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晴れた日はカメラ片手にポタリング 雨の日は部屋でまったり読書をして 過ごしています。

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2016/01/16

  • 広島今昔散歩

    よく晴れた休日の今日。私はいつものように平和公園のベンチに座り、途中で買った缶コーヒーを飲む。目の前を外国人観光客の一行が過ぎて行く。その一行の恐らくアメリカ人かと思う、年配の人はかなりの確率で肥満体質のようで、コーラとポテチでそうなっているのかと軽く思う。日本人も食生活は乱れているから肥満の方が多いかと思いがちだが、私が見る若い女性のほとんどはやせ型で、ちょっと痩せすぎなのではと思ってしまう。...

  • むらさきのスカートの女

    広島カープが秋山のホームランでサヨナラ勝ちを決めた頃、私は一冊の本を読み終えました。「むらさきのスカートの女」今村夏子・著・朝日文庫。第161回芥川賞受賞作です。この物語の二人の主人公のうちの一人がもう一人の主人公、むらさきのスカートの女を俯瞰するという大まかなストーリーで、こんなこと言ったら昨今のジェンダーフリーに逆行する気もしますが、女性特有の書き筋とストーリーだと思いました。すべての女性作...

  • フランス人は10着しか服を持たない

    いつもの帰り道・・・テールライトとフロントライトを灯し、ヘルメットも被った自転車が車道を走っていた。自転車は車道を走るのが正しいのでそれはそれで良いとは思うのだけど、道幅が狭いと自動車で走っている立場から言うととても気を使う。こういう時、自転車は車道という正論を貫くことの危なさを思うのだ。私も自転車乗りの一人として、基本車道を走ることが筋だとは思うのだけど、やっぱり気を使ってくれる自動車ばかりで...

  • インド・カレー紀行(再読)

    今日の休日は昨日からの雨の続きが残り残念ながら自転車に乗るのは諦めました。今日やろうと思って書いたメモを見直して、まずは部屋の一角を整理と掃除から手をつけます。一日一角という方針のもと少しずつ部屋を綺麗にしていきます。一気にやろうとすると億劫になるしね。起きるのが遅かったので朝食を食べるのを少しだけ躊躇。まぁー軽く一膳だけご飯を食べました。その後でなんとなく時間を潰し、家族に誘われていた町中華へ...

  • さくら2023

    5連勤務を無事終えた帰り道・・・国道と並行して走る線路には夜の闇を切り裂くように貨物列車がとても長い貨物を引いて走っている。私はこの貨物列車に一種の憧れめいた思いを抱く。鈍重な走りと黙々と仕事をやる姿にかもしれない。広島港であの日見た高速艇もしかりだ。その排気音とエンジン音に萌えているようだから、つまりそういう働く車両や船舶に惹かれるのかもしれない。 先週の事だったかいつものように接客していると...

  • 蝙蝠か燕か

    晴れていた日。でもね、月末の今日は色々とやることがあったので自転車には乗らなかったです。買い出しも兼ねて昼飯は丸亀製麺でぶっかけうどん(大)を冷で食べました。久しぶりに四国に讃岐うどんを食べに行きたいな~なんて空想しながら丸亀製麺です。コロナも大夫落ち着いてきたし、これからは少しずつ旅行にもね。 今日は買い出しから帰ってからは部屋の掃除・換気をしてから、読書を進めます。で・・・先ほど読み終えまし...

  • 休憩多めのライドで締めはミルクセーキ

    次の休日も雨予報。こりゃーまた家の掃除とゴミの処分だね。と書いた前回の記事・・・蓋を開けてみると雨は降らないし晴れてもいるではないか。それじゃー走るかなとサッサと準備を整えて、WBCの決勝戦のTV中継を横目に出発!日本中が盛り上がっているし、興味がないわけではない。それに私は小さな頃、音楽よりも前に野球が大好きだった。家の玄関を出てすぐの所に神社の壁があって、そこにボールをぶつけて一人キャッチボール...

  • 大人の間

    何を書こうかなんて少しも考えていないうちに書き出してしまった。今日の休日はあまり天気がよろしくなくて自転車に乗ることは昨日の時点で諦念。2023年年頭の目標の一つである家の片付けに着手することに・・・家族がため込んでいた部屋の大型ごみを整理してからゴミ処理場へと持ち込む。こういう時に我が愛車のバモスは重宝する。荷室が広いのだ。積み込んだゴミの中にはこれは処理場で引き取ってもらえない可能性もあるな...

  • なぜ、そのウイスキーが謎を招いたのか

    今月2冊目の本を読み終えました。「なぜ、そのウイスキーが謎を招いたのか」三沢陽一・著・光文社文庫です。先日書店をブラブラしながらセレクトした一冊で、題名に私が今ハマっているウイスキーとあったので、購入に至りました。読み終えて結論的に言うと実に面白かったな~。ミステリー小説は個人的に好きなので期待もあったけれどその期待の上を行く面白さがありましたね。そして文章の装飾が実にお上手。風景や雰囲気の描写...

