メインカテゴリーを選択しなおす
【アメリカは詰んでいる】イスラエルとイランの報復が経済にもたらす影響
イスラエルとイランの報復攻撃が始まり、お互いに歯止めが効かなくなりそうな雰囲気を醸し出している中東情勢ですが、
ハマス。彼らの視点から見ればイスラエルは本物の悪役だろうなの件。
ハマスがアメリカ主導の国際社会では完全なテロリスト集団としてみなされています。しかし視点を移して彼らこそが人類の正義のヒーローとしてみればガッチャマンとか科学特捜隊とかドラゴンボールとかアラレちゃんと
2024/03/228:29イエスけさ、フーシ派が、紅海で、中型高速軍艦から、イスラエルに向けて、極超音速ミサイルを発射して、ちゃんとイスラエルの領土のビルに着弾したそうです!今回は試射だそうです。迎撃されず!これから弾頭をつけて、イスラエルに続続発射するそうです!2024/03/229:52ジョー名古屋イランの高速ミサイルですかね北朝鮮も日本へ撃って欲しいですよ。ファッターかもしれません。2024/03/2210:15イエス航続距離4000キロのロシア製の極超音速ミサイルみたいですが。イエメンからイスラエル、2500キロほどあります。15:52(土)イエス本日、3月23日、日経新聞朝刊↓スペインが干ばつで、オリーブオイル生産減少←CIAの嘘パガンダスエズ運河通れないため、高騰。もちろん、日経新聞も彼らの...ロシア大艦隊が紅海に到着😱
学生時代、どう言う流れでそんな話になったのかは覚えていないのだけれど、「外国が攻めてきたら国を守る為に戦う。」と言った同級生と「戦争なんかには行かない。ひたすら逃げまくる。」と言った同級生の事を思い出します。 当時、世界情勢を良く知らなかった私は、平和憲法第9条を改正するなんて話も無かったし、日本に外国が侵攻して来るなんて想定をしたことも無かったので、ただ彼等の話を聞くだけで、自分のスタンスは...
ハマスによるイスラエルへの攻撃と人質拘束は、イスラエル市民の心理に深刻な影響を与えている。専門家は間接的に関わる者も含め、多くが心の傷を負ったと指摘。これを受け、ネタニヤフ首相はメンタルヘルス支出を10億シェケル増額すると発表した。
【死者370人】ハマス奇襲後の衝突5割増 イスラエル入植者が過激に
ヨルダン川西岸地区でイスラエル人入植者や治安部隊とパレスチナ住民との衝突が激化している。特に、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃後、パレスチナ側の死者は370人に上る。ガザ地区ではイスラエル軍とハマスの戦闘が続き、西岸地区の衝突が和平を遠のかせている。
第二次世界大戦に至るまでの経緯、並びに、その展開を注意深く辿りますと、連合国枢軸国を問わずに、‘何故、ここでこの判断をするの!’という場面に何度も遭遇します。日ソ中立条約、真珠湾攻撃、ヒトラーによる対米宣戦布告、そして、二度の原子爆弾の使用など、不可解で非合理的な出来事の連続なのです。この不可解さは、第二次世界大戦の計画性を十分に疑わせるのですが、意図的な世界大戦の危機は、同戦争をもって地球上から消え去ったわけではないようです。今日の世界情勢を見ても、ウクライナ紛争にせよ、イスラエル・ハマス戦争にせよ、不審点に満ちています。戦争回避のチャンスがありながら、何れの政治家も組織も、意図的にチャンスを逃した、あるいは、敢えて開戦に協力したとしか考えられないのです。ウクライナのゼレンスキー大統領についても、‘凶暴...戦争回避兵器の保有・配備を
全く同感です。一応、カトリック的な意見を述べると、イスラエルのやっていることは自然法に反しています。それだけでなく、新約以後のユダヤ人の間に何ら啓示や奇跡は確認されていません。彼らは明らかに選民ではなくなっており、その宗教は今や正しくもなく、神法的な正しさも彼らにはありません。ハマス「創設」したのはイスラエルEU外相2024年1月20日14:14発信地:マドリード/スペイン【1月20日AFP】欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル(JosepBorrell)外交安全保障上級代表(外相)は19日夜、パレスチナ自治区ガザ地区(GazaStrip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)を「創設」したのも「資金提供」したのもイスラエルだと非難した。ハマスは昨年10月7日、イスラエルに対する前例のない攻撃を開...ハマス「創設」したのはイスラエルEU外相(AFP)
中東混乱が引き起こすインフレ懸念とその影響:輸送コストと原油価格の上昇
近年、中東地域で再び混乱が広がりつつあります。この混乱が経済に及ぼす影響は計り知れません。特に、輸送コストと原
【本日2023年1月11日午後6時から!】国際司法裁判所(ICJ)でイスラエル軍のジェノサイドを裁く、南アフリカ対イスラエルの口頭弁論が日本語字幕付きで中継されます!
