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こんばんは、わたしです。 今回はまた、知られているよう知られてないような、そんな神社を一つ 郷社 大根地神社 御祭神:稲荷大神 その他多数 鎮座地:福岡…
遅い昼食後、世界遺産に登録された 宗像大社 に向かう。 福岡空港到着が早かったため、ゆとりを持ってじっくりと見学することができました。 良かったです。 宗像大社へは、太宰府天満宮からゆっくり走って 車で1時間くらいの距離。 宗像大社は、宗像大社沖津宮(沖ノ島) 、宗像大社中津宮(筑前大島) 、九州本土の宗像大社辺津宮の三宮からなる国内屈指の古社。 それぞれ、田心姫神(たごりひめのかみ) 、湍津姫神(たぎつひめ...
ゴールデン・ウイーク前に3泊4日で九州を旅行してきました。 著名な世界遺産や国宝、国立公園など、人気の観光地を巡るという、風の向くまま気の向くままの一人旅。 九州には、必見の世界遺産や国宝、歴史ある神社、史跡、グルメなどが盛りだくさん。 会員になっているルートイン・ホテルズに泊まりながら、レンタカーで観光の王道コース巡ってきました。 九州初上陸は、爽快な達成感と満足感のオンパレード。 奇跡的に天候...
今回は福岡県中央部、嘉麻市に鎮座する「鴨生神社」をめぐります。この神社が鎮座する鴨生地区(旧稲築町)は、かつて炭鉱で栄えた地域です。昭和後期の閉山ラッシュを受けて、人口流出・衰退を余儀なくされましたが、商店街や炭鉱跡などに当時の面影を残しています。そんな鴨生地区の鎮守がここ鴨生神社です。鴨生第一公民館が併設されています。そこから参道を進み、小高い丘の上にたつ社殿に向かいました。▲神社横にたつ鴨生第...
新年度のスタートを祝うかのように、ソメイヨシノが満開を迎えています。開花時期はほぼ例年並みです。このまま週末にかけて、お花見できるコンディションが続くと思われましたが、悲しいことに雨が続く模様。場所によってはお花見できないまま、花散らしを迎えそうです。お花見できるチャンスは、あと1~2回しか残されていないかもしれません。もし晴れ間に出くわしたら、その時にしっかり満喫したいものですね。さて、今回は宗像...
年明けから半月ほどたち、半ば遅い初詣になりましたが、博多総鎮守の櫛田神社(福岡市博多区)へとやってきました。正月気分が抜けるころ、大きな神社では門松やしめ縄を燃やす「どんど焼き」が行われます。櫛田でもそれが行われているため、ついでにぜひ見ておきましょう。しかしながら、1月もすでに後半にさしかかっています。はたして、どんど焼きを見ることはできるのでしょうか?博多駅から大博通りを歩くこと10分、櫛田神社の...
宗像は山に抱かれた盆地状の土地ですが、周囲を取り囲む山の標高は概して低く、水源もそれほど多くありません。山奥深くに行くと、どの川もか細い沢になってしまい、水遊びするには足りないものばかりでしょう。そんな宗像には一か所だけ滝があります。その名も「妙見の滝」といい、市南東部は吉留地区の山奥深くにあります。あまりにも山奥にあるので、気になってはいたものの行く気になれませんでしたが、今回意を決して足を運ん...
今回お届けする愛宕神社は宗像市南東部、冨地原(ふじわら)地区に鎮座しています。この冨地原という地名は宗像屈指の難読地名で、私も宗像に来たばかりころは何と読むのかわからず、しばらく戸惑ったのを覚えています。悩みに悩んだ挙句、冨地原を「とみじはる」と読んでしまったのは内緒。加えて、ここ一帯は私にとっていまだに馴染みの薄い地区でして、車でもあまり通ることがありません。宗像~宮田市街地を結ぶ県道653号線が通...
今回お送りする氏八幡神社は宗像市北西部、田島地区の小高い丘の上にあります。同神社は宗像氏ゆかりの菊姫を主祭神としており、1565年にときの宗像大宮司・氏貞によって創建された田島地区の氏神です。境内の老朽化のため、2003年に大規模な修繕工事が行われ、社殿の解体修復、狛犬の設置、参道の補修等がなされました。主祭神の菊姫は宗像氏の家督相続争いに巻き込まれ、「山田事件」で氏貞サイドによって殺害された人物ですが、...
