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台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】 https://www.tjcreativeculture.com/

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

台湾には、日本統治時代の工場跡地や市場、日本家屋などをリノベーションした魅力的なスポットが数多くあります。これらの歴史的建築が、新たな文化創造の拠点として生まれ変わり、台湾観光の注目スポットや最新カルチャースポットとして人気を集めています。 レトロな雰囲気が漂うリノベーション建築、個性的なリノベカフェなど、台湾ならではのユニークな空間を巡る旅はいかがでしょうか?

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2024/11/09

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  • 台湾で訪問客ナンバーワンの人気老街【鹿港老街】@鹿港(彰化県)

    鹿港老街は、彰化県鹿港鎮にある老街である。ここは清朝時代の港町として発展し、日本統治時代後も伝統的な街路構造が残された。 細く入り組んだ路地や伝統的街屋、廟を中心とした空間構成が特徴である。宗教行事や伝統工芸が現在も続いていて、観光地でありながら生活文化が色濃く残っている。 この老街は、台湾の老街訪問客ランキングで2位以下に大きく差をあけるナンバーワンとなっている。近くには日本統治時代の宿舎をリノベーションした鹿港桂花巷芸術村があって、合わせて楽しめる。(訪問年月:2025年5月) △細い路地にたくさんのショップが並ぶ。 △たくさんの訪問客。 △それぞれのショップが個性的。 △店番?している看…

    地域タグ:台湾

  • 豪華なレリーフや装飾がカッコいい街屋が連続する【新化老街】新化(台南市)

    新化老街は、台南市新化区にある老街である。日本統治時代に整備された商業街で、バロック風の装飾をもつ街屋が連続し、美しい街並みをつくっている。 新化はかつて、サトウキビや農産物の集散地としてにぎわった拠点であり、現在はその建築意匠を活かした飲食店や菓子店が並び、レトロな街並みの中で食べ歩きも楽しめる。 また、この老街の終点には、日本統治時代に建てられた日本家屋や武徳殿(道場)などを活用した「大目降文化園区」があり、合わせて楽しめる。 (訪問年月:2024年8月) www.tjcreativeculture.com △バロック風の街屋が連続している。 △欧風式の街屋の街並み1。 △欧風式の街屋の街…

    地域タグ:台湾

  • 藍染の街でレンガ建築が連続する街並みが美しい【三峡老街】三峡(新北市)

    三峡老街は、新北市三峡区にある老街。日本統治時代に整備された赤レンガのバロック風の街屋のほとんどが残り、それら連続している街並みは他にはない。 この地は、かつて樟脳や茶、染料などの地場産業と結びついて発展した歴史を持っていて、三峡染工房、藍染展示センターもこの老街にある。そして、藍染め体験や藍染グッズもこの老街の名物ともなっている。(訪問年月:2023年8月) △赤レンガの街屋がほとんど残る通りの街並みは美しい。 △バロック風の街屋の並びに、藍染めのフラッグがはためく。 △街並み3。 △街並み4。少し細くなった通り。 △街並み5。豪華で精密なレリーフがカッコいい。 △豪華で精密なレリーフがカッ…

    地域タグ:台湾

  • 米と醤油の産地として栄えた地元密着の老街【西螺延平老街】@西螺(雲林県)

    西螺延平老街は、台湾中部・雲林県西螺鎮にある老街である。西螺は水運と結びついた物流拠点でもあって、米と醤油の産地として栄えてきた歴史がある。 清代から続く通り沿いの商業街として形成され、バロック風意匠の街屋が連続している。特に装飾的なファサードとアーケードが特徴で、当時の繁栄を物語る街並みが残っている。 その通りには、歴史建築にも登録されている昔の「東市場」や「捷發乾記茶莊」が残されている。捷發乾記茶莊は現在、歴史の街まるごとを博物館に見立てる「西螺生態博物館」となっていて、そのネットワークの中で、この老街が活かされている。(訪問年月:2020年2月) www.tjcreativecultur…

    地域タグ:台湾

  • 台湾に来たらマストで訪れるノスタルジックな老街【九份老街】@九份(新北市)

    九份老街は、多くの観光客が訪れる九份にある。この地は、金鉱開発によって形成された山間集落で、急斜面に沿う細い路地や階段が連続し、建物が立体的に重なり合う独特の街並みがある。 細い路地状の階段とその合間に赤提灯が灯るノスタルジックな風景は、映画『千と千尋の神隠し』の舞台をイメージさせる街並みとしても知られていて、台湾のお茶の体験も楽しめる観光地としてにぎわっている。当然ながら、台湾の老街のランキングでは常に上位に入っている。(訪問年月:2018年10月) △階段状に配置されるお茶屋さん。 △赤提灯が灯る階段状の路地。 △細い路地の左右にはお土産屋さんが並ぶ。 △別にある階段のアプローチ。 △別の…

    地域タグ:台湾

  • 斗六駅前に今でも古い街並みが600m続く【太平老街】@斗六(雲林県)

    太平老街は、雲林県斗六市にある老街である。行政・商業の中心として発展した通りで、日本統治期のバロック風の街屋が残りつつ、現代的な建物と混在する都市的な風景が広がっている。 斗六駅前から600mに渡って続くこの通りには、花鳥などの豪華なレリーフが施されたファサードを施した古い街屋が残り、現在の市街地の中に歴史的要素が埋め込まれている。旧正月には通り全体が提灯で飾られ、その風景は圧巻でかつ美しい。(訪問年月:2020年2月) △斗六駅から太平老街の入口。 △奥に進んでいくと、バロック風街屋の連続した街並みが残っている。 △太平老街の街並み2。 △太平老街の街並み3。 △街屋の正面ファサード。頂部に…

    地域タグ:台湾

  • 器や陶芸ショップが集積する人気の老街【鴬歌老街】@新北市

    鴬歌老街は、新北市鴬歌区にある老街。陶磁器産業の集積地として発展し、通りには陶芸関連のショップが密集している。体験型の工房やギャラリーも多く、産業と観光が直結しているのも特徴である。 エリア全体は比較的コンパクトで回遊しやすく、現在も陶芸文化の発信拠点となっている。エリアの中には、陶芸関連やクリエイターのショップが集積する「鴬歌老街陶館」や「光點藝術中心」などの大型店舗もある。(訪問年月:2024年2月) △鴬歌老街の入口にあるサイン。 △別の入口にあるサイン。こちらは陶磁老街とある。 △陶芸関連のショップが並ぶ通り。石畳の路面もいい。 △陶芸ショップの店先1。 △陶芸ショップの店先2。 △陶…

