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2025年1月25日鉢形城→金山城→最後は栃木県にある足利氏館に向かいました。こちらも日本100名城です。現在は鑁阿寺として、栃木県の観光名所となっています。金山城からは車で30分もかからず到着。15時前に着いたので、計画していた通りに3城攻略できました。実際に城を見て周るのも楽しいのですが、計画している時間も楽しいと思う今日この頃。そして、計画通りにいった時の達成感も格別。足利氏館は近くに観光客用の無料の駐車場がありますので便利です。足利氏館は平安時代から鎌倉時代初期に、二代目足利義兼によって建てられた居館となります。北223m、南211m、西206m、東175mの不整台形をしていて、周囲を堀と土塁で囲んでいます。足利義兼は鎌倉時代に鑁阿寺を建立。室町幕府の将軍家、関東公方家に厚く保護されてきた鑁阿寺は...足利氏館(鑁阿寺)@栃木県
2025年1月25日鉢形城に訪城の跡は、またしても日本100名城の金田城へ移動。群馬県の太田市に位置する山城で、下道で1時間程で到着。車の場合は山の麓にあるガイダンス施設に車を停めて歩いて登るか、山頂付近に駐車場があります。ワタクシは山頂付近まで車で行きました。しかし、上にはどこにも金山城のパンフレットがない為、いずれにしてもガイダンス施設に寄ってから訪城するのがお勧めです。ちなみに、御城印もこちらで購入できます。金山城は標高235mの金山の尾根上に曲輪を配した山城。駐車場の前には展望デッキがあり、絶景を望むことができます。この日は快晴だったので、最高の景色を見ることができました。金山城の1469年、新田一族の岩松家純によって築かれ、その後は由良氏→北条氏と変わり小田原合戦で滅亡した北条氏と共に金山城も廃...金山城@群馬県
2025年1月25日仕事休みの土曜日、埼玉県寄居町にある鉢形城に初訪城しました。土造りの中世城郭で、日本100名城かつ関東7名城のひとつ。鉢形城の築城は1476年。関東管領山内上杉氏の重臣となる長尾景春によって築かれました。その後、関東地域で勢力を伸ばした北条氏康が占領し、三男の北条氏邦が城主となります。鉢形城は北陸、信濃の抑えとして重要な役割を担っていました。小田原城を本城とする北条氏の支城ネットワークとして、山中城、八王子城と同じく鉢形城も有名な城です。今回は練りに練ったルートで幾つかの城を周るため、車で6時半に自宅を出発。8時半に到着して活動開始です。鉢形城には幾つか駐車場があります。今回は鉢形城歴史館に車を停めて、泉水坂から大手側に回り込み入城します。登っている泉水坂の右手には、起伏に富んだ曲輪が...鉢形城@埼玉県
2025年1月2日新春、あけましておめでとうございます。今年もゆったり城めぐりに勤しみたいと思います。さて、2025年の最初の城めぐりは江戸城です。1月2日は一般参賀があり、天皇陛下がお出ましになる日。ワタクシも産まれて初めて、参加致しました。一般参賀の時は、江戸城の普段入ることのできないエリアに入ることができるので、お城ファンにとっては特別な日なのです。大手町の駅に到着したのは朝の7時50分頃。天皇陛下のお出ましは10時10分頃なので、割と早めに到着したつもりでしたが、既に大大大行列!後からニュースを見たら、今年は6万人が大集結したそうです。快晴で空気が澄んでいて最高の朝です。和田倉門側から行列に接続です。水堀に逆さに映った石垣がとても綺麗です。和田倉橋と和田倉門。関東大震災によって和田倉門が大破し、渡...江戸城【三回目】@東京都
2024年12月29日柳瀬川を挟んで埼玉県所沢市と東京都清瀬市の県境に位置する場所に、滝の城という城があります。近くにカインズホームとベイシアがあるので、年末の買い物に行った際に近くの城で検索してヒットしたので訪問しました。聞いたことがない城で何気なく行ったのですが、結論的には想像を超えた素晴らしい城でした。サクッと30分程で周るつもりでしたが、興味深い遺構が多くて結局は2時間ほど滞在。現在滝の城は、滝の城址公園となっていて球技場などがある地域の公園となっています。車の場合は無料の駐車場もありますが、ワタクシが行った時は年末年始だからでしょうか、駐車場は閉鎖されていました。電車でのアクセスは東所沢駅から徒歩25分ほど。目の前を流れる柳瀬川に架かる橋は城前橋。このような、ちょっとしたPRでも個人的にはとても...滝の城@埼玉県
