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世界遺産の街「バース」の魅力は、その建物の美しさにあるといっても過言ではありません。黄色がかった壁は古臭さを感じさせるどころか、むしろ温かみのある印象を与えます。この外壁はサマセット州の主要な採石場から運ばれた Bath Stone(バース...
3月もあと一週間ちょいかと思う今日この頃 3月20日に発売されたUbisoftの新作 『アサシンクリード ...
見どころ満載!【成城さんぽ】名建築と名庭園を堪能できる成城五丁目【猪股庭園】へ行ってきました♪
文化勲章を受章した建築家・吉田五十八氏の設計による名建築、成城五丁目【猪股庭園】のレビューをお伝えします♪
贅沢な散歩。朝から好天に恵まれたグアナファトの街を散策☆メキシコ旅行記⑯【2024.11.27】
※【メキシコ旅行記⑮】の続きになります。 グアナファト滞在2日目となる2024年11月27日(水)。朝起きて部屋の窓を開けると素晴らしい景色が広がり、自分が今…
いつもブラックフライデーは、仕事をしていたダンナですが水曜日に仕事場へ行けば金曜日は、お休みとなり4連休。急遽水曜日にホテルを予約してサンクスをホテルで過...
〜黄金の時代を刻んだ、芸術の殿堂〜 ブルゴーニュでの3日間を経てからのパリ滞在もいよいよ3日目。(前回までのパリ滞在記録はこちら↓) https://calm-smile-chain.com/musee-dorsay/ 翌日の朝には帰路に就
ギャラリーの1Fと2Fで別の方が個展をされていたのですが、間違えて、お目当てじゃ無い方の個展に先に入ってしまった😅ずいぶん失礼な言い方だなぁ。ワタシ。もちろん元々ついでに拝見するつもりはありました。やっぱり失礼ですよね⁉️ごめんなさい🙇♀️その作家さんは大学で建築を教えておられた先生でした。建築には学生時代から憧れがあって、自分語りをしてしまった。良い建物は自分が死んだ後も残りますよね。4回生の時に音響学...
浦和くらしの博物館民家園でタイムスリップ!宿場町時代の建物めぐり【埼玉・さいたま市】
浦和くらしの博物館民家園は、中山道沿いにあった宿場町「浦和宿」にあった建物を中心に、伝統的な古い建造物が移築・復元された野外博物館です。さいたま市に残る最も古い民家もありますよ!周囲には住宅がない田んぼや湿地帯が広がる田舎の風景のなかで、昔
飯塚市の「伊藤伝右衛門邸」に行きました。 友人のリクエスト。 私は3回目。 伊藤伝右衛門って誰?と思う方、 柳原白蓮はご存知でしょうか。 NHKの「花子とアン」ってドラマで仲間由紀恵さんが演じたんでしたっけ? 伝右衛門さんは炭鉱王、白蓮さんは大正天皇の従兄弟。 地位が欲しい...
僅かながらエゾヤマザクラが残る中、旧空知炭鉱倶楽部・こもれびの杜記念館が本日最後の一般公開を迎え、明治30年から続いた127年の長い歴史に実質幕を下ろしました。今回改めて訪れて撮り下ろしたのですが、カメラの水準器は水平です。基礎部分から傷んでいるので、至る所で傾きが酷いことになっており、人を入れて公開するのも危なくなっていることから今回のGWが最後の一般公開に。吉乃:最終日は、歌志内市民や炭鉄港愛のある...
歌志内市にある、旧空知炭鉱倶楽部・こもれびの杜記念館。明治30年、北海道炭礦鉄道(北炭)の社員合宿として建設されたのがルーツで、増改築を重ね昭和29年からは接待専用の倶楽部として利用され平成7年の歌志内の炭鉱閉山まで使われ続けていました。平成10年に本館と別館のみ改修し維持活用してきましたが、建物の痛みがもう限界で今年のGWの一般公開を最後に閉館・解体されます。開館日は5月3~5日の9時~16時の間になります。今...
