メインカテゴリーを選択しなおす
日本統治時代の木造建築が今も多く残る、台湾西部の木都・嘉義市。レトロ感あふれる街並みがのこる同市中心部に、今回ご紹介する文化路夜市はあります。台北の代表的な夜市に比べたら、いささか小規模かもしれません。それでもぶらり散策しながら、屋台見物する価値は十分にあります。▲人でにぎわう文化路夜市文化路夜市に漂うローカルな雰囲気は、まず台北じゃ味わえないでしょう。変に観光地化されていない分、現地の文化をより...
台湾総鎮守として日本統治時代の台北・剣潭山に鎮座した「台湾神社」。その最末期にあたる1944年(昭和19年)6月、神社名を台湾神宮に改め、新社地への遷座も予定されていました。ところが、軍用機が移転地に墜落・火災に至ったことで、新社殿は消失。ついに移転されることなく終戦を迎え、台湾は中華民国の占領下に入りました。戦後、台湾神宮境内は円山大飯店敷地に取り込まれ、焼失した新社地跡は会員制保養施設「円山聯誼会」...
台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。ここに途轍もなく険しい「好漢坡」という階段があります。好漢坡日本統治時代末期、負傷した日本軍のリハビリ訓練所として建造された坂道ランニングコースです。当初は階段の数が289段あり、300段に近かったことから、別名「三百桟」と呼ばれていました。後に市道175号線の建設により、心臓破りの階段は下段部が取り壊され、現在残っているのは243段だけです。傾斜...
【半導体がストップ】台湾で震度6強、過去25年で最大 TSMC
台湾東部沖で発生した大規模な地震により、世界をリードする半導体製造企業である台湾積体電路製造(TSMC)が一部の製造設備の稼働を停止したことが報告された。この事態は、台湾に集中しているサプライチェーンのリスクを改めて示すものである。
2020年秋、台鉄斗南駅の新駅舎が開業しました。日本統治時代のレトロ駅舎にかわって、橋上式の新駅舎があらたに誕生したことで、斗南駅の表情は一変。今では、新旧駅舎が横並びの光景を見ることができます。▲斗南駅の新駅舎新駅舎の特徴はなんといっても、木材がふんだんに使われている点でしょう。内外ともに木材がつよい存在感を放っています。▲階段を上がって自由通路を進んでいく▲木目調の窓口周辺階段を上がって自由通路に入...
台北近郊には大小さまざまな夜市があります。今回はその中から、万華駅の南方にある「南機場夜市」をたずねました。駅から1キロほど離れているため、MRT中山駅からバスを使って向かいます。▲系統番号「12路」のバスで南機場夜市を目指す西門町から南機場夜市に向かうバスは、そもそも本数が多いですから、あまり待たずに乗れると思います。「南機場公寓」というバス停で下車しましょう。そこから夜市までは歩いてスグです!また、M...
高架化にともない役目を終えた、台中駅のレトロ駅舎。その歴史的価値が認められ、現在は鉄道記念館として活用されています。その記念館というのが、今回ご紹介する「台中駅鉄道文化園区」です。▲日本統治時代に建設された旧駅舎が保存されている旧駅舎の位置はこれまで通りです。重要文化財級ということもあり、見た目は現役時代からほぼ変わっていません。訪問当時、何らかのイベントが行われていたのか、白いテントが軒を連ねて...
ゆるキャラ&新型特急にも遭遇!橋上化された台鐵花蓮駅をぶらり散策
東台湾の要所・台鐵花蓮駅の今をたずねました。2014年夏に台東線が電化されて以来、花蓮駅を取り巻く環境は進化し続けています。それから2年後の2016年にはIC乗車券の利用範囲に含まれ、2018年の秋には橋上式の新駅舎が完成しました。生まれ変わった花蓮駅をぶらり散策しながら、「新しいもの」に触れてみたいと思います。目次1 花蓮のゆるキャラ「紅面鴨」が来客をお出迎え2 木をふんだんに使った美しいデザイン3 ホームで新型...
シェアサイクル「youbike」で烏樹林糖廠に行ってみた(新営駅⇔烏樹林)
台湾各地に建設された製糖工場は、今や観光資源として重宝されています。今回はその一つ、旧烏樹林糖廠を活用した歴史公園「烏樹林休間園区」への行き方についてご紹介します。といっても、オーソドックスなバス旅じゃありませんよ。今から利用するのは、台湾のシェアサイクル「youbike」です。烏樹林休間園区がある台南市には、youbikeのスタンドがいくつも整備されており、気軽に自転車旅を満喫できます。目次1 往路(新営駅→北...
