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ご家族でのお客様に『まずはレンタルで!』とレンタルを進める訳?
2016年4月にフォーシーズン号からスタートしたキャンピングカーのレンタルもフォーシーズン号とワンちゃんO.K.ズー号の2台体制になり現在のジル号へ!早いです…
『キャンピングカーのレンタルが初めてで運転が心配』、『装備が多すぎて覚えられない』という方に^^
キャンピングカーのレンタルを始めて4月で9年目を迎えました!開業当初は遠くは東北から沖縄まで幅広い地域の方からご来店いただいていましたが、コロナからここ数年は…
今日はクモヤ443が筑豊本線~篠栗線を走るということなので、撮影してきました。今回の撮影地は、小竹駅周辺。例のジャンボタニシ卵もあります。実をいうと、クモヤがいつくるのか知らないまま、ここまで来てしまいました。もしかすると、すでに通過しているのかもしれない。もしかすると、通過までに2~3時間も待たないといけないかもしれない。そう思いながら撮影地を目指して歩いている時のこと。見慣れないパンタグラフが草む...
キハ52-134ラストラン「クリスマストレイン」運転【2000年12月】
2000年12月23日朝、 汽車倶楽部主催の「蒸気機関車59647号機静態保存記念列車の旅」に参加するため、直方駅のホームにいました。 当時、筑豊本線がまだ非電化ということもあり、キハ200系は身近な存在でした。現在は長崎で奮闘するキハ66・67系も筑豊を舞台に走っていました。そんな時代です。「カランカランカラン・・・」ホームで列車を待っていると、遠くから聴きなれないエンジン音とともに、いかにも古そうな単行のディーゼル...
旧直方気動車区に放置されるキハ52-134+キハ52-132【2003年】
JR筑豊本線が電化され2年がたった2003年。直方駅から新入駅の間にあった旧直方気動車区(直方運輸センター)跡地からは、電化後留置されていた50系・12系客車の姿がなくなり、雑草が生い茂っていました。 そんな中、懐かしい雰囲気の漂うディーゼルカー「キハ52形」2両が野ざらしで放置されていました。▲手前から、キハ52-134、キハ52-132晩年のキハ52はおもに後藤寺線で使用されていましたが、線路上に直接排泄物を落とす旧式のトイ...
電化前の直方界隈を撮る:キハ200系&平成筑豊鉄道【1999年】
JR筑豊本線(福北ゆたか線)と平成筑豊鉄道との並走区間は複々線になっており、昔だったら壮大な9600牽引の貨物列車を見ることができたことでしょう。 直方市石炭記念館そばの陸橋で列車を待っていると、キハ200系のワンマン黒崎行きが、足取りも軽そうに通過していきました。石炭記念館敷地内に見えるのは、かつて貝島炭坑で活躍したコッペル22号機関車で、これは大正14年にドイツから輸入されたものです。 撮影に利用した陸橋は...
今日は直方市・遠賀川河川敷へ散歩に行ってきました。チューリップは未だ咲いていませんでしたが、菜の花が一面に広がっています。外を出て回るにはもってこいの気温・天気ということもあってか、多くの親子連れでにぎわっていました。シートを広げ、お弁当をモグモグ。暖かい春の微笑ましい光景が至る所で見られました。さて、ここからが本題。実はこの河川敷、彦山川と分かれるあたりにヤギがいます。角が勇ましい雄ヤギ一頭、そ...
宮若市の追い出し猫さくら、ドリームホープ若宮に登場!もうやりたい放題...
農産物直売所「ドリームホープ若宮」(福岡県宮若市脇田)が新店舗に移転しました。それから間もない4月17日に、宮若市のご当地キャラクター(所謂ゆるキャラ®)・追い出し猫「さくら」がやってくるというので、ポタリングついでに見に行ってみることに。▲閉鎖されたドリームホープ若宮旧店舗2019年9月に天神中央公園で催された「筑豊フェア」以来、およそ2年半ぶりのさくらです。隣町のマスコットではありますが、台湾と同様に「...
宮若市の追い出し猫さくら、ドリームホーム若宮ではじめてのおつかいに挑戦!
