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ちょっとずつ台湾の思い出を…。 台北の展望台といえばTaipei101が有名ですが、こちら入場料だけでも2,000円くらいするので今まで行ったことがありません。 ところが噂によると、タダで台北の夜景を楽しむことができる展望台が近くにあるらしい、ということで行ってみました。 その名も「新北市政府行政大楼」。要は新北市の市役所ビルです。こちらの上層階が展望台として開放されていてしかも無料とのこと。都庁みたいなもんかね。 最寄りは地下鉄+台鉄+高鐵の板橋駅。ここから歩いて10分くらいです。ほとんど地下なので雨の心配もほぼないです。 近くに遠東百貨店のでっかいヤツ「Mega City板橋大遠百」があっ…
台湾には多くの魅力的な夜市が存在する。その中でも,新北市永和区に位置する樂華夜市(Lehua Night Market)は,ローカルな雰囲気とバラエティ豊かな屋台が楽しめることで知られている。この夜市は,台北市内からアクセスが良く,MRT中和新蘆線(オレンジライン)の頂溪駅から徒歩10分程度で到着することができる。樂華夜市の活気が本格的に出てくる時間帯は,夕方の18時頃からである。周辺の仕事終わりの人々や観光客が集まり始...
初めて滷味を食べてみた。滷味とは,台湾独特の調理法で,様々な食材を醤油ベースのスープ(醤油、八角、シナモンなどの香辛料を用いた深みのある味わい)で煮込む料理である。この夜市では,滷味を専門とする屋台が多く,選べる具材の豊富さが目を引く。具材は,豆腐,ゆで卵,鴨の血(鴨血),豚の耳,野菜,麺類など豊富で,好きな具材を自分で選べるスタイルが魅力だ。特に西側エリアには,評判の良い滷味の屋台が集中しており...
新北市永和区(旧永和市)にある樂華夜市(ルーフアイエシー)は,ローカル度が極めて高い夜市で,台北からのアクセスは抜群なのに,日本人と会うことはまずない。通りはバイクが走り放題なので,歩きにくいのがマイナスだが,店が密集している台北市内の夜市よりはゆったり感があり,のんびしたムードが漂う。近所の人が気軽に来て食事をしたり,テイクアウトし,時々目に留まった雑貨を買ったり,ゲームをして時間を潰していくと...
新北市永和区にある樂華夜市に向かって南へ歩いていった。駅と夜市の中間にある中山路一段との交差点は,バイクがとくに多く,ここを渡ると樂華夜市はすぐそこだ。アーケードが駅から続いているので,雨でもわりと楽だが,夜市会場に屋根はないので,ほぼ止んでくれて有難かった。樂華夜市会場の永平路に到着した。駅から約600~700mなので,10分はかかっていない。夜市の大きなアーチのある場所は,夜市の東の入口に当たり,ここ...
士林,景美,師大,基隆廟口(基隆),公館,寧夏街,饒河街,臨江街,中和興南(新北),六合(高雄),花園(台南),三和(新北),延三,一中街(台中),遼寧街,羅東(羅東),瑞豊(高雄)に続く夜市シリーズ第18弾の樂華(ラーホワ)夜市(新北市)。樂華夜市があるのは台北市の隣に位置する新北市永和区(旧永和市)。台北MRT中和新蘆線頂溪駅下車10分ほどなので,台北の中心からもわりと近い。観光客は見当たらないロー...
端午節には台湾ちまきを!いろいろなちまきが楽しめるお店 - 劉家肉粽 富基店 -
旧暦5月5日の端午節(端午の節句)は、台湾では祝日。 ドラゴンボートレースが行われたり、粽子(台湾ちまき)を食べたりする日。 www.travel.taipei 2024年の端午節は、6月10日です。 先日、海が見たくなって久しぶりにこのカフェへ行ったので molitaiwan.hatenablog.com その帰りに、近くにあるちまきの美味しいお店へ立ち寄りました。 先ほどのカフェからは、車で10分ちょっと。 台北からだと、車で1時間ほどかかる場所にあるこのお店。 いろいろな種類のちまきや甘味、 それからちょっとしたお土産用の食品も扱っている。 台湾ちまきは北部と南部で作りかたが違っていて、…
2023年2月に開業した安坑ライトレール沿線で、撮影・動画収録に挑戦しました。ライトレールというからには、やっぱり併用軌道区間で撮ってみたいですよね。そんなときは終点・双城電停近くがおすすめです。交通量はそれほど多くないですから、車が被ってしまう心配はほぼありません。今回は双城電停を起点に、撮影地を探してみました。目次1 双城電停から車両基地まで歩いてみた2 シェアサイクル「youbike」で移動しながらの撮影...
