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2023/11/04

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  • 姫路城【二回目】@兵庫県

    2024年3月3日月曜日に神戸で設計の打ち合わせの為、前乗りして姫路城にやってきました。前回の訪問は昨年2023年9月。姫路城は世界文化遺産で国宝。日本が世界に誇るKingofcastleです。前回訪問してから幾つもの城を訪問したことで、改めて姫路城の凄さを実感できると思い、また前回は時間の都合上周りきれなかった場所を見たいと思い訪問することにしました。今回は一人で訪問したので、じっくり自分のペースで周ります。朝6時に家を出て、姫路の到着が11時頃。駅を出ると直線的に姫路城の天守閣が見えます。この堂々とした出立ち。この景色を見るだけで痺れまくってます。姫路城は城下町も城に取り込んだ惣構えだったので、姫路駅あたりまで城となっていました。はやる気持ちを抑え、歩いて城郭を目指すと長く伸びた土塁が現れます。この土...姫路城【二回目】@兵庫県

  • 仙台城【二回目】@宮城県

    2024年2月17日若林城→松音寺→瑞鳳殿→最後は宮城県の誇り、仙台城に向かいました。普段、東京では電動自転車で怠けているワタクシが、主発地点と到着地点も含めて1日で約45kmの大移動を自転車でやってのけました。好きな事への執念はこんなにも強いものかと自身で感心してしまいました。しかし、江戸時代はこんな距離は歩いて移動していたと考えると、まだまだ足元にも及びません。さて、瑞鳳殿で伊達家の霊廟を見た後は、ゆっくりと広瀬川を眺めながら移動しました。仙台城に向かう大橋からのショット。木に埋もれて分かりずらいですが、仙台城の石垣が見えます。本丸は標高130mの青葉山に築かれました。昨年の夏以来の訪問です。昨年は途中、突然のゲリラ豪雨に見舞われた為、今回はゆっくり周りたいと思います。大橋を渡り直進すると左手に三の丸...仙台城【二回目】@宮城県

  • 瑞鳳殿

    2024年2月17日若林城に行った後、仙台駅近くの松音寺で若林城から移築された大手門を見て、瑞鳳殿に向かいました。瑞鳳殿とは仙台藩祖の伊達政宗の霊屋。また伊達家二代目伊達忠宗、三代目伊達綱宗の霊屋もあります。自転車で周ったので疲れましたが、効率は圧倒的に良いですね。瑞鳳殿は仙台城の本丸と向かい合うように経ヶ峯に位置します。麓に自転車を停めて、小高い山を登っていきます。この地は伊達家の墓所が置かれていたので、限られた人のみが入ることができた禁断の地だったようです。この地は戦後に伊達家から仙台市に寄贈されました。まずは二代藩主、伊達忠宗が瑞鳳殿と共に創建した瑞鳳寺が現れます。城門のような立派な薬医門。3間一戸の切妻造り、本瓦葺き。先ほど見た移築された若林城の大手門と同じです。そう考えると、松音寺に移築されたと...瑞鳳殿

  • 若林城@宮城県

    2024年2月17日先週の熊本県から今週は福島県で現場視察があった為、週末は仙台市へ。桃太郎電鉄並みの移動距離です。宮城県といえばやはり伊達政宗。そして伊達政宗が築き、居城としたのは仙台城です。一国一城令により、一つの藩に一つの城しか持てない時代でしたが、62万石を有した仙台藩には3つの城と21の要害がありました。要害とは一国一城令に配慮した呼び名で、実際は軍事施設なので城と同等。3つの城とは仙台城、白石城、そして若林城。実は若林城は仙台の方でも知らない方が多いのです。伊達政宗の為に1928年に築城し、伊達政宗が亡くなった1636年に廃されました。政宗自身が細部まで指揮して築城したと言われています。元は伊達政宗の隠居城と言われてきましたが、研究の結果で実際の執務も若林城で行ったとされています。伊達政宗の晩...若林城@宮城県

  • 熊本城@熊本県

    2024年2月10日設計の打ち合わせの為、1泊2日で生まれて初めて熊本の地にやってきたワタクシ。羽田空港から阿蘇くまもと空港に到着です。初日の飛行機は天気が良く、窓側だったので外を眺めていると琵琶湖の上空近くを通過!小さくですが彦根城が見えました。超拡大すると、ちゃんと城郭の形が分かります。初日に無事打ち合わせを終え、熊本城の近くに宿泊。当然、熊本城に行きます。しかし、帰りの飛行機は11時55分。阿蘇くまもと空港まではここから約50分ほど。手荷物検査やレンタカーの返却などを考慮すると遅くても9時45分くらいには熊本城を出ないと間に合わない。数ヶ月後に再び熊本に来るので、今日はあえて復旧が進む現在の熊本城を見ておこうと思いました。朝の7時半にホテルをチェックアウトして熊本城に向かいます。繁華街から南大手門の...熊本城@熊本県