今回も愛媛・松山に出張編! 国の重要文化財にも指定されている「萬翠荘(ばんすいそう)」に行ってきました。 ただの建物の侮ることなかれ…! 時代の息吹と、金持ちの考える事はよくわからんな…と思わせてくれ
上杉伯爵鄭は米沢城二の丸(本丸の南側)、上杉博物館にも隣接した場所にあります。なかなか立派な構えの表門です。 上杉伯爵邸は、最初は明治29年(1896年)に上杉家第14代の上杉茂憲もちのり伯爵の邸宅として建てられました。しかし大正8年(19
https://maxcarter.aaa-plaza.net/archives/15710
五稜郭タワーの次は四稜郭へ。五稜郭に較べて知名度はずっと低く、規模もずっと小さいです。四稜郭について歴史明治2年(1869年)春、蝦夷共和国(旧幕府脱走軍)によって五稜郭の支城として築城されました。旧幕府脱走軍約200人・地元住民約100人
【まとめ】ベトナム ホーチミン(観光・食事編)2023.11.
【観光】 『ホーチミン3区 タンディン教会(Tan Dinh Church/Nhà Thò Tan Din)』タンディン教会ホテルからは歩いて行きました。ロー…
秋田城から秋田駅にもどるバスを途中下車(『川反入口』バス停、『秋田城跡歴史資料館前』バス停より320円)して、久保田城も見学しました。前回登城は2009年、干支が一回り以上するほど久しぶりです。 現地案内図 久保田城について 歴史 江戸時代
ホーチミン1区 グエンフェ通り ホーチミン人民委員会庁舎を正面に伸びる歩行者天国パブリックビューイングや音楽ライブなどの屋外イベントも不定期で行われるらしい。…
ホーチミン1区ドンコイ通りの真ん中にあるバロック様式のコロニアル建築のオペラハウス 市民劇場Nha Hat Thanh Pho フランス統治時代、1897年…
休憩中、仲良し同僚と3人でテレビを観ていたら、ランタンフェスティバルのCM。 「2月9日からランタンがありますよ」 「俺、行ったことない」 「俺は何回かありますよ。また行きたいな」 じゃあ、行く?って話になって、 いざ、5人でランタンフェスティバルへ。 ランタンの前に少しだ...
サイゴン大教会の近くにある 『ホーチミン観光:サイゴン大教会』ホーチミン1区サイゴン大教会 と サイゴン中央郵便局 教会とその前の庭園を挟むように走る道路は…
米沢城のすぐ近くにある上杉伯爵鄭は、本物の伯爵のお屋敷だった建物です。歴史的建築物としての見学も出来るのですが、郷土料理&米沢牛料理専門店として食事を楽しむことも出来ます。というわけで…雪の膳2,750円。今回食べた雪の膳は、9品の米沢郷土
【夜行ひこにゃん登場】暗闇にボンヤリ浮かぶ姿が美しい!彦根城秋のライトアップ
近畿地方に滞在中、彦根城でライトアップが行われていると聞き、さっそく見に行きました。もちろん、彦根というからには「それ以外の目的」もあります。なんと、夜20時から「ひこにゃん」が出てくるというじゃないですか!夜のグリーティングなんて、そう見られるものではありません。地元外のご当地キャラであれば、なおさらのことです。ということで、20時前の彦根城にやってきました。この日は夜から雨とのことで、ひこにゃんの...
三池炭鉱宮原坑跡に行ってみた(福岡県大牟田市) 付録:新みつやの高専ダゴ
2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されてから、はや5年が経ちました。今回はその構成遺産になっている、三井三池炭鉱宮原坑(福岡県大牟田市)を訪れました。駐車場に車を止めると、すぐ横に「炭鉱電車」を模したトイレを発見!よく見ると、一番上にパンタグラフが載っています。それにしても、妙にリアルなパンタグラフだと思いませんか?それもそのはず。このパンタグラフは何と、...