2023年2月10日、十四張~双城をむすぶ安坑ライトレールが開業しました。それにともない、台北南郊の鉄道空白地帯がひとつ解消され、これまで不便を強いられてきた新興住宅地「台北小城」へのアクセスが強化されています。そんな安坑ライトレールはいったい、どんな環境下を走っているのでしょうか。今回はそれを確かめるべく、乗車体験してみたいと思います。目次1 環状線から安坑ライトレールに乗り換える2 使用車両は「メイド...
台湾グルメの「モンゴル焼肉」って知ってますか?野菜を好きなだけ盛り付け、それを肉と一緒に大きな鉄板で焼いてもらう、豪快さがウリの肉野菜炒めです。味付けは店によって異なり、自分好みに味付けすることができる店もあります。今回はそんなモンゴル焼肉を堪能すべく、新北市三重区の三和夜市にやってきました。「蒙古烤肉」と書かれた、赤い看板が目印です。▲店外観三和夜市にはモンゴル焼肉店が2つあります。一つ目は「大周...
【三重区】テイクアウト専門!台湾朝食「正義豆漿店」の蛋餅&米漿
街中を歩けばすぐに見つかるのが、台湾朝食店のいいところです。台北近郊の新北市三重区に一泊したときのこと。朝食を探してホテル周辺をぶらり散策しました。この辺りは人口密集地ですから、店を探そうと思えばすぐ見つかるでしょう。▲店看板ホテルを出て歩くこと10分。正義路という大通りに出てきました。朝のラッシュ時間ということもあり、車やスクーター・バスがひっきりなしに行きかいます。そんな中、「正義豆漿店」と書か...
2019年台湾風獅爺の旅 5月の雪、油桐花(アブラギリ)を観に行きました②
土城の油桐花を観に行ったお話の続きですさて、公園の入口に着きましたここから遊歩道を歩いて行くのですが……これが結構アップダウンの激しい道でして(゚◇゚;)ハイキングや散策というよりは、もはや軽く「登山」なのでは?と思うほどの道もありましてもうゼーハー息を切らしながら登って行く私たち途中で台湾人のおばさまに「もうちょっとよ、頑張って~」と励まして頂いたり(おばさまは軽やかに登って行かれました)は~日ごろの運...
2019年台湾風獅爺の旅 5月の雪、油桐花(アブラギリ)を観に行きました①
ここ数年GWに台湾を訪れることが多かったんですが、その度に行ってみたいと思いながら後回しになっていたところがありましたそれは油桐花を観に行くことです油桐花(アブラギリ)はトウダイグサ科の落葉高木で、種子から油を採取し、葉が桐に似ていることからその名がついたと言われています台湾では4~5月にかけて真っ白な花が咲くことから「五月雪」とも呼ばれていますこの花が咲いているところを是非とも見てみたい! そう思...