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。にほんブログ村社会・経済ニュースランキングAmazon社会・政治・法律AmazonKindleベストセラーこれだから親露派陰謀論者だの反米拗らせ論者だののXウォッチが止められないのですが、ロシアに侵略されているウクライナへの欧米諸国からの軍事支援を限定的にではあるけれども肯定しているということで、彼らから目の仇にされている杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT/STOP大軍拡アクション)さんから、表題の告知があったことを知りました。ちなみに、彼ら陰謀論者は法律的にはど素人ですから仕方ないのかもしれないのですが(例の駆け出し弁護士は沈黙)、国際司法裁判所(ICJ)がプーチン大統領らに逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)とは歴史も機能も異なる全く別物で...【本日2023年1月11日午後6時から!】国際司法裁判所(ICJ)でイスラエル軍のジェノサイドを裁く、南アフリカ対イスラエルの口頭弁論が日本語字幕付きで中継されます!
フーシ派の攻撃で炎上するイギリスのタンカー12.31.2023
14:56イエス本日休みにして、自転車買ってきました。これでオイルショックが来ても少し安心できます。明日仕事で、明後日に、完璧になったのを受け取りに行きます!シマノの6段変速ギアついた、ほとんど新品のオールブラックのピカピカです。17:50イエス本日、紅海マンデブ海峡でフーシ派の攻撃で炎上するイギリス(大英帝国)のタンカー。イエス今、おとりの退役真近の古いアイゼンハワー空母をマンデブ海峡に進軍させて、フーシ派に沈めてもらう作戦実行中。ジョー名古屋イギリスのタンカーが攻撃で炎上してるんですか新しい報復に使う兵器が見てみたいです。イエスそうです^_^毎日のように大英帝国とその仲間たちのタンカーが攻撃されてます。報復は、フーシ派のアジトを普通に空爆すると、すぐに全滅してしまい、敵がいなくなっては作戦遂行できない...フーシ派の攻撃で炎上するイギリスのタンカー12.31.2023
只今トライクは こんな感じでリフトに乗ってはりますww さじおくんがトライクのRホイル外して磨いてるって言うてたのを見たら ほんまに✨ピカピカになってたんで sangoもRホイルが外れてる間に磨こうと思ってますけどね~ そんな今日も暖かい… お正月も暖かいって… そんな今日も応援クリックよろしくね イスラエルとハマスが闘争を始めたころ 長さんが、どっちが悪いと思う???って聞いてきたので sangoはすかさずハマスって言いましたけど 何でや?って聞かれて だってハマスって顔かくしてるやん悪い事してへんねんたら顔隠さへんわ!! って言いましたけど まっ実際、無宗教に近いsangoは分かるようで理解できないけど… 最近になってガザ市民もハマスを非難し始めたらしいです ど~なるのかなぁこの先 ウクライナの方同様ガザの方も少しでも安心できる日々が送れるようにと 願うばかりです そんな今日も来てくれてありがと~
17:24ワオ😱イランが、遂にホルムズ海峡に機雷を撒くぞと声明出しました。我々のホルムズ海峡に敵対国のタンカーや貨物船は絶対通さないぞと。マンデブ海峡のフーシ派は、小型高速ボートで近づいて機関銃ぶっ放したり、ドローンで攻撃したりしてますが、ホルムズ海峡では、イランは機雷を巻いて海上封鎖するそうです。浮遊型機雷でなくて、設置型機雷を撒くそうです。設置型機雷とは、アンカーと鎖で浮遊型機雷を水中に漂わせる機雷だそうです。イランは小型船で、アンカー型機雷を、タンカーが通る狭く深い航路に設置して回って、大型船のみ引っかかって爆発。あと、イランは中国で組み立てたドローンを大量に持っているそうで。ほんまでっか?
紅海のマンデブ海峡閉鎖でホルムズ海峡封鎖を狙うロイド・J・オースティン3世の多国籍安全保障イニシアチブ、プロスペリティ・ガーディアン作戦!
