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晴れた日はカメラ片手にポタリング 雨の日は部屋でまったり読書をして 過ごしています。

オトシン
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2016/01/16

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  • ランバラルって35歳だったのね・・・

    今日は昼過ぎから車検の予定だったので自転車には乗らず、まぁー昼からの降水確率も高ったしね。いつもよりも少し寝坊してから、読みかけの本を読み進めました。デスク前での読書は現在格闘中の「梟の城」。PCを使ってじゃーないと理解出来ない熟語だらけ。午前中はYouTubeをBGMにそんな感じ・・・午前11時頃に買い置きしておいた、無印良品のグリーンカレーを食す。 そしてディーラーへ。 1時間くらい待つ間、この間買った...

  • 自転車に対する法律について・・・

    今日の広島地方は午後から雨模様。して休輪日としました。今日は最近の自転車取り締まりに関する法律について一言。自転車に対する法律が厳罰化されています。例えば酒気帯びでの運転。スマホを見ながらの運転。逆走。歩道の走行などです。まったく持って個人的な意見なんですが・・・歩道の走行禁止とかって、自転車乗りにとってかなり過酷。車道の左側を走るなんてとても危険で恐ろしい場面もよく知っています。だいたい法律に...

  • GWなんてなかったよ

    GWはずっと仕事で5連勤務でした。私の仕事がエッセンシャルワーカーかどうかは些か疑問ではありますが、少しは世の為になっているのではないでしょうか? さて・・・今日はお休み。年に一度の検診に午前中行ってきました。例年では受診者にタブレットを配って各検査を受けるのですが・・・システムトラブル。紙の受診表を持ちながらのものとなりました。まぁー8時半に始まって10時には終わったからそれほど時間はかからなか...

  • 皐月の季節

    不機嫌でいる事が大人のデフォルトなら、がっかりした気分にさせられる。悪いことにこの不機嫌さを持った人がいると周りに伝染するから厄介。私としては無視が基本ではあるが、やはり少ならずストレスを伴う。なるべくならそういう人には近寄りたくはない。 さて・・・一人の時間の今日。GWの間の平日に自転車に乗る。昨晩は撮り貯めた番組の中から「ブラタモリ・ お伊勢参りの第2回」を視聴した。ブラタモリ復活後は放送時間...

  • 情事と事情

    今月2冊目の本を読み終えました。「情事と事情」小手毬るい(こでまりるい)著 幻冬舎文庫です。 これは面白かったですね。お世辞抜きで。内容は不倫やパパ活など、ドロッどろではあるのですが、登場人物のキャラクターが想像しやすいといいますか、ストーリーが解りやすく頭に入ってきます。たぶん小手毬さんの恋愛の描き方が上手いのかと・・・・最後の章まで、内容的には美しく上品に展開していくわけで・・・ただ・・・ラ...

  • ノアの方舟と天津飯

    ノアの方舟のお話・・・旧約聖書の「創世記」に記述されており、神が地上にいる人間たちの悪行を嘆き、大洪水を起こして地上を浄化しようとします。しかし、唯一正しいと見なされたノアに、方舟を建造し、家族とあらゆる動物のつがいを乗せるように命じます。 もしあなたに家族以外の他人を3人まで救うこと(乗せることが)が出来るとしたら、誰を乗せますか? 恋人・親友・同僚などですかね。配偶者も恋人、特段の友人も居...

  • 冗員の悲哀

    この歳になって丁稚働きのような仕事をしている。余剰人員と言えばそうなのかも知れない。昨今の労働災害や交通事故を見るに、会社組織のスリム化が行き過ぎて、私のような人材を雇わないことによる弊害に思えてならない。2人4つの目で見ていた仕事がワンオペになり、安全性に目が行き届かなくなる。もちろん楽観的で「大丈夫、大丈夫」というポジも大切であるし、過度な心配性は事の推進力に悪影響なのかもしれない。それでも...

  • 延長戦に入りました・奥田英朗(再読)

    今月1冊目の本を読み終えました。本棚からの再読で「延長戦に入りました」 奥田英朗・著・幻冬舎文庫 です。奥田さんの本を最初に読んだのは「空中ブランコ」という第131回直木賞受賞作でした。私が読書の趣味を始めた頃の作品で、とても面白かった記憶がありますね。今回再読した「延長戦に入りました」はユーモアとウィットに富んだ内容で、スポーツエッセイとなっています。~ボブスレーの二番目の選手は何をしているの...

  • 広島ブックフェス

    今日は広島ブックフェスへ自転車で行きました。平和公園近くの旧市民球場跡地(広島ゲートパーク)で開催されています。数店の書店がワゴンに古本を中心に陳列しています。私の今日の目的は田中慎弥と西村賢太の中で蔵書していない作品が安く手に入ればいいなって寄りました。なかなかにマニアックな本がたくさんあり、楽しめましたが・・・西村賢太は発見出来ず。田中慎弥は持っているものだけでした。残念! ただ・・・せっか...

  • 町中華探訪

    仕事を終えてさぁー休みだという帰り道。カーステレオのBGMは佐野聡だ。佐野さんのトロンボーンはいつもご機嫌。帰り道の途中にあっていつも立ち寄るイオンで、テナントのたこ焼き店で「たこ焼き5個」と「ねぎたこ5個」を贖う。若い店員のチャラい感じに若干の不安を感じつつ、出来上がりを受け取る。今日はこいつを肴にハイボールをグビッとやる予定なのだ。 家に帰ると玄関にAmazonから小さくない荷物が置かれている...

  • さくら

    ...

  • 時給300円の死神

    春に三日の晴れナシと言ったもので、本日の休日も雨。自転車に乗れない日が続きます。さて・・・まずは行きつけのカフェへ。ニカラグア産の豆を使ったコーヒーを飲みながら、先日買った司馬遼太郎を読み始めます。こちらは長編なのでまぁーボチボチと・・・コーヒーを飲んだ後はイオンで酒の肴を買い、その足で書店にて、今日読む本を探しました。 今月6冊目の本を読み終えました。「時給300円の死神」 藤まる・著・双葉文...

  • 東京百景

    今月5冊目の本を読み終えました。「東京百景」 又吉直樹・著・角川文庫です。 ピースというお笑い芸人の一人、又吉さんのエッセイですね。又吉さんと言えば「火花」で芥川賞を受賞され、もう作家さんとしてお忙しく活動されています。私も彼の作品を「火花」「劇場」と読ませて頂き、その才能に驚愕させられています。今回の作品は彼が上京してからの東京各地での想い出を独特のユーモアで書き綴っていて、面白かった~な~。...

