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今月1冊目の本を読み終えました。「一私小説書きの日乗(憤怒の章)」西村賢太・著・角川文庫です。この本は西村氏の日常を日記形式で読むことが出来る本です。ブログの記事でもそうですが、人が文章を書くとその人のバックボーンというか人となりの一端が垣間見れるようです。以前から西村賢太氏のファンである私は今回もとても面白く読ませて頂きました。例えば引用でとある日の文をペーストしますと・・・(一月二十四日)午...
意識があったのはラジオから流れる午前1時のニュースを聴いた頃まで・・・朝は9時を回った頃に起きた。食卓につき、半分だけ残った菓子パンを齧り、ついでにバナナも一本食す。今日は野鳥撮影をしようとカメラをザックにしまい、車で極楽寺山へと向かう。坂道を小さなエンジンを唸らせながら登っていると、ローディーが息を上げながらヒルクライムしていた。何人も見たから今日は土曜日だということを意識する。この極楽寺山の...