  • 大坂城@大阪府

    2024年2月6日朝イチに明石城に行き、神戸での打ち合わせと現場視察が終わり、やや時間があったので出張の最後は大阪城に行くことにしました。大阪城といえば、やはり豊臣秀吉。大阪府民の心にも豊臣秀吉が強く刻まれています。しかし、現在の大阪城は歴史上ではやや複雑。豊臣秀吉の時代の天守閣は大坂夏の陣で焼失、その後徳川家が天守閣を造るも落雷焼失、現在の天守閣は昭和6年に府民の寄付金によって復興されました。当時は発掘調査も進んでいなかった為、今残っている大阪城は豊臣秀吉が造ったものと皆思っていたそうです。しかし、実際には秀吉時代の大坂城は江戸幕府に埋められて新たな巨大城郭に変貌を遂げました。つまり、現在見ることのできる櫓も石垣も、全て徳川が造ったものになります。徳川期の石垣の上に豊臣期の天守閣を復興した形になります。...大坂城@大阪府

  • 明石城【三回目】@兵庫県

    2024年2月6日昨日に続き、本日も再び日本100名城の明石城にやってきました。昨日は夕方に訪問したことで、外が暗くなったので断念したエリアを見るのが目的。やはり城は事前の予習と、ゆっくりと周るための時間が必要だと再認識しました。明石城の築城は1619年。江戸時代の初期に明石藩初代藩主、小笠原忠政によって築かれました。三度目の訪問のため、以前に書いたブログと内容が重複するところもありますが、お付き合い頂けると幸いです。JR明石駅の目の前が城跡という最高の立地。本丸下からのショット。こちらは大きな広場になっていますが、当時は御殿などが多く建築されていたエリア。休みのはイベントなどが開催されています。昨年9月に訪問した際は、イベントをやっていたのでこの広場から写真を撮ることができませんでした。今日は平日なので...明石城【三回目】@兵庫県

  • 明石城【二回目】@兵庫県

    2024年2月5日東大阪の現場視察、堺市での設計打ち合わせが15時半頃の終了した為、急いで兵庫県の明石城に向かいました。昨年に明石城には一度訪問しているのですが、均整の取れた現存の三重櫓に圧倒されすぎて、他の見どころを完全に見落としてしまった為、再度訪問しました。ちなみに、明石城は個人的に好きな城のトップ3に入るほどお気に入り。大阪駅から神戸線に乗って不覚にも到着が17時30分頃。既に外は薄暗かったのですが、予定通り決行です!時間がないのでJR明石駅から門を抜けてストレートに本丸方面へ向かいます。写真撮影も省略しました。まずは左手には三重の坤櫓。櫓とは思えぬほど風格があります。こちらは現存の櫓で天守閣が無かった明石城の天守代用とされた櫓です。続いて右手には巽櫓。こちらも現存の三重櫓。この二つの櫓が本丸の両...明石城【二回目】@兵庫県

    地域タグ:兵庫県

  • 郡山城@奈良県

    2024年2月4日週明け月曜日に堺と神戸で設計打ち合わせがあるため、前乗りして奈良県大和郡山市にある郡山城に行きました。続100名城に選定されている名城です。天正8年、筒井順慶がこの一帯を織田信長に与えられたことで入城し、縄張りを行い築城したのが始まり。天正13年には豊臣秀吉の弟、豊臣秀長が入城して大改修を行なったことで城が拡張され、城下町も覆う総構えの巨大な城となりました。織田信長、豊臣秀吉時代に築城された城は織豊系と呼ばれますが、まさに織豊系の築城技術を色濃く残した城跡。その後、秀長以降は城主が度々変わりますが、郡山城は幕末まで残ります。近鉄郡山駅から歩いて五分ほど。早速郡山市役所前の交差点に石垣らしきものを発見。見るからに城門の石垣の遺構。信号を渡って近くで見ると柳御門跡となっています。櫓門を連想さ...郡山城@奈良県

    地域タグ:奈良県

  • 猿橋城@新潟県

    2024年1月6日年明け四城目は新潟県妙高市にある猿橋城に行きました。おそらく知っている人は、ほぼいないであろう超マイナーな山城です。前日に上杉謙信の居城である春日山城に登城し、春日山城の支城はこの界隈に多く存在しているのでネットや本で調べていました。その中で支城かも分からず、誰がいつ何のために築城したのかも不明な城が猿橋城だったので、一番ミステリアスな城を攻略することにしました。もう一点は、やはり人が少ない山城は冬を越えると熊が怖いので、一応熊が冬眠中の冬の内に攻略したいというのが、もう一つの理由でした。猿橋城は新潟県と長野県の県境にある場所にあり、駅からは果てしなく遠い位置。今回は車で行きました。廃校となった小学校の脇に看板があったので、看板通りに向かいました。山道の入り口。雪もいい感じに溶けているの...猿橋城@新潟県

    地域タグ:新潟県

  • 春日山城@新潟県

    2024年1月5日新年を迎え三城目は新潟県の春日山城。ついにワタクシの好きな武将、上杉謙信を語る時がやって来ました。上杉謙信は生涯70回も戦い、勝率は95%とも98%とも言われており、戦国最強であったのは間違いありません。最大のライバル武田信玄とは12年も戦い続け、戦国時代最大規模の死傷者を出した第四次川中島の戦いや、織田軍に大勝利を納めた手取川の戦いは有名です。そして上杉謙信といえば、義を重んじていたこと。そんな上杉謙信が居城としていたのが、新潟県上越市にある春日山城。巨大な山城で、本来は豪雪地帯の越後はこの時期に登城する事は難しいのですが、今年は暖冬で圧倒的に雪が少ないので、快晴を狙って登城しました。車は春日山神社に止めることができます。急な階段を登り、新年なので春日山神社で参拝してから登ることにしま...春日山城@新潟県