金刀比羅宮(香川県琴平町)―階段地獄に要注意!こんぴらさんの頂上にあるものとは
古くから「こんぴらさん」で親しまれている金刀比羅宮に参拝するため、香川県琴平町にやってきました。今回は琴電琴平駅を起点に、こんぴらさんの参道をひたすら登り、本殿を目指したいと思います。▲琴電琴平駅を出発!駅からしばらくの間、土産物店が密集するエリアを進んでいきます。進んでも進んでも、あるのは土産物店と旅館ばかり!それだけ、古くから観光で栄えた場所だということです。昭和期はとくに、修学旅行定番の目的...
うだるような暑さが続いた2020年夏。僕は清涼を求めて、静岡県清水町にある柿田川湧水に来ていました。ここは日本屈指の名水で知られ、その透明度は見る人を魅了してやみません。湧水群を見て涼んで、それから美味しい水を汲んで帰りましょう。▲旧高野二三邸入口まずは湧水群に隣接する、旧高野二三邸にやってきました。この敷地内を通り、そそまま湧水群に行くことができます。▲旧高野二三邸白い門を抜けると、巨大な日本家屋があ...
初の香川県で「基本のき」を知っておこうと、栗林公園にやってきました。ここを触れずして、高松については語れないと思ったのです。琴電栗林公園駅から歩くこと10分。やがて正面に青々とした緑地が見えてきました。これこそが、今から散策する栗林公園です。まずは窓口で入場券を購入しましょう。▲いざ栗林公園へ!入場料:大人410円、子供170円栗林公園の門を抜けると、さっそく雰囲気が一変しました。都会の喧騒から離れ、これ...
【施設紹介】JR土讃線琴平駅(香川県琴平町)―今も昔も賑わう「こんぴらさん」の玄関口
今回は香川県南部にある、琴平駅をめぐります。所属路線はJR土讃線、駅番号はD15。その名の通り、四国を代表するパワースポット「金刀比羅宮」の最寄り駅です。今も昔も変わることなく、こんぴらさんの最寄り駅として、多くの参拝者を受け入れています。▲昼間のJR琴平駅外観金刀比羅宮の玄関口としての性格が強いため、駅前には石灯篭と狛犬が置かれています。駅舎は古さを感じる洋風建築で、国の登録有形文化財に指定されている史...
軽便与那原駅舎(沖縄県与那原町)―沖縄県営鉄道「ケービン」最大の遺構は今
長らく沖縄県営鉄道(ケービン)最大の遺構として残っていた、旧与那原駅舎が解体されたと知ったときは、大きな衝撃を受けました。なんたって、旧与那原駅舎はケービンだけでなく、沖縄戦にも深く関係する遺構だったのですから。これまで残存してきた駅舎は、2代目与那原駅舎として建築された、鉄筋コンクリート造の平屋建てでした。沖縄戦で破壊され、見るも無残な姿になりましたが、さいわい解体されることなく、焼け残った柱や...
弘前城(青森県弘前市)―有料エリアに絶対行くべき理由を教えます
青森県の城下町といえばココ、弘前を挙げずして語れないでしょう。今回は津軽氏の居所「弘前城」を散策したいと思います。というのはタテマエで、じつは弘前市マスコット「たか丸くん」がどう活用されているのか、その具体例を調べようというのが、今回の主たる目的です。はたして、城内でマスコット関連の物件に出会えるでしょうか?撮影日:2020年8月5日...
時代劇ロケ地といえばココ!大覚寺でデジャブを感じよう(京都市右京区)
時代劇ファンなら、だれもが知っているであろう「大覚寺」。それは僕を長年惹きつけてやまない存在でした。OPやEDのスタッフロールを見てください。有名な時代劇ではたいてい、大覚寺でのロケが行われています。東映・松竹作品を問わず、多くの時代劇に登場してきました。今回は京都まで来たついでに、嵐山の大覚寺まで足を延ばしてみました。ちょうど外国人も来ていませんから、じっくり散策することができるでしょう。もしかする...
