す ば る 2023年9月号集英社2023-08-04すばる9月号よりちょっぴりホラーな短編を書道教師の那奈が夫と越したマンションからは無人駅のホームが見えるホームに電車に乗らずたたずむ老婦人。その奇妙なふるまいが気になる。ふとしたことで声をかけられたことがきっかけで、そ
す ば る 2023年9月号集英社2023-08-04すばる9月号よりちょっぴりホラーな短編を書道教師の那奈が夫と越したマンションからは無人駅のホームが見えるホームに電車に乗らずたたずむ老婦人。その奇妙なふるまいが気になる。ふとしたことで声をかけられたことがきっかけで、そ
す ば る 2023年9月号集英社2023-08-04すばる9月号より、井上荒野氏の短編『誰が1番』を42歳の明子は46歳の夫と2人暮らし、子供を作ろうとしたができなかった。夫は優しくてちゃんと働いているけれど、晃子にとっては物足りない。猫好きという共通点をきっかけに知り合っ
神楽坂の WAITINGROOM にて、高田冬彦氏の映像作品展を「The Butterfly Dream」青年が木陰で昼寝をしていると、夢の中に蝶とハサミのキメラが現れる。蝶は青年の周りを飛び処り、羽ばたくと同時にハサミをチョキチョキ動かして、青年の服を切り裂いていく「Dangling Training
育児日記でありアート作品『わたしは思い出す I remember』
誰かの筆跡をなぞる事は、私の中に他者を育てること、他者の中に私が育つこと 本文から引用仙台市内在住の主婦かおりさん(仮名)、2010年6月11日に長女あかねを出産した時からの11年間の育児日記東日本大震災から10年がたった節目の展覧会企画として、せんだい3.11メモ
文學界(2023年8月号)(創作 高瀬隼子 石原燃/鼎談 円城塔×千葉雅也×山本貴光)文藝春秋2023-07-07文學界2023年8月号から短編をゲームセンターで社員として働く長井朝陽ペンネーム(早見有日)は、ゲームセンターを舞台にした小説で芥川賞を受賞した。受賞後、様々な媒
なんでもないマンションでおこる小さな事件『トゥデイズ』長嶋有
群像 2023年 08 月号 [雑誌]講談社2023-07-07神奈川県、RCアールグランハイツに住む立花美春と景示、息子のコースケの成長に対する驚きや、日々の何気ない暮らしの感想が綴られる、穏やかな短編美春は、ドラッグストアのバイトをしながら、マンションの管理組合の広報、書記
文學界(2023年8月号)(創作 高瀬隼子 石原燃/鼎談 円城塔×千葉雅也×山本貴光)文藝春秋2023-07-07文學界2023年8月号より岸川真氏の短編を紹介昭和64年1月4日、昭和天皇が体調崩し、世間は自粛モードに包まれている。長崎の炭鉱で激しいストを行い、落盤事故の責任を
京橋のBAG-Brillia Art Callery-にて、エンジニア・アーティストの窪田望氏による個展「AIの余白」を鑑賞窪田氏により改造された ChatGPTにより、展示中央に置かれたタブレットに今の感情を入力するとAIが喜怒哀楽に分類し、4つの布の動きで見えない空間を可視化する。入力す
三井住友銀行東館にて、「Portraits」展が開催されている。株式会社大林組会長の大林剛郎による「大林コレクション」とSMBCコレクションから、ポートレートに焦点を当てた絵画・写真による作品群が展示されている。加滕泉(無題) (2020)クリスチャン・レックス・ヴァン・ミ
にほんブログ村す ば る 2023年8月号集英社2023-07-06すばる8月号から、大谷朝子氏の短編を安藤みゆは39歳、4つ年下、難病を抱えて離職し専業主夫をしている裕翔と2人暮らし。喉の渇きと不眠からクリニックを受診。軽度のうつ病と診断される。うつ病のイメージが一日中気分
文學界(2023年8月号)(創作 高瀬隼子 石原燃/鼎談 円城塔×千葉雅也×山本貴光)文藝春秋2023-07-07文學界2023年8月号より中編をフェミニズム、妊娠、中絶、女性としての生き方、様々なテーマを孕んだ中編小説。進歩的な考えを持った母親に育てられた女性サトルは癌
すてきでへいわな世界-中村明個展「Like a Garden, Like a Home」
京橋のギャラリー椿にて中村萌氏の個展をクスノキを彫り、油彩にて着色した立体作品。どの作品も愛らしい表情でずっと見ていたくなってしまう。今回は銀座蔦屋で開かれていた「Like a Garden」に加えて、庭から家にお邪魔したような空間「Like a Home 」が展示されていた。20
【メルヘンでありながら深い意味・テーマを提示している】道又蒼彩 個展「own pace」
神楽坂のギャラリー aaploit(アプライト・アプロイト)にて、武蔵野美術大学大学院生・木版画家、道又蒼彩氏の個展「own pace」が開催されている。武蔵野美術大学の卒業制作展2023で印象に残っていた作品でもう一度見たかった作品だったので、告知を見てすぐ道又氏の作品と
【光と金属のコラボレーション】四方謙一「Situated Situation」
表参道のTIERS GALLERYにて、四方謙一氏のインスタレーション作品を鑑賞「Gravity 」シリーズの新旧作、色を用いた光の実験作品を交えた構成。金属の立体作品と光・色が形作る空間は一見の価値ありです。にほんブログ村
【AIを活用した体験型アートイベント】「生成 AIと解放」展
表参道のイベント会場 WALL&WALLにて、Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/Sのキービジュアルのクリエイティブ、AIを活用したメディア・アートの展示会「生成 AI と解放」展を鑑賞昨年度のRakuten Fashion Weekの映像であったり、自身の顔を合成してモテルとして展示できる体
【グッチのハンドバッグにフォーカスした涼しげなインスタレーション】「Gucci Bamboo Summer」【アート鑑賞】