    地域タグ:新潟県

  • 松本城@長野県

    2024年1月2日新年の始まりは小諸城から始まり、続いて松本城にやってきました。城好きなら誰もが知っている、現存12天守であり国宝です。現存12天守とは江戸時代より前に作られた天守。日本には2万5000〜5万近くの城があり、天守閣があった城は全国で170程と言われています。その中で現存している天守は12城しか残っていないのです。有名な大阪城や名古屋城は復元なのでこの現存天守には該当しません。一国一城令、戊辰戦争、廃城令、第二次世界大戦。いくつもの出来事によって、日本の城は姿を消してしまいました。松本城がいかに貴重な城かお分かり頂けると思います。松本城へは松本駅から一番近い、黒門側から入城します。進むと早速、松本城の天守群と水堀が見えてきます。この堀の水は湧き水。背景にも映る北アルプスなど、山々に囲まれた松...松本城@長野県

    地域タグ:長野県

  • 小諸城@長野県

    2024年1月2日年が明け2024年、おそらく激動の一年が始まることでしょう。被災された地域の方々の無事を祈り、一日も早い復興を願っております。新年一発目の城巡りは小諸城からスタートしました。個人的に小諸市自体、あまり馴染みがなかったので地図でチェックしてから車で向かいました。ちょうど長野市と群馬県高崎市の中間くらいでしょうか。電車の場合は信濃鉄道の小諸駅の目の前に城跡があります。小諸城は日本100名城に選定されている名城。最初に向かったのは大手門。大手門は駅前北口にあり、本丸や二の丸のある曲輪と大手門と付随する三の丸のある曲輪は、しなの鉄道の線路で分断されています。こちらは大手門公園として独立した広場となっています。完全に街の一部に溶け込んでいて、市民の為の広場となっています。ゆったりとした感じが良きで...小諸城@長野県

    地域タグ:長野県

  • 高田城@新潟県

    2023年12月30日今年も残り2日となった12月30日は、今年最後の城巡りとなります。城納めに選んだ城は新潟県上越市にある高田城です。高田城は日本三大夜桜で有名ですが、城好きとしては、やはり続100名城に選定されているので要チェックな城です。実はワタクシ、18歳〜20歳まで上越市に住んでおりましたが、恥ずかしながらその時は歴史にあまり興味がなかったので、高田城の前を通ったことさえありませんでした。そんな勿体無い過去を払拭するために、城巡り納めとして2023年の年末にやってきました。前置きが長くなりましたが、高田城はえちごトキめき鉄道の高田駅から歩いて10分少々の場所にあります。高田城は現在、高田公園として整備。復元された三重櫓が見どころ!年末年始が博物館が休館、櫓も年末年始は閉鎖されていた為、12月30...高田城@新潟県

    地域タグ:新潟県

  • 寺田屋旅館と伏見の街@京都府

    2023年12月12日伏見城跡→御香宮神社に行った後は、伏見桃山駅に向かいました。しかし、寺田屋旅館が近いと知ったので、急遽向かうことに!寺田屋旅館は幕末に二つの大きな出来事の舞台となります。1862年。倒幕を進めようとする薩摩過激派志士と暴発を止めようとする薩摩藩士によって斬り合いが勃発。薩摩藩氏9名が命を落としました。寺田屋事件や寺田屋騒動と呼ばれています。もう一つは、1866年。坂本龍馬が襲撃された事件です。天皇を中心とした政治、徳川幕府を中心とした政治。この二つの思想で日本が分裂し、幕末の動乱の時代に突入します。特にこの京都は日本の中心だったので、事件が多く起きて治安も悪化していきました。向かうまでの伏見の街が凄く素敵だった。おそらく土地割は江戸時代の状態であると感じました。道が直角に曲がったり、...寺田屋旅館と伏見の街@京都府

    地域タグ:京都府

  • 伏見城@京都府

    2023年12月12日大阪から再び京都へ。淀城に行くか、二条城に行くか悩みましたが、時間もあるのでゆっくり伏見城を目指すことにしました。伏見城は豊臣秀吉が隠居後の城として築城したのが始まりとされています。伏見城は戦国時代に歴史のキーポイントとなる城ですが、城としては不運な運命でもありました。元は豊臣秀吉の隠居城としての計画でしたが、息子の秀頼の誕生により天守を持つ本格的な城郭に整えられました。初代の伏見城を指月伏見城と呼びます。しかし1596年に慶長の大地震により築城中に倒壊。この場所が城地に向かないと判断した秀吉は、現在の明治天皇伏見桃山陵になっている、伏見木幡山に移して新たに築城しました。この時代の伏見城を木幡山伏見城と呼びます。当時は最新技術を集結した五層の豪華絢爛な大天守が建っていたようです。また...伏見城@京都府