今回お送りする蘿(つた)神社は宗像市東部、陵厳寺の地内にある神社です。同地区内ある「田永宮」につきましては、下のリンクから参照のほど。「田永宮/石松尚季碑(宗像市陵厳寺)」神社入口は県道69号線から一段下の場所にあります。県道から直接入ることはできず、途中で分岐する道に一旦入り、そこから曲がって参道に至るようになっています。県道は言わずもがな、九州鉄道の廃線敷上にあります。ところで一の鳥居のちょうど真上...
4月下旬から5月上旬にかけて、九州各地では藤の花が見ごろを迎えました。今回は宗像市東郷地区にある、摩利支神社の藤棚についてお届けします。摩利支神社の社殿前には大きな藤棚があります。棚からは紫色の花が沢山垂れ下がり、一面を緑と紫色に染め上げています。いやぁ美しいかな・・・そんな藤の花が生み出す蜜を求めて、藤棚の中を蜜蜂や花蜂が沢山行きかいます。なるほど、棚の中に入ると良い匂いがするわけです。天気が良け...
この神社を探すまでかなりの時間がかかりました。今回訪れた村山田の天満宮は、私もよく通る市西部の村山田地区にあります。この辺の地理は心得ているつもりですが、天満宮だけはなかなか見つかりませんでした。2018年に入り、ようやく天満宮にたどり着けましたが、訪れてみて「なるほど見つからないわけだ」と思いました。旧3号線の村山田交差点から細い路地に入ると、村山田地区の集落に入っていきます。なんでも、天満宮は集落...
どの世界においても、知らないことで損することは多々あります。それを最近痛感したのが、宗像市内にある織幡神社での出来事でした。神社裏手にそびえる「鐘ノ岬」への入口が、境内奥にあることをつい最近知りました。あれだけ足しげく通う定番地なのに、入口の存在を知らないことで、鐘ノ岬に到達した経験はいまだにゼロです。岬からの景色がどんなものか、さっそく調べてみようじゃないですか。▲織幡神社入口まずはいつも通り、...
今回は宗像市朝町地区にある、村社八幡宮をめぐっていきます。同神社は朝町の中心部・中村集落にある神社で、かつて付近にあったという竹重宮が合祀されています。▲2013年9月撮影上の写真だけ2013年に撮影したものです。朝町公民館の横に参道が通っています。鳥居は計3基あって、そのうち二の鳥居には「竹重宮」という扁額が掲げられています。▲村社八幡宮の参道を通る▲二の鳥居の扁額は「竹重宮」二の鳥居をくぐって石段を上がると...
今回は福岡県宗像市朝町にある、昼掛八幡宮をめぐっていきます。同神社は朝町地区南東部にある、昼掛集落のすぐ横に鎮座しています。また、神社のすぐ南側には、宮若市との境界線がひかえています。入口から石段を上がり、社殿を目指すも何か物足りません。何というか、大切なものが一つ欠けているような気がするのです。ハテなにかと気になり、少し考えてみたところ、鳥居がないことに気が付きました。石段の踊り場に足を踏み入れ...
こういう時期だからこそ、普段後回しにしていたことに熱中できます。たとえば、宗像近郊の町めぐりなんかどうでしょう。旅行ばかりしていた分、後回しにしていたことです。クロスバイクを手に入れたことで、少し遠い距離でも難なく行けるようになりました。軽くて速度の出るクロスバイクは、公共交通機関のない地域ではとくに重宝します。今ではポタリングが休日の気晴らしになり、これまで行かなかったような場所にもいくようにな...
現在の福岡県宮若市西部にはかつて、吉川村という自治体がありました。昭和の大合併で若宮町に吸収されるも、その名は現在に至るまで残されています。今回はその一つ、吉川総鎮守こと「日吉神社」をめぐります。日吉神社(山王宮)由緒鎮座地 福岡県鞍手郡若宮町大字下字高宮一一六九番地御祭神 大国主命 大山咋命 應神天皇 五男三女大神 二柱大神 邇々藝命 事代主命相殿 三島明神 氷川明神社説に述ぶる所次の如し、人皇...