2024年11月30日午前中に八王子城を登城し、お昼を食べてか次なる城へ移動。続100名城で国指定史跡の貴重な城郭、滝山城です。同じ八王子市に位置します。北条氏照が八王子城を築城する前に、滝山城を居城としていたとされています。滝山城は武田氏と戦いの舞台にもなったと記録されています。戦国時代を象徴する北条氏は、神奈川、東京、千葉、埼玉は当然ですが、群馬あたりまで勢力を伸ばしていた為、上杉や武田など名将と戦いを繰り広げていました。それゆえ、北条氏が造る城は実践的で、まさに戦うための城。今では各地で貴重な遺構として残り、城マニア達の心を掴んでいます。滝山城入口の前までバスが出ています。八王子城からは車で約30分程。是非、八王子城とセットで訪れてもらいたい!麓には無料の駐車場もあるので、大変便利です。滝山城は北条...滝山城@東京都
2024年11月30日11月最後の土曜日は八王子城に遠征。戦国時代を象徴する、関東屈指の山城です。今日は八王子城を含めた2つの城に行く為、今回は車で向かいました。公共交通機関でのアクセスは中央線の高尾駅からバスが出ています。八王子城を築城したのは北条氏康の三男となる北条氏照。関東全域を制覇していた北条氏の本城となる小田原城と並ぶ、北条氏にとって重要拠点となっていたのが八王子城です。八王子城は日本100名城で国指定史跡ですが、八王子城に関する資料が圧倒的に少なく、残された遺構と地道な発掘調査によって徐々に城の実態が解明されてきました。八王子城は戦国時代末期の天正期に築城されたとされています。戦国晩期に築城したこともあり、山城の最高傑作ともいわれています。麓には八王子城跡ガイダンス施設があり、八王子城や北条氏...八王子城@東京都
2024年11月17日東京には江戸城の遺構が、街中に幾つも残っています。現在、江戸城の主郭になっていた場所は皇居になっており、天守台や櫓、城門などが現存や復元されています。しかし、江戸城は全長15kmに及ぶ日本一の巨大城郭でしたので、現在も至る所にその名残を見ることができます。今では世界の東京都となり高層ビルが立ち並び、さらなる大開発が進んでいますが、江戸の歴史を知ることで今の東京を違った視点で楽しむことができます。定期的に江戸城の埋もれた遺構を巡っていきます。まず向かったのは四ツ谷駅。四ツ谷駅は中央線、総武線、南北線、丸の内線が交わる大変便利な駅。新宿区と千代田区の境に位置しており、江戸城はこの四谷まで広がっていました。改札を出ると鉄道や駅周辺の歴史について観覧板があります。当然江戸城についての内容もあ...江戸城遺構巡り【其の一】@東京都
さ2024年10月19日昨日の高松城に続いて、今日は丸亀城に向かいました。まさかの曇りで、雨予報。当初の予定は午前は高松城で午後は丸亀城の予定でしたが、晴天の昨日の内に高松城に行ったのは正解!高松駅からJR伊讃線で約20分ほどで丸亀駅に到着。レトロなアーケードを歩き、丸亀城を目指します。城が目的であっても、知らない街並みを歩くのも旅の楽しさの一つ。歩いて10分〜15分ほどで丸亀城の水堀に到着です。丸亀城周辺は大型バスも入れる大きな駐車場もあり、観光客を受け入れる体制がしっかりしているように思えました。1587年に17万石でこの一帯を納めた生駒正親。1597年に丸亀城に着手。1602年には完成したものの、本城は昨日行った高松城でしたので、1615年の一国一城令によって廃城とされてしまいました。しかし、生駒氏...丸亀城@香川県
2024年10月18日岡山県→高知県→香川県へと移動。四国には多くの城があり、限られた時間の中では周りきることが出来ないので、高知県の後は香川県に絞りました。香川県の中心地、高松市には日本100名城の高松城があります。高松市は讃岐一国を与えられた生駒親正によって1588年から築城が開始され、生駒氏が転封後は松平氏が11代に渡って納めた地域。その居城となったのが高松城です。高松駅前からは西門から入城すると近いのですが、ワタクシはぐるっと遠回りをして大手口がある東側から入城します。時間は15時。本当は明日の朝から周る予定でしたが、超快晴の天気だったので疲れをおして強行突破です。大手口の脇には高松城の名所となる艮櫓が姿を出します。高松城といえばこの艮櫓の写真が多いですが、間近で見るとすごく大きいです。外部に跳ね...高松城@香川県