    地域タグ:京都府

  • 安居神社@大阪府

    2023年12月11日堺で打ち合わせの後、茶臼山に行き最後は安居神社に向かいました。大阪冬の陣、夏の陣で激戦地となった大阪の天王寺。至る所に戦いの爪痕が残っています。冬の陣で徳川家康が本陣を置き、夏の陣では真田幸村が陣を置いた茶臼山→真田幸村縁の安居神社。これはセットで周るのがマストです。この天王寺一帯が大坂冬の陣と夏の陣において、大激戦の地だったことは前回書きました。豊臣が滅亡することになった大坂夏の陣。そして戦国時代最後の戦。徳川家康率いる東軍と豊臣秀頼率いる西軍。人数には諸説ありますが、西軍は圧倒的に兵力で劣っていました。また、豊臣秀吉が造った難攻不落の大阪城は、冬の陣後に徳川家康によって堀を埋められたことで、防御機能を完全に失っていました。その中で大活躍をしたのが、冬の陣同様で真田幸村です。真田幸...安居神社@大阪府

    地域タグ:大阪府

  • 茶臼山陣城

    2023年12月11日昨日の京都城巡りから大阪市内に入ったので、本日は茶臼山陣城にやってきました。夕方の到着だった為、急ぎ足で周りました!大河ドラマ「どうする家康」で大阪冬の陣と夏の陣の回となり佳境を迎えています。縁あってこのタイミングで大阪に来れたので、やはり茶臼山には足を運ぶべきと思い向かいました。茶臼山といえば、大坂冬の陣の際は徳川家康の本陣があった場所。さらに大阪冬の陣の際は、この戦いで日本一の兵(ヒノモトイチノツワモノ)と称されるようになった真田幸村が陣を置いた場所になります。JR南海線の新今宮駅から歩いて15分程で茶臼山公園に到着しました。あべのハルカス前からのショット。線路の奥に見える木々のあたり一帯が茶臼山公園です。最近、NHKの歴史探偵で大坂の陣のVR再現映像を見ました。この茶臼山の前に...茶臼山陣城

  • 高槻城@大阪府

    2023年12月10日朝イチから勝龍寺城→山崎城→最後は高槻城とJR京都線上を移動。高槻城は京都と大阪の中間に位置し、西国街道と淀川という水陸交通の大動脈を見張るには絶好の地だった為、時代が変化しても重要な位置付けの城でした。信長の時代に天主があったとされ、京都二条城、坂本城に続く、三番目に古い天主だったそうです。現在、城跡は高槻城公園となっていて地元の方の憩いの場に変化しています。当時は重要な拠点だった故、時代の変化に伴って城主も変わりました。高槻城公園に建てられている石像はキリシタン大名の高山右近。天下人秀吉の元で幾つもの戦いを生き抜いてきた大名。その後は目まぐるしく城主が変わります。城は平城でしたが、近世城郭で三重の天主と幾つもの櫓があったそうです。模型で見ても幾つもの水堀によって堅固な守りになって...高槻城@大阪府

  • 山崎城@京都府

    2023年12月10日関西方面の城巡りニ城目は京都にある山崎城です。明智光秀が本能寺の変で織田信長を打ち、備中高松城(岡山県)にいた羽柴秀吉が中国大返しと呼ばれる凄まじいスピードで戻って明智軍と戦いました。その際にこの天王山付近に羽柴秀吉は陣を張り、明智光秀に勝利。羽柴秀吉は標高270mの天王山の山頂に山崎城を築きました。天主もあり、高層建築物があったとされています。翌年、大阪城の工事が本格化したことで山崎城は破却。時の城となりました。勝龍寺城のあるJR京都線、長岡京駅から一駅。山崎駅が搭城口の最寄駅となります。ローカルな駅。この一帯は山崎合戦で激戦を繰り広げた地であるものの、今はすごくのどかな街並み。京都の駅から比較的近いのに、景色が変わります。この山崎駅から歩いて5分ほどで、天王山の登山道に到着。京都...山崎城@京都府

  • 勝龍寺城

    2023年12月10日またしても関西方面の城巡りにやってきました。12月10日〜12月12日の2泊3日。12月11日は設計の打ち合わせがある為、動けるのは12月10日丸一日と、12月12日の午後のみ。これは行く城とルートを念入りに考えないと効率よく動くことができないので、数日前から計画を練りました。その時に役に立つのが、こちらの本。城の本はたくさんありますが、地理感が分からないエリアでは、城と城の距離感が分からず計画するのに苦労します。こちらの本は、まず100名城や続100名城以外の城の掲載も多く、県によって城の位置が分かるように地図で記載されているので、個人的には最強アイテムです。線路が乗っているのもありがたい。話は逸れましたが、最初に訪れた城は京都にある勝龍寺城です。京都駅から京都線に乗って長岡京駅で...勝龍寺城

  • 岩切城

    2023年12月2日午前中に利府城に登城し、自転車で岩切城に移動。本日はローカルな城を攻めてきました。岩切城は仙台市宮城野区にある城ですが、仙台市と利府町の境にある城で、現在は県民の森として整備されています。城址は国史跡に指定されています。歴史としては、利府城を居城とした伊達政宗の叔父の留守政景が、利府城の前に居城としていた城であり、城替えした際に廃城となりました。JR岩切駅方面から岩切城に向かいます。完全な峠道で意外と車も多く走っています。山を切り裂いたような道を進みます。登城口までの道が既に迫力あります。利府城からはゆっくり自転車で走って40分程だったような気がします。本丸跡は現在、公園となっているので道中はアスファルトで整備されています。ちょうど紅葉の時期とハマり、紅葉が綺麗に色付いています。左手に...岩切城