紅海のマンデブ海峡閉鎖でホルムズ海峡封鎖を狙うロイド・J・オースティン3世の多国籍安全保障イニシアチブ、プロスペリティ・ガーディアン作戦!なんなん?乗り物ニュースで取り上げてる場合でないんよ。MarineLinkイラン、紅海の海峡を閉鎖すればイスラエルは軍事的対応を警告JETROオースティン米国防長官がイスラエルを訪問、紅海の航行の自由確保へ多国間イニシアチブ創設(米国、イスラエル、パレスチナ、イエメン、英国、バーレーン、カナダ、フランス、イタリア、オランダ、ノルウェー、セーシェル、スペイン)米国国防総省紅海における航行の自由の確保に関するロイド・J・オースティン3世国防長官の声明紅海のマンデブ海峡閉鎖でホルムズ海峡封鎖を狙うロイド・J・オースティン3世の多国籍安全保障イニシアチブ、プロスペリティ・ガーディアン作戦!
今般のイスラエル・ハマス戦争に見られるイスラエルの基本的なスタンスは、所謂‘無法者’なのではないでしょうか。暴力で奪った者勝ちを公言しているからであり、国際法など歯牙にもかけていないのですから。ところが、このスタンス、ユダヤ勢力を解きがたいジレンマに直面させているように思えます。同ジレンマとは、ウクライナ紛争との関連において発生します。何故ならば、同紛争にあっては‘無法者スタンス’にあるのは、ロシア側であるからです。ロシアが‘特別軍事作戦’の名の下で国境線を越えてウクライナ領に進軍した際、当事国のウクライナのみならずアメリカを初めとした‘西側諸国’は、即座にロシアの行動を国際法違反の侵略として認定しました。ウクライナのゼレンスキー大統領はユダヤ系ですし、アメリカも、ユダヤ勢力に支配されていると言っても過言...解きがたいジレンマに直面するユダヤ勢力
イスラエルによるガザ地区に対する攻撃は、‘敵’に対する凄まじい破壊力を全世界に見せつけています。先日は、イスラエル軍が地下トンネルを破壊するために海水注入を開始したとの報道がありましたが、この‘水攻め’も現代人の視点からすれば、残酷極まりません。ハマス戦闘員の地上への追い出し作戦と説明されているものの、アメリカのバイデン大統領は、人質の身を案じて批判的な見解を示しているところからしますと、民間人を含め、地下トンネル内の人々が溺死することは想定内なのでしょう。否、海水注入が大量殺害の方法であるならば、この手法は、恰も害虫駆除のようであり、人を人とも思わない蛮行と言わざるを得ません。水攻め作戦にも見られるように、イスラエルの‘敵’に対する破壊は容赦ないのですが、その一方で、こうした非人道的な行為が、同時に、イ...イスラエルの凄まじい自己破壊
本日のウェブ・ニュースにおいて、奇妙な現象を発見いたしました。それは、Yahooニュース上で起きた出来事です。それでは、どのような現象であるのかと申しますと、「対日領土論争「終わった」ロシア外相、日本の反発必至」というタイトルの記事と、同記事に投稿された‘ヤフコメ’と称されているコメントとの間において、奇妙な不一致が生じているのです。ロシアのラブロフ外相の発言の趣旨は、‘北方領土問題は、第二次世界大戦の戦勝国であるロシア(ソ連邦)への、敗戦国日本国による割譲という形で解決しており、日本国との領土交渉は打ち切る’というもののようです。ロシア側が一方的に終了宣言をするのですから、日本国政府並びに日本国民は必ずやロシアに対して強く反発するであろう、というのが、同記事のタイトルから読み取れる記配信者の憶測なのです...‘ヤフコメ’の北方領土断念論の不可思議
イスラエル・ハマス戦争を引き起こしたネタニヤフ首相は、明白なる国際法違反であることを知りながら、あくまでも大イスラエル主義を貫く模様です。犯罪国家の汚名をものともせず、自らの“理想”を求めて暴走する同首相の背景には、シオニスムを含むユダヤ教原理主義があることは疑い得ません。ネタニヤフ首相にとっては、如何なるイスラエルの蛮行も、カナンの地をユダヤ人に与えた神の言葉の実行に過ぎないのです。同首相は、自らこそ神の忠実なる僕として自負していることでしょう。しかしながら、宗教的信念は、犯罪を合法化することはできるのでしょうか。答えは、否、に決まっています。宗教に関する教科書的な説明に依れば、同じく一神教であっても、ユダヤ教は、ユダヤ人固有の宗教であり、‘ユダヤ人’という民族的な殻を脱して普遍化したのがキリスト教とさ...‘神が与えた土地’では全人類が納得しない