2024年10月18日岡山城を見た後、20時に高知市のビジネスホテルに到着。高知県といえばカツオ!ホテル近くの堀川さんで食事をしましたが、全ての料理が超絶品。素晴らしい夜を堪能し、ホテルに帰って就寝。高知県に来たからには高知城に行かない選択肢はありません。朝7時にホテルを出発し、高知城を目指します。ホテルから高知城までは約2キロ。メインストリートの脇には水路が整備されています。何気ない水路でも、城郭近くだと遺構ではないかと想像してしまいます。城造りで欠かせないのは水路。水路は城下町発展のファクターとなります。高知城へと続く道は開けて中央には路面電車が走ります。普段の生活では2kmは抵抗感ある距離ですが、思いを馳せながら見知らぬ土地を歩けば、あっと言う間です。歩いて25分程で高知城が見えてきました。設計の打...高知城@高知県
2024年10月17日岡山県に初上陸!高知県で設計打ち合わせがあった為、岡山駅で乗り換え四国入り。当然、岡山で乗り換えるならと岡山城へやってきました。岡山城は日本100名城で宇喜多秀家、小早川秀秋、池田氏などによって戦国期から江戸時代末期まで活躍した城。結論から言うと、想像を超えて素晴らしい城で3時間ほど見て周りました。岡山駅から歩いて15分〜20分ほどですが、岡山到着が15時だったので、タクシーでひとまず岡山城に向かうことにしました。運転手さんの計らいによって、大手門の前まで連れて頂きました。降車の際に、楽しんで!と運転手さんに言われ暖かい気持ちになりました。橋を渡るとすぐに本丸となります。つまり、この水堀は主郭を囲んでいて、当時は内堀とさらにその外周を囲む外堀で形成された大きな城郭でした。岡山城は旭川...岡山城@岡山県
2024年10月14日7月から怒涛の忙しさで、なかなか休みがとれない今日この頃。3連休に城巡りをすると決め、この日のために1週間やり抜いた自分へのご褒美として、城巡りを決行!本日は千葉県にある、続100名城の本佐倉城と100名城の佐倉城へ。朝7時半に家を出発し、京成線に乗り約2時間ほどで大佐倉駅に到着。ローカルな駅。本佐倉城の続100名城スタンプは、駅の改札を出て左手にありました。映画に出てくるような駅舎。電車本数も少なく、駅の周りにはコンビニすら無いので不便と思われるかもしれませんが、一人旅をしているようでエモーショナルになります。車で城に行くのも便利で良いのですが、電車で行くと旅の雰囲気が出るので個人的には好きですね。周りは田園が広がり、快晴の空と合わさってまさに絵に描いたような風景。駅から本佐倉城ま...本佐倉城@千葉県
2024年10月14日本佐倉城の最寄駅、大佐倉駅から一駅の京成佐倉駅へ。戦国期の中世の城が本佐倉城であれば、江戸時代の近世の城は佐倉城になります。駅を降り、歩いて15分ほど。本佐倉城で歩きまくったので、体力的には厳しめ。しかし、佐倉城は日本100名城の千葉県を代表する城なので、行かないわけには行きません。城郭の麓には水堀になっていて、整備された道路を上がっていきます。雰囲気が出てきました。戦国時代、この一帯の下総は千葉氏が納めていました。本佐倉城が本城だった千葉氏は、この地に築城を命じたが事情により頓挫。1610年に徳川家康の命で土井利勝によって築城が再開し佐倉城が完成しました。佐倉城は佐倉藩の藩庁が置かれた城でした。切り落としたような崖があり、城郭に近づいていることを肌で感じることができます。佐倉城の見...佐倉城@千葉県
箕輪城 井伊直政が築いた大堀切が残る戦乱の城【群馬・高崎市】
箕輪城は長野氏が榛名山山麓に築いた平山城で、日本100名城の一城。最後の城主、徳川四天王の一人・井伊直政が築いた巨大な大堀切や空堀、石垣が残り、かつての山城が体感できます。