今回は福岡県北西部、糸島市波多江にある波多江神社をめぐります。ずいぶん昔のことですが、この近くに住んでいました。同級生も波多江地区に多くいたはずですが、不思議なことに、202号線バイパスから南の方(前原東中・平原遺跡近辺)にはあまり行ったことがありません。よってこの神社を訪れるのは今回が初です。祭神國常立尊天照皇大神倉稲魂命大己貴命鸕鶿草葺不合尊祭典行事一月一日・新年祭三月:初午祭四月二十日:春大祭七...
八龍神社(宗像市村山田)―到達難易度高し!荒れ果てた境内にあるものとは
探索を思い立ってからここまで、じつに5年もの歳月が流れました。今回は宗像市西部、村山田地区にある八龍神社をめぐります。その場所はGoogleマップにも記載されていますが、到達するうえで一つ難関が待ち受けていました。神社入口が見当たらないのです。おかげで入口を探すところから始まりました。入口の候補地は2か所あります。うち1か所は雑草も少なくアプローチしやすそうですが、「よその庭」っぽい雰囲気があって、思わず...
若八幡宮(福岡県宮若市沼口)―長い参道が目印!神功皇后をまつる社
今回は福岡県宮若市北部、沼口にある若八幡宮をめぐります。祭神は応神天皇・神功皇后・武内宿禰。この神社は神功皇后ゆかりの地らしく、山口川東岸部の都地集落に鎮座しています。▲若八幡宮の参道は長い神社参道は山口川の東岸から伸びています。一般的な旧村社クラスに比べ、幾分か長さを持つのが特徴です。一の鳥居から二の鳥居までの間、アスファルト舗装された平地の参道が続きます。▲二の鳥居を抜けると石段が待っているそし...
かつての町名を冠している以上、無視するわけにはいきませんよね。今回は福岡県北部、宮若市にある若宮八幡宮をめぐります。旧社格は郷社。かつての若宮町中心部・福丸地区からやや北に離れた、水原地区に鎮座する神社です。若宮という名前の通り、仁徳天皇のほか、応神天皇・神功皇后・武内宿禰を祭神としています。▲若宮八幡宮入口(旧若宮小学校前には石灯篭も一対置かれている)神社入口はちょうど金丸・水原両地区の境界上に...
今回は宗像市曲地区にある、貴船宮をめぐります。最近になって大規模な修復・改築が行われたらしく、鳥居・社殿・参道ともに真新しい姿を見せていました。后曲集落の中を通り抜けると、真新しい鳥居が見えてきました。ここが貴船宮です。同名の神社は市内各地にあって、いずれも農村集落の鎮守として機能しています。社殿の周囲は切り開かれており、日当たりの良い場所になっていました。境内に入ると、古い石柱が残っていました。...
今回は宗像市南東部、名残地区にある立山天満宮にやってきました。その名の通り、立山という名前の集落内にある天満様です。集落に入って少し進むと、神社入口が見えてきました。立山は小規模な集落で、民家は4~5世帯ほどしかありません。民家は山裾の一点に密集しており、神社はその脇の山に鎮座しています。境内には鳥居がなく、入口には石柱が1対あるのみです。その奥には整備された階段が延びていました。山奥の神社には整備...
今回は宗像市名残地区にある、須賀神社をめぐっていきます。名残公民館のある伊豆丸集落から道を南下すると、やがて左手に浪寄神社が見えてきます。この神社をスルーして、さらに進んでいくと、今回の目的地・須賀神社に至ります。周囲は山に抱かれた谷状の土地で、名残川の上流域にあたります。川の水質は良く、ホタルが餌とするカワニナが多く生息しています。ホタルウォッチングの隠れた名所としても有名な場所なのです。須賀神...
地図や資料を見るたびに、思いがけない場所に神社があることを知らされます。今回は宗像市中央部、稲元地区にある貴船神社をめぐります。地図によっては「神社跡」と表記されている点からして、今は管理されていないのかもしれません。『宗像郡誌 上編』のうち、無格社の項目に同神社の説明が記されています。貴船神社河東村大字稲元字松山にあり。〔神社帳〕一、祭神 高おかみ※神一、由緒 寛政九年八月一日創立。※:漢字が普通...
太神宮(宗像市河東字野口)―小集落の傍らに開口する神秘的参道
今回は宗像市中部、河東地区に鎮座する太神宮をめぐります。実をいうと、数年前にも同神社をブログ内で扱いました。ところが、気が付かないうちに当該記事を消去したらしく、このように再執筆することにした次第です。『宗像郡誌』上巻では、以下のように記載されています。太神宮河東村大字河東字野口にあり。〔神社帳〕一、祭神 豊受大神一、由緒 不詳。例祭陰暦九月六日〔筑前國續風土記拾遺〕河東村大神宮 野口に在。宮山坪...