パレスチナの地では、今やイスラエルがパレスチナ人の息の根を止めようとしているように見えます。イスラエルのネタニヤフ首相は、今般の戦争を自らが描く‘大イスラエル主義’の総仕上げに位置づけているのでしょう。如何なる反対をも振り切って蛮行を強行しようとするその姿は、冷静かつ客観的な視点からはもはや狂信者としか見えないのですが、当事国が全世界にネットワークを張り巡らしているユダヤ人の国家であるだけに、全ての諸国、あるいは、人類は、傍観者の立場ではいられなくなります。停戦の見込みさえ薄い中、戦後のヴィジョンを語るのは、時期尚早あるいは的外れとの批判もありましょう。しかしながら、たとえイスラエルがパレスチナを武力で制圧したとしても、根本的な解決には至らず、将来的には同様の事態が繰り返されるリスクがあります。そこで、昨...イスラエルの最も望ましいマネー・パワーの使い方
1947年11月に国連総会で成立したパレスチナ分割決議は、独立国家としての法的地位をイスラエルに与えたのみで、他の決定事項については殆ど実現しませんでした。アラブ人国家の同時建国並びに経済同盟の設立のみならず、聖地イエルサレムを国連信託統治の下に置く構想も含めれば、同決議の内容の大半は忘却の彼方に去りつつあったと言えましょうところが、ハマスの奇襲攻撃に始まるとされるイスラエル・ハマス戦争は、図らずもパレスチナ分割決議を多くの人々に思い出させるという、皮肉な結果を招いています。ハマスによるテロの一場面だけを切り取れば、イスラエルが主張する正当防衛論には理があるように見えます。しかしながら、長期的な視点からパレスチナ紛争の全体の流れを眺めますと、イスラエルは、明らかにパレスチナ領を侵害する加害者の立場にあるこ...パレスチナ紛争解決のための試案
イスラエルのネタニヤフ首相は、停戦を求める内外からの声を無視し、‘ハマス壊滅’を口実としたガザ地区制圧作戦をあくまでも貫く構えを見せています。同地区制圧後の将来的なヴィジョンについても、イスラエルを背後から支えてきたアメリカのバイデン大統領が二国家共存を主張する一方で、ネタニヤフ首相はこの案を否定しており、両者の間での意見対立も報じられています。解決策としての二国共存論、あるいは、二国併存論については、パレスチナ国に対するイスラエル側の入植状況に鑑みて、非現実的であるとする意見もあります。既に多くのイスラエル人が国連決議で定めた国境線を越えてパレスチナ領域内に居住している現状からすれば、今更これらの人々に‘立ち退き’を求めることは現実的ではないというのです。しかしながら、この‘既成事実の追認’という意味で...二国共存案の否定は侵略の肯定
1947年11月のパレスチナ分割決議は、イスラエルの建国に法的根拠を与える一方、パレスチナの地にアラブ人国家並びに両国による経済同盟が出現することはありませんでした。悲願であった自らの国家を建国したことに加え経済同盟にあって移動の自由のみをイスラエルが享受し得たとしますと、いわばイスラエルの‘いいとこ取り’に終わったこととなりましょう。しかも、同構想の頓挫は、イスラエルを戦争当事国とする第一次中東戦争によるものですので、半ば、武力によって強制的に潰されたようなものなのです。かくしてイスラエル建国以降、パレスチナ紛争は泥沼化することとなったのですが、経済同盟を基盤とする同構想は、あまりにも非現実的な儚い夢物語であったのでしょうか。この問いに対しては、今日のEUが、ある程度の回答を提供しているように思えます。...EUが示唆するパレスチナ経済同盟の行方
1947年11月のパレスチナ分割決議の第一義的な目的が、イスラエルの建国であったことは疑いようもありません。1917年のバルフォア宣言から国際連盟の名の下におけるイギリスの委任統治への流れを見ても、その根底には、シオニズムの流れが脈々と息づいているからです。かくして国連総会における同決議の成立によってユダヤ人は、独立主権国家としてイスラエルを建国し、自らの悲願を達成したのですが、その一方で、同決議に含まれていた(1)アラブ人国家の同時建国と(2)経済同盟の設立は、日の目を見ることはありませんでした。それでは、同決議に盛り込まれたアラブ人国家と経済同盟には、どのような意味があったのでしょうか。イスラエル建国と同時に第一次中東戦争が起きたことは、イスラエルにとりましては、アラブ人国家の建国を妨げるチャンスとな...パレスチナ分割決議はアラブ人への償い条件付き?