  • どうせそろそろ死ぬんだし

    今月4冊目の本を読み終えました。「どうせそろそろ死ぬんだし」 香坂鮪(こうさか・まぐろ)著 宝島社 です。 余命宣告を受けたメンバーが別荘に集まってカウンセリングをするという設定。そこでメンバーの一人の男性が死亡してしまう。病を持っていたので自然死か他殺かで他のメンバーを揺さぶる感じ。ここに記事にすることでネタバレがちょっとあまりに申し訳ないので、一切ストーリーについては閉口しますね。ただ・・・...

  • なんだバカヤロウ!

    私の職場のお客さんの中に一人の老人の方がおられる。その方、ある芸能人に似ているのだ。いつもその人が来ると私は心の中で「荒井さんがキタ・・・」 とか「注がキタ・・・」とか思っている。そう荒井注に似ているのだ。荒井注は元ドリフターズのメンバーで志村けんが入るまでの一員。さらに「なんだ!バカヤロウ!」というギャグが有名である。 世代的には私よりも上の感じなので荒井注がドリフで活躍していた頃は知らない。...

  • 殺人現場は雲の上

    今月3冊目の本を読み終えました。「殺人現場は雲の上」 東野圭吾・著・光文社文庫 です。この作品は1989年の作品で、東野氏が31歳の頃のもの。作家になられて比較的初期の作品ですね。スチュワーデスのエー子こと早瀬英子とビー子こと藤真美子の凸凹コンビが、様々な事件に遭遇するという短編エピソードです。もう活字の本を読んでいるというよりも漫画を読んでいる感覚です。東野さんの作品はジャンル的にはミステリー...

  • ベイサイドビーチ坂

    「俺、O型かと思っていた・・・」 先日仕事終わりに同僚がそう呟いた。彼は先日の検診を受けその結果の封筒を見ながら・・・そこには血液型B型と書いてあったようだ。親からも「あんたはO型。」と聞かされていたから、33年間、ずっとそう信じていたらしい。友人にはそう言い、占いなんかはO型の事を信じていたわけだから、今回の結果に多少なりともショックを受けているようだった。私も彼はA型だろうなと思っていたから...

  • 無敵の思考

    今月2冊目の本を読み終えました。「無敵の思考」ひろゆき・著・だいわ文庫です。ひろゆきさんこと西村博之氏はインターネット掲示板「2ちゃんねる」の元管理人だったり、「ニコニコ動画」のシステムを作ったりした、現代の寵児でしょう。私もブログをやっていて、訪問者の記事を閲覧することも多いのですが、万人人が居れば、その数だけ物事の捉え方があるようです。一見、この人は「何?言ってんの?」的な感想を一に持つ場合...

  • 破軍の星

    ようやく今日読み終えました・・・ふぅー。 今月1冊目の本は「破軍の星」北方謙三・著・集英社文庫です。北方氏の作品は初めて読みました。 この小説の舞台は鎌倉幕府、言い換えれば北条幕府が終焉を迎えて、建武の新政が始まったあたりのお話。小説の主人公は陸奥守である北畠顕家(きたばたけ・あきいえ)です。私、この時代の歴史に疎く、読みながら登場する歴史上の人物すべてを検索・検索。わからない熟語も検索。おまけ...

  • 早めに路面状態が良くなって乗れた日

    寝ぼけ眼でトイレの座椅子に座り小便をする。用を足しブルっとしながら窓の外をチラリと見ると積もっているではないか・・・2月24日の朝。広島地方も雪が降り積もっていた。今日も仕事なのでそそくさと準備をし、少し早めに家を出る。普段はバイパスを走るけど、この日は用心して宮島街道を行く。道路に雪はなく、それほど速度を落とさずとも走れた。渋滞にハマることもなく出勤の1時間前には職場に到着。行くとすぐに先に出...

  • ツグミさん

    今日の休日は晴れてはいましたが自転車には乗らず、買い物や野鳥撮影、そしてなかなか読み終えない本を読み進めました。まずはカフェへと美味しいコーヒーを飲みに・・・空いていた店内のカウンターに座り、本を読みながら琥珀色に心を落ち着かせます。二つ席をあけて左の老人はマスターと親し気に他愛もない会話に小さな花程度のものを開かせているようです。私はというと昔からの無口さで、何かを話すでもなく、本の活字へと目...

  • 雨あがる

    苺を買おうと思い、イオンに寄った帰り道。ふと陳列棚に珍しい果物が目に入る。薄い赤色の皮に長髪の寝ぐせのようなカールがあって、ベトナムの果物とPOPに書いてあった。その名もドラゴンフルーツ!私はこの果物を恐らく食したことがない。一個500円くらいだったので新し物好きの広島県民としては買ってみることに・・・果物コーナーを過ぎて、お刺身でも買おうかと物色。ブリとサーモンの1パック300円ほどのものをカ...

  • 床屋でのリラックスタイム

    今日の広島地方は雨。雪ではなく雨だから気温はそれほど下がってはいない感じ。あーまた今日もチャリ乗れないし・・・午前中に所用を済ませることに。その中の一つに写真現像ソフトのサブスクの支払いをすることにしました。年間一括払いなのですが、本年から値上げで痛い話であります。まぁーアドビなんだけど、なんかね~。「支払い完了しました。ありがとうございました」の一言はあっても良いと思うのですが・・・ 昼飯にう...

  • 雪積休日

    昨日職場でこんなことがありました。最近雪が降ると休む事務員の仕事を代わりにやっていると・・・70代くらいの男性の老人が、「すみません~このアプリ全国で使えるんですか?」 と・・・普段はまったく話しかけない人なのに、こっちが忙しそうにしていると、ニヤニヤしながら聞いてくるのですね。(なんで・・・今聞く??)と心の声。それもしょうもない質問で、本人も知っているだろうことを・・・まぁー嫌がらせかと・・...

  • ライオンハート(再読)

    今月1冊目の本を読み終えました。「ライオンハート」恩田陸・著・新潮文庫です。 初読の時の記憶はほぼ残っておらず、今回初めて理解した感じですね。ただ理解したと言っても、やはり難解なストーリーかな~。一言で言ってSF恋愛小説! 時代を越えてエドワードとエリザベスが出会うというバックボーンが一本通っているのです。それぞれの章の頭に挿絵で実際の絵画が掲載されていて、その絵の描かれた時代背景が見事なまでの風...

  • いもくりなんきんミュージカル

    また4つ働いての休日。今日は母親の付き添いで劇団四季のミュージカル・キャッツを観に行きました。劇場は昔、郵便貯金会館と呼ばれていて、私の青春の舞台だった場所。今は上野学園ホールと命名されています。早めに自宅を出て、途中、広島のソウルフードのうどんの「ちから」さんで昼飯を食べます。ホールには早く着いたので併設のカフェでコーヒーを飲み待ちました。ほどなく開場。開演前にの静止画に限り撮影OKだったので数...