今回は宗像市北東部、田野地区に鎮座する「依岳神社」をめぐります。目次1 依岳神社とは?2 一の鳥居から二の鳥居までが長い!3 鳥居の残骸が痛々しい...土砂災害の爪痕残る参道4 社殿・植樹5 各集落の氏神が祀られた末社依岳神社とは?神社の由緒が分からないときは、伊東先生の『宗像郡誌』をあたるのが無難です。依嶽神社の項目に詳細が記されていました。依嶽神社池野村大字田野字依岳にあり。〔神社帳〕一、祭神気長足姫...
大歳神社(岡垣町波津)―シベリア出兵ゆかりの砲弾型石像に注目
今回は福岡県岡垣町西部、波津地区に鎮座する大歳神社をめぐります。波津地区は宗像市と境界を接する漁村で、北は響灘、南は湯川山に挟まれています。鐘崎をやや小さくしたような場所です。そんな波津の中心集落をすすむと、大歳神社の鳥居が見えてきました。▲大歳神社入口一の鳥居の先には短い参道があって、さらに階段を数段上った先には平たいスペースがあります。神社によくある地形・構造ではないでしょうか。▲立派なソテツさ...
さすがに鳥居のない小祠クラスとなれば、近所でも気づかないことが多いです。とくにここ数年は、宗像の神社について網羅した『宗像郡誌』(伊東尾四郎氏)や、国土地理院地図に助けられています。今回は宗像市北部、江口地区の原集落にある原神社を訪れました。▲原神社が鎮座する原集落飛び地ではないものの、この集落は江口地区の他集落から遠く離れています。地理的には江口というよりもむしろ田野です。事実、田野地内の集落(...
今回は宗像市名残地区にある、浪寄神社をめぐっていきます。同神社のある名残地区は、市の南東部に位置しています。周囲が新興住宅地として整備されたのとは対照的に、古き良き里山の姿を濃厚にとどめているのが特徴です。山田地区と並んで、宗像市屈指のホタルの名所としても知られています。神社は伊豆丸集落の南の外れに鎮座しています。集落から200メートル南に進むと、参道入口が見えてきました。車道からだと鳥居は見えませ...
今回は宗像市徳重地区にある、照日神社をめぐっていきます。同神社のある徳重地区は宗像市南東部に広がっています。地区の東西を国道3号線バイパスが通り、周囲は福岡市のベッドタウンとして宅地化されています。農地は少なく、住宅地の印象が強いです。照日神社は日当たりの良さそうな場所に鎮座しています。鳥居は1基のみたち(扁額は「照日宮」)、その奥には手水鉢と小さな社殿・末社が建っています。境内自体はそこまで大きくあ...
大島屈指の観光地といえば、何と言っても宗像大社中津宮。こちらを挙げずして、大島観光を語ることはできないでしょう。宗像大社と称される3社(辺津宮・中津宮・沖津宮)の中でも、ここ中津宮は文字通り、辺津宮・沖津宮に挟まれた位置にあります。宗像大社の一角を構成するだけに境内は広く、社殿には豪華な造りがなされています。大島の中で最も開けた島南部にある同神社は交通の便良く、港から徒歩で5分ときわめて好立地にありま...
今回は福岡県鞍手町南部、室木地区に鎮座する六嶽神社をめぐります。六岳神社と室木神楽(町指定無形文化財)六岳神社は三女神を祀る近郷で最も由緒古い神社である。筑前風土記逸文の中に「宗像の大神天より降り崎戸山(六岳の古称)に居ましし時云々」とある。室木神楽は江戸に直方多賀神社宮司青山雅楽頭が京都より宮中に伝わる神楽を伝え帰り、鞍手地域に拡めた優雅な神楽である。はじめは神社人が舞い奉納していたが、明治以降...
宗像市多禮にある、石鎚神社の様子をお送りします。同神社は多禮地区の山を登りに登った場所にあり、神社に参拝するというよりも、山に登るといった方が良いのではないかと感じたものです。石鎚神社は未舗装路を進んだ先にあります。神社の場所を示す標識があるほか、入口には「石鎚神社参拝道」と刻まれた石柱が建っているので、それらを目印にすると良いでしょう。未舗装路の坂を登ると、参拝者向けの駐車場が見えてきます。しか...