昨日は国宝犬山城と岐阜城に行き、二日目は名古屋城に移動。途中に小牧山城、墨俣城、清洲城など様々な城跡があるのですが、二日目は名古屋城一択と決めておりました。名古屋城はそれだけ時間をかけてゆっくり周る価値があります。岐阜羽島の駅近くに宿泊し、車で約50分程度で到着です。今まで何度も行くチャンスはあったものの、利便性が良いから逆にいつでも行けると後回しにしていました。しかし、近い内に天守は解体されて木造復元される予定。現在、耐震の問題で既に天守内部には入ることができません。城郭建築の最高到達地点と言われる名古屋城の現在の姿を、この目で焼き付けておきたいと思います。場内には有料の駐車場があり、今回は三の丸の駐車場に停めました。名古屋城の三の丸は跡形もなく駐車場となっています。名古屋城正門から入城します。元は藩主...名古屋城@愛知県
犬山城の後は車で45分の岐阜城にやってきました。岐阜城は岐阜市の金華山にある城で、鎌倉時代からの長い歴史があります。1567年に稲葉山城の戦いで織田信長が斎藤龍興に勝利したことで、稲葉山城から岐阜城に変えて居城にしました。まさに天下統一への足がかりとなった城ですね。100名城にも認定されています。この界隈は名城の密集地帯なので、セレクトするのが本当に難しい。岐阜城の入り口に到着です。若かりし織田信長の銅像もあります。麓から岐阜城の天守が小さく見えます。標高は329m!今回はロープウェイを使うことにしました。麓は現在発掘調査が進められています。歴史上、超重要人物でもある織田信長の城ですから、積極的に調査して頂けるのはありがたいです。岐阜城ゆかりの武将は、戦国の中心となったスター集団。ロープウェイを降りて、天...岐阜城@岐阜県
最近仕事が多忙すぎて、城に行くことができていなかった為、一泊二日で愛知と岐阜に行くことに!深夜2時に車で出発。朝7時半に犬山城に到着です。江戸時代以前より建築された城で、現代に残っている天守閣は残念ながら12城しかありません。その内の一つが犬山城です。そして、現存天守の中で国宝に指定されているのは5城のみ。姫路城、松本城、彦根城、松江城、犬山城。犬山城はそんな貴重でありがたいお城なのです。城の麓にある駐車場に車を停めて、9時開城まで近くを散策です。まさかの土砂降りです!それでも行かないわけにはいかないのです。駐車場からも美しいロケーションを堪能することができます。天気が悪くても、やはり城を目の前にしてしまうと、自然とテンションが上がってしまいます。天守に向かう大手道。櫓があった場所には、現在神社の社務所が...犬山城@愛知県
2024年07月27日休日の土曜日。暑い日が続いているので、早朝に散歩も兼ねて江戸城にやってきました。江戸城は日本で最大の巨大城郭でした。東京の中心部ということもあり、現在残っている遺構はだいぶ縮小されましたが、それでも圧巻の城郭を至る所で感じることができます。今日は竹橋方面へ内堀周りを散歩したいと思います。7時頃に東京駅に到着。東京駅前から江戸城に続く、片側4車線の永代通り。現在は日本の中枢なので、見上げるほどの高層ビルが立ち並びます。ここが江戸城のメインゲートとなる、大手門。巨大な櫓門が見えます。大手門から東皇居に入れますが、今日は早朝の為まだ開城していません。この大手門の石垣は改修の際に伊達政宗が担当したといわれています。江戸城の内堀。皇居ランでも使われる内堀周りは約5.5Km。九段下や、武道館方面...江戸城@東京都
2024年3月3日月曜日に神戸で設計の打ち合わせの為、前乗りして姫路城にやってきました。前回の訪問は昨年2023年9月。姫路城は世界文化遺産で国宝。日本が世界に誇るKingofcastleです。前回訪問してから幾つもの城を訪問したことで、改めて姫路城の凄さを実感できると思い、また前回は時間の都合上周りきれなかった場所を見たいと思い訪問することにしました。今回は一人で訪問したので、じっくり自分のペースで周ります。朝6時に家を出て、姫路の到着が11時頃。駅を出ると直線的に姫路城の天守閣が見えます。この堂々とした出立ち。この景色を見るだけで痺れまくってます。姫路城は城下町も城に取り込んだ惣構えだったので、姫路駅あたりまで城となっていました。はやる気持ちを抑え、歩いて城郭を目指すと長く伸びた土塁が現れます。この土...姫路城【二回目】@兵庫県
秋田城から秋田駅にもどるバスを途中下車(『川反入口』バス停、『秋田城跡歴史資料館前』バス停より320円)して、久保田城も見学しました。前回登城は2009年、干支が一回り以上するほど久しぶりです。 現地案内図 久保田城について 歴史 江戸時代