  • バロック風街屋と豪華なレリーフの圧倒的な存在感【大渓老街】@桃園

    大渓老街は、桃園市大渓区にある清朝時代末に形成された商業街老街で、日本統治期にバロック風の装飾をもつ街屋へ変わった。この老街は、和平路を中心として、中正路、中山路の3つの通りとそれらに連なる街屋群からなる。 通りは2階建ての煉瓦建築が連なって、建物ファサードは柱やアーチで構成されていて、そこには花鳥、花、動物、商売繁盛のシンボルなどが豪華で精密なレリーフとして施され、漢字の屋号の看板とともに、連続して並ぶことで街並みをつくっている。 大渓は木工芸産業で栄えた地域であり、その産業基盤を背景に発展した。現在は工芸や食品店が並ぶ観光地として活用されている。そして、ここは、台湾で訪問客が多いベスト5の…

    地域タグ:台湾

  • バナナ交易で栄えたバロック風街屋が並ぶ台湾ナンバー3【旗山老街】@旗山(高雄)

    旗山老街は、高雄市旗山区にある老街で、清代からの集落を基盤に、日本統治時代に都市計画によって商業街区として形成・拡張された。バロック風の街屋と騎楼(アーケード)が連続し、統一感のある街並みがある。 旗山はバナナ交易で栄え、旗山区農会などの金融・流通機能が集積した。現在は当時の都市構造を残しつつ、観光地として再編されている。この地での特産であるバナナを使ったドリンク、アイスキャンディーやスイーツが名物。この老街は台湾南部で最大の人気で、2025年の訪問客数では台湾全体で3番目。(訪問年月:2020年2月) △連続するバロック風の街屋1。 △連続するバロック風の街屋2。 △連続するバロック風の街屋…

    地域タグ:台湾

  • コミュニティ文化施設としてリノベされた旧武道施設【旗山武徳殿】@旗山(高雄)

    旗山武徳殿は、日本統治時代の1930年代後半に建てられた武道訓練場で、リノベーションされて活用されている文化空間である。建物は寄棟屋根、正面の破風屋根といった台湾の武徳殿がもつ特徴的な和風デザインが残されている。 現在は、展示空間、地域イベント、ワークショップや講座などの文化活動の場として利用されている。また、当時の附属施設であった日本家屋は、現在「桔子皮革作坊」という革製品の製造販売をおこなうショップが入居している。(訪問年月:2020年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △台湾の武徳殿に特徴的な和風デザイン。 △武徳殿の隣には、附属施設であった日本家…

    地域タグ:台湾

  • 製糖鉄道の駅舎としてはとても個性的デザイン【糖鐵故事館|旗山車站】旗山(高雄)

    旗山車站は、日本統治時代の1915年に建てられた糖業鉄道の駅舎で、リノベーションされ2016年に糖鐵故事館としてオープンした。高砂製糖が整備した鉄道は、打狗港(高雄)へも接続していたが、1978年に廃止された。その後、2005年に歴史建築として登録されている。 建物は尖塔、腰折屋根、三角屋根などをもつ和洋折衷で、色彩も独特である。現在、この施設では、糖業鉄道の歴史や修復された蒸気機関車が展示されている。(訪問年月:2020年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:旗山車站(原旗山驛) 文化資産分類:歴史建築 建物種類:車站 指定登録年月:2005年7月 リノベ設計:非公開 △尖塔、腰折屋…

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  • 古典的意匠の講堂が特徴的な日本人小学校のリノベ【旗山生活文化園区】@旗山(高雄)

    旗山生活文化園区は、日本統治時代の1912年に建てられた小学校校舎をリノベし、文化施設として再生されたものである。当時は日本人のための小学校であったが、戦後は鼓山國民小學として2001年まで使用されていた。2010年に市定古蹟に指定されている。 建物の構成は、中央に講堂、両側に教室棟が配置していて、回廊でつながれている。三連アーチでトスカナ式の柱や円窓の古典的なデザインの講堂、二層にわたる連続アーチの回廊を持つ北棟教室が特徴的である。 この施設では、旗山地域の歴史やバナナ産業を紹介する展示スペースや地域文化を発信するエリアがあり、講堂や中庭はイベント会場としても使われる。(訪問年月:2020年…

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  • 古い通りでランドマーク的存在の現役街屋【旗山区農会】@旗山(高雄)

    旗山區農會は、日本統治時代の1914年に信用組合として設立され、その後1953年に旗山農会として再編された農業組合組織。 現在の建物は1929年、旗山老街の交差点に建てられたもので、1959年に3階部分が増築されている。また、列柱と回廊といったデザインが特徴の街屋建築で、旗山老街でランドマークの一つとなっている。1998年には市定古蹟として指定されている。 この農会は現在も、農家向け融資、肥料の販売、バナナ用容器の製造などを展開して、日本の農協的な役割を果たしている。(訪問年月:2020年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:旗山農會 文化資産分類:直轄市定古蹟 建物種類:其他設施 指…

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  • 黒豆醤油の伝統製造を今に伝える観光工場【丸荘醤油観光工廟】@西螺(雲林)

    丸荘醤油観光工廠は、1909年に創業した黒豆醤油の製造を行う「丸荘醤油」の工場を活用し、2008年に観光工場として公開された施設である。 この建物の2階には醤油の製造工程や歴史を紹介する展示スペースがあって、裏庭には発酵用の陶製の甕(かめ)が並んでいる。また、現在も醤油の製造が行われていて、ここで味見したり、購入したり、体験することもできる。 また、ここは延平老街にあり、地域全体を博物館として捉える「西螺生態博物館」を構成するネットワークの一拠点である。(訪問年月:2020年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 ▽西螺生態博物館についてはこちらから↓ ww…

    地域タグ:台湾

  • かつての繁華を継ぎ文創でよみがえる市場【西螺東市場】@西螺(雲林)