市制施行前の痕跡を発見!カーブミラーに残る「宗像町」(宗像市宮田)
市の端っこではないのですが、未だ足を踏み入れたことのなかった宮田地区中心部を訪れました。宗像市内はだいたい制覇しただろうとは思っていても、意外と身近な場所で行ったことのない場所があります。今でこそ「宮田」は独立した町字になっていますが、元々は南隣の曲地区に属していたところで、別名「曲本村」ともいいます。その名のとおり、かつては曲村の「本ムラ」だったようです。地区内には貴船神社(写真上)があります。一部整地...
新原神社・新原地蔵堂 (福岡県須恵町) 付録:崩れかけた木造長屋
今回は福岡県須恵町新原地区にある、新原神社をめぐっていきます。こちらは神社というより、むしろ仏堂に近い場所で、境内に地蔵が祀られていることから、「新原地蔵堂」とも呼ばれています。入口には鳥居がありません。古びた拝殿と仏像を収めた本殿、そして地蔵堂が鎮座しています。神社横には消防団の新原分団があります。新原神社を訪れる際は、この消防団の建物を目印にするとよいでしょう。神社境内には本殿に収められた仏像...
今回は遠賀町別府に鎮座する「今泉神社」をめぐります。この神社は駐車場が拝殿前に設けられており、車を降りるとすぐ目の前に拝殿があります。そのため、参道の階段を登ることなく参拝できるようになっています。▲鳥居は計2基。一の鳥居は昭和12(1937)年10月建立、二の鳥居は刻銘が判読できず建立年不明。扁額は順に「今泉神社」「今泉社」。▲拝殿▲本殿▲水盤▲分解された石燈籠旧暦嘉永7(1854)年8月の建立。▲形状も様々な末社境内には...
今回は遠賀町今古賀にある「八劔(やつるぎ)神社」をめぐります。当神社は旧3号こと県道299号((岡垣遠賀線)沿いに鎮座しており、神社境内を遮る木々の類は殆どありませんから、周辺の地理に不慣れな僕でも見つけやすかったです。また、境内のすぐ東側にはかつて国鉄芦屋線が通っていました。遠賀川駅周辺が区画整理された中でも、カーブを描く廃線跡が一部、道路として残っています。▲神社入口鳥居は一基、神橋あり。▲神橋▲手水...
福岡県筑後市南部、JR筑後船小屋駅の近くにある小さな神社「八幡神社」にやってきました。筑後市と瀬高町の境界が近い津島地区に鎮座しています。由緒によると、同神社は宇佐八幡とゆかりのある廣田八幡宮からの勧請により建立されました。建立年は1665年と伝えられており、およそ350年の歴史があります。なお、廣田八幡宮はみやまし瀬高町に現存しています。その姿を見て驚きました。境内に植えられた銀杏の木は黄色く色づき、地...
宗像市内にある神社と聞いて、真っ先に思い浮かべるのが宗像大社・八所宮の二つです。いずれも正月になれば初詣客でにぎわいますし、それ以外のときでも参拝者が絶えません。昨年末、八所宮の近くを通っていると、初詣の看板を見つけました。なんでも三が日の間、境内で甘酒・あめ湯が振舞われるとのこと。そういえば、あめ湯って飲んだことがないな...と思い、お参りついでにいただこうと、三が日最終日の八所宮に向かいました。...
今回は宮若市北西部、水原地区に鎮座する貴船神社をめぐります。鎮座地は片熊集落の南東隅、ちょうど善徳寺の真横です。立派な本堂を持つ善徳寺とは対照的に、貴船神社の境内はかなり小さく、大半が石造物で構成されています。御神体は小祠の中に安置されていました。なお、祠の背後には庚申碑が3~4基ほど鎮座しています。▲神社全景▲一の鳥居▲縁がすり減った水盤▲祠・石燈籠・庚申碑撮影日:2022年12月30日...
今回は宮若市北部、下有木(しもあるき)地区に鎮座する熊野神社をめぐります。その位置は旧笠松村の中心地に近く、北側には旧笠松小学校が、すぐ南には古い公営住宅街「旭ヶ丘」があります。東に向かって山を越えると、そこにあるのはトヨタ九州の巨大工場です。神社自体に目をやると、その場所には下有木古墳群もあります。墳丘自体は確認していませんが、境内から山中に入っていけば、小古墳が手つかずで残っていることでしょう...