2024年2月17日若林城→松音寺→瑞鳳殿→最後は宮城県の誇り、仙台城に向かいました。普段、東京では電動自転車で怠けているワタクシが、主発地点と到着地点も含めて1日で約45kmの大移動を自転車でやってのけました。好きな事への執念はこんなにも強いものかと自身で感心してしまいました。しかし、江戸時代はこんな距離は歩いて移動していたと考えると、まだまだ足元にも及びません。さて、瑞鳳殿で伊達家の霊廟を見た後は、ゆっくりと広瀬川を眺めながら移動しました。仙台城に向かう大橋からのショット。木に埋もれて分かりずらいですが、仙台城の石垣が見えます。本丸は標高130mの青葉山に築かれました。昨年の夏以来の訪問です。昨年は途中、突然のゲリラ豪雨に見舞われた為、今回はゆっくり周りたいと思います。大橋を渡り直進すると左手に三の丸...仙台城【二回目】@宮城県
2024年2月10日設計の打ち合わせの為、1泊2日で生まれて初めて熊本の地にやってきたワタクシ。羽田空港から阿蘇くまもと空港に到着です。初日の飛行機は天気が良く、窓側だったので外を眺めていると琵琶湖の上空近くを通過!小さくですが彦根城が見えました。超拡大すると、ちゃんと城郭の形が分かります。初日に無事打ち合わせを終え、熊本城の近くに宿泊。当然、熊本城に行きます。しかし、帰りの飛行機は11時55分。阿蘇くまもと空港まではここから約50分ほど。手荷物検査やレンタカーの返却などを考慮すると遅くても9時45分くらいには熊本城を出ないと間に合わない。数ヶ月後に再び熊本に来るので、今日はあえて復旧が進む現在の熊本城を見ておこうと思いました。朝の7時半にホテルをチェックアウトして熊本城に向かいます。繁華街から南大手門の...熊本城@熊本県
2024年2月6日朝イチに明石城に行き、神戸での打ち合わせと現場視察が終わり、やや時間があったので出張の最後は大阪城に行くことにしました。大阪城といえば、やはり豊臣秀吉。大阪府民の心にも豊臣秀吉が強く刻まれています。しかし、現在の大阪城は歴史上ではやや複雑。豊臣秀吉の時代の天守閣は大坂夏の陣で焼失、その後徳川家が天守閣を造るも落雷焼失、現在の天守閣は昭和6年に府民の寄付金によって復興されました。当時は発掘調査も進んでいなかった為、今残っている大阪城は豊臣秀吉が造ったものと皆思っていたそうです。しかし、実際には秀吉時代の大坂城は江戸幕府に埋められて新たな巨大城郭に変貌を遂げました。つまり、現在見ることのできる櫓も石垣も、全て徳川が造ったものになります。徳川期の石垣の上に豊臣期の天守閣を復興した形になります。...大坂城@大阪府
2024年2月6日昨日に続き、本日も再び日本100名城の明石城にやってきました。昨日は夕方に訪問したことで、外が暗くなったので断念したエリアを見るのが目的。やはり城は事前の予習と、ゆっくりと周るための時間が必要だと再認識しました。明石城の築城は1619年。江戸時代の初期に明石藩初代藩主、小笠原忠政によって築かれました。三度目の訪問のため、以前に書いたブログと内容が重複するところもありますが、お付き合い頂けると幸いです。JR明石駅の目の前が城跡という最高の立地。本丸下からのショット。こちらは大きな広場になっていますが、当時は御殿などが多く建築されていたエリア。休みのはイベントなどが開催されています。昨年9月に訪問した際は、イベントをやっていたのでこの広場から写真を撮ることができませんでした。今日は平日なので...明石城【三回目】@兵庫県
2024年2月5日東大阪の現場視察、堺市での設計打ち合わせが15時半頃の終了した為、急いで兵庫県の明石城に向かいました。昨年に明石城には一度訪問しているのですが、均整の取れた現存の三重櫓に圧倒されすぎて、他の見どころを完全に見落としてしまった為、再度訪問しました。ちなみに、明石城は個人的に好きな城のトップ3に入るほどお気に入り。大阪駅から神戸線に乗って不覚にも到着が17時30分頃。既に外は薄暗かったのですが、予定通り決行です!時間がないのでJR明石駅から門を抜けてストレートに本丸方面へ向かいます。写真撮影も省略しました。まずは左手には三重の坤櫓。櫓とは思えぬほど風格があります。こちらは現存の櫓で天守閣が無かった明石城の天守代用とされた櫓です。続いて右手には巽櫓。こちらも現存の三重櫓。この二つの櫓が本丸の両...明石城【二回目】@兵庫県