    西螺東市場は、清朝時代に形成された市場が起源で、今の形には戦後の1950年代に整備され、それがリノベされて2011年から文創空間として活用されている。 西螺は南北の商人が集まる交通結節点として発展し、この市場が商業の中心を担っていた。その後、交通網の変化と商業中心の移動によって市場は衰退し、建物の老朽化も進行した。それでも、その歴史的価値から2010年に歴史建築に登録されている。また、地域全体を博物館として捉える「西螺生態博物館」を構成するネットワークの一拠点でもある。 道路側の既存建物は補強によって伝統市場の構造を残したリノベがされ、広場側は集まって楽しめる空間に再生されている。その中庭側に…

    地域タグ:台湾

  • 迎賓機能を担った官邸がリノベされて文創空間へ【台南知事官邸生活館】@台南

    台南知事官邸は、日本統治時代の1900年に建てられた台南県知事の官邸で、リノベーションされ2011年に活用が始まり、2020年に現在の形である「台南知事官邸生活館」としてオープンした。 当時は知事の官舎として使用されたが、1901年には台南庁の管理となり、総督の巡視時の官邸および皇族の宿泊施設として利用された。1920年には台南州の設置によって台南州知事官邸となった。戦後は複数の機関が使用し、1998年に台南市定古蹟に指定されている。 建物はレンガ造二階建ての西洋館で、アーチを連続させた回廊が設けられいるのが特徴的。施設には、生活雑貨や文創デザイン、飲食、展示などの空間がある。(訪問年月:20…

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  • たくさんの日本家屋群リノベとヒノキ香るおみやげ【檜意森活村】@嘉義

    檜意森活村は、もともと阿里山での林業に従事する人々の宿舎として、日本統治時代の1914年から1944年の間に建てられた日式住宅(日本家屋)群をリノベーションし、2014年にオープンしたパークである。2005年には、敷地全体が歴史建築に登録されている。 3.4haの敷地には、森林文化、環境教育、工芸設計、文化創造、生活創意などのテーマでエリア分けされている。パーク内には、29棟のリノベーションされた木造建築の日式住宅(日本家屋)があり、営林署嘉義出張所長の大きな住宅から職員宿舎まで、さまざまなタイプの住宅が残る。そのほか、招待所(ゲストハウス)や倶楽部などの特別な建物もあり、建築好きにも楽しめる…

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  • 豪華アメリカ大使官邸のリノベ空間でカフェを楽しむ【光點台北】@台北

    光點台北は、日本統治時代の1926年に建てられたアメリカ領事館官邸で、リノベーションされ2002年にオープンした。戦後はアメリカ大使官邸として使用されていたが、1979年の中華民国とアメリカ合衆国の国交断絶後に閉じられ、その後長らく空き家となっていた。1997年には台北市の市定古蹟に登録されている。 2002年、台北市文化局および台北市電影委員会により、映画文化の拠点「台北之家(Taipei Film House)」としてリノベされ、後に「光點台北(SPOT Taipei)」と名称が変わっている。 建物はアメリカ南部の住宅様式と古典的なドーリア式柱を融合させた2階建ての洋館で、内部には中央廊下…

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  • 天井が高い大空間でのアメリカンレトロなレストラン【Brick Yard 33 1/3(美軍倶楽部)】@台北

    Brick Yard 33 1/3(美軍倶楽部)は、戦後台湾に駐在したアメリカ軍将校家族のための社交クラブをリノベーションし、2016年にレストランとしてオープンしたもの。 この社交クラブは、台北にある陽明山・山仔后のアメリカ軍宿舎地区の中心部に1950年代に建てられ、住民の交流・レクリエーションの場として利用されていた。3棟が中庭を囲んで建っている。2013年には歴史建築に登録された。 このレストランは「光在草山」と呼ばれる飲食エリア内にあり、ほかにも4軒の戸建て住宅がリノベされた飲食店があつまっている。 建築は赤レンガ造で、木造トラスによる天井の高い大空間の迫力がある。その中に、レコードや…

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  • アールデコ装飾が際立つ繁華街の象徴的街屋建築【五福商店】@台南

    五福商店は、日本統治時代の1930年、当時の台南の繁華街(銀座通り)に建てられた輸入雑貨を扱う店舗だったものがリノベーションされ、2025年前後にオープンした。 建物は3階建てで、アールデコのデザインを基調としながら、頂部に曲線的な山破風や装飾も取り入れた折衷様式の街屋建築で、当時の繁華街での象徴的な雰囲気をもっている。 いまは、香水ブランド店などが入居し商業空間として活用されているほか、展示空間としても利用されている。(訪問年月:2024年4月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:莊秉翰(府丞建築) △存在感のある象徴的な正面ファサード。破風の中央には「福」の文字が…

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  • 唯一姿を残す形態がとても特徴的な測候所【元台南測候所】@台南

    元台南測候所は、日本統治時代の1897年に建てられた気象観測施設で、リノベーションされ2004年に展示施設としてオープンした。ここは、台湾総督府が台北・台中・台南・恒春・澎湖に設置した測候所のうち現存する唯一の施設である。1998年に台南市市定古蹟に指定され、その後2003年に国定古蹟に指定されている。 元の施設は、中央の風力塔と観測機器が設置された正十八角形のレンガ造の建物からなっていた。いまは、新築された台湾南区気象センターの建物と合わせて、台湾の気象観測の歴史や当時の観測機器などが展示されている。(訪問年月:2024年4月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:原臺南測候所 文化資産分…

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  • 繊細な格子が印象的な日本家屋リノベの元和食レストラン【本町道213巷】@台中

    本町道213巷は、日式住宅(日本家屋)をリノベーションし、カフェ・レストランとして利用されていた空間である。 ここは、かつて日本統治時代に日本人が集まった市街地(本町道)に残る日本家屋で、その当時の間取りや外観デザインが残されている。再開が待ち遠しい(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △本町道213巷の現在。看板が残る。 △本町道213巷の外観。繊細な格子が印象的。 △日本的なデザインとすだれ。 MAP

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  • 近世ゴシックの意匠が威厳を放つ大学建築【国立台湾師範大学行政大楼】@台北

