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2020/04/27

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  • トニー・ブレアの回顧録より

    X(Twitter)を眺めていたら「過激ダンスショー」というTrendが立っていて、何のことかと思って見てみると、自民党青年局の醜態を咎める記事録でした。これは産経新聞の記事に端を発しているようですが、確か3月8日の今日は「国際女性デー」のはずです。「出来事」自体は去年の11月の話のようですが、このような日にこうした記事をぶつけてくるのが産経だと知って、何とも言えぬ気分になりました。 <独自>自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用は党が支出 - 産経ニュース 記事に会を企画運営した県議の「釈明」がありますが、このダンスショーのどこが「多様性」なのか…

  • 盛山文科大臣をめぐる記事

    昨日の毎日新聞の「日曜くらぶ」に掲載されている2つのコラムに偶然同じ政治家のことが取り上げられていました。編集者的には、重複するのは好ましくないという思いがあるかもしれませんが、事が事だけに敢えて掲載したというところでしょうか。 まず、俳優・松尾貴史さんの記事「ちょっと違和感」。3回に2回くらいは政治がらみの松尾さんの「違和感」が綴られますし、毎週楽しみにしながら読んでいるので、小生としては特に「違和感」はありませんが、もう一人の、心療内科医の海原純子さんの記事「新・心のサプリ」の方は、政治家の名前が出て来ることはあまりないので、これはある意味「深刻」な事態と受け止めています。問題は、その「深…

  • ガッサーン・カナファーニー「彼岸へ」

    昨日、国連の安全保障理事会でガザ停戦決議案が否決されました。アメリカが拒否権を行使したからです。言われているとおりにイスラエル軍がガザ地区南部への侵攻作戦を進めれば、ガザの人々には行き場がありません。すでに死傷者は2万5千人を超えているという報道もあります。ブラジルのルラ大統領は、「ヒトラーがユダヤ人を殺害すると決めたとき」と同じくらい類例がないと、イスラエルを強く非難しました。 アメリカ政府は、拒否権行使の一方で、ナワリヌイ氏の死亡に関してはロシアに制裁措置をとるそうです。広報官は「ロシア政府が世界にどう説明しようとも、プーチン大統領とその政府がナワリヌイ氏の死に責任があることは明白」だと説…

  • 杉田水脈氏の「教育勅語」

    webを眺めていて、自民党の杉田水脈衆院議員がX(ツイッター)に、教育勅語には「なに一つおかしなことは書かれていません」、児童虐待やいじめの防止に役立つので、「学校の先生にこそ、知ってほしい内容です」と投稿したという話を知りました。これには一言あります。 https://twitter.com/miosugita/status/1759126897685053455 杉田水脈氏、教育勅語を礼賛「なに一つおかしなことは書かれていません」 - 社会 : 日刊スポーツ 杉田議員はおそらくご存じないのでしょうが、ふつうに大学で教職の単位を修得した先生方は、教育勅語の内容と意義くらいは学ぶので、当人が忘…

  • 「国策」としてのマイナ保険証

    今日は病院に行く日でした。受付でしばらく様子を眺めていましたが、紙の健康保険証でなくマイナカードを出す人は見えませんでした。昨日、国家公務員のマイナ保険証の利用率が4.36%だという記事を目にして、さもありなんと思いましたが、あらためて世の現実を目の前で見せられた感じがします。 「完璧に失敗」マイナ保険証、国家公務員の利用率4.36%にあふれる憤慨…河野大臣“過去の発言”への批判も再燃 Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] この記事を見て、「国家公務員のくせに(国策を)何だと思ってるんだ」と思う向きもあるでしょうが、しかし、国家公務員の人たちだって利用価値がない上に、個人情報の…

  • 「人の心」を届ける記事

    安倍派の所属議員は昨年末時点で99人いたそうですが、今回の裏金問題で95人(団体)が政治資金の収支報告書を「訂正」したそうです。こうなると、逆に、誰が「訂正」しなかったのかの方が気になります。 自民・安倍派、95人の寄付不記載 5年6.7億円 収支報告書訂正 毎日新聞 先日、お世辞にも政治にあまり関心のあるとは言えない親戚の一人も、この件だけは許せないと怒っていました。「こっちは領収書を束ね、帳簿も付けて税務署に申告してるのに、いったい何だ!」と。加えて今度はインボイスです。「絶対許せない」とほとんど涙目になっていて本当に驚きました。彼らにこういう市井の人の声は届いているのでしょうか。 こ…

  • 「告発はこれから」

    MBS(毎日放送)は関西圏ではお馴染みであっても、千葉県在住の者にはやや縁遠いところがありますが、昨日放送されたニュース解説の一部がYou-Tubeに上げられていて、ゲスト解説者の上脇博之ひろしさんの話を視聴できたのはラッキーでした。上脇さんはご承知のとおり自民党の“裏金”問題を告発して、検察による捜査や今の政治状況のきっかけをつくった人物です。番組内では「自民党が最も怖れる男」とか「一人で自民党の派閥を全部潰した」とか変な持ち上げ方をされていて、いやーな感じもしましたが、上脇さん本人は、今後も「仕事」をやっていくだけという、ある意味淡々とした姿勢には変わりない印象でした。内容は映像を見る方が…

  • 「 」(カギ括弧)付き

    2日前となりますが、1月29日の参院予算委員会は、開会前の理事会で、野党の質問者が質疑で使う予定のパネルにあった文言をめぐって紛糾し、開始が30分遅れたようです。どういうことかと思ったら、自民党の理事が「裏金問題と断定的に書かれるのは適切ではない」と反発したんだそうで、結局、パネルに手書きでカギ括弧をつけて、〈「裏金」問題〉とすることでようやく決着したというのです。……もう、目がテンになると言いますか、同じ日に「チンピラ同然の恫喝」で話題となった、維新の藤田幹事長並みに言葉汚く罵ってやりたい思いがします。 ……「ええ加減にせえよ、ホンマ」(――「ご静粛にお願いします」 笑) 野党パネルの「裏金…

  • 能登半島地震の義援金

    昨日、朝食をとりながらTVを見ていたら、能登半島地震の義援金としてテレ朝が集めたドラえもん募金が総額2億円を超えたそうで、一応昨日で締め切って被災地に送るという話でした。「そうだ、地震からもう3週間が過ぎてるんだ」と思い、まったく遅きに失していますが、自分もやらねば……と思い、義援金の送り先をネットで調べてみました。すると、石川県が受け付けている義援金の案内が県のHPにあって、1月22日(月)時点で集まった金額は90億4千万円超で、本年いっぱい(12月27日まで)受け付けているとのことでした。 令和6年能登半島地震に係る災害義援金の受付について 石川県 こういうのを金額で比較するのは、適当…

  • 「シニシズム」に抗して

    ガザの死者が2万5,000人を超えたそうです。去年10月のハマスの「越境攻撃」で亡くなったイスラエル側の死者は、約1,300人と言われているので、こんな数字の対比は嫌なのですが、約20倍の開きがあります。 ガザの死者2万5000人超 戦闘停止めどたたず ロイター報道 毎日新聞 ガザの人たちへの同情もあって、こんな対比をしてしまいますが、前にもブログで書いたとおり、個々の人の死を「数字」に落とし込んだ瞬間に、「そぎ落とされるもの」があるのは承知しているつもりです。そうであるとしても、この間のイスラエルの攻撃の惨さと、この「数字」には黙っているわけにいきません。ホロコーストという虐殺を経験した…

  • 石原伸晃の「共産主義」

    Twitter(X)に「共産主義的」という「トレンド」が立っていたので、「はて?」と思ってのぞいてみたら、昨日の午後の日テレの情報番組「ミヤネ屋」での石原伸晃(あえて敬称はつけません)の発言だったことがわかりました。 昨日の午後2時過ぎだったでしょうか、いつもよりもだいぶ遅い昼食を摂って、たまたまテレビでこの番組を見ていたら、石原伸晃がゲストに呼ばれていることを知ってすぐにチャンネルを替えたのですが(笑)、一周して日テレに戻ってきたら、泉房穂さんと「リモート対談」していることに気づき、しばらく眺めていたので、このシーンはおぼえています。が、耳が遠かったせいか、「共産主義的」という語を発していた…

  • 上野千鶴子さんの対談記事を読んで

    14日日曜日の夕方、たまたまテレビで大相撲を見ていて、6:00に定時ニュースに切り替わったのですが、最初のニュースは岸田首相が被災地を視察したという話でした。あれ?13日って言ってなかったっけと思って見ていると、被災者を前に岸田さん、「何かお困りなことはありますか?」と(いうようなことを)尋ねていたのですが、これってどうなんだろうと思いました。怪我をして血が出ている人に、「どこか痛いところはありますか?」と訊くのかと。地震直後ならまだしも、もう発生から2週間です。いや、でも、言葉をこの部分だけ切り取るから印象がよくないのかも知れないと思っていたら、続く7:00のニュースでは、この発言部分は放映…

  • 岸田首相は「焦っている」か?