  • 豪華客船

    朝、首を右に捻ると痛みがあった。どうやら寝違えたよう・・・昨日の夜更かしの友は「警視庁アウトサイダー」テレ朝の刑事ものはどの作品もそれなりに面白い。内藤 剛志・主演の「警視庁・捜査一課長」はかなり長いあいだ楽しんで観ていた。「必ず・ホシをあげる!」とお約束のセリフも一緒になって叫んだものだ。いや恥ずかしいので部屋で一人、声には出さない。「警視庁アウトサイダー」の最終回はまだ観ていないので、今晩で...

  • キャパの十字架

    昨日今日で連休を頂いた。2月は職場の一人が研修でおよそひと月不在だったので残った人員のシフトはキツカッタのだ。だからちょっと休みたかったこともあり申請したわけ。久しぶりの連休なのでちょっと浮足立って遠征などしようと計画してみた。候補地は「しまなみ」「山口県萩市」「山口県宇部市」と絞るまでは良かったし、連休初日の天気予報も晴れとなっていた。前の晩はそれほど夜更かしをしたわけでもなくて、日テレの「ブ...

  • 美術鑑賞

    今日は雨が降りそうだったので自転車には乗らないことに決めてました。かと言って部屋に籠って読書というのも少し退屈だったので、東広島市にある美術館に行くことにしました。山陽自動車道五日市ICから高速道路に乗り、西条ICで降ります。そこからまずは昼飯を食べることにして、焼肉のお店・「あみ焼き館」へ立ち寄ります。かなり美味しいお肉で五臓六腑に染みわたります。かわいらしいカップに入ったホット珈琲で締めてお会計...

  • 月と私

    月・・・moon/// 地球から見える天体の中では太陽の次に明るく、白色に光って見えるが、これは自ら発光しているのではなく、太陽光を反射したものである。私はそのようなものかもしれないと思うことがある。自らは光を放たないが他者の反射のみによって光っているように見えるだけなのだ。だから社会から離れ孤独の洞窟に入り込むと恐らく闇に包まれるだろう。暗闇の中ただ呼吸をし、水を飲み、排泄をし、1秒という時間さえも...

  • イソヒヨドリを狙って

    昨日が雨で今日が晴れなら自転車乗りとしては5連勤務後の休日もツイテルと思おう。朝8時を少し回った頃に目が覚めた。2度寝をして次に起きたのは30分しか経っていない時だ。キッチンに降りて食パンを1枚、バターを中心に載せてからトーストする。焼きあがったパンに少しだけジャムを塗り、バターの塩気と甘味の相反する味にうっとりすると言えば大げさだが・・・美味し。さて今日はイソヒヨドリという鳥を撮影したいと思い...

  • 日差しのあるポタリング

    久しぶりにインド料理店の「タージ海田」さんへと立ち寄った。以前通っていた頃によく話していた店員さんが辞めてからちょっと足が遠のいていたし、コロナの事もあってまた遠のいてもいた。店の入り口横のちょっとしたスペースに自転車をロックして店内へ。老婆が一人ナンをむしりながら食べていた。あとテイクアウトを待つ黒マスクの男性、そしてちょっとグレた感じの若い男性が一人。注文は以前もよく食べていたポークカレーを...

  • 公金チューチュー

    1005出発。昨晩は日テレのドラマ、「リバーサルオーケストラ」を観た。主演の門脇麦さんが魅力的だし、個人的にも少しだけその世界に居た私なので、なんか興味深い。プロオーケストラで活躍出来る人はほんの一握りの人で中々に難しい世界だ。このドラマはアットホームな雰囲気の地方交響楽団を舞台に描かれていて、コンマスの門脇麦さんを中心に展開していく。ベタではあるが次の展開が楽しみ。ドラマ繋がりで以前放送されて...

  • 過ぎた・1月

    なんか雨降りそう・・・予報では降らないらしいし、雨雲レーダーのとりあえず大丈夫な感じ。まぁー走ってみるかといつものコースで平和公園へ向かう。今日は気温も上がるとのことだったが思いのほか寒い。ベンチに座り缶コーヒーをちびる。1月を振り返ろうと思う。毎年1月は長いと感じる私。皆は1月はいぬ・2月はにげる・3月はさると時の立つのは早い感覚らしい。でも私は1月は長く思う。元旦にあけましておめでとうござい...

  • 神様のいない日本シリーズ

    0945久しぶりの自転車。昨晩も冷えて少し積雪もあったようなので路面の条件は最良とはいかないようだ。だから今日から以前FX3に使っていたマッドガードをDSに取り付けた。これでも自転車の汚れは防げないのだけど泥ハネによるウェアーの汚れは確実に防げるから。いつものコースを走って平和公園の日の当たるベンチへと到着した。グローブだけを外して途中で買った百円の缶コーヒーを開ける。土曜日。昨日から仕事の業務のシ...

  • 2つのオチのない話

    ふと他人の持ち物が目に入ることがある。いいカバンを持っているなとか高価な靴を履いているなとか言うこともあるがここで言いたいのはそういうことではなくて、その人が選んで買ったドリンクやお菓子など・・・こんな商品見た事ないと思いそこにとてつもない距離の彼方の宇宙を感じるのだ。そう宇宙だと言ってよいだろう。何億光年と離れた星と星の距離も、自分が店で目に入らない商品をセレクトした他人との距離も極端に言って...