    国立台湾師範大学行政大楼は、日本統治時代の1928年に建てられた台北高等学校(当時)の本館で、現在も大学の本部施設として使用されている。当時は校長室、会議室、事務室、図書閲覧室などを備えた中心施設であった。設計は台湾総督府営繕課長の井手薫によるもの。戦後は現在の国立台湾師範大学へと継承され、隣接する教室棟、講堂などと一緒に2003年に市定古蹟に指定されている。 建物は3階建てで中央部を強調した左右対称の構成と赤レンガの外観が特徴で、尖頭アーチなどを用いた近世ゴシックの意匠が取り入れられている。水平に長い建物の中に垂直性が強調されて、垂直性と水平性が併存するデザインも印象的。(訪問年月:2023…

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  • 元アメリカ軍将校の豪華4LDK宿舎群が宿泊リゾートに【陽明山美国渡仮村 AMERICAN VILLAGE】@台北

    陽明山美国渡仮村は、台湾に駐在したアメリカ軍将校のために1950年代から建てられた7棟の宿舎とその周辺施設をリノベしたホテル、レストランなどの複合施設である。この施設は、朝鮮戦争の際、台北にある陽明山・山仔后エリアに開発された陽明山美軍宿舎群の最も西のゾーンにある。1980年代のアメリカ的な雰囲気をコンセプトとして、Style 80’s resort in Taipeiともうたわれている。 戸建て住宅が分散されて配置された構成がそのまま活かされ、レストランにリノベされた住宅もある。ホテルにリノベされた宿舎は、赤レンガ造、平屋の戸建住宅で、広い敷地に大きな庭やガレージあって、当時のアメリカ南部の…

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  • 炭鉱の遺構と暮らしの記憶が一体で残るエリア【菁桐坑】@菁桐(新北)

    菁桐坑は、日本統治時代の1920年代以降に台陽鉱業によって採掘と関連施設の整備が進められた鉱業エリアである。炭鉱の衰退により、20世紀後半には採掘は終了した。いま、このエリアでは旧炭鉱施設が展示施設やカフェにリノベーションされ、菁桐駅、菁桐老街、宿舎群、招待所なども含めて観光資源として一体的に再編されている。 鉄道は炭鉱輸送を目的として1921年に運行が開始され、1929年に終着駅として菁桐駅が建てられた。1987年には採炭が停止され、その後、2003年に駅舎は市定古蹟に指定されている。 菁桐老街は、平渓線の線路に沿って形成された細長い商店街で、炭鉱労働者とその家族の生活を支える商業空間として…

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  • 炭鉱職員のための日本家屋群の復活を待つ【菁桐日式宿舎群】@菁桐(新北)

    菁桐日式宿舎群は、日本統治時代の1915年に建てられた台陽鉱業の職員宿舎群で、その後1940年までの間に改築が行われてきた。これらの住宅は炭鉱開発に従事する職員のための宿舎として整備されたもので、工場長の戸建て1棟と、職員用の2戸1形式の宿舎5棟(計10戸)で構成されている。工場長宿舎は2011年に歴史建築に登録されている。 これらの宿舎群はすべて日式住宅(日本家屋)で構成されており、高所に位置する工場長宿舎は「皇宮」とも呼ばれた。 2001年頃にリノベーションが行われ、一部は茶坊として活用されたほか、カフェや茶房、民宿として運営された時期もある。現在は、2戸1形式の建物のうち1戸が「北海道民…

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  • 炭鉱企業の書院造迎賓施設を文化空間としてリノベ【一見.菁桐】@菁桐(新北)

    一見.菁桐は、日本統治時代の1940年に建てられた台陽鉱業の平溪招待所をリノベーションし、2023年にオープンした文化空間である。ここは、炭鉱企業の来客や幹部を迎える接待ゲストハウスとして使用されていた。戦後は用途を変えながら存続し、2003年に直轄市定古蹟に指定されている。 約2,000㎡の敷地の中に、書院造を基調とした大きな和風木造建築が建っている。建物には、大小10の部屋と接待・会食用の10室の小部屋があり、回廊や広縁で繋がれている。複数の部屋で囲まれた美しい枯山水の庭園があって、当時のステンドグラスや剣の柄の形をした窓の格子、丸窓などの意匠も残されていて、貴重である。 ここでは、古美術…

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  • 朽ち果てた製紙工場がどんな施設になるか楽しみ【士林紙廠】@台北

    士林紙廠は、日本統治時代の台湾製紙によって1921年に建てられた製紙工場。戦後は国民政府により接収され、1959年には士林紙業による事業となったが、1998年に閉鎖された。2021年には台北市の歴史建築に登録されている。 赤レンガ造による大スパン空間の製紙機械工場、加工場、倉庫などが一体的に配置され、当時の製紙工場の産業空間が残っている。現在はリノベ開発に向けて閉鎖中。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:士林紙廠 文化資産分類:歴史建築 建物種類:產業 指定登録年月:2021年11月 △赤レンガ造の工場の全体像。周辺の木々とのマッチングもきれい。 △赤レンガ造の…

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  • アメリカンスタイルの住宅リノベにスターバックス【草山星巴克(Starbucks)】@台北

    草山星巴克(Starbucks)は、台北市陽明山に分布するアメリカ軍宿舎群の一棟をリノベした店舗でである。戦後に建てられた庭付きの戸建住宅は広い敷地にゆったり配置されたアメリカンスタイルで、住宅スケールと雰囲気の中でスタバを楽しめる。 このスタバは「光在草山」と呼ばれる飲食エリア内にあり、ほかにも4軒の戸建て住宅がリノベされた飲食店や、クラブ施設がリノベされたレストラン美軍倶楽部(Brick Yard 33 1/3)があつまって営業している。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:陽明山美軍宿舍群 文化資産分類:文化景觀 建物種類:歷史事件場所 指定登録年月:200…

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  • 鉄道車両修理工場から講堂へと変遷し現代によみがえった【鉄道部台北工場車両修理工場】@台北

    鉄道部台北工場車両修理工場は、日本統治時代の1909年に建てられた鉄道車両の修理工場で、リノベーションされ2023年に公開された。もともとは清朝時代に設置された機器局の敷地で、日本統治初期に鉄道部が接収して台北工場として整備したものである。 その後、縱貫線鉄道の開通に伴い、1934年に工場としての機能は松山へ移転し、戦後は台湾鉄路管理局の講堂として利用されてきた。2010年に市定古蹟として市定され、2024年にその名称は元々の「鉄道部台北工場車両修理工場」に改められている。 建物は、赤レンガ造で屋根架構には大スパンの鋼トラスが用いられて大空間をつくりだしている。側面には車両を引き込むためのアー…

