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ペンは剣よりも強く https://amurin.hatenablog.com/

自分の眼から見える日常や世界の断片を切り取って、あれこれ考えるブログです。 小さな世界から遠くの世界が見渡せるように。そして、知性と感性が劣化しないように。

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2020/04/27

1件〜100件

  • 「日本の三つの災禍」

    日本の「不愉快な環境」に耐えかねて4年前に渡英したという「出国(帰国でなく)子女」の女性が綴った記事を読みました。母国の大学を卒業し、日本で働く決心をしたとき、父親から「日本の三つの災禍に気をつけて」と言われたとのことですが、この3つを同列に並べることは、かなり意味深に思えます。 以下、現代メディアの5月21日付記事の冒頭部分です。「日本中がまるで病気のようにセクハラに感染している」という言葉は何とも辛辣です。日本には「三つの災禍」がある。ロンドンに「避難」した30代女性が伝えたいこと(鈴木 綾) | FRaU母国の大学を卒業した後、日本に引っ越すのを決めたとき、父にこう注意された。 「日本の…

  • 三角関数と金融の天秤

    千葉県選出のある衆議院議員が5月17日の財政金融委員会で、今後の日本にとって学校における金融教育の充実が必要だと主張し、同様の連投Tweetをしていて、ちょっと話題になっていました。教育内容の優先事項をめぐって、三角関数と金融を秤にかけている件については、多くの方が指摘しているとおりだと思います。 https://twitter.com/Kenta_Fujimaki/status/1528339973971161088 最終的には「趣味」に優劣はつけられないのではないか、くらいの印象ですが、学校で実用的なことを教えるべきだというこの議員さんの考えが間違いだとは思っていません。しかし、委員会での…

  • IRの幻想

    今日は短く。 IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致に手を挙げかけた自治体は当初いくつかありましたが、結局先月末に申請したのは大阪府・市と長崎県の2つだけとなり、北海道や横浜、和歌山などは「戦線離脱」したかたちです。3カ所程度を想定していた政府(国土交通省)には落胆があるようですが、今や、安倍政権が「観光立国」の起爆剤にしようともくろんでいた2014年当時とはかけ離れた状況にあります。 鳥畑与一さん(国際金融論)がインタヴューで「カジノをするために世界中から富裕層が集まる世界はもう消えている」と言っています。IRは清算しなければならない安倍政権の負の遺産のひとつだと思います。以下、毎日新聞5月…

  • 阿武町の給付金誤入事件のこと

    山口県阿武町で起きた新型コロナ対策の臨時特別給付金の誤入金の件は、使い込んだとされる人が5月18日に逮捕されましたが、偶発事の積み重なりがこういう事件に発展することには唖然とします。1ヶ月くらい前までは、平穏な日常を生きていたはずの当事者たちには、もっとその思いが強いでしょう。 しかし、そもそもなぜ「誤入金」などという事態が起こったのか、肝心のスタートの部分の報道が変に曖昧で、釈然としません。テレビなどでは、逮捕された人が、何月何日どこにいくら送金したか、時系列を追って実に詳しく報じられています。それに比べると、あまりに落差が大きい気がします。何か意図でもあるのではとさえ思ってしまいます。 誤…

  • 斉加尚代さんの話

    昨日の午後、畑で草刈りをしていたら、子どもたちがぞろぞろと下校してきました。4、5人の小学生が道ばたのソテツの周りに集まって何かを探しているようです。何だろうと思いながら、遠くで様子を見ていると、どうやらお目当てはトカゲ(カナヘビ)のようでした。「いた、いた!」と叫びながら捕まえて悦にいっています。しばらくして自転車で通りがかった中学生が「キモい」とか何とか声をかけたら、子どもの一人が激しく反発し、罵り言葉の応酬になって、一時険悪になりました。幸い、中学生が(年長者として我慢して)手を出したりせずに立ち去ったので、「無事」に済みましたが、この罵声が惨かった。大昔なら「おまえのかあちゃん、〇ー〇…

  • 防衛費を増額しないと笑いものになる「世界」

    5月16日付の東京新聞に最近“舌”好調の元総理の発言の一覧がありました。「核共有」「防衛費倍増」「日銀は子会社」…安倍元首相の相次ぐ持論発信に党内から戸惑いの声:東京新聞 TOKYO Web時系列で並べかえ、今月分を加えるなど、若干手直しすると、 ① 2月27日、フジテレビの番組で、 核の共有 ② 4月 3日、山口市の講演で、 敵の中枢攻撃 ③ 4月14日、派閥の会合で、 国債で防衛費 ④ 4月21日、都内のシンポジウムで、防衛費の倍増GDP2% ⑤ 5月 9日、大分市の講演で、 日銀は政府の子会社 ⑥ 5月17日、派閥の会合で、 新型コロナを2類から5類へ マス・メディアが寵児扱いして何を言…

  • 「コロナ終焉宣言」としての西村本

    今日は短く。 「一月万冊」を続けて見ていたら、前の経済再生担当大臣にして新型コロナ担当大臣だった西村康稔・衆院議員が、このほど幻冬舎より『コロナとの死闘』なる新刊本を出したという話が出てきました。買う気はしませんが、調べたところAmazonに「試し読み」があって、中身が結構長く引用されているので、冒頭だけですが、少し眺めてみました。「命が何より大切です」という書き出しで始まるのですが……。 コロナとの死闘 | 西村 康稔 |本 | 通販 | Amazon それにしても、「ベストセラー1位」というこの本。発売からまだ1週間足らずで431個もの評価がついているのに、★1つなどという惨憺たる評価は驚…

  • 維新の学歴詐称問題

    すでにいろいろな方が言及されていて、今さらという感じもありますが、日本維新の会所属の衆院議員が、実際にはそうでないのに大学の非常勤講師を称していたという学歴詐称問題について、5月11日の松井一郎代表のコメントは、かなり常識を外れているように思います。松井代表も、その2日前は、経歴詐称があれば「いっさい擁護しない」「辞めてもらう」と言っていたのですから、この「変わり身」には何かあるのかも知れませんが、講師として報酬をもらっていれば非常勤講師になるとしたら、たとえば、政党が研修会を開いて幾人か講師を招いたら、その人たちはみんなその政党の(非常勤)職員だということになってしまいます(しかも、所属講師…

  • 元名護市長・稲嶺進さんの記事

    今日、沖縄は日本復帰50年を迎えました。50年前には、小生の住む千葉県の田舎の役場にも「沖縄返還」の垂れ幕が掛かっていて、毎日学校の行き帰りにそれを見ていた覚えがあります。しかし、それがどういうことなのか、子どもにとっては、何かめでたいことらしい、程度の認識ではなかったかと思います。 本気で沖縄の歴史や現状を調べる気になったのは、人に教える立場になってからのことです。沖縄戦、チビチリガマの集団自決、コザ暴動、沖縄国体ソフトボール会場での日の丸焼却、…調べれば調べるほど自分の無知さと能天気さを痛感しました。特に普天間基地移設のきっかけともなった、1995年、米兵による少女暴行事件は、当たり前です…

  • 民主主義は「神の摂理」…とはいえ

    加藤哲彦さんが運営する「トイビト(問い人)」に、「民主主義は生き残れるか」と題した政治哲学者・宇野重規さんのインタヴューがあります。これはいい企画で、大変勉強になります。以前、前編を読んでから後編を楽しみにしていたのですが、5月9日付ですでに更新されていました。 「民主主義」は今でこそプラスの価値を帯びた言葉として使われますが、そうでない時代もあったそうです。この「(愚劣な)民主主義者どもが!」という罵りが、過去には普通にありえたのです。それがいつからプラスに転じたのか。今の日本の政党名でも「自由民主」「立憲民主」「国民民主」……と「民主(主義)」は外すことのできない政治理念になっています(実…

  • 続「日銀は政府の子会社」発言

    コロナ対策に各国でとられた緊急の財政出動はインフレ=お金の過剰流通を招いています。実際、ロシアのウクライナ侵攻の影響で世界的に物不足に陥っている面もありますが、米国の4月の物価上昇率は8%を超えているようです。金融政策としてこれを抑制する方策が金利の引き上げ(利上げ)で、米国の中央銀行=FRBなどはすでに利上げに転じ、物価の調整に動いています。ここまでは教科書どおりの展開ですが、日本の中央銀行だけは、なぜか頑なに利上げをしません。その結果が今の急激な円安(円独歩安)で、これは「悪い円安」の言葉どおり、輸入品が割高となり、日本の物価を押し上げる圧力になっています。このままではますます日本の物価は…

  • 沖縄復帰50年 あるハンスト

    1972年5月15日に沖縄は日本に「復帰」しました。それからもう半世紀です。先月28日には衆議院で復帰50年についての決議が上げられました。しかし、「強い沖縄経済と平和創造の拠点としての沖縄をつくる」という見出しには、今さら感しかありません。「惰性」と言ってもよいこの施策と切り口。千葉県の田舎に住んでいてもそう感じるのですから、沖縄の人には言わずもがなでしょう。中身を一読して、「万国津梁の魂*」とか「世界を魅了する」とか、いくら国会決議とはいえ、やってることとの落差、その大言壮語ぶりにはむなしさを覚えます。 *1458年に琉球王国の尚泰久王が鋳造させた首里城正殿の梵鐘は、通称「万国津梁の鐘」と…

