公園の東側と西側を分ける中間にある南北道路上に出た。ここから少し離れた方向には建設中の高層ビル群が見える。ルンピニ公園の手前になるだろうか。ここから西は森林公園地区だ。森林とは言っても,高い木々がうっそうとあるのではなく,低木・花木が多く植わっている地区である。南北道路を南に進むとラチャダーピセーク通りに出る。森林公園地区及び南側の見学は次の機会にすることにして,北側から公園を出ることにした。東地...
掲載写真29.5K超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道・沖縄と長距離移動には欠かせない空港・機内のことも併載!
実際にこの目で確かめた情報ばかり。これから訪問しようとする人にはお勧めかも!ブログ形式のため,見る順番としては古い順からの方が整合はとれます。Diaryを除き日記の形式をとらず,テーマ形式としていますから,古い記事でも,旅行情報としてはそれほど問題はありません(ショップは閉店している場合があります)。
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https://www.instagram.com/yukky767 |
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都会のオアシス「ベンチャキティ森林公園」・後編~バンコク140
公園の東側と西側を分ける中間にある南北道路上に出た。ここから少し離れた方向には建設中の高層ビル群が見える。ルンピニ公園の手前になるだろうか。ここから西は森林公園地区だ。森林とは言っても,高い木々がうっそうとあるのではなく,低木・花木が多く植わっている地区である。南北道路を南に進むとラチャダーピセーク通りに出る。森林公園地区及び南側の見学は次の機会にすることにして,北側から公園を出ることにした。東地...
高美湿地は汽水地なので,淡水と海水がほどよく混じり合い,それだけ海洋生物の種類が多く,さらに水鳥も多く訪れ,さまに生物の宝庫である。カニ(種類は不明)やムツゴロウは木道からすぐに発見でき,遠くにはさまざまな水鳥が見られる。アンデスのウユニ塩湖のように,山間の湖とはそこが根本的に異なる。木道と言えば,北海道の釧路湿原にも木道がたくさんあり,湿地の景観を見たり,生き物を探索できたりする。高美湿地の木道...
以前,湿度ほぼ100%の日に,読谷バスターミナルから歩いて残波岬を目指したが,手前の残波ビーチで断念してしまった経験があるので,今回はレンタカーで残波岬を目指した。天気は穏やかで,かつ車なので,難なく残波岬に着いた。岬といえば灯台。残波岬灯台を目指した。この灯台は,高さ31m,全国に16ある「のぼれる灯台」の一つで,上からは東シナ海の眺望が素晴らしい。灯台の近くには十数人の人がいても,上まで登ろうとする人...
運河沿いに平江路を北に向かって歩く。この運河は南北約1.6kmで,明や清の時代の建物が並び,景観だけ見れば,場所によってはタイムスリップしたかのごとく,当時にどっぷりと浸かることができそうだ。ただし,平日でも人出はけっして少なくなく,明や清をイメージしたフォトやムービーは撮りにくい。運河には時々小舟が行きかうらしいが終ぞ見ることはなかった。運河沿いには古い建物を利用し,近年できたであろうショップが点々...
都会のオアシス「ベンチャキティ森林公園」・中編~バンコク139
ベンチャキティ公園に入り,大きな池を見た。ルンピニ公園にも池はあれどもこれほど大きくはない。木立と池は熱帯の都市公園には欠かせないアイテムだ。30℃越えの蒸し暑い日なのに,ジョギングコースを走っている人がいて,日本人の感覚からすれば,命知らずということになるだろうか。東側エリアは池,西側エリアは森林,という棲み分けをしている公園なのだが,東側でも,池の西には疎林エリアがあり,適度な木立ちが存在する。...
近年,展望台という場所にはシースルーガラスが床に設置されるというのがほぼお決まりで,その上に立って眺望とスリルを味わってもらいたいという趣向はこの展望台にもあった。スカイタワーの展望台は年末年始ということもあってか,けっこう賑わっていて,どの方角の窓ガラスにも多くの人がオークランドの景観に見入っていた。市の東側の近隣は多くがまだ市街地で,オフィスや集合住宅が目立つ。人口規模のわりには,中心部から短...
「スカイタワー」の真下に,場所の案内があった(「スカイタワー」を中国語で「天空塔」とも書いてあった)。「スカイタワー」のチケットブースは地下にあるのでエスカレーターで降りる。カフェやレストラン,土産屋も地下にあるということだ。「チケットブース」の行列に並んでいると,壁のイラストに「ようこそ」という日本語を見つけた。日本語はそれだけだった。メイン展望台の高さは地上186mで,ビルの高さにすると51階相当...
都会のオアシス「ベンチャキティ森林公園」・前編~バンコク138
「ベンチャキティ森林公園」は,タイ・タバコ専売公社が所有していた敷地跡に作られた都市公園で,2004年に「ベンチャキティ公園」としてオープンしていたが,その後西側に拡張工事を行い,2022年に「ベンチャキティ森林公園」として再オープンしていた。面積は48万㎡(日比谷公園3個分あるいは東京ドーム10個分の広さ)あり,東側エリアの,東西200m,南北800mの大きな池と,西側エリアの森林公園が特徴の公園だ。さらにこの公園...
子どもは実際に手で触れられるものに興味を示すので,磯の生物を間近で見ることができる,あるいは触ることができるコーナーの人気が高い。当然ながら,たくさんの子どもたちで賑わっていた。ヒトデやウニはふだん接することがまずないので,間近で見られるだけでも珍しいだろう。先に進んだクラゲのコーナーは,光を当て,アートのように見せる工夫がしてあった。刺されると厄介だが。見るだけなら美しい(光の当て方・見せ方にも...
新北市永和区(旧永和市)にある樂華夜市(ルーフアイエシー)は,ローカル度が極めて高い夜市で,台北からのアクセスは抜群なのに,日本人と会うことはまずない。通りはバイクが走り放題なので,歩きにくいのがマイナスだが,店が密集している台北市内の夜市よりはゆったり感があり,のんびしたムードが漂う。近所の人が気軽に来て食事をしたり,テイクアウトし,時々目に留まった雑貨を買ったり,ゲームをして時間を潰していくと...
福州路(フージョウルー)は,南京東路の南側を東西に伸びる,いわゆる裏ストリートである(全長1500m余り)。南京東路は人気観光ストリートで混雑しているが,福州路はそれほどの混雑は見られない。地鉄1,2,8号線「人民広場」駅で降りて,少し歩いてみた。昔は通りが栄えていた時代もあったとかで,老舗も多く,新しい店とうまく調和している。20年前に訪れた上海蟹料理店「王宝和」もこの通り沿いだ。京劇のチケットを買い...
Jimmy'sでクッキーを買ってきた(イオン那覇+那覇空港)~那覇76
「Jimmy's(ジミー)」は創業1956年の沖縄屈指の老舗洋菓子店だ(本社宜野湾市)。ケーキ,クッキー,焼き菓子,パン等商品は豊富で,ミニスーパー,レストラン&カフェを併設する店舗もある。おススメはジャーマンケーキと言われているが,それは人それぞれだ。那覇空港にも店舗はあり,出発間際に購入はできるが,空港店には冷蔵モノやケーキはないことや,遅い時間だと品切れもあるので,欲しい商品なら,別の店舗で,前もって...
「エムクォーティエ(EmQuartier)」はMRTプロンポン駅を挟んで,「エンポリアム」の向かい側にあるショッピングセンターだ。「エンポリアム」や「サイアムパラゴン」を運営するザ・モールグループが2015年に開業した,3棟からなる巨大モールだ(向かい合う「エンポリアム」とは飾りつけ等が共通になっている)。「サイアムパラゴン」同様,富裕層向けのショッピングセンターで,「エンポリアム」より顧客層は上である。3棟のう...
羽田空港第3ターミナルのANA SUITEラウンジへ(コロナ渦後)
コロナ渦明け,4年ぶりに羽田空港第3ターミナル「ANA SUITEラウンジ」に行ってきた。訪れた2024年7月はコロナ明けしてまもなくなので,ターミナル内はそれほど混雑していない。その中でも日本人はいたって少なかった。「SUITEラウンジ」は場所も内装については特段変化はなかった。コロナ渦前との大きな変化は,一品料理のオーダーがスマホでメニュー閲覧になっていたことだろうか。一品料理の注文は係の人に言ってもよいが,ス...
タナロット寺院のすぐ近くまでやって来た。潮は概ね引いているが,まだ水溜りがあちこちにできている。タナロット寺院の建つ大きな岩まではまだ完全に陸続きにはなっておらず,タナロット寺院に行く人たちは,足はずぶ濡れ覚悟である。参拝に来ているバリヒンズー教徒とそれ以外の観光客では行動がまったく異なり,前者は供え物を持参し,タナロット寺院を目指すが,後者はタナロット寺院や海をバックにひたすら写真撮影をしている...
コペンハーゲン中央駅は,19世紀に建てられたデンマーク最大の駅で,他の多くのヨーロッパ鉄道駅同様に,改札がないので,自転車を含め駅構内は自由に行き来ができる。屋根の高い,開放感のある建物は,相当年季が入っているが,趣きがあって落ち着く色合いだ。南を除く東西北に出入口があり,また南側はホームを通り抜けて,道路に出られる。駅と言うより自由通路に停車場があると言った方が合っている。東口が最も大きく,駅前に...