  • 利府城

    2023年12月2日先日行った千葉県の稲村城以来、地形を生かした山城の魅力にハマったワタクシは宮城県に再びやってきました。今回は利府城に登城です。利府城は宮城県利府町にあるお城で、伊達政宗の叔父にあたる伊達政景、後の留守政景が居城としていたお城です。位置としては仙台城からは車で30分ほど。多賀城からは車で10分少々で着く場所にあります。利府町では土器が出土していたり、古墳などもあるので、小さな町ですが歴史のある興味深いエリアになります。利府城は現在、館山公園として整備されています。大きく分けて二つの登城口があります。一つは麓にある利府小学校側から登城するルート。もう一つは山の完全に反対側から登城するルート。自転車を借りて到着したワタクシは駐車場に停めて、山の真ん中を抜けるルートで向かいました。地図の左側が...利府城

  • 大多喜城

    2023年11月23日千葉県城巡りの旅、ラスト4城目は大多喜城。ここまで、全てが計画通りの一泊2日の旅。千葉県には82城もの城跡があると言われています。尋常ではない数です。その中で100名城に選出されているのは、下総国の佐倉城のみ。続100名城に選出されているのは、同じく下総国の本佐倉城、そして上総国の大多喜城になります。今回の旅の目玉はやはり最後の大多喜城です。久留里城から大多喜城まで車で移動。紅葉シーズンなので、道中至る所で観光の方が多くいました。大多喜城は里見氏が惣無事令の違反を名目に上総を没収された後、徳川家康がこの一帯を支配。そして、徳川四天王の本多忠勝が初代大多喜藩として城主となり、大多喜城は近世城郭に生まれ変わりました。その後、本多家→阿部家→青山家→稲垣家→松平家と城主は変わるものの、明治...大多喜城

  • 久留里城

    2023年11月23日千葉県城巡りの旅、三城目は君津市に移動して久留里城にやってきました。久留里城の起源は不明とされていますが、中世には里見氏、近世では黒田氏など多くの城主を迎え入れた城。明治維新後の廃城令まで存在していました。天守があったとされ、天守台跡がしっかり残っているようですが、昭和53年に天守台の脇に復興天守が建てられ、天守台は大事に保存されています。車で入り口を上がると無料の駐車場があります。駐車場にある売店で御城印も売っています。まずはゆっくりと歩きながら二の丸跡に向かいたいと思います。割と急な勾配の上り坂です。ちょうど紅葉の時期なので、紅葉も綺麗に色付いています。まずは、上がってすぐに堀切を見ることができます。崖崩れを起こさないように、舗装されていますが、この堀切をしっかり残したあたりは素...久留里城

    地域タグ:千葉県

  • 稲村城

    2023年11月22日千葉県城巡りの旅、ニ城目は稲村城。結論から言いますと、館山城に行ったなら稲村城に是非寄って欲しい!稲村城は里見氏三代、義道が居城とした城とされています。1533年頃に廃城になりましたが、それまでは里見氏の本城だったと言われています。2012年には国指定跡に指定されています。館山城からは車で10分程だったと思います。国道128号線を走っていると、リサイクルショップベイツーというお店があります。その手前を曲がると、内房線の電車が走っています。そこに車を止めることができ、登城口までは歩いて5分程です。看板がないので少々分かりづらいですが、城跡の近くに来ると丁寧な案内看板があるので分かりやすいです。約64mの小高い山に稲村城はあります。天気は快晴。山城巡りには絶好な日です。ススキを眺めながら...稲村城

    地域タグ:千葉県

  • 館山城

    2023年11月22日千葉県城巡りの初陣は館山城からスタートです。以前は館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町を安房国と呼び、里見氏が室町時代から戦国時代、江戸時代にかけて支配しており、今もこの地に根付いています。そして、館山城は里見氏最後の居城だった為、終焉の地となっています。館山城は現在城山公園となっていて、本丸跡には模擬天守が建っており、八犬伝博物館になっています。麓には無料の駐車場もあり、公園としてしっかりと整備されている印象です。麓の駐車場あたりからのショット。天気にも恵まれて模擬天守が映えます。まずはメインとなるコースから入場していきます。道も整備されていて歩きやすいです。掲げられた幟が雰囲気を高めてくれます。遺構かは不明ですが、向かう途中の道の両サイドは切岸のような急な斜面になっています。桜も植樹...館山城

    地域タグ:千葉県

  • 上山城

    2023年11月3日東北城巡り五城目は、山形県にある上山城。最上氏の最南端の城塞で、伊達家や上杉家との攻防の舞台となった地でもあります。山形城からは車で20分程。山形県上山市にあります。上山といえばやはり温泉。城下町は温泉街となっていて、すこぶる雰囲気が良いです。そんな、かみのやま温泉の小高い丘に上山城があります。当時の遺構はほんの一部を残すのみとなっています。上山城の始まりは南北朝時代。その後、同じ山形県にある米沢を当時は納めていた伊達家と、この城を取られたり取り返したりを繰り返し、戦国末期は最上義光が納めました。江戸時代は藩主が次々と変わりつつも、上山藩は幕末まで生き残りました。昔は本丸に三重の天守、各所に櫓門がある近世城郭だったそうです。現在は、二の丸跡に模擬天守が建っています。城の内部は上山市の博...上山城