    地域タグ:台湾

  • 廃墟になった日本家屋宿舎がだんだん蘇る【蒜頭糖廠日式宿舎区】嘉義

    蒜頭糖廠日式宿舎群は、日本統治時代の1910年にかけて建てられた明治製糖の工場職員のための宿舎群である。この宿舎群は蒜頭糖廠蔗埕文化園区の中にあり、工場区域とは別に北側にゾーニングされた住宅エリアとして配置されている。現在、木造宿舎10棟と関連する生活施設から構成されており、2015年にはこれら一帯が歴史建築に登録されている。 宿舎は黒瓦屋根を持つ日式住宅(日本家屋)で、一戸建て住宅や二戸一住宅などの形式があり、職階に応じた間取りとなっていた。その多くは放置され廃墟状態となっているが、1棟が2024年に廖明哲建築師によりリノベーションされ、再利用のモデル拠点として整備されている。 甘堂は2階建…

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  • 製糖工場・駅舎・日本家屋宿舎が一体で残る【蒜頭糖廠蔗埕文化園区】嘉義

    蒜頭糖廠蔗埕文化園区は、日本統治時代の1906年に建てられた製糖工場をリノベーションし、文化観光施設として整備された園区である。当時は明治製糖による台湾有数の生産量を持つ製糖拠点であったが、2001年の台風被害により製糖事業は停止した。園区全体は2015年に文化景観として登録され、その中にあるサトウキビ輸送に用いられた五分車(軽便鉄道)の駅舎は縣定古蹟に指定されている。 この園区には、製糖工場や倉庫群、職員の宿舎群(日本家屋)が残され、それぞれリノベーションされて体験できる施設になっている。製糖工場は現在改めてのリノベ中であるが、製糖の歴史や工程を展示する空間、鉄道関連資料を扱う展示施設である…

    地域タグ:台湾

  • 日本家屋で楽しむブランド焼き菓子店【魚刺人雞蛋糕】@台東

    魚刺人雞蛋糕(寶桑店)は、日本統治時代の日本家屋群を再生した「宝桑町屋」と同じエリア内にあるブランド焼き菓子専門店で、2025年にオープンしている。宝桑町屋は日本家屋をリノベした旅館ホテルで、そこに導入されたカフェである。 建物の前庭には池があり、水景を取り込んだ屋外と室内が連続する空間構成がある。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:臺東市民權里日式建築宿舍群 文化資産分類:歴史建築 建物種類:宅第 指定登録年月:2007年01月 リノベ設計:林容聖建築師事務所 ▽同じ街区にある旅館ホテル群「宝桑町屋」については、こちらから。 www.tjcreativecul…

    地域タグ:台湾

  • 高さ6mの木造精米機が圧巻な老舗精米工場のリノベ【多力米故事館】@池上(台東縣)

    多力米故事館は、日本統治時代の1940年に建てられた精米工場(建興米廠)で、リノベーションされ2011年にオープンした。 この建物には、当時の精米機械や池上米に関する展示コーナー、池上米と米粉を使った商品の販売コーナー、カフェレストラン「池上好店」がある。展示コーナーでは、当時活躍した高さ約6.4mにもなる「木造土礱間」と呼ばれる木製精米機の展示が圧巻である。そして、当時の空間の雰囲気や数々の農具も残されている。 なお、名称の「多力米」は音階の「ドレミ」の響きに由来している。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △多力故事館の正面ファ…

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  • リノベ済み元警察局長の大きな宿舎がオープンを待つ【台東県警察局長宿舎】@台東

    台東県警察局長宿舎は、日本統治時代の1917年に日式住宅(日本家屋)として建てられた警察局長官舎のリノベーションである。2016年10月には歴史建築として登録されている。 当時の様子に復元するためのリノベーション工事は終了していて、現在は再利用に向けて準備が進められている。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:臺東縣警察局長宿舍 文化資産分類:歴史建築 建物種類:官邸 指定登録年月:2016年10月 リノベ設計:林容聖建築師事務所 △いったんリノベーション終了後、現在は板戸で覆われてオープンを待っている。 △池のある前庭と外観。 △裏側の外観。白い窓枠が特徴的。 …

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  • 陽明山山麓にある白壁のかっこいいカフェ【CAMA COFFEE ROASTERS 豆留森林】@台北

    Cama Coffee Roasters 豆留森林は、日本統治時代の1937年、台北の陽明山山麓に建てられた林業試験所の分所長宿舎で、リノベーションされ2019年にオープンした。和洋折衷の日式住宅(日本家屋)で2012年に歴史建築に登録されている。 日本家屋の間取りを活かしたカフェの周囲には竹林や庭園が広がり、自然環境と一体となった滞在型の空間となっている。ここは、台湾を代表するブランドカフェ「cama café」のフラッグシップ店舗でもある。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:臺灣省農業試驗所分所長宿舍 文化資産分類:歴史建築 建物種類:宅第 指定登録年月:2…

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  • アメリカンスタイルの住宅群が飲食街にリノベーション【光在草山】@台北

    光在草山(Light on Old Town)は、台北市陽明山・山仔后のアメリカ軍宿舎群エリアにある5棟の宿舎と社交クラブをリノベした飲食エリアである。これらの建物は、朝鮮戦争の際、台湾に駐在したアメリカ軍将校家族のために1950年代から建てられている。 平屋の戸建住宅のリノベでは、ゆとりある敷地配置や庭、テラスなどの構成が残され、アメリカ南部のハウススタイルを活かした空間となっている。各棟はそれぞれ独立した飲食店として使われながら、全体として一つのエリアとして回遊できる。現在、草山星巴克(Starbucks)のほか、朱里昂(JULIEN)、優・築・興(港式飲茶)、ANTICA(PIZZA)が…

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  • 台北に残るアメリカ軍宿舎群の飲食・宿泊のエリアリノベ【陽明山美軍宿舎群】@台北

