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宜蘭から區間車に乗って羅東車站に着き,東口前にあるバスターミナルで時刻表をチェックした。台北まで戻る列車は満席で,帰りの交通機関は高速バスに決めてある。臺北方面行き(終点は板橋)には頻繁に出ていて,所要時間は85分なので,時間的には列車と同じくらいだが,1時間当たりの本数ではバスに軍配が上がる。さらに料金面でもバスの方が安い(普通列車である區間車運賃でさえ,バスよりやや高い)が,難点は途中の雪山トン...
【架線下DC】台鐵宜蘭線DR2900形 自強号205次 乗車記(礁渓~台北)
朝8時発の自強号205次に乗って、宜蘭県の温泉郷・礁渓から台北に移動しました。天気はあいにくの曇りでしたが、海側の座席に腰掛け、太平洋沿いの景色を楽しむことができました。以下、台北までの簡単な乗車記録です。▲自強号樹林行きが到着車両はおなじみDR2900形、先頭は3000番台▲DR2900形客室内と特徴的な排気筒カバー雨は礁渓駅前を歩いている際にごく少量降ってきただけで、当日の飛行機で台湾を出るまでの間、本降りの雨に遭...
台湾北東部・宜蘭県にある礁渓温泉に一泊しました。今回宿泊した「礁渓温泉旅館」をチェックアウトして、一路礁渓駅へと向かうことにします。それにしても居心地のいい宿でした。それでいて1000元ですから、超お得だと言わずにはいられません。▲仁愛路にある「礁渓温泉旅館」は一泊1000元温泉が川状に流れる「湯囲溝公園」の脇を通っていきます。ここ一帯では日が暮れると夜市が開き、多くの地元民・観光客で賑わっています。公衆浴場が...
礁渓温泉は台湾北東部・宜蘭県礁渓郷にある温泉郷であり、台北から近いし鉄道駅の近くに温泉街があるなど、訪れやすいことで知られています。今回は室内で温泉が楽しめるという「礁渓温泉旅館」に宿泊しました。温泉郷の中心部に近い仁愛路沿いにあります。▲礁渓温泉旅館外観上の写真はチェックアウト時に撮影したものです。周囲にも多数ホテルが立ち並んでいる様子が分かるかと思います。どうやら日本人宿泊客も多いらしく、日本語...
台鐵TEMU2000形 プユマ号225次 乗車記(花蓮~宜蘭)
台鐵・東部幹線は利用者が多く、時期ないし列車によっては、切符が取りにくいことも多々あります。今回乗車した「プユマ号」は、タロコ号とともに超人気列車の一つで、正直にいうと、切符が取れるかどうか心配でした。台湾への出発前日、すなわち乗車3日前のこと。乗車予定のプユマ号(225次)の空席状況を確認してみました。あいにく花蓮~台北間は完売でしたが、宜蘭までなら空席アリとのこと。その翌日、すなわち台北到着後の夜...
ある日の夜、私は台湾北東部の羅東駅に降り立っていました。花蓮駅から電車に乗って蘇澳を目指そうというのですが、あいにく最寄りの駅に止まる列車がありません。そこで仕方なく、蘇澳を通り越して羅東までやってきたのです。▲羅東駅の改札口▲羅東駅券売窓口羅東駅コンコースには、台鉄の目玉TEMU2000形「プユマ」前頭部のミニチュア模型が置かれています。ちょうど改札口の横に置かれているので、ずいぶんと目立つ存在です。これ...
2017年春、約4年ぶりに宜蘭県を代表する温泉地・礁渓に降り立ちました。前回は宿泊しただけで市街地の様子をじっくり見ていなかったので、改めて足を運んだのです。フィールドワークのせいで足が疲れていますし、足湯でスッキリしようという思惑もあります。▲出だしから温泉色に満ちた礁渓駅前写真上の左上に少しだけ映っていますが、礁渓郷には湯桶をモチーフにしたマスコット(ご当地キャラ)が存在します。名前は「温仔」「泉仔」...
台湾北東部の街・蘇澳を散策しているときのこと。台湾ではあまり見かけない光景を、ふと蘇澳駅前で目にしてしまいました。はたして、一体何が目の前に現れたというのでしょうか。▲蘇澳駅前広場「それ」は蘇澳駅から歩いて10秒の場所にありました。「それ」の正体はとはそう、アーケード街です。一応、台北には新富市場や華西街夜市がありますし、同じ宜蘭県の頭城にも駅前アーケードはありますが、そもそも台湾全土レベルで見ると...
【施設紹介】台鐵宜蘭線 蘇澳駅(宜蘭県蘇澳鎮)―漁師町の終着駅
今回お届けする蘇澳駅は台湾北東部、宜蘭県蘇澳鎮にあります。八堵駅(基隆市)から伸びる宜蘭線の終着駅にあたり、附近には蘇澳冷泉・南方澳漁港が存在します。宜蘭線は今でこそ台湾東海岸のメインルートにあたりますが、蘇澳新駅と花蓮を結ぶ北廻線が開業したことで、蘇澳新駅から一つ先にある蘇澳駅は交通の要所から外れてしまいました。現在では主に宜蘭線の区間車が発着しています。目次1 駅舎(赤い鉄筋コンクリート造の駅舎...
【台湾ホテルガイド】興華旅社(宜蘭県蘇澳鎮)―超親日オーナーが出迎える駅前旅館
今回お送りする「興華旅社」は台湾北東部・蘇澳鎮の蘇澳駅前にある旅館です。駅から歩くこと約3分という、極めてアクセスの良い場所にあります。蘇澳の中心部に近いため、近くには食事処・コンビニが多く夕食には困りません。▲興南旅社外観建物は若干古い低層ビルで、地方によくある格安旅館らしい外観です。道路を挟んで向かい側には蘇澳駅があります。建物に入ると駅事務室のようなフロントがあり、そこで宿泊手続きを行います。...
旧蘇澳金刀比羅社(宜蘭県蘇澳鎮)―台湾屈指の漁師町を見下ろす神社跡
今回お届けする旧蘇澳金刀比羅社は台湾北東部、蘇澳の小高い山の上にあります。かつて「臨海道路」と呼ばれた蘇花公路から参道が分かれ、砲台山の頂上まで続いていました。終戦から70年以上を経た現在でも、金刀比羅社の名残りが随所に残っています。今回はそんな砲台山を巡ってみようというのです。蘇澳金刀比羅社の参道は先述のように、蘇花公路から分岐していました。ところが戦後道路拡幅のために、参道の入口付近が大幅に削り...
台湾東部・宜蘭県蘇澳(すおう)で一泊した翌朝のこと。朝食を求めて蘇澳の街を歩いていると、営業中の朝食店をいくつか見つけました。朝食ときたらやっぱり、モッチリとしたクレープの蛋餅に、甘くて冷たい豆乳を合わせるのが一番でしょう。朝食店をいくつか見比べた結果、今回は「亜米早餐房」に入ることにしました。どうやらチェーン店ではなく、個人経営のお店のようです。メニューはパン類や蛋餅など、台湾の朝食店によくある品...