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(予告)台湾(台北・台中・彰化・嘉儀・台南・高雄)遊廓・赤線巡りの旅
(予告)台湾(台北・台中・彰化・嘉儀・台南・高雄)遊廓・赤線巡りの旅ということで、台湾遊廓・赤線巡りの旅、2泊3日の記事をリリース予定です。...
【台湾鉄路珍事】急行莒光號が車両故障のため代車で来たのはあの新型特急車両
【宜蘭海鮮】宜蘭北部の海鮮タウン北關で海鮮料理の結婚食事会編より続きます。この日は5月に入籍は済ませた義妹②の結婚食事会(新婦側披露宴は9月とか)に招待されたので太太と台湾鉄路日帰りで宜蘭まで出かけ新郎のお気に入りという宜蘭北部の海鮮料理店で食事会。結婚食事会ということで私も久しぶりによく飲んで食事会の後礁渓の太太実家に戻って私はお昼寝(酔って寝ると気持ちいいんだこれが)。午後4時ごろ目が覚め、また礁...
【客車急行】運転中も故障多発のオンボロ客車急行莒光號乗り鉄で帰る~5月1泊2日南部乗り鉄遠征2日目
特急自強號で台南行って永林綜合料理の台南牛肉鍋ランチ~5月1泊2日南部乗り鉄遠征2日目編より続きます。当初この日は特に用事無いので高雄から台北まで台湾新幹線ではなく台湾鉄路、それも特急自強號ではなくあえていずれ無くなりそうですが太太には「時間かかるし疲れるから乗らない」と言われてた客車急行の莒光號乗り鉄で帰ることにしており新左営から台北まで莒光號の切符買ってあったんですが、そういえば台南の日台友人夫妻...
【台湾ホテルガイド】洄瀾窩青年旅舎=Hualien Wow Hostel(花蓮県花蓮市)
鉄道旅行をするうえで、「ホテルの場所」は行程に大きくかかわってきます。観光よりも乗ることを重視する人は、きっと早朝から深夜まで列車に乗りっぱなしかもしれません。そういう人にとって、駅前のホテルはきっとありがたい存在でしょう。台湾東部の観光都市・花蓮には、シティホテルから格安宿まで、実に様々な宿泊施設があります。今回ご紹介する「洄瀾窩青年旅舎」は、花蓮でもっとも鉄道旅と相性のいい宿泊施設ではないでし...
2020年秋、台鉄斗南駅の新駅舎が開業しました。日本統治時代のレトロ駅舎にかわって、橋上式の新駅舎があらたに誕生したことで、斗南駅の表情は一変。今では、新旧駅舎が横並びの光景を見ることができます。▲斗南駅の新駅舎新駅舎の特徴はなんといっても、木材がふんだんに使われている点でしょう。内外ともに木材がつよい存在感を放っています。▲階段を上がって自由通路を進んでいく▲木目調の窓口周辺階段を上がって自由通路に入...
2023年2月10日、十四張~双城をむすぶ安坑ライトレールが開業しました。それにともない、台北南郊の鉄道空白地帯がひとつ解消され、これまで不便を強いられてきた新興住宅地「台北小城」へのアクセスが強化されています。そんな安坑ライトレールはいったい、どんな環境下を走っているのでしょうか。今回はそれを確かめるべく、乗車体験してみたいと思います。目次1 環状線から安坑ライトレールに乗り換える2 使用車両は「メイド...
桃園メトロ(MRT)空港線に乗車中、くまモンとコラボしたラッピング車両に遭遇しました。スターラックス航空の台北~熊本線をPRするため、車内外がくまモン尽くしというファン必見のラッピング電車です。普通車運用につく1000形が充当されており、全区間(台北駅~老街渓)を往復しています。撮影を兼ねて、第1ターミナルから林口まで乗車してみました。▲くまモンラッピング車内車内ラッピングはくまモンの配色にあわせ、黒・白・...
台鐵TEMU2000形 プユマ号308次 乗車記(鳳林→高雄)
台湾を一周する鉄道が全線電化されたことで、台鐵TEMU2000形「プユマ号」の運行範囲は広がりました。現在は南廻線の自強号にも入っており、日常的に高雄口まで顔を出しています。今回はそんなプユマ号に乗って、鳳林から高雄まで移動しました。台湾南部を半周する所要約4時間の長丁場です。どんな車窓風景に出会えるでしょうか?※2024年1月現在、308次にはEMU3000形が充当されています。目次1 花東縦谷を高速移動2 車内販売から...