表参道ヒルズにて、「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグをフィーチャーした体験型イベント「Gucci Bamboo Summer」を鑑賞実際に1950年代に作成されたバッグが展示されており、インスタレーションと相まって、幻想的で涼しげな空間を楽しめる。表参道ヒルズ入口、グッチの提
す ば る 2023年8月号集英社2023-07-06すばる2023年8月号から、特集「トランスジェンダーの物語」から桜庭一樹氏の短編を紹介「物心ついてから、自分が男の子だと思っていなかった時は、1度もない。」真田由玄、40歳、群馬県高崎市で天王寺と言う家の一人っ子として生まれ、
【西部小説再興と評される傑作】『終わりのない日々』セバスチャン・バリー ②年表を書きながら読む
終わりのない日々 (エクス・リブリス)セバスチャン・バリー白水社2023-06-02前回であらすじと感想を簡単に記した。今回は登場人物を書きつつ、年表と時代背景を踏まえて読んでみた。以下、詳細にネタばれあり登場人物・トマス・マクナルティ アイルランドのスライゴ出身 移
【西部小説再興と評される傑作】『終わりのない日々』セバスチャン・バリー ①
終わりのない日々 (エクス・リブリス)セバスチャン・バリー白水社2023-06-02アイルランドおよびイギリスの作家に贈られる文学賞の、コスタ賞受賞作品あらすじ(ネタばれあり)主人公であり、語り手であるトマス・マクナルティは、アイルランドで生まれ飢饉をきっかけにアメリ
【ホストクラブで繰り広げられる狂想】『トラディション』 鈴木涼美
群像 2023年 08 月号 [雑誌]講談社2023-07-07群像、2023年8月号より鈴木鈴木氏の短編を紹介。今回の舞台は繁華街の7階にあるホストクラブ。会計役として働くサチコと異母姉妹の祥子やホストに多額の金を貢ぐ姫達、内勤の男や幹部、彼ら彼女らが繰り広げる、繁華街での狂騒を
禍小田雅久仁新潮社2023-07-12SF作家小田雅久仁氏の最新作『禍』遅筆ではあるものの、生み出される作品は珠玉それぞれのお話のあらすじ食書黒木忠彦、38歳小説家。書店のトイレで本のページを破って食べる女と出くわす。「一枚食べたらもう引き返せない」と警句を
群像 2023年 09 月号 [雑誌]講談社2023-08-07群像 2023年 08 月号より戌井昭人氏の短編を舞台となっている半島は10年前の巨大竜巻で南側が壊滅状態になり、人々は北側で暮らしている。宇田はトラス機関と言う組織で、同僚を含めて、脛に傷を持ったものが集まり南側の点検作業
渋谷区立松満美術館にて、「私たちは何者?ボーダレス・ドールズ」を鑑賞日本の古来から現代までの人形の歴史に特化した展示目当ては、村上隆氏の<Ko2ちゃん(Project Ko*2)>作品の撮影は禁止のため、外・内観のみ18禁のコーナー(ラブドールの展示)もあり、小規模の美
松濤美術館訪問のついでに、近くにある松濤カフェ本店へ名物の松濤ロール M サイズ、(7cm) にもりもりホイップをトッピング。すごい分厚さ。上品な甘さ、ホイップともよく合っている。厚みはあるが、くどくなく十分に食べきれる。ドリンクのアイスカフェラテも大きな瓶で
【素晴らしい筆力で生きることに迫る感動作】『植物少女』朝比奈秋 【読書記録】
植物少女朝比奈 秋朝日新聞出版2023-01-10「私にとって、母は会いに行く人物だった」冒頭、母の葬儀直前のシーンから主人公・美桜が母・深雪とのこれまでの人生を振り返る物語が印象的な一文とともに始まっていく。あらすじ(ネタばれあり)母は美桜を産んだ際の脳出血
【美しいようで脆く危ういバランスの上に成り立つ家族生活】『棕櫚を燃やす』 日々野透
棕櫚を燃やす野々井透筑摩書房2023-05-122022年第38回太宰治文学賞受賞作YouTubeの「有隣堂しか知らない世界」の又吉さん登場回で、「これは面白そうですね」とおすすめされていた本あらすじ(ネタばれあり)春野、5歳年下の妹澄香、おそらくガンであろう病と闘う父3人のもろ
【SNS時代、何が本当で何がフェイクなのか】『偽者【フェイクアカウント】 』オーレン・オイラー 【読書記録】
偽者【フェイクアカウント】ローレン・オイラー早川書房2023-02-21ワシントン・ポスト年間ベストブックに選出された小説あらすじ(ネタばれあり)ディーンはSNSをやっていないはずの恋人フィリクスの携帯電話を盗み見ると、数万人のフォロワーがいる、(ユダヤ人であるにも
銀座メゾンエルメスの「エマイユと身体」続きシルヴィ・オーヴレ⼀般的にはあまり組み合わされない素材の組み合わせが特徴的。本人ともお話したことがあるが、とても気さくで朗らかな方です。ユースケ・オフハウス内藤アガーテセラミックのはかなさに焦点をあてて制作されて
【アート鑑賞】「エマイユと身体」①銀座メゾンエルメスにてグループ展を鑑陶芸に用いられる釉薬(エマイユ)という素材に焦点を当てながら、粘土とそれが形成する身体(かをテーマとしている。ジャン・ジレルフランスの人間国宝指定、「曜変天目」に魅せられ、40年以上研究
【アート鑑賞】森田子龍・大山エンリコイサム「反復の圏域 -Repetitive Sphere-」
【アート鑑賞】森田子龍・大山エンリコイサム「反復の圏域 -Repetitive Sphere-」銀座の名店思文閣にて、森田子龍と大山エンリコイサムによる展覧会「反復の盟域-RepetitiveSphere-」を鑑賞にほんブログ村
文藝 2023年夏季号河出書房新社2023-04-21文藝夏号より、佐藤究氏の新作長編を紹介。毎回ながらリアリティは圧巻。いつもながら丹念に積み上げたものがエンディングで一瞬でなくなるあたり、破壊衝動をお持ちなのかなと思ってしまう。あらすじ主人公、透は幼少期から航空機に
【スーパーポジティブパパ活女子の北京滞在記】『パッキパキ北京』綿矢りさ 【読書記録】