今日、イスラエルは、国連加盟国の一国であり、独立主権国家として大多数の国家から承認されています。1993年のオスロ合意では、パレスチナ国もイスラエルの存在を承認することとなりました。かくして、イスラエルの国家としての法人格は凡そ確立しているのですが、それでは、イスラエルは、自らの法的地位をどのようにして手に入れたのでしょうか。ある人は、パレスチナ紛争の原因をイギリスの三枚舌外交にあるとし、イスラエル建国は、当時のイギリス政府によって保障されたと主張するかもしれません。しかしながら、1917年11月2日の日付が付されているバルフォア宣言は、当時の英国外相アーサー・バルフォアが、ライオネル・ウォルター・ロスチャイルド卿に宛てた書簡に過ぎません。同書簡では、シオニズムに対する賛意が示され、パレスチナの地に‘ユダ...パレスチナ分割決議なくしてイスラエルなし
トマ・ピケティ氏が紹介している「ア・ランド・フォー・オール」のイスラエル・パレスチナ連邦構想では、「労働法」、「水資源の共有・分配」、「公共インフラ・教育インフラ・医療インフラの財源確保」の三つの分野を、両国を結びつける基本的な共通政策領域として考えているようです。しかしながら、これらの三つ何れの政策領域を見ましても、むしろ、両国間の亀裂が深まるばかりとなりそうです。何故ならば、両国間には、歴然とした経済格差があるからです。そもそも、「ア・ランド・フォー・オール」が「労働法」の分野を第一番目に挙げたのは、イスラエルにおけるパレスチナ人の労働条件が、劣悪であるとする認識によるものと推測されます。今日、両国間の国民所得の格差は凡そ数十倍ともされ、しかも、ガザ市民の多くは、イスラエルにて就業せざるを得ない状況に...イスラエル・パレスチナ連邦構想は破局する?
『21世紀の資本』の著者として知られるフランスの経済学者トマ・ピケティ氏は、出口の見えないイスラエル・ハマス戦争を政治的に解決する方法として、一つの構想を提唱されております。それは、イスラエル・パレスチナ連邦国家構想です。もっとも、同構想は、ピケティ氏のオリジナルというわけではなく、イスラエル、パレスチナ双方が参加する市民団体「ア・ランド・フォー・オール」などが主張してきたそうです。しかしながら、この構想、実現するには、幾つかの高いハードルを越えなければならないかもしれません。ピケティ氏によれば、連邦構想とは、イスラエルとパレスチナの双方を主権国家として相互に承認した上で、両国の合意によって連邦国家を成立させるというものです。同連邦のモデルとして、各国の主権を残しながら国家が並立的に連合するEUを挙げてい...イスラエル・パレスチナ連邦国家構想の行方
「昔は川中島で武田信玄と上杉謙信が戦った、つまり日本人同士が戦争をしていた、そういうことは今の日本にはない、人間の世界から戦争はなくならないと訳知り顔に言う人がいるけれど、そんなことはない、日本人同士の戦争はなくなっているではないか、戦争はやめられる、希望はなくしてはならない」 これは先日亡くなった脚本家の山田太一氏のエッセイのなかで今は亡き俳優の小沢昭一氏が戦争について言及した内容である、まさに心から共感する、今の日本が国内外の空気に押されて外交性の柔軟性を失い、戦火をまじえることのないことは誰もが願うことである。 その動機が正当だとしてもプライドや利権で戦争をはじめたらその犠牲は測りしれない、ウクライナとロシア、中東での衝突、イスラエルとハマスの戦争を見ても周知のとおりだ、日々恐怖と悲しみが当然の世界...戦争のない平和な世界を願うだけ
寄付という行為は、一般的には、特定の活動をしている団体や個人への資金的なサポートを意味します。活動の理念や基本方針、並びに、具体的な活動内容に賛同し、善意で自らの資金を提供するというものです。慈善的なニュアンスが強いため、寄付に対しては多くの人々が好意的な印象を持つことでしょう。しかしながら、イスラエル・ハマス戦争を機に、寄付に対するイメージは脆くも崩れつつあります。事の発端は、アメリカの東部名門大学であるハーバード大学における、30ほどの学生団体によるイスラエルのパレスチナガザ地区に対する攻撃に対する非難声明の発表にあります。同非難声明については、アメリカ国内におけるイスラム系学生の増加に伴う親パレスチナ派の抗議活動とする見方もありますが、むしろ、大学生としてパレスチナ紛争の歴史的経緯を詳しく知るからこ...アメリカの大学に見る寄付問題-ユダヤ脅威論の自己証明?