少しだけですが、台北メトロ(MRT)の行天宮・忠孝新生・善導寺駅の様子をお送りします。いずれも朝に撮影したものですが、朝ラッシュの少し前に撮影・乗車したこともあり、撮影のしづらさは感じませんでした。この少し後にラッシュが始まり、ホーム上や車内は一気に通勤客で大賑わいになりました。行天宮駅は新荘線にある駅で、駅のすぐ傍に行天宮があることからその名がつけられています。新荘線(輔大~古亭)は中和線(古亭~南勢角...
【手動扉のボロ客車】台鐵西部幹線の莒光号512次 乗車記(台中~台北)
台鐵の優等列車「莒光号」の乗車記録です。台中から台北まで、山線経由の512次に乗車しました。お昼時ということで、駅の売店で弁当を購入してからホームへと向かいます。列車が到着するまでの間、ホーム上で列車や建物などを撮影しながら時間を潰すこと約十数分、今回乗車する512次が到着しました。今回乗車した列車はなんと、近年数が減りつつあるという手動扉の編成だっただけでなく、元食堂車のFP1016(DC32850からの編入車)も連...
【旅行記】2013年5~6月 3回目の台湾(2)―親切な人と酷い連中
「冷蔵庫」で一夜を明かし、台南が近づいてきたところで空が白んできました。ここまでくれば、高雄まであと少し。客車のジョイント音が心地よく、一昔前の寝台特急に乗っているような気分になれます。高雄駅に到着したのは早朝6時頃。車外に出ると、あまりの気温差・湿度の高さに眼鏡が曇ってしまいました。やがて衣服がじっとりと湿り気を帯び、改めて亜熱帯に来たことを実感させられます。早朝はフリーにしているので、まず旧高...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 3日目―鉄道&自転車で東台湾をノンビリ北上
台東行き莒光号606次の車中で3日目を迎えました。それほど眠れないまま、座席で一晩を過ごした疲れを引きずり、夜明け前の関山駅ホームに降り立ちます。目次1 台東線の客車代走は通学列車だった2 池上弁当を食べに行こう!3 レンタサイクルで花蓮をスイスイ4 新型特急プユマ号に乗る5 福隆駅で出来立て駅弁を食べる6 夜の台北でスイーツ&小吃の夜食をペロリ台東線の客車代走は通学列車だったこれから関山発台東行きの普快車...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 2日目(3)―夜行列車に乗る前に北投温泉で温まる
台湾を長距離移動する際、いつも重宝しているのが台鉄の夜行列車です。夜行列車は縦貫線と東部幹線で運転されており、種別はいずれも急行クラスの莒光号です。料金は安いし、宿代が浮くし、時間を有効活用できるということで、筆者のような貧乏学生にとって嬉しい列車であります。台北市中心部のホテルで一泊した筆者は、早朝から基隆・西門町・万華・円山・芝山巌と巡ってきました。訪れる場所を一通り廻ったので、夜をどう過ごそ...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 2日目(1)―台鐵EMU100で基隆港のラバーダックを見に行く
台湾滞在2日目、1月12日の朝は清々しい大稲埕からはじまりました。目次1 街歩きのクセが裏目に出るとき2 台鐵EMU100形の臨時列車に乗る3 基隆を熱狂させるラバーダックを見に行く街歩きのクセが裏目に出るとき朝食をとり、7時半になる少し前にチェックアウトしました。これから台湾最古の電車、通称「英国婆」ことEMU100形の臨時列車で基隆に向かいます。ラバーダックが基隆港に展示されているのに合わせて、すでに引退状態のEM...