す ば る 2023年6月号集英社2023-05-06すばる6月号より、綿矢りさ氏の中編を紹介あらすじ主人公、菖蒲(あやめ)は20歳年上の夫に乞われ、まったくしつけがされていない愛犬の(狂犬)ペイペイと北京に乗り込む。菖蒲の性格は極めてポジティブで、「こんなに楽しみで流れて
【記録】新型コロナウイルス5類移行後の医療費、自己負担額(休日外来受診時)
新型コロナウイルスに感染してしまい、治癒しました。日曜日に発熱したため休日外来を受診、その際の情報がネット上ではあまりヒットしなかったので備忘録としてまとめておきます。経過土曜日の夜時点でのどに痛みがあり、早めに就寝↓日曜の3時ごろに熱で目が覚め、検温した
【誇り高きベテラン職人が向き合うスランプ】『我が手の太陽』石田夏穂【読書記録】
我が手の太陽石田 夏穂講談社2023-07-13石田夏穂氏の『我が手の太陽』芥川賞候補作あらすじベテラン溶接工の伊東は、優れた技量をもち、会社ではエース級の存在。そんな伊東がスランプに陥り、自身が手掛けた個所が検査で不合格となり、やり直しのなかで重大な違反を犯し、元
【修学旅行の自由行動を使って叔父に会いに行く青春ストーリー】『それは誠』乗代雄介【読書記録】
それは誠 (文春e-book)乗代 雄介文藝春秋2023-06-29乗代雄介氏の『それは誠』を芥川賞候補作、確か4回目のノミネート。あらすじ主人公の佐田誠が、修学旅行の自由行動の日を利用して、2 年前に別れたきりで東京・日野に住む叔父に会いに行く。その口裏合わせに同じ班の男女7
ユミコチバアソシエイツにて抽象彫刻家・冨井大裕氏と堀内正和氏の二人展「拗らせるかたち」を具体物を組み合わせることで、抽象性を出す、という手法とのことですが、難しい!2023年6月17日(土)~2023年8月5日(土)にほんブログ村
【アート鑑賞】クリス・ヒュン・シンカン「A Day in the Life」
オオタファインアーツにて香港出身のペインター、クリス・ヒュン・シンカン氏の個展を鑑賞窓から差し込む光によるやわらかで曖昧な画風が特徴的。中国水墨画の影響がみられる。2023年7月1日(土)~2023年8月19日(土)にほんブログ村
小山登美夫ギャラリー六本木にて菅木志雄(すが・きしお)氏の新作個展を菅木志雄氏は、「もの派」の主要メンバーとして活動されてきた。今回の展示では制作過程で木や、石、金属、ロープなどの「もの」を集め、選び、「もの」同士や、空間、人との関係性に対してささやかな
「蔡國強 宇宙遊一<原初火球>から始まる」別の展示ルームにて、「蔡國強氏といわき」と題した写真・映像の展示いわき回廊美術館や蔡國強氏のいわきでの歩みをまとめている。6月26日に実施された大規模なインスタレーションの写真も展示されていた。2023年6月29日(木)~20
【アート鑑賞】「蔡國強 宇宙遊 一<原初火球> から始まる」①
国立新美術館にて、中国出身の現代アーティスト、蔡國強氏の個展を。原初火球を宇宙の誕生になぞらえた起点とし、作家自身の活動の旅として、宇宙や見えない世界などをテーマとする展覧会。大規模な照明によるインスタレーションが圧巻でした。2023年6月29日(木)~2023年8
SOKYO ATSUMI にて郭旭達(シダ・クオー)展を台湾出身、ニューヨークで活動している。抽象的な立体作品で、何かをモチーフにした実用性というよりは芸術性にフォーカスしている。2023年7月8日(土)~2023年8月17日(木)にほんブログ村
【アート鑑賞】アリ・マルコポロス「Against the Current」
MAKI にてブルックリン出身の写真家、アーティストのアリ・マルコポロス氏の個展をテーマ性をそぎ落とし、彼写体の個性を浮き駆りにした作品で、人生のアーカイブともいえるような写真作品でした。会期終了にほんブログ村
THE ANZAI GALLERYにて、ジェームズ・ハーグ氏の個展「Inside Out」を鑑賞ポートレートだが、心理も描いているような不安げな瞳が特徴的。どこか活力を感じない、ある種の老いをまとった肖像画に不思議と惹きつけられる。にほんブログ村
TERRADA ART COMPLEX II のTHE ANZAI GALLERYにて、Mr Doodle氏の常設スペースを鑑賞落書きの領域を超えた緻密で多彩な作品に囲まれて異空間のようにほんブログ村
【アート鑑賞】 小金沢健人「Dual Doodle Double Square」
KOTARO NUKAGAにて、小金沢健人氏の個展「Dual Doodle Double Square」を鑑賞ドローイング作品はすべて対になっている。三脚に取り付けられ一定の速度で首を振るように設定されたカメラの前で描かれているそう。アーティストはカメラに取り付けられたモニタの画面に映った自
ギャラリーペロタン東京にてクリスティーナ・バンバン氏の個展「FIGURA」抽象化された女性像を描く。色彩と抽象化された形式の組み合わせに目がひきつけられる。2023年7月5日(水)~2023年8月19日(土)にほんブログ村
シュウゴアーツにて、近藤亜樹氏の個展「わたしはあなたに会いたかった」を鑑賞色彩豊かで写真では伝わらないマチエールもしっかりしており、印象に残る作品だった。とくに3.6mの大作が良かった。本日終了にほんブログ村
GALLERY MoMo Projectsにて、人見元基氏の個展「イドの森で」を精神分析に於ける本能的な欲求や衝動的な部分をつかさどる「イド」という無意識の領域をテーマに、「イドの森」という舞台を設定して物語にし、思春期を迎えて社会とエゴの間でさまよう人間の、子どもから大人へ
【読書記録】 ブラック企業と戦う特別部隊の物語『カトク』新庄耕
カトク 過重労働撲滅特別対策班 (文春文庫)新庄 耕文藝春秋2018-07-10「カトク」・・・東京と大阪の労働局に作られた「過重労働撲滅特別対策班」の路称大企業の違法な長時間労働を対象にした専門行政機関で平成 27 年に設立された実在の機関主人公・城木忠司はベンチャー企