2022年4月17日、ドリームホープ若宮に追い出し猫「さくら」が登場しました。今回は12時のグリーティングを見届けたのち、15時開始分のグリーティングにも立ち会うことに。公式情報によると、15時分は若干イレギュラーな活動になるそうです。なんでも、さくら単独で店内に入り、「はじめてのおつかい」と銘打って、スタッフに指示された食材を調達するとのこと。目次1 暇つぶしに犬鳴ダムを一周する2 追い出し猫さくら×はじめての...
【施設紹介】平成筑豊鉄道伊田線 糒駅(福岡県田川市)―ボクシングジムがある駅
今回は福岡県中央部、田川市にある糒駅をめぐります。平成筑豊鉄道伊田線には経営移管後に設置された駅が多い中、同駅は国鉄時代から存在する数少ない駅です。ネーミングライツの関係で、「神田商店・糒駅」と呼ばれることもあります。駅番号はHC12。▲駅舎駅舎は国鉄時代のものを流用していますが、移管後に減築され、駅員室(写真上・右側)跡にはボクシングジムが建てられました。当初の待合室には現在、碁会所が入居しており、...
今回は福岡県中央部、糸田町にある松山駅をめぐります。この駅の歴史は浅く、経営移管後の1997年に開業しました。駅前を流れる中元寺川にちなんでか、「カモの駅」という愛称名があります。駅番号はHC52。▲中元寺川沿いに立地する松山駅この駅を語るうえで、中元寺川の存在は外せません。糸田線は豊前大熊~糸田駅間でこの川と並走します。ホームから駅外に出ると、そこは中元寺川の堤防です。駅敷地が狭いため、駅全景を撮る場所...
ポタリングの記録(100km:宗像⇔田川)―メインはへいちく駅めぐり
じつに見事なまでの走行距離ジャスト100kmでした。これまで筑豊方面へのポタリングは数回経験済みですが、まだ田川方面に入ったことがありません。昨年、直方市中泉まで行って以来、平成筑豊鉄道の駅をまわりながら、田川まで行きたいと思っていました。さいわい、直方から田川までは英彦山川を遡上する関係で、大きな峠越えはありません。平坦な川沿いということで、ロングライドになったとしても短時間でこなせるでしょう。久々...
宗像市の南隣にある宮若市では、招き猫の一種で特産品の「追い出し猫」を利用した町おこしが行われています。つい数年前には、ご当地キャラクターも登場したばかりです。今回は追い出し猫ゆかりの地をたずね、山口にある猫塚を訪れました。(2013年5月18日、写真を全て差し替えました)猫塚は宗像市との境界を越えてすぐ南側の、県道30号・県道92号に面した場所にあります。九州自動車道もすぐ近くを通っています。猫塚前にはJRバス...
今回は福岡県北部、福智町にある市場駅をめぐります。JR九州から平成筑豊鉄道への経営移管後に誕生(1990年)した駅の一つで、きわめてシンプルな構造なのが特徴です。駅番号はHC6。▲駅周辺の風景市場駅は川沿いの低地に立地しています。集落中心部にたち、駅前広場や駅前通り・焦点類が発達している国鉄時代の駅(中泉など)とは対照的に、水田ど真ん中に設置されている停留所です。▲田川伊田方面乗り場同時期に誕生した駅と同じ...
福岡県宮若市西部の旧若宮町には古代、多くの古墳が築造されました。その中には装飾古墳として有名な竹原古墳も含まれ、犬鳴川流域が古くから栄えていたことを今に示しています。今回は宮若市にある唯一の前方後円墳で高野地区にある剣塚古墳を訪れました。剣塚古墳は犬鳴川と黒丸川に挟まれた、小高い丘の上にそびえています。そこからすぐ東側に向かうと、先ほど申した2つの川の合流点があります。現在、古墳所在地には興玉神社...
【施設紹介】平成筑豊鉄道伊田線 ふれあい正力駅(福岡県福智町)
今回は福岡県北部、福智町にある「ふれあい正力駅」をめぐります。ひらがな入りの駅名からも分かるように、JR九州から平成筑豊鉄道への経営移管後に誕生(1997年)した駅の一つです。ネーミングライツの関係で、「正力ユーカリ園・ふれあい正力駅」と呼ばれることもあります。駅番号はHC7。▲駅周辺の風景駅周辺は旧赤池町の中心部にあたり、住宅地や商業施設が立ち並んでいます。親類が筑豊にいる関係で、赤池は個人的になじみ深い...