今回は福岡県宮若市北部、倉久地区に鎮座する春日神社をめぐります。その位置は宗像市との境界に近く、県道87号線の論地峠が間近に控えている、山がちな地域です。東側にはゴルフ場が広がり、そこを越えれば鞍手町に至ります。南西部の丘陵地にあるのはトヨタ九州の巨大な工場です。▲神社入口▲一の鳥居倉久川に架かる赤い橋を渡ると、一の鳥居が見えてきます。参道上に鎮座する鳥居は計2基。その間には水路なき太鼓橋と、4~50段程...
今回は宗像市東部、武丸地区に鎮座する武守権現神社をめぐります。武丸といえば「正助ふるさと村」ですが、同神社が鎮座する久戸集落は、そこから相当離れた場所にあります。すぐ目の前をJR鹿児島本線が通り、国道3号線バイパスからはトラックの轟音も聞こえてくる、かすかに「都市圏の空気」を感じる山村です。▲鳥居神社入口は急なスロープになっています。その脇には「権現神社」「福知神社」と書かれた標柱が立っていました。こ...
岡垣町「赤鳥居」の先には何がある?旧3号線から奥に入ってみた
宗像市から岡垣町に行くとき、国道3号線の岡垣バイパスではなく旧3号線を通っていると、左手に大きな赤鳥居が見えます。今回は岡垣近郊にお住いの方ならだれもがご存知であろう、この「赤鳥居」について詳しく探りを入れてきました。赤鳥居は岡垣町西部、上畑地区へと続く町道の入り口に立っています。近くにあるバス停の名称「赤鳥居」から察するに、この鳥居は一帯のランドマーク的存在として認知されているのでしょう。この巨大...
今回は新宮町南東部、原上(はるがみ)地区に鎮座する川上神社をめぐります。当神社が鎮座するのは、新宮町のなかでも特に山深い地域です。山城で有名な立花山の中腹にあたり、一帯には畑・住宅地が混在しています。そんな原上地区と、それに隣接する三代地区の氏神として崇敬されてきたのが、ここ川上神社です。当初は香椎宮の末社として建立されたものが、やがて村の鎮守に変化していった模様。川上神社川上神社は、もとは旧立花...
今回は古賀市東部、川原地区に鎮座する天満宮をめぐります。古賀市といえば福岡市のベッドタウンですが、国道3号線バイパスよりも東側には、今ものどかな田園風景が残っています。鎮座地は川原の中でも北側にあたり、すぐ北を流れる谷山川を越えると、そこから先は新原地区です。▲神社全景正面には鳥居が一基、石燈籠が一対あります。境内はそれほど広くありません。鳥居前に立つと、境内全体が見わたせました。▲どんど焼きの跡?▲...
今回お届けする「三春天満宮」は福岡県うきは市東部、三春地区にあります。同神社は大分県との県境から2キロほどしか離れておらず、その位置はちょうど朝倉平野の東端部にあたります。東側には日田の山々が、南側には耳納山地、北側には朝倉の山々が迫り、三方を山に囲まれています。三方の山で蓄えられた水はやがて川になって下り、筑後一帯の水田を潤します。そのおかげで、筑後川流域は九州屈指の米処となり、数多くのブランド...
福岡県宮若市西部の旧若宮町には古代、多くの古墳が築造されました。その中には装飾古墳として有名な竹原古墳も含まれ、犬鳴川流域が古くから栄えていたことを今に示しています。今回は宮若市にある唯一の前方後円墳で高野地区にある剣塚古墳を訪れました。剣塚古墳は犬鳴川と黒丸川に挟まれた、小高い丘の上にそびえています。そこからすぐ東側に向かうと、先ほど申した2つの川の合流点があります。現在、古墳所在地には興玉神社...
福足宮は宗像市中央部の須恵地区にあり、水田地帯を開発して誕生した大型複合商業施設「くりえいと宗像」がその近くに位置しています。一帯は宗像市を代表する商業地域として栄えており、今後もさらなる発展を見せてくれることでしょう。 この神社は県道291号(野間須恵線)から少し奥に入った場所にあり、県道から鳥居・社殿などを見ることはできませんが、参道入口に石柱があるので、それを目印に進むと、神社に至ることができます...