市川沙央氏が芥川賞受賞!『ハンチバック』は候補作のなかでも、インパクト・コンセプトともに強く、筆力も確か当事者として、新人によく求めれれる作品がかもす「ふてぶてしさ」のようなものも備えている。納得の受賞でした。単行本も買いましたが、結局ラストは書き直さず
【読書記録】どこにでもいそうで、どこにでもありそうな主婦によるノワール『掌中』山下紘加
文學界(2023年3月号)(特集 滝口悠生の日常)文藝春秋2023-02-07文學界2023年3月号より、山下紘加氏の短編ひきこもりの息子を抱える主婦の幸子は、買い物中エコバックに商品を衝動的に入れてしまったまま店を出てばれなかった、というふとした経験からスーパーでの万引き
【読書記録】GE のアンプから始まる小宇宙「エレクトリック』千葉雅地
エレクトリック千葉雅也新潮社2023-05-31芥川賞候補作設定は1995 年インターネット黎明期の宇都宮市主人公は高校2年生の達地と、その父広告業を営む父に憧憬を抱いており、父が仕事の関係からインターネット接続を始め、達地に試させる。また、取引先の社長に取り入るため
【アート鑑賞】ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ ④
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ 続き草間彌生 無題(無限の雨)1962年頃川端実 作品1961年頃杉全直 袋を持った空間1961年白髪一雄 白い扇1965年元永定正 無題1965年村上三郎 作品 1961年ピエール・スーラージュ 絵画
【アート鑑賞】ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ ③
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ 続き堂本尚郎作品1957年今井俊満蝕1964年今井俊満キリスト 1960年ジョルジュ・マチュー10番街1957年ジョアン・ミロ絵画1952年ジョアン・ミロ 夜の女と鳥 1944年ウィレム・デ・クーニング
【アート鑑賞】ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ ②
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ 続きフランシス・ビカビア アニメーション 1918年ロベール・ドローネー 街の窓1917年フランセティック・クプカ 赤い背景のエチュード 1919年頃ウンベルト・ボッチョーニ 空間における
【アート鑑賞】ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ ①
丸の内のアーティゾン美術館にて「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」を20 世紀初頭の革新的な絵画運動を経て抽象絵画が生まれ、2つの大戦を経てさらに展開していく様子を、おおよそ1960年代まで、フランスを中心としたヨ
【読書記録】中国版シャーロックホームズの冒険『辮髪のシャーロックホームズ』
辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿 (文春e-book)莫理斯(トレヴァーモリス)文藝春秋2022-04-22シャーロックホームズシリーズが大好きな作者が、オマージュとして描く。清時代の中国のシャーロックホームズ物語。全4巻のうちの1巻とのことで、時系列順に物語が収
【読書記録】ゴリラが人権を得るには『ゴリラ裁判の日』須藤古都離
ゴリラ裁判の日須藤古都離講談社2023-03-144歳の男の子が動物園でゴリラの檻の中に転落した。群れのリーダーゴリラが男の子を捕まえてひきずり回す。男の子の命が危ういため、麻酔銃は使えないと判断した動物園はゴリラを射殺する。ゴリラは命を落とし、男の子は助かった。こ
【読書記録】アンドロイドとの奇妙な三角関保『恋するアダム』イアン・マキューアン
恋するアダム (新潮クレスト・ブックス)イアン・マキューアン新潮社2021-01-27イギリス、というより世界文学の作家イアン・マキューアン氏の『恋するアダム』舞台は1982 年イギリス、ただしAIやテクノロジーは現代よりはるかに進歩している。フォークランド紛争ではアルゼン
【読書記録】ブラックアウトした北海道での幻想的な一夜 『ウミガメを砕く』久栖博季
新潮2023年06月号新潮社2023-05-06新潮2023年6月号より、新潮新人賞受賞者の受賞後第一作主人公はアイヌ民族の血を引く若い女性、夕香(ゆかる)その出立から学生時代はいじめに遭い、人間関係がうまくいかず仕事も群めている。舞台は北海道、地震による火力発電所の故
【読書記録】胎児が語るサスペンス『憂鬱な 10か月』イアン・マキューアン
憂鬱な10か月 (新潮クレスト・ブックス)イアン・マキューアン新潮社2018-06-22臨月の胎児が見えないはずの世界を胎盤や母体を通して描写する。異端のサスペンス。ラジオ放送から世界情勢や、母が飲むワインの風味をソムリエ並みに品評する。主な登場人物は語り手の胎児のほか
GALLERY SCENA にて坂田源平氏と三松拓真氏の二人展 「Utopia」をとくに坂田源平氏の作品を見に木配りの作品で、なぜ自立しているのか気になったが、中が空洞だそう。1つの木ではなく、複数を掘りくみ上げている。にほんブログ村
【アート鑑賞】外山和洋「Earth, Metal, Vessel」
銀座幕屋書店にて、外山和洋氏の個展 「Earth, Metal, Vessel」溶解させた金属を吹き付けるという独特な手法で、特徴的な質感を出している。にほんブログ村