2020年末に開業を迎えた台中捷運(MRT)グリーンライン。川崎重工で製造された2両編成の電車が、北屯ターミナル~高鐵台中間を結んでいます。開業からちょうど3年になる2023年12月、そんな台中捷運に初乗車しました。おなじMRTでも、地下鉄色のつよい台北捷運・高雄捷運とは異なり、こちらは新交通システム色の強い路線です。いったいどんな走り方を見せてくれるでしょうか?▲高鐵台中駅改札口スケジュールの都合上、今回は高鐵台...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(5)―朝の高雄で色々やってみる
いよいよ4日間の旅も後半に入りました。「11回目の台湾」シリーズ第5弾は、3日目朝の高雄から始まります。この日は高雄・屏東を中心に過ごし、最後は新幹線で大ワープのすえ台北郊外で一泊しました。目次1 文賓大飯店の朝食はお弁当!?2 第二桟橋のアート街に巨根あらわる3 高雄ライトレールの線路横を歩く4 旧高雄神社(高雄忠烈祠)では野犬に要注意!最悪襲われる5 高雄港でフェリーと電車を撮影する6 なかなか見つから...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(4)―5年ぶりの高雄で食い倒れ
2日目は午後もかっ飛ばします!斗六駅から乗り込んだ自強号でコンビニ弁当の昼食を済ませ、嘉義駅に降り立ちました。ここで列車を乗り換え、区間車で数駅先の南靖駅を目指します。何の意味もなく、田舎の小駅に降りるわけではありません。これから嘉義県水上郷にある、南靖糖廠という砂糖工場に向かいます。目次1 南靖糖廠でフィールドワーク~林鳳営駅へ2 橋頭糖廠の神社跡3 夜の西子湾駅で4 文賓大飯店の格安部屋は秘密基地...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(2)―台中ランタンフェスティバルを満喫!
南国台湾だって冬は寒いのです!乗り換えに失敗して、台鐵豊富駅で数十分も過ごす羽目になりました。そこそこ寒い気温でしたが、厚着してきたおかげでひどい目に遭うことはなく、次の苗栗行き区間車が到着しました。とりあえず、この列車で苗栗まで行っておくことに。1駅移動して終点苗栗に到着したら、また30分ほど待って次の嘉義行きに乗り換える予定です。何だったらいったん駅の外に出て、食堂で腹ごしらえしても良いのですか...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(1)―5年ぶりのエバー航空で浦島太郎になる
11回目の台湾は思い付きのように始まりました。台湾に行くこと自体は1月頃から考えていて、すでに4連休を取っていたのですが、世の中では新型肺炎が流行して止む気配を見せず。おかげで直前まで旅行先に迷い、飛行機の発券をズルズルと先送りしていました。しかし、どうしても行きたい・・・台中ランタンフェスティバル!せっかくフローラ博会場を再利用してやるのだから、旧イベントに愛着を持っていた身としては、ぜひとも行ってお...
高鉄苗栗駅から台鐵豊富駅に乗り換える(苗栗県苗栗市) 付録:EMU500のステップ
今回は台湾高速鉄道(新幹線)の苗栗駅と、その接続駅・台鐵豊富駅を中心にめぐっていきます。所在地はいずれも苗栗県苗栗市。駅名こそ異なりますが、両者は互いに近接しており、列車を乗り継ぐことができます。高鐵の700T形を降りて、苗栗駅ホームに出てきました。同駅は近年開業したばかりで、ほかにも南港(台北市)・彰化(田中鎮)・雲林(虎尾鎮)が同時期に開業しています。各駅停車タイプの列車だけが止まり、発着は基本的...
【700T形新幹線】台湾高鐵1525号 乗車記(桃園~苗栗)【こだまタイプ】
「台湾新幹線」こと、台湾高速鉄道の桃園駅にやってきました。今回は同駅から新幹線にゆられ、一路苗栗駅を目指します。2013年3月以来、約6年ぶりとなる高鐵への乗車ですが、はたしてどのような旅になるのでしょうか。高鐵桃園駅は桃園メトロ空港線に接続しており、空港から鉄道だけで来ることができます。台鐵桃園駅からはだいぶ離れているため、両者を結ぶ交通機関は主にバスとなります。駅前には写真上のように、大きなバスター...
温泉に行くならぜひ!台北メトロ淡水信義線「新北投支線」乗車記
台北メトロ(台北捷運)の中で最も地上区間の長い淡水信義線には、一本の短い支線が存在します。それが今回登場する、北投と新北投を結ぶ「新北投支線」です。この支線は北投駅から北投温泉の最寄り新北投までを結んでおり、わずか1駅間を1本の電車がピストン輸送しています。そのルーツは日本統治時代に遡り、当初は台湾総督府鉄道淡水線の支線でした。新北投駅にはモダンな木造駅舎が建てられ、80年以上も前から観光路線として機能...