日本人観光客におなじみ「円山大飯店」にはかつて、台湾総鎮守「台湾神宮」が鎮座していました。その背後にそびえる剣潭山が、今回の舞台です。低く登りやすいことから、剣潭山は市民憩いの場になっています。登山道がいくつも張り巡らされており、軽装でも気軽に登山できるのが魅力的です。松山空港を俯瞰できる展望台があることから、飛行機ファンにも広く親しまれています。そんな剣潭山で気になるものを見つけました。鳥居状構...
台湾通なら知っておきたい【台湾総統選挙】メディアと政治の関係
あなたの調べた台湾情報は偏っている?政治に興味ない人も最低限知っておきたい「台湾メディアと政治の関係」を2024年の選挙結果を例に解説します。
台南の奥座敷として、日本統治時代に湯治場が整備された関子嶺温泉。その泉質から「世界三大泥湯」に数えられているそうです。2023年の末ごろ、そんな関子嶺温泉に一泊する機会を得ました。公共交通機関で行くなら、嘉義駅からバスに乗るのがもっとも便利です。嘉義客運7214路線の路線バスに乗ると、所要1時間20分で到着します。関子嶺温泉に到着したのは、日没後のことでした。旧温泉街に近いバス停に降り立つと、あたり一面、漆...
【台湾観光】バスを待つぐらいなら...夜の高雄を歩く(西子湾~自強夜市~興中夜市)
2020年2月、5年ぶりにして初となる高雄での一泊を前に、チョットだけ夜の街を散策してみました。ホテルでのチェックインを挟み、西子湾から三多商圏を目指して、LRT&徒歩での市街地横断に挑戦です。今回のスタートはコチラ!旧高雄港駅を活用した鉄道公園です。夜の公園には野良犬が多いので、極力人気のない場所は避けて、高雄ライトレールのハマセン電停に向かいます。数年前に開業したという高雄ライトレールは、架線のない軌...
シェアサイクル「youbike」で烏山頭ダムに行ってみた(隆田駅⇔ダム)
台湾では今やおなじみの存在となった、シェアサイクル「youbike」。現地の電話番号さえあれば、日本人でも登録して利用することができます。鉄道やバスが通っていない場所に行く際、これが大いに役立つでしょう。今回はそんなyoubikeを利用して、台湾を代表する観光地に行ってみたいと思います。八田與一技師による指揮のもと、日本統治時代に建設された「烏山頭ダム」が目的地です。目次1 台鐵隆田駅から八田路に出るまで2 八田...
【2023-24】台湾・虎尾糖廠の五分車撮影記(2=完)―砂ぼこり舞うシュガートレイン
台湾最後の産業用シュガートレインとして知られる、虎尾糖廠の五分車。2023年12月の運行開始にあわせ、さっそくその様子を見てきました。目次1 リハビリ工事できれいになった馬公厝線2 旧後壁寮駅から撮影ポイントまでの道のり3 4年ぶりの五分車撮影に挑戦!4 虎尾で受け継がれる五間厝神社の記憶5 総括リハビリ工事できれいになった馬公厝線虎尾糖廠(砂糖工場)から徒歩で市街地を抜け、まずはサトウキビ畑が広がる郊外に出...
台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。この地にはかつて小鎮守「関子嶺神社」がありました。温泉地の知名度とは対照的に、あまり知られていない神社跡です。金子展也氏(2011)は、同神社の詳細を以下のように示しました。建立年は1941年10月24日と、日本統治時代の終末期にあたります。天照大神を祭神としていました。社殿までの道のりは険しく、現在の好漢坡すなわち「三百石段石崎」を登りつめて、よ...
【旅行記】ツイてない男の台湾旅2023 6日目(完)―帰国前の一期一会
5日目の夜はホテルに宿泊せず、台北駅からバスで桃園空港に向かいます。翌朝の飛行機が6時00分搭乗開始と早いため、空港内での仮眠を前提にプランを立てました。北投温泉で汗を流したら、あとは空港に行くだけです。年末とは思えないほど蒸し暑い中、真夜中の北投駅前を歩くのでした。目次1 深夜の空港アクセスはバス一択!2 ベトナムのおばちゃんに漢字を伝授3 未知の領域「トランジットエリア方面」を覗いてみた4 隣の席のお...