  • 坂の上の雲~8

    今月1冊目の本を読み終えました。「坂の上の雲~8」司馬遼太郎・著・文春文庫です。この第8巻をもって坂の上の雲は完結しました。ほぼ1年以上をかけての完読。この巻では東郷率いる日本海軍が大勝をおさめる日本海海戦が主に書かれています。参謀の一人であった秋山真之も言っていますが、この戦いは天祐だったと・・・・運が6割良かった。さらに残りの4割も運だと・・・もちろん、戦いに至るまでの計画や作戦の立案など、...

  • 映画「イチケイのカラス」

    昨日から降り続いた雨は自転車に乗るのを諦めさせるだけ湿らせた。そんな予報も頭に入っていたので今日は色々とやることを消化する日にすることにして、朝一から動き回る。休日に忙しいもあったものでもないが・・・午前9時・・・前々から観ようと思っていた、映画「イチケイのカラス」を鑑賞することにしてシアターへと車を走らせる。土曜日とは言え、午前9時からの上映は客も疎らで良かった。館内の売店でミネラルウォーター...

  • モズ

    ホームコースの途中のランチポイントでもある半田屋さんが閉店していたことを建物ごとなくなっていることで今日知った。このコロナ禍に感染リスクの少ない広い店内で、おかずも一品ずつラップしてあったので、ここは良いと何度も通った私。ヘルシーな選択も出来たし、なによりリーズナブルだったので、なくなってしまうとちょっとショックだ。これでホームコースでの昼飯は今のところコンビニムスビの一択となってしまった。また...

  • 妹背の滝まで鳥見しながら

    0940、西に向かって出発。今日は広電宮島口駅の新ターミナルを見に行くことと、野鳥を窺いながら、妹背の滝(いもせのたき)へと向かうことにした。昨日の晩も変な夢を見た。なんとなくの記憶しかないが、日本が戦争に巻き込まれて、自分も戦場へと行くという話・・・最近そのストーリーの夢をよく見る。そういえば先日、耳を疑うような記事が上がっていて、どうやらタモリさんがおっしゃっていた、新しい戦前という言葉はリ...

  • 清々しい朝

    あけましておめでとうございます。年末の修羅場をなんとか無事に終え、元旦と明日、連休を頂いております。店長ありがとうございます。昨晩は毎年全視聴している紅白歌合戦を録画し忘れ、さらに元旦に届くようにと買っておいた年賀状もそのまま・・・なんかそっちに気が回りませんでしたね。紅白はネットの見逃し配信で観るとし、賀状は今日書いて投函しようと思っています。今年一年を占う、年始黙祷をすると、2023年はいい...

  • よく晴れた港から

    年内最後の休日・・・午前9時、だらだらと起きると窓の外には日が差していた。「どうやら今日は乗れそうだ」 出発まで30分しかかからなかった。平和公園までの道筋で踏切工事を最近していて通れない。だから違う道で向かった。冬用のウェアーにウインドブレーカーという完全防寒だと思っていたら、グローブが指切りだった。指先と耳が寒い・・・先日の大寒波襲来で普段雪のあまり積もらない広島でもかなりの積雪となり、普段...

  • 我が町の誇り

    今月3冊目の本を読み終えました。「広電と広島」路面電車を考える会・著・交通新聞社新書・です。ご存知の方も多いとは思いますが、広島市内には路面電車の路線が張り巡らされています。そして二つの世界遺産・原爆ドームと宮島の厳島神社を直通で結ぶ路線もあります。私も幼い頃から広島市内中心部に外出するときはこの「ひろでん」を使いましたし、厳島神社への小旅行でも「ひろでん」かJRを使ったものです。電車の中には色々...

  • 赤川次郎

    今月2冊目の本を読み終えました。「若草色のポシェット」赤川次郎・著・光文社文庫です。この本を購入する前にシリーズ最新作を買って、やっぱ一作目から読みたいなっということになり、杉原爽香シリーズの一作目を求めました。赤川次郎さんの作品を読むのは凄く久しぶりで、「死者の学園祭」を読んで以来かな~。赤川次郎さんの作品は読みやすいです。それはもう漫画かアニメを観ている感覚。セリフでストーリーが展開している...

  • ストゼロから白岳

    これ1本で私は天国に昇れる。つまり酒が強い体質ではないのである。休日の前の晩はストゼロでそうしたりもして、酔っぱらった脳で音楽を聴いたり、ドラマを観たりして夜更かしをする。今シリーズのドラマの中で吉沢亮主演の「PICU小児集中治療室」がいい!派手なドラマではないけれど、吉沢亮と母親役の大竹しのぶのやりとりが、ハートフルで見応えがあるのだ。昨晩観た第9話は神回であろう。すぐにハードディスクから削除し...