    元日の能登の地震から10日が過ぎました。体調が優れなかったこともありますが、気の重くなることばかりです。判明している石川県の死者数は206人。今もなお安否不明者が存在し、道路が寸断された集落は今も変わらず、3000人が孤立状態にあると言われています。 岸田首相は早ければ13日にも被災地を訪問する見込みという話ですが、はっきり言って “遅い” という印象が否めません。 Web上にあった「週刊ダイヤモンド」のOn-Line記事によると、防衛省関係者の話が引用され、内閣支持率低迷にあえぐ岸田首相は挽回のチャンスを得たいと焦っているようだ、というのです。以下、引用です。……能登半島北部では村落や集落の…

  • デジタル大臣の「イデオロギー」

    年明け元日の能登半島の地震には本当に驚きました。石川県に帰省している(はずの)知人もいるので、大丈夫だろうかと心配していたら、昨日の夕方、テレビで航空機火災の映像を目にして、これが羽田空港での事故と知って、また驚愕です。聞けば、千歳空港から到着したJALの便と海上保安庁の輸送機が衝突したというのですが、この国でそんな事故が起こったのは初めてではないでしょうか。もちろん事故というのは「まさか」の事態が積み重って生じるものなのでしょうし、操縦士(機長)も滑走路上に何かが見えれば、管制から着陸OKの指示が出ていたとしても、おかしい、と気づくのでしょうけれど、このときはすでに日が暮れて目視では確認でき…

  • 大川原加工機冤罪事件のこと

    年の瀬で買物に行くと店が混んでいたりして、何となく忙しい雰囲気が感じられます。やる(べき)ことが多くて、一年の終わりにさしたる感慨もありませんが、テレビで今年の事件や事故を回顧するような番組を眺めていると、とても他人事では済まない出来事を目にして、心穏やかでいられないこともあります。今は連日、自民党の政治資金・裏金問題やイスラエルのガザ侵攻の報道が前面に出ていますが、今月27日に地裁で無罪判決が出た大川原加工機冤罪事件は、小生としてはかなり気になる出来事でした。事件は、背景を含めていろいろな問題が折り重なっていると思いますが、あえて単純化すれば、検察や公安が(「嫌中嫌韓」ネタを利用して)論功行…

  • 休職と性加害

    文科省の調査によると、昨年(2023年)度に「心の病」で休職した公立学校の教員が6,539人(前年度比10.9%増)と過去最多を更新したそうです。精神疾患が理由で1ヶ月以上休んだ教員数を含めると総数は12,192人となり、特に20代の教員の2%、50人に一人は1ヶ月以上休んだ計算になります。学校現場で働く人たちの悲痛な叫びが、さらに深刻になっている状況がうかがえます。 精神疾患で休職の公立学校教員 過去最多 初の6000人超 20代が高い増加率 要因は? 教員不足 サポートが課題 NHK 教育 「心の病」で休職した公立教員、過去最多 前年度比10.9%増 毎日新聞 今朝、毎日新聞で…

  • 「代執行」訴訟判決のこと

    昨日沖縄・辺野古の基地建設にかかわる「代執行」訴訟の高裁判決が出され、福岡高裁那覇支部は国側の主張を認め、沖縄県に辺野古沖の地盤改良工事の承認を命じ、これに従わない場合、国が沖縄県に代わって工事を進めることが可能となりました。予想というか、ある程度覚悟はしていましたが、実際このような結果が出ると、落胆と怒りを感じざるを得ません。 沖縄 辺野古改良工事 県に承認命じる 国の「代執行」が可能に NHK 基地問題 前日に沖縄テレビが放映した稲嶺惠一元沖縄県知事へのインタビューを見ました。稲嶺さんは、防衛は国全体、国民全員の問題なのに、米軍基地問題が沖縄(だけ)の問題となっている現状を深く憂慮…

  • 「裏金」の何が問題か

    立憲民主党の泉代表が先週の12月13日夕方、JR秋葉原駅の西口で演説する動画(部分)を見て、意外になんて言ったら失礼ですけど、話がうまいなぁと感心しました。政治家なんだから当たり前と言えばそれまでですが、今や音を発するだけで内容が何もないか、20から30字くらいで収まる定型の枕詞を置いたらあとは黙秘をするか、いずれにしろ、意味のない話しかしない(できない)政治家があまりに目立つので、こんな当たり前のことをする(できる)政治家に「新鮮味」を感じてしまうのです。no nameさんのツィッター(X)から引かせてもらいます。 https://twitter.com/gohauni22suru/stat…

  • 「戦争機械」と「反戦放送」

    先日久しぶりに大きな書店に行って本を買いました。ロシア史研究者の和田春樹さんの自伝というか回顧録『回想 市民運動の時代と歴史家 1967-1980』(作品社)という新刊本に目が留まりました。和田さんと「同時代」を生きたというには、和田さんの方が年齢が上過ぎるのですが、この時代の話なら何とかついていけます。 1960年代後半、ベトナム戦争(アメリカの攻撃)に反対を訴える声は世界的に拡がっていて、日本で普通に生きていても、当時反戦の空気を肌で感じることができました。学生運動などもありましたし、当時は社会全体がそんな雰囲気だったと思います。イスラエルに即時停戦を求める今の国際社会の空気も、幾分似たと…

  • 早尾貴紀『希望のディアスポラ』を読んで

    イスラエルがガザ地区での戦闘を再開させてから、ほぼ一方的にガザの住民の死傷者が増えています。イスラエルはハマスを根絶やしにするまで戦うと言っていますが、最初に攻撃を仕掛けたのはガザ地区のハマスだったとはいえ、これは本当に「自衛行為」と言えるのか。あまりに傲慢不遜というか、とても神と向き合って生きている人たちの発する言葉や行為とは思えません。イスラエルの人びとが信ずるユダヤの神はこうした蛮行を許す神なのでしょうか。 実はこんなイスラエルのあり方を非難する人はユダヤ人世界の「内部」でも少なくないようで、イスラエル政府の行為をもってユダヤを代表させるのはたぶん間違いなのだと思います。 古代ユダヤの王…

  • 「裏金の文化」

    昨日政治資金パーティーの裏金問題で安倍派の4閣僚が交代となりました。「異例」中の「異例」と言われますが、今までに「例」がなかったのは、普通はここまで来たら内閣総辞職になるからで、実際、岸田内閣の支持率は、先週の時事通信社調べで17%(不支持58%)です。こう言っては何ですが、こんな「悪あがき」を許して、内部批判(疑似政権交代)も出来ない自民党も堕ちたものだと思います。 今朝の新聞に「政治とカネ」をめぐる問題について、二人の識者のコメント(インタビュー記事)がありました。一人は今回の問題を刑事告発した上脇さん、もう一人は、政治資金問題のTV解説でお馴染みの岩井さんで、解説者として最適任の二人だと…

  • 貧困・格差と「政治(家)の信頼回復」

    昨日「Newsweek」の記事「日本社会は「ワーキングプア」の人たちに支えられている」を読みました。以下、記事からの引用です。……国民を有業者と無業者、さらに前者を大雑把な年収階層で分けたグラフにしてみると、日本社会の構造がリアルに分かる。2022年10月時点の年齢別人口を、こうした観点から色分けすると<図1>のようになる。 ……3つの年収階層に分けてみると、年収300万円未満の人が多い(約半分)。一昔前では普通とイメージされていた年収600万円を超える人は、有業者の中では2割もいない。下が厚く上が細い「ピラミッド型」で、この上に、働いていない被扶養人口(白色)がのしかかっている。 今の日本社…

  • 昨日の雑感

    政治世界の裏話に興味はありますが、知れば知ったで、いやーな感じもしてきます。 パーティー収入の裏金化問題で、今、大揺れの安倍派と自民党、および岸田政権ですが、テレビで紹介されたグラフなどを見ると、安倍派のパーティ収入だけが他派閥に比べて少ないのは、誰しも妙だなと思います。昨年2022年分の政治資金収支報告書のデータによれば、麻生派が2億超、二階派、岸田派なども1.8億くらいなのに、なぜか安倍派は9,000万円台なのです。政権与党である自民党の最大派閥が他派閥よりも「金集め」が下手ってこともないでしょうし、これは何かあるんじゃないかと思う方が自然です。最近の報道でキックバックのシステムがあること…

  • 「政治不信」「再発防止策」という話法

    今朝、いつもより少し遅めの朝食を摂って、8:00頃でしたか、テレビを眺めていたら、例の自民党派閥の政治資金キックバック問題が取り上げられていて、安倍派の重鎮議員に加え、長崎3区選出の谷川弥一衆院議員が4,000万円を超えるキックバックを受けていたことから、本人が記者の前に出て来て「釈明?」する様子が映っていたのですが、冒頭に一礼した谷川氏、記者の質問に答えて少しは謝罪めいたことでも言うのかと思いきや、謝罪どころか、紙片を一方的に読み上げて、あとは記者を愚弄する始末。わざわざ出て来て何なのか。これには驚きました。長崎3区(佐世保とか対馬など)の選挙民のみなさん、こんな愚か者を国政に送って平気なの…

  • 「アベチル化」と「安倍派バブル」

    一昨日ブログに戯れ言を書いて悪ふざけをしているうちに、自民党の政治資金パーティー収入の「裏金」問題は、一夜にして政局に発展する大問題になって、少し驚いています。昨日裏金問題で実名が出た松野官房長官は、終日疑惑に対して何ら釈明出来ず、今朝の読売新聞によれば、辞任は必至の情勢です。昨晩は、高木国対委員長と世耕参院幹事長など、安倍派の「重鎮」の名前まで挙がり、安倍派はもとより、岸田内閣の存続に決定的な打撃を与えるかも知れません。 しかし、こんなふうに少しずつ政治家の実名を出しながら世論を煽っているのは、むろん検察でしょうから、ここまで煽動しておいて、後で記載漏れを修正してくれればOKみたいな話で手打…