  • 「日銀は政府の子会社」発言

    日本国・第90・96・97・98代内閣総理大臣で、現在某党の憲法改正実現本部の最高顧問を務め、カザフスタンのナザルバエフ大学名誉教授まで(よくは知りませんが)拝命する御仁が、5月9日、「日銀は政府の子会社だ」と発言したそうです。さすが、大学時代、法学部政治学科であるにもかかわらず、必修の政治学の授業に一度も出席されなかったお方です。経済学の授業にもあまりお出にならなかったのでしょうか。日本銀行がホームページで「日本銀行の自主性」について解説していますが、世の常識や素養を欠いたまま一族の七×七×七光りで為政者になってしまった方には、ほとんど意味のないことのようです。 「日銀は政府の子会社」安倍元…

  • 教育の「不確実性」

    教育社会学者の広田照幸さんの新刊が出るようです。それにあわせて、ほんの「味見」程度ですが、一部がネットで公開されています(2022年5月9日付更新の「ちくまWeb」)。そもそも「教育」とは何か? 3つのポイント「意図的に」「他者」「組織化」|ちくまプリマー新書|広田 照幸|webちくま(1/2) ほとんどの人が日頃から「教育とは何か」を考えて生活してはいないでしょう。学校で教員が授業をしながら、生徒たちが授業を受けながら、そういうことを考えている……わけではないし、それは家庭の親と子でも同じだと思います。けれども、漠とした疑問をたまには考えて、ことばにするのもいいかなと思います。ここに掲載され…

  • 「他人に迷惑をかけない」という「美徳」

    毎日新聞に連載されている「私が思う日本」という外国人記者によるリレー・コラムを興味深く読んでいます。今回は朝鮮日報の崔銀京・記者が、日本の美徳とされる「他人に迷惑をかけない(ようにする)」という美徳とその変化について、「好意的」な記事を書いています。5月8日付記事より一部引用させてください。私が思う日本:変わる日本の美徳 「他人に迷惑を掛けない」以上に大切なこと | 毎日新聞 外国人に広く知られている日本人のイメージを一つ挙げるなら、「他人に迷惑を掛けないよう努力する」ではないか。韓国でよく耳にする日本人の全ての特徴は結局、他人に迷惑を掛けないという精神から出発しているように思われる。日本人は…

  • ちばてつやさんの話

    漫画家のちばてつやさんのインタヴュー記事を読みました。ちばさんは生後まもなく両親と朝鮮半島に渡り、その後、当時の満州・奉天(現在の瀋陽)の日本人街に移り住みます。父親が働いていた社宅は、レンガ造りの高い塀に囲まれ、「塀の外に出てはいけない」と言われていたのですが、よく塀を乗り越えて、奉天の町の中を歩き回ったそうです。5月6日付毎日新聞・夕刊の記事より一部引用させてください。特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい 友情壊す戦争の不条理 漫画家・ちばてつやさん 83歳 | 毎日新聞……長い歴史の中で、ウクライナとロシアは複雑で密接な関係を築いてきたが、侵攻で亀裂が入った。テレビは、がれきの…

  • 小泉悠『ロシア点描』

    最近すっかり「売れっ子」になってしまった感のある著者ですが、そこは(自称でもある)「オタク」的なロシアの軍事専門家、小生には、ロシアのウクライナ侵攻がどうなっていくのかについてどんな分析をし、どんな見通しを持っているのか、という興味がまずあります。しかし、この新刊本については、毎日相当に忙しいはずの著者ですから、タイミングからして、編集者に口述した内容を適当にアレンジしたのではないかという疑念を当初抱いていましたし、それは的外れでもありませんでした(それは「おわりに」で、著者が「(出てきたゲラを読んでダメだと思い)一から書き直すことにした」と書いてあるのを読み、氷解しました)。字が大きいのは助…

  • 報道の自由度ランキングのこと

    人目を気にすることと謙虚であることはイコールではないと思いますが、傍若無人や傲岸不遜な振る舞いをする人にどう言えば、「謙虚」という言葉の意味を理解し、胸に刻んでもらえるか、これはなかなか難しいものを感じます。自省も込めて言うと、周りからそっぽを向かれて初めて気がつくかも知れませんが、総スカンになってからでは遅すぎるのではと思います。過去にそういう失敗をした経験があるのに、強者に付き従えば周りの文句が聞こえなくなる(気にならなくなる)ことを学習し、なおざりな反省で済ませたために、またまた悪いクセが出ているように見受けられる国の場合はどうでしょう。同じ失敗をくり返すのではと心配になります。 国際ジ…

  • 情動の暴力

    今日は短く。 5月2日、知床の遊覧船事故で亡くなった男性の告別式があり、会場には、一緒に乗船していた交際相手にプロポーズしようと準備し、渡せなかった手紙も置かれていたといいます。ここまではいいとして、テレビや新聞でその手紙の内容まで報道されていたのには驚きました。ここまでする必要があるのか疑問を感じます。報道する側は、「いや、遺族の許可はとってますから」とか、ひょっとしたら「これは遺族の意向ですから」と言うのかもしれません(「みんな見たいと思ってるくせに」と)。かりにそうだとしても、その手紙は私信であり、交際相手以外の誰かの目に触れるという前提があって書かれたものではありません。当人が亡くなっ…

  • 憲法施行75年

    内田樹さんが昨日(5月2日)のブログで、ロシアと日本に共通しているのは「未来のあるべき姿」を提示できないことだと書いています。ロシアと日本 衰運のパターン - 内田樹の研究室……外形的な数値ではまだ日本の方がまさっているけれど、長期低落傾向に伴う社会的閉塞感は両国に共通している。 システムの刷新が行われず、権力が一握りのグループに排他的に蓄積し、イエスマンしか出世できず、上司に諫言する人は左遷され、「オリガルヒ」や「レント・シーカー」が公共財を私財に付け替えて巨富を積む一方、庶民は劣悪な雇用環境の下で苦しんでいる・・・列挙すれば共通点はいくらでもある。 安倍晋三元首相がプーチン大統領に「ウラジ…

  • 国会で嘘をつく人は処罰しないのか

    「テラスハウス」(フジテレビ)に出演していたプロレスラーの木村花さんがネット上の誹謗中傷を受けて亡くなったことなどを受けて、侮辱罪を厳罰化(懲役刑)する刑法の改正案が、先月から国会で審議入りしています。しかし、何を「侮辱」とするのかについての線引きは極めて不明瞭で、わざと曖昧にしている節があります。 リテラの4月30日付記事に衆院法務委員会でのやりとりがあります。引用させてください。「総理は嘘つき」は侮辱罪に該当するか?という質問に法務省刑事局長は…|LITERA/リテラ 27日の衆院法務委員会で、質疑に立った無所属(立憲民主党・無所属会派)の米山隆一・衆院議員は、こんな質問をおこなった。 「…

  • 2022年の「希望格差社会」

    学校教員が子どもの人気職業の上位でなくなってからだいぶたちます。進研ゼミの調査では、今の小学生の人気職業は、1位がユーチューバー、2位は漫画家・イラストレーター・アニメーターで、学校の先生は7位だそうです。 https://benesse.jp/juken/202112/20211217-1.html これが中学生になると、13歳のハローワークのこの春の調べでは、学校の先生はさらに下がって、中高の教員が21位、小学校教員は35位です。 人気職業ランキング(2022年3月)【13歳のハローワーク 公式サイト】 これは、高校生や大学生を調査すると、もっと下がるのではないかという予感がしますが、お隣…

  • あおり放送

    今日は本当に短く。 知床の遊覧船事故の連日の報道には胸が痛みます。事故から5日後、社長は記者会見で土下座していましたが、これというのは、NHKも民法も、すべてのテレビ局が番組を中断して生中継でもって視聴者に知らせるべきことなのでしょうか。報道のあり方を立ち止まって考えるべきなのに、ハードルはどんどん下げられ、敵意や憎悪の感情ばかりが増幅され、それが激流となって吐き出されているようで、とても気が滅入ります。 小生がテレビを見るのは食事のときくらいですが、毎日見ていると、あおり運転やら、道路逆走やらと、巷で起きている迷惑行為や危険行為を告発する動画が連日のように出てきます。法律で厳罰化されても、こ…

  • 島田雅彦さんの叙勲

    作家の島田雅彦さんが昨日(4月28日)春の叙勲で紫綬褒章を受けたことを知りました。少し驚きました。 小生の狭い知見の限りでも、島田さんが「学問や芸術分野で功績を残した人」というのは全くそのとおりだと思います。ロシア語つながりの親近感?もわいて(これはあとで気づいたことですが)、島田さんが書いたものは、たとえば『ヒコクミン入門』など、小生個人としてはとても共感しながら読みました。しかし、それらを政府が「功績」と讃え、公認するとは思っていませんでしたし、そもそも島田さん自身、そういう政府の公認をよしとする人だという認識はありませんでした。 国が行う表彰の類いというのは人によっては「罪づくり」な感じ…

  • E.シュリマン氏の講演

    ウクライナの戦争を特集した岩波の『世界』の臨時増刊号を読んでいます。短期間によくぞこれだけの陣容をそろえたなあと感心します。確たる情報が十分にあるとは言えない中で、この執筆陣には、断言することを躊躇し留保したいと思いつつ、それでも何かを伝えなければという思いに駆られて執筆・発言している人が多いと感じられます。なかでも、この3月3日に解散が伝えられたロシアの独立系放送局「モスクワのこだま( Э́хо Москвы́)」の政治コメンテーターを務めていたエカテリーナ・シュリマン氏の講演は、氏のおかれていた状況を思うと胸に迫るものがあります。訳者の奈倉有里さんも、こうしたなかで、たびたびロシアやウクラ…