銀座蔦屋書店にて、山中雪乃氏の個展「silhouette」新作の女性像をモチーフにした油絵4点。独特な陶器のような滑らかな筆致が特徴的はかない脆さと、どことなく力強さを感じさせる作品でした。にほんブログ村
【アート鑑賞】モーリス・ヨーステン「トランシエンス 一うつろうもの一」
表参道のヴォイドプラスにてモーリス・ヨーステン氏の個展「トランシエンス 一うつろうもの一」流線型にデザインされた彫刻作品はフレグランスのディフーザーとしての機能も果たす。香料も置いてあり、嗅覚と視覚で楽しむ形式になっている。にほんブログ村
馬喰町のDDD ホテル 1階のギャラリースペース PARCELにて、厭刻家森靖氏の個展「Twister」人間の最高身長272cmに迫る2体の駆刻作品が圧巻。「人間が形を留められる範囲で、美のMAXのスケールを表現している」とのこと。樹齢120年の巨木を15ピースに分けて制作、くみ上げてい
京橋のGallery MUMON にて上路市剛氏の「受肉/Incarnation」とにかくリアル。ダヴィデ、ゴリアテをモチーフにしたリアリズム厭刻には圧倒された。人毛や馬毛を使用しているそう。2023年6月10日(土)~2023年7月7日(金)にほんブログ村
みうらじろうギャラリーにて三谷拓地氏の個展、「OUR SIDE STORY」を三谷拓地氏は映像技師から画家に転身。日本画の画材で風刺的な人物画を描いている。にほんブログ村
【読書記録】幸福とはなにか?生きるとはなにか?『ジョゼと虎と魚たち』田辺 聖子
ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)田辺 聖子KADOKAWA2014-01-08映画化・アニメ化された作品の原作本表題作ほか8作の短編集さまざまな境遇の女と男の駆け引きが描かれている。表題作のジョゼ(本名山村クミ子)は足が不自由、車いすがないと自由に動くことができない。彼女が「管
【読書記録】宇宙人と会う前に身につけたい教養『宇宙人と出会う前に読む本』高水裕一
宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう (ブルーバックス)高水裕一講談社2021-07-19著書の高水裕一氏は、筑波大学計算科学研究センター研究員。専門は宇宙論。近年は機械学習を用いた医学物理学の研究にも取り組んでいる。まず、文章が面白い。つかみが
【読書記録】 湘南新宿ラインのボックス席で描かれる失われたとき『反対方向行き』滝口悠生
新潮2023年06月号新潮社2023-05-06第47回川端康成文学賞受賞作亡き祖父の何春が住んでいた宇都宮の家に向かう主人公なつめ。節約のため新幹線ではなく鈍行の湘南新宿ラインにのる。しかし乗った列車は反対方向の神奈川方面行だった。通り過ぎる駅や地方をとおして、なつめ
彼女たちの犯罪 (幻冬舎文庫)横関大幻冬舎2022-10-067月からテレビドラマ化されるそうなので、原作を読んでみた。時代背景は昭和から平成に元号が変わる 1989〜1990年代女尊男卑が今以上に残る時代主要人物は、大手自動車メーカートウハツ広報部に勤務する34歳にして婚期を逸
青山のスパイラルホールにて「アンリアレイジ20周年記念展覧会『A=Z』」をコロナ〜コロナ後にパリコレクションへと原点回帰を飾った最新コレクションまで、世界中が非日常から日常を取り戻してゆく過程でつくられた洋服を一挙に展示にほんブログ村
【アート鑑賞】ジャック・カバング 「Børn af fremtiden / Children of the future」
天王洲のTHE ANZAI GALLERYにて、ジャック・カバング 氏の個展「Børn af fremtiden / Children of the future」デンマークを拠点に活動するアーティストで、本展は地球規模の気候変動に対して内省を深め、我々が次の世代の子供たちに対して何ができるかを、問いかけた作品と
TOKYO INTERNATIONAL GALLERY天王洲にてやましたあつこ氏の個展 「まなざしを綴る」を自身の中にあるユートピアを描く。初期は同性愛的な少女を描いていたが、近年ではズーフィリア(動物性愛)、デンドロフィリア(樹木性愛)をモチーフに加え、パラフィリア的な世界観とな
【アート鑑賞】蜷川実花 「Eternity in a Moment」
蜷川実花氏の写真展「Eternity in a Moment」キヤノンギャラリーが開設50周年を迎えたことを記念して開催する「キヤノンギャラリー50周年企画展」のオープニング企画展品川・銀座・大阪の三拠点で開催しており、品川では「花」をテーマにした写真・映像作品が鑑賞できた。に
【アート鑑賞】道川省三 「たづたづしー伝統の先に見えるものー」
SOKYO ATSUMI天王洲にて、道川省三氏の個展 「たづたづしー伝統の先に見えるものー」道川省三氏は愛知県瀬戸市在住の陶芸家切り込みを入れた土を轆轤の遠心力を利用して回転させ、独特の模様を形作る。中心に軸となる棒を通すため各作品に穴が開いているが、花瓶ではなく、オ
【アート鑑賞】「SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN」 マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホー
KOTARO NUKAGA(天王洲)にてマイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホー氏の「SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN」をホワイトキューブと言われるギャラリーの白い壁をくりぬいて直接描いた壁面作品10点によって構成されている。制作アーティストのマイケル・リキオ・
【アート鑑賞】「ユージーン・スタジオ / 寒川裕人 想像の力 Part1/3」②