2017年3月、桃園メトロ空港線(桃園機場捷運/桃園空港MRT)が開業を迎えました。桃園国際空港と台北市内が鉄道で結ばれたことにより、空港へのアクセスは一層よくなりました。それだけでなく、従来鉄道空白地帯だった林口・大園地区の住民にとっては待望の鉄道路線となります。今回は台北駅から空港線に乗り、鉄道空白地帯から脱した林口を目指して移動します。なお、乗車・訪問時間帯は夜です。桃園メトロ空港線の台北駅は台鉄・台...
台鐵屏東線の非電化区間では、今でも客車鈍行が幅を利かせています。復興号で使用されていた10000系客車20000/2000番台(1)が用いられており、冷房付きということで種別は区間車です。基本的に非電化区間のみの運用はなく、全ての列車が西は高雄・新左営、東は枋寮・台東(南廻線)に乗り入れています。2015年1月、私は岡山から区間車に揺られて高雄を目指していました。乗車したのは乗り心地の良いEMU800型です。このまま高雄まで行...
台北メトロの「新交通システム」文湖線 乗車記(南港展覧館~南京東路)
台北メトロといえば、一般的にはMRTと呼ばれており、台北市とその郊外を走る地下鉄という印象が強いことでしょう。ところが鉄軌条を走る路線だけでなく、ゴムタイヤの車両が走る路線も存在します。それが南港展覧館と動物園前を結ぶ文湖線です。正式には、南港展覧館~中山国中駅間が内湖線、中山国中~動物園駅間が文山線(旧木柵線)であり、両路線をあわせて文山内湖線、さらに略して文湖線と呼称しています。今回はそんな文湖線...
【台湾の夜行列車】台鐵東部幹線の莒光号606次 乗車記(瑞芳~関山)
瑞芳から台湾東海岸を南下する通る夜行列車、莒光号606次に乗車して、一路関山を目指し移動します。台東線電化により、DR2700型が定期運用から外れたり、樹林と台東を結ぶ「格安復興号」が廃止されるなど、大きな動きが見られましたが、東部幹線を走る客車列車にも変化が生じました。電化前までは、花蓮駅が電化・非電化区間の境界駅であったため、機関車交換・電源車の連結が行われていました。電化後、上記の作業が行われなくな...
【電化直後の過渡期】台鐵台東線の莒光号602次 乗車記(池上~鹿野)
花蓮発台東行きの莒光号602次は台東線内だけで完結する列車であり、朝の時間帯に運転されます。写真を交えながら、池上から鹿野までの乗車記録をお送りします。当日の花東縦谷は晴れということで、列車の車窓からでも縦谷の爽やかな雰囲気を楽しむことができました。橋梁通過時の広々とした眺めは筆者おすすめです。▲新武呂渓をわたる時刻表を見ると、どうやら復興号685次と海端駅で交換することが分かりました。交換シーンを収め...
台鐵台東線 DR2700形普快4683次 乗車記(台東~玉里)
2014年7月15日をもって定期運用から外れた、DR2700型の普快4683次の乗車記録です。始発の台東から終点玉里までの全区間乗車しました。目次1 台東~山里2 山里~瑞源3 瑞源~関山4 関山~玉里台東~山里▲台東駅で出発を待つDR2700形カミンズ製エンジンの轟音も高らかに台東駅のホームを出ると、車窓左手にボロボロの車両群が見えてきます。そこにはDR2700型の中間車DR2750(2752)・日本統治時代の気動車にルーツを持つDR2100形(2...
【復興号客車】台鐵台東線 区間車4163次 乗車記(玉里~瑞穂)
電化前の台鉄台東線には、全線通しの区間車が1往復設定されていました。普快がDR2700型と非冷房客車で運転されているのに比べ、こちらには冷房付きの20000系客車が使用されています。この20000系客車は復興号で使用されているもので、各駅停車でありながらリクライニングシートの快適な旅を送ることができます。今回はそんな区間車4163次に乗って、玉里から数駅先の瑞穂に向かいました。▲SPK20000(20009)車内全景座席はもちろん自...