【旅行記】ツイてない男の台湾旅2023 5日目―台北首都圏から動かない!
いよいよ帰国が迫ってきました。5日目は台北首都圏から出ません。朝食を終えてチェックアウトのち、文湖線の撮影を行い、それから旧台湾神宮(円山大飯店)に向かいます。未完成のまま終戦を迎えた旧台湾神宮の新社殿跡をたずね、そのまま背後にそびえる剣潭山の鳥居状構造物を調査します。それが終わったらメトロを乗り継ぎ、開業したての安坑ライトレールを撮影すれば、この日の予定は終わったも同然です。その後のことは考えて...
【旅行記】ツイてない男の台湾旅2023 3日目―youbikeで行く台南郊外の史跡めぐり
3日目は「五分車」でおなじみ虎尾糖廠と、台南の奥座敷「関子嶺温泉」をめぐるつもりでした。前日の夜、ホテルで旧Twitterを覗いていると、驚愕の情報に出くわしました。なに、虎尾糖廠がまだ操業していないと?例年、虎尾の砂糖工場は12月10日ごろに操業を開始します。今年は少し遅めに始まるかもしれないという、衝撃的な情報でした。ただ、発信元があくまでも一個人のツイートにすぎないため、これが正確かどうかといわれたら疑...
★臺灣14🎵📖🥭🎦9/27ライブ配信アーカイブ😆 台湾を行脚するギターの伝道師大竹研さん(37:50)🎸 / HOT島嶼音楽季2023 (9/16)(3:27:25) / HOT島嶼音楽季2023(9/17)(3:33:05)📖🥭🎦😍(2023/09/2...
★臺灣1🎵🥭🥭🥭沖縄タイムス 2023年5月23日 旬な話 前黒島萌 他いろいろ😅💦🥭🥭🥭😍(2023/05/23 18:53) ★臺灣2🎵📖🍨🚃楊双子の鉄道旅×美食×百合小説『台湾漫遊鉄道のふたり』には、台湾ローカル美食があれこれ登場! 目次だ...
🎵📖🥭🎦8/30 17:00~17:30 ライブ配信 八得力樂團ライブ:音符で綴る台湾の美😍/NHKFM ★心を紡ぐコトバたち 8月27日(日)午後11:30放送 2023年9月4日(月) 午前1:00配信終了(聞き逃しサービス) 出演:小池真理子・村山由佳・千早...
知的好奇心を育む【大人の淡水】山の手・歴史建築群モデルコース
観光客でいつも賑わっている淡水。 訪れた人の多くは淡水老街で屋台グルメの食べ歩きを楽しみ、淡水河の夕日を見て帰る…これが定番コースではないでしょうか。 淡水は豊かな自然と深い歴史にあふれた地区。今回は喧騒を離れてゆっくりと休日を過ごせるとっ
🎵📖🥭🎦 「日本人にも悪い人がいる。過去の統治時代に台湾に対してひどいことをしたこともあったでしょう?」 /もし、台湾であの二人に会ってなかったら、中国語を勉強してなかったかも。動画100本記念の物語です。(8:42)/高雄の夜、イギリスのインフルエンサー「大豊」と...
🎵📖🥭🎦 “日本人”として動員された台湾の人々 元軍看護婦が屈辱を感じた瞬間/忘れることないイクサ 「平和の礎」名前読み上げ/台湾人が標的?米カリフォルニア銃乱射事件(台文中文字幕)(11:33)/霹靂国際マルティメディアのプロデューサー、西本有里さんが語る...
🎵📖🥭🎦【五輪】なぜ台湾はチャイニーズタイペイ?(台文中文字幕)(8:32)/阿里山在住・品川真紀さんとの対談:「阿里山ツォウ族の村から」(34:55)/台湾映画 陣頭-完整版!(2:02:39)/美食旅行-仙台露營の旅(4:31)📖🥭🎦😍(2023/0...