台湾新北市最大の商業施設、YES!LIFE裕隆城が9月28日にグランドオープン
いつもザ・台湾ナイトマーケット★YACHIA★を応援いただき、ありがとうございます! 台湾新北市にある「YES!LIFE裕隆城(ユーロンシティー)」は、先日(9月20日)待望のプレオープンを迎えました。この壮大な商業施設は、台湾で最も大きな規模を誇り、さまざまな魅力的な店舗やエンターテイメント施設が集結しています。YES!LIFE裕隆城のグランドオープンは、2023年9月28日に予定されており、多くの人々がその魅力を堪能することができるでしょう。 アクセス YES!LIFE裕隆城へのアクセスは非常に便利です。台北市内からは地下鉄(MRT)を利用することができます。MRTの大坪林駅から徒歩10分で着くことが可能です。また、自家用車やタクシーでもアクセスすることができます。周辺には充実した駐車場もありますので、気軽に訪れることができます。 特徴的な店舗とエンターテイメント施設 YES!LIFE裕隆城にはさまざまな魅力的な店舗やエンターテイメント施設があります。以下では、その一部を紹介します。 ショッピング YES!LIFE裕隆城では、世界的に有名なブランドから地元のおしゃれなショップまで、幅広い選択肢があります。最新のファッション、アクセサリー、化粧品、家電製品などを取り揃えており、お買い物好きにはたまらない場所です。 レストランとカフェ YES!LIFE裕隆城内には数多くのレストランやカフェがあります。台湾料理や国際料理、カフェでのリラックスしたひとときを楽しむことができます。美味しい食事やお茶を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。 映画館 YES!LIFE裕隆城内には近代的な映画館もあります。最新の映画作品を上映しており、快適な環境で映画鑑賞を楽しむことができます。友人や家族と一緒に映画の世界に没頭してみてはいかがでしょうか。 フィットネスセンター YES!LIFE裕隆城では、フィットネスセンターも利用することができます。最新のトレーニング機器やプログラムを提供しており、健康や美容に関心のある方々にとって理想的な場所です。自分自身の健康管理に取り組みながら、楽しくトレーニングを行うことができます。 グランドオープンまでのイベント YES!LIFE裕隆城のグランドオープンまでの間には、さまざまなイベントが予定されています。特別なセールやプロモーション、エンターテイメントショーなどが開催され
いつもザ・台湾ナイトマーケット★YACHIA★を応援いただき、ありがとうございます! 皆樣は、野柳の「女王頭」を見にに行ったことがあると思いますが、私と同じように夜の女王頭を見たことがない方も多いのではないでしょうか? 毎年開催される「野柳石光:夜訪女王」は、女王頭の華麗な姿を披露する華やかなイベントです。 画像出典:北海岸及完納山国家風景区管理処 2023年新北市万里の「野柳石光:夜訪女王」は、イベント期間中の6/30から毎日18:30~22:00までライトアップされます! 半月の会期中、3Dゴージャスなライトスカルプチャーショー、豪華な噴水や水のダンスショーなど、楽しさを演出します。 画像出典:北海岸及完納山国家風景区管理処 「野柳石光:夜訪女王」は、毎年恒例のイベントです! 半月と長くはありませんが、普段見ることのできないな女王頭の一面を見ることができるので、今年の女王頭がどのような夜景に仕上がるのか、ワクワクしながら見てみてくださいね。 【2023野柳石光 夜訪女王】イベント会場:野柳地質公園イベント開催時間:2023/6/30(金)~7/16(日) 毎晩18:30~22:00入場料:18:30オープン、最終入場21:00イベントチケット料金:全券種250台湾ドル、12歳以下は無料▸早割:2023/05/31~06/29の期間中に前売り券を購入された方は250ドルです。▸特別なお知らせ: 6月30日:19:30よりライトアップのオープニングイベントを開催します。 最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。 「YACHIAのブログ」読者様限定の500円OFFクーポンをお届けします。 ぜひクーポンを使ってください~ 【キャンペーン詳細】 ご利用可能期間 2023/06/03(土) 〜 12/31(日) ご利用可能回数 お1人様1回限り 対象のお客様 「YACHIAのブログ」の読者様 対象地域 日本国内すべての地域 最低購入価格 YACHIAで5,000円以上のお買いものをする際にご利用いただけます♪
淡水プチトリップ!個性的なアートが並ぶカフェ - 去年在馬倫巴 -
前回の淡水プチトリップの続き。 阿給を食べたあとは、カフェに行きました。 店名は「去年在馬倫巴」 1960年代の映画『去年マリエンバートで』に由来しているんだろう。 アートに溢れた店内。 よく探すと、店名の映画の1シーンも飾られている。 テラス席もあり。 席ごとに雰囲気が違って楽しい。 テラス席のむこう側には淡水河 眺めのいい窓際のカウンター席に座りました。 メニューはこちら。 コーヒーやハーブティー、ミルクティー、ビールなどのドリンクに フードはスコーンとキッシュ。 おなかはいっぱいだったので、ホットのカフェラテでまったり。 帰宅後、店名になっている映画『去年マリエンバートで』を鑑賞してみま…
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(1)―キャセイ初搭乗&夜の瑞芳で暇つぶし
7月初頭の4日間を利用して、台湾を訪問してきました。今回の目的はなんといっても、電化した台東線と、ダイヤ改正により定期運用から撤退するDR2700型「白鉄仔」の記録を収めることにあります。西部に行く機会が少なく、近年整備されたという林内神社(雲林県)を訪れたい気持ちもありましたが、その気持ちをDR2700型やDLなどに集中させた4日間となりました。目次1 香港行きのキャセイで経由地台湾へ2 新型車両EMU800形に乗る3 夜...