  • ご機嫌なサイクリング

    5連勤務のあとの夜。久しぶりに飲み友と会食でした。昨日は焼き鳥店で、どの料理も美味しくて会話も弾みますね。自転車での飲酒運転も厳しくなったので広島電鉄で行きました。以前一緒に働いていた方が、ツレが出来たと報告があり、なれそめを聞くと「アプリで・・・」 今、ほとんどの出会いがアプリなんですね。時代を感じます。まぁー彼は正規雇用だし、年齢的にも30代と若いから、そろそろ結婚という話なんでしょうな。 ...

  • 日曜日のお休みもいいよね

    久しぶりに日曜日のお休みです。平日の休みはどこも空いていて、いいのはいいんですが、日曜日の休みは各地でイベントなどやっていてそれはそれで楽しい。昨晩のロードショーは「光る君へ」の最終回。「道長様、嵐がやって来ます・・・」というセリフが最後でした。大河ドラマは戦国時代が舞台になることが多いので、戦が必ず描かれます。今回の大河は平安の時代、貴族公家が優雅に生きている様子が見られるのと、男と女の物語が...

  • 教団X

    今月1冊目の本を読み終えました。「教団X」 中村文則・著・集英社文庫 です。超長編なので読み終わるまで時間がかかりました。この小説に二つの新興宗教の教団の交差がストーリの軸になります。小説は幾つかのパートに分かれていて、まず。人間の存在について原子レベルまで掘り下げて、仏教と宇宙の邂逅について・・・・これはほんと難解でしたが、読むと自分の悩みなど小さなものだと思わされました。次のパートは教団Xの幹...

  • 冬のキンとした空気の中、小サイクリング

    仕事が終わり車を運転しながら自問する。「今日は何が食べたい?」しばらく逡巡してから、「そうだ!イチゴが食べたい」3月頃が旬のイチゴだが、一般的に一番美味しいと言われるのは1月から2月頃のものらしい。帰り道の途中にあるイオンの駐車場に止めて、ブルっと震えながら買い物かごをとった。入り口付近にあるイチゴのコーナーには数種類のものがあった。値段を見てちょっと引く。ワンパック700円から1300円ほども...

  • 自転車に乗り 部屋を掃除し 香を焚く

    西へ向かって走り始めた今日の自転車活動。まずは行きつけのカフェに今年初めて行きます。空いていたので窓際のテーブル席へと座らせてもらいます。1月の豆はグアテェマラ産のもの。酸味も苦みも強烈なものではなくて非常に飲みやすく美味しいコーヒーでした。そしてカフェのすぐそばにあるネコモト楽々園店にも寄ります。自転車のスタンドが走行中に立ってしまうので、ネジを締めてもらいました。オーナー様ありがとうございま...

  • 静かで穏やかな正月

    静かな正月を過ごしております。昨年は元旦から能登での地震、航空機事故、北九州の火事と2024年はどうなるんだろうと不安にも思いました。2025年は世界では色々ありますが、日本は穏やかに過ぎているようで・・・ わたくしも三が日はお休みを頂きまして、元旦こそ部屋に籠っていましたが、2日、3日と自転車活動もしております。昨日はホームコースを走り、今日は広島港まで行きました。 こうして私が遊んでいられる...

  • 謹賀新年

    新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 私はといいますと大晦日、一年で最も忙しい日を過ごし、「~んや~もうやれん・・・」と大げさに思うほどの瞬間風速も感じつつ、なんとか20時過ぎには帰路につきました。何より大きな事故がなくて本当に良かったです。 さて・・・2024年の総括を少しばかり・・・・ 年間読書は39冊。 年間走行距離は1346・18km に終わりました。 印象に...

  • 新聞記者(再読)

    今月6冊目の本を読み終えました。「新聞記者」 望月衣塑子(もちづきいそこ)著・角川新書で本棚からのセレクトで再読です。この本を初めて読んだあと、映画化されたものを映画館で観たので印象深い本ですね。著者の望月氏は安倍政権の時代、菅官房長官の記者会見で例えは下手ですがスッポンのように食い下がる質問を続けた方です。権力者が表沙汰にしたくない真実を隠蔽しようとする姿勢に対して、その不都合な真実を暴いてい...

  • 広島電鉄殺人事件(再読)

    今月5冊目の本を読み終えました。本棚からのセレクトで「広島電鉄殺人事件」西村京太郎・著・新潮文庫です。ストーリーは広島電鉄の若い運転手が起こした速度超過の事件から始まります。昨今ではよく使われる政治権力の闇についての話ですね。物語は終始、捜査の一点に絞られて、恋愛や人間模様などは皆無です。一つのストーリーでいったい何人が殺されるのかと思うほどですが、決してディスっているわけではなく、そこはミステ...

  • 通天閣

    今月4冊目の本を読み終えました。「通天閣」 西加奈子・著・ちくま文庫です。西さんの作品は「サラバ上・下」を読んで蔵書していたので、今回の本が二つ目ですね。この物語は女性と男性の二人の視点で書かれています。主人公が二人いるわけです。同氏の心象描写や風景描写は真似出来るのでは?と迂闊に思ってしまうほどではありますが、そう簡単なものでもなさそうです。ストーリー一貫してシニカルな視点で、ユーモアもあり、...

  • そばえる日の野鳥観察(そばえるって広島弁らしい)

    フロントガラスが少し濡れている。雨が降ったのだとどうってことなく思い、金曜日の夜の真っ黒な道を帰る。いつもひっかかる踏切にまんまとひっかかり、残念などと露も思わず、助手席のシートに置いているCDケースの中からプロ吹奏楽団のアルバムを取り出して、カーステレオに挿入。華やかなトランペットのファンファーレが鳴った頃に遮断機が上がり、先の交差点の青を確認してから左折した。この時間の国道2号、通称宮島街道は...

  • 羊と鋼の森(再読)

    今月3冊目の本を読み終えました。続いて本棚からの再読です。「羊と鋼の森」宮下奈都・著・文藝春秋。 音楽への入り口はさまざまであり、ピアノ教室であったり、吹奏楽であったり、軽音楽であったり、民謡であったり・・・この本はその音楽の森へ調律師として関わった青年の成長のストーリーです。再読ですが初読の時の記憶はほとんど残っておらず、新鮮に読み始め一気に読み終えました。私自身、今の職業に強いこだわりもなく...