今回は福岡県北部、福智町にある人見駅をめぐります。駅番号はHC9。JR九州から平成筑豊鉄道への経営移管後に誕生(1990年)した駅の一つで、隣の金田駅とはわずか700mしか離れていません。藤棚や市場など、同世代に誕生した駅にもいえることですが、かなりシンプルな構造です。▲ホーム全景上下線で分離されたホーム出入口や鉄骨式ホームは、同世代に誕生した他の駅でも見られる構造です。▲橋向かいに金田駅が見えるホーム端から金...
下鴨生(しもかもお)駅は後藤寺線の中間地点にあり、唯一交換可能な駅です。 かつては漆生線が分岐しており、石炭輸送列車で賑わう交通の要所でした。 エネルギー革命による石炭需要の減少に加え、同駅から分岐していた漆生線も1986(昭和61)年に廃止されるなどして、駅の規模は徐々に縮小されていきました。 1994年に無人駅となり、駅舎は荒廃の一途を辿っていましたが2004(平成16)年に取り壊されました。写真はいずれも2002年頃に...
今回は福岡県宮若市北部、倉久地区に鎮座する春日神社をめぐります。その位置は宗像市との境界に近く、県道87号線の論地峠が間近に控えている、山がちな地域です。東側にはゴルフ場が広がり、そこを越えれば鞍手町に至ります。南西部の丘陵地にあるのはトヨタ九州の巨大な工場です。▲神社入口▲一の鳥居倉久川に架かる赤い橋を渡ると、一の鳥居が見えてきます。参道上に鎮座する鳥居は計2基。その間には水路なき太鼓橋と、4~50段程...
今回は宮若市北西部、水原地区に鎮座する貴船神社をめぐります。鎮座地は片熊集落の南東隅、ちょうど善徳寺の真横です。立派な本堂を持つ善徳寺とは対照的に、貴船神社の境内はかなり小さく、大半が石造物で構成されています。御神体は小祠の中に安置されていました。なお、祠の背後には庚申碑が3~4基ほど鎮座しています。▲神社全景▲一の鳥居▲縁がすり減った水盤▲祠・石燈籠・庚申碑撮影日:2022年12月30日...
今回は宮若市北部、下有木(しもあるき)地区に鎮座する熊野神社をめぐります。その位置は旧笠松村の中心地に近く、北側には旧笠松小学校が、すぐ南には古い公営住宅街「旭ヶ丘」があります。東に向かって山を越えると、そこにあるのはトヨタ九州の巨大工場です。神社自体に目をやると、その場所には下有木古墳群もあります。墳丘自体は確認していませんが、境内から山中に入っていけば、小古墳が手つかずで残っていることでしょう...
今回は福岡県北部、宮若市福丸地区に鎮座する日吉神社をめぐります。鎮座地は旧若宮町の中心部にあたり、参道はかつてのメインストリート(追い出し猫横丁)に開口しています。現在のメインストリート(県道21号線)が参道を横切る関係で、境内は南北で二分されているのが特徴です。▲鳥居と追い出し猫▲参道全景▲福丸コミュニティセンター県道21号線を横断すると、向かって正面奥に社殿が、右手に公民館・護国神社・忠魂碑が、左手...
今回は福岡県北部、宮若市に鎮座する「日少(ひわか)神社」をめぐります。北斗宮という別名を持つ、とても小さなお社です。鎮座地は「天空の城」こと清水集落を擁する黒丸地区で、麓よりの尾園集落内に鎮座しています。まずは当神社の由緒について軽くご紹介します。日少神社御祭神伊邪那岐命伊邪那美命縁起当社は初代太宰少弐(武藤)資頼の長男である資能の息筑後守経資が、正応元年に嘉穂郡庄内村に祭祀した日少神社の御祭神を...
筑豊篠栗鉄道事業部直方運輸センターで開催された「福北ゆたか線フェアin直方」に行ってきました。▲直方駅に停車中の813系(R017編成)と415系(Fm-507編成)JR東日本から譲渡されたFm-507編成の姿を見ることができました。▲813系(R228編成)直方駅からは歩いて、会場のある直方運輸センターへ。会場では485系国鉄色が展示されていました。本日直方入りしたのは、ドアレール由来の飾り帯が復元されているタイプでした。▲ホームライナー 出...