  • 学校部活の地域移行

    去年の今日は1986年のチェルノブイリ原発事故から35年ということを書いたのですが、まさか1年後の2022年、ウクライナがこんなことになるとは、夢にも思いませんでした。一刻も早い停戦を祈るばかりです。それとは別に、今日は短く。 むかし若い先生とお酒を飲む機会があって、何で先生になろうと思ったんですか?と尋ねたら、その先生は、部活の指導をしたくて…と答えました。特に驚くことでもなく、部活動に情熱を傾けている先生は、この方に限らず、けっこう多いと思います。それは生徒にしても同じことで、教員と生徒がそのレベルで動けば、毎日毎日、土日であっても部活動はやることになるでしょう。 しかし、部活に対する向き…

  • ソロモン諸島とウクライナ

    昨日新聞を見ていたら、外報面に小さな記事がありました。 米政府代表団は22日、南太平洋の島国ソロモン諸島でソガバレ首相と会談し、ソロモン諸島が中国と結んだ安全保障協定に関して「事実上の恒久的な(中国)軍の駐留や軍事施設建設に向けた動きがあれば、相応の対応を取る」と強く警告した。 (米、ソロモン諸島に強く警告 中国の軍事拠点化なら「相応の対応」 | 毎日新聞) 過去の記事を調べてみると、ソロモン諸島では去年(2021年)の11月26日に、首都ホニアラで暴動が起き、建物が放火され、商店では略奪が起きたという記事があります。ああ、そう言えば…と、少し思い出したのですが、11月28日付記事には、こうあ…

  • 2A時事雑談

    いつもの戯れ言です。 ソ:おっと、今をときめくプーチンの大親友様じゃねぇか。 ベ:これはこれは、マフィアスタイルがお似合いの政界のダンディー、タロ先輩じゃないですか。私の行くところに先輩は必ず付いてきますねえ。 ソ:タロって、俺は飼い犬みたいにおめぇのことなんか追いかけてねえよ。おめぇが俺のいるところに来るんだろうがぁ。ふん、最近は講演に引っ張りだこで、やけに忙しそうじゃねえの? ベ:ははは…「貧乏暇なし」ですよ。 ソ:それはおめーに最も似合わねえセリフだな(笑)。それにしても、回数も多いし、ちょっと張り切り過ぎちゃいませんかねぇ。 ベ:どういうことでしょう? ソ:いや、何ね、おめぇがマスコミ…

  • 「大洪水よ、わが亡き後に来たれ」

    昨日、新年度最初の地区の役員会に行きました。参加者の大半は小生よりも年長ですが、みんな元気で口も達者です(笑)。しかし、今後1960年代から70年代生まれ以降の世代へとスムーズに世代交代をしていけるかどうか、若者人口が減少傾向にあるなか、地域運営にしても地域振興にしても、一地区だけではとても抱えきれない問題が山積しているように感じます。 一昨日(4月21日)、共産党の志位和夫委員長が国会内で定例の記者会見をしたときの動画を見ていたら、こんな話をしています。反戦デモを敵視絶対に許すなの声あげよう 2022.4.21 - YouTube 記者:経済対策に関連してなんですけども、政府与党は財源に予備…

  • 見切られるか、虚勢の核武装論

    最近の円安を見ていてると、その筋に「見切り」をつけられたように思うのですが、とにかく底なしで、歯止めがきかない感じです。為替相場は1月・2月はだいたい1ドル115円前後で動いていましたが、3月中旬以降116円台に入ると、ほぼ一本調子で下がり始め、今や130円台突入は時間の問題といった様相です。投機筋からすれば、日銀が金利引き上げに一切言及せず(封じ手にして)、何とかの一つ覚えみたいに国債の「指し値オペ」を続けてくれるのですから、こんな楽な儲け話はないのかもしれません。「口先介入」はさておき、日銀は何か別の手を打てるのでしょうか。 円買い介入、可能性薄く 市場は警戒、国際協調困難か | 毎日新聞…

  • 堀茂樹さんの話を聞いて

    フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏のインタヴュー記事が4月8日付の文春オンラインにあります。タイトル(「 日本核武装のすすめ 」)に「腰が引けて」しまってそのままだったのですが、話によると、内容の大半は傾聴に値するとのことです。オンラインで記事の冒頭だけは読めるのですが、そこは文春、続きをタダでは見せてくれません。 「日本は核を持つべきだ」エマニュエル・トッドが指摘する“米国依存の危うさ”〈ロシア侵攻後、世界初のインタビュー〉 | 文春オンライン 弁護士の郷原信郎さんが、トッド氏の著作の翻訳でも知られるフランス文学者・堀茂樹さんと対談している4月19日付の動画がありました。トッド氏がロシア…

  • 吉野家の常務取締役解任のこと

    牛丼の吉野家が4月18日付けで、「不適切発言」をした常務取締役企画本部長を解任したと発表しました。「発言」が世に知れたのは日曜だったので、わずか2日での即行処分です。声明?で「本日以降、当社と同氏との契約関係は一切ございません」と念を押していますから、これはまずいと、相当焦っていたと感じます。 最初、小生は、牛丼を「シャブ(覚醒剤)」に喩えるなんて、この解任された方は、何か我慢していやいや吉野家の常務取締役をやっていたのかと思いましたが、そうではないようです(でも、吉野家で働いている人たちからしたら、社のトップクラスの人が自ら自社の牛丼を貶めているのですから、この人は他社の回し者ではと思いたく…

  • ある「署名」のこと

    知人から憲法「改正(改悪)」に反対する署名を頼まれました。他の人と普段憲法のことを話したりはしないので、これを機会に少し話してみるのも悪くないと思い、署名してくれませんかと何人かに話しかけてみました。 最初の人。これはどこの組織がやってる署名かということを気にしていました。取り扱い団体名を見る限り「党派性」は不明ですが、自民党案に反対することは明記されています。昔の同僚だった人から頼まれた署名だということは伝えましたが、当人は何となく感じるものがあったのでしょう。申し訳ないけれど…と断られました。これはほとんど「門前払い」といった感じです。 次の人は、自分は憲法を変えること自体には反対しないが…

  • 「ウクライナのハチ公」から一週間

    ちょうど1週間前、ロシア兵に殺された飼い主を玄関で待ち続けている秋田犬がいることを知りました。犬の名前は本当はリニというそうですが、「ウクライナのハチ公」の名で呼ばれ、写真や動画が拡散しました。3日後、新しい引き取り手が見つかったそうです。「朗報」という見出しには、何か釈然とせず、もやもやした気持ちが残りました(ずっと待っている「主人」は帰って来ないのですから)。それはともかく、当然のことながら、5日後の今、小生もふくめ、多くの日本の人は「ウクライナのハチ公」のことは忘れています。大谷選手がメジャーリーグで打ちまくり、佐々木選手が再度完全試合一歩手前の快投を演じれば、大概の人はそちらに眼が向き…

  • 拒否権行使の説明を求める決議案

    今日は短く。 朝日新聞ニューヨーク支局の藤原学思・記者が伝える記事やTweetには、国連の動きをリアルに伝えるものが多く、大変貴重でありがたく読ませてもらっています。 ロシアのウクライナ侵攻に、国連が有効な手を打てずにいる状況を歯ぎしりする思いで見てきました。安全保障理事会で常任理事国が拒否権を行使して「決議」を葬るというのは、ロシア(旧ソ連)だけでなく、米国もくり返してきた「お家芸」ですが、こうした「大国!」の責任を欠いた自己都合が多分に国際政治を歪めてきたのは確かです。 今回リヒテンシュタインが主導して、常任理事国が今後拒否権を行使した場合、国連の全193加盟国の前で説明させようという決議…

  • 山本太郎の衆院議員辞職のこと

    れいわ新選組の山本太郎代表が一昨日(4月15日)、衆議院議員を辞職し、この夏の参院選に(比例区ではなく)選挙区から立候補すると表明したことを知りました。夏の参院選のあと、衆院の解散がなければ、国政選挙は3年間なく、その間に「政治の暴走が実行される可能性が高い」と言っています。れいわ・山本太郎氏が参院選出馬 くら替え、党勢拡大を意図 | 毎日新聞 世間の目を引く起爆剤にはなっているのかなと思います。もう4月も半ばが過ぎ、5月の連休が終われば、7月はすぐです。「争点」もなく(あってもなかなか大々的に報道されませんが)盛り上がりを欠いたまま選挙に突入すれば、投票率は30%台以下に落ち込んで、ますます…

  • 円安・アベノミクス・日銀

    ビッグマックなんてもう何年も食べた覚えがありませんが、マクドナルドが世界中で営業していることに目をつけて、各国のビッグマック1個当たりの価格を尺度にして、その国の通貨の購買力平価(通貨の総合力)を測った「ビッグマック指数」というのがあります。ビッグマックは生徒にとっても身近なので、このデータ、むかし授業の教材でよく利用させてもらいました。エコノミストによると、2022年1月時点のデータは以下のとおりです(1ドル=115.23円)。「世界経済のネタ帳」さんから借用します。世界のビッグマック価格ランキング - 世界経済のネタ帳 昔の授業プリントを調べたら、2009年に授業で使ったデータがありました…