「エンポリアム」のフードコートは,午前11時ごろではまだガラガラ状態だ。座席の数はそれほどないように見えるので,混雑するのが嫌なら,午前11時半までか午後遅い時間に行った方がよいだろう。フードコートとは言え,日本のようなチープ感は全くなく,料理の見栄え・味,食卓など施設・装備は充実している。近隣の他の飲食店や売り場に並ぶ菓子など,ここには日本由来のモノが多く,さすがに日本人が多く住むエリアにあるショッ...
羽田空港第3ターミナルのANA SUITEラウンジへ(コロナ渦前)
コロナ渦になる前(2019年迄)の羽田T3にあるANA SUITEラウンジを紹介する。くれぐれもコロナ渦前である。ANAの上級会員向けラウンジは羽田空港第3ターミナルの出国審査を出て右側,110番ゲートの反対側の4階にある。4階に上がり,向かって右側の入口がANA SUITEラウンジ,左側の入口がANAラウンジとなっている。SUITEラウンジは,原則ファーストクラス搭乗者か,ANAダイヤモンド会員しか利用できない。SUITE ラウンジ内は,...
1997年にオープンした「スカイタワー」は,地上からの全長が328メートル。展望台の高さは220メートルで、南半球で一番高い塔になっている。市内のどこからも見えるので,街のシンボルや目印となっている。アメリカのカジノ経営会社ハラーズが作ったので,塔の下にはしっかりカジノがある。「スカイタワー」を目指して,宿から歩いてみることにした。スーパーマーケット「METRO」の横(北側)を西に進み,「STAMFORD Plaza」を右に...
「ラチャダー鉄道市場」跡地にできた「ザ・ワン・ラチャダー」に行ってきた・後編~バンコク135
飲食エリアを除くと客は少ないのは相変わらずだが,飲食エリアは徐々に客足が増えてきた。訪問時点でまだ1年も経っていないので,施設はどこも新しく,屋台でも衛生面は問題ないので,雨が影響しなければさらに人出は増えてくるだろう。規模の大きな飲食店は,やはり入りやすいのか,好奇心もあるのか,わりと人は入っている。最近のバンコクのナイトマーケットはたいがいそうなのだが,会場内に車やそれに相当するものをオブジェ...
平江路(ピンジャンルー)は運河の東岸にある南北約1.6kmの遊歩道。世界遺産平江路歴史地区の中心だ。渡ってきた石橋は「思婆橋」と言うらしい。欄干の石板に書いてある名前の由来では,かつては四浦橋と呼ばれていたが,唐の時代に橋の西にある紫府寺という尼寺にちなんで名づけられたと書いてある。平江路沿道にはオシャレなSHOPがあり,世界遺産を見ながらショッピングができる。平江路を歩いていると,倉敷の美観地区を想い...
水上マーケットと鉄道市場の旅16~メークローン市場を歩く9~サムットソンクラーム11
市場内のテントなど列車の通行に妨げとなるものは全て取り除かれた。東から列車がゆっくりと近づいてくる。列車が来るギリギリまで線路上で,列車の真正面を撮影し続ける者が続出し,列車の運転には非常に気を遣いそうだ。人混み?の中をなんとか無事に目の前まで列車がやってきた。列車は気動車5両編成で,車内では,窓越しに外の様子を撮影する者,外の観光客に手を振っている者等が目白押しで,外にいる者(列車を撮っている観...
16時少し前,旧市街は昼時の賑わいはなくなり,ラエコヤ広場から離れると人通りは極めて少ない。ラエコヤ広場はさすがに旧市街の中心だけにまだ幾分賑わっている。セグウェイ乗り場が旧市街のラエコヤ広場に近い東部にあるので,旧市街を乗りまわす観光客を何度となく見かけた。日本のようなガチガチの規制はなく公道でも堂々と走れるらしい。それを横目に,旧市街を出て,フェリー乗り場のある港に向かうことにした。旧市街を北側...
新北市永和区にある樂華夜市に向かって南へ歩いていった。駅と夜市の中間にある中山路一段との交差点は,バイクがとくに多く,ここを渡ると樂華夜市はすぐそこだ。アーケードが駅から続いているので,雨でもわりと楽だが,夜市会場に屋根はないので,ほぼ止んでくれて有難かった。樂華夜市会場の永平路に到着した。駅から約600~700mなので,10分はかかっていない。夜市の大きなアーチのある場所は,夜市の東の入口に当たり,ここ...
沖縄では,麺と言えば県内どこに行っても沖縄そば(場所によって,ソーキそば,宮古そば,八重山そばなどに分かれる)だ。沖縄そばは中華麺同様にかんすいを使い,そば粉は一切使わない。見た目はラーメン,かみごこちは硬めのうどんのような麺である。その沖縄そばだらけの地に,日本そばが食べられる「永當蕎麦(えいとうそば)」がある。訪れた場所は,那覇市内,ゆいレール県庁前駅から徒歩5分ほどの川沿いにある。この店は久...
「ラチャダー鉄道市場」跡地にできた「ザ・ワン・ラチャダー」に行ってきた・中編~バンコク134
「ザ・ワン・ラチャダー(The One Rachada)」会場に,エスプラネード奥の出口を出てから入ったので,本来の入口までには距離があった。飲食エリアはどちらの入口からも奥(西側)に位置している。これは「ラチャダー鉄道市場(タラート・ロット・ファイ・ラチャダー)」と似ているが,通路はこちらの方が広めで,1店舗当たりの面積も広くなっているので,全体の店舗数は少なくなっているはずだ。ゆったりしているわりに人出は少...
Jl.Peliatanに出て左折し,まもなくJl.Sukmaesumaに出た。小さな店舗が並ぶストリートだ。左折すると下り坂のJl.Jatayuだ。沿道にはカフェやワルンが多く,シャレた店には観光客がたむろしている。建築現場を通り過ぎた。ようやくウブド三大ストリートの一つ,ハノマン通りに出た。この通りはモンキーフォレスト通りと南北に並行する通りで,カフェ,土産物屋,寺院,ホテル・コテージ等が並び,車も人も多い。よく知った通りなの...
フィジーは19世紀後半から20世紀はじめにかけて,サトウキビのプランテーションで働くため,当時のイギリス植民地インドから,多くのインド人が移住してきた。そのため,現在,住民の4割近くはインド系だ。ナンディ・タウン及び周辺はとくにインド系住民の割合が高いため,ナンディ・タウンでも簡単にインド料理が食べられる。そこで,ナンディ・タウン北部,スーベニアショップ「ジャックス」の西側にある,インド料理店に行って...
水上マーケットと鉄道市場の旅15~メークローン市場を歩く8~サムットソンクラーム10
列車到着15分前になって,ようやく市場全体がテント等の取り壊しを始めた。手慣れた手つきで店主や店員は作業を始める。観光客はその間どこにいたらよいか判断できずに右往左往している。観光警察が注意を促しにまわってきた。同時に有線放送でも,タイ語,英語,日本語で「観光警察よりご案内します。電車発着の際はたいへん危険ですので,赤い線の内側までお下がりください。」と繰り返し流している。列車到着3分前になっても,...
士林,景美,師大,基隆廟口(基隆),公館,寧夏街,饒河街,臨江街,中和興南(新北),六合(高雄),花園(台南),三和(新北),延三,一中街(台中),遼寧街,羅東(羅東),瑞豊(高雄)に続く夜市シリーズ第18弾の樂華(ラーホワ)夜市(新北市)。樂華夜市があるのは台北市の隣に位置する新北市永和区(旧永和市)。台北MRT中和新蘆線頂溪駅下車10分ほどなので,台北の中心からもわりと近い。観光客は見当たらないロー...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた8(最終回)~オークランド41
左手に大きなグラウンドを持つ学校が見えてきた。「オークランド・グラマー・スクール」だ。この学校は1869年創立の公立男子高校で,学力はニュージーランド・トップクラスで,国内有名大学はもとより,オックスフォード大(英),メルボルン大(豪),クイーンズランド大(豪)など国外のトップクラス大学へ進学している。有名人ではハリウッド俳優のラッセル・クロウが在籍していたが中退している。元日なので,進学校と言えども...
「ラチャダー鉄道市場」跡地にできた「ザ・ワン・ラチャダー」に行ってきた・前編~バンコク133
以前ここで開催していた「ラチャダー鉄道市場」は,2015年1月にオープンし,旅行ガイドブック等で,隣の駐車場上からの景観がインスタ映えすると好評を得ていたナイト・マーケットだったが,コロナの影響もあって,2022年半ばに閉鎖されていた。その後,2022年秋に再オープンしたのが,「ザ・ワン・ラチャダー(The One Rachada)」だ。今度はインスタ映えは影を潜め,訪れた2023年7月はまだ知名度が低いのか,さらに早い時間帯と...