  • 古代史疑

    作家松本清張氏は一般的な捉え方として社会派の推理小説家だろうと思う。その清張氏が古代史に切り込んでいる作品を今日読み終えた。端的に言って邪馬台国がどこにあったのか?ということを深い文献資料の読み込みと作家としての感性で時に論理的に時に情緒的に述べられている。松本清張氏は邪馬台国は九州にあったとしている九州説を言っている。邪馬台国論争にはその対極に畿内説がある。どちらもその時代の史書である魏志倭人...

  • 11月をふりかえって

    いつものようにホームコースを走っていると一人の老婆に呼び止められた。「ん?なに?」と聞いてみると、どうやらこの先で男二人が喧嘩をしているそうで、怖いので一緒に通り過ぎるまで付き合って欲しいとのこと・・・・内心「めんどくさいな~」と思ったが、まぁー付き合ってあげることにした。老婆は片手にセブンイレブンの珈琲のカップを持っていて、どこかのベンチで飲もうとしたら遭遇したと続けた。どうやら喧嘩はそれほど...

  • 最近、縁というものに興味がある。1 《(梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。原因を助成して結果を生じさせる条件や事情。「前世からの―」2 そのようになるめぐりあわせ。「一緒に仕事をするのも、何かの―だろう」3 関係を作るきっかけ。「同宿したのが―で友人になる」4 血縁的、家族的なつながり。親子・夫婦などの関係。「兄弟の―を切る」5 人と人とのかかわりあい。また、物事との...

  • 読み切れないかも

    昨晩はベットに横になりながら、FIFA2022・ワールドカップ・カタールの開会式を観ました。私がサッカー観戦を好きになった理由は子供っぽくて、昔、スーパーファミコン時代にあったソフトで「フォーメーション・サッカー」というゲームにハマった頃からかな~。そこ頃の日本代表にはカズがいて、ラモスがいて、北澤・武田・柱谷・・・・のちにドーハの悲劇と言われる、劇的な試合も生で観ました。それからは日韓共催のワール...

  • 晩秋の昂揚

    職場の人間関係が少しだけ歪んでいる。結句人に使われて働くということはしょうがないことも多く、その辺りをしっかり腹の底に持っていないと、続けていくことは出来ないのだろう。不平不満を持つだけ自分をすり減らすことにもなる。ただ極端なパワハラがそこにある場合、逃げても良いとは思う。そんな微妙な気持ちを抱えて、愛車にエンジンをかけて帰る。BGMは槇原敬之をチョイス。マッキーの唄が心を幾分浄化させてくれそう...

  • 蛇にピアス

    今日は朝から雨が降っていました。自転車活動は諦めて、部屋で読書をすることにします。それで先ほど読み終えました。今月3冊目の本。「蛇にピアス」 金原(かねはら)ひとみ・著・集英社文庫です。この作品は第130回芥川賞受賞作で、以前から読んでみたいと気になっていた本です。金原さんの作品は「持たざるもの」に続いて2作目ですね。ピアスや刺青を入れるアンダーグラウンド的な人々のお話で、普段私は関わらないであ...

  • まほろ駅前多田便利軒

    今月2冊目の本を読み終えました。「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん・著・文春文庫です。まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットのあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.ーありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。巻末ブックカバーより引用 三...

  • 色づく街並み

    昨日、妹が甥二人を連れて実家に戻っていた。私が仕事から戻っていつもように洗面所でうがいと手洗いをしようとすると、中学1年になる次男が風呂からあがりドライヤーを吹かしていた。「よ・・・久しぶり!随分大きくなってね」と挨拶をすると、少し戸惑った様子で挨拶を返してくれた。スラリと伸びた腕と脚。いかにも現代の若者といった感じで、贅肉の欠片もついていないことがよくわかった。そして一人、食卓について、いつも...

  • 暁の宇品

    今月1冊目の本を読み終えました。「暁の宇品・陸軍船舶司令官たちのヒロシマ」堀川恵子・著・講談社 です。ハードカバーは普段買わないのですが、図書カードが余っていたので・・・ この本では広島は宇品の港から戦地へ兵隊の輸送や、糧秣の運送を統括していた船舶司令部にスポットをあてた作品です。日清戦争の頃から鉄道の西端だった広島が宇品港を拠点として外地への入り口だったようで、軍都広島の誕生でした。時に大本営...

  • 10月をふりかえって

    10月最後の日は休日でした。野鳥撮影用のカメラをザックに入れてポタリングしました。自宅から広島南道路下を通って、広島港へと向かいます。出発した時は一枚ウィンドブレーカーを羽織ってくれば良かったかなと思うほどひんやりとした空気です。船の見えるベンチに腰をかけて、缶コーヒーを飲みます。「いい天気♪」 さて・・・今読んでいる本がここ宇品港に関する本なので、本で紹介されている田尻昌次という軍人のゆかりの...

  • 金光教のふるさと

    ほんと久しぶりに折り畳み自転車を車載して遠征に出掛けました。行った場所は広島県から東へおよそ2時間。岡山県浅口市(あさくちし)金光町です。この町は一言でいうと宗教の街ですね。江戸時代末期に開かれた黒住教、天理教と共に幕末三大新宗教の一つに数えられる宗教、「金光教(こんこうきょう)」の総本山があります。個人的に以前から興味を持っていて、自分と違う宗教を信じる人々が集まる町に行ってみたかったんです。...