筑豊が好き!シリーズ第2弾 福岡県のど真ん中にある嘉麻市に福岡県の最北、北九州市からのドライブは、片道1時30分以上かかります。200号線を飯塚方面に道なりに進んで、右手にローソン、うちだやが見えたら左折して、飯塚庄内を通るルートです。ルートはいくつかあります。
今回は福岡県北部、飯塚市勢田に鎮座する須賀神社・貴船神社をめぐります。その位置は勢田地区の中央部、下勢田集落の丘陵上にあたります。それぞれ独自の参道を持っていますが、境内奥でつながっているのが特徴です。全体的に日当たりがよく、清掃の行き届いた神社だと思います。須賀神社▲鳥居▲社殿▲地神様貴船神社▲鳥居▲境内全景(じつは須賀神社と奥で繋がっている)▲裏参道(奥は下勢田集落)▲西比利亜戦役記念碑▲拝殿▲本殿撮...
宮若ふるさと祭2023(2=完)―追い出し猫サクラ&タマの会場まわり
宮若市に秋到来を告げるイベント「宮若ふるさと祭」が、4年ぶりに開催されました。このイベントに欠かせない存在といえば...そう、追い出し猫です!イベントフィナーレが近い14時半、休憩を終えた追い出し猫「サクラ」が会場に戻ってきました。妹分のタマも一緒です。まずはサクラの様子から追ってみましょう。福岡発のご当地特撮「ドゲンジャーズ」でおなじみ、ローカルヒーロー「ビンチョウファイヤー」と合流して、さっそくミニ...
それにしても、今年の猛暑はなかなかハードでした。それが過ぎれば、いよいよイベントの季節が到来します。着ぐるみ活動がしやすくなるせいか、マスコット系イベントが集中して催されるのも、だいたい秋ごろです。猛暑がひと段落してまもない9月23日、福岡県宮若市で4年ぶりに「宮若ふるさと祭」が開催されました。これに合わせて、追い出し猫4体が登場するとのこと。さっそく見に行ってきました!撮影日:2023年9月23日...
筑豊エリアの飯塚や田川、宮若、直方などにある人気のアンティークショップ・古道具・雑貨屋を紹介します。アンティーク家具・雑貨、食器、骨董好き必見です!
これまで荒廃した神社を数座見てきましたが、ここも結構な荒れ具合でした。いったい何度、クモの巣に引っかかったか...。今回は福岡県北部、飯塚市勢田に鎮座する「勝守神社」をめぐります。その位置は明治炭鉱の炭住街に近く、農村と古い住宅地が混在しています。ここ数年、清掃が行われていないのか、境内はかなり荒廃していました。▲神社周辺の田園風景▲勝守神社の参道入口にたつ祠参道入口には新しい祠が鎮座しています。これ...
まさかのまさか、筑豊の山奥に顔出しパネルがあるなんて...。web観光協会を自称するからには、観光資源として重宝される「顔出しパネル」を無視するわけにはいきません。それがどこにあるかと言いますと、福岡県中央部を縦に流れる遠賀川の源流です。嘉麻市の山奥深く、ちょうど旧小石原村(東峰村)との境界付近に、源流を示す小さな公園が整備されていて、そこに顔出しパネルが置かれています。飯塚方面から国道211号線を南下す...
福岡県宮若市の旧若宮町一帯には古墳が数多く眠っています。今回はその中の一つ、竹原地区にある八幡塚古墳・斎藤塚古墳をめぐっていきます。八幡塚古墳は遠賀川支流の黒丸川・山口川に挟まれた小高い丘陵地帯にあります。装飾古墳として有名な竹原古墳がすぐ北側にあるほか、古墳の真横には山陽新幹線も通っています。八幡塚古墳の全長は35メートル、高さは6.5メートル。周濠も築造されており、犬鳴川流域では最大の円墳にあたり...
明治炭鉱旧鉱業所建屋(飯塚市勢田)―筑豊山中に眠る日本発展の証
飯塚市勢田(旧嘉穂郡頴田町)の山間にはかつて、明治鉱業による大規模な炭鉱が存在しました。閉山から数十年が経ち、今や炭鉱跡地は自然に還りつつあります。しかし、所々に炭鉱の名残りが残されています。その一つが、今回写真でお届けする鉱業所建屋です。鉱業所建屋は小さな谷間の奥にある、溜池のほとりに立地しています。炭鉱跡地が草木に埋もれつつある中、この建屋は錆びつきながらも倉庫として残っています。また、鉱業所建...