2024年1月2日年が明け2024年、おそらく激動の一年が始まることでしょう。被災された地域の方々の無事を祈り、一日も早い復興を願っております。新年一発目の城巡りは小諸城からスタートしました。個人的に小諸市自体、あまり馴染みがなかったので地図でチェックしてから車で向かいました。ちょうど長野市と群馬県高崎市の中間くらいでしょうか。電車の場合は信濃鉄道の小諸駅の目の前に城跡があります。小諸城は日本100名城に選定されている名城。最初に向かったのは大手門。大手門は駅前北口にあり、本丸や二の丸のある曲輪と大手門と付随する三の丸のある曲輪は、しなの鉄道の線路で分断されています。こちらは大手門公園として独立した広場となっています。完全に街の一部に溶け込んでいて、市民の為の広場となっています。ゆったりとした感じが良きで...小諸城@長野県
2024年1月5日新年を迎え三城目は新潟県の春日山城。ついにワタクシの好きな武将、上杉謙信を語る時がやって来ました。上杉謙信は生涯70回も戦い、勝率は95%とも98%とも言われており、戦国最強であったのは間違いありません。最大のライバル武田信玄とは12年も戦い続け、戦国時代最大規模の死傷者を出した第四次川中島の戦いや、織田軍に大勝利を納めた手取川の戦いは有名です。そして上杉謙信といえば、義を重んじていたこと。そんな上杉謙信が居城としていたのが、新潟県上越市にある春日山城。巨大な山城で、本来は豪雪地帯の越後はこの時期に登城する事は難しいのですが、今年は暖冬で圧倒的に雪が少ないので、快晴を狙って登城しました。車は春日山神社に止めることができます。急な階段を登り、新年なので春日山神社で参拝してから登ることにしま...春日山城@新潟県
2024年2月4日週明け月曜日に堺と神戸で設計打ち合わせがあるため、前乗りして奈良県大和郡山市にある郡山城に行きました。続100名城に選定されている名城です。天正8年、筒井順慶がこの一帯を織田信長に与えられたことで入城し、縄張りを行い築城したのが始まり。天正13年には豊臣秀吉の弟、豊臣秀長が入城して大改修を行なったことで城が拡張され、城下町も覆う総構えの巨大な城となりました。織田信長、豊臣秀吉時代に築城された城は織豊系と呼ばれますが、まさに織豊系の築城技術を色濃く残した城跡。その後、秀長以降は城主が度々変わりますが、郡山城は幕末まで残ります。近鉄郡山駅から歩いて五分ほど。早速郡山市役所前の交差点に石垣らしきものを発見。見るからに城門の石垣の遺構。信号を渡って近くで見ると柳御門跡となっています。櫓門を連想さ...郡山城@奈良県
2023年9月10日静岡城巡り2日目は掛川城。掛川城は室町時代に遠江進出を狙って今川氏が家臣の朝比奈氏に築城させました。その後、戦国時代に入ると山内一豊が10年間在城しました。その際に大改修をしたと言われています。また、城下町も整備されたようです。現在の掛川城は1994年に日本初となる木造での天守閣復元を果たしました。新幹線も走っていて、駅からも比較的近いのでアクセスは良好です。掛川城の魅力の一つでもある大手門。こちらも1995年に復元されたものです。上には鯱もあり、なかなか見応えある門です。礎石と埋め方の資料もあります。これは貴重かも。門の中には入ることができません。城からかなり距離があるところに門があるので注意です。城の近くに車を停めてしまうと、こちらの門を見るとができません。天守閣と太鼓櫓が見えてき...掛川城
2023年9月9日静岡の城巡り1日目は駿府城。天下人、徳川家康は幼少時代に今川義元の人質として19歳までの12年間この駿府城で生活していました。豊臣時代に駿河を両国とした際、徳川家康は駿府城を居城として築城しますが、その後江戸に移封。しかし、徳川の時代となり家督を譲り大御所なった際、再び駿府城に戻ってきます。天下普請によって巨大な城郭があったそうです。現在は櫓と門が復元されています。そして、天守台が現在も発掘調査中です。かなり立派な城郭です。江戸城の天守台は45m×41mでかなり巨大ですが、現在進行形で発掘調査している駿府城の天守台は68m×61mと日本最大の天守台だったことが近年判明しました。徳川家康にとって、駿府城がいかに特別な存在だったかが分かります。東御門はどっしりと重厚感があります。門に使われて...駿府城