  • うなぎの「若みや」

    薔薇が枯れるほど働いた。6つ続いた勤務もようやく昨日終わる。だけど私の心の色が褪せるほどでもなく休日の今日を休養としてダラと過ごすつもりもなかったので8時過ぎには家を出る。学生の通学時間よりは遅かったが通勤の自転車の列には嵌った。いつものように公園のベンチで缶コーヒーを飲みながらわずかばかりの肩の荷を下ろした。人にはこういう無味な時間が必要だと思う。実は今日は車載して岡山県までという計画もあった...

  • 七人の秘書・THE・MOVIE

    連休初日。朝にはもう深更の雨は乾いていた。だけど今日は自転車には乗らずに映画を観に行くことに決めていた。午前9時40分の開演に間に合うように車を出す。自宅から5分も経つとシネコンに着く。施設の駐車場は広く、まだ朝も早いということもあって館内の近い場所に駐車することが出来た。エスカレーターを手摺を持たずに上り、チケット購入端末へ相対する。1900円。さてこの金額が高いか安いか? シアターには館内で...

  • カワセミはどこだ?

    秋晴れとは今日のことを言うのだろうという日。私はやはりイソイソと自転車に跨り彷徨う。コロナも少し落ち着いてきたし、久しぶりに温品飯店さんの天津飯を食べよう。平和公園で少し休んだあと、府中町を目指す。府中町には府中大川という川が流れていて、その川沿いに公園や整備された歩道があって、そこから水辺の野鳥を観察出来る。今日はザックに野鳥撮影用のカメラを積んでいるので、それを取り出して、しばし川の方を眺め...

  • 雪国

    今月1冊目の本を読み終えました。「雪国」川端康成・著・新潮文庫です。川端康成氏の代表作。同氏のこの作品は昭和12年に創刊され、戦前のものなので時代感ということで多少読みにくくはありますが、多少であって難解というほどではありませんし、情景描写がとても美しい文体です。筋としては起承転結的な小説ではなくて、常に登場人物の深い心奥を書いています。全体的に暗いベールに包まれていて、陽な場面はありません。本...

  • 9月をふりかえって

    家に帰り駐車場に車を止めて玄関のジャバラの門扉を締めた時、ふと空を見上げると月が浮かんでいた。それは満月でも三日月でもなく半月だ。この日の月は上弦の月と呼ばれている。月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えている。太陽の光が当たっている半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わる。月から見た太陽の方向を基準に、黄経差...

  • 江田島ポタリング

    ふと足元に鮮やかな緑色したカエルが居た。大きさからみてまだ生まれて間もないアマガエルだ。その日は朝から雨が降っていたのでぴょんこぴょんことこんな所に出てきたようだった。だがここは車の往来が多く危ない。私が助けなかったら多分ぺしゃんこになってしまうだろうと容易に想像出来た。私は仕事中で近くに上司もいたので、なんと見過ごすことにした。なんとか逃げて欲しかったが・・・・ 家に帰り、カエル飼育でググると...

  • 坂の上の雲~7

    今月2冊目の本を読み終えました。「坂の上の雲~7」司馬遼太郎・著・文春文庫・です。今回の巻では奉天会戦のこと・・・日本海海戦に至るまでのバルチック艦隊の動向と迎え撃つ日本海軍の様子が書かれています。日露戦争は一般的に日本が勝利したとなっていますが、どうやら敵失に要因があったこともあるようです。奉天会戦では敵将のクロパトキンの愚策、また専制国家としてのロシアの疲弊によるところが大きいようです。そし...

  • 休輪日

    今日は休輪日。朝11時に行きつけの自転車店へ愛車の自転車を車載で持ち込みます。購入してからおよそ9年が経ちました。その間、一度も洗車していなかったのでかなりの汚れが・・・・綺麗にするのは大変かと思いますがお願いします。チェーンの伸びもチェックして頂きましたが今回交換は必要ないようです。自転車を預けてその足で、買い出しへ。いつも行くイオンで昼飯に「とろろ蕎麦」を買い、あとデスクに飾るブーケを一つ。...

  • 嵐の前のポタリング

    大きくて強い台風が近づきつつある夜。私は仕事を終えて、いつもの道でバモスを走らせて帰る。今日のBGMは随分と昔に買ったニューシネマパラダイスという映画のサントラCDだ。もう何十年も前に見た映画だが、とても素敵な映画だったと記憶している。音楽も素晴らしく、聞いていると思わず涙腺が緩んでしまう。エンタメつなりで喋ると、今観ているドラマの中で秀逸だと思うのは「初恋の悪魔」かもしれない。脚本の坂元裕二ワール...

  • フリーハンド

    最近ブログの記事を更新したあと、どうにも苦い味がするようで・・・一つにこうしてブログを更新していることよりも今もっと大切な時間がありそうで、なにかそれを落として歩いているような・・・そしてもう一つに所謂男女の関係においての倦怠感と言ったもの。アーサーである私と読者の皆様との倦怠? いや読者の皆様にはただの一つも因はない。つまり結論めいたことを言えば、一言マンネリだろう。以前のポタリングでは文庫地...