  • スクラップ・アンド・ビルド(再読)

    今月2冊目の本を読み終えました。本棚からの再読です。「スクラップ・アンド・ビルド」羽田圭介・著・文春文庫。 この本はいよいよ死期の迫った祖父と孫の男性のやり取りが文学的に書かれています。私の職場の店舗にも多くのご年配者が来られます。機器の操作がわからず、かなりの確率で店員である私は呼ばれ、その都度同じような説明をするのです。そのお客が一人で、視界に店員がいなければ自分自身でなんとかする場面もあり...

  • 死神

    今月1冊目の本を読み終えました。「死神」田中慎弥・著・朝日新聞出版・です。この作品は読んでいる途中で著者田中氏の私小説では?と思いました。が・・・最後まで読み進めると微妙に違うフィクションだと解りました。ただ完全なるフィクションではなくて、実際の田中氏の人生が投影されているなと・・・田中氏の父親は氏が4歳の頃に亡くなっているので、存命として書かれているストーリーはそういうわけで・・・主人公の青年...

  • 後方確認用のミラー

    秋がセッツカレルように冬の空気へと変わる。私の皺がひとつふたつと増える間にこんなにも短くなってしまった。ただ冬という猛獣が嫌いかと問われれば「うーん?」 好きと大腕を振って答えるほどでもないが、夏よりは・・・と 昨日は仕事が忙しかったし、普段負わない責任を負うものもあった。ストレスの大小で体重が若干変わるので、やはりメンタルが強いほうではないのだろう。 仕事帰りに近所のコンビニでAmazonのギ...

  • 潮騒(再読)

    今月5冊目の本を読み終えました。今回は本棚からのセレクトで再読です。「潮騒」三島由紀夫・著・新潮文庫。 初読の時から何年も経っているので内容一切覚えていませんでした。読み返してみて実に風景描写の美しい文体で、その才能に惚れ惚れします。この物語の舞台となっている歌島は実際に愛知県の沖合に浮かぶ小島、神島のことだと調べて知りました。返す返すの事なのですが、その海の様子、漁業を生業としる人々の生活、そ...

  • この世の喜びよ

    今月4冊目の本を読み終えました。「この世の喜びよ」 井戸川射子(いどがわいこ)・著・講談社文庫です。 ショッピングモールの中にある喪服礼服の店で働く女性が、一人の少女と出会うんですね。店の向かいにあるゲームセンターに来る老人男性。ゲームセンターで働く青年。喪服の店で働く同僚の女性。登場人物はほぼこれだけです。ストーリーも起承転結があるわけでも、劇的なものでもなく、不思議な文体で進んでいきます。小...

  • 透明な螺旋

    今月3冊目の本を読み終えました。「透明な螺旋」東野圭吾・著・文春文庫です。忘れた頃に読みたくなる東野圭吾ですね。今回の本はガリレオシリーズの最新刊。メインキャストの湯川学はもう福山雅治のイメージしか出来ないです。そりゃー面白くないわけがないじゃーありませんか。自ら育てられなくなって児童養護施設の前に赤ん坊を捨てた女性のシーンから物語は始まります。その捨てられた赤ん坊が育ち、一人の娘を生みます。そ...

  • 田中英光傑作選(西村賢太・編)

    大陸の言葉が飛び交う調理場へ天津飯のオーダーを告げた。恐らく台湾ではないだろうと思う。この店は料理の盛りが良いし値段も比較的安い。だから今日も繁盛している様子だ。カウンター席の隣に座ったスレタ感じの女性も天津飯を頼んでいたようで一緒に提供された。今日の天津飯は餡のトロミが強く、味も幾分薄かったが、それは誤差の範囲でスコブル個人的嗜好に合う。 店に入る前に平和公園に立ち寄っていた。野鳥撮影用のカメ...

  • ゼロの焦点

    今月1冊目の本を読み終えました。「ゼロの焦点」松本清張・著・新潮文庫です。 誰でもというと語弊がありますが、若い頃の黒歴史というのがあろうかと思います。若気の至りと言えばそうなんですが、成熟した大人になって、地位や名声を得た人ほど、その黒歴史を抹消しようとします。この小説もそこがテーマになっています。私は以前「砂の器」という作品を読んだことがあるのですが、砂の器では音楽家として成功した和賀 英良...

  • 今日はなんの祝日だっけ?文化の日のふりかえだって

    11月から自転車に関する道交法が改正になった。その一つに酒気帯びでの自転車の走行が禁止になったのがある。私自身も月に一度の飲み会には自転車で行っていたので、これからは厳密に言うとダメになったわけだ。改正前までは泥酔状態での走行が取り締まりの対象だったから厳しくなったと思う。酒気帯びで乗った自分だけでなく酒を提供した店、その事を知っていた同行者にも罰則があるので、これはかなり守らないといけなくなっ...

  • 月末日記

    いつも行くイオンがこの冬に新しくなってオープンします。その工事中の様子が毎日徐々に伝わってきます。今日もカフェに寄ったのですが、工事関係者の熱気・・・、やっぱり若い人が多い空間は活気をもたらしてくれますね。完成直後は多くの客で賑わうだろうからいつも余裕を持って止められる駐車場が満車になるのがちょっと憂います。 今日も雨は降っていなかったのですが月末の所用もあって自転車には乗らず、ほぼ部屋で本を読...

  • 首里の馬

    休日の朝。窓の外は曇ってはいましたが、今日は降らないか・・・でも・・・ニワカ雨はあるかもって予報が言っているし・・・結局自転車には乗らない事にしました。朝食を摂ったあと、PCの電源を入れてニューストピックをチェック。しばらくしてから車でいつも行くカフェへ・・・カウンターに座り、10月の珈琲を飲みながらマスターと他愛のない話なぞして、併設のイオンで夕方晩酌用の肴を購入。そのまま近所の書店へと立ち寄り...

  • 点と線(再読)

    今日は今度の日曜日に投開票される衆議院議員選挙の期日前投票に行ってきました。私の一票で国が変わるとは決して思いませんが、参政権って、貴重なんですよ。まぁー投票を棄権するのも自由ですが・・・ 雨が降る中、居住している区役所まで行きます。決して広いとは言えない投票所で3種類の投票を済ませました。あースッキリ! 帰宅後は部屋の籠って本を読んで過ごします。で・・・先ほど読み終えました。「点と線」 松本清...

  • 厳島への入り口

    仕事帰りにふと空を見上げると月が浮かんでいた。満月かとも一瞬思ったが、そういえば昨日の15日は十三夜という名のある月だと何かのニュースで言っていたことを思い出した。確かに今目の前にある月も一部欠けているようだ。十五夜をもってしてお月見というのは古来中国大陸でも行われていたようだが、この欠けた月を愛でる風習は日本独自のものらしい。いにしえの昔、そう平安の頃、灯りと言えば炎か月しかなかった。令和の現...