2023年9月23日関西方面城巡り2日目朝から兵庫県の明石城に行き、安土城を周りラストは彦根城のライトアップに行ってきました。安土から彦根まで電車で移動し、近くのビジネスホテルに宿泊。次の日は彦根城に行く予定だったので、ゆっくり休む予定でした。ラッキーなことに部屋から彦根城が見えます。しかも、一泊素泊まり4500円くらいの格安!夕陽に照らされた彦根城は、とても綺麗でした。部屋でゆっくりして、何気なく外を見ると彦根城が光っています。ライトアップされているなら、行かないという選択肢は有り得ません。疲れた体にムチを打って、再び外に繰り出します。歩いて15分ほどで彦根城に到着。メインとなる佐和口から入城します。多聞櫓が待ち構えていて、美しくにライトアップされています。井伊家の家紋が輝かしい。続いて天守閣方面へ向か...彦根城ライトアップVer
2023年10月1日小江戸として観光客に大人気の川越市。江戸時代にタイムスリップしたような、蔵の街並みを楽しむ事ができます。オシャレなお店なども多いので若い方にも大人気のエリアです。しかし、忘れていけないのは城下町という事。当然、川越市には城がありました。城好きの人なら皆知っていますが、小江戸というワードが先走って、城の存在を知らない方が多くいます。城あっての城下町。川越城は日本100名城になっていますので、城好きの方なら絶対に抑えておきたい城。当時から天守閣は無く、江戸幕府の重臣達が代々居城としていて、北の守りとなる重要拠点でした。江戸時代の主な城主は酒井家、松平氏。現在は本丸御殿の一部が現存しています。日本で本丸の現存は、高知城と川越城の二棟のみ。貴重な城跡になります。川越城は本川越駅から、ゆっくり歩...川越城
2023年10月20日東北城巡りの一城目は福島県白河市の小峰城。日本100名城です。東北新幹線の新白河駅で降り、白河駅に向かいますが電車のタイミングを逃して1時間待ち。約3kmの距離を歩いて行くことにしました。小峰城が表舞台となったのは幕末。南北朝時代に結城親朝によって築かれ、江戸時代の初代藩主丹羽長重によって、石垣の近世城郭に改修されました。幕末の戊辰戦争で本丸やシンボルの三重櫓が焼失して落城。30分以上歩くと石垣と水堀が見えてきました。なかなか立派な石垣が見えてきます。当時は11基の櫓と18の門があったとされているので、規模としては大きめの城だったと考えられます。早速、入城です入城したら会津門があり、その先に二の丸があります。現在、二の丸には茶屋と資料館があります。月見櫓跡の石垣です。打込接の布積み。...小峰城
2023年11月3日東北城巡り四城目は山形県の名城、山形城。別名は霞城。現在は霞城公園として地域の方、観光の方に親しまれています。場所は山形市の中心部で、JR山形駅からも近い場所にあるのでアクセスは良好です。現在の巨大城郭になったのは11代城主、最上義光の時代です。出羽の関ヶ原での戦いの功績が認められ、52万石の大大名となりました。ちなみにワタクシの祖父も同じ山形で、光義という名前でした。最上義光から拝借したんでしょうかね。祖父が生きていた時は、ワタクシもよく山形に行っておりました。二の丸東大手門が、メインの門となります。橋の下には水堀と新幹線が通ります。新幹線に乗る方には、こんな近くに城が見えるので絶景だと思います。二の丸東大手門は1991年に復元されました。高麗門を抜けると巨大な枡形の虎口が登場!隅か...山形城
2023年9月24日関西方面城巡り3日目ラストは昨日のライトアップの彦根城に引き続き、朝イチの彦根城です。昨日はナイトバージョンで暗かった為、今日は城の隅まで見ていこうと思います。関ヶ原で勝利した徳川家康は西国の牽制の要所として、徳川四天王の井伊直政を石田三成の居城だった佐和山城に移封しました。その後井伊直政は琵琶湖に近い、現彦根城に築城を計画。しかし、慶長2年に井伊直政は死去。意思を継いだ井伊直継、井伊直孝によって20年に渡って築かれた城です。江戸時代以前に作られた天守閣が、そのまま現存している貴重な城。天守閣は国宝に登録されています。井伊家が14代に渡って藩主を務めてきました。本日は佐和口の右手から歩いて向かいました。昨日のライトアップも格別でしたが、昼は水濠に多聞櫓と二重の隅櫓が映って綺麗でした。こ...彦根城
2023年9月13日 今朝は、人生初の秋田県での目覚めでした。 北の方は、日の出時間が関西より20分強早いです。 夜に雨が降ったようで、路面が濡れてて空は雲が…