  • きれいなシワの作り方

    今月1冊目の本を読み終えた。「きれいなシワの作り方」村田沙耶香・著・文春文庫。このジェンダーレスの進んだこのご時世にこんなことを言うのもなんなんだが、この本は女性が読む本だと思ったわけで・・・エッセイはさもありなん!というとても読みやすい本だった。村田さんの本は「コンビニ人間」を最初に読んで、続いて「マウス」という本を読んだので、今回が3冊目ということになる。ほとんどの題材が見開き一ページで完結...

  • 8月をふりかえって

    今日から9月。つまり2022年もあと4か月というわけ・・・いやいや年々加速していきますな~。私の記事の中で最も面白くない、「ふりかえり」記事ではありますが、やっておきます。月間走行距離は?180・52km。毎年8月は暑さとの闘いですが・・・いや暑いのは私クラスの変態自転車乗りにとってはどうってことない。でも雨は嫌だ。今月も遠征はなしでほぼホームコースを走ってました。行きたかった中華料理店の「温品...

  • もみじ饅頭スライム

    広島の食の名物には色々とある。代表的なもので言えば「広島流お好み焼き」そして冬の味覚「牡蠣」。他にも上げることは出来るが、菓子で言うなら「もみじ饅頭」もその一つだろう。その「もみじ饅頭」を生産販売している会社は数社あるわけだが、そのうちの一社に「やまだ屋」さんがある。そのやまだ屋さんで最近、ちょっと目を引く「もみじ饅頭」が販売された。ゲームソフトの「ドラゴンクエスト」に登場するキャラクターの一つ...

  • ハレとケ

    休日前の昨晩、、いつものようにYouTubeを観ていると阿波踊りの動画がアップされているのを見つけた。私も観光で徳島県を訪れた際、阿波踊り会館という所で舞台上の阿波踊りを観させてもらい、えらく感動した記憶が残っている。実際の阿波踊りの時期にもう一度訪れてみたいとは思っている。夏は盆踊りや夏祭り、野外フェスなど熱狂的なイベントが多い。もちろん昨今の時世では人々の密集には要注意とはなっているが・・・そうし...

  • 吾妻鏡

    アラームに縛られない朝。目が覚めてすぐにカーテン越しの空に思いを寄せた。「どんよりしてる・・・」 今年の夏を印象だけで命名するならば「Mr・不安定」かもしれない。スッキリと青天にはならず、いつも灰色の雲がシミを作っていた。そんな夏だから天気予報も信用しきれないで、昨晩の予報では降水確率30%で曇り。とは言うものの起きてみて玄関のドアを開けて空を見上げて、なんの資格も持っていない自分の野生勘を頼り...

  • 雨滴は続く

    今月2冊目の本を読み終えました。「雨滴は続く」西村賢太・著・文藝春秋 です。2022年2月5日に急逝された西村氏の最後の作品で未完の長編です。個人的に最も好きな作家さんなので、その作品群はコレクションという気持ちで集めています。この作品は西村氏が芥川賞を受賞する以前、作家としてデビューする頃の話が、女性関係のエピソードとともに書かれています。大阪弁で言うところの「ええかっこ」がなくて、実に率直で...

  • チェーンスモーキング

    今読んでいる本がハードカバーの単行本の場合、仕事の昼休みに読む為に本棚から文庫本を一冊選らぶ。その時にかなりの確率で手にする本は沢木耕太郎氏の本だ。今回選んだ本は「チェーンスモーキング」新潮文庫。沢木氏の本は深夜特急を全巻読んで、バックパッカー的、世界の旅を追体験した。彼のエッセイはそうしたバックボーンもあって、日本という枠にいい意味で収まっていない。今回のエッセイもとても面白く読ませて頂いたし...

  • 短い夏休み

    にほんブログ村走行距離・・・61.83km 最大心拍数・・・129...

  • 船溜まり

    明日からの5連勤務を前に少しだけ憂鬱な夜を過ごしている。今日は一時的な雨の予報で、それならば乗るか、でも家の片付けで出た大型ごみも処分したいし。雨が降るほうに賭けてゴミを処分場へと持ち込むことにした。そうして起きてみると明らかに諦念させるに充分なほど雨が降っていた。バモスの荷室にとりあえず積めるだけ積んで、キツイ上り坂をえっちらほいと回転数を上げて向かった。工場に着くと係員が「何を持ち込みますか...

  • すれ違う人が変態を見るような視線をくれる

    撮り貯めた時論公論を3つほど半分寝ながら観て、近くのコンビニへエコバックを持参して肴を買いに行った。ほんの数分で到着するまでの間、家々の室外機から放たれた熱風が地球の気温を数度は上げているだろうとうんざりする。うんざりとディスってみても我が部屋も全開でエアコンまくっている。広くない店内で脂質の少なそうなおかずを1つとイナバの缶カレーを買った。インドカレー店やココイチ程度のカレー好きの分際で語るの...