【施設紹介】JR大糸線 信濃大町駅(長野県大町市)―アルペンルート東の玄関口
今回は長野県大町市にある、信濃大町駅をめぐります。所属路線はJR大糸線、駅番号は23。同駅は大糸線中間駅の中でも最大規模にあたり、特急を含む全列車が停車します。その他、松本方面からの折り返し列車も設定されているなど、運行上の拠点として位置付けられています。駅舎は緑に抱かれた大町らしい、お洒落なデザインの木造洋式です。2010年にリニューアル工事が行われ、山小屋をイメージした屋根形状に変わったとのこと。駅舎...
甲信越の現存天守といえばココ!信州松本城を散策する(長野県松本市)
各地に点在する現存天守をめぐるのも、旅の面白みというもの。今回は長野県を代表する歴史的建造物「松本城」を見るべく、松本市にやってきました。これまで松本には1回だけ来たことがあります。その時は乗り換えの途中でしたから、滞在時間が40分しかなく、泣く泣く松本城を諦めました。今回はほぼ1日の滞在時間を確保しています。これなら、松本城をくまなく散策できるでしょう。松本市中心部を抜けて、お堀端に向かいます。松本...
時代劇ファンなら、一度くらいは「善光寺参り」という単語を聞いたことがあるでしょう。江戸の人々にとって、善光寺は「一生に一度は参詣したい」場所だったそうです。十返舎一九の『東海道中膝栗毛』シリーズ(続膝栗毛)でも、例の弥次喜多コンビが参詣する描写が書かれています。僕も一時代劇ファンとして、江戸の文化に思いを馳せつつ、長野県長野市にやってきました。もちろん、これから善光寺に行くためです。▲閑散とした土...
今回は長崎県対馬市厳原町にある、八幡宮神社をめぐります。社号 八幡宮神社(厳原八幡宮神社)旧県社祭神神功皇后仲哀天皇応神天皇姫大神武内宿禰例祭日旧盆八月十三日 前夜祭〃八月十四日 前夜祭〃八月十五日 本祭〃神幸式放生会本社は神功皇后三韓御征伐の時対馬国に御着船ありて上県郡和珥の津より三韓に渡り給ひ三韓を平げ給ひて凱還の時清水山に行幸ありて此の山は神霊の止まるべき山と宣ひ神鏡と幣帛を岩上に置き皇后親...
上杉謙信をまつる神社があると聞き、米沢城跡にやってきました。上杉一族は米沢藩主として、幕末までこの地を治めていました。米沢城址には藩祖・謙信をまつる上杉神社が鎮座しています。これは明治初期に建立されたもので、かつては別格官幣社に指定されていました。▲上杉神社参道を眺めて参道沿いには、謙信が用いた「毘」「龍」の軍旗がなびきます。なお、謙信は生涯にわたり妻帯せず、養子として迎えたのが初代藩主・景勝です...
【施設紹介】JR日光線 日光駅(栃木県日光市)―東武に主役を譲った駅の今
今回は栃木県日光市にあるJR日光駅をめぐります。観光地・日光東照宮への輸送手段として、東武としのぎを削ったのも今は昔。東武日光駅が名実ともに玄関口の座をつかんだことで、JR日光駅は一ローカル駅と化しています。主役の座から外れた今もなお、国鉄時代の華やかなりし頃の面影が、駅舎・ホーム双方に残されています。▲レトロなJR日光駅舎東武日光駅から若干南側に、JR日光駅はあります。土産物店が目立ち、巨大なロータリー...