サイゴン動植物園は都心のわりに,たくさんの木々に覆われ,日陰が多い。園全体にほとんど起伏はないので,ウォーキングには向いている。東側の動物園エリアには,クマ,トラ,ラクダなど誰でも知っている動物が多数いる。本物の動物もさることながら,動物のオブジェも多く,目を楽しませてくれる。オブジェは檻の外ならまだしも,檻の中に入れられているものもあり,檻の向こうに本物がいるか,オブジェがいるか,ご対面まで変な...
シドニー水族館は,海(ダーリングハーバー)に面しているとはいえ,敷地そのものはけっして大きくない。そのため,深めの水槽を幾つか設け,客の動線をアップダウンや回転させて,広く見せている。ごく普通に見てまわっても,滞在時間を1時間以内にすることは難しい。熱帯魚の多い水槽を見た後は,鳥でありながら,動物園はもちろん水族館でも飼育されているペンギンだ。ガラス越しで見ることになるが,間近で見ることができ,今...
コフトウッツァ展望台からの旧市街の眺望は素晴らしい。午前中の雨天時の眺望も悪くはないが,晴れているとまた格別な景観になっている。遠くに新市街の高層ビルが見える以外は,中世そのままの街が眼下に広がっている。向かって左側,港の方を見ると,まだ訪ねてはいない聖ニコラス教会や聖オラフ教会の塔が,空に向かって伸びている。さらに中央,奥には少し前に通った聖霊教会と塔が見える。再度,港方面を目を凝らして見ると,...
「ファーマーズ・マーケット」の建物は2棟から成り,北側の建物は,KAVA(カヴァ),ニカバ,ヤンゴーナという木の根を扱っている市場だ。KAVAはポリネシアに自生するコショウ科の植物で,フィジーの人たちはこの根を絞って飲用したり,儀式に使う習慣があり,KAVAはフィジーの生活に根付いたものになっている。売り場全体が何らかの木の根で占め,南側の野菜やフルーツを扱う市場とは,雰囲気が全く異なる。北側の市場を東に抜け...
地域タグ:フィジー
断崖の上を長い時間歩けどなかなかタナロット寺院は見えてこない。途中の断崖の上に小さな寺院が,タナロット寺院はこんなに小さくはないはずだし,人がたくさんいるはずだ。参道沿いには緑地が多く,参詣帰りか,これから行くのかわからないが,家族で休んでいる人が多い。向こうからやってくる人たちは,明らかに参詣帰りの家族連れだ。男女,子どもとも正装で,女性は,供え物を入れてきたかごを頭の上に載せている。かごに手を...
26軒以上の店が入っている「エンポリアム・フードホール」は4階にある。清潔な調理施設を備え,注文を受けてその場で作るフードコートだ。「フードコート」と言わずに「フードホール」と言うところにこだわりがあるようだ。注文口のメニューは見やすく,写真表示が普通で,日本語になっているところもあるのでとても有難い。さらに,ラビットカードを使えるのは有難いが,タイのフードコートのシステムがカードにキャッシュをチャ...
午後になって晴れてきて,散策には程よい気候になった。午前中にも通った,オシャレな建築物が続くNiguliste通りを進み,Luhike jalg通りを上っていく。午前中とは逆のコースだ。午前中は雨が降ったり止んだりで,かつ肌寒い気候だったが,それがまるで嘘のような好天になってきた。天気がいいと上り坂も苦ではない。閉まっていた小さなショップも開店し始め,本来の旧市街に戻ってきた。白壁の聖マリア教会は,青空に映え,美しい...
「エンポリアム」には年末ギリギリに行ったので,クリスマスデコレーションが至る所にあって,翌日が新年だとはとても思えなかった。日本では,クリスマスツリー等をクリスマスを過ぎたら止めてしまうが,世界ではクリスマスを過ぎても飾り続けるのが常識である。ここでも日本の常識が世界の非常識であることを知ることになる。5階には「エムプリヴェ」というシネコンがあり,コロナになってからは,通信会社AISがコアワーキング...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた7~オークランド40
マウント・イーデンに南側から登り,火口跡を一回りし,北側の本ルートから下山することにした。下山と言っても100mほどの高さの山なので,登山道はいたって緩やかである。木々の中をしばらく進むと,開けた場所に出た。駐車場だろうか。Clive Rdと言う道路に出ると,周辺はエプソム地区という閑静な住宅地だ。家屋そのものは大きくはないが,敷地の広いゆったりした造りの住宅が並んでいる。東京の田園調布や成城学園のように,...
BTSプロンポン駅改札2番出口と直結する「エンポリアム」は,売り場が8フロアあり(B・G・M・1~5F),映画館からフードコートまで備えたショッピングセンターである。BTSプロンポン駅から直結するのはM階になる。M階とその上下階のG・1階はファッション中心なので,有名ブランドも多々入っている(ブルガリ,カルチェ,ヴィトン,グッチ,ディオール等)。店舗の中央に大きな吹き抜けがあるのは,日本ではあまり見られないが...
水上マーケットと鉄道市場の旅14~メークローン市場を歩く7~サムットソンクラーム9
メークローン駅構内は依然として混んでいる。列車到着45分前になり,食事をしておこうとする輩が多いのはわかるが,それ以外の観光客ははっきり言って時間を持て余しているのである。列車到着まで何をしていればいいのかわからず,ただ歩き回って写真を撮っているに過ぎない。【2024/7/19(金) 午前 5:00】 ↓列車到着45分前のメークロン駅構内↓駅構内の線路脇食堂も線路上も激混み状態↓列車到着32分前↓駅とメークロン市場の間...
早速「万座毛」をしばし散策する。「万座毛周辺活性化施設」を出て,斜め左側に進むと,右側は一面の草原だ。やがて,左側の対岸に断崖が見えてくる。断崖の形が「象の鼻」に見える,万座毛随一の撮影スポットになっている景観だ。誰もがここで立ち止まり,写真を撮影する。施設内もそうだったが,日本人はほとんどいない。平日ということもあるが,海外からの観光客,とくにアジア系が多く,ここ万座毛でも,聞こえてくるのは中国...
恩納村(おんなそん)にある「万座毛」という名称は,琉球王尚敬が「万人が座するに足る毛(野原)」とたたえたことから命名されたらしい。沖縄県の指定名勝・天然記念物になっていて,沖縄本島西部の著名観光地の一つだ。本土ではまだ梅雨の最中の7月8日に訪れた。すでに日差しが強い夏真っ盛りの沖縄なので,平日でも第一駐車場(乗用車97台)は半分ほど埋まっていた。第ニ駐車場(乗用車218台)は300m離れるので,第一駐車場に...
レスタウラドーレス広場(Praça dos Restauradores)はリスボンの中心的な広場になっていて,周辺には飲食店が多く,常に観光客で賑わっている。その観光客相手に,この辺りではとくにトゥクトゥクの走行が目立つ。トゥクトゥクはもともと東南アジアから南アジアに見られる原動機付三輪自動車だ。近年では南ヨーロッパに普及し始め,ポルトガルでは2012年から導入され,今は1000台以上が走っているとか。空気を感じられ,狭い道で...
バンコク市内とスワンナプーム空港を結ぶ,いわゆる空港鉄道(正式名はエアポート・レール・リンク)のバンコク市内始発駅はパヤータイ駅だ。BTS(スカイトレイン)のパヤータイ駅と接続しているので,ここから市内各地へ行く(またはその逆)にはとても便利だ。夜行便で日本に帰国するので,夕方までバンコクのショッピングセンターをあちこちまわって,パヤータイ駅から空港鉄道でスワンナプーム空港に向かうことにした。この鉄...
「豆花荘」は寧夏夜市北側,民生西路を横切った場所にある豆花(トーファ)の有名店だ。看板を見ると,1965年創業と書いてあるので,老舗の部類だ。日本映画「恋恋豆花」(2020年製作,今関あきよし監督,モトーラ世理奈,大島葉子出演)に登場する。1階の店先でトッピングも含めて注文する。店名通り豆花が定番の店だが,カキ氷などもイケていて,夜市帰りの締めに使ってもよい。夜市が開いていない日中は,周辺で行列を作ってい...
台北日帰り弾丸トラベル from那覇14(最終回)~台北229
快速列車に乗れたので,桃園機場(桃園国際空港)までは40分弱。WiFiができたので,それをしているとあっという間に着いてしまった。ピーチ航空(ピーチアビエーション)は第一航廈(第一ターミナル)なので,機場(空港)内では最初に停車する。ホームは地下3階,改札は地下2階となっている。さらに一つ上がった地下1階はフードコートになっていて,これから出発する人の腹ごしらえには重宝する場所である。出発ロビーはさらに...
14時30分をまわったので,そろそろ桃園機場捷運乗り場へ行こう。台北駅地下北側にある台北地下街Y區に東側から入り,地下街を見学しながらゆっくり西に向かう。地下街をだいぶん進むと,左側に「桃園機場捷運(Taoyuan airport MRT)」と書かれたエスカレーターがあるので,それに乗る。最初は上りのエスカレーターは,地上に出ると今度は下りになり,吹き抜けで外の光が入る広々した空間を下りていく。コンコースのある地下に下...