天王洲のMAKI Galleryユージーン・スタジオ / 寒川裕人氏の個展「ユージーン・スタジオ / 寒川裕人 想像の力 Part1/3」 続きインスタレーション「想像」撮影禁止のため、キャプションのみ。凄かった。作者すら実物を見ていない人型の彫刻を完全な暗闇の中で、手触りから「
【アート鑑賞】増田恵助 個展「about a portrait」
人形町のtagboat ギャラリーにて増田恵助氏の個展「about a portrait」を女性のポートレート作品。手作りのトルソーに作家自ら購買した洋服やアクセサリーを被覆させ、顔のパーツを組み合わせたモデルで架空の人物にほんブログ村
【アート鑑賞】「ユージーン・スタジオ/寒川裕人 想像の力 Part1/3」
天王洲のMAKI Galleryにて、ユージーン・スタジオ / 寒川裕人氏の個展「ユージーン・スタジオ / 寒川裕人 想像の力 Part1/3」を別展示で、アトリエ「EUGENE STUDIO Atelier iii」も会場となっている。チケットは1組5000円だが即完売で手に入らなかった💦銀塩写真をマスキ
馬喰町のKanzan Galleryにて写真家 菅野純氏の写真展「Planet Fukushima」震災以降の福島をテーマとした「Planet Fukushima」展2012年のせんだいメディアテーク、2017年 NIKON サロン、2021年のソニーイメージングギャラリーとを経て4度目の展示震災後の風景の移り変わりとと
【読書記録】都市の孤独を描く文学的インスタレーション『もぬけの考察』村雲菜月
群像 2023年 06 月号 [雑誌]講談社2023-05-06群像6月号から群像新人文学賞受賞作の一つ『もぬけの考察』を都市のどこにでもあるようなマンションの408号室、次々と入れ替わる住人たちをとおして、コロナ禍の閉塞的な日常、都市住民の希薄な人間関係を描く。ふいに会社にいか
モネの睡蓮に描かれたカエルが見えるか?『13歳からのアート思考』
「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考末永 幸歩ダイヤモンド社2020-02-20自分なりの見方を見つける、探求する。アート思考の『アート』は表現技法ではなく、自身の視点でものごとをとらえ、解釈し、表現すること美術の本来の目的は、常識的なものの見方から
【読書記録】新人離れした高いハードルに挑む意欲作『世界地図、傾く』黒川卓希
新潮2022年11月号新潮社2022-10-07移民を受け入れ超多様化した2052年の日本が舞台「言語」が本作の縦軸で、ジェンダーや日本人とはといった政治性が横糸となって物語をおりなす。トラックドライバーのアキトは、言語感覚と味覚が結び付く共感覚保持者。女性化している恋人と
【読書記録】アラフォー女性2人の同居生活を描く 『がらんどう』大谷朝子
がらんどう (集英社文芸単行本)大谷朝子集英社2023-02-03すばる文学賞受賞作あらすじ小さな印刷会社に勤務する平井は、経理職として「先生」と呼ばれるほど頼られており、ささやかなポジションを獲得している。システム導入のため構築で常駐していた菅沼と、アイドルユニット
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【アート鑑賞】長谷川沙織「Botanical Garden」
馬喰町の gallery UG にて長谷川沙織氏の個展「Botanical Garden」天王洲にもスペースをお持ちのギャラリーで、馬喰町は新進気鋭の作家さんを中心に紹介している。道行く風景の中で、普段焦点が合わない植物に注目し、視線がさまよう様子を「迷子の風景」と称して作品化して
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浮き身鈴木 涼美新潮社2023-06-29新潮4月号から鈴木涼美氏の『浮き身』を6月29日に単行本化して発売予定もうすぐ子供を産めなくなる主人公「私」は、19年前の大学時代に暮らしていた歓楽街へと赴く。デリヘル開業前夜の若者たちによる、実体験を基にした危うい青春物語また
地域タグ:東京都
日本橋茅場町のギャラリーARTDYNEにて、木原健志郎氏の初個展「ヒーロー」を木原健志郎氏は1997年生、先にこけら落としの個展を行った兄である木原幸志郎氏の一卵性双生児の弟現在は、兄の木原幸志郎氏と、兵庫県のアトリエで制作を行っていらっしゃるとのこと。木原は集めて
地域タグ:中央区
【読書記録】本を読むという行為の特権性『ハンチバック』市川沙央
文學界(2023年5月号)(第128回 文學界新人賞決定発表)文藝春秋2023-04-07文學界2023年5月号より、文學界新人賞受賞作『ハンチバック』著者の市川沙央氏は、1979年生まれ、神奈川県在住で職業はライター。筋疾患先天性ミオパチーという難病を患っており自身の経験が本作に
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アートフロントギャラリーで開催されていた大岩オスカール氏の個展「My Ring」作品の画面中心を流れる川によって展示空間が輪を描くように繋がっている。また、ミクストメディアによる作品もあり、油絵の世界が三次元でも再現されている。作家独特の世界観に没入できる個展に
地域タグ:港区
六本木ピラミデビルのYKG(Yutaka Kikutake)にて、松﨑友哉氏、アン・ハーディ氏の二人展 「Tides」照明器具や音響を使った大規模なインスタレーションが印象的でした。2023年5月27日(土)~2023年7月1日(土)〒106-0032 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2Fにほんブログ村
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【アート鑑賞】小出ナオキ 「イオニコニアン:生まれなかった王国の遺構」