まだ手つかずの場所も...JR上山田線の廃線跡をたどる【2001年】
小学生にしてはやくも「廃線鉄」に目覚めた僕にとって、1988年に廃止されたJR上山田線(飯塚~豊前川崎)は興味深い研究対象でした。廃止から10年以上たってもなお、手つかずで残っている区間が多いのだから、そりゃもう関心を持つわけですよ。ところが2010年代に入ると、廃線跡の整備が一気に進んだことで、嘉穂信号場や旧真崎駅の風景は一変しました。2000年代のうちに、おもな遺構を記録に残せたのは僥倖でした。廃止からまだ13...
【旅行記】2000円で満喫しつくそう!平成筑豊鉄道で日帰り夏旅(3=完)
直方から平成筑豊鉄道を乗り継いで、直方から行橋へとやってきました。行橋では特にすることがないので、直方から乗ってきた列車ですぐに折り返します。20分近くある折返し時間を利用して、駅1階にあるコンビニでペットボトルのお茶を購入後、日豊本線の特急「ソニック」の動画を2本、ついでに収録しました。これから訪れる崎山駅は山間の小集落にあり、しかも1時間の滞在を予定しています。駅周辺に売店類がない事を想定して、か...
【旅行記】2000円で満喫しつくそう!平成筑豊鉄道で日帰り夏旅(2)
大人1000円の一日乗車券「ちくまるきっぷ」を利用して、平成筑豊鉄道を直方から行橋方面に向かっていきます。直方から行橋までそのまま乗り通すのも面白くないので、一日乗車券の長所を活用しようと、まずは車両基地のある金田駅で途中下車しました。次にやってくる行橋行きが到着するのは30分以上も後の時間。あまりにも時間がありすぎるので、休憩したり車両基地周辺で保存車両を撮るなどして時間を潰しました。夏の昼間の金田市...
【旅行記】2000円で満喫しつくそう!平成筑豊鉄道で日帰り夏旅(1)
夏休みの家族旅行シーズンが本格化する8月を前に、今回は福岡県を代表するローカル線の一つ「平成筑豊鉄道」をめぐります。なんでも同鉄道では、大人1000円で一日乗り放題の「ちくまるきっぷ」を発売しているそうで、これを活用してみようと思います。ちなみに伊田線・田川線を直方から行橋まで乗り通すと、片道970円もします。直方と行橋の間を往復すると、正規の運賃では2000円弱もしてしまいます。しかし「ちくまるきっぷ」を使...
特定地方交通線の跡地転用がまだ進んでおらず、鉄道時代の痕跡が多く残っていた2000年代初頭、JR宮田線(1989年廃止)の磯光駅跡を訪ねました。この駅は線内唯一の中間駅で、かつては石炭輸送用の支線も分岐していたそうです。廃止から12年がたち、駅跡はすっかり廃墟然としていました。しかし、跡地転用はまだ進んでおらず、ホームと路盤は手つかずで残っていました。▲磯光駅ホーム(奥は筑前宮田方面)線路跡には草が生い茂り、...
【施設紹介】JR筑豊本線=福北ゆたか線 新入駅(福岡県直方市)
今回は福岡県北部、直方市にある新入駅をめぐります。駅番号はJC20。JR筑豊本線でもとくに本数の多い「福北ゆたか線」内にある同駅は、かつて直方気動車区の最寄りでした。駅からは車庫や広い構内が見え、50系客車「レッドトレイン」や後藤寺線のキハ52など、今では見られない車両がたむろしていたのを覚えています。電化後、気動車区跡地は区画整理で消え、そこには商業施設が建てられました。気動車区の痕跡は土地境界標など、ご...
直方がんだびっくり市フードコートで名物「石焼ビビンバ」を実食!
週末だけ開く「直方がんだびっくり市」(福岡県直方市)にはよく買い物に行きますが、そこで毎回楽しみにしているのがフードコート「びっくり食堂」の石焼ビビンバです。これが結構安くて、スープ・卵付きで500円台というオトクなメニューです。おかげでこれを注文する人が圧倒的に多く、時間帯によっては20分待ちもしばしば。それでも定期的に食べたくなる、びっくり食堂の名物メニューなのです。この日も多くの来店客で賑わって...