「微風台北車站」(ブリーズタイペイステーション)には多数の飲食店(とくに日式(日本食)が多い)が入居している。ここがオープンした十数年前は,飲食店の割合は高くなかったのだが,物販店がどんどん減り,いつのまにかフロアー全体が飲食だらけになってしまった。駅は旅行する客だけでなく,街歩きの人も集まるようになってきたので(台北駅はMRTの乗り換えも多い),そのような客を多く吸収できる飲食店が必要だったことが...
中山駅(站)と台北駅(站)を結ぶ地下街の中間くらいまで歩いてきた。両側に奥行きのない店舗が入っている。途中の壁に「中山地下街店舗一覧」があった。中山駅(站)・台北駅(站)の区間がA區らしい。台北駅(站)が近づいてきた。台北駅(站)の地下は階段が多い。MRTが開通して複雑になったようだ。MRTの切符売場・コンコースにやって来た。人通りは多く,皆長袖の上着等を着ている。朝の出発時の沖縄が半袖だったので,同緯...
Jl.Cok Gede Raiはウブドでは数少ない南北道だ。そこまでほぼ一直線の道を進む。Jl.Cok Gede Raiは交通量が多い。モンキーフォレスト通りもハノマン通りもけっして広い通りではないので,ウブドでは最も快適に走れる通りの一つだろう。横切ると,今までの道はJl.Sakma Kesumaと名前を変える。途中,右側に階段が見えたらそちらに進む。階段を上がるとしばらく道幅は狭く,とても車は通れない。Google Mapでは道自体が欠如していて...
水上マーケットと鉄道市場の旅13~メークローン市場を歩く6~サムットソンクラーム8
市場を中心にあちこち迷走し,メークローン駅に戻ってきた。列車到着までまだ50分ある。駅構内を探訪することにした。といっても5両編成の列車が入る長さだから,120mほどの線路の両側に飲食店などが20軒ほど入っているくらいなので,時間はかからない。線路の先は行き止まりで,その向こうはメークローン川だ。観光客は入口(踏切)に近いほど多く,川に近い奥の方はまだ少ない。座って待つような場所もないので,観光客は目的も...
太平洋に面した苫小牧港は1963年に開港した西港と,1980年に開港した東港があり,国内有数の国際貿易港という位置づけの港だ。その西港のそばに魚市場がある。棟は幾つかに分かれ,それぞれはこじんまりした建物になっている。もちろん魚市場なので,それ相応の海産物は集まっていて,値段もスーパーで買うよりはお得だが,旅行中ではクール便で送る以外には考えられない。この日のスケジュールは,白老を経て支笏湖方面から札幌に...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた6~オークランド39
展望台を通り過ぎて東側に進むと,向かって左(北西側)には火口の向こうにオークランド中心部が見える。さらに前方(北東)遠くにはランギトト島の緩やかな稜線が見え,手前にはニューマーケット,パーネル地区などの街並が見える。少し左側の方向を見ると昨年の大晦日に(つまり昨日)訪れたオークランド博物館や2~3日前に行った,対岸のデボンポートの街並が見える。火口を周回しながら少しずつ下っていくと,火口の底がよく...
バンコク・スワンナプーム空港のエアラウンジのうち,国際線にはコンコースC・D・E・F・Gに分散して,全部で16か所のエアラウンジがある。スワンナプーム空港はタイ国際航空のハブ空港なので,スターアライアンス系航空会社のラウンジが最も多く9か所,ワンワールド系が3か所,スカイチーム系が2か所となっている。スターアライアンス・ゴールド会員であれば,タイ国際航空,シンガポール航空,ターキッシュエアラインズ,エバ...
東平安名崎(ひがしへんなざき)は宮古島の最も南西にある岬で,先端に「平安名崎灯台」がある。太平洋に突き出た半島部の付け根部分に,宮古島まもる君とまる子ちゃんの顔抜きパネルが立っている。しかし,あのドーランを塗った独特の顔がはまって初めて宮古島まもる君になるのであって,普通の人間の顔を当てはめても宮古島まもる君にはならないパネルである。ここから灯台にある岬までは,左右とも海が見渡せる一本道となり,し...
路線バスでタリンチャン水上マーケット探訪6(最終回)~バンコク129
階段を上り切ると線路があった。真っすぐ延びる線路なのだが,線路自体の保線状況はけっしてよくはない。この上を通る列車は上下左右にかなり揺れることだろう。この線路はバンコクのトンブリー(始発駅)とカンチャナブリ方面を結ぶ路線で,列車は1日上下合わせても4本しかないので,列車との遭遇は時刻表を調べてこなければほとんど無理だ。すぐ傍らに鉄橋があり,線路と並行して,人が歩ける歩道がついていた。いざ渡ってみる...
MRT台北小巨蛋(Taipei Arena)駅に到着し地下に潜った。地下空間(コンコースやホーム)は見通しがよく,整然としている。柱がない造りは日本の地下鉄と根本的に異なるところだ。ホーム階はフルフェイスホームドアで転落の危険性がない。中国やシンガポールと同様に安全この上ないホームとなっている。東京の地下鉄駅はあまりに古すぎ,メンテナンスもしてこなかったので,台北のように改修するのは無理である。ホームドア100%の...
那覇空港は南側に国内線ターミナル,北側に国際線ターミナルがあり,両者は2F及び3Fの通路で結ばれている。ピーチやジェットスターなどのLCCのチェックインカウンターは国際線ターミナルの南側にあり,その北側には広大な国際線チェックインカウンターが並んでいる。国際線の保安検査場は北の端にあり,その手前の西側には2F~4Fぶち抜きの展望ホールがあり,それを取り囲むようにして,フードコートやゲームセンター,ガチャ...
世界で飼育されている場所は,鳥羽水族館とここだけというジュゴン。そのジュゴンに会えるイベント「DUGONG ISLAND TALK TIMES」は水槽の上で行われる。入口を入って一番奥にジュゴンのエサの調理場があり,ジュゴンの飼育記録が写真で見られる。ジュゴンのエサのメニューを見ると,朝食はレタス,昼食も夕食もとことんレタスだ。ジュゴンが陸の野菜を食べるというのも奇妙だが,3食レタスでは飽きるのではないだろうか?イベント...
中世レストラン「オルデハンザ」の方に向かった。このレストランは中世の衣装に身を固めた従業員がパフォーマンスを繰り広げたり,中世の食事を提供する名物レストランだ。入店こそしなかったが,店の前で行うパフォーマンスは無料である。その「オルデハンザ」に近いオープンカフェで休憩を取ることにした。気温上昇でのどが渇いてきたので,エストニアビールをいただくことにして,近くで行われている「オルデハンザ」のパフォー...
天気はほぼ回復し,もう雨の心配はいらないだろうと思える空模様になってきた,日差しが戻ってきて,気温は上昇し気持ちのよい陽気になってきたので,閉めていたカフェは次々とオープンし始めた。オープンカフェを待ちわびていた人たちが,とくにラエコヤ広場とその周辺のカフェに押し寄せ,賑わいを見せつつあった。ラエコヤ広場の中央で細々と店開きをしていた冬物・雑貨バザールはようやく本格的に営業を開始し,見物客が一気に...
水上マーケットと鉄道市場の旅12~メークローン市場を歩く5~サムットソンクラーム7
レールの上にはさすがに商品を置かないが,枕木は場所によって占領され,商品置き場になっているので,その分,通路は狭まり,歩く時の障害となっている場所がある。レールとレールの間は1メートルなので,その幅内のすれ違いはかなり難しくなる。その場合,枕木上の商品をまたぐこともあり,窮屈この上ない市場だ。待つ時間が長すぎ,線路上をゆっくりと歩いていたが飽きてきた。混雑もあるので,線路から離れ,エキチカにあるカ...
フロート部のレストランを離れ,手前の陸地部分の市場をみてまわることにした。タイらしく食べ物は,熱帯フルーツやココナッツを使ったスイーツなどが並べられていた。さらに,ストリート沿いにあるイス一つの床屋があった。ベトナムには青空床屋も少ないないし,バンコクでもナイトマーケットに簡易的な床屋はたくさんあるのでとくに珍しいというものでもない。バッグや帽子,ハンカチなどの手工芸品を広げたマーケット会場があり...
水上マーケットと鉄道市場の旅11~メークローン市場を歩く4~サムットソンクラーム6
冷房の効いた店で休憩を終え,メークローン線の北側からメークローン市場に戻る。1時間前よりははるかに人が増えてきたように思える。刻一刻と列車の到着時刻が近づいてきたからだろう。午後2時過ぎというのは,観光客が最も多くなる時間帯だ。観光客のお目当ては列車及び列車到着前後の市場の様子を見ることなので,観光客が増えたからといってモノが売れるとは限らない。むしろ,時間が迫ってきていると,列車到着が気になって...
「ホビット」「ロード・オブ・ザ・リング」の聖地へ1~マタマタ1
1月2日,HISのオプショナルツアーで,「ホビット」「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地に行ってきた。年初といっても日本のような新年のイベントや荘厳な雰囲気は全くない。集合場所の「JWマリオットホテル」は,宿泊している場所から徒歩3分ほどだ。集まったツアー参加者は3組6人(うちも含めすべてカップル)。英語が話せる日本人ガイド(兼運転手)が先導する。ツアー客のうち2組4人はうちも含め日本人だが,1組2人...