鶴見線国道駅の雰囲気に誘われた僕は、ぶらりと降り立ちました。これから、支線の終点にある大川を目指します。さあ大川に行くぞと鶴見駅の改札を抜けましたが、肝心の大川行きが来るまで30分以上もありました。ちょうどすぐ後に扇町行きが出るというので、「なら国道駅で途中下車しよう」と思ったわけです。扇町行きの205系を見送ると、国道駅ホームには僕一人だけが残されました。薄暗い照明がホームをぼんやりと照らし、場末感...
想像していたよりも静かな、山間に抱かれた終着駅でした。今回は埼玉県秩父市にある三峰口駅をめぐります。羽生から熊谷・秩父を経由して伸びてきた、秩父本線の終着駅です。▲三峰口駅外観▲西武観光バス三峰口駅バスのりば▲三峰口駅前観光トイレ▲三峰口駅 駅舎内部▲三峰口駅の立派な車寄せ▲団体改札口▲停車中の車内から三峰口駅構内(終端部方面)を眺めて▲三峰口駅構内撮影日:2021年7月5日...
廃止から12年・・・旧加賀一の宮駅はどう変わったのか(石川県白山市)
2009年11月、北陸鉄道石川線の末端区間(鶴来~加賀一の宮)が廃止されました。あれから10年以上が経ち、跡地はどのように変化したでしょうか。今回はそれを探るべく、かつての終点・加賀一の宮駅をたずねました。▲加賀一の宮駅を正面から眺めて社寺建築の駅舎は修復され、美しい状態で保存展示されていました。内部は資料・休憩所として一般開放されており、自由に入ることができます。「旧加賀一の宮駅」について大正14年(1925...
【奥州藤原氏の栄華をたずねて】平泉の史跡をめぐる(白山妙理堂~中尊寺~無量光院)
ほんの一瞬の思い付きでした。そもそも、平泉は通過するつもりでいました。その考えが変わったのは、乗っていた列車が平泉駅に着いたその時でした。もしかすると、次にここを通るのは1年後、いや10年後になるかもしれない。そう考えると、平泉に滞在するチャンスはけして多くありません。3秒でスケジュールを思い出し、今降りても支障はないと判断。意を決して平泉駅のホームに降り立ちました。さて、平泉に降りたは良いものの、こ...
筑豊の歴史を語るうえで欠かせないのが、炭鉱という存在です。明治から昭和中期にかけて、筑豊各地に炭鉱が開設され、石炭を運搬するため鉄道網が張り巡らされました。昭和40年代を過ぎると、石油エネルギーへの転換を受けて次々に閉山。その跡地は住宅地や荒野に変わりました。しかし、現在でも炭鉱の名残は各地に残っています。その一つが、今回お届けする明治炭鉱の炭住街です。その場所は福岡県飯塚市の北部、旧頴田町の中にあ...
【施設紹介】東武佐野線 佐野市駅(栃木県佐野市)―レトロな街並みに囲まれた駅
今回は栃木県佐野市にある佐野市駅をめぐります。館林から伸びてきた東武佐野線の途中駅にあたり、市街地の南側に位置しています。駅番号はTI33。浅草~葛生間で運転される特急「りょうもう」の停車駅です。▲佐野市駅を正面から眺めて駅舎はつい最近リニューアルされたのか、きれいに塗装・修繕されています。道路がL字型にカーブする場所に駅があるため、駅前広場が三角地のようになっているのが特徴です。▲佐野市駅前の様子▲八衢...
【施設紹介】北陸鉄道石川線 鶴来駅(石川県白山市)―古さが魅力の車庫併設駅
今回は石川県中央部、白山市にある鶴来駅をめぐります。駅番号はI17。北陸鉄道石川線の終着駅にあたり、車庫が併設されているのが特徴です。今でこそ終点ですが、石川線は2009年まで2駅先の加賀一の宮まで伸びていました。廃止から10年以上も経過したにしては、比較的痕跡が残っているものの、徐々に風化が進んでいます。また、石川線とは別に、1980年まで能美線(新寺井~鶴来)も分岐していました。かつては、3方面に向かう線路...