  • ヤニス・バルファキス氏に聞く

    経済学者で元ギリシャ財務長官のヤニス・バルファキス氏のインタビュー記事を読みました。ギリシャの経済危機にあたって、その最前線に立ち、債務整理とEUやIMFらと交渉にあたった人で、何冊か日本語訳の著書も出ています。 「ピープルズ・プラン研究所」の小倉利丸さんの翻訳から部分引用させてください。ピープルズ・プラン研究所 - ウクライナはこの戦争に勝てない―私たちは、プーチンに出口を与える道徳的な義務がある(ヤニス・バルファキス)――対ロシア制裁についてはどうでしょうか、支持しますか? 独裁的な政権に制裁を加えると、独裁者ではなく国民が被害を受けるのはいつものことです。特にプーチンの場合はそうです。プ…

  • 是枝監督の祝辞のこと

    昨日河瀬直美氏が東大の入学式で話した祝辞のことを書いたのですが、同じく映画監督の是枝裕和氏が4月1日・2日の早稲田大学の入学式で、文化構想学部・文学部の新入生に向けた祝辞が大学のHPに掲載されていて、読んでみたのですが、実にいい話でした。最後の部分もよいのですが、小生には、高校の時に是枝さんの担任だったという遠藤先生がらみの話が印象深かったです。引用をお許しください。https://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2022/04/2204_speech_koreeda.pdf 2022年度入学式を執り行いました – 早稲田大学高校の時に担任だった国語の遠藤先生…

  • 河瀬監督の式辞のこと

    暑くなってきたので網戸を入れることにしました。例年は、5月の連休明けくらいにするはずの「年中行事」なのですが、桜がまだ残っている4月にするのは初めてです。「主人」のいなくなった部屋のガラス戸にも一応……と思って、ガタゴトと付けていると、中から「おーい」と声が聞こえたようでした。昨日のブログで、父親と一緒に岩手に旅行したことなどを書いたせいか、作業中にそんな「幻聴」(空耳?)もありましたが(笑)、こうして時は過ぎていくようです。今日も朝から晴天です。 さて、昨日4月12日、東京大学の入学式があったそうで、新入生はじめ関係するみなさんが、コロナ禍の長く続く困難な日常の中で、入学の日を迎えられたこと…

  • 見田宗介『宮沢賢治 存在の祭りの中へ』

    社会学者の見田宗介さんが4月1日に亡くなったことを知りました。 <評伝>希望のリアリズム、表現 社会学者・見田宗介さん死去:朝日新聞デジタル むかし見田さんの『宮沢賢治 存在の祭りの中へ』(岩波現代文庫版 2001年)を読んだら、無性に「賢治」に会いたくなって、まだ元気だった父親を車に乗せて花巻まで遠出をしたことがあります。父親はこの「賢治に会いに行く」というフレーズが気に入ったらしく、帰ってからも度々母親や兄弟に「賢治さんに会いに行った」と口にしていました。二日目に花巻農業高校の敷地に残る羅須地人協会の建物を見に行ったのですが、朝から小雨のそぼ降る日で、何となく賢治が過ごした頃の花巻の夏が想…

  • 「トンボ」の謝罪で思ったこと

    暖かな週末です。入学式まで桜が散らずに何とかもってくれてよかったなと思います。しかし、新学期早々あいにくトラブルに巻き込まれ、穏やかに入学式を迎えられなかった人たちがいることを知りました。東京の多摩地域で中学校の入学式までに制服が届かないお宅が100軒もあるというニュースは2,3日前に知りましたが、これとは別に、東大和市の中学校でも新入生約170人の制服が間に合わない事態になっているようです。注文を受けた業者に受注処理漏れがあることが分かったのが何と1週間前で、もはや納品が間に合わず、入学式は代わりの品でしのいで、後日改めて納品ということになったようです。業者は学生服メーカーの「トンボ」(岡山…

  • 報道倫理とジャーナリズム

    この表題はちょっと大げさかもしれません。でも「真のジャーナリスト」とか、大学でジャーナリズムの担い手を教育しているという文言を見てしまうと、ちょっと看過できませんので、大風呂敷と思いつつこのタイトルで。 3月23日付のダイヤモンドONLINEにアベシンゾーのインタヴュー記事があります。会員限定の有料ページなので中身がわからないのですが、例の「核共有」の話のようです。 安倍晋三元首相に直撃、なぜ非核三原則に抵触しても核共有の議論に踏み込むのか | 混迷ウクライナ | ダイヤモンド・オンライン このインタビューは3月9日に行われたようですが、同じ日、アベは朝日新聞の編集委員とも会っていて、その際、…

  • 善悪二元論的報道へ

    ロシア軍の侵攻から40日余が過ぎてウクライナ各地の状況が次々と明らかになり、世界中からロシア・プーチン政権を非難する声が上がっています。この目を背けたくなる惨状を見たら、誰でも当然のことと思います。ウクライナのゼレンスキー大統領は、破壊された国土を視察し、国連はじめ国際世論への訴えや働きかけに精力的に取り組んでいます。しかし、ふと思うのは、国民に危ない(渡れない)綱を渡らせて、結果的に(まだ終わったわけではありませんが)国民にも国土にも、これだけの深い傷を負わせてしまったことを、彼は大統領としてどう感じているのだろうかという疑念です。 ウクライナは国外でロシア軍とは一切交戦していないのですから…

  • ワクチン後遺症と死亡の検証を

    昨日は病院で診察の日でした。先回検査の数値が悪かったので、少し心配だったのですが、今回は元に戻っていて一安心でした。先生から3回目のワクチンをどうしましょうか?と訊かれ、「もう少し様子を見たいのですが…」と返答しました。実は、先月妹が3回目を接種した後、一時体調を崩していたのです(今は回復しました)。コロナ・ウィルスの変異にワクチンが追いついているとは思えませんし、体にとってワクチンは「異物」なのですから、何らかの「反応」は出るでしょう(人にもよるのでしょうが)。打たないで済むんだったら、打たない方がいいに決まっています。 そんなことを思いながら、夜、Twitterを眺めていると、昨年秋に1回…

  • 日中印3国による停戦仲裁を

    今日は短く。 昨日ウクライナの衝撃的な状況が映像で紹介されていました。映像処理が施されているとはいえ、惨い映像には目を背けてしまいます。これは実画を見たわけではありませんが、後ろ手に縛られて射殺されたとか、遺体には地雷が付いていることもあるから、やたらと動かせないのだとか。あまりに惨すぎてテレビのスイッチを一旦切りました。明確な戦争犯罪だと非難するウクライナ側に対して、ロシア側はウクライナの「自作自演」だと主張しているようです。ここまで廃墟となり何百人も人が死んでいるのに「自作自演」などありえません(正確には「演出」と言ってるようなので、切り取った一部の画を針小棒大に報道しているという意味かも…

  • 小川・成田編『世界史の考え方』

    この4月から高校の授業科目が模様替えされます。国語の新科目「論理国語」をめぐっては、文学の扱いについて、いろいろと反響を呼びました。社会(地理歴史)の方は、長らく日本史と世界史の二本立てで進んできた「歴史」の授業に、新たに「歴史総合」という「統合科目」が設けられました。そもそも歴史が二つあるわけではないので、これは当然の話なのですが、どうやって教えたらよいか、長らく二本立てを当たり前としてやって来た学校現場は、新科目の発足にとまどいがあるかもしれません。 これに合わせるように、岩波新書から先月、小川幸司さんと成田龍一さんが編集する表題の本が刊行されました。これは大きな課題に直面している歴史の先…

  • 「個性重視」と言いながら…

    日本社会は個性を尊重しない、個性を押し潰す社会のように言われてきました。学校はその元凶のように見られがちです。そこでむかし働いていた人間としては不本意ですが。 「天才ドラマー」と言われる(詳細はわかりませんが)相馬よよかさんのことを紹介した以下の記事でも、12歳の彼女にとって「(日本の)学校」は残念ながら居心地のよい場所ではなかったように思われます。4月2日付テレ朝ニュースの記事からの一部引用をお許しください。天才ドラマーよよかさん(12)が日本を去るワケ〜「学校は答えを最初から決めている」|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト……「やっぱり、ここで学びたい。自然体でいられます」。(よよ…

  • 戦争の役に立たない人/人の役に立たない戦争

    マガジン9に雨宮処凜さんの「第588回:戦争と障害者〜「戦えない人」は戦時にどう扱われてきたか。の巻」という3月23日付記事があります。その中にこう書いてあります。引用をお許しください。第588回:戦争と障害者〜「戦えない人」は戦時にどう扱われてきたか。の巻(雨宮処凛) | マガジン9……いつの時代も戦争は、立場の弱い者を犠牲にする。 報道を見れば、多くの人が犬や猫を抱いて避難している。しかし、取り残されたペットもいる。物言えぬ者たちも犠牲になるのが戦争だ。 そんなふうに世界が戦争に注目する中、「ウクライナの愛国心」をことさらに賛美する空気もある。祖国を守る、国土を守るために勇敢に戦う人々の姿…

  • 暉峻淑子『対話する社会へ』

    「対話が続いている間は殴り合いは起こらない」というドイツの言葉があるそうです。なるほどと思います。この言葉を心に留めた筆者は、やがて「戦争・暴力の反対語は、平和ではなく対話だ」と考えるに至ります。平穏な日常を下支えているのは、暴力的な衝突に至らないように対話を続け、その態度、その文化を社会に根づかせようとする人々の努力の賜で、もし、社会から対話がなくなれば、社会は病んで、平和はあるときあっけなく崩壊するのでは、と言います。 いくつか引用してみます。 日本人が、意見を言おうとしないのは、あるいは、他人が間違っていると思うことにも異を唱えず無言でいるのは、もし自分の言ったことが正しくない場合には、…