    地域タグ:山形県

  • 山形城

    2023年11月3日東北城巡り四城目は山形県の名城、山形城。別名は霞城。現在は霞城公園として地域の方、観光の方に親しまれています。場所は山形市の中心部で、JR山形駅からも近い場所にあるのでアクセスは良好です。現在の巨大城郭になったのは11代城主、最上義光の時代です。出羽の関ヶ原での戦いの功績が認められ、52万石の大大名となりました。ちなみにワタクシの祖父も同じ山形で、光義という名前でした。最上義光から拝借したんでしょうかね。祖父が生きていた時は、ワタクシもよく山形に行っておりました。二の丸東大手門が、メインの門となります。橋の下には水堀と新幹線が通ります。新幹線に乗る方には、こんな近くに城が見えるので絶景だと思います。二の丸東大手門は1991年に復元されました。高麗門を抜けると巨大な枡形の虎口が登場!隅か...山形城

    地域タグ:山形県

  • 瑞巌寺・伊達政宗歴史館

    2023年10月29日涌谷城の後は日本三景松島にやってきました。大変な混み具合の松島。今回、松島の目的は瑞巌寺です。1609年に伊達政宗が建立。仙台城築城の際に、市民の精神の拠り所として伊達政宗が縄張りを行なって造営。前回、訪問したのは6年前くらい。2008年からの10年間、平成の大修理中だった為、全てを見ることができなかったので、再びやってきました。日本三景松島の海沿いを歩きながら瑞巌寺に向かいます。最寄りの駅は松島海岸駅です。松島駅もあるので注意です。国宝瑞巌寺の入り口。伊達家の竹に雀と三引両の家紋の提灯が門に掲げられています。門を抜けると杉の木が本堂前まで広がります。以前はもっと杉の間を抜けて行くような参道でしたが、杉の木が伐採され減ってしまいました。それは東日本大震災の時、松島にも津波がきてこの瑞...瑞巌寺・伊達政宗歴史館

    地域タグ:宮城県

  • 涌谷城

    2023年10月29日東北城巡り三城目は、宮城県遠田郡涌谷町にある涌谷城です。涌谷城は岩出山城と港でもある石巻の中間に位置しています。仙台城からは高速道路で約1時間ほど。ちなみに涌谷と書いてワクヤと読みます。涌谷城は室町時代から戦国時代にかけて、大崎氏が支配しており涌谷氏が築いた城とされています。小田原合戦に参陣しなかった大崎氏と涌谷氏は滅亡。葛西・大崎一向一揆を平定した伊達政宗が、米沢城から岩出山城に移封されたことで、この一帯は伊達家が支配することになりました。その後、亘理氏が居城し伊達一門に入ったことで、亘理伊達家が誕生し仙台藩の要害として涌谷城は明治まで残り続けました。江合川沿いに涌谷城はあり、川沿いは模擬の土塀があり城に近づくにつれて雰囲気を出してます。長い模擬土塀の先には天守閣と櫓が見えてきます...涌谷城

    地域タグ:宮城県

  • 岩出山城

    さ2023年10月22日東北城巡り二城目は宮城県大崎市にある、岩出山城に向かいました。仙台藩初代藩主、伊達政宗は仙台城を作り城下町を整備し発展しました。宮城県の方も知らない方がいるのですが、元々伊達家は山形県米沢市の武将です。戦国の乱世の中様々な経緯があり、豊臣秀吉による二度の仕置きにより最終的には伊達家は米沢城からこの岩出山城へ移封されました。当時は岩手沢城でしたが、伊達政宗が改名。岩手沢から岩出山へと改名。そして12年間もの間、岩出山城を居城としていました。伊達政宗は関ヶ原の合戦後に仙台城を築城。岩出山城は四男の宗泰が岩出山伊達家として十代に渡ってこの地を納めました。現在は公園となっていて、現存や復元の建物は何も残っていません。しかし立地として、標高108mの独立した丘陵の上にある山城なので、天然の崖...岩出山城

    地域タグ:宮城県

  • 小峰城

    2023年10月20日東北城巡りの一城目は福島県白河市の小峰城。日本100名城です。東北新幹線の新白河駅で降り、白河駅に向かいますが電車のタイミングを逃して1時間待ち。約3kmの距離を歩いて行くことにしました。小峰城が表舞台となったのは幕末。南北朝時代に結城親朝によって築かれ、江戸時代の初代藩主丹羽長重によって、石垣の近世城郭に改修されました。幕末の戊辰戦争で本丸やシンボルの三重櫓が焼失して落城。30分以上歩くと石垣と水堀が見えてきました。なかなか立派な石垣が見えてきます。当時は11基の櫓と18の門があったとされているので、規模としては大きめの城だったと考えられます。早速、入城です入城したら会津門があり、その先に二の丸があります。現在、二の丸には茶屋と資料館があります。月見櫓跡の石垣です。打込接の布積み。...小峰城