小山冨美夫ギャラリー六本木にて、小出ナオキ氏の個展 「イオニコニアン:生まれなかった王国の遺構」が開催されている。「イオニコニアン」は小出氏の造語で、実際には存在しない時代の名称「生まれなかった王国の遺構」、自分以外には見えない、見えなくてもいい、フィクシ
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【アート鑑賞】ガブリエル・リコ 「THE PROPAGATION OF TEURÁRI」
六本木のペロタン東京にて開催中の、ガブリエル・リコ氏の個展 「THE PROPAGATION OF TEURÁRI」(テウラリの伝播)テウラリとは、鹿の姿をした神の化身ガブリエル・リコ氏は、メキシコ出身、北米先住民族や先住民がもつ非西洋的な知識を融合し自然とのより強固な繋がりの構築
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彫刻家・金巻芳俊氏の作品集出版記念展「タメンタヒ」オケタコレクションで作品が展示されており、その作品の魅力に惹きつけられていたタイミングでの個展。仏像彫刻の多面多臂(タメンタヒ)に触発されたというアート史の歴史を踏まえた表現と、少女の多様な表情が合わさっ
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人形町のtagboatギャラリーにて開催されていたタルタロス氏による個展「AFTER POP」紙幣を加工したコラージュ作品手に入る限りの国の紙幣を利用しており、作品によってテーマを決めて使う紙幣を選定している。例えばGDP上位20か国や、ワールドカップ出場国などまた、紙幣にサ
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SONYO(少女)氏の個展「 海の中で火をおこすこと」武蔵野美術大学の卒展で印象に残っており、個展が開催されていたので伺った。ピンク色を中心とした油絵とインスタレーションピンクと言っても可愛い、というよりは目に焼き付くようなピンク。愛されるのではなく愛すしかな
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茅ヶ崎市美術館にて開催中の「渉るあいだに佇む-美術館があるということ」展茅ヶ崎市美術館開館25周年を記念した企画展茅ヶ崎市にゆかりがあるアーティストや作品をキュレーション子どもと大人とマシンが展示室の巨大な壁面と対峙して出来上がった作品、茅ヶ崎に落ちていた
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六本木・乃木坂エリアで開催される六本木アートナイト続き佐藤圭一 《nutty nutty》六本木6丁目 麻布消防署仮庁舎予定地(元麻布警察跡地)に置かれた、5つの「イー顔」のオブジェ普段仮囲いに覆われて立ち入れないエリアを使ってインパクトが大きい展示だった。ナカミツキ
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京橋の企画画廊、翠波画廊にてドウツ氏の作品を企画展ではないので、展覧会名はなし。セネガル出身のアーティストで、コラージュと原色が強く映える作品が特徴ドウツ氏作品一覧(翠波画廊)にほんブログ村
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す ば る 2023年9月号集英社2023-08-04すばる9月号よりちょっぴりホラーな短編を書道教師の那奈が夫と越したマンションからは無人駅のホームが見えるホームに電車に乗らずたたずむ老婦人。その奇妙なふるまいが気になる。ふとしたことで声をかけられたことがきっかけで、そ
す ば る 2023年9月号集英社2023-08-04すばる9月号より、井上荒野氏の短編『誰が1番』を42歳の明子は46歳の夫と2人暮らし、子供を作ろうとしたができなかった。夫は優しくてちゃんと働いているけれど、晃子にとっては物足りない。猫好きという共通点をきっかけに知り合っ
神楽坂の WAITINGROOM にて、高田冬彦氏の映像作品展を「The Butterfly Dream」青年が木陰で昼寝をしていると、夢の中に蝶とハサミのキメラが現れる。蝶は青年の周りを飛び処り、羽ばたくと同時にハサミをチョキチョキ動かして、青年の服を切り裂いていく「Dangling Training
誰かの筆跡をなぞる事は、私の中に他者を育てること、他者の中に私が育つこと 本文から引用仙台市内在住の主婦かおりさん(仮名)、2010年6月11日に長女あかねを出産した時からの11年間の育児日記東日本大震災から10年がたった節目の展覧会企画として、せんだい3.11メモ
文學界(2023年8月号)(創作 高瀬隼子 石原燃/鼎談 円城塔×千葉雅也×山本貴光)文藝春秋2023-07-07文學界2023年8月号から短編をゲームセンターで社員として働く長井朝陽ペンネーム(早見有日)は、ゲームセンターを舞台にした小説で芥川賞を受賞した。受賞後、様々な媒
群像 2023年 08 月号 [雑誌]講談社2023-07-07神奈川県、RCアールグランハイツに住む立花美春と景示、息子のコースケの成長に対する驚きや、日々の何気ない暮らしの感想が綴られる、穏やかな短編美春は、ドラッグストアのバイトをしながら、マンションの管理組合の広報、書記
文學界(2023年8月号)(創作 高瀬隼子 石原燃/鼎談 円城塔×千葉雅也×山本貴光)文藝春秋2023-07-07文學界2023年8月号より岸川真氏の短編を紹介昭和64年1月4日、昭和天皇が体調崩し、世間は自粛モードに包まれている。長崎の炭鉱で激しいストを行い、落盤事故の責任を