  • アベキシ夢時事対談

    ア:きー・しー・〇ー・くん。 キ:何だ、〇ベさんじゃないですかぁ。冥界に行った人が、人の夢の中にまで出て来て、何の用ですかぁ。 ア:そんなつれないこと言うなよぉ。最近政界が大揺れだから心配してるんだよぉ。私という大黒柱を失って、〇民党も日本の政治も、どうなっていくのかってねぇ。 キ:そんなこと言ってるけど、実はあんまりそちらの居心地がよくなくて、下界に逃げてきたんじゃないんですかぁ? 先輩諸氏が多いんでしょう。中〇根さんとかから若造呼ばわりされたりして……。 ア:ばかを言いなさい! 私は日本の歴史上最も長く総理大臣を務めた男ですよ! 中〇根さんよりも通算で3年以上も長く総理大臣をやってんだ。私…

  • 政治家たちの「黙秘」

    内閣支持率が下げ止まらないとはいえ、下がり方がやや鈍化した岸田首相でしたが、ここに来て一段と苦境に陥った感じです。 自民党派閥による例のパーティー券のキックバック問題は、実は専用口座があったというけっこう衝撃的な報道があって、もはや議員個人の問題に矮小化できず、組織ぐるみだったことを認めざるを得ない段階に来ています。しかるに、自民党関係議員は誰一人として、いつも言っている「丁寧な説明」をできず、口を揃えて(口裏を合わせて)「状況を精査し、適正に対応する(以下、黙秘)」と答えるのがやっとです。 安倍派がパーティー券“専用口座”つくり管理か 国会では”政治とカネ”追及続く 松野官房長官 自身へのキ…

  • 無人店舗にないもの

    新聞を見ていてある投稿に目が留まりました。セルフレジに不案内で気疲れしてしまうという話で、最後に「人のいるレジを減らさないでほしい」と書いてあります。 女の気持ち:疲れる買い物 さいたま市桜区・児玉仁美(主婦・56歳) 毎日新聞 「人のいるレジ」を減らすという言葉には、別件で思い当たることがあります。小生は、(ガソリンスタンド以外)買物でセルフは使いません。スーパーの買物もだいたい午前に済ませるように心がけていますが、時折夕方に何か必要になってスーパーに行くと、夜7:00以降は有人レジは閉鎖し、すべてセルフレジとなりますという店内のアナウンスが耳に入ってあせったこともあります。客の中にはセ…

  • 屋久島沖 オスプレイの “墜落” 事故

    昨日の午後、屋久島沖でオスプレイの「墜落」事故がありました。オスプレイは今年の8月、オーストラリアで演習中に墜落し、3人が死亡しています。日本では2016年12月の名護市沖での事故がなお記憶に新しいところですが、このときの事故には「墜落」という表現は使われず、NHKのニュースでも「不時着(水)」と報道され、今でも記録上その表現が残っているようです。制御できずに海に落下し「大破」した状況から考えると、「不時着」は不適当ではないかと当時感じたことを思い出し、昨日の夕方この事故を「墜落」と伝えるニュースを知ったときにも、皮肉まじりに「(オスプレイの事故は)『不時着』と違うんかい」と口走ってしまいまし…

  • 大阪万博の「進退」

    すでに方々で話題になっているとおりですが、大阪万博の開催がかなり怪しくなっています。利権とメンツと無責任が渦巻きながら、惰性でここまで来てしまいましたが、このまま進んで世に恥をさらすかたちになれば、さらに誇りを傷つけることになるような感じがします。 東京オリンピックの開催にも反対の声が多かったですが、まだ世界最高水準のアスリートたちが集まるんだという「言い訳」というか、「慰み」がありました。しかし、昨日の新聞記事の中に小さく、パビリオンの建設が間に合わないという記事が載っていたのを見て、こんな重大な話をどうして付け足し程度にしか載せないのかと思いました。これはオリンピックで言えば、選手が揃わな…

  • 詐欺メールと政治家の「無言主義」

    昨日迷惑メールボックスに詐欺メールとおぼしき怪しいメールが入っていました。いつもは即ゴミ箱行きですが、確認したところ、「税務署からのお知らせ」という見出しでした。国税還付金があるから24時間以内にe-Taxのアカウントに登録せよというのです。いくら何でも日本全国のどこの「税務署」か、名前も明記しないで、こんなメールをよく出すなあと。警察だったら、「警察署からの……」、いや、ひょっとしたら「交番からの……」ということになりますから、失笑してしまいます。詐欺メールにこんな形容は不適当ですが、あまりに「素人主義」が過ぎるというか、「プロ意識」がないというか、もっと「それらしいこと」ができないのか、と…

  • 「戦争にNOを突きつける力」

    ハマスとイスラエルの4日間の戦闘休止が実現しそうです。どんな形でも「停戦」が実現するのは前進です。これ以上の犠牲は何が何でも避けなければなりません。願わくば、このまま停戦・休戦になればさらによいし、みんなの力でその方向に進むよう促していかなければいけないと思います。 4日間の戦闘休止 人質50人解放へ イスラエルとハマス合意 NHK イスラエル・パレスチナ 新聞を替えてからコラム記事をよく読むようになりました。今の新聞は、某「御用新聞」よりも個人の想いや生活実感に根ざした記事が多いような気がします。23日の朝刊には、雑誌『暮しの手帖』創刊75周年を記念する記事があって、創始者の大橋鎮子…

  • 「再版華族」

    今日(日付が替わったので昨日22日)の衆院予算委員会で質問に立った立憲民主党の野田佳彦氏(元首相)が、岸田内閣の閣僚20人のうち8人が「世襲」であり、3世議員の岸田首相がジュニアに引き継げば4世になるとし、「ルパンだって3世までだ」と批判したとのことです。「ルパン」の名前を出してウケをとりたかったような気もしますが(笑)、夕方のTVニュースの見出しになっていて、ちょっと目を引きました。 「ルパンだって三世まで」 立憲・野田元首相が自民の世襲を批判 毎日新聞 自民党の国会議員の3割から4割くらいが「世襲」であることは、前にブログに書いたので繰り返しませんが、「世襲」にともなう実際上の大問題は…

  • 銚子市と千葉科学大学

    小生は千葉県民でも、銚子に在住する人間ではありませんが、聞き捨てならないニュースを知りました。銚子市には千葉科学大学という私立大学があります。大学の名前自体はよく知らなくとも、「加計学園」と聞けば、思い当たる人が多いはずです。愛媛県の今治市に獣医学部のある大学を新設することをめぐって有名となった、あの加計学園です。千葉科学大学はこの加計学園が経営する大学です。今から20年前に開学し、当初は薬学部と危機管理学部の2つでスタートし、のちに看護学部が新設され、現在はこの3学部を擁しています。しかし、県内でも首都圏から離れた場所にある私立大学の経営はどこも大変で、一般的に少子化もあるため、募集定員を確…

  • 杉田水脈氏の動画を見て

    スポーツ新聞に載る社会関係の記事は、世論の動向を反映するものが多いので、わりと気にしながら見ています。昨日の東スポの記事に、自民党の杉田水脈・衆院議員が「デイリーWiLL」というYouTube番組で、アイヌ文化振興事業に公金不正流用疑惑があり、「流行語大賞にノミネートされてもよかったと思うんですけど、『公金チューチュー』……」などと発言したことに関する記事がありました(この動画は一週間前のものです)。東スポの記事では、この発言に対して「自民党として何の注意もしないのか」という、昨日16日の立憲民主党・長妻氏の発言が引用されていますが、先週の土曜から全国紙でもこの件は取り上げられていました。 立…

  • 「爺はまだ忘れない」

    今朝新聞(毎日)を眺めていたら、川柳欄に、 コノハゲー爺は一生許さない(日立・北の馬場さん)というのがあり、笑ってしまいましたが、「一生許さない」というほど根に持たないまでも、わずか一年かそこらで忘れていいはずがない問題があります。 今「解散命令」が出るかどうかが焦点になっている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について、同じ毎日新聞の「オピニオン」欄に、日本基督教団豊岡教会の小林聖(さとる)さんの談話が載っています。宗教弾圧につながるという危惧は、無宗教の人間には実感が伴いませんが、理解はできるつもりです。しかし、小林さんの記事にあるように、そもそもの問題の中心(ないし本質)は「(教団の)金…

  • 大阪万博・沈む夢洲

    大阪万博に関係する動画をいくつか見ました。パビリオンの出展を予定していた国の中から、メキシコが撤退宣言をしたことで、他にも「追随」する国が出てきそうです。建設費も当初の1250億円が1850億円に上振れし、今は2350億円とされています。といいつつ、仮にいくら金をかき集めようと、肝心の建設作業に従事する人が集まらないのが実情のようです。自民党内からは、来年4月から建設業で導入される時間外労働の上限規制から、万博の建設工事を外すよう求める声が出たと報じられています。10月10日付朝日新聞デジタルによると、「人繰りが非常に厳しくなる。超法規的な取り扱いが出来ないのか。工期が短縮できる可能性もある」…

  • ガザで、今……

    昨日、今日と、新聞を開くと、イスラエル軍の激しい爆撃が続くパレスチナ自治区のガザ地区で、家族とともに暮らす一人の教師の手記が掲載されています。毎日新聞の社会面にあります。 今朝は寒かったので、初めてストーブを出して火を入れたのですが、この記事を読み始めてから、ストーブを焚いていると、何となく気が重くなって、火を消してしまいます。食事をしていても半分くらい食べると、何かもういいやという気になってしまうのです。いや、そんなことをしたって、(ガザの人びとにも、自分にも)何の慰みにもなりませんし、意味はないのですが、他の事件・事故や災害をテレビ・ニュースで見るときと同じように、頭の中が切り替わっていか…