    地域タグ:福島県

  • 川越城

    2023年10月1日小江戸として観光客に大人気の川越市。江戸時代にタイムスリップしたような、蔵の街並みを楽しむ事ができます。オシャレなお店なども多いので若い方にも大人気のエリアです。しかし、忘れていけないのは城下町という事。当然、川越市には城がありました。城好きの人なら皆知っていますが、小江戸というワードが先走って、城の存在を知らない方が多くいます。城あっての城下町。川越城は日本100名城になっていますので、城好きの方なら絶対に抑えておきたい城。当時から天守閣は無く、江戸幕府の重臣達が代々居城としていて、北の守りとなる重要拠点でした。江戸時代の主な城主は酒井家、松平氏。現在は本丸御殿の一部が現存しています。日本で本丸の現存は、高知城と川越城の二棟のみ。貴重な城跡になります。川越城は本川越駅から、ゆっくり歩...川越城

    地域タグ:埼玉県

  • 彦根城

    2023年9月24日関西方面城巡り3日目ラストは昨日のライトアップの彦根城に引き続き、朝イチの彦根城です。昨日はナイトバージョンで暗かった為、今日は城の隅まで見ていこうと思います。関ヶ原で勝利した徳川家康は西国の牽制の要所として、徳川四天王の井伊直政を石田三成の居城だった佐和山城に移封しました。その後井伊直政は琵琶湖に近い、現彦根城に築城を計画。しかし、慶長2年に井伊直政は死去。意思を継いだ井伊直継、井伊直孝によって20年に渡って築かれた城です。江戸時代以前に作られた天守閣が、そのまま現存している貴重な城。天守閣は国宝に登録されています。井伊家が14代に渡って藩主を務めてきました。本日は佐和口の右手から歩いて向かいました。昨日のライトアップも格別でしたが、昼は水濠に多聞櫓と二重の隅櫓が映って綺麗でした。こ...彦根城

    地域タグ:滋賀県

  • 彦根城 ライトアップVer

    2023年9月23日関西方面城巡り2日目朝から兵庫県の明石城に行き、安土城を周りラストは彦根城のライトアップに行ってきました。安土から彦根まで電車で移動し、近くのビジネスホテルに宿泊。次の日は彦根城に行く予定だったので、ゆっくり休む予定でした。ラッキーなことに部屋から彦根城が見えます。しかも、一泊素泊まり4500円くらいの格安!夕陽に照らされた彦根城は、とても綺麗でした。部屋でゆっくりして、何気なく外を見ると彦根城が光っています。ライトアップされているなら、行かないという選択肢は有り得ません。疲れた体にムチを打って、再び外に繰り出します。歩いて15分ほどで彦根城に到着。メインとなる佐和口から入城します。多聞櫓が待ち構えていて、美しくにライトアップされています。井伊家の家紋が輝かしい。続いて天守閣方面へ向か...彦根城ライトアップVer

    地域タグ:滋賀県

  • 安土城

    2023年9月23日関西方面城巡り2日目明石城→信長の館→安土城考古博物館→安土城跡の順でやってきました。安土城考古博物館から自転車で約5分ほど。安土城跡の前にやってきました。天気が良く絶好のサイクリング日和となりました。今は安土城の周りは田端が広がりますが、信長の時代はこの一帯も琵琶湖で安土城を囲むような形だったようです。早速入城です。車の方は無料の駐車場がありました。安土城は総見寺というお寺が管理しています。入り口にはグッズが売っているお店があるので、飲み物など事前に買っておきましょう。料金を支払うゲートがあるのですが、そこを通過すると自販機もトイレもありません。あるのは大自然と石垣のみです。早速登っていきます。まず、目の前に現れるのはひたすら続く石階段。ここは大手道で安土城に向かうメインルート。当時...安土城

    地域タグ:滋賀県

  • 信長の館・安土城郭資料館

    2023年9月23日関西方面城巡り2日目朝一の明石城から滋賀県まで東海道線で移動。向かう先は安土城。事前のチェックにて安土城郭資料館・信長の館・安土城考古博物館という三つの資料館が安土町に点在。加えて安土城に登城するというハードスケジュール。今回はその全てを午後からの時間で制覇しました。明石駅からのルート。普通列車で約2時間程。ほのぼのとした安土駅。天気にも恵まれ絶好の観光日和です。信長の館と安土城はそれぞれ離れています。車であれば問題ありませんが、歩いて行くにはかなり時間も体力も要します。そこで駅前にレンタサイクルがあります。料金も安く、かなりの台数を保有していますのでお勧めします。私も今回はレンタサイクルで周る計画を事前にしてました。まずは信長の館に向かいます。安土城考古博物館と近接しています。安土駅...信長の館・安土城郭資料館