台鐵台東線DR2700形 普快4678次 乗車記(富源~玉里)
富源から玉里に移動するため、台鐵台東線のDR2700型普快4678次に乗車しました。台東線電化直後の2014年7月に行われたダイヤ改正により、DR2700型は定期運用から外れ冷房車が一掃されたことから、現在 同線内の各駅停車は全て区間車に統一されています。DR2700型が駅員の誘導でゆっくり入ってきました。前面を銀色に塗装して原型に近づけた「リバイバル編成」ではなく、前面を黄色塗装にした編成でした。撮影するとき前者、乗車する...
【2014年夏】台鐵台東線DR2700形 普快4675次 乗車記(玉里~花蓮)
2014年7月、まもなく定期運用から撤退するという台鐵DR2700形に乗車しました。玉里発花蓮行きの普快4675次で全区間を乗りとおします。なお昨年夏にも、同列車に鳳林から花蓮まで乗車しました。今回の4675次の乗車をもって、DR2700形最末期の運用区間すべて(花蓮~玉里~台東)に乗車を果たしました。運用撤退が間近に迫っており、なんとか滑り込みで間に合った形です。▲玉里駅出発DR2700型がつどう中、玉里駅を出発します。次に玉...
花蓮から乗ってきた夜行列車を降り、早朝の台北に出てきました。その日のうちに空港から飛行機に乗る予定ですが、テイクオフが夕方なので、時間はかなりあります。そこで、台北市の北側にある淡水に足を運んでみることにしました。台北駅からメトロレッドラインに乗れば、乗り換えなしで行くことができる場所として知られています。あいにくの雨模様で、もちろん空は灰色です。▲台北メトロC381形車内▲北投駅に到着新北投行きシャト...
【台湾のつりかけ特急】臨時列車で復活!台鐵EMU100形「英國婆」乗車記(2=完)
基隆港でのラバーダック展示に合わせて、台鐵EMU100形「英国婆」を使用した臨時列車が樹林~基隆間で運行されました。休車状態からの復活に、多くのレイルファンが撮影のため、基隆駅に集結しています。彼らと一緒に写真や動画を撮りながら、EMU100形の雄姿を目に焼き付けました。▲レイルファンでにぎわう基隆駅と台鐵EMU100形列車を降りたその足でホーム端に移動すると、一帯は人で混雑していました。あまりに多くの人であふれか...
【台湾のつりかけ特急】臨時列車で復活!台鐵EMU100形「英國婆」乗車記(1)
「英国婆」という愛称名で知られる台鐵EMU100形は、数年前に定期運用から退きました。そんな中、基隆港でのラバーダック展示に合わせて、2013年冬から臨時列車に動員されています。まさかの復活運行に現地ファンは喜び、駅や沿線は連日大勢のファンで賑わっているとのこと。このような運行が今後もあるという保証はありません。大学の卒業旅行を兼ねて、EMU100形の走りを満喫しました。今回は板橋駅から乗車して、終点の基隆に向か...
【架線下DC】台鐵宜蘭線DR2900形 自強号205次 乗車記(礁渓~台北)
朝8時発の自強号205次に乗って、宜蘭県の温泉郷・礁渓から台北に移動しました。天気はあいにくの曇りでしたが、海側の座席に腰掛け、太平洋沿いの景色を楽しむことができました。以下、台北までの簡単な乗車記録です。▲自強号樹林行きが到着車両はおなじみDR2900形、先頭は3000番台▲DR2900形客室内と特徴的な排気筒カバー雨は礁渓駅前を歩いている際にごく少量降ってきただけで、当日の飛行機で台湾を出るまでの間、本降りの雨に遭...
台鐵台東線DR2900形 自強号243次 乗車記(台東~玉里)
台鐵台東駅から自強号(特急に相当)に乗りこみ、今回の宿泊地・玉里へと向かいます。知本発の243次に無座票(立席券)で乗車しましたが、車内はそれほど混雑しておらず、窓側の座席に落ち着くことができました。リクライニングシートに身を沈めると、列車はすぐに動き出しました。機関庫を車窓から眺めていると、藍色のリバイバル塗装を纏ったR100(R123)が他のDLと並んで停車している様子が見えました。願わくば、この機関車がオールS...