  • プチアベ時事川柳

    桜が満開になりました。暖かいし、散歩したくなります。今晩の雨で散ってしまうかもしれないので、よく見ておこうと思います。入学式までもってほしいけど…。 以下、最近の新聞から拾ったものです。笑いながら我に返ってしまい、眉をひそめるという感じです。 引用をさせていただいたみなさん、どうかお許しください。<3月31日(木)> 〇外交はゴルフなしでもできるのね 神戸 中林さん 〇戦争は殺人犯になることだ 浜松 よんぼさん 〇広い土地持ってまだ持ちたいロシア 池田 奥園さん 〇プーチンと友達という総理いた 島田 東海島田宿さん 〇国境を越える列にも子の姿 伊勢 オカリナさん 〇国連は何の力も出せぬのか? …

  • O.ファイジズ『ナターシャの踊り』

    上下巻合わせて800頁を超える力作。原著は2002年刊行ですが、日本語訳が出たのは昨年2021年8月です。訳者の鳥山さんによれば、途中から巽さんと中野さんの二人に応援を頼んだとのことで、よくぞあきらめずに(抄訳にせずに)最後まで訳しとおしてくれたと、感謝、感謝です(笑)。 副題は「ロシア文化史」で、この文言を目にしなかったらたぶん読まなかったと思います。表題の女性「ナターシャ」は、トルストイの『戦争と平和』に出てくる貴族(ロストフ家)の令嬢で、なぜ彼女の「踊り」がロシア文化と関係するのかのタネあかしは、本書の序章にあります。これは沼野充義さんが新聞の書評で触れているので、ここでは割愛しますが、…

  • ウーマン村本さんのこと

    テレビに出ないお笑い芸人の一人、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんのインタビューを読みました。松元ヒロさんと同様、政治や社会を風刺する漫才芸人で、ネタによっては嫌悪感をもつ人もいるようです。しかし、実際のところ村本さん自身は、「社会派」のようなレッテルには当惑しているかもしれません(まあ、勝手にしろってところでしょうか)。単にウケること、人が笑って喜ぶことをネタにして話しているうちに、そういう話題が増えたということでしょうし、だんだんとその手の笑いが好きな人が周りに集まっていったということでしょう。 3月28日付朝日新聞の記事より一部引用させてください。聞き手は宮崎亮・記者です(一部加工しま…

  • 服部倫卓さんの解説

    ジャーナリストの神保哲生さんのインタビューズ(2022年3月26日付)を見ました。この企画、ゲストの「チョイス」が素晴らしく、小生にとって、ウクライナとロシアの問題を考える上での貴重な情報源です。今回のゲストの服部倫卓(みちたか)さん(ロシアNIS経済研究所所長)の話も実によかったです。経済制裁によってロシア経済と人々の生活がどう変わり、それがプーチン政権にどんな「効果」をもたらすのか。軍事的な話も大事ですが、こちらも是非知りたかった話です。以下に概要を起こしてみます。服部倫卓×神保哲生:ウクライナへの軍事侵攻でロシア経済は破綻の淵に追いやられる - YouTube対ロシア経済制裁の効果 服部…

  • 『文読む月日』7

    今日は短く。 トルストイの『文読む月日』の3月27日の欄を見ていて、一昨日の「ヤジ排除訴訟」判決のことを連想しました。改めて、原告の二人と弁護団、関係者、そして、当たり前の判決を出してくれた裁判長に、心から敬意を表します。 3月27日… (四)…人びとの賞賛のなかにではなくて自分の仕事のなかに支えを見出している人、世間に目立たず、目立とうとも思わない人――そんな人を尊敬するがよい。そのような人は、前もってそのために苦しみを受けることがわかっていながら、世人に罵られるような善行を選び、それを滅ぼすために、それまでてんでんばらばらだったすべての敵が一丸となって襲いかかるような真理を選んだのである。…

  • 「ヤジ排除訴訟」判決のこと

    昨日の昼、テレビ・ニュースで「ヤジ排除訴訟」の札幌地裁判決を知りました。原告は、3年前、札幌で、街頭演説中だった当時首相のアベシンゾーに「アベ、やめろ」とヤジを飛ばした男性と、「増税反対」と叫んだ女性で、二人は警察官によって強制的に別の場所へと排除移動させられました(当日は他にも同様の排除を受けた方がいます)。女性の方は、その後も長い時間しつこく警察官につきまとわれたようです。判決は、北海道警の違法行為を認めただけでなく、表現の自由や移動・行動の自由、名誉権、プライバシー権など、憲法の人権保障にも踏み込む内容でした。以前、これを検証したHBCテレビの番組「ヤジと民主主義」を見て、ブログに書いた…

  • ゼレンスキー演説を見て

    昨日の夕方、テレビでウクライナのゼレンスキー大統領の日本(国会)向け演説を見ました。注目度が高かったのか、NHKも主要民放もみんなLIVE中継をしていて、放送していなかったのは、Eテレとテレ東と、あとは(小生の見ているチャンネルでは)千葉テレ…くらいでした。米国向けの演説で日本の真珠湾攻撃の歴史に言及したり、ドイツ向けではノルドストリーム(ロシアードイツ間の海底天然ガス・パイプライン)を批判したりと、割と各国の「琴線」に触れる話もしているので、日本向け演説では何を言うのかと、一部は戦々恐々としていたというのですが、実際の話の内容はかなり「穏便」で、マスク越しにあくびをする大臣もいたくらいです(…

  • GABAトマトのこと

    スーパーに買物に行くたびに何となく感じていたのですが、冬場なのに(老人の感覚なので、すいません)野菜コーナーのトマトの種類がやけに多いなと。ミニから大玉までけっこう取りそろえられていて、(当然)値段も安くはありません。小生は、野菜は基本的に旬で安いものしか買わないのですが、他のお客さんはけっこう買っているのかなあと思いながらいつも通り過ぎていました。 このトマトに、大豆やトウモロコシなどと同様、遺伝子組み替え(ゲノム編集)の技術が及んでいることくらいは知っていましたが、小生も含めて、一般に遺伝子組み換え食品とその安全性に対する知識や理解が普及しているようには見えません。そもそも自分からとりに行…

  • 「辺境の国」の自己認識

    日本を「経済大国」だと自認する人は多いようです。何せ名目GDPは米国、中国についで第3位という話です(一人あたりに換算すると20位以下ですが)。他方で、日本を「先進国」だと思う人の方はどうなのでしょうか。小生には若い世代になるほど少なくなっているような感じがします。 理由はいくつか考えられますが、たとえば、政治学者の中野晃一さんは、最近Progressive! Channel という動画を立ち上げ、3月19日付の「10分でわかる!政治哲学のキホン① ちょっと日本ヤバくないですか」では、LGBTI(性的マイノリティ)、同性婚、選択的夫婦別姓、ジャンダーギャップなど、若い人たちが関心を寄せる分野で…

  • 「雷」の啓示 あるNHKアナウンサーの転身

    「雷に打たれる」という比喩表現があります。宗教改革で有名なマルチン・ルターの場合、比喩ではなく、文字通り落雷体験によって人生が変わったといいます。1505年7月2日、友人と野原を歩いていて落雷に遭ったルターは「お助けください、修道士になります!」と叫び、2週間後、本当に大学を辞めて修道院に入ってしまいます。雷が落ちた場所には今も石碑が立っていて、一言「歴史の転回点」と刻まれているそうです。確かに、その後のことを考えると、このときの落雷は、ルター個人の一生を変えたことによって、ヨーロッパ、ひいては世界の歴史をも大きく変えることになりました。 「マルティン・ルターと宗教改革」3 「歴史の転回点」 …

  • 「隣国」ベラルーシのこと

    昨日の夕方TBSの報道特集を見ました。キャスターの金平茂紀さんがベラルーシのルカシェンコ大統領にインタヴューしていました。ベラルーシ市民へのインタヴューの顔出し放映とか、チャベス(ヴェネズエラ)とエルドアン(トルコ)の写真の間違いとか、いくつか驚く場面(難点)もありました。ベラルーシ側のプロパガンダにあえて乗った部分はあるにしても、全体としてはこの時期によくここまでやったなという思いの方が強く、金平さんほかスタッフの仕事を労いたいと思います。そのうち「見逃し動画」も上がることでしょう。 ルカシェンコ氏はがたいの大きな人で、プーチン・ロシア大統領と並ぶと頭一つくらいちがいます。28年も大統領職に…

  • アビガンの治験打ち切りのこと

    今日は短く。 元官僚で評論家の古賀茂明さんのYou-Tube動画で、『嘘つきシンちゃんの罪を忘れない』と題した最新号を拝見していたところ、えっ!? と思う話がありました。最近ウクライナのことばかりに目を向けていて、重大な話なのに全然気づきませんでした。文字に起こしてみます(15分30秒過ぎあたりから お名前を存じませんが聞き手の反応はカッコにしました)。 『嘘つきシンちゃんの罪を忘れない』 最近いやに元気なシンちゃん フェイクの王様トランプさんやプーチンさんと仲良し 日本の産業・経済はボロボロで政官の倫理は地に堕ちた 3度目の総理で何を狙うのか? - YouTube 昨日、おとといくらいだった…