  • レッドウィングとトレックデュアルスポーツ

    休日前の仕事はちょいちょいイレギュラーなトラブルが多かった。とりあえずすべて処理してから車のキーを回す。涼しくなったとは言え、ちょっと火照った体を冷やそうとエアコンのクーラーを弱くかけた。BGMは先月頭に編集したCDで、吹奏楽の定番曲のディスコキッドが流れている。いつも立ち寄るイオンへと入った。21時前の駐車場は空いていて、どこに止めても隣に車はいない。やさしくドアを閉めて、エコバックを持って店...

  • くじら組(再読)

    今月1冊目の本を読み終えました。「くじら組」 山本一力・著・文春文庫です。この本は本棚からのセレクトで再読になります。鯨を仕留める事が生業の集団の話と、江戸時代末期の黒船来襲の話がクロスオーバーしていきます。ストーリーはよく出来た劇的なもので、終始面白く読み進められます。仲間を何度も仕留められた一頭の鯨が、人間に対して、悪戯をするという展開で(悪戯という言葉は適切ではないかも・・・人間側の一人が...

  • マイナンバーカード申請

    昨日は雨が降っていた広島地方。今日には止み、自転車に乗れる日ではありましたが、所用をありましたので休輪日としました。その所用の一つが、マイナンバーカードの申請。世間がポイントに群がっている時には興味がありませんでしたが、いよいよ保険証まで変わってしまうというアナウンスが否が応でも耳に入ってきました。このあたりで観念して申請することに・・・保険証は後日ということで、まずはマインバーカードの作成から...

  • いつも場所で彼岸花を撮影

    その赤だけを想いひたすらにペダルを漕ぐ。彼岸花、又の名を曼珠沙華という。この花の球根には毒があり、田の畔に植えて、モグラやネズミを避ける用途があったようである。また花の形が燃え盛る炎のように見える為、「家に持って帰ると火事になる」と言われることがあるらしい。いかにも妖艶な花であろう。 赤と言えば広島カープ。昨晩は屈辱の眼前胴上げを許してしまう。G党の方に祝福と言えばあまりにも悔しい。負け惜しみと...

  • 光る君へ

    9月24日。広島地方も涼しくなった。「今日は涼しいですね」と話しかけても「そうですね」と返ってくる日である。ようやくなのだけど、もう2か月近く猛暑に晒された体は夏バテという言葉がピタッとくる。仕事帰りにイオンに立ち寄り、「マイタケ」を買った。偶にキノコ類が食べたくなる。椎茸しかり、しめじしかりだ。家に帰り、うがい、洗顔を終えて、フライパンに火をつけた。残っていた水分が徐々に飛んでいき、いよいよ熱...

  • 蹴りたい背中

    今月3冊目の本を読み終えました。「蹴りたい背中」綿矢りさ・著・河出文庫です。最近再読した「インストール」からの流れで、芥川賞を受賞した作品も読んでみたくなりました。まず第一声で文学的な描写力に感嘆させられますね。比喩表現も常人らしからぬ天才性を感じます。「インストール」の時もそうでしたが、集団から、つまり群れからはぐれた、ともすると「イジメ」とか「引きこもり」とかで括られる人々が主人公なわけです...

  • 風はいつも吹いている

    ちょっと変則で今日はお休み。しばらく乗っていなかった自転車に乗ることに・・・コースは久しぶりにホームコースをなぞります。走行距離は40.83km。ちょうど良い距離です。今日も猛暑ってって、早めに自宅を出て、正午には帰宅。道中、彼岸花に出会えるかなとも思いましたが、咲いていたのを見たのは一度だけ。もうちょっと先ですな。川沿いの遊歩道を走っていると目の前をバッタ達が慌てたようにジャンプして逃げてまし...

  • オリンポスの果実

    6連勤務・・・・長かった・・・・ようやく休日。残暑という言葉がまだ当て嵌まらないような暑さに参って、今日も自転車には乗らず、部屋で本を読んで過ごすことにしました。今読んでいる本は「田中英光傑作選」田中英光・著・西村賢太・編・角川文庫です。短篇の一つ、「オリンポスの果実」を先ほど読み終えました。田中英光は西村賢太が推している作家で、前々から一度読んでみたいと思っていましたので・・・この話はオリンピ...

  • バリ山行

    今日は自転車に乗らずに部屋で本を読んでました。8月の振り返りをしていなかったので簡単に・・・月間走行距離は50.34kmでした。今年の酷暑に参って部屋で本を読んでいる時間が多かったです。そのおかげで読書は6冊を読み終え、私にしては読んだほうかと・・・・9月も残暑が厳しそうなのであまり自転車には乗らないかも知れません。 行きつけのカフェは土曜日ということもあり、大繁盛。私が注文した月替わりの珈琲も...

  • 残暑のサイクリング

    彼女が姿を消して二日が経つ。南の海で生まれた時はかなりヒステリックで、メディアというメディアが最強クラスと皆を脅した。実際九州に上陸した頃はギャンと強風・強雨で人や木々をなぎ倒す勢いで、あるいは突風でかなり重いものまで飛ばして、次にノックするであろう広島であってもMAXで警戒した。最も強靭な交通機関である広島電鉄をもってしても全線運休という恐れ方だった。彼女の性格は実に動きが遅く、ジョギングをし...

    地域タグ:広島市

  • 曙光を旅する・サンショウウオの四十九日

    今月5冊目・6冊目の本を読み終えました。まずは「サンショウウオの四十九日」朝比奈秋・著から・・・この作品は直近の芥川賞受賞作で、まだ書籍化されていません。なので普段は買わない文芸誌を買って読みました。この物語は結合性双生児を主人公としていて、瞬と杏という二人の人格を持った一人の体を書いています。結合性双生児というと私はベトちゃんドクちゃんを思い描きますが、今回の主人公は頭が二つに分かれているわけ...

    地域タグ:広島市

  • インストール(再読)

    今月4冊目の本を読み終えました。本棚からの再読で「インストール」綿矢りさ・著・河出文庫です。綿矢さんは2004年に「蹴りたい背中」という作品で芥川賞を受賞されています。今回読んだ「インストール」は高校在学中の17歳で書き上げたものです。その若さの処女作なので作品も若者の世の中に対する不適合感が臨場感があります。女性作家さんの作品はネジが1・2本飛んでいる感じがとても心地良いですね。彼女が芥川賞を...