夫は台湾で五年級生(民國50年代生まれ)と呼ばれる世代。彼が幼少時や学生時代の話をするたび、私は自分の知らない時代の台湾に強く惹かれるようになりました。 今回は旧き佳き台湾の象徴ともいえる、かつて実在した住居兼商業施設【中華商場】と、その周
🎵📖🥭🎦おうちで楽しもう台湾の博物館 第6回 国立台湾文学館(10:28)/「小暑」入谷朝顔まつり・浅草寺のほおずき市/🎶ほおずき/さだまさし(4:14)/2023台北電影節|台北電影節頒獎典禮LIVE📖🥭🎦😍 - 花と音楽と沖縄と…(2023/07/...
🎵📖🥭🎦おうちで楽しもう台湾の博物館 第6回 国立台湾文学館(10:28)/「小暑」入谷朝顔まつり・浅草寺のほおずき市/🎶ほおずき/さだまさし(4:14)📖🥭🎦😍
🎵📖🥭🎦臺灣國際熱氣球嘉年華-Taiwan International Balloon Festival/台東で台湾国際バルーンフェス開幕 媽祖型バルーンが空に 夏の風物詩/【ライブ中継17:50 20:00】7/1 台湾最大の音楽賞 「第34回金曲賞」は台北小巨蛋...
🎵📖🥭🎦東京で台湾フェスティバル 台中の団体が伝統芸能披露 - フォーカス台湾/台湾フェスティバル™TOKYO2023📖🥭🎦😍
★🎵🥭🥭🥭沖縄タイムス 2023年5月23日 旬な話 前黒島萌 他いろいろ😅💦🥭🥭🥭😍(2023/05/23 18:53) ★🎵📖🍨🚃楊双子の鉄道旅×美食×百合小説『台湾漫遊鉄道のふたり』には、台湾ローカル美食があれこれ登場! 目次だけでも見てっ...
台東駅の裏側にある南王地区には、台湾原住民のひとつ・プユマ族が居住しています。たまたま台東駅を利用する機会があったので、なにか原住民ネタはないかと駅裏手に回ってみました。すると、細長い石柱が屹立しているではありませんか。周囲を柵で囲んでいる点からして、ただの石でないことは一目でわかりました。石柱の前に説明板があるので、ちょっと読んでみたいと思います。▲台湾先史時代の貴重な遺物「月形石柱」この石柱は「...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(4=完)―胃袋は大きな方が良い
静寂に包まれた花蓮駅の待合室で、4日目がはじまりました。これから夜行列車莒光号655次に乗車して台北に戻ります。深夜2時の到着を前に改札が行われ、ようやくホームに入れました。とはいえ、動画用の機材はバッテリー残量がほぼなく、列車到着シーンを収めてすぐ車内に入り、座席に腰掛けました。目次1 胃袋は大きなほうが良い(台北駅~万華~山佳駅~西門町~民権西路)2 まさかのイグジット・ロウ&超乱気流フライト(台北...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(3)―夜の花蓮駅で待ちぼうけ
目次1 朝の東台湾でも一期一会2 台東線途中下車の旅3 夜の花蓮駅で数時間の列車待ち朝の東台湾でも一期一会▲玉里の日本家屋3日目は玉里鎮の玉麒麟別荘から始まります。当初は客城橋付近でDR2700型を撮影しようと思っていましたが、予想以上に疲れが酷く、体と脳みそが早朝から働いてくれず、結局7時ごろに起床しました。フロントのオバチャンは就寝中らしく、鍵はフロントに置いておくよう書かれていました。書置きの通りにして...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(2)―台東で撮り&乗り鉄三昧
目次1 花蓮駅で機関車交換2 関山・徳高陸橋でDR2700形を撮影3 朝ごはん(池上)4 鹿野移民村5 台東駅6 DR2700形で玉里へ花蓮駅で機関車交換初日は瑞芳から莒光号606次に乗り込み、幕を閉じました。2日目の記録は花蓮駅から始まります。ずっとデッキに座りっぱなしで疲れに着かれた状態で花蓮駅ホームに降り、真っ先に先頭の電気機関車へと向かいます。先頭客車のデッキにいたせいか、他のレイルファンよりも一足先に撮影を始...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(6)―何もかもが変わった屏東線
動画用のSDXCカードを求めて、台鐵高雄駅にやってきました。ここから駅東側にあるPC街に出向き、そこでカードを探してみようと思います。目次1 説明しよう、高雄駅の東側には「電脳街」があるのだ!2 地下化された高雄駅3 枋寮行きを諦めて潮州駅を散策する4 屏東の旧阿猴神社をたずねて5 名古屋名物スガキヤで食べてみた6 新幹線での大ワープを思いつく説明しよう、高雄駅の東側には「電脳街」があるのだ!久しぶりの高雄駅...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(5)―朝の高雄で色々やってみる