  • ロシアを去る人残る人

    ウクライナから国外へ避難した人は300万人を超えたようですが、ロシアとロシアに同調するベラルーシから国外へ出た人も相当な数のようです(数字は様々ですが)。行き先はいろいろですが、EUやアメリカ、イギリス、カナダなどがロシア航空機の自国領空での飛行を禁止しているため、南のアルメニア、ジョージア(グルジア)、トルコ、中央アジアなど、飛行が許可され、ビザが不要な国へと向かっているようです。 BBCの3月15日付記事にはこうあります。ロシアで「頭脳流出」進む 数千人が海外へ脱出、ウクライナ侵攻で - BBCニュース「イスタンブールへの片道航空券は、私たち夫婦の月収を上回る額です」と、アーニャさんは名字…

  • プーチン増長に加担した/する国

    昨日3月16日の参議院内閣委員会で、タムトモこと田村智子議員(共産党)が本年度予算案に計上されたままの「ロシアへの8項目の経済協力プラン」について質問しています。予算案は来週22日の参議院本会議で採決されるという話ですが、さすがにこのまま通すのはまずいんじゃないかと思います。 少し起こしてみます(2分29秒あたりより)。2022.3.16内閣委員会 田村智子 - Bing video 田村:ロシアに対する日本の経済協力についてもお訊きします。3月11日衆議院内閣委員会で松野官房長官は、8項目の協力プランを含むロシアとの経済分野の協力に関する政府事業については、当面見合わせると表現されました。一…

  • プーチンとオリガルヒ

    ロシアには「オリガルヒ Олигархи 複数形」と呼ばれる新興財閥がいます(ウクライナにもいます)。調べてみると、Олиг-(Олигo-)は、少数、少ない、を意味し、архиは、首長、主、大きい、などを意味するようで、「寡頭」と訳されることもあります。数少ない大富豪といったところでしょうか。プーチン政権とは、もちつもたれつの関係にあり、政権を支える財界勢力と考えられます。 ウクライナ人国際政治学者のアンドリー・グレンコ氏が解説している3月10日付の動画(毎日放送)を見ました。これは、オリガルヒの造反によってプーチンが失脚する可能性があるかどうかについて解説したものですが、氏はこう語っていま…

  • 微力ながらプーチンを笑いとばす

    今ロシアでは反戦の意思表示をするだけで警察に拘束されるようです。何も書いていない白紙のプラカードを持っているだけで連行された人がいましたが、唖然としました。「モス子@日露間で働くマン」さんが上げている下の動画も一瞬ギャグかと思いました。戦争に反対だろうが、賛成だろうが、どっちにしたって逮捕!? 現実はつくられた話よりも何倍も奇異で深刻です。https://twitter.com/Hmaru_ru/status/1503140933793366019 なかなか笑える心境にはなりませんが、ロシア人の小咄(アネクドート)の「プーチンもの」を拾ってみました。こういうときだからこそ、全能者気取りの独裁者…

  • プーチン崇拝の精神的風土論について

    ロシア文学研究者・亀山郁夫氏のインタヴュー記事を読みました。大変興味深かったのですが、部分的に承服できないところもありました。 3月13日付毎日新聞の記事から一部引用させてください(聞き手は大野友嘉子・記者)。ロシア文学者を「絶望」させたプーチン氏の「最後の夢」 | 毎日新聞 「強権の中での自由」 プーチン氏を生んだロシアの土壌 | 毎日新聞――ウクライナとロシアの民意のへだたりを感じさせます。しかし、21世紀のロシアになぜプーチンのような政治家が現れたのでしょうか。 プーチン崇拝を理解するには、まず、ロシア人のメンタリティーを理解する必要があります。 彼らは、基本的に政治に無関心なのです。と…

  • ロシアの人たちは今

    今日は短く。 モスクワで反戦活動をしていて拘束された友人から聞いた話というのが連投Tweetされています。猫本喜子さんの3月12日付記事より。https://twitter.com/mandaiike_face/status/1502628186584391684これは貴重です。拘置所の警官の話: 「自分は言われたことをやっている。仕事はクソだ。だが、年金生活に入るのを待ってる。そんときには今までのことはすべて悪い夢だったと思ってすっかり忘れるさ」と。彼らは、急増する反戦活動参加者を捕まえるためにパトカーを出さないといけないが、ガソリンを一部ポケットマネーから出すハメになってると文句を言ってい…

  • 『戦争は女の顔をしていない』

    NHKの「100分DE名著」のシリーズでも取り上げられていた、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』が、再び読まれているという話を知りました。番組の講師役だった沼野恭子さんは毎日新聞の取材を受けて、「アレクシエービッチ氏は他の作品も含め、権力者ではなく、一貫して市井の人たちの声を集め続けてきました。彼女は彼らを恵まれない境遇に置かれ、虐げられてきたという意味で『小さな人間』と表現します。『小さな人間』が戦争に巻き込まれ、どんな経験をし、何を感じたか。アレクシエービッチ氏が引き出した重い声に、耳を傾けることが大切なのではないでしょうか」と言っています。 (声をつないで:な…

  • サフルール医師の話

    3月11日。母親の命日でもあります。昨日お墓と仏壇に花を供えました。静かに故人たちを偲びたいと思います。 NGO団体を率い、故郷のシリアで医療活動に取り組んできたシリア系米国人、ザヘル・サフルール医師のインタヴュー記事を読みました。昨日「歴史は何の役に立つのか?」という記事を書きましたが、続きを識者に話してもらって、こちらが勉強したような気持ちです。 話にあるとおり、プーチン大統領にとっては、シリア介入の「成功体験」が、その前年のクリミア半島の併合とともに、今回のウクライナ侵攻と一続きになっていて、アメリカもヨーロッパもどうせ口先だけで(経済制裁はともかく)兵力の投入などできないと踏んでいたの…

  • 歴史は何の役に立つのか?

    明日は3月11日。 夜、真っ暗になった道を灯りがひとつ、またひとつと、学校に向かってきて、最後の生徒を送り出してから慌てて自宅に戻ると、家の中は無茶苦茶になっていましたが、家族は無事でいてくれました。津波や原発のことを知ったのはその後のことです。あの夜、懐中電灯をテーブルに置いて父親と母親と一緒に遅い夕食をとりました。戦中を知る二人は、何てことはないという構えで、頼もしくさえ感じられました。しかし、11年が過ぎて、今は二人とももういません。小生にとっては、それなりの時間が過ぎたように思いますが、あれから何も変わっていない人もいます。 昨日、精神科医の香山リカさんの新聞コラムを読んでいて、そのこ…

  • 「食糧を自給できない人たちは奴隷である」

    ロシアのウクライナ侵攻から2週間。これに悪乗りして、あちこちで「核共有(シェアリング)」などという日本の安全保障とは真逆のことを吹いている「売国の輩」には、いいかげん「退場」を願い、今開会中の通常国会ではもっと根本的で実のある安全保障問題を議論してもらいたいものだと思います。 なすこ on Twitter: "#100日で再生する日本のマスメディア 31日目 ニュークリアシェアリングとは(ゲスト原口一博議員)… " 3月8日付「農業新聞」に「食料安全保障」を求める農学博士の鈴木宣弘氏の記事があります。国の根幹に位置づけなければならないのは、どう考えても、核武装よりは食料でしょう。全面的に賛同し…

  • 分断と傍観と忘却を越え出ること

    昨日は赤木俊夫さんの命日でした。 今日3月8日は国際婦人デイです。 ロシアに「プッシー・ライオット」という覆面パンクロックのグループがあります。あまり詳しくはないのですが、ずっと反プーチンの声を上げ続けていて、メンバーが反戦デモで拘束されているやに聞きます。メンバーの創始者のひとりで、一時投獄されたこともあるマーシャ(マリヤ・アリョーヒナ)さんが、2014年のクリミア併合時に、米国の政治評論誌『ニュー・リパブリック』に寄稿した記事を見ました。8年前なので、事実関係は古いのですが、今の日本を考えると、内容的にはとても「古い」では済まない話で、共通するものを感じました。 ロシアの人びとは、3月4日…

  • 『現代ウクライナ短編集』

    藤井悦子さんとオリガ・ホメンコさんの共編訳による『現代ウクライナ短編集』は、元の版が1997年刊で、1980年代から90年代の作品を集めたものです。60代以上の人にとっては自身の若い頃を重ねて「一昔前」くらいの感覚で読めたとしても、30代以下の人にとって、多くは生まれる前の作品群です。それなりのズレはあるでしょうし、ましてや、異国の文学作品です。個々の作家の背景のようなもの、何かウクライナの「国民的記憶」のようなものなどを探しながら読むことで、何とか共感できるものを見出せるかもしれませんが、読み方としては「邪道」な感じがしてしまいます。 とはいえ、読んでいて「んっ?」と思う作品や箇所は、確かに…

  • 伊勢崎賢治さんの解説

    うろおぼえの話ですが、前にTwitterで「んっ!?」と思う投稿を見かけました。ある学者さんが息子から、なぜロシアはウクライナがNATOに入るのを嫌がって戦争をするのかと訊かれたので、経緯をできるだけ丁寧に説明したところ、「ロシアもNATOに入ればいいのに」と返されたと。…では、そのNATOとは何か? この子の言うように入れてもらえばいいのかもしれませんが、入れてもらえる国ともらえない国があるとしたら、それはなぜなのでしょう?――本質的にはそういう問題なのでは、と思いました。 NATO(北大西洋条約機構)は元々は共産主義圏の拡大に脅威を感じた欧米諸国が(一方的に)結成したもので、順番で言うと、…

