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台中第二市場の建物は,日本時代の構造をほぼ完全な形で留めており,六角形の本館「六角楼」から放射状に2本の翼廊が伸び,周囲を店舗が囲む独特の配置が特徴である。この六角楼は,平日のみ2階の見学が可能であり,天井の形状からその独特な構造を確認することができる。早朝ではなく,午前9時半を過ぎて訪れたので,朝の仕事が一段落し,のんびりモードが漂う中だった。客は少なく,ゆっくり見学するには絶好の時間帯である。...
台中第二市場は,台湾・台中市の中心部に位置する古い市場である。1917(大正6)年に「新富町消費市場」として開場し,当時は高級品を扱う市場として「日本人の市場」とも呼ばれていた。現在では,地元の人々や観光客に愛されるB級グルメの殿堂として知られている。台中第二市場は、単なる買い物の場ではなく、地元の食文化や歴史を感じることができる場所である。新鮮な食材を求める人々や、伝統的な料理を楽しむ観光客で賑わうこ...