  • 給料とグラブ

    今日の衆院内閣委員会で特別職の国家公務員の給与を引き上げる法案が可決されました。首相や閣僚などの給与が引き上げられることから、野党が反対していた法案です(と思ったら、国民民主党の委員は今日採決で賛成しているんですね。ちょっと驚きました)。特別職の国家公務員の給与引き上げ法案 衆院内閣委で賛成多数で可決 NHK 国会 立憲民主党の安住・国対委員長は、この2日前に「物価高もあり、総理大臣や閣僚の給与が上がることは国民の理解は得られない」と批判していました。まあ、それはそうなのですが、「国民の理解が得られるかどうか」を反対理由の第一にするのは、あまり筋がよくなかったかもしれません。というのも…

  • EWサイード『パレスチナ問題』序より

    パレスチナ出身で学者・文芸批評家のエドワードWサイードが亡くなって20年になります。最近はあまり本屋にも行っていないのですが、一時のように著書を目にすることが少なくなって、だんだんと忘れられてきている気もします。イスラエルとハマスの戦闘が始まって1ヶ月ということで、本棚の奥にあった彼の本を引っ張り出して見てみました。その一冊『パレスチナ問題』は、原著が1979年、日本語訳が2004年の刊行ですが、2023年11月の今読んでも、事実関係はともかく、書いてあることに古い感じがしないのです。というより、この40数年、間にオスロ合意やパレスチナ自治区の創設など、いくつかの節目となる出来事がありましたが…

  • 教育実習のパワハラ

    昨晩、webのニュースの見出しを眺めていたら、県紙千葉日報の記事が上がっていて、「あれ?」と思いました。元教育実習生が実習中に受けたパワハラで千葉県を提訴したというのです。むかし学校に勤めていた者として、これは看過できないと思いましたが、今朝の全国紙の地方面にも同様の記事がありました。 元教育実習生が千葉県を提訴 パワハラで就労不能に 「お前なんか教師になれない」指導担当の教員が暴言吐く 千葉日報オンライン 「教育実習でパワハラ」 暴言や傷害 被害女性、県を提訴 /千葉 毎日新聞 気の毒に思います。こんな「教師ガチャ」で夢や希望を台無しにされたとしたら、不運や不幸では片付けられません。…

  • 「歴史の真実」と「数字の政治学」

    「歴史の真実」とは何なのか。そしてまた、「真実」は自分の側にだけあるという思考は、結局どこに向かうことになるのか。 ――昨日の朝、毎日新聞を見ていて、栗原俊雄さんの記名記事が目に留まりました。関東大震災から100年を迎える今年の9月1日。それは震災被害で亡くなったたくさんの方々と、当時いわれのない流言卑語によって日本人自警団などに虐殺された朝鮮人、あるいは「朝鮮人」と疑われて犠牲になった人びとを追悼する日です。これまで各地で慰霊式や集会が開かれ、小生もむかし県内の集まりに参加したことがあります。ところが、この日、東京・墨田区の横網町公園で行われた追悼行事では怒号が飛び交う事態となりました。「真…

  • 歴代総理大臣 > 閣僚 > 自民党国会議員

    東京オリンピックに限りませんが、スポーツ興行の「裏側」を知ってからというもの、昔のようにスポーツ観戦するのが何となく馬鹿らしくなって、すっかり興ざめしてしまいましたが、何も見なくなったわけでもなく、野球などは嫌いではないので、今でもわりと見ている方です。在関西球団同士の戦いとなっている日本シリーズは、今日(日付が替わってしまったので昨日になりますが)阪神が勝って3勝2敗とし、シリーズ制覇に“王手”をかけました。ブロガーのきっこさんはWBCを勝って日本は「世界一」になったんだから、今やってる「日本シリーズ」は「世界シリーズ」だとX(Twitter)に書いてましたが、なるほど真の「ワールドシリーズ…

  • 岸田内閣 雑感

    昨日の国会の模様を紹介する記事やTwitter(あっ、今はXとか言うんでしたっけ)などをいくつか見たのですが、予算委員会で質問を受けなければならないのに、「敵前逃亡」するかのごとく、辞職願を出して?委員会をトンズラする法務副大臣とか、まあ、あきれてものも言えない体たらくぶりです。施政方針演説で「経済、経済、……」と連呼していた岸田さん、「デフレ脱却のために」減税が必要だとか言ってますが、今のこの物価高を「デフレ」ととらえる人はいないでしょう。結局、他人が書いたものを読み、他人が敷いたレールを走るだけだと、こうなるのか。月が替わってまたメディアが世論調査をすると思いますが、内閣支持率、どこまで沈…

  • 「復帰」のご挨拶

    1年近くお休みしていましたが、明日から11月かと思ったら、気持ちが何かむくむくと動き始めた感じがします。11月は誕生月なものですから。といっても、前のように長文は書けないと思いますので、あまり負荷のかからない程度にしておきます。 お休みしていた理由は、あまり詳らかにはできませんが、一昨年、父親が亡くなってあれこれ動き回っていたことが、思っていた以上に身体に負担をかけていたのかも知れません。そういう人の話も時折耳にはしていましたが、やはりどこか他人事のように聞いていたのかも知れないなあと、いろいろな意味で「人並み?」だった自分を省みて、何か苦笑してしまいます。 いやでも、なぜこのタイミングでブロ…

  • スペイン戦勝利を祝う首相と政府

    今朝のテレビはスペイン戦勝利の話題一色ですね。大方は、二匹目のドジョウを期待しつつも、スペインに勝つところまではなかなか想像できなかったので、朝起きて結果を知って「ええっ!?」と思った人は多かったでしょう。小生はたまたま中継をテレビで見ていましたが、後半の決勝ゴールで、三笘選手がボールを拾ったあのシーンは、写真を見る限り、エンドラインに1センチかほんの数ミリかかっていたくらいで、多くの人はラインを割ったと思ったでしょう。勝負事には、いろいろなことが起こるものだと思います。 政府関係者の中にも喜んでいる人はいるのでしょうが、岸田首相などは、「よし、よし」と思い、これにあやかりたいと考える最たる一…

  • 杉田水脈氏の「不適材不適所」改めて…

    昨日参院予算委で塩村文夏議員が杉田水脈・総務大臣政務官に過去の「発言」について質問している様子をテレビで見ました。杉田氏の過去の発言を網羅的に取り上げていましたが、常軌を逸したひどさですね。特に、これは知らなかったから余計に驚き、嫌悪しましたが、2016年、スイスで開かれた国連女性差別撤廃委員会に参加したときの杉田氏のブログには信じられない文言があります。 秋葉大臣問題と杉田政務官の“過激発言” 追及強める野党 杉田水脈政務官、かみ合わない答弁繰り返す 過去の差別発言問われ [岸田政権] [自民]:朝日新聞デジタル 「発言」自体、公的立場の有る無しに関係なく、感覚を疑うものですが、その言い訳が…

  • 厚労省「キャリア」の中途採用

    昨日コロナ・ワクチン接種と死亡者増の因果関係をめぐる国会議員の勉強会のことに触れましたが、会に呼ばれ、時に罵声を浴びていた厚労省の官僚が、権限を有する立場の人でなく、「上司」から「行け」と言われて無理やり駆り出された若手職員のように見えて、気にかかりました。 今日、新聞記事を見ていたら、厚労省が若手・中堅の離職者が相次ぐ中、初めて「キャリア」中途採用を実施する旨の記事を見ました。同じことは、すでに財務省や経産省でも行われているということですが、上のような若い官僚たちの姿を見ると、やっぱり、というか、むべなるかなと思います。これは国政の屋台骨を支えるべき人材がいなくなるという深刻な事態です。 厚…

  • ワクチンと死亡事例 国会議員の勉強会

    超党派の国会議員による「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会(会長・川田龍平参院議員)の動画を見ました。ワクチン被害者遺族の会の方や医療関係者などが話をしていましたが、これは「天上界」(web)では話題になっても、「地上界」では扱いが極小です。あちこちで疑義が上がって、国会議員がこうして「勉強会」までしているというのに、W杯サッカーをトップニュースにして、皇居や名勝地の紅葉がどうのというのは、情報操作による話題そらしでしょう。 「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会 - ニコニコ動画 (※遺族の会の方々の話は7分50秒過ぎから) 夫を亡くした女性:厚…

  • 「隙」を突かれて

    今日はごく短く。 W杯サッカーで、先日日本代表がドイツに勝って盛り上がっていたので、昨日テレビで(珍しく)コスタリカ戦を通して見ました(見てしまいました)。結局後半35分の相手ゴールが決勝点になり、ファンには残念な結果となりました。 一瞬の隙突かれた日本 快挙かすむ黒星―W杯サッカー:時事ドットコム 観戦していても、ニュースのダイジェストで見るようなシーンが続くわけではありませんが、素人目には「見せ場」というか、惜しいシュート・シーンが乏しく、面白みを欠いた試合でした。でも、「つまらない試合」になったとしても、引いて守って一発で決めるというのは相手のコスタリカの戦術だったでしょう。日本の選手が…