食べてイスラエルを応援★イスラエル料理「Rudy's Club」★ 増田真知宇 先生★ 真知宇 先生★ ますだまちう 先生★ kashrut (カシュート )★イスラエル レストラン ★日本 大阪市 梅田 ユダヤ料理 (カシュルート・カ
先日、オランダで行なわれた議会下院総選挙では、反移民・反イスラム・反EUを訴えてきたヘルト・ウィルダース氏率いる自由党(PVV)が議席数を大幅に増やし、ヨーロッパ諸国の右傾化を印象づけることとなりました。自由党の獲得議席数は全150議席中37議席に過ぎませんが、議席数を17から37まで20も増やしたのですから躍進です。その背景には、イスラム諸国からの移民の増加というヨーロッパ諸国が共に抱える問題が指摘されていますが、この現象、どこか不可思議なのです。今日のヨーロッパにおける極右政党は、民族主義あるいは国家主義においては戦前のナチスやファシスタ党と共通し、かつ、それ故に‘極右’と表現されながらも、両者、とりわけ、ナチスとの間には決定的な違いがあります。それは、現代の極右は、何れも反イスラム主義を掲げ、親ユダ...ヨーロッパ極右の不可思議-反イスラム主義と反ユダヤ主義
かねてよりイスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスによる人質の解放がハマスとの停戦の条件であると明言してきました。この言葉通り双方による停戦が合意され、今月24日からハマスは人質の解放を始めたのですが、同解放は、イスラエル・ハマス戦争に恒久的な和平をもたらすのでしょうか。ハマスとイスラエルによる停戦の合意は、11月22日にカタール政府によって発表されました。カタールやエジプトと言ったアラブ諸国の仲介が功を奏したと報じられていますが、その背後では、アメリカが水面下で働きかけを行なったとされています。何れにしましても、少なくとも外交の表舞台では、仲介者の登場によってイスラエルとハマスとの間に交渉ルートが開かれたこととなったのです。今般の停戦条件とは、ハマス側が10月7日の奇襲攻撃に際して奪った人質240人のうち5...ハマスの人質解放は和平への道を意味するのか?
イスラエルによるガザ地区及び西岸地区に対する軍事作戦は、おそらく事前に策定されていたのでしょう。パレスチナ国側の内紛による両地区の分離も、後ろから糸を引いていたのはイスラエルであったともされており、ハマスはイスラエルあるいはアメリカが育てたと言われる所以でもあります。PLOの流れを汲む西岸地区のファタハ政権もイスラエル寄りとする批判もありますし、他にも多くのイスラム系武装政党や過激派組織が乱立している状況からしますと、‘分割して統治せよ’、あるいは、サラミ作戦が実行されているのかもしれません。何れにしましても、ハマスによる奇襲攻撃は、イスラエルにガザ地区を完全掌握する絶好の機会を与えることとなったのですが、その後のイスラエルの素早い対応が、テロ行為に対する同害報復、あるいは、正当防衛の範囲を超えた過剰防衛...イスラエルの誤算
イスラエル・ハマス戦争の真の目的は、どこにあるのでしょうか。同戦争の展開を具に観察しますと、イスラエル側の計画性が疑われてもいた仕方がないようにも思えてきます。何故ならば、シオニストが掲げる大イスラエル主義にとりましては、今般のハマスによる奇襲は、またとない千載一遇のチャンスともなったからです。そして、イスラエルは、戦争が違法化された時代にあって残された不公平な無制限報復の許容、並びに、戦争激化要因としてのイデオロギー・思想・宗教等の価値観や世界観をめぐる対立があってこそ、自らの計画を実現するチャンスとし得るのです。ネタニヤフ首相に代表されるシオニストの理想とは、カナン、すなわち、パレスチナ国の全域を含むパレスチナ地域一帯をイスラエルに併合することなのでしょう。そのためには、パレスチナ国を世界地図から消し...イスラエル・ハマス戦争におけるイスラエルの狙いとは
4軒ハシゴをした後は 禁断の味噌バターラーメン。 さらに民宿に戻ってからの 部屋飲み。 こんな幸せ時間を過ごす一方で 世の中 大丈夫か??!! が、たくさん 羽生さん離婚に至る経緯。 驚きと怒りと悲しさしかない。 そんなんだったっけ日本?! 相次ぐ熊被害 そりゃあ温暖化を始め 里山開発、山林放置等々 根本的な原因を招いたのは 人かもしれないが 人的被害が毎日頻発しているのに “熊が可哀想”とか“熊を殺すな”とか その人達に宅急便で送って 飼ってもらえ!と思う。 さらに大麻グミ問題。つまりHHCH そしてホスト問題。 そんなに病んでるの?! 若者たち 世界に目を向ければ 侵略したり エンドレスに…