  • 7月をふりかえって

    大気が非常に不安定という予報の今日。局地的と安定という言葉を信じて少しだけ乗ることにしました。気温が異常に高く、おまけに湿度が全開なので早めに切り上げることにして、まずは平和公園へ走ります。その後、ジェットフォイルの排気音を聴く為に広島港まで行きます。途中のコンビニで玄米のむすびを2個買い、桟橋で食します。何度聴いてもジェットフォイルの排気音は萌えるわ~。この間仕事でお客さんのハイブリット車に乗...

  • あおい稲と青い空

    休みの前の晩はこんな私でも気分が上がったりする。音楽配信サービスから落としたCDをオーディオにかけて、ちょっと幸せな気分に浸った。ちょうどJR五日市駅の前に差し掛かった頃に、対向車に赤色灯を灯していないパトカーとすれ違う。その時は「あっ・・・」くらいだったし特に緊張もしない。それから10秒後くらいしてバックミラーを見るとそのすれ違ったパトカーが200mくらい先で転回し、今度は赤色灯を焚いて近づい...

  • 人魚の嘆き・魔術師

    今日も天気は不安定。降水確率も起きた頃に調べると60%か。前回の休日に健診の後で平和公園まで走ったが本格的には乗れていないな~。6月は結構乗れたんだけど、そのカタキをとられたように7月は乗れないでいる。ポタリング中にゲリラ豪雨っていうのも嫌なので決行せず、またしても家の片付けと読書に耽けた。先日大まかに分けたゴミをさらに細かく分別。それらを指定の曜日に出してスッキリしてから続く奥のほうの整理をす...

  • 阪堺電車177号の追憶

    今月2冊目の本を読み終えました。「阪堺電車177号の追憶」山本巧次・著・ハヤカワ文庫です。読み始めてすぐに物語に引き込まれました。今でも大阪を走っている路面電車・阪堺電車が主人公です。主人公という言い方はそれでいいと思います。戦前に登場した177号車両を擬人化して、その電車に縁ずく人々のエピソードを連作短編集として書いています。読み終えた時、著者の山本氏は戦前生まれの方かと想像しましたら、違って...

  • 期日前投票と家の片付け

    昨日仕事中にお客さんの車を動かす時、かかっていたラジオで第一報が流れていました。なにか恐ろしいことが起きた緊迫感で報道されている方の声も上ずっています。誰かが撃たれたと・・・すぐに車を降りたので詳細はわからず、しばらく別の仕事をして休憩中にニュースをチェックすると、安倍晋三氏が銃で撃たれて危篤。衝撃的でうっすら涙ぐんでしまいました。仕事を終えて帰宅し、ニュースで詳細を知った時にはお亡くなりなって...

  • 沈黙

    今日は雨・・・前回の休日に続いて自転車活動はお休み・・・普段は出来ないことをしよう。まずは家の片付けから。使わなくなった棚、電気毛布、水槽など、大型のゴミを自動車の荷室に詰め込んで、大型ごみの持ち込みセンターへ走りました。途中、、登り坂で恐ろしいほど加速しない我が車。まぁーエアコンも入れているし、荷室には重量物あるし・・・しょうがないか。センターはたくさんの車がゴミの持ち込みをしています。私も書...

  • ククルス・ドアンの島

    今日は自転車には乗らず久しぶりに映画を観に行きました。何を観たか?機動戦士ガンダム・ククルス・ドアンの島!1979年に放送された一話を翻案した作品です。私、ガンダム。いわゆるファーストガンダムを7歳の頃にテレビ放送に噛り付いていました。その作品の後、かなりのシリーズ続いた人気アニメですが、私の場合、ファーストガンダムで止まっていますしマニアックに視聴をしていたわけではありません。今回のククルス・...

  • 水蒸気

    日本は、外国に売るべき資源もなく、ただ水っぽい土壌の上に成る稲の穂をしごいては食っているだけの農業国家にすぎなかったが、無理に無理をかさねて三笠のような軍艦をもち、大海戦をやるに堪える連合艦隊をそろえた。この国土のどこからその金をひねりだしたかとおもうと、真之でさえ奇蹟のようなおもいがする。(これも、水蒸気のおかげか)と、ふとおもったりした。・・・坂の上の雲6からの引用。 水蒸気をたっぷりと含んで...

  • ツァーリのロシア

    生中・生中・ハイボール・巨峰サワー・・・この程度の酒量でトイレの便器に跪く結果になってしまった。まったく酒に弱くなったものだ。いや元々酒に強い体質ではない。昨晩は職場の同僚や以前職場に勤めていた方々と飲み会だった。この4人の会は名前があって、ここには晒さないが仮にN会としよう。N会は月一ペースで開催されている。コロナの事もあって自分が参加するのは久しぶりだった。参加者の一人のH氏が結婚するとの報告。...