  • 「東日本大震災に匹敵する大災害」

    人口動態統計によると、今年2022年は21年よりも死亡者数が激増していて、8月までの累計で、すでに死者の増加数が戦後最大なのだそうです。とりわけ、今年の2月は、昨年2月に比べ、約1万9000人も死者が増えているとのこと。web上でワクチン接種とこの死者の増加の因果関係を疑う話をたびたび目にします。 たとえば、元厚労省官僚で科学評論家の田口勇氏は、「プレジデント」の11月25日付記事で以下のように書いています。 元厚労省官僚が警鐘「ワクチン接種期に震災以上の超過死亡」政府やマスコミが黙り込む"不都合な真実" 「30代・40代・60代」は接種者のほうが感染しやすい… (2ページ目) PRESI…

  • 「夫は守られなくて、佐川さんは守られた」

    「森友」問題にかかわる財務省の公文書改竄と関係者の人事異動により、自分一人に責任が押しつけられると鬱病を発症し、命を絶った近畿財務局職員・赤木俊夫さん。妻の雅子さんが、夫の死の真相を知るため、当時の財務省理財局長・佐川宣寿(のぶひさ)氏を相手に起こしていた損害賠償訴訟の大阪地裁判決が昨日(25日)ありましたが、請求は棄却されました。 当初佐川氏とともに訴えられていた国は、2021年12月、「認諾」して賠償責任を認めたために、訴訟は終結し(させられ)、残ったのがこの佐川氏との訴訟でしたが、結局、請求は棄却、佐川氏ほか当時の関係者の尋問も認められませんでした。 「結局、夫は守られなくって、佐川さん…

  • 使い勝手のよい国民

    昨日サッカーの日本代表がドイツに勝ったあとの「反応」「反響」などには、「国民性」というか、内面化される「日本人」性なるものについて、考えさせられました。 ひとつめは直後の試合会場での出来事。試合が終わったスタジアムでは、日本人サポーターが現地のボランティアらと一緒に(恒例の?)会場のゴミ拾いをしたとのことですが、「日本人は試合会場にゴミを残さない」どころか「終わってからゴミ拾いをする人々」だと、世界の人に知れ渡っているようで、昨日はボランティア・スタッフの代表がメガホンでお礼を言っている動画を見ました。会場を管理運営する立場からすれば、わざわざ残って手伝ってくれてありがとうという気持ちになるの…

  • W杯サッカー ドイツに勝利すれど……

    カタールで開催中のW杯サッカーでサウジアラビアがアルゼンチンに勝って「おーっ」と思いましたが、今度は何と日本がドイツに勝ってしまいました。もし、ドイツに勝てるとしたら初戦しかない、チャンスはあるかも、くらいには思っていましたが、本当に勝つとは、驚きです。 人気スポーツのサッカーゆえに、始まる前からだいぶ盛り上がっていましたが、NHKが昨日(23日)昼のニュースのトップで、「今晩いよいよドイツ戦」と伝え、試合の始まる22:00の3時間も前から特別番組を組んでる様には呆れました。サッカー好きは多いけれど、公共放送が一緒にはしゃいでしまうのは、どうなのかと思います。 特に、今東京オリンピックの汚職の…

  • 萩生田発言報道が引っかかる

    今日はごく手短に。 Twitterを眺めていたら、お前が言うな! という声をあちこちで目にしましたが、自民党の萩生田政調会長が一昨日(21日)に「岸田内閣は……国民の信頼回復に全力を挙げるべきだ」と述べたという報道があります。 自民・萩生田政調会長「岸田内閣は信頼回復に全力を」 寺田総務相更迭で TBS NEWS DIG (1ページ)寺田総務大臣の更迭について、萩生田氏は視察先の横浜市で「政治資金規制法を所管する総務大臣として、自らの疑惑の説明が国民にわかりづらいところがあった」と指摘したうえで、このように述べました。 自民党 萩生田光一 政調会長 「(大臣)3人が辞任をするということが続…

  • 「政治主導を偽装した官僚専制」

    最近安倍政権を「行政独裁」とか「官僚専制」と特徴づける人がぽつりぽつりと現れているように感じます。言葉として断片的には以前にも耳にしていましたが、筋立てた話を2つほど知りました。 日曜の毎日新聞朝刊に、ノンフィクション作家・保阪正康さんとジャーナリストの池上彰さんの対談が載っていて、興味深く読みましたが、その中で保阪さんは「安倍政治は「行政独裁」だったと見ている」と述べていました。これが1つめです。少し長いですが、引用させてください。 池上彰のこれ聞いていいですか?:保阪正康さん「安倍政治は行政独裁」 歴史を見て考える民主主義 毎日新聞民主主義の継承、日本は失敗した 池上 英国やドイツには…

  • ワシントン条約会議の小さな記事

    昨日毎日新聞を眺めていて小さな記事に目がいきました。見出しが「象牙の国内取引禁止決議案否決 ワシントン条約会議」となっていたので、なんで「否決」なんだろうと訝しく思いました。 ご存じのとおり、ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制する条約で、1975年に発効し、生きた動植物種だけでなく、象牙や犀の角などの取引も禁じています。いや、その程度の雑駁な理解しかしていなかったので、短いこの記事を読んでも、何のことだかすぐにはわからなかったのです。 以下は11月20日付毎日新聞に掲載されていたその記事です。半分はヨシキリザメの規制のことが書いてありましたが、主に象牙の部分だけを引…

  • 11月27日 都の英語スピーキングテストのこと

    東京都の英語スピーキングテストまであと一週間となりましたが、ここに来てもなお「異論」の噴出が止まりません。都教委は「着実に準備」「確実に実施」と説明していますが、業者に委託した試験監督のアルバイト募集からして杜撰な感じです(文言が与える印象だけの問題ではないでしょう)。中学3年生や保護者にとって、入試はどんなに完璧に準備・実施されたとしても不安は消えません。実際上、テストが「アルバイト」に頼らざるを得ないとしても、これではますます不安になります。中で実務を担わされる職員もそれは同じで、良識的な職員であればあるほど、「着実」「確実」などと空威張りな言葉を発する、この間の都教委上層部の姿勢は耐えが…

  • 「はんこ」と「写真」

    あまり詳しくは書けませんが、行きがかり上、「身寄り」がなく亡くなった方の遺品の整理をすることになり、数日いろいろなものを片付けたのですが、予想どおりというか、たくさんの写真が出てきてしまい、どうしたものかと困惑しました。結局、何枚かだけは残して、あとは処分することにしましたが、さすがにこれは他のものとちがって「機械的に」というわけにはいきません。 そんなもやもやとした感じをもって、法学者の水島朝穂さんが自身のHPに掲載している11月14日付記事「『はんこ』と『ベルトコンベア』――法務大臣という職(その2)」を読みました。先週「死刑のはんこ」発言などがもとで葉梨康弘法務大臣が辞任しましたが、「ベ…

  • 国会議員の「セーフティーネット」

    昨日(11月17日)衆院の憲法審査会で議員任期延長の規定が議論されたそうです。このコロナ禍と物価高・円安下、一般国民の苦境は続きます。中には失業・廃業の危機にさらされる人もいる中、これは、国会議員が緊急事態にかこつけて、自分たちの失職を「防止」するセーフティーネットの議論をしているように映ります。憲法に規定される国会召集義務を再三無視してきた内閣を咎めることなく、国会を開かない、つまりは仕事をしないことを容認してきた人たちに、こういう議論をする資格があるようには思えません。 衆院憲法審査会 自民党が議員任期延長を提起、立憲民主党は国民投票法の優先訴え - 社会 : 日刊スポーツ 衆院憲法審査会…

  • 「俗世」は品格のないニュースに事欠きません

    先日叔母が亡くなり通夜に行ったのですが、最近は読経が済むと僧侶が挨拶というか、法話をすることが多くなってきた感じがします。話の内容はある程度定型化されているかも知れませんが、次の日(告別式)のこともあるし、参列者を前に何を話すのかは、なかなか悩ましいところがあると想像します。小生もむかしは職業柄、人前で話をする機会が、授業を含めて多かったのですが、学校などとちがって場が場です。それに、こういう局面では忌み言葉などもあります。聞いてる方に気づかれなければ聞き流されますが、仏法を説く者としては、たとえ相手の理解が足らないからといっても、品格を落とした話をするわけにはいかないでしょう。 ……などと思…

  • 三浦瑠麗氏の#

    昨日Twitterを眺めていたら「#三浦瑠麗をテレビに出すな」というハッシュタグが立っているのに気づきました。いつもの「炎上」かと思ってそのまま通り過ぎましたが、今日も相変わらず立ったままだなあと思ったので、覗いてみたのですが、やっぱりというか、主たる「話のネタ?(きっかけ)」は11月14日のフジテレビの番組内で三浦氏が「日本は医療側の努力が……足りない」と発言したことについてで、付随して過去の「言行」もいろいろと取り上げられていました。 三浦瑠麗さん、新型コロナの現状に「日本は医療側の努力が足りないのは明らか」米国と比較し主張(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース 三浦氏は毎日のTwee…

  • 「戦争のできない国」と「国防意識」

    ウクライナ南部の拠点都市ヘルソンからロシア軍が撤退し、報道を見ると、市民がウクライナ国旗を身にまとって国歌を唄うなど、街はお祝いムードに包まれています。覆面ストリートアーチストとして知られるバンクシーがウクライナのキーウ近郊に現れ、幾つもの壁画を描いているとも伝えられ、中にはプーチン大統領とおぼしき大男が柔道で子どもに投げられている絵もあります。現状ではロシア側の劣勢は隠しようがありません。 “バンクシー”がウクライナに? 目撃情報「5人で」「動作速く」「一番年上が…」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース ヘルソンに凱旋する兵士たちやゼレンスキー大統領を迎える市民の様子を見てい…