フロート部のレストランは,若干イス席もあるが,小上がりのように,靴を脱いで台の上に上がり,テーブルを囲むという,座敷っぽい造りになっている。イスに座るよりは落ち着き,なかなか居心地はよい。フロートには屋根があり,壁はなく,さらに水の上なのでわりと涼しく,暑さで閉口することはない。食事のメニューは場所柄か,海産物中心だが,各種タイ料理も充実している。海産物はエビが筆頭で,淡水魚の代表テラピア,スネー...
「紅いもタルト」で有名な「御菓子御殿」の本店は読谷村の北部,残波岬や残波ビーチの手前にある。レストランを併設し,駐車場も広いので,読谷村周辺の観光ついでに土産を買ったり,食事をするには最適な場所だ。土産スペースは那覇市内の店舗よりはかなり広くゆったり買い物ができる。併設のレストラン(沖縄島料理「花笠」)では,沖縄料理が堪能できるようになっていた。訪れたのは4月の平日の午前11時ごろだったこともあり,...
「シドニー水族館」の本館に移動し,アップダウンしながら水槽をまわる。最近はどこの水族館にもあるドーム型水槽を通り抜けた。頭の上を魚が通過するのは不思議な感覚だ。日本でも見かける魚はもちろん,オーストラリア周辺海域の魚も見られるので得した気分になる。いよいよジュゴンとご対面だ。ジュゴンは飼育がたいへん難しく,現在(2023年末),世界の水族館で飼われているのは,日本の鳥羽水族館とここシドニー水族館だけだ...
中西部の海岸にあるバリ六大寺院のひとつ,タナロット寺院を訪れた。干潮時には陸続きとなり,歩いて渡ることができる。夕暮れ時はとくに美しく,バリ島を代表する景観ゆえ,観光客は絶えない。名前の由来は,「真ん中の土地」という意味のトゥンガ・ロットが変化したものといわれている。まずは,タナロット寺院から1㎞ほど離れた,インド洋をのぞむ丘に着いた。腹が減っては拝観はできぬ,のでランチにした。レストラン「De Juk...
「福州園」は,中国福建省福州市と那覇市の友好都市締結10周年及び那覇市市制70周年を記念し,1992年に開園した庭園で,春・夏・秋・冬の四季景色エリアに分かれている。以前,秋・冬景色をまわったので(「那覇63」),今度は春・夏景色を見てまわることにした。大門を入り左折して真っすぐ進むと「夏景色」エリアに入っていく。このエリアの目玉は,御影石で造られた烏塔(うとう)・白塔の双塔だ。さらに,囲い塀にくっついた...
「龍城市場」を出てさらに南に進むと健康路に出た。ここを右折し東に向かうと,南京東路四段53巷と健康路の角にセブンイレブンがあった。台北松山空港の近くで未定以来のコンビニだ。台湾のコンビニにはイートインスペースがあるので,キリン・一番搾りを買ってそこで飲みしばし休んだ。一番搾りは台湾仕様なので全て漢字表記になっていて福岡縣で製造されたことが記されている。隣には子どものためのミニ図書館があり,コンビニで...
台湾消費金5000元が当たった!!!(2024年3月)~台湾13
コロナがあってなかなか行けなかった台湾に,先月(2024年3月)下旬,6年ぶりに行ってきた(通算10回目の訪台)。「ANA SKY コイン」が15万近く残っていたので,ほとんどただでエコノミークラス往復(サーチャージ込)航空券が購入できた。ダイヤモンド会員8年目の威力か,プレミアムエコノミーに無料アップグレードしてくれ,快適に台北・松山(ソンシャン)空港に到着することができた。【2024/4/29(月) 午後 5:00】 ↓ANA...
今までピーチ航空(ピーチ・アビエーション)は,国際線(那覇・台北線)を利用したことはあっても,国内線を利用することはなかったが,2023年12月,ついに成田・那覇線で搭乗することになった。購入したチケットは,セール運賃で,座席指定料金含んで往復1万円ちょっとだった。ただ,東京都多摩地区に住んでいるので,成田空港までの交通費と移動時間が,羽田空港に行くよりはるかにかかり,移動日に当たる往路・復路搭乗日は自...
バンコクHISの「午後からアユタヤツアー」で最後に訪れたお寺は「ワット・プラ・シーサンペット」だ。入口付近にはソンテウが停まっていた。バンコクのものより小さく,軽三輪車の改造車だ。色は赤,緑など遠くからでも目立つようになっていた。「ワット・プラ・シーサンペット」遺跡に到着した。この遺跡は1491年に建立されたが,1767年のビルマ軍による第2次アユタヤ侵攻で,寺院や仏像はほとんどが破壊され、戦後になって修復...
「聖ニコラス教会」は13世紀ごろからタリンにある教会で,商人や貿易商が通い,財力はあったらしい。第二次世界大戦で被害を受け,戦後に修復が始まり終わったのは1984年(現在の建物)。今ではコンサート等に使われている。「聖ニコラス教会」のあるVene通りには,セグウェイが頻繁に走っている。近くにセグウェイを貸し出す店があるらしい。日本では公道禁止だが,エストニアも例にもれず,海外ではそんな堅苦しいことはない。Ol...
北京行き中国国際航空のビジネスクラスで食前ビールを頼んだら,青島ビールではなく燕京ビールだった。中国ビールの代名詞青島がよかったのだが。モニターに映し出された映像は何となく新年らしいがまだ12月27日だ。しかもパンダが挨拶だ。「喜び御膳」の蓋を開けると,なんとおせちだった。これはこれで嬉しいが,おせちは前菜扱いで,さらに煮魚ごはんがプラスされた。こちらはビジネスクラスらしからぬワンプレート風丼ごは...
よく行く「微熱山丘」でパイナップルケーキを購入し(一度しか買ったことはないが東京青山に支店がある),隣接する民生公園を横に見ながら,南西に進むことにした。選挙があるらしく,選挙カーが通り過ぎて行った。日本と変わりのない選挙のやり方だ。光復北路という少し幅の広い道路に出た。目の前に建つ敦北華城国宅(国営住宅)内の緑地を横断し,私立純青幼児園(幼稚園)に沿って進んだ。さらに光復北路190巷を西に進むと「...
水上マーケットと鉄道市場の旅10~メークローン市場を歩く3~サムットソンクラーム5
メークローン線の南側には屋台は多い。さらに路上で店を開く個人も少なくない。しかし,冷房が効き,座って食事のできる店はなかなか見つからないので,メークローン線の北側に移動した。北側は屋台が消え,衣類や日用品の店が幾つもある。メークローン線に沿って進むと,飲食店が何店かあったので,そのうちの「Honey Milk」という店に入った。カフェらしいネーミングだが,中は普通の食堂だった。料理は中華系が多く,タイ料理も...
陸上部からフロート部分に架かる橋を渡ると,運河に浮かぶ水上レストランになっている。ここで行き止まりで,この水上レストランをお目当てに訪れる観光客は多い。板の間に上がってテーブルで食事を取る形式になっている。午前の早いうちなので人はまばらだが,週末なので昼が近づくと混雑は必至だ。陸上部とフロート部に囲まれた池のような運河部分には、岸辺に小舟を接岸させ調理・販売している店舗が幾つかある。この小舟店舗の...
古めかしい路面電車で,曲がりくねった坂を数分上ってカモンイス広場に着いた。ここで電車は少し停車する。時間調整あるいは客待ちか?レトロで魅力ある電車はリスボンならではだ。カモンイス広場の「カモンイス」は16世紀の人物で,ポルトガル史上最高の詩人といわれている。ユーラシア大陸最西端のロカ岬に建っている碑に書かれた詩は彼の作品だ。それほどまでの偉人である。広場自体は少し傾斜していて,さして広くはない。カモ...
閉まっている店が多かった赤峰街を歩いて,近くのMRT中山駅からMRT松山新店線に乗車。松山の饒河街(ラオフージエ)観光夜市に行くときによく使う路線だ。しかし今は真昼間。途中の南京復興駅でMRT文湖線に乗り換え,松山機場駅に向かった。文胡線は高架を走るMRTで,車両は小さめで無人運転を行っている。台北松山空港(臺北国際空港)は都度乗り降りする空港だ。しかし,空港と市内の間のアクセスでMRTを使ったことはなく(必ず...
79番バスに乗ってタリンチャン水上マーケットの入口に着いた。ここもバンコクである。水上マーケットに向かう道路沿いには,様々な店が並び,水上に位置していないが、すでにマーケットは始まっていた。最初は草木,そのうちにフルーツ,陶器,と何でもありになってきた。土日にしか開かれない水上マーケットだけに,訪れた土曜は,朝から賑わっていた。水上マーケットに食事に来たのか,手前のマーケットに買い物に来たのかは知る...
ヴィル門から北に延びる通りに沿った城壁の前にはセーターやマフラー等冬物衣料を売る屋台が出ていた。8月なのに冬物販売は,北欧ではごく普通のことである。手作り品なので値段はわりあい高めだ。ワゴンの物売り、とくに試食を兼ねた店の店員は,中世のコスプレ必須のようなので,観光気分を盛り上げる助けとなっている。午後1時半を過ぎ,ようやく青空が戻りつつあった。雨はもう心配しなくてもよさそうで,日帰り旅にはかろう...