    陽明山美軍宿舎群は、朝鮮戦争の際、台湾に駐在したアメリカ軍将校のために、1950年代から台北の陽明山・山仔后エリアに建てられた宿舎群である。2008年に文化景観に登録されている。 約14haのエリアに宿舎は150軒くらいあったとされ、いずれも平屋の戸建住宅で、広い敷地にゆったりと配置され、庭付やガレージをもつ当時のアメリカ南部の郊外住宅の形式が取り入れられている。エリアの中には、住民の交流・レクリエーションの場として利用されるクラブも設けられていた。 アメリカとの国交断絶後は台湾政府や台湾銀行などの管理となった。現在は、エリア全体が5つのゾーンに分けられ、居住用途の住宅、リノベ再生による飲食店…

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  • 台湾ではめずらしい赤レンガ造への軽金属の上屋増築【大屯郡役所】@台中

    大屯郡役所は、日本統治時代の1924年に建てられた台中州大屯郡の行政官署で、リノベーションされ2022年に公開された。当時は郡の行政を担う役所として使用されていたが、戦後は軍に接収され、1963年には憲光七村として国軍関係者とその家族の居住地としても一時利用されていた。2006年には歴史建築に登録されている。 建物は、コの字型平面のレンガ造の基盤の上部に軽金属の上屋が増築されている。現在は、期間限定の展示や文化活動にて活用されている。また、同じ街区内にある台中州庁附属建築群とともに、広場を囲むように配置され存在感を持っている。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:…

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  • 台中に残る日本家屋が将軍の軟禁の記憶を伝える【孫立人将軍紀念館】@台中

    孫立人将軍紀念館は、日本統治時代に建てられた日本家屋をリノベーションして2018年に展示施設としてオープンした。もともとは日本人の住宅だったが、戦後は中華民国軍の将軍だった孫立人がクーデターで1955年の失脚後、1988年まで長期間にわたり軟禁生活を送った。この建物は2002年7月に紀念建築に登録されている。 この施設には、孫立人の軍歴や生涯が展示されている。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:孫立人將軍故居 文化資産分類:紀念建築 建物種類:宅第 指定登録年月:2002年7月 リノベ設計:非公開 △正面入口。赤色の柱が印象的。 △前庭には、大きく育った樹木。 …

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  • いろんな色彩とデザインの倉庫群からなる施設【台中州庁附属建築群】@台中

    台中州庁附属建築群は、日本統治時代の1920年代に建てられた台中州の行政機能を補完する附属施設群で、リノベーションされ2022年に公開された。当時は税務課倉庫、警務部庁舎、文書倉庫などとして使用されていたが、戦後は軍に接収されていた。2006年に歴史建築に登録されている。 これらの建物は、赤レンガ造を基調とし、白いモルタル帯による水平ラインやペディメント(三角屋根)、円形の窓などのデザインが特徴である。同じ街区内にある大屯郡役所とともに、広場を囲むように配置されている。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:臺中州廳附屬建築群 文化資産分類:歴史建築 建物種類:衙署…

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  • 街中の建物にかわいい存在感の書店【池上書局】@池上(台東縣)

    池上書局は、1955年に街屋建築に開業した書店で、一般書、雑誌、教科書などを扱ってきた。現在も営業が続けられていて、観光地化が進む池上でも、地域住民の書店として利用されている。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし △街屋建築の1階にある池上書局。 △池上書局の正面ファサード。店先のしつらえがかわいい。 △店内の様子。 △入口部分と店先のしつらえ。 MAP

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  • 旅館ホテル群の一角で和のデザインと食を楽しむ【北町丼飯屋】@台東

    北町丼飯屋は、日本統治時代の日本家屋群の一棟をリノベしたもので、居酒屋レストランで、2025年にオープンしている。 このエリアは、日本統治時代に形成された官舎・宿舎群が、旅館ホテル群「宝桑町屋」の一角にあり、宿泊客が利用できる。 客席にはテーブル席が用意されているほか、個室もある。焼き魚や刺身など和の一品料理や丼物を提供していて、住宅的スケールの中で食事を楽しめる。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:臺東市民權里日式建築宿舍群 文化資産分類:歴史建築 建物種類:宅第 指定登録年月:2007年01月 リノベ設計:林容聖建築師事務所 ▽同じ街区にある旅館ホテル群「宝…

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  • 帝大期の実験室を継承した木造建築の標本館【台湾大学地質標本館】@台北

    台湾大学地質標本館は、国立台湾大学キャンパス内にある、日本統治時代の1937年に建設された木造建築をリノベーションした施設である。もともとは、台北帝国大学(現・台湾大学)の「畜産学教室」の実験室として建てられたもので、戦後は用途を変えながら利用され、2003年に地質学系の標本展示施設「地質標本館」として開設された。この建物は、台湾大学キャンパス内に残る数少ない木造建築の一つで、黒瓦が載る切妻屋根が特徴である。 館内には、岩石・鉱物・化石などの標本が3,500点以上収蔵されていて、体系的な教育・研究資源として保管・展示されている。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称…

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  • 和洋折衷住宅が和のデザインと食を楽しむ空間へ【青禾薀 Aohaus】@台北

    青禾薀 Aohausは、日本統治時代末期の1940年代に建てられた和洋折衷住宅をリノベーションしたレストランである。もともとの住宅は、当時の高級官僚向け住宅で、戦後は樟腦局副局長や台湾省工業試験所長などを歴任した劉青和(劉欽侯)が住んでいた。2003年に台北市の歴史建築に登録されている。 もともとの続き間の和室、応接室、別室、広縁は、それぞれ個性ある客席にリノベーションされ、和のデザインと食を楽しむ空間に変わっている。敷地内には防空壕が残されていて、歴史も感じさせられる。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:杭州南路一段75號日式宿舍 文化資産分類:歴史建築 建物…

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  • 木造の街屋建築をリノベした読書空間【台湾図書室】@嘉義

    台湾図書室は、1942年に建設された木造街屋建築をリノベーションした読書拠点で、木造建築の保存活用と市民主体の文化活動が結びついた事例の一つである。 この建物は、戦後には法律事務所として使用され、1980年代以降は、美容室、歯科診療所、青果販売、服飾店など、複数の用途に転用されながら利用されてきた。嘉義市中心部に残る木造建築の一例で、瓦屋根の上にはトップライトが設けられており、内部に自然光を取り込む構成となっている。 2011年以降は、屋主により無償で提供され、若者や市民が台湾に関する書籍を読む場として活用されるようになり、「台湾図書室」として運営されている。また、読書会や講座などの活動が行わ…

