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【施設紹介】JR後藤寺線 下鴨生駅(福岡県嘉麻市)―駅舎跡に栄枯盛衰を見た
今回は福岡県中央部、嘉麻市にある下鴨生駅をめぐります。同駅にはJR後藤寺線内で唯一、交換設備があります。1986年まで国鉄漆生線が分岐しており、線内屈指の主要駅として機能していました。売店付きの立派な駅舎もありましたが、利用者が減ると無人化され、2000年代に取り壊されました。再建されないまま今日に至ります。晩年の駅舎は荒廃がひどく、全盛期の面影を感じるのも難しいほど、寂れ切っていました。▲駅全景実際に来て...
田畑に囲まれた長閑な場所。福岡県嘉麻市「小次郎の里」へランチに赴いた。店内はウッドハウスになっており温かみのある雰囲気。レジ前のスペースには養鶏場直送の卵や地元産の野菜、加工品などが豊富に取り揃えられていた。お土産選びが捗る。
極上の牛乳を探しに。福岡県嘉麻市「白木牧場」へ到着。実はここは、国の厳しい衛生基準を満たして無殺菌でも販売できる「特別牛乳」を生産している牧場。認定を受けているのは全国でわずか4カ所。そのうちの1カ所がこちら。とんでもなくレアな牛乳の産
まだ手つかずの場所も...JR上山田線の廃線跡をたどる【2001年】
小学生にしてはやくも「廃線鉄」に目覚めた僕にとって、1988年に廃止されたJR上山田線(飯塚~豊前川崎)は興味深い研究対象でした。廃止から10年以上たってもなお、手つかずで残っている区間が多いのだから、そりゃもう関心を持つわけですよ。ところが2010年代に入ると、廃線跡の整備が一気に進んだことで、嘉穂信号場や旧真崎駅の風景は一変しました。2000年代のうちに、おもな遺構を記録に残せたのは僥倖でした。廃止からまだ13...
まさかのまさか、筑豊の山奥に顔出しパネルがあるなんて...。web観光協会を自称するからには、観光資源として重宝される「顔出しパネル」を無視するわけにはいきません。それがどこにあるかと言いますと、福岡県中央部を縦に流れる遠賀川の源流です。嘉麻市の山奥深く、ちょうど旧小石原村(東峰村)との境界付近に、源流を示す小さな公園が整備されていて、そこに顔出しパネルが置かれています。飯塚方面から国道211号線を南下す...
今回は福岡県中央部、嘉麻市にある沖出古墳をめぐります。この古墳は4世紀終盤に築かれた、墳丘長は68メートルの前方後円墳です。その場所は旧稲築町・旧山田市にまたがる丘陵地帯の先端部にあたり、丘陵の一部を切り崩し、それを加工する形で築かれています。▲沖出古墳はこんな形!飯塚と日田を結ぶ国道211号線からわき道にそれ、旧山田市街地の方に進むと、ほどなくして左手に立派な古墳が見えてきます。駐車場に車を止め、さっ...
下鴨生(しもかもお)駅は後藤寺線の中間地点にあり、唯一交換可能な駅です。 かつては漆生線が分岐しており、石炭輸送列車で賑わう交通の要所でした。 エネルギー革命による石炭需要の減少に加え、同駅から分岐していた漆生線も1986(昭和61)年に廃止されるなどして、駅の規模は徐々に縮小されていきました。 1994年に無人駅となり、駅舎は荒廃の一途を辿っていましたが2004(平成16)年に取り壊されました。写真はいずれも2002年頃に...