入園してまずは「シルバーリーフモンキー」舎に向かった。「シルバーリーフモンキー」はマレーシアに生息する小型のサルだ。日本では愛知県犬山市の日本モンキーセンターにしか飼われていない珍しいサルだ。名称に「シルバー」とは付いているが,どう見ても毛の色は銀色ではない。飼われている檻はひじょうに古く,聞くところでは設立当時のものらしい。顔の表情は何かしら哀愁を誘い,おとなしそうだが実際はどうなのだろうか。【...
ホーチミンシティで時間を持て余していたので,ホテルからタクシーで数分の「サイゴン動植物園(Thảo Cầm Viên Sài Gòn)」(ホーチミン1区)に行ってみた。都心部にありながら木々が多く,森の中の動物園といった雰囲気で,家族連れやカップルが多い。1864年にフランス人ルイ・ピエールによって設立されたので,アジア最古の動物園ということになる(アジア2位は東京・上野動物園の1882年)。入園料は2019年1月当時50,000ドン。...
「シドニー水族館」は通称で,正式名称は「シーライフ・シドニー水族館」である。シドニー市内ダーリング・ハーバーにあり,オーストラリアの海洋生物を展示する水族館としては世界最大規模だ。市内中心部に近いので,家族連れやカップルには格別人気だ。平日にも関わらず午前10時の開館前には数十人が並んでいた。入館時には入場チケットの二次元バーコードのチェックだけ。入口を入って左側に誘導されるが,左側は50~60mほどの...
首里城エリアに南から入ると,首里城跡の碑と琉球大学跡の碑がほぼ並んで建っている。首里城は太平洋戦争で4度目の焼失があり,戦後,跡地に琉球大学が置かれた(1979年移転)。1992年にようやく5代目が復元されたが,2019年にそれも焼失してしまった。「木曳門」に向かう道の右側に復元作業を見学する前後に,「西のアザナ」(無料エリア),「東のアザナ」(有料エリア)を訪れ,那覇を展望した。「西のアザナ」へは「木曳門」...
2023年12月に首里城に行ってきた。正殿の復元作業は続いていて,今までは囲いに覆われ復元の進捗状況は目には見えなかったが,ガラス越しとはいえ,復元中の正殿を直接見ることのできる施設が完成していた。1F~3Fと3フロアあり,高さ10mくらいまでの高さの正殿の建設状況が把握できるようになっているとともに,資料の展示も充実していた。もちろん有料エリアなので,料金を支払って復元作業を見学することになるが,寄付だと...
ナンディ・タウンの「ファーマーズ・マーケット」には,ありとあらゆる野菜やフルーツが並んでいる。日本でおなじみの野菜だけでなく,熱帯ゆえの農産物も多く,日本のスーパーマーケットより種類ははるかに多い。マーケットなので価格は当然安いが,円安と物価高騰で,日本とあまり価格差はないようだ。地面に並べて売っている個人(主に女性)は,交渉によってはかなり安くなる場合もありだ。デジタル化が全くなされていない,古...
赤峰街は今でこそカフェや雑貨屋などが増えて,観光スポットになってきたが,今でも自動車関連部品販売店が多く存在し,街並みのレトロさは十分に残っている。修理や部品探しに来る人と,台湾の若い人や観光客が集まる不思議な街といえそうだ。平日とあいにくの雨で,通行人は少なく,観光客と思しき人も皆無に近く,天気のいい休日に出直しすることになりそうだ。夜は那覇に戻るので,次に訪台したときの楽しみに取っておこう。赤...
羽田から北京を経由して第三国に行くので,比較的安価な中国国際航空(エアチャイナ)のビジネスクラスに搭乗した。ビジネスクラス利用なので、,ビジネスクラス客用のレーンに並ぶと,エコノミークラスよりは客がはるかに少なく,早々とチェックインできた。機内のビジネスクラス・キャビンには個々に仕切りはなく,一昔前のビジネスクラスシートだったが,ゆったりさは度を越していて,モニターまでの距離が遠く,さらにモニター...
タイ4度目にして初めて路線バスに乗る機会がやってきた。タイの路線バスは,エアコンあり,エアコンなしなど,グレードも料金も幾つか設定されていて,どのようなバスに乗ることになるかは,実際に乗ってみないとわからないという宝くじのようなスリルと楽しみを味わえる。その不確実性の高い路線バスに乗って水上マーケットに行くことにした。ダムヌンサドゥアックやアンパワーなどバンコク郊外には,ツアーでも行ける大きな水上...
地鉄(蘇州軌道交通)2号線「山塘街」駅から2駅乗った「広済南路」駅で,1号線に乗り換え3駅目の「臨頓路」駅に着いた。「臨頓路」駅を地上に出て,人や車が行き交う建新巷という道路を東に進んだ。しばらくは集合住宅が立ち並び,店舗も混在していたが,行列のできていた「鶏蛋灌餅(ジーダングァンビン)」の店から先は,車も入れないような狭い路地になった。「鶏蛋灌餅」は卵と小麦粉で生地を作ったクレープのような食べ物らし...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた5~オークランド38
周回道路を離れ,マウント・イーデンの展望台に向かう緩やかな坂道に入った。火口のふちに沿って左方向に火口原を見ながら歩くと,ちらちらと火口底が見えたが,はっきりとは見えにくい。立ち止まって覗き込むと,火口原には一面に短い草が生え,火口の底に相当する場所には穴の痕跡すら見つけられない。市内にはこのような火口を持つ死火山がいくつもあり,高さも100m前後なので道路が整備され,ちょっとした散策コースとなって...
コペンハーゲンから明けましておめでとう!コペンハーゲンはトランジットで1泊しただけなので,今度はゆっくりデンマーク旅行を楽しみたいものだ。円安,物価高のダブルパンチで,とくにヨーロッパは旅行がしにくい。航空運賃も高くなり,所要時間もかかり,よほど計画を練らなければ,大損で終わってしまいそうだ。【2024/1/1(月) 午前 0:00】 ↓コペンハーゲンから新年のご挨拶ランキング参加中!よろしかったら下記をクリ...
2023年は海外旅行3回,国内旅行10回,コロナ明け海外再スタートの1年
コロナ明けの今年は,3年半ぶりに海外旅行をスタートさせ,タイ(7月),フィジー(9月),オーストラリア(11月)に行ってきた。一方国内は,沖縄が昨年の19回から3回に大幅ダウンし,それ以外は北海道2回,仙台1回,長崎1回,高松1回,熊本1回,京都1回に留まった。オーストラリアは物価が高く(日本が安いのだが),外食は日本の2~3倍,フードコートの一品が2,000円超えはザラ,カフェのコーヒーは最低800円を覚悟...
水上マーケットと鉄道市場の旅8~メークローン市場を歩く2~サムットソンクラーム4
メークローン駅からだんだん離れ,東に進んで行く。線路沿いはエリア別の売場には分かれていないので,青果,魚介,肉類,加工食品,雑貨等がバラバラに並ぶ。約1m幅の線路上が通路になっているのはどこまで行っても変わらない。1日8回列車が通過するので,さすがに線路上では販売不可だ。どこまで行ってもキリがないので,南側の通路に入った。メークローン市場は南側にも延びていて,青果等食品を扱う大きな売場に出た。もちろ...
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公園の東側と西側を分ける中間にある南北道路上に出た。ここから少し離れた方向には建設中の高層ビル群が見える。ルンピニ公園の手前になるだろうか。ここから西は森林公園地区だ。森林とは言っても,高い木々がうっそうとあるのではなく,低木・花木が多く植わっている地区である。南北道路を南に進むとラチャダーピセーク通りに出る。森林公園地区及び南側の見学は次の機会にすることにして,北側から公園を出ることにした。東地...
高美湿地は汽水地なので,淡水と海水がほどよく混じり合い,それだけ海洋生物の種類が多く,さらに水鳥も多く訪れ,さまに生物の宝庫である。カニ(種類は不明)やムツゴロウは木道からすぐに発見でき,遠くにはさまざまな水鳥が見られる。アンデスのウユニ塩湖のように,山間の湖とはそこが根本的に異なる。木道と言えば,北海道の釧路湿原にも木道がたくさんあり,湿地の景観を見たり,生き物を探索できたりする。高美湿地の木道...
以前,湿度ほぼ100%の日に,読谷バスターミナルから歩いて残波岬を目指したが,手前の残波ビーチで断念してしまった経験があるので,今回はレンタカーで残波岬を目指した。天気は穏やかで,かつ車なので,難なく残波岬に着いた。岬といえば灯台。残波岬灯台を目指した。この灯台は,高さ31m,全国に16ある「のぼれる灯台」の一つで,上からは東シナ海の眺望が素晴らしい。灯台の近くには十数人の人がいても,上まで登ろうとする人...
運河沿いに平江路を北に向かって歩く。この運河は南北約1.6kmで,明や清の時代の建物が並び,景観だけ見れば,場所によってはタイムスリップしたかのごとく,当時にどっぷりと浸かることができそうだ。ただし,平日でも人出はけっして少なくなく,明や清をイメージしたフォトやムービーは撮りにくい。運河には時々小舟が行きかうらしいが終ぞ見ることはなかった。運河沿いには古い建物を利用し,近年できたであろうショップが点々...