  • 梅雨の彩

    今月2冊目の本を読み終えました。「用もないのに」奥田英朗・著・文春文庫 です。奥田さんの作品を読むのは3冊目です。最初に読んだ本は「空中ブランコ」。その作品は直木賞受賞作で、随分昔に読んだっきりなので内容は覚えてないですが、非常面白かったと印象に残っています。今回の「用もないのに」は小説家が脱力して書いたエッセイ集で、かる~く読めます。2009年に単行本として出版されたので、当たり前ですが東日本...

  • インストール

    何気なく足元を見ると小さな緑色のカエルが居た。なんでこんな所に居るのかと思ったと同時にここに居たら車に轢かれてほどなくど根性ガエルになってしまうと・・・助けることにした。掃除道具棚からホウキをチリトリを持ってきて、その緑色を傷つけないようにソッと捕獲した。そして車の往来からは程遠い草むらへと逃がした。なにかいいことをした気分になって心の中でドヤ顔を決める自分がいた。ただよくよく考えた。そのカエル...

  • 野鳥撮影ポタリング開始!

    最近、職場でお客さんに「おじさん!」と言われた。自分ではまだ若いと思っていても50歳なんて正に「おじさん」なのである。自分に対する他人の態度も明らかに変わってきている。歳をとると言うことはこういうことなのかと嫌でも実感させられるな。疎んじられ、隅に追われ・・・会社で偉くなった人が組織人を離れて一老人となった時のギャップで切れやすくなってしまうというのもよく聞く話だ。私は組織の中で出世した人物でも...

  • 5月をふりかえって

    平和公園の木陰のベンチに座って缶コーヒーを飲んでいると少し先の木陰からスチールドラムの音が聴こえてきた。なんとも癒される音色で、先週あった仕事での嫌なことが消えてなくなるような気持ちになった。奏でていたのは民族衣装風の若い女性だ。日曜日は日曜日故に色々な人々に遭遇する確率が高い。朝も10時を過ぎると日差しも勢いを増してジトリと汗をかく。ただ今日は乾燥しているのでまだ自転車に乗るのは修行にはならな...

  • 何もかも憂鬱な夜に

    今月4冊目の本を読み終えました。「何もかも憂鬱な夜に」中村文則・著・集英社文庫です。本棚からの再読で2回目になります。死刑囚を担当した刑務官の主人公が、己の過去と向き合いながら、死刑囚に命の意味を諭す。この世の中、人の数だけ人生があるわけで、自分の世界だけで生きていると迂闊にそれがすべてだと思いがちですが、色々な環境の中で人は大人になっていくのだなと思ったわけです。決して幸せな人ばかりではないと...

  • 玖村駅近くの三連トンネルで

    仕事の終わりの帰り道・・・バイパスを走って帰れば15分くらいは早く帰れるのだけど、もうしばらく地道を通って帰ることにしている。車が軽自動車なのであまり加速しないということもある。明日が休みの帰り道なんて気持ちも少しあがる。AUX端子にスマホを接続してYouTubeを聴きながらの道。序曲「春の猟犬」A・リード作曲を神奈川県立野庭高等学校吹奏楽部の1988年全日本吹奏楽コンクールの演奏だ。私が高校1年生の頃で...

  • 母へありがとう

    母の日に花のひとつも贈れなかったので、今日は少しだけ御接待することにした。自宅から車を西へ走らせておよそ40分くらいの所に新しく出来た「まちの駅・ADOA大野」駐車場はそれほど広くはないが平日の今日なら止める場所もある。施設の中には産直の野菜や調味料・菓子・そして魚やお惣菜など、とても充実していた。母は父にお土産でもと手作りの餅を買おうとしていたが、中に餡が入っていないという理由だけでやめていた。売...

    地域タグ:広島市

  • 実朝の首

    広島市内中心部に「エディオン」という家電量販店がある。私が子供の頃は「ダイイチ」と呼ばれていて、さらに「デオデオ」というように変わっていった。私は家電オタクではない。しかし何というか、こういう店の各フロアを散策することに一種の興奮を覚える。昨今ネット通販がシェアを広げ、こういう店舗型の形態は苦戦しているのではないだろうかと親心に思う。今、7Fのカメラフロアにて野鳥撮影用のコンデジを探して、あれは...

  • 4月をふりかえって

    5月に突入しました。ということで4月を簡単に振り返っておきます。まずは自転車活動から・・・月間走行距離は186.42kmでした。休日が6日と少なかったのと、一日は3回目のワクチンで潰れたので距離は伸びていない感じ・・・行った場所的にはホームコースが3度、広島港・マリーナホップというヨットハーバーで5回。結局、遠征は行かなかったです。5月は連休を申請して、頂けるようなのでどこか遠方へと計画しましょ...

  • 夜蜘蛛

    今月5冊目の本を読み終えました。「夜蜘蛛」田中慎弥・著・文春文庫です。前回読んだ西村賢太氏と同じくらい好きな作家さんの田中慎弥氏。田中氏の作品はこういう言い方が失礼にならないと信じて言うと、とても変態的に難解で長い文節が特徴です。普通難解な小説は読みづらいので敬遠されがちですが、同氏が芥川賞を受賞した際のテレビでの不遜なインタビューがとてもその作品の色と重なって私には魅力的に映りました。な・もん...

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