京橋のBAG-Brillia Art Callery-にて、エンジニア・アーティストの窪田望氏による個展「AIの余白」を鑑賞窪田氏により改造された ChatGPTにより、展示中央に置かれたタブレットに今の感情を入力するとAIが喜怒哀楽に分類し、4つの布の動きで見えない空間を可視化する。入力す
三井住友銀行東館にて、「Portraits」展が開催されている。株式会社大林組会長の大林剛郎による「大林コレクション」とSMBCコレクションから、ポートレートに焦点を当てた絵画・写真による作品群が展示されている。加滕泉(無題) (2020)クリスチャン・レックス・ヴァン・ミ
にほんブログ村す ば る 2023年8月号集英社2023-07-06すばる8月号から、大谷朝子氏の短編を安藤みゆは39歳、4つ年下、難病を抱えて離職し専業主夫をしている裕翔と2人暮らし。喉の渇きと不眠からクリニックを受診。軽度のうつ病と診断される。うつ病のイメージが一日中気分
文學界(2023年8月号)(創作 高瀬隼子 石原燃/鼎談 円城塔×千葉雅也×山本貴光)文藝春秋2023-07-07文學界2023年8月号より中編をフェミニズム、妊娠、中絶、女性としての生き方、様々なテーマを孕んだ中編小説。進歩的な考えを持った母親に育てられた女性サトルは癌
京橋のギャラリー椿にて中村萌氏の個展をクスノキを彫り、油彩にて着色した立体作品。どの作品も愛らしい表情でずっと見ていたくなってしまう。今回は銀座蔦屋で開かれていた「Like a Garden」に加えて、庭から家にお邪魔したような空間「Like a Home 」が展示されていた。20
神楽坂のギャラリー aaploit(アプライト・アプロイト)にて、武蔵野美術大学大学院生・木版画家、道又蒼彩氏の個展「own pace」が開催されている。武蔵野美術大学の卒業制作展2023で印象に残っていた作品でもう一度見たかった作品だったので、告知を見てすぐ道又氏の作品と
表参道のTIERS GALLERYにて、四方謙一氏のインスタレーション作品を鑑賞「Gravity 」シリーズの新旧作、色を用いた光の実験作品を交えた構成。金属の立体作品と光・色が形作る空間は一見の価値ありです。にほんブログ村
表参道のイベント会場 WALL&WALLにて、Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/Sのキービジュアルのクリエイティブ、AIを活用したメディア・アートの展示会「生成 AI と解放」展を鑑賞昨年度のRakuten Fashion Weekの映像であったり、自身の顔を合成してモテルとして展示できる体
表参道ヒルズにて、「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグをフィーチャーした体験型イベント「Gucci Bamboo Summer」を鑑賞実際に1950年代に作成されたバッグが展示されており、インスタレーションと相まって、幻想的で涼しげな空間を楽しめる。表参道ヒルズ入口、グッチの提
す ば る 2023年8月号集英社2023-07-06すばる2023年8月号から、特集「トランスジェンダーの物語」から桜庭一樹氏の短編を紹介「物心ついてから、自分が男の子だと思っていなかった時は、1度もない。」真田由玄、40歳、群馬県高崎市で天王寺と言う家の一人っ子として生まれ、
終わりのない日々 (エクス・リブリス)セバスチャン・バリー白水社2023-06-02前回であらすじと感想を簡単に記した。今回は登場人物を書きつつ、年表と時代背景を踏まえて読んでみた。以下、詳細にネタばれあり登場人物・トマス・マクナルティ アイルランドのスライゴ出身 移
終わりのない日々 (エクス・リブリス)セバスチャン・バリー白水社2023-06-02アイルランドおよびイギリスの作家に贈られる文学賞の、コスタ賞受賞作品あらすじ(ネタばれあり)主人公であり、語り手であるトマス・マクナルティは、アイルランドで生まれ飢饉をきっかけにアメリ
群像 2023年 08 月号 [雑誌]講談社2023-07-07群像、2023年8月号より鈴木鈴木氏の短編を紹介。今回の舞台は繁華街の7階にあるホストクラブ。会計役として働くサチコと異母姉妹の祥子やホストに多額の金を貢ぐ姫達、内勤の男や幹部、彼ら彼女らが繰り広げる、繁華街での狂騒を
す ば る 2023年9月号集英社2023-08-04すばる9月号よりちょっぴりホラーな短編を書道教師の那奈が夫と越したマンションからは無人駅のホームが見えるホームに電車に乗らずたたずむ老婦人。その奇妙なふるまいが気になる。ふとしたことで声をかけられたことがきっかけで、そ
す ば る 2023年9月号集英社2023-08-04すばる9月号より、井上荒野氏の短編『誰が1番』を42歳の明子は46歳の夫と2人暮らし、子供を作ろうとしたができなかった。夫は優しくてちゃんと働いているけれど、晃子にとっては物足りない。猫好きという共通点をきっかけに知り合っ
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誰かの筆跡をなぞる事は、私の中に他者を育てること、他者の中に私が育つこと 本文から引用仙台市内在住の主婦かおりさん(仮名)、2010年6月11日に長女あかねを出産した時からの11年間の育児日記東日本大震災から10年がたった節目の展覧会企画として、せんだい3.11メモ
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文學界(2023年8月号)(創作 高瀬隼子 石原燃/鼎談 円城塔×千葉雅也×山本貴光)文藝春秋2023-07-07文學界2023年8月号より岸川真氏の短編を紹介昭和64年1月4日、昭和天皇が体調崩し、世間は自粛モードに包まれている。長崎の炭鉱で激しいストを行い、落盤事故の責任を
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