいだけではない。若い頃から結構抜け助だったとは思う。なるべく「あとでやろう」と思わず、その場で解決しておいたほうが良さそうだ・・・ 休日前の仕...