    地域タグ:滋賀県

  • 明石城

    2023年9月23日関西方面城巡り2日目。昨日の姫路城に続き、本日は明石城からスタート。西明石駅近くのホテルに宿泊したので、朝一にJR山陽線に乗って隣の明石駅に向かいます。明石城は100名城に登録されていて、現存の櫓が二基残っている貴重な城。徳川二代将軍秀忠の名によって築城。初代藩主は小笠原忠真。1632年11月-1633年4月は幕府直轄地となり本多忠義、政勝が治める二代目は松平庸直。以後主に松平家が城主を務めました。今は明石城公園となっています。事前に調べていて、ベストスポットの一つが、明石駅のホームと分っておりました。明石城は実に横幅が広く、その両端に現存櫓が残っているので、少し離れている駅だと両方の櫓が綺麗に写ります。高さもちょうど良き!明石駅の改札を抜けると目の前に堀があります。そして、正面の入り...明石城

    地域タグ:兵庫県

  • 姫路城

    2023年9月22日関西方面城巡り1日目ついに姫路城の中に初めて入城しました。今までは外から眺めることしか出来てなかったのでこの日が来るのを待ち侘びてました。姫路駅を降りると正面にドシッと姫路城が構えてますので、まさに街のシンボル。そして、城では唯一そして日本で初めて世界遺産に登録されています。さらに、櫓や門など国宝8棟、重要文化財74棟と歴史的価値のある建築物なのは言うまでもありません。幾多もの廃城や倒壊の危機から逃れた、日本が誇る奇跡の建築物です。綺麗な堀。この周りにはお土産屋などが並んでいます。それにしても、ツアー客など人の数が凄いです。世界遺産だけあって、観光客の数も桁違いです。ここが姫路城の大手門になります。この門は昭和に建てられたようです。桜門を抜けると三の丸広場が出てきます。今は何もなく広場...姫路城

    地域タグ:兵庫県

  • 江戸城

    2023年9月18日日本一の大城郭は江戸城です。姫路城23ha、名古屋城35ha、仙台城44ha、大阪城106haと数字で見て取れる通り、大阪城って広かったなぁと思い出しましたが、江戸城はなんと230ha!大阪城の倍以上の広さを誇ります。具体的な数字で見てみると、よりリアルに伝わります。本日は大手町駅で降りて、大手門から入城することにしました。現在、江戸城は皇居なのでセキュリティも万全です。朝9時に到着。持ち物検査を受けてから入城します。外から見た大手門と石垣。大手門の石垣の修復は伊達政宗が担当したようですね。こんなに立派な門が江戸城には残ってたんですね。切込接の石垣も見事です。日本の中枢、東京千代田区のロケーションに溶け込む歴史的建築物。この大手門が江戸城の正門になります。築城は藤堂高虎。その後、162...江戸城

    地域タグ:東京都

  • 浜松城

    2023年9月10日静岡城巡り最後は浜松城にやってきました。徳川家康が29歳から45歳まで17年間在城した城です。徳川家康以降も、家康と繋がった譜代大名が在城して江戸時代に要職に出世したことから、出世城とも呼ばれています。凄く縁起のいい城です!場所は浜松駅から徒歩で20分ほど。一体は浜松城公園として地元の方にも親しまれています。今回は市役所側から入城しました。天守閣と石垣が見えてきます。見晴らしが良く遠くからでも天守閣が見えるので、まさに街のシンボルというイメージです。遠くからでもハッキリとわかる石垣が素晴らしいです。天守門が近づきます。緩やかな丘のような場所なのに、天守閣に近づくと割と急な勾配になっている気がします。下から見上げるようで、石垣が絶壁のように感じます。立派な天守門。天守門は明治6年に解体さ...浜松城

    地域タグ:静岡県

  • 掛川城

    2023年9月10日静岡城巡り2日目は掛川城。掛川城は室町時代に遠江進出を狙って今川氏が家臣の朝比奈氏に築城させました。その後、戦国時代に入ると山内一豊が10年間在城しました。その際に大改修をしたと言われています。また、城下町も整備されたようです。現在の掛川城は1994年に日本初となる木造での天守閣復元を果たしました。新幹線も走っていて、駅からも比較的近いのでアクセスは良好です。掛川城の魅力の一つでもある大手門。こちらも1995年に復元されたものです。上には鯱もあり、なかなか見応えある門です。礎石と埋め方の資料もあります。これは貴重かも。門の中には入ることができません。城からかなり距離があるところに門があるので注意です。城の近くに車を停めてしまうと、こちらの門を見るとができません。天守閣と太鼓櫓が見えてき...掛川城

    地域タグ:静岡県

  • 駿府城

    2023年9月9日静岡の城巡り1日目は駿府城。天下人、徳川家康は幼少時代に今川義元の人質として19歳までの12年間この駿府城で生活していました。豊臣時代に駿河を両国とした際、徳川家康は駿府城を居城として築城しますが、その後江戸に移封。しかし、徳川の時代となり家督を譲り大御所なった際、再び駿府城に戻ってきます。天下普請によって巨大な城郭があったそうです。現在は櫓と門が復元されています。そして、天守台が現在も発掘調査中です。かなり立派な城郭です。江戸城の天守台は45m×41mでかなり巨大ですが、現在進行形で発掘調査している駿府城の天守台は68m×61mと日本最大の天守台だったことが近年判明しました。徳川家康にとって、駿府城がいかに特別な存在だったかが分かります。東御門はどっしりと重厚感があります。門に使われて...駿府城

    地域タグ:静岡県

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