今般のイスラエル・ハマス戦争は、‘武装政党組織’とも称するべきハマスによるイスラエルに対する奇襲攻撃から始まったとされます。一先ずは、イスラエル側が不意打ちを打たれ、正当防衛権を主張しての開戦となったのですが、この戦争、幾つかの不審点があることは、これまでの記事でも述べてきました。本日の記事では、同戦争の計画性について考える思考材料として、現代の戦争における激化の要因について述べることとします。国際社会では、侵略戦争は国際法の犯罪とされており、とりわけ、領土の拡張を目的とした軍隊による侵攻や占領は、侵略のわかりやすい典型的なスタイルです。自国内のある一定の地域、例えば一方的な領土割譲要求を受けてきた国境周辺の地域に隣国の軍隊が進軍し、かつ、武力で同地域を支配し始めるともなれば、誰の目にもそれが武力で領土を...イスラエル・ハマス戦争が激烈化した理由
「目には目を、歯には歯を」というハンムラビ法典の条文は、同害報復を定めた古代法典の一文として知られています(ハンムラビ王の在位は紀元前1792年から1750年)。同法典は、古代バビロニア王国の奴隷制度が反影されているため、‘同等の者’同士の間という時代的な制約はあるものの、罪と罰との間の公平性、即ち、刑法の基本原則を、法文をもって定めたことにおいて歴史的な一文と言えましょう。もっとも、罪と罰との公平性については、人類の大半が有する一般的なバランス感覚に基づいており、ハンムラビ法典は、同普遍的な感覚を法文として表現したところにその画期性があったのかもしれません。何れにしましても、罪と罰、あるいは、加害行為とそれに対する償いは釣り合うべきとする原則に対して反対する人は、殆ど存在しないことでしょう。何故ならば、...戦争は不公平-イスラエルの過剰防衛問題
ガザ地区北部に集中していたイスラエルの攻撃は、ハマスの存在を理由に南部にまで広がりを見せています。遂にガザ地区全域が攻撃対象となるに至ったのですが、南部への避難を呼びかけながら、同地域を攻撃するイスラエルの行動は‘騙し討ち’に等しく、国際社会におけるイスラエル批判の声をさらに高めることとなりましょう。そして、ここで最初に問われるべきは、イスラエルが自己正当化のために主張している‘テロリストが存在するところは攻撃しても許される’という口実の是非です。イスラエルをはじめ、同国を支持している政府や人々は、ハマスによる‘人間の盾’という名の作戦を人道に反する行為として厳しく批難しています。‘人間の盾’とは、無辜の人の命を奪ってはならないとする、人類共通の倫理観を前提としており、民間人を相手からの攻撃を回避するため...深まるハマスに対する偽旗疑惑
テロと正当防衛の難しい問題-撲滅には平和解決の制度構築が必要
イスラエルによるガザ地区への攻撃が激化するにつれ、ハマスから奇襲テロ攻撃を受けたイスラエルに対する同情論は萎み、今では、同国に対する批判の声のほうが高まっています。世論の変調に焦りを感じたのか、イスラエルのコーヘン外相は、イスラエルとハマスの両者を等しく批判した国連のグテーレス事務総長の資質を問うに及んでいます。テロ、とりわけ非戦闘員や民間人の無差別殺人は当然に許されるはずもなく、糾弾されて当然なのですが、その一方で、正当防衛権の文脈からしますと、なかなか難しい問題が含まれているように思えます。戦争とは、人類社会における集団、特に国家間の、他方に対する一方的な要求を含めた紛争や対立に際しての、力を手段とする解決方法の一つです。力に勝る側が、相手方を自らの意思を受け入れざるを得ない状況に至らしめることで、勝...テロと正当防衛の難しい問題-撲滅には平和解決の制度構築が必要
パレスチナガザ地区の完全制圧を企図しているイスラエルは、同地区に対する核兵器の使用をも視野に入れているのかもしれません。同地区の地下に張り巡らされているトンネルは最も深い箇所で地下80メートルともされ、通常の地中貫通爆弾では破壊できないからです。戦術核を使用すれば目的を達成できるのですから、少なくともイスラエル軍の核戦略上の選択肢の一つではあるのでしょう。何と申しましても、公表はされてはいないものの、イスラエルは、核兵器を保有しているのですから。先日、核兵器使用を‘選択肢の一つ’として仄めかしたアミハイ・エリヤフエルサレム問題・遺産相は、ネタニヤフ首相によって一時停職の処分を受けたのも、‘フェイク発信’が咎められたというよりも、迂闊にも極秘作戦を漏らしてしまったからなのかもしれません。しかも、同発言は、イ...イスラエルに見るNPT体制のパラドクス