いよいよ4日間の旅も後半に入りました。「11回目の台湾」シリーズ第5弾は、3日目朝の高雄から始まります。この日は高雄・屏東を中心に過ごし、最後は新幹線で大ワープのすえ台北郊外で一泊しました。目次1 文賓大飯店の朝食はお弁当!?2 第二桟橋のアート街に巨根あらわる3 高雄ライトレールの線路横を歩く4 旧高雄神社(高雄忠烈祠)では野犬に要注意!最悪襲われる5 高雄港でフェリーと電車を撮影する6 なかなか見つから...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(4)―5年ぶりの高雄で食い倒れ
2日目は午後もかっ飛ばします!斗六駅から乗り込んだ自強号でコンビニ弁当の昼食を済ませ、嘉義駅に降り立ちました。ここで列車を乗り換え、区間車で数駅先の南靖駅を目指します。何の意味もなく、田舎の小駅に降りるわけではありません。これから嘉義県水上郷にある、南靖糖廠という砂糖工場に向かいます。目次1 南靖糖廠でフィールドワーク~林鳳営駅へ2 橋頭糖廠の神社跡3 夜の西子湾駅で4 文賓大飯店の格安部屋は秘密基地...
【旅行記】2019年9月 10回目の台湾(3)―さよならバニラエア
気が付くともう最終日。三日目の朝は、新北市三重にある「ヘイベアーカプセルホテル」の一室で目覚めました。台湾を離れるのは17時頃ですが、搭乗手続きの関係上、この日の14時が台湾滞在のタイムリミットです。目次1 新荘地蔵庵で旧新荘神社の遺物を探す2 台北市内で荷物が重くなるまで買い出し(ただし20kg以内)3 インドネシア人街でナシゴレンの昼食4 最後の1時間は西門町で暇つぶし5 帰りたくないが・・・桃園空港に戻る...
【旅行記】2019年9月 10回目の台湾(2)―集集線乗りつぶしに成功
目覚めて驚きました。なにせ、充電していたと思っていたタブレットが、電池残量28パーセントだったのですから!しっかりコンセントに差し込んでいたにもかかわらず、全く充電されていません。どうやら、差し込んでいたコンセントからの給電が、途中で止められていたようです。おまけに昨晩まで飛び回っていたフリーWi-Fiも、いつの間にか止まっています。困ったなあ・・・。目次1 朝の盧山温泉もまた美し2 霧社の神社跡をめぐる3 ...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(4)―徒歩&自転車で台湾南部をめぐる
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。4日目は映画『KANO』で盛り上がる嘉義市から始まります。目次1 朝の嘉義市内をぶらり散策2 自転車で台南中心地をぶらり散策3 岡山神社跡の赤鳥居を見にいく4 高雄で台湾最後の夜を過ごす朝の嘉義市内をぶらり散策ホテルをチェックアウト後、まずは阿里山森林鉄道とその関連施設を見るため、市街地北部を目指して歩き始めました。「阿里山号」1次の回送列車を撮影後、嘉義車庫園...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(3)―糖鉄追っかけと日治の記憶
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。3日目は雲林県の虎尾から始まります。朝7時に起床した私は、サトウキビ運搬列車の出発時間を見越して早めに行動を始めました。事前に得た情報によると、一番列車は8時ごろに運転を始めるようなので、早々と朝食をとり、台糖馬公厝線沿いを西へと歩いていきます。ちなみに今回は朝食店でトーストを頼みましたが、急いでいたので写真にはおさめませんでした。急いでいたとはいえ、線...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(2)―通霄神社で深まる交流
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。2日目は客家人が多く住む苗栗から始まります。今回宿泊したホテルを出て、まず初めに旧苗栗神社を目指して歩き始めました。時計を見ると朝7時過ぎで、ちょうど学生の登校時間と重なっています。旧神社の近くには苗栗商業高校があり、学校を目指すジャージ・ブレザー姿の学生を多く目にしました。朝食を屋台で買ったり、自転車や徒歩で通学したり・・・高校生の日常を垣間見ることが...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 2日目(2)―阿宗麺線を食べに台北・西門町に行ってみた!