    地域タグ:広島市

  • 世話焼き長屋

    今月3冊目の本を読み終えました。「世話焼き長屋」人情時代小説傑作選・ 新潮文庫です。池波正太郎・宇江佐真理・乙川優三郎・北原亜以子・村上元三・ 以上5名の小説家によるアンソロジーです。この本は本棚からの再読。どの作品も江戸時代の江戸の雰囲気がよく伝わる傑作ばかりですね。人情という概念が希薄になった令和の時代を生きている私。向こう三軒両隣でさえ、繋がりがほぼない感じ・・・江戸時代の長屋は狭い住まい...

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  • 八本目の槍

    今月2冊目の本を読み終えました。「八本目の槍」今村翔吾・著・新潮文庫です。織田信長亡きあと家臣の秀吉と柴田勝家の戦いが起きます。この戦いで武功を上げた秀吉の家臣の七人を賤ケ岳の七本槍と呼ぶようになりました。脇坂安治(1554年-1626年)片桐且元(1556年-1615年)平野長泰(1559年-1628年)福島正則(1561年-1624年)加藤清正(1562年-1611年)糟屋武則(1562年-1607年)加藤嘉明(1563年-1631年)・・・以上の七人...

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  • 日陰の癒し

    卓球女子の日本代表の早田ひなさんがオリンピック帰国会見で行ってみたい場所の一つに「特攻記念館」と発言したとのこと。それに対して中国から批判の声がとのニュースを見ました。私個人の思想的には左派ではありますが、その何がいけないのかと思います。きっと死にたくはなかったと・・・特攻の兵隊の方々は。でも家族や国を想い飛んで行ったことを思うと、やはり悲しくなります。現代日本に生きる私達がそのことを思いを馳せ...

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  • 寒灯・腐泥の果実

    今月1冊目の本を読み終えました。「寒灯・腐泥の果実」西村賢太・著・新潮文庫です。西村氏はお気に入りの作家さんで、著書を全作品読破しようと買い集めています。2022年に急逝されているので、もう新しい作品を読むことは出来ません。この文庫本もAmazonで4000円を越えてまして(中古本で!)ちょっと躊躇しましたが、思い切ってもとめました。 さて読後の感想ですが、内容は過去に読んだ作品と似て、主人公の...

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  • お前は死ぬまで働くんだよ!

    最近の猛暑で4日ほど続けて働くと、もう3日目の夜なんて眠ろうと思う前に落ちてしまう次第。齢も52を迎え一般的には初老と呼ばれることもある。自身の老化もあってのその寝落ち。顔なんて真っ黒で肘から先も同じよう。相変わらず顔を会わせての第一言は「暑いですね~」って。仕事帰りに23時まで営業しているイオンに寄って好きなものを買って帰る日が多い。昨晩はスズキの刺身が売り切り価格で175円で売っていて酒のア...

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  • HiroPa!

    広島市内中心部に今年からオープンしたサンフレッチェ広島のホームスタジアム。私はまだスタジアムで観戦には至っていませんが、そのスタジアムの正面にHiroPaという賑わい空間が今月からオープンしてます。今日のポタリングはそこの視察を兼ねて、昼飯は府中町にあるインド料理店、サティアムさんへ行くことにして出発。 いつものように平和公園のベンチで缶コーヒーを飲んだ後、さっそくそのHiroPaへ。自転車は走行しては...

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  • 7月の活動

    「暑いですね~」と挨拶代わりに言葉を交わすことが多いです。ただそう話かけてくる老人はエアコンの効いた部屋にほぼいて、少しだけ外に出るもんだから「暑いですね~」って。「あんたは暑くはないだろうに」と捻くれて思う今日この頃。でもね。まだ日陰に居ることが出来る自分は現場作業人の人から言わせると「楽でいいよね~」だろうな。まぁー暑さ寒さは比較的平等なのでしょう。お金持ちも貧乏人も等しく暑い。いやまてよ。...

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  • 可児才蔵様に三度目の参拝

    私が尊敬している戦国武将の墓がある寺院が才蔵寺だ。戦国時代後期から江戸時代初期を生きた、岐阜県可児郡に生まれた可児吉長、通称才蔵。槍の名手で、斎藤龍興→柴田勝家→明智光秀→前田利家→織田信孝→豊臣秀次→佐々成政→福島正則と主君を変えていった。関ケ原の戦いでは多くの首級をあげ、徳川家康におおいに賞賛された。才蔵は幼き頃臆病で気弱だったのが、愛宕信仰を初めてから人が変わったように勇敢になったそうだ。 日曜...

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  • 車検と休養

    仕事を終えて部屋に入ると温度計が34℃を示していた。灯りを点けた後すぐにエアコンのスイッチをON。設定温度は18℃。とにかく早く涼しくしたい。いくら送風が全開であってもその気温が25℃まで落ちるのには30分以上はかかる。「暑いな~」と思いながらパソコンにも電源を入れた。部屋に置いていたミナミヌマエビが入った小型水槽はもう下階の部屋に移していて、涼やかに生存しているからこちらとしても幸福感を得ているな...

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  • 何もかも憂鬱な夜に・再読

    今月2冊目の本を読み終えました。「何もかも憂鬱な夜に」中村文則・著・集英社文庫 です。今回も本棚からの再読。終始真っ黒な雲に覆われているような話です。人の生い立ちは様々で、決して愛情に満ちた人生を送っている人ばかりではないの。この本では主人公の刑務官と死刑囚の心の邂逅が一つ。その刑務官の生い立ちが孤児院で育った人で、そこで知り合った仲間(この仲間という言葉は正確性を欠く)と過ごした日々について心...

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  • 堕落論・再読

    今月1冊目の本を読み終えました。「堕落論」坂口安吾・著・角川文庫で本棚からの再読です。初読の時はちょっと理解に苦しんで何が言いたかったのかわからない感じでした。しかし今回は幾分解った気がします。この本は13編のエッセイから成っています。その中で印象に残ったエッセイについて感想を書きます。 まずは青春論。この話では剣豪宮本武蔵が取り上げられています。安吾は真剣勝負ではどんな卑怯な手段を使っても勝て...

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  • 広島交響楽団のラッピング電車

    未だに明けない梅雨。今日の晴れ間に少しだけ乗ることにした。8時半頃に出発したので平和公園に着いたのが9時を少し回った頃だった。ちょっと湿っていたベンチに座り、缶コーヒーを開ける。久しぶりに塩接客ではあるが美味しい天津飯の店、温品飯店さんへ行きたかったが、ちと時間が早い。ならばインドカレーかと思案するも、これまた昨日の晩の残り物のカレーを朝食べていたのでカレーって気分でもない。まぁー広島港まで行っ...