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  • 日本式宴席文化の記憶を残す旧酒家のリノベ【一楽酒家】@民雄(嘉義縣)

    一楽酒家は、1942年頃からあった酒家であった街屋建築がリノベされて、2014年にオープンした文化施設である。戦後は、政府による節約政策や公共食堂制度などの影響により経営が悪化し、1967年に営業を終了している。 元々の建物は、一階に大広間、厨房、帳場があって、二階には中央階段を囲む形で6室の日本式個室が並ぶ平面構成だった。現在は一部のみが残っていて、展示や文化活動の場となっている。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:空間文本建築師事務所 △通りから少し斜めにひきこまったところに建つ一楽酒家。 △正面ファサード。 △壁面のエレメントがそれぞ…

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  • 東部には珍しい木造2階建て個人住宅のリノベ【菅宮勝太郎宅】@成功(台東縣)

    菅宮勝太郎宅は、台東に残る日本統治時代の1932年に建てられた日式住宅(日本家屋)をリノベーションした施設で、2014年にオープンしている。 もともとは新港支庁長であった菅宮勝太郎が自ら居住するために建てた個人住宅で、戦後は政府に接収されたのち、高安医院の医院と住宅として使用された。その後、1995年以降は新港教會會館が管理していて、2003年には歴史建築として登録されている。 この住宅は、台湾では珍しい二階建ての木造日本家屋で、白く塗られたテラスが増築されている点が特徴である。現在、1階はギャラリーとして利用され、2階の和室では当時の家具や調度品を用いて生活の様子が再現されている。隣接して1…

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  • 林業職員の往来を支えた木造2階建て宿泊施設のリノベ【営林所台中出張所宿泊所】@台中

    営林所台中出張所宿泊所は、日本統治時代の1930年に、八仙山林業場へ往来する職員のために建てられた宿泊施設のリノベで、2025年にオープンしている。 建物は、台湾でも珍しい木造の2階建て日式建築(日本家屋)で、2015年には、台中市の歴史建築に登録されている。 この館内では八仙山林業の歴史や林業の道具などの展示があって、附属するショップでは、関連するグッズを購入できる。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:豐原林務局宿舍群 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施 指定登録年月:2015年4月 リノベ設計:軸組聯合建築師事務所 △営林所台中出張所宿泊所の正面ファ…

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  • 元軍人住宅の路地空間に雑貨ショップやカフェが揃う【台中市眷村文物館】@台中

    台中市眷村文物館は、もともと台中市北屯区に残る旧眷村住宅である。1960年頃に整備された「北屯新村」で、のちに「凌雲社區」とも呼ばれ、空軍関係の技術者や軍官、その家族が暮らした眷村(住宅地)だった。 眷村の取り壊しが進む中で代表的な建物群がリノベーションされて2014年11月に文物館としてオープンした。 館内では、戦後台湾に形成された眷村の歴史、生活文化と暮らしが紹介され、当時の住まいや路地のスケールや空気感を今に伝えている。また、雑貨やカフェ、レストランも揃っていて楽しめる。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △広場のあるメインエ…

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  • 旧穀物倉庫をカラフルに再生した文化観光拠点【都蘭文創園區】@都蘭(台東縣)

    都蘭文創園區は、都蘭村にある東河郷農会の旧穀物倉庫群の敷地約1.7haをリノベーションし、2023年にオープンした文化観光施設である。 園区内は、中央の広場を囲むように建物が並び、旧穀物倉庫のシンプルな構成を活かしながら、外壁を鮮やかな色彩でリノベされている。特産品、木工品などの文創商品の販売スペース、展示空間、食農教育をコンセプトにした体験施設、飲食店などがある。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △中央の広場を囲むように並ぶカラフルな旧穀物倉庫。 △原住民のグッズなどを扱う店舗の外観。 △カフェ「伴手禮館」。 △木工製品やお土産…

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  • 歳月を重ねた日本家屋の佇まいが美しい【池上蒋勲書房】@池上(台東縣)

    池上蔣勳書房は、台東県池上にある日本統治時代の1936年に日式住宅(日本家屋)で建てられた小学校長宿舎をリノベーションした文化施設で、2024年にオープンした。 建物は日本家屋らしい落ち着いた木造空間を活かしたつくりで、書房・展示空間として整えられていて、文学や芸術に触れられる場となっている。(現在は予約制で内部が公開)。 また、同じ敷地内にはもともと農具室だった建物がコミュニティの住民たちによって改修された「福原閱讀讚」があって、池上の子どもたちの読書習慣を育むための場として活用されている。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △歳…

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  • 穀物倉庫のリノベから生まれた地域の芸術拠点【池上穀倉芸術館】@池上(台東縣)

    池上穀倉藝術館は、1960年代に建てられた古い穀物倉庫をリノベーションして、2017年にオープンした芸術館である。荒れていた穀倉を、地域住民の期待とサポートのもとで再生した台湾初の芸術館とされている。2019年には「遠東建築賞―老屋改造特別賞」の最優秀賞を受賞し、台湾政府文化部の「第一回百大文化基地」にも選出されている。 館内では、穀物倉庫という大空間を活かし、アーティスト・イン・レジデンスの合同展、台湾美術文化を代表する展覧会、地域住民が参加した展示など、多様な展示がされてきている。 すぐ隣には「米倉生活館」が増築されいて、特産品の販売、アートイベントやワークショップが行われるホールとなって…

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  • 印刷工場からかっこいい木造街屋建築カフェ【HERMIT&Co. 】@嘉義

    HERMIT & Co. は、1924年に建てられた木造の街屋建築がリノベーションされて、2024年にカフェとしてオープンした。 この街屋は、これまで日式料亭や印刷工場などへと用途を変えながら使われてきた。現在は、印刷工場だった記憶を引き継ぐように、凸版印刷機などを残して再生され、コーヒーやデザートを楽しめる空間となっている。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △嘉義には多い角地に建つ街屋建築。薄茶色と黒のコントラストがかっこいい。 △入口のディテール。 △印刷工場だった記憶を残す客席。 △1階のカウンターと客席。 △印刷設備や看板…

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  • 嘉義に残る清代の伝統的住宅のリノベ【蘭井街楊宅】@嘉義