基隆市をにぎわせるラバーダックを無事に見終え、台北に戻ってきました。すでに13時を過ぎていますが、まだ昼食をとっていません。なにか美味しいものでも食べようかと思い、若者でにぎわう西門町に向かいました。目次1 西門町で阿宗麺線を食べる2 雨模様の万華を歩く3 台北市郊外の日本統治時代史跡をめぐる(円山水神社・六士先生の墓)西門町で阿宗麺線を食べる台北市を代表する繁華街・西門町にやってきました。日本統治時...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 2日目(1)―台鐵EMU100で基隆港のラバーダックを見に行く
台湾滞在2日目、1月12日の朝は清々しい大稲埕からはじまりました。目次1 街歩きのクセが裏目に出るとき2 台鐵EMU100形の臨時列車に乗る3 基隆を熱狂させるラバーダックを見に行く街歩きのクセが裏目に出るとき朝食をとり、7時半になる少し前にチェックアウトしました。これから台湾最古の電車、通称「英国婆」ことEMU100形の臨時列車で基隆に向かいます。ラバーダックが基隆港に展示されているのに合わせて、すでに引退状態のEM...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 1日目(2)―夜の台北で台湾らしさを感じよう
飛行機で台北に到着後、間もなくして日没が訪れました。台湾の夜といえば、道路やその両側を利用して設けられている「夜市」が有名です。今回は、寧夏路夜市(日本統治時代の蓬莱町一帯)の近くにあるCUホテル台北に宿泊しましたが、ホテルへと向かう前に、まず腹拵えすることに。とにかく魯肉飯が食べたかったので、台北捷運円山駅から歩いて数分の場所にある、「丸林魯肉飯」に足を運びました。目次1 自助餐システムの丸林魯肉飯で夕...
【旅行記】2013年3月 2回目の台湾はゼミ旅行(2=完)―自由行動は友人と台中遠征
台湾ツアー3日目は束縛のない自由行動、この時が来るのをずっと待っていました。私たちゼミ旅行一行はたしか、計8人で参加していたと記憶しています。3日目は二手に分かれて自由行動を過ごすことにしました。私が参加しない方はタクシーを使って台北市内へ、私は友人2人を連れて台北から離れ、高鐵を利用して台中を訪れることになりました。台中訪問と高鐵乗車は友人からのリクエストによるものです。この自由行動ではできる限り、...
【旅行記】2013年3月 2回目の台湾はゼミ旅行(1)―台北&九フンを王道観光
私にとって2度目の台湾訪問は2013年3月、大学のゼミ旅行のときでした。ゼミ仲間7~8人と一緒に行動するので、残念ながらパックツアー利用という形になりましたが、自由がきかない状況を逆に利用して、「行動が制限された中、どれだけ充実した旅にできる」か挑戦してみました。かなり自分本位な言い方になりましたが、もちろん友人に台湾を知ってもらうため、彼らに迷惑をかけないようにはするつもりです。前置きはそれくらいにして...
旧台湾神宮=円山大飯店(台北市中山区)―ホテルになった本島鎮守
明治以降の開拓地や旧外地には、その地域ごとに官弊大社クラスの大神社が建立されました。もちろん、台湾にも官幣大社は存在しました。それが台湾神社、のちの台湾神宮です。同神社は剣潭山の中腹に建立され、大国主命、大已貴命、少彦名命、北白川宮能久親王を祭神としていました。建立は明治33(1900)年9月18日の内務省告示第81号を通して発表され、翌10月20日に竣工、同27日には鎮座式が行われ、その翌日には例祭が執り行われ...
台北といえば、高層ビルや集合住宅が立ち並び、やたらゴチャゴチャした印象が強いものです。それは郊外に行っても変わりません。集合住宅が密集しすぎるあまり、薄暗くなった路地なんてそこら中にあります。そんな台北首都圏にも、自然と触れ合える景勝地が点在しています。今回はその一つ、新北市新店区にある「碧潭風景区」をめぐっていきます。目次1 台北駅から新店駅へのアクセス2 碧潭風景区3 新店老街今回の散策は台北メ...