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  • ちょいポタ

    私の仕事場は屋根はあるが屋外だ。連日のとろけるような暑さに参っているかというとそうでもない。もう気持ち的には日本ではなくインドに居るつもりである。かと言って私はインドには行ったことがないのであくまでも想像ではあるが。昨晩の晩酌では最近口にしていない揚げ物を一つ食べた。セブンイレブンの揚げ鶏のレッドという辛味の強いやつだ。最近のダイエットモードで脂物と甘い物は口にしていない。だからたまにご褒美的に...

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  • 7月の一冊目は坂口安吾から

    坂口安吾の堕落論の文庫本を持って行きつけのカフェへと向かいました。今日は訳あって休輪日。月替わりの珈琲をオーダーします。今日の豆はインドネシア産だったかな。クセのないとても美味しいコーヒーだったので退店時にマスターに「美味しかったです」と一言。その足で今度は酒屋へ行きました。ウィスキーを切らしていたので何かないかとぶらぶらします。数多くある種類の中から今日はサントリーオールドを購入。そして次はホ...

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  • 6月の活動

    6月最後の1時間を愛用のカップで珈琲を飲みながら過ごしています。今日の広島地方は絶賛梅雨のど真ん中です。私自転車が趣味ではありますし雨なんて嫌い!・・・というわけでもなく。シトシト降る雨はむしろ好みでもあります。線状降水帯とかいう激しいやつはゴメンですが・・・ さて・・・・6月を簡単に振り返ります。まずは自転車活動。月間走行距離は74.91km。まぁー雨も多かったし、乗れた日は2回のみ。自転車は持...

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  • 広島県の歴史散歩

    今月1冊目の本を読み終えました。本棚からの再読で「広島県の歴史散歩」 執筆者代表・岸田裕之 山川出版社 です。私広島県西部に住んでいますが、実に知らないことばかりだと・・・この本は各地域ごとに細かく取材、執筆されていて興味をそそられます。思ったのは遺跡とか歴史遺産とか呼ばれるものは権力者や財力のある方のものを中心に残っているということかな。それはそれで権勢を誇った家の栄枯盛衰を俯瞰出来るし面白い...

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  • 大分県佐賀関までお墓参りに行ってきました。。。

    昨日今日で連休を頂いて母の実家でもある大分県佐賀関に車で一人旅してきました。 最初の休憩。佐波川SAで・・・ 山口県下関市と北九州市門司を結ぶ関門大橋のたもとで・・・ 簡単に昼飯を済ませます。 昨日までの大雨がウソのように快晴です。別府湾と右奥に見える高崎山が美しい・・・ 母の実家に到着です。すっかり解体も終わって更地になってました。寂しい・・・この後で祖父と祖母のお墓に参ります。 今日の宿泊は大...

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  • AI店員の未来

    お客様は神様でなくなった。西暦2024年のことである。この年に初めてカスハラという言葉が誕生したのだ。カスハラとはご存知の通り、カスタマーハラスメントの略である。客による店員に対する暴言が主なもので、接客業に就く人にとってはかなりの高確率で遭遇するのだ。このことが問題視され客のほうでも遠慮気味に来店することになった。2050年の今、2024年に比べて、本来接客業にむいていない人材まで労働力人口の...

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  • 足元に一匹の蛙がいた。彼はここから数十メートル先の闇池のほうから来たようである。とても小さな若い蛙で餌を捕る技術もまだ初心者だと思われる。腹を空かせつつもここまで飛んできた。彼を見つけた男は四日間の仕事をようやく終えて車に乗り込む瞬間であった。「あっ・・・蛙だ」目が合ったような気がして、ちょっとだけ様子を窺う。彼は恥ずかしそうに車の下へと潜り込む。「もう雨の季節でたびたび彼のような蛙と出会うこと...

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  • EF-M11-22mm IS STM

    今日は昼から所用があったので自転車には乗らずです。昨日は夜更かししたので朝は遅め。9時を回った頃にのそっと起き出して、洗面を済ませ朝飯を食います。ほんと最近、読者の皆様を置き去りで自分語りしておりますが、気にせず書いていきます。ダイエット継続中で、糖分と脂物は朝食でのみ摂ることにしました。ですから今日も朝飯で白米のオニギリと冷蔵庫にあったプリン、炭酸飲料などで満たします。食後はちょっとPCを立ち上...

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  • 元来のペシミストが歳をとりオプティミスヘと変貌したか

    2階の自室から食卓のある1階へと降りる階段の一番上でいつも妄想することがある。脚を滑らせて一番下まで転げ落ちることを・・・救急車で運ばれて病院のベットでギブスをしているところまで妄想するの4で、いかに自分がペシミストかと・・・高速道路で高い場所に架かっている橋の上では車ごと転落することを、狭いトンネルではその瞬間に強い地震がきて崩落することを・・・刺身を食べれたアニサキス・・・「大丈夫!大丈夫!...

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  • 5月の活動

    昔、祖母が生きていた頃よく言っていたことがある。物を貰ったりお金をもらったりしたらお礼の言葉を忘れずに言いなさいと・・・妹に出産祝いを贈った。やっぱりお礼の言葉がないとさみしい。自分が人にあげる立場になった初めてその祖母の言った言葉が実感出来る。昔私が幼い頃になにも考えずに頂いていたお年玉。金額の大きい小さいではなくあげる人に気持ちを今更ながら考えてしまう。やはりお礼の言葉は大切だと思う。A田さ...

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  • カレーライス・教室で出会った重松清(再読)

    50歳を越えた私が思うに子供の頃の自分は人間ではなかったと・・・こう書くと意味不明。正確性を持っていうならば人間的な子供でなかったということか・・・人を好きになったことすら人間性のそれではないと思う。この頃の私と接していた大人達はきっとこの子の将来を少なからず悲観したかもしれない。 今月3冊目の本を読み終えました。「カレーライス・教室で出会った重松清」重松清・著・新潮文庫です。本棚からの再読です...

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  • 日曜日を徒然なく語る

    横切った話から。以前の記事で2日で三度猫が横切ったと書いた。昨日の仕事の帰り道。その場所でまた・・・ところが猫ではないのである。じゃー何? イタチ。こんな街中にイタチがいるのだ。飼われているフェレットかとも思ったが、フェレットが野良に出没するとは考えにくいので、やはりイタチかと。イタチ類はオスに比べメスが極端に小柄であることでも知られている。また非常に凶暴な肉食獣らしく、自分よりも大きなニワトリ...