【台湾の旧型客車】台鐵南廻線の普快3671次 乗車記(3=完)【枋山~台東】
台湾鉄路管理局(台鉄)南廻線に一往復が残るのみとなった非冷房客車鈍行のうち、枋寮から台東へと向かう普快3671次に乗車した際の記録です。屏東県最東端の駅・枋山(屏東県獅子郷内獅)を出ると、列車はバシー海峡に別れを告げ、恒春半島の根元を横断するため山越え区間に入ります。枋山駅から次の古荘駅までは約30キロメートル離れているため、その間に信号場が二か所(枋野信号場・中央信号場)設置されています。▲南シナ海に別れを...
【台湾の旧型客車】台鐵南廻線の普快3671次 乗車記(2)【枋寮~枋山】
台湾鉄路管理局(台鉄)南廻線に一往復が残るのみとなった非冷房客車鈍行のうち、枋寮から台東へと向かう普快3671次に乗車した際の記録です。12時9分、列車は始発駅の枋寮を出発しました。ここから台東まで約2時間の旅が始まります。枋寮から枋山まではバシー海峡沿いの区間を進みます。▲美しい南国の海枋寮の次は加禄駅(屏東県枋山郷加禄)です。ここからチリのごとく南北に細長い、屏東県枋山郷に入ります。加禄駅到着時、進行方向...
【台湾の旧型客車】台鐵南廻線の普快3671次 乗車記(1)【枋寮駅】
台湾では比較的最近まで、手動扉・非冷房の旧型客車による鈍行列車が各地で運行されていました。そんな台湾でも車両の近代化が急速に進み、非冷房客車鈍行は南廻線(枋寮~台東)に一往復残されるのみとなりました。今回は南廻線の非冷房客車鈍行こと、台東行き普快3671次の乗車記録をお送りします。 普快3671次の始発駅は屏東線の終着駅・枋寮ということで、高雄から「池上一郎文庫」のある竹田に立ち寄ってから、「冷房付き」客車鈍行...
台鐵TEMU2000形 プユマ号225次 乗車記(花蓮~宜蘭)
台鐵・東部幹線は利用者が多く、時期ないし列車によっては、切符が取りにくいことも多々あります。今回乗車した「プユマ号」は、タロコ号とともに超人気列車の一つで、正直にいうと、切符が取れるかどうか心配でした。台湾への出発前日、すなわち乗車3日前のこと。乗車予定のプユマ号(225次)の空席状況を確認してみました。あいにく花蓮~台北間は完売でしたが、宜蘭までなら空席アリとのこと。その翌日、すなわち台北到着後の夜...
【客車代走の通学列車】台鐵台東線の普快4672次 乗車記(関山~台東)
台鉄(台湾鉄路管理局)台東線では、冷房のない各駅停車を「普快」もしくは「普通」として(本記事では以降、「普快」に統一します)、冷房のある各駅停車を「区間車」として運転しています。通常、台東線の普快にはDR2700形が使用されていますが、一部編成に深刻な故障が発生したことから、一部列車で非冷房客車2両による代走運転が行われています。これから、関山駅を早朝6時ちょうどに出発して、台東には6時40分に到着する普快4672次に乗車...
台鐵の新型車両・EMU800形「微笑號」乗車記【量産先行車】
台鐵の新型車両・EMU800形に試乗するため、七堵駅にやってきました。EMU800形がこの後、基隆から来ることは把握しています。それまでの間、ホームでひたすら時間を潰すことに。というのも、このとき夜だったのと、ちょうど雨が降っていたからです。改札を出て駅前を覗いてみましたが、あまりにもやることがないので、すぐ引き返してホームに戻りました。縦貫線の基隆~台北間は、「基北線」という愛称名でも付いているのでしょうか?...
台東線の電化せまる!台鐵DR2900形自強号215次 乗車記(台東~池上)
台湾を一周する鉄道路線のうち、南東部(花蓮~台東~屏東)に非電化区間が残っていました。2020年12月に知本~枋寮間が電化したことで、台鐵西部幹線・東部幹線すべてが電化されています。ながらくの間、非電化区間ではディーゼルカーの自強号が幅を利かせていました。今回お届けするのは、まだ台東線が非電化だったころの2014年1月に乗車した、DR2900形使用の自強号215次の乗車記録です。台東から池上まで乗車しました。▲台東駅...