若宮コミセン前の巨大「追い出し猫」&福丸交流スペース(宮若市福丸)
福岡県宮若市の特産品といえばそう、招き猫の一種「追い出し猫」です。今やその名は全国的にも知られ、可愛らしいデザインが好評となっています。そんな追い出し猫は旧若宮町で生み出されました。旧若宮町役場があった場所には現在、コミュニティセンターが建設されています。その敷地内から交差点を見渡す場所に鎮座しているのが、今回ご紹介する「巨大追い出し猫」です。巨大追い出し猫旧若宮町の中心部にあたるのが、写真上の若...
今回訪れた宮若市沼口地区は、市の比較的北側にあり、平成の大合併前は鞍手郡若宮町に属していました。遠賀川の支流・山口川の西岸部にあたり、北側で山口地区、南側で竹原地区に接しています。今回の散策では北側から沼口地区を南に進んでいきます。同地区のメインストリートで、山口川に沿う県道30号線をトレースしても面白くないので、古い集落が密集する、地区西端部の山すそを通っていきます。九州自動車道の高架を潜り抜け、...
宗像市との境界線からほど近い、宮若市の山口地区にやってきました。一口に山口といっても、西の端は緑深い谷間の村ですし、東は九州道が通る里村で、場所によって随分と雰囲気は異なります。今回はそのうち、比較的開けた後者をめぐっていきましょう。宗像市から伸びる県道401号線沿いを行くと、ススキが沢山密集している場所を見つけました。山口地区にはススキ、オギ、ヨシ、ダンチクなど、秋を代表するイネ科植物が沢山自生し...
町中猫だらけ?若宮「追い出し猫横丁」をぶらり散策(宮若市福丸)
今や招き猫の一種「追い出し猫」の産地として有名な福岡県宮若市は、2000年代に鞍手郡宮田町・若宮町が合併してできた自治体です。追い出し猫はそのうち、若宮町のあった地域で生み出されました。現在、旧若宮町の中心部にある福丸地区では、追い出し猫を前面に打ち出した町おこしを行っています。福丸地区の旧メインストリートには「追い出し猫横丁」という名がつけられ、追い出し猫が至る所に隠れているそうです。今回はそんな「...
今回は福岡県北部、福智町にある赤池駅をめぐります。九州鉄道時代の1904年に設置された、貨物支線への分岐点が同駅のルーツです。長らく信号場でしたが、1937年にようやく旅客駅へと昇格されました。現在はネーミングライツの関係で、「原田眼科・赤池駅」と呼ばれることもあります。駅番号はHC7。▲駅舎まずは駅舎から見ていきましょう。現在の駅舎は移管後に建て替えられたもので、敷地の大きさを活かし、テナントが入居できる構...
今回は福岡県中央部、嘉麻市にある沖出古墳をめぐります。この古墳は4世紀終盤に築かれた、墳丘長は68メートルの前方後円墳です。その場所は旧稲築町・旧山田市にまたがる丘陵地帯の先端部にあたり、丘陵の一部を切り崩し、それを加工する形で築かれています。▲沖出古墳はこんな形!飯塚と日田を結ぶ国道211号線からわき道にそれ、旧山田市街地の方に進むと、ほどなくして左手に立派な古墳が見えてきます。駐車場に車を止め、さっ...
気になる脇道の先は...宗像市境の集落「弥ヶ谷」を踏査(福岡県宮若市)
普段通らない道の先には、一体何があるのか気になるものです。宗像と筑豊を行き来することの多い私にとって、通り道となる宮若市には気になる道が沢山あります。今回はその一つをめぐってみることにしました。宗像市朝町から一山越えて宮若市の山口地区に入ると、山の奥に吸い込まれる道が一筋あります。その道をゆくと「弥ヶ谷」という集落に到ることは知っていましたが、集落に足を踏み入れたことはありません。また、集落を過ぎ...
謹賀新年、2023年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。元日早々、九州北部は見事な好天に恵まれ、美しい初日の出を観測できました。今回お届けするのは、宮若市清水寺(せいすいじ)で観測した初日の出の様子です。放射冷却で凍てつくような寒さの中、多くの人が訪れました。なかなか眠りから覚めないまま、起床予定の4時を過ぎてしまいました。5時半を過ぎたころ、なんとか寝床を抜けだし、準備を急いで6時に出発。まだ...