  • 鶴瓶さん、怒る

    今日も短く。 昨日のblogで「政治への怒り」について触れたのですが、昨晩哲学系ユーチューバーじゅんちゃんのTweetを見ていたら、いました、いました、怒ってる人が。 これは、11月10日付「古舘伊知郎チャンネル」の動画(の一部?)のようです。ゲストの笑福亭鶴瓶さんと古舘さんのトークが「常識的」過ぎて?ちょっと驚きますが、内容には大いに同感です。一部引用させてください。じゅんちゃん メルマガ始めました on Twitter: "正論 鶴瓶さん『統一教会と関係があったやつなんで全員やめないの?芸人ならやめてるよ。パパ活してたやつも何あれ。』 https://t.co/csYTnJ0pdg" / …

  • 本気で怒るよりどころ

    先週発表された読売新聞とJNN(TBS)の最新の世論調査によると、岸田内閣の支持率は30%台で、内閣発足以降最低を更新したとのことでした。 ※( )内は前回との増減 2022年11月 電話全国世論調査 質問と回答 : 読売新聞オンライン 内閣支持率が最低更新 初の40%割れ JNN世論調査 TBS NEWS DIG (1ページ)◇読売新聞(4~6日実施):支持36%(-9) 不支持50%(-4) ◇JNN (5・6日実施):支持39.6%(-3.1) 不支持57.7%(-3.8) 政党支持率も自民党は下げていますが、その分野党が上がったかというと、そうでもなく、読売の調査では、その多くは「…

  • 次は寺田に杉田、細田、萩生田……

    今日は本当に短く。 昨晩葉梨法相が辞任しました。事実上の更迭と言われています。急転直下で驚きます。「(法務大臣とは)朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職」など、葉梨大臣の一連の発言は、「失言」と言えば「失言」ですが、そこに垣間見える感覚と認識は、とても法務行政のトップを務めるに値しません。岸田首相の任命責任はもちろんですが、首相自身、判断が揺らいで更迭を即決できず、昼までは交代させないと言っていたのに、夕方にはこれです。またしても「朝令暮改」となった責任が問われます。 「辞めないって言ったじゃないか!」 法相辞任劇で「首相離れ」加速 [自民]…

  • 政治家とユーモア

    岸田内閣の閣僚たちの失態が続きます。今度は葉梨康弘法務大臣の問題発言です。一昨日の夜、身内の自民党岸田派(武井俊輔外務副大臣)のパーティーで挨拶をし、その際「法務大臣は、朝、死刑のハンコを押して、昼のニュースになるのはそういう時だけという地味な役職だ」」などと述べたとのこと。「自嘲ネタ?」を披露して笑いでもとろうとしたのかと思っていたら、他にも、いろいろと「口を滑らせている」ようですねえ。 葉梨法相「死刑のはんこを押す」「地味な役職」 会合で発言 毎日新聞 「発言全体を見て」葉梨法相が“死刑のはんこ”テープ起こし読み上げ 毎日新聞 「旧統一教会問題に抱き付かれてしまい、……解決に取り組…

  • 褒めすぎる教育 親切すぎる教育

    子どもは(叱るより)褒めた方が伸びるというのが、子育てや教育の「主流」になったのはいつ頃だったでしょうか。一昔前の話をしても、とは思いますが、「スポ根」ものが流行っていた1960・70年代に、そんなことを言う親や教師はごくごく少数だったでしょう。小生らも、中高時代に野球でボーンヘッドでもすれば、監督の先生に「激高」されるのが普通で、「一生懸命やってた結果だから…」などとフォローされるようなことは一切なかったと思います。 しかし、そうしたスポーツ競技の指導者の中にも、昔は怒ってばかりいたが、それではダメだと気がついて、指導法を変えたというような人が増え始め、「褒めた方が伸びる」という教育方針は、…

  • 寺田総務大臣の進退と政界

    旧統一教会と故安倍晋三氏の深いつながりが世に知られてからもう4ヶ月近くになります。その間、安倍氏どころか、国でも地方でも、自民党を中心に多数の議員がこの教団と関係をもち、中には選挙支援と引き換えに政策協定を結んでいたことが明らかになるなど、教団の思惑に日本の政治がどこまで動かされていたのか、底の知れない恐怖感があります。9月頃には、識者の間でも、3ヶ月くらいで下火になるのでは、と沈静化をむしろ警戒する向きもありましたが、そんな気配は感じられません。これは「無尽蔵」ではなく「無尽壺」というべきか、後から後からスキャンダル続出で、これでは延々会期末まで国会審議でこのネタの追及に時間がとられてしまい…

  • 「インバウンド」報道に思うこと

    今日は短く。 今年の秋は寒暖差が大きく、天候もまずまずの日が続いたためか、家の周りの楓(まだ1/3くらい)や銀杏が紅葉していて、毎日楽しく眺めています。昨日、土日に北関東を旅行してきたという妹がお土産を届けてくれたのですが、あちこち色づいた紅葉を堪能してきたようです。コロナで多くの人が長いこと遠出を辛抱してきたことを思うと、景勝地で見事な紅葉を見られるなら、旅行支援も確かにありがたいことではあります。 夕方テレビを見ていると、テレ朝の「スーパーJチャンネル」で、外国人観光客が日本の紅葉を愛でる様子が紹介されていました。中の一人は「これを見るために日本に来たんだ(日本語訳)」と言ってましたね。国…

  • 世耕・中野訴訟 世耕氏の尋問

    自民党の世耕弘成・参院幹事長が中野昌宏・青山学院大学教授(専門:社会思想史)を相手に、Twitterの投稿記事の削除や謝罪文の投稿などを求めた損害賠償訴訟。先週11月4日に東京地裁で本人尋問がありました。この訴えは中野氏がTwitter上で世耕氏を「原理研究会(統一教会)出身だそうですね」などとTweetしたのがことの始まりですが、2019年10月に起こされたこの訴訟については、2020年、blogに記事を書いたこともあります。それからもう2年。審理が慎重なのはいいとしても、やや時間を要している印象もあり、横槍が入っていないか心配します。世耕弘成氏が証言、旧統一教会は「自分の価値観と合致しない…

  • 中間選挙を迎えるアメリカ

    『宇治拾遺物語』という鎌倉時代(13世紀)の説話集に「猿沢の池の竜の事」という話があります。今は知りませんが、むかしは国語(古文)の教科書にも載っていた話だと思います。 「鼻蔵」と呼ばれる僧侶が若いときに、奈良にある猿沢の池の端に、「◇月◇日、この池から竜が昇るであろう」と書いた札を立てたところ、噂話が広がって、「ぜひ見たいものだ」と話す人が増えていったと。最初は、自分のくだらないいたずらを真に受ける人々をバカにしていた鼻蔵でしたが、あまりにも大勢の人が集まりそうな雰囲気になって、「これはただ事ではない、きっと何かあるに違いない」「ひょっとしたら本当に竜が昇るかもかもしれない」と思って、当日様…

  • 北朝鮮のミサイル「乱射」のこと

    連日北朝鮮からミサイルが飛ばされているようです。こんなに短期間に、さながら「狂ったかのように」次々とミサイルが「乱射」されたことはありません。Jアラートで警戒や避難が呼びかけられた地域はたまったものではありません。大事な仕事や約束、行事が、このような蛮行で何度も台無しにされたら、怒りをいったいどこにぶつけたらいいのか。 しかし、同時に疑問をおぼえることもあります。このミサイル「乱射」は、韓国が尹(ユン)政権に替わり、米韓合同軍事演習が5年ぶりに大規模化されたことへの反発・対抗措置だというのが理由だとされていますが、米韓が合同演習を実施するのが今回初めてというわけではありません。素人には詳細はわ…

  • 尾形聡彦さんの「Arc Times」を見て

    7月末に朝日新聞社を退職された尾形聡彦さんが設立した新しいオンラインメディア「Arc Times」を眺めています。11月2日付のゲスト・金平茂紀さんの回はなかなかおもしろかったです。 金平さんは、亡くなった筑紫哲也さんとNEWS23で一緒に仕事をしていたとき、番組が終わると深夜から毎回(朝まで?)「反省会」をしていたという話ですが、議論を交わしながら耳学問をする一昔前の酒場のありふれた光景を知る者としては、動画を見ながら、その「反省会」の一員に加えてもらったような感じがしました(話の中身はそんな軽いものではありませんが)。 文字に起こして、金平さんの話の一部概要を引用させてください。○ The…

  • 「時間がたてばどうせ忘れるんでしょ」

    我が家の隣にある大銀杏が3年ぶりに美しく色づいて、快晴の空に一段と映えてうれしくなります。秋の深まりを感じます。 しかし、政治世界の方は季節の移ろいを感じるような世界とは隔絶されていて、不快なことが多いです。 先週10月24日、事実上更迭された「記憶喪失」の「壺師」山際前大臣ですが、今度は10月28日付で自民党の新型コロナ対策本部の本部長に就任したとのこと。 気分が下げられたので、戯れ言をひとつ。 壺枕草子 春はあけぼの。……否、うそはダメ元。どうどうしらばっくれし山際、 少しは懲りて、ざわめきだちたる衆目、細田になびきたる……と思いきや、さにあらず。最近は細田の「ほ」の字も出やしません。山際…