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  • 外面

    職場の同僚が会社のお金を盗んでいた。そんな事があった。彼は仕事に真剣で、私の指導的立場にいて、言動もそのようだった。 が・・・ その事件で人というものが心底信じられるものではないということを思った・・・2015年3月6日の日記から・・・にほんブログ村...

  • 母の実家

    昨日今日で一尺屋へ墓参りに行った。ほんと久しぶりだった。7年くらいは経っているか・・・行くと母の妹にあたる叔母さん、親類のおばさん、近所の顔見知りの方、と出迎えてくれた。口には出さなかったが、皆顔のシワが増えている。そんなことに気づくくらいココには来ていなかった。T家の家は存在していた。人が住んでいた頃から比べると物がなくなっていたが仏壇がしっかりとあったので手を合わせた。母は皆に配るお土産を段...

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  • もがく

    最近、昔録音した自分の演奏(トロンボーン)を聴くことが多い。小学校時代のアンサンブルの中の自分。そして中学1年生頃の演奏会の自分。大学時代の仲間と演奏した5重奏曲。その時々に色々なことを考えながら演奏していたのだが、いつもトロンボーンが上手くなりたい!もっといい音が出したいと、強く思って練習していたことは覚えている。そのことは今になって振り返っても自信を持って言える。やっているときは、なんて自分...

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  • 久しぶりのコース

    最近自転車に乗ると言えば町中華の天津飯かインド料理のカレーかという選択肢の呪縛にとらわれている気がする。以前のほど自転車に乗るという行為がフリーダムでなくなったのだ。何度も走るホームコースにもいい加減飽きがきた。今日もまったく走った事のない道ではないものの、最近走っていない安佐北区可部地区へと踏み入れる。とても良い天気で遠くの山々の緑が萌えているのを眺めるだけで癒しになるようだ。今日は新しいアイ...

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  • 誕生日の一日。

    猫が右から左へともの凄いスピードで横切った。仕事帰りの道の途中・・・私の車もスピードを出してはいなかったので轢き殺すことはなかった。それからまた少し行くと今度は左から右へと猫が横切る。一日に2度、車の前を横切ったわけで、それが何を意味するのか気になりもした。そして翌日・・・また横切った。二日間で3度も・・・家に帰り、「猫が横切る」とググると・・・幸運の前兆と答えてくれる。それが金運なのか絶世の美...

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  • 独身中年男の5月9日の休日

    休日前の夜。いつもなら幾分のハイテンションで酒を呷るのだけど、昨日は禁酒。それは明日が年に一度の検診だから。昼間に買っておいたコンビニむすびを2個と、納豆、インスタントの味噌汁を食べてからは一切口にしない。部屋にあがりPCに電源を入れて、YouTubeを聴きながらニュースやブログをチェックする。その後はやっぱり録画しておいたドラマを鑑賞。昨晩は日曜劇場「アンチヒーロー」第2話。主演は長谷川博己でシリアス...

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  • 少し乗り、少し食い、少し飲み、少し読む

    職場を出てすぐにJRと広電の合わせて4つの線を跨ぐ踏切に差し掛かる。6割から7割の確率で足止めされるのだが、通過す貨物列車や山陽本線Red Wing(レッドウィング)を見ているだけでも悦に浸れる。私にも幾分の鉄ちゃんの血が流れているような気もする。ただ昨晩は違った。踏切が開かないのである。電車の近づきを知らせるヤジルシが一向に消えない。以前もこういう事があった。動物を轢いたか、あるいは最悪人身事故にあった...

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  • 4月の活動

    前回の休日後また5日働いて今日今月最後の休みです。最近雨男感満載で今日も雨・・・もうだいぶ自転車乗れていないな~。そんなわけで今日も別の用事をします。実は今乗っている車を売りに出そうと思っていて、その査定に2軒ほど回ったのですね。以前車の右側面に他車をぶつけられて修理したのですが、それが影響して希望の買い取り金額には程遠く、結局今の車に乗り続けようと思っています。他車にぶつけられた事故も自己責任...

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  • なんでもない休日ですよ

    5連勤務後の休日。昨晩は撮り貯めたドラマの中からDestiny第2話を観ました。主演の石原さとみのキャラクターが学生時代と検事時代との性格のギャップにちょっとないのでは?と思いました。どことのなくストーリーに浮遊感があるような気がします。まぁーこれから面白くなるのかも知れないので見続けますけどね。 仕事帰りに近所の酒屋に寄って、ウィスキーを買いました。今回はちょっと奮発してスコッチウィスキーのTHEグレン...

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  • 人のセックスを笑うな(再読)

    今日の休日は7時間総合病院に居ました。父が心臓の手術だったのです。母と大阪から帰省していた妹の3人で個室で手術が終わるを待っていました。待っている間に今月2冊目の本を読み終えました。「人のセックスを笑うな」山崎ナオコーラ・著・河出文庫です。前回に続いて本棚からの再読。美術の専門学校の先生(女性)と生徒の恋愛小説です。この講師は結婚していて軽く不倫なのですが、実に軽い感じで体の関係を持ちます。その...

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  • 七人の安倍晴明(再読)

    今月1冊目の本を読み終えました。本棚からのセレクトで再読です。「七人の安倍晴明」夢枕獏(編) 文春文庫。7人の作家さんによる安倍晴明をテーマにしたアンソロジーです。1回目に読んだ時よりも理解度が高ったな。2024年の大河ドラマは「光る君へ」。平安時代が舞台で、安倍晴明はユースケ・サンタ・マリアが演じています。マジナイ・祈祷・呪詛など現代からすれば非科学的な世界に存する、陰陽師。さらに時代を遡るこ...

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  • 大型客船と自転車

    海が見たい。進路を広島港へと向ける。広島から見える海は日本海人や太平洋人から言わせると湖のようと言ってもいいくらい多島であり狭隘かもしれない。しかしその多島は我々広島県民の贔屓目を差し引いてみても美しい・・・広島港の桟橋のベンチに座り、港で買った無糖の紅茶をすする。もう少しだけ若い頃によくここから出航するフェリーに乗って江田島サイクリングへ行ったものだ。最近はめっきり行かなくなったコースだ。なに...

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  • sakura2024

    桜は雨の日がいい。初めてそう思った。雨は激しいものではなくて小雨程度ならなおさらだ。空気がたっぷりと水分を含んだ状態の桜の花はとても風情がある。昨日の午後から降っていた雨は今日の10時頃まで残っていて、路面は濡れてもいた。しかし30分もすると日差しが出て、急速に乾燥していく。乗るか乗るまいか少しだけ迷いもしたが、ネコモト二葉店さんへ新しく買ったグローブを受け取りに行きたかったのでウェアーに着替え...

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