ふと何気ない思い付きから、夜の姨捨駅を訪れることになりました。▲真っ暗闇の中に浮かび上がる姨捨駅舎▲きれいに改装された姨捨駅待合室▲姨捨駅窓口▲駅名標はスイッチバック型になっている▲相対式ホームと跨線橋が配された姨捨駅▲姨捨駅ホームから善光寺平が見える!▲展望台から善光寺平を眺めて撮影日:2021年10月19日...
上野公園の片隅にはかつて、京成電鉄の博物館動物園駅がありました。地下に4両編成分の短いホームが設置され、昭和初期のレトロな雰囲気を残していたそうです。6両編成に対応していないため、普通列車でも通過する列車が増え、利用者は徐々に900メートル隣の京成上野駅に流れていきました。駅老朽化と利用者減のため、1997年に休止、2004年に廃止されて現在に至ります。現在でも駅出入口とホームが残り、営業当時の面影を残してい...
【施設紹介】富山地方鉄道本線 舌山駅(富山県黒部市)―北陸新幹線が見える木造駅舎
今回は富山県東部、黒部市にある富山地方鉄道舌山駅をめぐります。駅番号はT32。同駅は富山地方鉄道本線の中でも、とりわけ終点(宇奈月温泉)に近い末端区間上にあり、北陸新幹線との交差地点からそれほど離れていない場所に立地しています。北陸新幹線の金沢延伸に伴い、新幹線との交差地点に新黒部駅が開業したことで、駅間距離のきわめて短い区間(新黒部~舌山)が発生しました。両駅間は300メートルしか離れていないため、徒...
今回は福井県中央部、越前市にある北府駅をめぐります。駅番号はF1。福武線の終点・越前武生駅の一つ手前にある駅で、車両基地が併設されています。難読駅名の一つに数えられ、「きたふ」「ほくふ」等誤読されることもしばしば。そんな北府駅は元の名を西武生駅といい、2010年に現駅名へと改称されました。平易な駅名から難読名に改称された、珍しいケースといえます。▲北府駅駅舎そんな北府駅には1924年に建てられた、古い木造駅...
近年の宗像市では歴史的景観を考慮した街づくりが行われています。とくに南郷村の中心地だった原町はその代表例で、唐津街道が栄えていた頃の古い住宅が保存・活用されています。今回はそんな原町をめぐろうというのです。原町は南北に伸びる街村で、宿場町に類似しています。今回は南から北に向かって進みながら、原町の見どころを探してみましょう。目次1 お大師様2 経石様・幸福稲荷大明神3 眞武酒造跡4 眞武酒造新宅5 恵...
【台湾観光】ライトレールが走る!高雄旧市街地「ハマセン」をぶらり
日本統治時代に高雄の中心部があった愛河西岸部のうち、とくに海沿いの地域は「ハマセン」と呼ばれ親しまれています。近年ではライトレールが延伸したことで、以前よりもいっそう観光地化が進みました。今回は徒歩でハマセンをめぐり、いくつか見どころをご紹介したいと思います。まずは「ハマセン」の範囲から、簡単に解説します。このハマセン(哈瑪星)という単語は日本語の「浜線」に由来するもので、すなわち臨港線のことです...
【施設紹介】JR筑肥線 肥前長野駅(佐賀県伊万里市)―「西線」に残された木造駅舎
今回は佐賀県北部、伊万里市の内陸部にある肥前長野駅をめぐります。この駅を語るうえで欠かせないのは、なんと言っても古い木造駅舎の存在でしょう。JR筑肥線の非電化区間、通称「筑肥西線」にはかつて、多くの木造駅舎が残っていました。合理化と施設老朽化のため、その大半が2000年前後に解体されたことで、今や西線に残存する国鉄時代の木造駅舎は、肥前長野駅を残すのみとなっています。そんな肥前長野駅の木造駅舎も老朽化の...