2023年9月11日 朝食は、ホテルのバイキングです。 ご飯が美味しいですね。 残念ながら今日は暑くなりそうです。 朝ごはん食べて準備ができたら出発です。 で…
概要 アクセス 熊本城内 発券所 御城印 武将印 熊本地震 西大手櫓門 元太鼓櫓 未申櫓 二の丸広場からの熊本城 概要 熊本城は熊本県熊本市中央区にある安土桃山時代から江戸時代の日本の城 別名 『銀杏城』 城郭構造 『梯郭式平山城』 天守構造 『連結式望楼型3重6階地下1階』 築城主 『出田秀信(千葉城)』 『鹿子木親員(隈本城)』 築城年 1469年(文明元) 主な改修者 『加藤清正』 主な城主 『加藤氏』 『細川氏』 廃城年 1874年(明治7) アクセス 熊本県熊本市中央区本丸1-1 駐車場 有料 熊本城内 発券所 北口ルートと南口ルートと2通りありますが、今回は北口ルートから入城します…
8月10日、始発の新幹線で新大阪へ。尼崎で乗り継いで、篠山口駅に10時前に降り立ちました。 すぐの神姫バスに乗り換え。 二階町で下車しました。 篠山城の大手口はすぐそば。馬出は失われていますが、その分再開発が進んでいます。公園の中にかすかに名残があるでしょうか。 篠山城は、豊臣包囲のため1609年に天下普請によって築かれました。 縄張は藤堂高虎と伝わります。直線的な塁線と犬走りが特徴的。 盆地の中央にある小山を利用しており、二の丸へは急な坂虎口に枡形を二重にした堅牢なものです。 二の丸に入ると、2000年に復元された大書院。 当時、二の丸には御殿があり、発掘調査の結果が平面表示されています。 …
松江から車を使い、今度は安来市へ。 中海から飯梨川沿いを上流に向かったところに目指す月山富田城跡がありました。 To Instagramまずは100名城スタンプが置かれている安来市立歴史資料館へ。 1階の展示は無料で見ることができました。 ただし、2階の企画展については料金を払う必要があります。 To Instagram月山富田城の本丸跡までは、登城というよりは登山ですね。 時間の都合もあり、今回は麓から少し登るだけにしました。 城跡にたくさんの幟が立てられており、麓からも見ることができました。 To Instagram麓から千畳平まででもこのような山道でした。 本丸へ行くまでの大変さが思いや…
昨日まで5日間かけて山陰を旅してきました。 この旅行のてん末はまた後日書くとして、今回は2日に分けて旅行中に訪れた100名城の感想を書きたいと思います。 松江城 まずは松江城から。 今回は米子駅で車を借りて歴訪することにしました。 松江城南側の大手前に駐車場があったので、そこに車を停めて城内を散策することに。 To Instagram大手前から松江城に入城。 入口には松江を開いた堀尾氏の祖堀尾吉晴公の銅像がありました。 To Instagram松江城大手門跡より。 すぐ目の前にあの歴史ある天守閣が見えてきました。 To Instagram国宝指定されている天守閣は全国で5城のみ。 その1つがこ…
梅見も兼ねて水戸城の見学に行ってきました。2009年以来、10年以上ぶりの訪問です。前回の見学時から新たに大手門・二の丸角櫓・土塁・堀が復元され、『城』としての見学ポイントが増えました。水戸城について歴史水戸城といえば、有名な徳川光圀はじめ
水戸城内にある弘道館を見学しました。水戸城跡の遺構・展示施設・復元建物の中では唯一の有料施設です。弘道館について水戸城三の丸にある弘道館こうどうかんは、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭とくがわ なりあきが設立した藩校です。天保11年(1840年)
3日目2023年5月1日今日も快晴☀️気持ちいい朝を迎えました。では出発したいと思います。昨日までは西に西に向かって来ましたが今日からは東に東に向かって行き…
4日目2023年5月2日今朝も快晴☀️今日もお城廻り開始です。本日1つ目のお城へ向けて移動です。 道後温泉の方へ向かいます。道後温泉の南に公園があります。今…
信州、松本へ1ヶ月以上前の話になりますが春発売の青春18きっぷで長野県松本市へ行って来ました。関西圏在住なので新快速電車で米原を目指します。車窓から見えるの…