ベンチャキティ公園に入り,大きな池を見た。ルンピニ公園にも池はあれどもこれほど大きくはない。木立と池は熱帯の都市公園には欠かせないアイテムだ。30℃越えの蒸し暑い日なのに,ジョギングコースを走っている人がいて,日本人の感覚からすれば,命知らずということになるだろうか。東側エリアは池,西側エリアは森林,という棲み分けをしている公園なのだが,東側でも,池の西には疎林エリアがあり,適度な木立ちが存在する。...
近年,展望台という場所にはシースルーガラスが床に設置されるというのがほぼお決まりで,その上に立って眺望とスリルを味わってもらいたいという趣向はこの展望台にもあった。スカイタワーの展望台は年末年始ということもあってか,けっこう賑わっていて,どの方角の窓ガラスにも多くの人がオークランドの景観に見入っていた。市の東側の近隣は多くがまだ市街地で,オフィスや集合住宅が目立つ。人口規模のわりには,中心部から短...
「スカイタワー」の真下に,場所の案内があった(「スカイタワー」を中国語で「天空塔」とも書いてあった)。「スカイタワー」のチケットブースは地下にあるのでエスカレーターで降りる。カフェやレストラン,土産屋も地下にあるということだ。「チケットブース」の行列に並んでいると,壁のイラストに「ようこそ」という日本語を見つけた。日本語はそれだけだった。メイン展望台の高さは地上186mで,ビルの高さにすると51階相当...
「ベンチャキティ森林公園」は,タイ・タバコ専売公社が所有していた敷地跡に作られた都市公園で,2004年に「ベンチャキティ公園」としてオープンしていたが,その後西側に拡張工事を行い,2022年に「ベンチャキティ森林公園」として再オープンしていた。面積は48万㎡(日比谷公園3個分あるいは東京ドーム10個分の広さ)あり,東側エリアの,東西200m,南北800mの大きな池と,西側エリアの森林公園が特徴の公園だ。さらにこの公園...
子どもは実際に手で触れられるものに興味を示すので,磯の生物を間近で見ることができる,あるいは触ることができるコーナーの人気が高い。当然ながら,たくさんの子どもたちで賑わっていた。ヒトデやウニはふだん接することがまずないので,間近で見られるだけでも珍しいだろう。先に進んだクラゲのコーナーは,光を当て,アートのように見せる工夫がしてあった。刺されると厄介だが。見るだけなら美しい(光の当て方・見せ方にも...
新北市永和区(旧永和市)にある樂華夜市(ルーフアイエシー)は,ローカル度が極めて高い夜市で,台北からのアクセスは抜群なのに,日本人と会うことはまずない。通りはバイクが走り放題なので,歩きにくいのがマイナスだが,店が密集している台北市内の夜市よりはゆったり感があり,のんびしたムードが漂う。近所の人が気軽に来て食事をしたり,テイクアウトし,時々目に留まった雑貨を買ったり,ゲームをして時間を潰していくと...
福州路(フージョウルー)は,南京東路の南側を東西に伸びる,いわゆる裏ストリートである(全長1500m余り)。南京東路は人気観光ストリートで混雑しているが,福州路はそれほどの混雑は見られない。地鉄1,2,8号線「人民広場」駅で降りて,少し歩いてみた。昔は通りが栄えていた時代もあったとかで,老舗も多く,新しい店とうまく調和している。20年前に訪れた上海蟹料理店「王宝和」もこの通り沿いだ。京劇のチケットを買い...
「Jimmy's(ジミー)」は創業1956年の沖縄屈指の老舗洋菓子店だ(本社宜野湾市)。ケーキ,クッキー,焼き菓子,パン等商品は豊富で,ミニスーパー,レストラン&カフェを併設する店舗もある。おススメはジャーマンケーキと言われているが,それは人それぞれだ。那覇空港にも店舗はあり,出発間際に購入はできるが,空港店には冷蔵モノやケーキはないことや,遅い時間だと品切れもあるので,欲しい商品なら,別の店舗で,前もって...
「エムクォーティエ(EmQuartier)」はMRTプロンポン駅を挟んで,「エンポリアム」の向かい側にあるショッピングセンターだ。「エンポリアム」や「サイアムパラゴン」を運営するザ・モールグループが2015年に開業した,3棟からなる巨大モールだ(向かい合う「エンポリアム」とは飾りつけ等が共通になっている)。「サイアムパラゴン」同様,富裕層向けのショッピングセンターで,「エンポリアム」より顧客層は上である。3棟のう...
コロナ渦明け,4年ぶりに羽田空港第3ターミナル「ANA SUITEラウンジ」に行ってきた。訪れた2024年7月はコロナ明けしてまもなくなので,ターミナル内はそれほど混雑していない。その中でも日本人はいたって少なかった。「SUITEラウンジ」は場所も内装については特段変化はなかった。コロナ渦前との大きな変化は,一品料理のオーダーがスマホでメニュー閲覧になっていたことだろうか。一品料理の注文は係の人に言ってもよいが,ス...
タナロット寺院のすぐ近くまでやって来た。潮は概ね引いているが,まだ水溜りがあちこちにできている。タナロット寺院の建つ大きな岩まではまだ完全に陸続きにはなっておらず,タナロット寺院に行く人たちは,足はずぶ濡れ覚悟である。参拝に来ているバリヒンズー教徒とそれ以外の観光客では行動がまったく異なり,前者は供え物を持参し,タナロット寺院を目指すが,後者はタナロット寺院や海をバックにひたすら写真撮影をしている...
コペンハーゲン中央駅は,19世紀に建てられたデンマーク最大の駅で,他の多くのヨーロッパ鉄道駅同様に,改札がないので,自転車を含め駅構内は自由に行き来ができる。屋根の高い,開放感のある建物は,相当年季が入っているが,趣きがあって落ち着く色合いだ。南を除く東西北に出入口があり,また南側はホームを通り抜けて,道路に出られる。駅と言うより自由通路に停車場があると言った方が合っている。東口が最も大きく,駅前に...
「エンポリアム」のフードコートは,午前11時ごろではまだガラガラ状態だ。座席の数はそれほどないように見えるので,混雑するのが嫌なら,午前11時半までか午後遅い時間に行った方がよいだろう。フードコートとは言え,日本のようなチープ感は全くなく,料理の見栄え・味,食卓など施設・装備は充実している。近隣の他の飲食店や売り場に並ぶ菓子など,ここには日本由来のモノが多く,さすがに日本人が多く住むエリアにあるショッ...
コロナ渦になる前(2019年迄)の羽田T3にあるANA SUITEラウンジを紹介する。くれぐれもコロナ渦前である。ANAの上級会員向けラウンジは羽田空港第3ターミナルの出国審査を出て右側,110番ゲートの反対側の4階にある。4階に上がり,向かって右側の入口がANA SUITEラウンジ,左側の入口がANAラウンジとなっている。SUITEラウンジは,原則ファーストクラス搭乗者か,ANAダイヤモンド会員しか利用できない。SUITE ラウンジ内は,...
1997年にオープンした「スカイタワー」は,地上からの全長が328メートル。展望台の高さは220メートルで、南半球で一番高い塔になっている。市内のどこからも見えるので,街のシンボルや目印となっている。アメリカのカジノ経営会社ハラーズが作ったので,塔の下にはしっかりカジノがある。「スカイタワー」を目指して,宿から歩いてみることにした。スーパーマーケット「METRO」の横(北側)を西に進み,「STAMFORD Plaza」を右に...
飲食エリアを除くと客は少ないのは相変わらずだが,飲食エリアは徐々に客足が増えてきた。訪問時点でまだ1年も経っていないので,施設はどこも新しく,屋台でも衛生面は問題ないので,雨が影響しなければさらに人出は増えてくるだろう。規模の大きな飲食店は,やはり入りやすいのか,好奇心もあるのか,わりと人は入っている。最近のバンコクのナイトマーケットはたいがいそうなのだが,会場内に車やそれに相当するものをオブジェ...
「彩虹眷村(Rainbow Village,ツァイホン ヂュェンツン)」には売店等もあり,一大観光地となっている。交通アクセスはあまりよくないが,近隣の国からも多数観光客が高速鉄路台中駅や台湾鉄路台中駅等から観光バスやタクシーなどで乗り付け,絵を楽しむというよりは,様々な絵の前でひっきりなしに記念撮影をしている。絵が描かれているのは,壁だけではなく,地面のほとんどもそうなので,じっくり見ていこうとすると,相当な塗...
ナイトマーケット「タラート・ネオン」は2023年現在は営業していないようだ。2019年末に訪れたので,その様子である。公共交通機関を使うと,最寄駅はBTS「Chit Lom(チットロム)」駅になる。そこで降り,「セントラルチットロム百貨店」を右に見ながら,「Chit Lom Rd.(チットロムロード)」を北進する。夕方なので,ちょうどバンコク名物の渋滞を見る機会を得た。一方通行の4車線道路が車で埋まっている。電車で来て正解だ。...