台北といえば、高層ビルや集合住宅が立ち並び、やたらゴチャゴチャした印象が強いものです。それは郊外に行っても変わりません。集合住宅が密集しすぎるあまり、薄暗くなった路地なんてそこら中にあります。そんな台北首都圏にも、自然と触れ合える景勝地が点在しています。今回はその一つ、新北市新店区にある「碧潭風景区」をめぐっていきます。目次1 台北駅から新店駅へのアクセス2 碧潭風景区3 新店老街今回の散策は台北メ...
以前、花蓮県で墓地に転用された神社「抜子社」を見てきました。宗教施設に転用された神社なら、台湾の至る所にありますが、さすがに墓地になった神社跡地は多くありません。今回は墓地に転用された神社跡を求め、台北市南郊にある新北市新店区を訪れました。こちらにある旧文山神社が空軍墓地「碧潭空軍烈士公墓」に転用されているのです。旧文山神社への入口は、大きく分けて二つあります。一つ目は精忠路(北側)から入るコース...
台湾北部、新北市瑞芳区にある侯硐にやってきました。(侯or猴の後の文字は「石偏に同」)基隆河を渡り、猫村や侯硐駅のある場所から対岸へ渡ります。すると、猴硐神社と書かれた看板が見えてきました。神社・・・そう、日本統治時代に建てられた日本の神社の跡が侯硐に残っています。鳥居か石段が残っているのだろうと思い、早速行くことにしました。当初の予定では侯硐滞在は50分とし、この後福隆で弁当(便當)を買って食べる計画でし...
猴硐駅前に眠る加藤製DL(新北市瑞芳区)―台湾における石炭産業の生き証人
猴硐神社から台鐵猴硐駅前に戻ってきました。駅前の駐車場には、加藤製作所製のディーゼル機関車が保存されています。小さなDLは水色に塗られており、ウッドデッキの上に鎮座中です。写真では隠れて見えませんが、DL背後のレールはグニャリと曲げられてモニュメントのようになっています。ディーゼル機関車この4気筒6Tディーゼル機関車はディーゼルエンジンより直接起動される。エンジン・ギアなどのパーツは日本から輸入、ラジエ...
台鉄宜蘭線の侯硐駅から三貂嶺方面に少し歩くと、侯硐検車分駐所があります。(侯の後ろの文字は「石偏に同」)そこには日本製と思しき客車の姿があったので撮影することにしました。南廻線の普快車で使用されている32900系列によく似た外観ですが、塗装が橙色になっています。訪問当時はこの客車の素性など知る由もなかったので、一旦形式写真を撮ってから帰宅後に調べてみることにしました。今回、当ブログでは初めて台湾の客車形式...
山間の商店街「内店仔」(新北市瑞芳区)―炭鉱全盛期の面影残る
台湾北部、新北市瑞芳区にある侯硐へやってきました。(侯の後ろの文字は「石偏に同」)ここには猫を見るためにやってきましたが、数時間の滞在で多くの写真を撮ることができました。予想以上に訪問物件・写真の数が膨大なため、全て紹介しきるまでに時間がかかると思いますが、どうか長い目で見てやってください。今回取り上げるのは、石炭ラッシュの時代に栄えた商店街「内店仔」。宜蘭線沿いにある細い道の両側に家が立ち並んでいます...
ディーゼル機関庫&吊橋跡(新北市瑞芳区)―猴硐に残る石炭輸送の名残
台湾北部、新北市瑞芳区にある侯硐地区へとやってきました。(侯の後ろの文字は「石偏に同」)基隆河沿いを進んでいると、ディーゼル機関車の車庫なる建物を見つけました。どうやら、侯硐駅前で保存されている加藤製DLがかつて収められていた機関庫のようです。建物の中を覗いてみたところ、何もないカラッポの状態でした。機関庫周辺の様子を見て回ろうとしたところ、菁桐からやってきたDR1000形区間車(普通)八堵行きが通過しました。...