昨日より一層寒く、セーターにコート。11月なんだからこんなものだろうが、つい先日の暑さを考えると気温の変化はちょっと急。それにしても名古屋での講演はずいぶん疲れたみたい。昨夜はウトウトしながら帰り、家に着いたら風呂に入ってすぐ寝たのに、だるいし眠い。久しぶりの背広が悪かったのか、革靴で1日いたのが悪かったのか、相当緊張していて、終わって気が抜けたのか。イスラエルによるガザ地区への侵攻、というよりはハマス掃討作戦はだいぶ進行していて、”本丸”ともくされる人の盾となっている病院での攻防となりつつある様だ。報道にある通り、病院の地下にハマスの総司令部があるとすれば病院部分にいる人たちは人の盾であって、なんともやりきれない気持ちになる。一方、このところの国内ニュースは目を覆いたくなるようなものばかり。この国は壊れ...生きていく上での指針の消失と不安の増大
イスラエルは攻撃の手をゆるめません。病院はハマスの隠れ家だと主張し、ハマスと関係のないものは安全な場所に避難しろと警告しています。死者のほとんどは非戦闘員であり女性であり子供です。悲惨な光景が広がって
イスラエル・ハマス戦争の背景には、約束の地であるカナン全域をイスラエルの国土としたいシオニストの願望が潜んでいるとされます。ネタニヤフ首相もその急先鋒の一人であり、内外からの批判を受けて発言を撤回をしたものの、ガザ地区のイスラエルによる統治、即ち、イスラエルによる‘併合’が同戦争の最終目的であったのでしょう。おそらく、ガザ地区のみならず、ゆくゆくはヨルダン川西岸地区並びに東イエルサレムも自国の版図に組み込む予定であったのかもしれません(シオニストの運動を大イスラエル主義とすれば、全世界の支配を目指すグローバリストの野望は、大ユダヤ主義と表現できるかもしれない)。あくまでも古代ユダヤ王国の版図を現代に復活させようとするシオニストの思想の原点には、『旧約聖書』の記述があります。『旧約聖書』と総称されていますが...一神教のパラドクス-ユダヤ教は‘隠れ多神教’だった
アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は、東京での記者会見の席で、パレスチナのガザ地区に関する戦後構想についてアメリカ政府の方針を明らかにしました。同長官が語るには、イスラエルがガザ地区を占領したとしても、一定の移行期間を置いた後に、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ国の政府に統治権を移すとする案のようです。ネタニヤフ首相は、ガザ地区の再占領後は、同地域はイスラエルが安全保障の責任を負う、即ち、事実上の‘併合’を表明していましたので、ブリンケン国務長官の案は、ネタニヤフ首相の方針と真っ向方対立すると共に、より穏健で平和的な紛争可決案であるように見えます。しかしながら、細かい点に注しますと、そうとも言えないように思えてくるのです。第一に、ブリンケン国務長官は、停戦についてはきっぱりと反対しています。その理由と...ガザ地区はもとよりパレスチナ国の領土では?
シャイロックよりも野蛮なネタニヤフ首相-現代版ヴェニスの商人の行方
今日まで読み継がれる数多くの名作を世に送り出したウィリアム・シェークスピア。没後凡そ400年を経た今日にあっても、『ハムレット』の‘生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ’という台詞がしばしば決断を迷う場面で口にされるように、時代を超えて読者の共感を呼び、心に残るのは、シェークスピタの作品には、誰もが理解し得る人間社会にあって重要な‘何か’が描き込まれているのでしょう。『ヴェニスの商人』もまた、現代にあってしばしばアナロジーとして語られる作品の一つです。『ヴェニスの商人』の面白さは、法学者に扮した若き令嬢ポーシアが知恵を働かせて高利貸しのユダヤ人シャイロックから‘一本取る’ところにあります。アントーニオは、親友でありポーシアの求婚者でもあるバサーニオーのために、借金の形に自らの「肉一ポンド」を与えるとする...シャイロックよりも野蛮なネタニヤフ首相-現代版ヴェニスの商人の行方
人道的中断であれ、停戦であれ、世界各地において戦闘中止を求める声が高まる中、イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスの壊滅、否、ガザ地区の制圧を目指した地上侵攻続行の構えを崩してはいません。もっとも、ポーズとしては停戦の条件としてハマスが連れ去った人質の解放を挙げているのですが、イスラエルとハマスとの間には、どこか気脈を通じている気配が感じられるのです。この‘気配’は、第六感によるものというよりも、両者が示す相互反応の観察に基づいています。既に、中東地域における過激派武装集団の存在自体が、CIAあるいはその背後にあって同組織をもコントロールする世界権力が育成・支援したとする指摘があります。ハマスもその一つである可能性も当然に頭に入れておくべきことです。そして、この疑いを一層強めているのが、両者に見られる幾つか...限りなく怪しいイスラエルとハマス