  • 寺田総務大臣の疑惑

    今日は短く。 寺田稔総務大臣にかかわる一連の報道は、統一教会問題とは別個だと思って、個人的にやや軽く見てきたところがありますが、関係する政治団体の政治資金収支報告書の会計責任者の名前がすでに亡くなった人というのを知ると、さすがにこれは何か隠したいことがあるのではと疑います。 哲学系ユーチューバーじゅんちゃん(さん)が昨日の動画で、これまで報道されてきた寺田大臣に関する疑問の数々が一本の線でつながったと述べています。つまり、これは裏金があるということではないかと。一部要約しながら文字起こししてみます。引用を許されたい。 【絶句】寺田大臣 辞めた山際よりはるかにひどいことが判明 - YouTube…

  • 「#教師のバトン」再論

    2021年3月、文科省が人材確保目的で、現場の教員に教師という仕事の魅力を語り継いでもらおうとして始めたものの、結果的に、労働環境の改善を訴える声のリレーになったために、教師の苛酷な労働実態が明らかとなってしまった「#教師のバトン」――今も続いていますが、Twitterをのぞいてみると、相変わらず教職の「魅力」よりも学校現場の「嘆きの声」が溢れています。 #教師のバトン - Twitter Search / Twitter 来年度の公立校の教員採用試験はあらかた終わり、今後は現職教員の人事異動が動き出し、年明けには新採用者の「配属先」がこれに組み合わされるという流れかと思います。おそらく、教職…

  • 「凪」が止んだとき

    今もテレビで盛んに流されているCMで、今年の末までにマイナンバーカードをつくれば最大2万円分のポイントを付与するとしていた政府が10月13日に、2024年秋から紙の健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードと一体化する方針を発表したのは、ポイント付与と並行して進める話とはいえ、“アメ” から “ムチ” への方針転換のように映ります。官僚を怒鳴りつけているという噂のK太郎氏が、言わば岸田首相の頭越しに、この方針を公表したこともあって、いっそう政府の「強権性」「統制性」が露わになった印象もありますが、しかし、より大きな「文脈」で考えると、今後日本政府は国民に対し「強権的」「統制的」な構えをとらない…

  • モリアソ時事放談

    仮想ショート下世話会談です。いつものごとく読み流してくだされば。 モ:おっ、タロー。杖なんか突いて歩いて、どうした? 足でも悪くしたのか? ア:いや、杖をついて歩くと、周りが、大丈夫ですか、大丈夫ですかと、大事にしてくれるもんで。 モ:ばかやろう、何だそれは? 嫌みか。 森元首相「つえを突いていると障害者に見える」 金沢医大式典で発言 毎日新聞 ア:先輩と違って、私は口が滑りませんのでね。 モ:ふん、「暴言王」のお前にそんなこと言われたくないね。 ア:私が「王」なら、先輩は「皇帝」ですよ。私もまだ先輩の域にはほど遠いですからなあ。 モ:マスコミの連中も俺が何か言うとすぐに揚げ足とりやがって…

  • 「五輪依存症」と「平和ボケ」

    2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を検討していたカナダは、候補地バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州政府が、10月27日、財政上の懸念を理由に招致を支持しないとの声明を出し、撤退する見込となったとのこと。残る候補地は札幌とソルトレークシティーの2つとなりました。ソルトレークシティーは2034年大会の招致を優先させるという噂もあり、何やら嫌なムードになってきました。 バンクーバー招致、州不支持 札幌も候補の30年冬季五輪:朝日新聞デジタル 【開催経費170億円増】札幌・冬季五輪招致 物価上昇など反映 | 北海道 | ニュース | STV札幌テレビ 札幌市と日本オリンピック委員会(J…

  • 気の早い岸田政権の「総括」

    泥沼と化した統一教会問題に足をとられる岸田政権。国民からそっぽを向かれて支持率が急降下し、反転に必死です。今度は電気ガス料金の負担軽減など総合経済対策を打ち出すようですが(自民党から額が少ないと言われて、何と4兆円!も積み上げるとのこと)、所詮はバラマキです。財源は国債依存で、最終的には国民の負担になります。しかもその裏では、政府税制調査会で消費税率の引き上げに向けた議論が必要だなどと言っているのですから、この状況で何を、と正気を疑いたくなります。 このチグハグさが何に起因しているのか。もちろん岸田政権に統制力が欠如しているのは大きな理由でしょうが、これは岸田さん個人の資質や能力よりも、政権自…

  • 「胡錦濤退席」の意味

    10月22日に閉幕した中国共産党大会の閉幕式の出来事が憶測を呼びました。胡錦濤前総書記が党規約改正案などの採決前に突然退席したのですが、同行者に腕を抱えられている様子がいかにも本人の意思に反しているように映ります。当局発表では胡氏の(突然の)体調不良が理由とのことですが、真に受けるにはいかにも怪しい印象が拭えません。 「論座」にこの出来事に言及した記事が2つありました。ひとつは、1990年代「新党さきがけ」の代表代行で経済企画庁長官だったことがある元衆院議員の田中秀征氏、もうひとつは、2002・04年、小泉政権時代の日朝首脳会談実現の裏方だった元外務審議官の田中均氏、奇しくも田中姓の2人ですが…

  • 音楽教室の著作権料判決のこと

    音楽教室のレッスンで演奏される曲に著作権料は生じるのか。10月24日、最高裁で「生徒の演奏については、教室が著作権料を払う必要はない」とする判決が出されたという新聞記事を見ました。小生は音楽の素養がないので、音楽それ自体はもちろん、業界についても知らないことばかりなのですが、この記事を読み、著作権など「知的財産権の保護」と呼ばれるものについて、少し考えました。 音楽教室著作権料 「生徒演奏徴収できず」 最高裁判決 毎日新聞 最高裁が、音楽教室における生徒の演奏と教師の演奏は異なり、生徒の演奏に著作権料はかからないとした高裁判決を支持したのは、生徒の演奏が、生徒自身の技術向上を目的とし、課題…

  • 山際大臣は辞任したけれど……

    記憶はしないけど予知はする。自身の不都合な過去は忘却するが、不都合な未来は前もって的確に言い当てることができる――昨日の衆院予算委で、新たに出てきた旧統一教会幹部との集合写真を示され、「ご自身で予言を的中させましたね」と立憲の後藤祐一議員から先週の答弁(「これから新しい事実が出てくる可能性がある」)を皮肉られた山際大志郎経済再生担当大臣。昨晩とうとう岸田首相に辞表を提出しました。当人のこの間の答弁の惨さは特筆ものですが、そもそも8月の内閣改造で、萩生田氏ら他の壺大臣とともに閣外に去り、再任されるはずではなかった人物をわざわざ任命し、ここまで引っ張ってしまった岸田首相の責任は重大です。 山際氏は…

  • トラス英首相辞任のこと

    先週10月20日にトラス英首相が辞任表明したのには驚きました。当人は1980年代に保守党政権を率いた「鉄の女」サッチャー元首相に自身をなぞらえたかったと見えて、服装や言動など、元首相を気取る姿が何となく鼻につきましたが、彼女にならって発表した減税策(所得税最高税率の引き下げなど)がポンド下落や物価高騰を招き、撤回を余儀なくされて窮地に追い込まれました。一部に辞任を求める声が上がり、支持率も下落していると聞いていましたが、まさかこんなに早く情勢が動くとは思いませんでした。 【解説】英 トラス首相 与党党首辞任を表明 背景は 今後は NHK イギリス 英 トラス首相 与党党首辞任を表明 経…

  • マイナカードの人権侵害

    政府が今月、2024年秋に健康保険証とマイナンバーカードを一本化させ、健康保険証を廃止すると発表したため、マイナンバーカードは事実上義務化されたという話になっていますが、かなり大きな問題を含んでいると思います。ネットで集めた情報だけ見ても、こんなに粗い施策で大丈夫なのかと感じます。正気の沙汰とは思えないという専門家も少なくないのではないでしょうか。 選択的夫婦別姓の裁判でも知られるIT会社・サイボウズの社長、青野慶久さんが2年前(2020年)の9月20日付のnoteでこう書いています。この2年で状況が変化したところもありますが、付記も加え、一部改略しながらの引用をお許しください。 いろいろおか…

  • 京都・大山崎町のこと

    京都の南部に山崎の合戦の地として知られる大山崎町があります。宇治川沿いの京都競馬場から見ると、さらに西、桂川、木津川と合流する辺りです。関西の人にとっては、町の北側に天王山があることもあって、馴染みがあるかもしれませんが、東の人間には、「大山崎」の名前だけでは、すぐに場所がイメージできない人が多いと思います。小生もそうでした。 この大山崎町で、この前の日曜、10月16日に町長選挙と町議会選挙があったそうです。これはあえて「驚くべきこと」と言いたいのですが、町会議員の当選者12人のうち共産党所属が4人もいます(その他、自民が3人、公明が1人、あとは無所属)。議員の1/3を共産党が占める議会がこの…