  • 『文読む月日』6

    アベシンゾー氏のことを書くと(あと橋下氏もそうですが)、罵詈雑言としか思われません(もちろんそれはあるのですが)。しかし、毎日ウクライナの映像を見ていると、この侵攻(戦争)を指示する人間と「同じ未来を見ている」などと発言した人物を、なぜここまでちやほやして持ち上げなければならないのか、さっぱり理由がわかりません。落選でも逮捕でも何でもいいですが、いいかげん退場させないと、今でも十分「国難」のこの国が、さらにひどいことにならないかと真面目に不安になります。 シンゾー氏はYou-tubeに動画を上げています。 世界はどのように安全が守られているのか - YouTube 「この国を守る!」と例の調子…

  • 河東哲夫さんの解説

    ジャーナリストの神保哲生さんが元外交官の河東哲夫(かわとう あきお)さんにリモートでインタビューしている動画を見ました。ロシアのウクライナ侵攻は、日本が真珠湾攻撃へと心理的に追い込まれていった姿とよく似ていると言っています。概要を一部文字に起こしてみます。河東哲夫×神保哲生:ウクライナへの合理性を欠いた軍事侵攻はプーチンが追い詰められていることの裏返しだ - YouTubeプーチンの思惑――なぜ侵攻に踏み切ったか? プーチンにとっては “今しかない” と思ったんじゃないかということですね。日本も戦前にはアメリカからさんざん圧力をかけられて、もうやるしかないということで真珠湾に攻め込んだでしょう…

  • ロシア 小学生の逮捕のこと

    最初に、昨日の記事について。「イデオロギーなしにファシズムは成立する」という当方の記事に言及してくれた方がおりました。学術的な話には恐縮しますが、ファシズムを…「ただの悪口雑言」にしてしまわないかというご指摘、まことにごもっともと思いました。ブィコフ氏の見方には考えてみる価値があると思い引用した次第ですが、ファシズムという語の「氾濫」と「罵詈雑言」化には小生も閉口しておりますので、せめて表題に「 」や!?を付けるべきだったと反省しています(自戒の意味で、記事はそのままにしておきますが)。ブログのコメント欄は閉鎖しておりますので、こういうかたちになりますが、改めて感謝申し上げたいと思います。 こ…

  • ファシズムはイデオロギーなしに成立する

    岩波書店編集部の「なみのおと」チームが公開しているnoteに、ロシアの作家・文芸批評家、ドミートリー・ブィコフ氏が、ロシアのウクライナ侵攻が始まった2日後の2月25日、ラジオの持ち番組「モスクワのこだま」で2時間近く語った話の抄訳が掲載されています。 今や相手をファシズムやファシストと呼んだもの勝ちで、「ファシズムの氾濫・過剰」などと言うと誤解されそうですが、まるでそれが負の「錦の御旗」にでもなったかのようで、ずっと違和感を覚えてきました。けれども、ファシズムが一切のイデオロギー抜きで、たんなるルサンチマンひとつで成立してしまうというブィコフ氏の指摘、形容矛盾の「リベラル・ファシスト」という語…

  • 片山ふえ『オリガと巨匠たち』

    片山ふえさんの『オリガと巨匠たち――私のウクライナ紀行』(未知谷 2010年)を読みました。副題にあるとおり、片山さんの西ウクライナの旅日記なのですが、案内人のオリガ・ペトローワさんをはじめ道中で出会うウクライナの人々の人生と時々の風景がみずみずしく重なり、まるで一緒に旅をしているような感覚に何度もとらわれました。合間にウクライナと土地の歴史などが語られているのも親切でしたが、18世紀のリヴィウで制作活動をしていた彫刻家ピンゼル、その後忘れられた彼の作品の収集に精力的に取り組んだヴォズニツキ氏のことなど、初めて知りました(1917年ロシア二月革命を、「いわゆる『メンシェビキ革命』」と記述したの…

  • 国際圧力 プーチン包囲網

    橋下徹氏の昨日2月27日付Twitterを見ました。複数の方から批判・揶揄されているようです。かいつまんで引用すれば、こういう内容です。 https://twitter.com/hashimoto_lo/status/1497872619168669698「威勢のいいことを言う資格がある者は志願兵になる者だけだ。…俺はウクライナに行く勇気はない。だからロシアに譲歩することになろう…日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まってもクソの役にも立たない。…私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ!と言っていた者はウクライナに行って戦え」と。 また、国際圧力の結集を求めた朝日新聞の社説に対し…

  • ロシア兵にヒマワリの種を渡す女性

    昨日は2.26事件から86年でした。 昨夕TBSの報道特集を見ました。キャスターの金平茂紀さんがすでにウクライナに入ってリポートしています。さすが、というか、機動力健在で敬服します。話によると、ウクライナ行きの飛行機は飛んでないので、隣国のルーマニアに入り、首都ブカレストから車で8時間以上かけてウクライナとの国境地帯まで来たとのことです。金平キャスター緊急取材・ウクライナの今【報道特集】 - YouTube 車でウクライナ(のどこかはわかりませんが)から来たという女性は7時間かかったと言っていました。国境を越えられた人たちはまだ運が良く、ウクライナ側には手続きを待っているためか、大勢の人たちが…

  • 戦争にNO! НЕТ ВОЙНЕ ! 

    ロシアのウクライナ侵攻には、ロシア国内でも反対の声が広がっているようです。しかし、プーチン政権は国内のこうした声を封じ込めようと躍起です。24日、ロシア各地で行われた抗議活動では1,700人以上が拘束されたといいます。 キング牧師の言葉を連想します。 最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である。 The ultimate tragedy is not the oppression and cruelty by the bad people but the silence over that by the good people. 一人ひとりの声がどれほど戦争を止める力になるのか…

  • 「プーチンの戦争」から脱するために

    ロシア軍がついにウクライナに侵攻しました。正直なところ「寸止め」でやめると思っていたのでショックです。失望と怒りを覚えました。 これは真野森作さんの本のタイトルではありませんが、まさに「プーチンの戦争」だと思い、彼についていろいろと調べてみました。たとえば、2月13日付毎日新聞には、外信部・篠田航一記者の記事があり、プーチン氏は東ドイツに駐在していた1989年にベルリンの壁の崩壊を間近で見たことが一種のトラウマになっているのではないかというのです。一部引用させてください。 若き日のプーチン氏がドイツで感じた「トラウマ」とは? 古都で過ごした冷戦末期の日々 | 世界時空旅行 | 篠田航一 | 毎…

  • 提案型野党の末路

    国民民主党が衆院で政府予算案に賛成投票したことが波紋を呼んでいます。公明党の山口代表が、聞かれればまあそう答えるにしても、「自公連立政権の枠組みには影響を与えない」と念を押しているところから逆推(邪推)するに、事前に自民と国民の間に何らかのやりとり(口約束)があったのではと想像させます。夏の参院選の候補者の「相互推薦」をめぐって、公明との間に隙間風が吹いている自民としては、国民に秋波を送って公明を牽制しておくのも悪くはないというところでしょうか。さすが百戦錬磨の自民党です。 しかし、この後、国民民主党はどうする気でしょうか。いくら議院が別だといっても、衆院で「賛成した」予算案に参院でケチをつけ…

  • 2.22 山本太郎の不定例記者会見より

    昨日2月22日、2022年度予算案が衆院本会議で採決されましたが、れいわ新選組の山本太郎代表ら3人が壇上から抗議しているシーンを見ました。まあパフォーマンスといえばそうなのでしょうが、「懲罰」だと騒ぐほどのことなのかなとも思いました。 予算案採決、壇上から抗議 自民は懲罰動議検討―山本れいわ代表:時事ドットコム その後、山本さんが記者会見に応じて、短時間話している動画を見ました。「今日2022年2月22日の22:22に何をされているでしょうか?」という記者の一人の質問のアホさ加減には呆れましたが、山本さん、殊勝なことに怒りもせず、自分は今ネコの図柄のTシャツを着ているんですと、笑って応じていま…

  • 毎日新聞150年に寄せて

    昨日毎日新聞は創刊150年を迎えたそうです。1872(明治5)年2月21日、東京で最初の日刊紙として「東京日日新聞」第1号が発刊されたのが最初ということです。が、調べてみると、まだ旧暦の時代だったので今の暦で言えば3月29日のようなのです。まあ気にしないことにします。べーさん@京都さんの以下の記事に創刊号の写真があるので是非ご覧ください。 まちかどの西洋館別館・古写真・古絵葉書展示室 この150年を記念して、今月から新聞紙上に著名人の短いインタビューや寄稿が連載されています。短いながらも、本庶佑さん(京都大学)とさだまさしさんの記事には共感しました。是非引用させてください。まず、2月16日付の…

  • 人権リテラシーが極めて低い国の政治家

    自民党の某政調会長が2月19日の講演で、自分が総理大臣になっても靖国参拝を続ける意向を示したそうです。 高市氏「首相就いても靖国参拝」 やめれば「相手がつけ上がる」(共同通信) - Yahoo!ニュース 個人的に強い靖国信仰をお持ちで、参拝に(ばかり)執着する「信仰の自由」とやらを咎めるつもりはありませんが、第二次大戦のA級戦犯(「戦争責任者」=「首謀者」 あくまで「」付き)を祀る神社を日本国の公職にある者がお参りすることが、日本から戦争被害を受けた国の人たちにどう映るか、立場をおき替えて考えてみたらわかりそうな話です。しかし、そもそもが、日本は侵略戦争をしたのではなく、自衛戦争をしたとか、ア…

