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ICJによる解決の第一法源候補はサンフランシスコ講和条約では
1952年4月28日、第二次世界大戦後に日本国と米英等の主要連合国諸国との間に締結されたサンフランシスコ講和条約(日本国との平和条約)が発効しました。この4月28日は、休日ではないものの、日本国が主権を回復した日として‘サンフランシスコ講和記念日’に定められています。70年以上の時が流れ、同講和条約は、既に過去のものとなった感があるのですが、昨今の日本国をとりまく国際情勢の悪化は、同条約を再び歴史の表舞台に引き出すかも知れません。それでは、何故、サンフランシスコ講和条約が、今日、時のかなたから蘇るのでしょうか。その理由は、日本国政府によるICJ(国際司法裁判所)への単独提訴の可能性にあります。昨日の記事にて述べましたように、既存の条約にあって紛争解決手段の条文にICJへの委託が明記されている場合には、同裁...ICJによる解決の第一法源候補はサンフランシスコ講和条約では
【4/1大泊~4/9小田﨑】岡本文平『窮北日誌』を読む会(第一回目)
何を血迷ったのか、ロシアのプーチン大統領は2月末に、隣国ウクライナへの軍事侵攻を命じました。民間人への容赦ない攻撃も行われ、犠牲者は日増しに増えるばかりです。核攻撃を厭わないプーチンの姿勢を見てか、ウクライナのNATO非加盟を理由にしてか、西側諸国は参戦をひかえ、経済制裁によってロシアに対峙しています。そんな中で、僕は改めて北方領土、とくに樺太の存在を思い出していました。【本文を読む前に】あまりにも残...
知床観光スポット陸路16選!【知床五湖】無料の秘湯、羅臼、北方領土、国後島まで解説!
知床半島の"ウトロと羅臼"を制覇しました! 早速ご紹介するのは、【知床五湖、知床横断道路、知床峠、日本最北東突端地、カムイワッカ湯の滝、無料の秘湯3選】など、知床の陸路ルートを全てまとめましたので、是非ご覧になってください!
また憂鬱な時期がやってきました。1945年8月、旧ソ連(ロシア)は日ソ中立条約を一方的に破棄し、北方領土に侵攻のすえ、多くの日本人を虐殺・強制連行しました。あれから70年以上がたち、ロシア人はウクライナで同じ過ちを繰り返しています。宇侵攻から1年半がたつ今、国際社会は「ロシア敗北後」を想定した、新たな国際秩序への模索を始めています。一方の日本社会はどうかというと、相も変わらずです。他人事ではないというのに...
樺太から宗谷海峡を隔てて向かい合う北海道には、ロシア人によって樺太から追放された住民が多く移り住み、樺太ゆかりの石碑も多く残されています。今回はその一つ、「樺太庁豊原中学校記念碑」を見るため、札幌市中央区の旭山記念公園にやってきました。記念碑は公園の片隅、ちょうどJRバス界川2丁目停留所のすぐ横に鎮座しています。目立たない場所にあるため、見落としてしまわないようご注意ください。記念碑は「上田校長頌徳...
旭展望台の「樺太記念碑」―北方への思いは消えず(北海道小樽市)
北海道小樽市の市街地西部にある「旭展望台」に登りました。こちらには小樽市街地を一望できる展望所があるだけでなく、かつてロシア人に侵略された樺太(南樺太)をしのぶ「樺太記念碑」が置かれています。今回は樺太記念碑を中心に、展望台周辺がどうなっているのか調べてみました。天台宗浅草寺旭展望台の麓は住宅街になっています。日銀通りから坂を上り続けると、突き当りには天台宗浅草寺が鎮座していました(写真上)。カト...
2004年夏に訪れて以来、およそ15年ぶりに新千歳空港を訪れました。今回は北海道らしい光景を重視しながら、飛行機を来て&見て&撮ってみます。福岡から飛行機で新千歳について早々、隣のエプロンに「エア・ドゥ」のラッピング機が止まっているじゃないですか!個人的に一番見ておきたい会社の機体でした。この「エア・ドゥ」は北海道を拠点とする航空会社ですが、福岡には就航していないため、これまで見たことがありません。まさ...