メークローン線の終点メークローン駅にやってきた。メークローン線はバンコクには通じていない。東の終点駅(メークローン駅は西の終点)で列車を降り,渡しで対岸に渡り,別の路線に乗り換えなければならない。そうやってバンコクからここに来ている人たち(主に旅行者)も少なくない。メークローン駅に列車が入ってくるのは約2時間後なので,それまではずっと自由行動しながら待つことになる。食事,買物,散策をすべてこの界隈...
今日10月7日は,渋谷の代々木公園イベント広場と隣のケヤキ並木道で,それぞれ「九州観光・物産フェア」「ベトナム・フォー・フェスティバル」が行われた。代々木公園寄りの,先週「北海道フェアー」が開かれたイベント広場には,九州の食べ物屋台が所狭しと並び,訪れた客が舌つづみを打っていた。ときたま,九州以外の地域からの参加屋台(北海道や能登等)があったが,それは愛嬌だ(今年6月に同会場で行われた「トルコ・フェス...
マウント・イーデン・ヴィレッジの東側の道路を進み,住宅街に入ってきた。オークランドの中心から直線で4kmほどの場所なので,東京に例えるなら,成城学園や田園調布のようなお屋敷街に相当する。前者よりは,道路も敷地もゆったりとしていて,さらに住宅そのものも広く,東京のお屋敷街よりもレベルは高い。所詮ウサギ小屋が主の貧乏国家のお屋敷街では,ニュージーランドのようなお屋敷街に敵うのが無理だ。そんな住宅街を200m...
「Mekong Tram Dung」で食事をした後は,ホーチミンシティに向けてツアーバスで帰るだけだ。着た道を戻るので,車窓は往路とほぼ同じで(左右が逆になるだけ),水田が延々と続く景観だ。往路でもそうだったが,水田の中に豪邸が建ち,時折ポツンと墓が建っている風景はベトナムならではである。この辺りは二期作の本場で,国内消費で余った米は輸出されている(ベトナムはタイと世界第2位を争う米輸出国〔ちなみに第1位はインド...
「Mekong Tram Dung(別称「Mekong Rest Stop」)」はミトーにあるツアー専門レストランで,これだけの規模のレストランはこの周辺で他にはないから,ツアーではこぞってここにランチを食べにやってくる(あるいはトイレ休憩で寄る)。ツアー参加者が一堂に介して食事をする場合,真っ先に,ミトー名物「エレファントイヤーフィッシュ(象耳魚)」揚げが並べられる。生春巻きなどのベトナム料理とともに野菜や魚,肉などバランスの...
今日は渋谷の代々木イベント広場で行われている「第33回北海道フェアin代々木」に行ってきた。9月28日から10月1日までの4日間行われている,秋の収穫の季節に合わせたフードフェアだ。9月30日は3日目になるので,午前10時からオープンとはいうもののすでに午前10時前に開店し,行列ができている店舗も少なくなかった。午前10時半ごろには会場はとても混雑し,あちこちに行列ができ,購入したものを食べるテーブルは多くの訪問者で...
ニュージーランドは環太平洋造山帯に属し(日本と同じ),火山や地震が多い。オークランドにも死火山が街の至る所にあり,盛り上がった円錐型の小山があれば,それはたいてい死火山だ。その一つ「マウント・イーデン(マウンガファウ)」はオークランドの中心部から南に直線で3〜4kmのところにある死火山だ。高さは100mほどで,簡単に登ることができる。ある年の1月1日はニュージーランドで迎えた。元日にはとくに予定を入れて...
「彩虹眷村(Rainbow Village,ツァイホン ヂュェンツン)」はここ15年ほど,台中の新しい観光地として脚光を浴びてきた場所だ。市街地からは離れているので,個人で行く場合には,高速鉄路台中駅からタクシーが無難だ。「彩虹眷村」は,第二次世界大戦後中国大陸から移り住んだ人々の居住地の一角で,2008年に「黄じいさん(黄伯伯)」こと黄永阜さんが壁や住宅に突然絵を描き始めたのが,「彩虹眷村」の始まりだ。すでに90歳を超...
タイでは大晦日に家で食事をする機会があるのかないのか,屋台で食べている家族も少なくない。たぶんナイトマーケットも新年が近づくと盛況だろう。バンコクの代表的ショッピングストリートであるラチャダムリー通りは,カウントダウンが行われるらしく、軍や警察が出て車の通行は禁止されていた。この通りは朝夕の渋滞がとくに著しい,幅のある通りだが、歩行者天国になるとさすがに広い。しかし,それでも身動きが取れなくなるく...
マルクト広場を離れ,ステーン通り(Steen St.)を南西に進むことにした。初めて歩く通りだ。舗道はあるが,一方通行の通りだ。歩行者は多く,中世らしい街並は観光客もにも人気らしい。建物は古風でも入っている店は現在の店なので、マクドもご多分にもれず,中世風の建物に店を構えていた。【2023/9/23(土) 午前 5:00】 ↓ステーン通り(Steen St.)を南西に進む↓この通りも中世っぽい雰囲気↓マクドがあった↓ステーン通りを...
フィジーには人を運ぶ鉄道がないため(サトウキビはある),移動交通手段はタクシーとバスにほぼ限られる。車は左側通行(かつてイギリス領)ゆえ,レンタカーという手段もあるが,けっして安くはなく,国際免許が必要なので,数日の観光では止めた方がいい。タクシーはナンディ・タウンでは簡単に拾えるし,歩いていると声を掛けてくるほど台数は多い。郊外でも,ホテルが何軒か並んでいる地域ではタクシーが待機していることも多...
「チキン・エクスプレス(CHICKEN EXPURESS)」はナンディ・タウン(NADI TOWN)の大通りに面した,たぶん街で唯一のファーストフード店だ。冷房の効いていない店が多い中,冷房完備は有難い。店内は極めて清潔で,街歩きに疲れた時の,休憩には適した店だ。2023年9月中旬,午前11時ごろだったが,機内食が午前6時過ぎで,完全空腹になっていたので「グリルチキンバーガーCOMBO」を食べることにした。ポテト・ドリンク付きはセット...
ニュージーランドは第二次世界大戦中,連合国の一員としてオーストラリアとともに参戦し,主に日本と戦っている。オークランド博物館は「オークランド戦争記念博物館」としての一面を持ち,収蔵されている第二次世界大戦コレクションはヨーロッパの国々並みである。連合国側なので,敵国のドイツや日本のコレクションも多く持ち合せており,ゼロ式戦闘機(ゼロ戦)や日本刀があったのには驚いた。太平洋戦争の戦域からさらに南に離...
ダムヌン・サドゥアック水上マーケットで見ることができるのは,水上店舗のニセモノブランド群だけ。店員は売ることにあまり関心はなく,退屈そうに店舗で寛いでいるだけで,ボートが目の前を通っても,ボートの客に声をかけることはほとんどない。売られている物を見れば,アホでない限り,店員に声をかける客もいない。こうして,多数のボートが行き交う水上店舗界隈では,静かな時が流れ,1日が終わっていくことがわかった。客...
地区内では中央に位置する中3A館~中4館,さらに中5・中6館という地区には物販店や飲食店が多い。まだ営業を始めたばかり(午前10時)の店が多く,準備中ゆえ中に入ることはできなかったが,午前11時を過ぎればランチタイムも近くなり,本格的な営業に入るだろう。日陰が多く,暑い日でも休める場所が多いので,映画を見て食事をして,半日のんびりするにはまさに都心のオアシス的存在の場所といえる。観光客にはちょっと不向...
「華山1914文化創意産業園區(華山1914クリエイティブパーク)」は日本統治時代の戦前にあった酒工場の跡地をリノベによって再生させた商業地である。場所は中正區八得路一段で,最寄のMRT板南線忠孝新生駅から3分ほど。ここを訪れたのは午前10時少し前で,ショップはまだ開店してなくて,人もまばらだった(北側の金山北路から進入)。地区に入るなり,日本ほど普及していない自販機が3台並んでいた。品揃えは,日本でも飲まれ...
2019年夏に台中を訪れた際に,初めて新駅舎と対面した。台中は2回目で,初めて訪れた時(2016年)は旧駅舎最後の年だった。旧駅舎は保存されることが決まり,南側にひっそりと残されている(2019年現在)。その後平地を走る旧線路(新駅は高架)とともに博物館化されている(2022年情報)。【2023/9/9(土) 午前 5:00】 ↓臺鐵臺中驛(台鉄台中駅)西側↓新駅舎の南側に残る旧駅舎↓西側駅前は整備中(2019年現在)↓旧駅舎前は広...
マルクト広場にはにわかに観光客が増えてきた。広場を取り囲むようにして,カフェが多いので,そこで食事する人,広場をのんびりと見学する人が多数広場に集まり,賑わいを見せていた。広場自体も世界遺産なら,ブルージュ(ブルッヘ)の鐘楼も世界遺産で,ブルージュ市庁舎などとともに飽きることがない景観があるので,自ずと観光客が集まってくるのは常だが,個人旅行者は少なく.ツアーでまわる人が多い傾向だ。個人で来る人が...