  • 真野森作『ルポ プーチンの戦争』

    今日で(やっと)北京オリンピックも終わりです。カーリングって2週間ずっと競技をしてきたことになるんですね。本当に本当にお疲れ様。あと一息です。 しかし、終わったとたんに世界が望んでいないことが現実化するかもしれません。非常に心配です。 『ルポ プーチンの戦争』を読んでいます。今の危機的状況と話が重なります。忘れかけていましたが、8年前の2014年3月、ロシアはウクライナのクリミア半島の併合を宣言し、ウクライナ東部では親ロシア派とウクライナ政府軍が内戦に突入、「ウクライナ危機」と呼ばれる情勢となりました。今でも、親ロシア派勢力が強いウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州は「独立国」を宣言してい…

  • 18歳で引退覚悟 内田舞さんの記事

    むかし学校にいた頃、女子生徒が何人も「もう年だから…」とか「わたしババアだから…」と自嘲しながら言うので、最初は「おいおい」と思いながら笑って聞いていました。軽いランニングをした後、廊下の雑巾がけをした後など、ちょっとしたことでもすぐ口にします。挙げ句には座学の授業の後にまで言うので、ほんとうに「おいおい」です。しかし、だんだんと、これは単なるジョークでもなく、当人たちからすると、「昔(小学生時代? 幼稚園生時代?)」のような元気が出ないというのは実感で、半分くらいは本当のことを言っているのでは、という気がしてきました。 しかしこれが、ロシアのフィギュアスケート界になると、「若年寄り」は笑い話…

  • 15のとき

    皇室スキャンダルに加担するようで嫌なのですが、去年の3月、北九州市の「第12回子どもノンフィクション文学賞」の佳作に選ばれた秋篠宮悠仁さんの作文に、すでに発表されていた他の文章と酷似する箇所があると指摘されています。誰が気がついたのか知りませんが、宮内庁によれば、これは(剽窃ではなく)引用で、出所を書かなかった本人の不注意という話なのですが、どうなのでしょうか。悠仁さまの文学賞入賞作文の一部が他の人の文章と酷似 宮内庁は参考文献の記載漏れを認める|NEWSポストセブン 悠仁さま、作文コンクールで引用元明記せず 宮内庁「不十分」 | 毎日新聞 それで思い出したのですが、小生には腹の底から笑えない…

  • 弁護士・指宿昭一さんの話

    米国務省は世界各国の人身売買に関する年次報告書で、人身売買との闘いに貢献した人々を「人身売買と闘うヒーロー」として表彰しているそうです。昨年7月1日に発表された2021年版報告書では、日本人弁護士の指宿昭一(いぶすき・しょういち)さんが選ばれ、「揺るぎない献身で外国人の人権を守り、日本と世界で問題の認知度を高めた」とその功績を讃えています(米民間団体ではなく国務省というのがちょっとひっかかりますが…)。 指宿さんは、名古屋入管の収容施設で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんの遺族に付き添ってきた弁護士なので、世間でもよく知られた存在となりましたが、日本における外国人問題にずっと関…

  • O.ホメンコ『ウクライナから愛をこめて』

    著者のオリガ・ホメンコさんは東京大学の大学院に留学したことがあり、現在はキエフの大学で日本の歴史を教える親日家で、作家、ジャーナリスト、翻訳家だそうです。本書はウクライナ人の著者が日本語で書いたエッセイ集ですが、その温かな視線によって綴られる親族や縁者などの人物評、建物や景観などの紹介は、どれも柔らかく、情愛に溢れています。その一節、「散歩で感じるキエフの歴史」を読んでいたら、何やら無性にキエフに行きたくなりました。以下に一部を引用してみます。 ウクライナのキエフに初めて来た人とは、いつも決まったコースを散歩することにしています。そのコースで見る名所旧跡はキエフのほんの一部分に過ぎないけれど、…

  • ワリエワ選手のドーピング違反問題

    今日は短く、北京オリンピックのことを。 何か法律や規約などで「原則」を定めると、必ずと言っていいくらい「例外」が出てくるものだと思います。人間社会に線引きを施すのは本当に難しいことで、父親の相続税の申告で土地評価をしているときにも、これを痛感しました。杓子どおりにいかない土地には追加の評価方法がどんどん付加されていきます。 しかし、あまりに「例外」ばかりだと、「原則」自体が揺らいでしまいます。「例外」が「例外」として認められるのは、それが「原則」の理念から外れていないからで、そうでなければ、「原則」自体を崩さないといけなくなります。ただし、それをやると、これまで「原則」の理念を信じて、守りつづ…

  • 「幸福」について

    昨日の朝、NHKの「目撃!にっぽん」というドキュメンタリーを見ました。先日高裁判決がありましたが、元TBS記者・山口敬之氏から性的暴行を受けて裁判をしている伊藤詩織さんの5年間を追ったものです。 おこがましい気がしますが、伊藤さんには深く同情しますし、「なぜ自分が」という自問を続けながら今日まで歩んでこられた姿に敬服します。おこがましさついでに言いますと、こういうケースで、この国で声を上げると、どういう理不尽なことが起こるのかも再認識させられました。それは、伊藤さんを支えようとする外国の人は顔出しで紹介はできても、日本の人の場合は、いるのに紹介しない(できない)ことが暗示しているように思えます…

  • 「報道特集」教員の“ブラック勤務”問題 を見て

    昨日のブログで、教員に授業評価をするよりも、休ませた方がいいと書きましたが、夕方、TBSの番組「報道特集」で「教員の“ブラック勤務”問題」を見ました。違法な長時間労働のことを「ブラック」と呼ぶ「語法」には違和感もあるのですが、他の職業も同じ問題を抱えているところはあるので、むかし学校で働いていた者としては、多くの人に共感してもらえるのであればそれでもよいのかなと思っています。以下、思いついたことを記してみます。 番組は大阪の府立高校の教員の訴訟の紹介から始まりました。JCCに冒頭の抄録があります。<特集>教員の“ブラック勤務”問題 TBSテレビ【報道特集】|JCCテレビすべて 教員の仕事が長時…

  • 大阪市の授業評価のこと

    大阪市ではこの4月から市立の小中学校の若手教員の授業評価を始めるそうです。若手教員の授業を数値で評価へ 大阪市教委、子どもにはアンケート:朝日新聞デジタル「大阪市って全国学力調査やったら、全科目で全国平均を下回ってるんだってね。」 「そうなんですよ。先生の教え方が悪いからやーって、市長がお怒りなんじゃないの?」 「すぐ人のせいにするよね。」 「で、4月から小中学校の若い先生にだけ、授業評価を始めるんだって。」 「なんで、若い先生だけなの?」 「知らんけど、全部の先生でやると、口がたつベテランの先生もいるから、めんどくさいんじゃないの?」 「そうやっていつも若い人にしわ寄せが行くよね。」 「子ど…

  • 2030札幌五輪反対 再び

    衆院議員の米山隆一さんのTwitterをいつも拝見しています。「強風」に顔を背けない姿はさながら「風に立つライオン」のようです(映画や歌とはちょっとちがいますが…)。その米山さんが昨日2月10日、アベ元総理の発言にこうTweetしています。安倍総理「国際的に commitment(約束)したが、約束でなくて決意だ」とのことですが、 commitmentは「決意」ではなく「約束」です。一国の首相が、国際的に約束した言葉を、勝手な英単語を作って反故にするのは、余りに恥ずかしすぎると思います。これが「誇りある日本」の在り方でしょうか? (https://twitter.com/RyuichiYone…

  • 地方紙のジャーナリズム 千葉日報社問題

    「千葉日報」は14万5千余りの発行部数をもつ千葉県の地方紙です。ちなみに、メディアバリューの調べでは、千葉県の新聞各紙の発行部数を多い順に並べると以下のとおりです。・読売新聞 681,599 ・朝日新聞 360,721 ・日経新聞 120,530 ・毎日新聞 104,406 ・産経新聞 71,417 ・東京新聞 52,012 (2021年11月 新聞広告|地方紙・ブロック紙|メディアバリュー) 千葉県に住んでいるとあまり気づかないのですが、一般的には、読売などの全国紙よりも地方紙の方が発行部数が多い(よく読まれている?)というのがふつうのようです。たとえば、メディアバリューの調べでは、〇北海道…

  • 逃走と抵抗

    2月9日付朝日新聞に「現代の逃走論」という記事があり、ヨシダナギさん(フォトグラファー)、今井紀明さん(NPO法人「D×P」理事長)、浅田彰さん(批評家 大学教授)の3人の話が載っています。 「逃げ」や「逃走」には否定的なニュアンスがついて回ります。一般に、壁に突き当たったら、逃げずに向き合うのが正道で、困難に出会って逃げてばかりでは人間がダメになるという観念は、建前上とはいえ、非常に強くあります。しかし、ここに出てくる三人は、世代の違いはありますが、三人とも、自分を失わずに生きていくためには、積極的か消極的かはともかく、「逃げ」という手段もありだと強調しています。特に、1983年に出した『構…

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