レアな「水色客車」を撮ろう!台鐵侯硐駅を通過する復興号685次
かつては台湾各地を走っていた台鐵「復興号」も、気が付くと東部幹線に残るだけとなっています。今回は侯硐駅で復興号685次の通過シーンを記録します。通過する20分前をめどに、あらかじめ見つけておいた撮影地に向かいました。▲キジ「おやおや鐵路迷、また来たのかにゃ?」侯硐といえば「猫村」として有名な場所です。道中、何匹もの猫に出会いました。どの猫も集落によく溶け込んでいます。猫村の路地を進むと、個人宅の入口にぶ...
【施設紹介】台鐵宜蘭線 猴硐駅(新北市瑞芳区)―猫村の玄関口
猫の村で有名な山あいの集落「侯硐」へ行くため、台鐵侯硐駅にやってきました。所在地は新北市瑞芳区、所属路線は宜蘭線。※現在は猴硐駅に改称されています。目次1 駅ホーム・線路など2 駅舎外観3 駅舎内部4 猫を発見!駅ホーム・線路などホームに降り立つとまず、選炭場だった廃墟が目につきました。ここ侯硐は猫の村として有名な場所ですが、それだけではありません。日本統治時代から炭鉱開発が行われていました。現在でも炭...
瑞三整炭工場遺構・運炭橋(新北市瑞芳区)―台湾版軍艦島というべき廃墟
台湾北部、新北市瑞芳区にある猴硐地区は、今でこそ猫村として有名な観光地化されていますが、かつては台湾屈指の産炭地域でした。現在でも当時の遺構が多く残り、その一部は観光施設として保存されています。今回は猴硐のランドマークともいえる、駅と坑道を結ぶ「運炭橋」を見に行きました。▲猫村から見た運炭橋民国50年(1960年代ごろ)の末から石炭の生産量が大幅に増加し、また部分の品位に格付けされた石炭の売れ行きが滞り、...
九份(九フン/九分/九彬)は台湾北部・新北市瑞芳区にあり、ツアー旅行ではたいてい行程に組み込まれていることから「台湾観光のメッカ」ともいえる場所です。かつては金の採掘で栄え、現在でも当時建てられた日本家屋が残っています。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」で登場する食堂街のモデルになっているということで、台湾を訪れたことのない日本人でも知っている方は多いのではないでしょうか。その他にも、二二八事件を描いた台湾映...
旧汐止神社=忠順廟(新北市汐止区)―駅前に堂々そびえる大鳥居
台湾北部は新北市汐止区にある、旧「汐止(しおどめ)神社」の様子をお送りします。神社跡のある新北市汐止区は台北市南港区の東隣にあり、日本統治時代には台北州七星郡汐止街に属していました。「汐止」と呼ばれるようになったのは大正9(1920)年からのことで、それ以前は「水返脚」という地名でした。旧汐止神社は鳥居・石灯篭・狛犬など、遺構が数多く残されているだけでなく、台鉄縦貫線汐止駅の目の前にあるため、駅ホームから鳥居...
最古参EMU100から最新鋭EMU800まで...台鐵汐科駅で激写!
台北(たいほく)から各駅停車の列車に乗車した場合、地上を出て最初に到着するのが汐科駅です。カーブを描いているので、レイルファンの間ではよく知られた撮影地の一つとなっています。動画をメインに鉄道車両の撮影を行うため、しばらく滞在しました。殆どの画像が動画からのキャプチャです。まずTEMU2000形「プユマ」が通過しました。後追いです。PP自強号が通過します。目の前を通過するシーンをキャプチャすると、ご覧のように画...
【施設紹介】台鐵縦貫線 山佳駅(新北市樹林区)―首都圏に残る木造駅舎
今回お送りする山佳駅は台湾北部、新北市樹林区にあります。台北市から比較的近い場所にあり、列車の本数も多めに設定されていますが、停車するのは各駅停車のみです。日本統治時代~戦後初期には山仔脚駅と称されていました。日本統治時代からの木造駅舎が残る駅として知られていましたが、2011年に新しい橋上駅舎が完成したことから、役目を終えた旧駅舎は史跡として保存されることになりました。▲山佳駅駅舎和をイメージしたの...