【格安きっぷで行く】台鐵台東線の復興号685次 乗車記(池上~花蓮)
池上から復興号685次(台東発樹林行き)に乗り、一路花蓮を目指して北上します。2014年1月現在、復興号の運賃割引キャンペーンが行われているので、100元で乗車することができました(台東~花蓮駅間は150元)。この復興号685次はたしか2012年7月に、侯トウ駅周辺で撮影したことがあります。撮影した当時は「もうすぐ復興号が廃止になるかも・・・」と思っていましたが、しぶとく残っているのには驚きです。▲2012年7月に撮影した復興号68...
【復興号客車】台鐵屏東線 区間車3511次 乗車記(高雄→竹田)
高雄からは屏東線の列車に乗り込み、「池上一郎文庫」のある竹田を目指します。屏東線は台鉄西部幹線に組み込まれており、高雄から途中の屏東までは電化されています。屏東から終点の枋寮までは単線・非電化という、極めてローカル色の強い区間となっていますが、現在 一部区間で立体交差化工事が行われているほか、屏東~潮州駅間では電化工事も行われています。今回乗り込むのは、新左営(高鉄左営)発枋寮行きの区間車(普通列車)...
【2013年夏】台鐵台東線DR2700形 普快4675次 乗車記(鳳林~花蓮)
台鐵台東線のローカル輸送で活躍する、DR2700形気動車に乗車しました。今回乗車地に選んだのは鳳林駅。ここから花蓮までの切符を求め、駅窓口で普快の切符を入手する所から始まります。ちゃんと「普快」と言ったにもかかわらず、差し出されたのはなんと自強号の切符でした。自強号ではなく普快4675次の切符が欲しいと駅員(日本語が通じました)に伝えたところ、「普快は40分遅れているから自強号の方がいい」との返事が返ってきまし...
騰雲座艙がない編成もあるんです!台鐵EMU3000形に試乗した
台鐵に新時代が到来しました。ここ数年のうちに新型車両が続々投入され、おまけに「交通部台湾鉄路管理局」も「国営台湾鉄路股份有限公司」に改組されました。全然変わっていないように見えて、地味に変貌したよなというのが、正直な感想です。4年ぶりに台湾を訪問した2023年12月、新型電車EMU3000形に試乗しました。スケジュールの都合上、乗車区間は高雄~嘉義間とやや短距離です。縦貫線南段は線形がいいですから、乗り心地を確...
【台湾のつりかけ特急】台鐵EMU300形自強号113次 乗車記(2=完)【八堵~板橋】
イタリア製の「つりかけ特急」こと、台鐵EMU300形自強号に乗車しました。乗車区間は八堵から板橋まで。今回は車窓やすれ違う車両たちをメインに収録しています。いわゆる乗車記パートです。目次1 八堵~七堵2 七堵~台北3 板橋駅で列車を降りる八堵~七堵八堵を出てしばらくすると、進行方向右手に七堵車両基地が見えてきます。西部幹線(基隆~高雄・屏東)で使用される電車・客車の拠点に位置付けられています。なお、東部幹線を...
【台湾のつりかけ特急】台鐵EMU300形自強号113次 乗車記(1)【車内紹介】
「つりかけ特急」でおなじみ、台鐵EMU300形の自強号に乗って、八堵~板橋間を移動ました。EMU300形は台鐵に3型式ある、釣りかけ駆動の下回りを持つ特急電車の一つです。目次1 八堵駅でEMU300形到着を待つ2 デッキ3 運転台4 客室5 行先表示機八堵駅でEMU300形到着を待つまずは台北から、EMU700形の区間車(普通)基隆行きで八堵に向かいます。月曜日の朝なだけに、車内は多くの通勤通学客で賑わっています。そして台北市中心部を...
【旅行記】2013年5~6月 3回目の台湾(3=完)―東台湾の面白さを理解する
台湾入りしてから3日目、玉里の爽やかな風と朝日に誘われ、目を覚ましました。3日目の前半は玉里鎮内を徒歩散策し、後半は鳳林鎮に移動して、内地人移民村があった林田村を散策します。暑くならないうちに、歩き始めましょう。掲載した写真は、当時撮影したものを絵葉書風にアレンジしたものです。外地旅行に来た、大正の紳士・貴婦人になった気分でお楽しみください。目次1 史跡巡り・玉里ウォーキングツアー2 灼熱の林田村3 ...