  • 岸田首相の揺れる最適解

    昨日の参院予算委で小西洋之議員から「朝令暮改にも程がある」と吐き捨てられた岸田首相。その前日10月18日の衆院予算委では、旧統一教会の解散命令をめぐる要件について「民法の不法行為は入らないとの解釈だ」と答弁し、世間から「やる気なし!」と非難されると、19日の参院予算委では、「民法の不法行為も入りうる」と述べ、一夜にして「軌道修正」しました。これは「山が動いた」と言っていいくらいの態度(認識)変更だと思います。調べると、旧統一教会の組織的関与(不法行為)を認めた民事裁判の判決はいくつか出されて確定しています。今後何か邪な画策が働かなければ、解散命令が出される可能性は大いに開けたと考えるのが妥当で…

  • 郷原さんの国会時評 +玉川氏の謝罪

    弁護士の郷原信郎さんの動画「日本の権力を斬る! #184」を見ました。やっと始まった予算委員会で、岸田内閣が直面している諸問題――「統一教会」「マイナカードと保険証」「円安」――をズバリ解説していて、非常にわかりやすかったです。 岸田内閣の政策には首尾一貫性や論理的妥当性(効果)は期待できないようです。まず、派閥力学(業者・業界利害を含む)ありきで動くため、首相がイニシアチブを発揮して内部統制を敷くなど、到底できないという致命的欠陥があります。首相は一人ですが、首相に忖度する気もなく動いて、首相がそれを追認するような人は幾人もいます。おまけに首相の「聞く耳」なるものが、国民の声を第一に聞く耳で…

  • 「ロシア的人間」像

    2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻戦争は8ヶ月となり、特にロシア側には「弾切れ」が指摘されるなど、物量的に厳しい局面にさしかかり、プーチン大統領の発言にも変化が見えます。1ヶ月前に発した部分的動員令には国内の反発が強く、出国者も激増したためか、最近(表向きだけかもしれませんが)動員終了を示唆したとの報道もありました。 それでもプーチン大統領の支持率は、どこかの宰相とちがって急降下するわけではありません。ロシアの世論調査機関・レヴァダセンターが9月29日に公表した調査結果によれば、現在の支持率は77%となっていて、多少下がったとはいえ、戦争が始まる前に比べても、なお高いのです。 支持 不…

  • 「年金貰う前に死んじゃうよ…」

    政府が国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年を延長し、65歳までの45年間とする検討に入ったという報道がありました。破綻しかけている年金財政にメスを入れざるを得ないのは、以前から言われてきたことですが、常に場当たり的でしたから、実際にこうした具体策が出てくると、直接負担(被害)を強いられる側から当然不満は出ます。 国民年金、納付45年へ延長検討 カナロコ by 神奈川新聞 10月16日付「Smart FRASH」の記事に紹介された一般の声より。 国民年金「納付45年に延長」案でSNSに集まるブーイング「ほんとにどう生きていいのかわからん」 Smart …

  • 柿食えば 表敬訪問

    今日は短く。 柿が旬となりました。昨日畑で剪定作業をしたついでに、父親が植えた柿を見に行きました。この前見たときは、幾つかほんのり色づいていたので、晴れた日を狙ってもごうと思っていたのですが、なかなかパッと晴れず、伸び伸びになっていたのが禍したか、昨日見たら枝に一つもなっていないのです。風で落ちたのかと思って、下をよく見たのですが、一つも見当たらず、1、2個実の欠片が枝にへばりついていました。さては鳥のデザートになったかと。去年たくさんなりた(なり過ぎた)ので、今年、数が少ないのはやむを得ないと思っていましたが、ゼロというのは少々がっかりです。 昨日buuさんのtwitterに、岸田首相が「奈…

  • だってカルト国家なんですもの……

    今の健康保険証を再来年(2024年)の秋に廃止してマイナンバーカードと一体化させるという政府発表には唐突感しかありません。昨日の二番煎じのようで恐縮ですが、お店が客にカードを強要するのに似た、こんな会話が頭に浮かびました。 店員:お客様、お買い物に便利な当店のJカードはお持ちでしょうか? 客:いいえ。 店員:おつくりいたしましょうか? 客:いえ、結構です。 店員:買物のたびにポイントがたまる、大変お得なカードですのよ。 客:いや、そういうの苦手なんで……。 店員:他のA店やB店でも使えて、これ一枚で済む便利なカードなんですけど。 客:A店とB店のカードはもうもってるから、必要ないです。 店員:…

  • 戯言党紀委員会

    「国賊」発言で話題の自民党・村上誠一郎衆院議員の「処分」が、10月12日、党紀委員会にかけられた件には、現在の自民党のガバナンスというか、バランスがよく現れている感じがしました(別に褒めているわけじゃありません)。写真で見たのですが、委員会のメンバーに金美齢氏が入っているのにはちょっと驚きましたが……。 自民議員の処分、どう決める? 「国賊」発言、党紀委で12日審査―ニュースQ&A:時事ドットコム 以下は、小生創作(想像)の戯言党紀委員会の模様です。軽薄な小咄として読み流していただければ。 長:委員の皆様、ご多忙中にお集まりいただきありがとうございます。それでは、まあ、最大派閥がうるさく言うの…

  • 部活動問題に特化した教職員組合

    福岡県で部活動の問題にだけ特化した教職員組合が結成されたそうです(愛知、三重についで3例めとのこと)。通常の教職員組合が「常設委員会」型ならば、さしずめこれは「実行委員会」型です。一問題解決型組織であれば、他の問題に煩わされずに専心できる。時代に合っているというべきか、やっぱり若い人たちは柔軟で機動力があるなと思います。と、同時に、同調圧力が強い中、みんなでNO!の声を合わせて組織を立ち上げたことには敬意をおぼえます。どうなるのかわかりませんが、こうした声が集まって、良い方向に進んでいかないものかと思います。 部活の顧問「断りにくい空気」を変えたい 20代の教員らが組合設立:朝日新聞デジタル …

  • 多弁なる虚勢 無言なる算段

    辺野古の座り込み抗議を見に、現地に行ったら、誰も「座り込み」をしていなかったから、立て看掲示の3011日を「0日にしたほうがよくない?」とVサインで笑う自身の写真入りのTweetを上げたひろゆきという人、テレビで見かけたくらいでよく知りませんでしたが、多くの批判を浴びて以降も、有害な動画を垂れ流して、自己弁護に躍起です。 ※危険を承知で話します※これが沖縄“座り込み”抗議団体に感じた違和感の正体です【ひろゆき切り抜き 2ちゃんねる 思考 論破 kirinuki きりぬき hiroyuki 辺野古 新基地】 - YouTube (知識がなくて)自分が解せないというだけの沖縄のことばを、標準語文法…

  • 近石さん、円楽さん、猪木さんを偲んで

    今日は短く。 最近著名人の訃報をよく耳にします。昨日はアニメ・サザエさんのマスオさん役で知られた声優の近石真介さんが、5日に亡くなったことを知りました。声優さんですから、他にもいろいろな役やナレーションなどで声を聞くことがあるとは思うのですが、近石さんの場合、子どもの頃に最初にマスオさんの声として聞いたのが決定的でした。映画「猿の惑星」の吹き替えなどでも近石さんの声を耳にした覚えがありますが、どんな場合であっても、あっ、マスオさんの声だと思ってしまうのです。Wikipediaによれば、奇しくもこの10月5日は、53年前にテレビでサザエさんの放送が始まった日とのことです。偶然とはいえ、こういう「…

  • 政治家ことばの「翻訳」

    AIによる翻訳機能が格段に進歩していることには驚かされます。ネット上では、英語はもちろん、他の言語の記事も、翻訳機能を使えばたちまちに日本語に翻訳されます。もちろん、なお崩れた感じや、たどたどしさはありますが、事件や事故の記事であれば、事前に内容の多くを知っているので、大体の文意はつかめます。今後精度が上がれば、さらに正確で自然な日本語訳に近づいていくのでしょう。 しかし、「翻訳」が必要なのは外国語に限った話ではないかもしれません。むかし(おそらく四半世紀くらい前だと思いますが)亡くなった評論家の加藤周一さんが、朝日新聞・夕刊に連載していた「夕陽妄語」というコラムで、「翻訳」は日本語の言葉のや…

  • 『亜鉛の少年たち』を読んで

    副題は「アフガン帰還兵の証言」。 原著は1991年刊。日本語訳は、故・三浦みどりさんの訳で、1995年、日本経済新聞社から『アフガン帰還兵の証言』という題名で刊行されています。今回改めて、奈倉有里さんの新訳で、岩波書店から増補版(裁判記録付)として刊行されたのが本書です。裁判記録が付されたことで、改めて著者スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチさんの「聞き書き」という仕事と文学の意義を考えさせる内容になっています。 話は、ソ連邦崩壊前の事、1979年にブレジネフ政権時代に開始され、10年後のゴルバチョフ政権下に終わることになるアフガニスタンへの軍事介入にかかわる証言録です――ソ連のアフガニスタン侵…

  • 国難の宰相と国民

    むかし学校に勤めていた頃、同僚と、どういう校長(管理職)がよい校長か、という話になりまして、さすがにそのとき挙がった具体的なお名前を書くわけにはいきませんが、その同僚が言うには、某校の校長だった〇〇氏は、上意下達でなく学校を変えていこうとする意欲があり、見るべき問題をしっかりと見ていたし、自分は名校長だと思うということでした。小生は、その〇〇氏と実際に話をしたこともあり、確かに平均的な管理職より豪胆な人だという印象はありましたが(大酒飲みでしたし)、教育委員会の出世街道の本流を歩いてきたキャリアもよく知っていたので、「それは〇〇氏が他の人とちがって、それほど教育委員会の顔色を気にしないで動けた…

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