夜の十分老街をぶらり散策(新北市平渓区)【猫も寛ぐ山間の里】
十分は台湾北部、新北市平渓区にある集落であり、街路のど真中を線路が通っていることで知られています。現在では観光地化されており、天燈挙げが名物となっています。瑞芳駅で列車の待ち時間が2時間ほどあったので、その時間を利用して、夜中の十分を訪れてみました。瑞芳から菁桐行きのDR1000形に揺られ、静かな山あいにある十分(旧:十分寮)駅で下車します。▲十分駅を出発する菁桐行き菁桐行きの列車が見えなくなると、周囲は静...
台湾の秘境駅「三貂嶺駅」の近くには何がある?(新北市瑞芳区)
台湾北東部、新北市瑞芳区にある三貂嶺(さんしょうれい)駅にやってきました。こちらは東海岸の大動脈・宜蘭線から、山間を走る平渓線が分岐するジャンクション駅です。ジャンクションといえば、鳥栖駅のように大きな駅を連想しがちですが、こちらはなんと山と渓流に挟まれた小駅。しかも駅前には何もないのです。今回はそんな三貂嶺駅にあえて降り立ちました。目的は一つ、駅最寄りの集落「魚寮」を探るためです。▲山間の三貂嶺駅▲...
台湾北部のローカル線「平渓線」に乗り、終点の菁桐駅にやってきました。平渓線は一応ローカル線ではあります、台北から近いうえに沿線には観光地が多く、週末になると多くの観光客でにぎわう路線です。今回も満員すし詰めの列車で苦しみ悶えながらの道中でした。さて、今回菁桐にやってきたのには理由があります。日本統治時代に炭鉱開発が行われたという同地には、80年以上前に建造された木造建築が複数保存されているというので...
2017年3月、桃園メトロ空港線(桃園機場捷運/桃園空港MRT)が開業を迎えました。桃園国際空港と台北市内が鉄道で結ばれたことにより、空港へのアクセスは一層よくなりました。それだけでなく、従来鉄道空白地帯だった林口・大園地区の住民にとっては待望の鉄道路線となります。今回は台北駅から空港線に乗り、鉄道空白地帯から脱した林口を目指して移動します。なお、乗車・訪問時間帯は夜です。桃園メトロ空港線の台北駅は台鉄・台...
【旅行記】2012年6~7月 1回目の台湾(2)―侯硐の猫村で復興号を撮る
2012年6月30日から7月2日かけて、私は初めて台湾を訪れました。1日目編に続きまして、今回は2日目編の旅行記をお届けします。(前回のあらすじ)初めて台湾を訪れることになった筆者は福岡空港から飛行機に乗り込み、一路桃園空港を目指した。イミグレーションに機内食、さらに換金・・・これらは筆者にとって初めての経験であった。緊張と喜びが入り混じる中、桃園空港からバスに揺られ夕暮れの台北駅に到着した。バスを降りると蒸...
【撮影記】通過線が使用停止されている?桃園メトロ林口駅で激写
2017年春に開業を迎えてから2年、すっかり空港へのアクセス手段として定着した桃園メトロ空港線。今回はそんな空港線の電車を撮影するため、林口駅にやってきました。じつは私、恥ずかしながら明るい場所で空港線を撮影したことがありません。空港線には数回乗車してきましたが、いずれも地下駅か夜間帯でしか、写真に収めてきませんでした。林口には普通列車しか停車しません。青帯の普通列車で二駅分移動して、目的地に到着です...
宿泊したホテルの関係で、たまたま近くにあった三和夜市(新北市三重区)を訪れました。台北市外ということで、比較的マイナーな夜市にあたるのではないでしょうか。全体的にローカルな雰囲気が漂い、日本人の姿は見当たりません。台北市内の士林夜市はまず日本人ばかりですし、中心部の寧夏夜市も日本人が多いですけれども、これらとは対照的です。三和夜市の範囲は広く、中央北路を中心に南北400メートルにわたって、出店がビッ...
【台湾ホテルガイド】ヘイベアーカプセルホテル=黒熊好眠站(新北市三重区)
台湾に数多存在する安宿に代わって、新たに勢力を伸ばしているのが「カプセルホテル」です。さっそく寝心地を確かめてみようと、新北市三重区にある「ヘイベアーカプセルホテル」に一泊しました。その名の通り、タイワンツキノワグマがマスコット(ゆるキャラ®とも)をつとめるカプセルホテルです。館内に入ると、オーベア組長もビックリするほど熊だらけでしたが、その様子はまた後程。外観台北メトロ新荘線の台北橋駅を出ると、...