    蘭井街楊宅は、19世紀中期ごろに建てられた清代木造の伝統住宅で、リノベーションされて、2025年11月に「木都3.0」の展覧会会場として初公開され、現在は展示施設として一般公開されている。 この施設は、清代の伝統的な構法、柱を多く立て梁でつなぐ穿斗式で建てられていて、その構法が復元されている。入口扉や窓の格子も復元され、清代の木工技術や美意識が伝えられている。また、日本統治時代には外壁の一部が改修され、清代と日本時代の意匠が重なる独特のファサードが見られる。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △蘭井街楊宅の外観。住宅としては閉鎖的な…

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  • 台中で和室の宿に泊まって和の暮らしを体験【梧棲文化出張所】@台中

    梧棲文化出張所は、日本統治時代に建てられた梧棲官吏派出所とその警察官吏の宿舎群で、リノベーションされ2021年にオープンした。現存する赤レンガ造の派出所(宿舎付)は1931年に建てられ、1937年から1940年にかけて派出所の裏側にレンガ造の宿舎(副所長と巡査用)と日式住宅の宿舎(所長用)が新築された。戦後の1959年にはレンガ造の宿舎がさらに新築された。派出所としての役割は1970年代に廃止され、2000年には台中市の市定古蹟に登録されている。 派出所の建物はレンガ構造で、オランダ石積み壁は開口部の白いまぐさとのコントラストが美しく、同じ建物内にある日本式宿舎ではカフェや特別展を開催するスペ…

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  • 美しい佇まいの小さな老屋リノベカフェ【Moku Sou 木商珈琲】@嘉義

    Moku Sou 木商珈琲は、1963年に建てられた木造2階建ての店舗をリノベーションしたカフェで、2023年にオープンしている。前身は東市場近くの商店や住民に薪を販売していた燃料・木材加工店だった。 入口には木製の引き戸が使われ、外壁は濃い黒色に塗装されていて、独特の歴史を感じさせる。店内も、当時の質感を活かした雰囲気のよいカフェとなっていて、2階席もある。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:なし リノベ設計:非公開 △正面ファサード。黒い引き戸と白い暖簾のコントラストがかっこいい。 △全体の外観。こじんまりとしたカフェ。 △店名が入った風にゆれる暖簾。 MA…

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  • 台中公園の湖に浮かぶ日本統治時代のとんがり屋根【湖心亭】@台中

    湖心亭は、日本統治時代の1908年に、台中公園内にある日月湖の中央に建てられた亭(東屋)である。これは、台湾縦貫鉄道の全線開通を記念したもので、当時来台した日本皇族の休憩所として整備された。1999年には、台中市の市定古蹟に指定されている。 建物は、2つの東屋が連結した双亭式の構成で、白と茶色の壁、そして赤褐色のとんがり屋根を持つコントラストが美しい和洋折衷の意匠が特徴で、橋によって湖岸と接続されている。戦後も大きな変更は行われておらず、現在も公園内の眺望デッキ、そして景観要素として利用されている。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:中山公園湖心亭 文化資産分類…

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  • 小学校敷地内にある校長宿舎をリノベした紀念館【楊肇嘉先生紀念館】@清水(台中市)

    楊肇嘉先生紀念館は、「清水國小藝文園區」の西側にある人物記念館で、日本統治時代の1934年に建てられた清水公学校の校長宿舎と教員宿舎をリノベーションし、2018年にオープンした施設である。これらの建物は、当時日式住宅(日本家屋)として建てられたもので、2007年に歴史建築に登録されている。 元校長宿舎の建物には、現在、清水出身の医師・政治家である楊肇嘉(1892–1976)が地方自治運動や地域社会の発展に関わった活動、清水地域の歴史などを紹介する展示がある。(訪問年月:2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:清水公學校日式宿舍群 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施 指定…

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  • 6棟の日本家屋宿舎が並ぶ街並みの文化空間【清水國小藝文園區】@清水(台中市)

    清水國小藝文園區は、台中市清水区にある清水国民小学校の敷地内に残る、日本統治時代の1934年に建設された校長宿舎や教員宿舎群をリノベーションし、2018年にオープンした文化施設である。 6棟の宿舎は日式住宅(日本家屋)として建てられ、戦後も長く教員住宅として利用されていた。これらの建物は2007年に歴史建築に登録されている。 宿舎群のうち、校長宿舎を含む3棟は「楊肇嘉先生紀念館」としてリノベされ、清水出身の医師・政治家である楊肇嘉の生涯や地域史を紹介する展示施設となっている。残る宿舎は、それぞれ「陽光書屋」「音楽聚落」「地板劇場」と名付けられ、展示、読書空間、文化活動などに利用されている。(訪…

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  • 製糖工場跡を活用したアーティストの文創拠点【新東糖廠文化園区】@都蘭(台東縣)

    新東糖廠文化園区(都蘭糖廠)は、1933年、台東縣都蘭に建設された民間の製糖工場「新東糖廠」がリノベーションされた文化施設である。この場所は東台湾では比較的早い時期に建設された製糖工場の一つだったが、1991年に操業が停止し、2002年には歴史建築として登録されている。 敷地内には当時の工場建物や倉庫などの産業遺構が残され、2001年頃から工場建物や倉庫を利用してアーティストや工芸作家が活動を始め、展示や創作活動の場として利用されるようになった。 現在も、アーティストの工房(工作室)やショップ、カフェなどが入る文化創意施設となっている。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産…

  • 軍人住宅の集落をかっこよくリノベした文化施設【清水眷村文化園区】@清水(台中市)

    清水眷村文化園区は、台中市清水区にある眷村(軍人・軍属住宅地)の住宅群をリノベーションし、展示、アート活動、イベントなどが行われる文化施設として2014年にオープンした。 この眷村は、日本統治時代に日本海軍の関連施設が置かれていた場所で、戦後の1949年に空軍の補給や航空機エンジン整備に関わる職員宿舎群が建設され、「信義新村」と呼ばれていた。かつて、42戸の住宅があり、複数のタイプの住宅が混在していた。2019年には聚落建築群として文化資産に登録されている。 園区は三つのゾーンに分かれて整備されていて、西側のゾーンでは、住宅の建物を活用して、眷村の生活文化を紹介する展示空間やアーティストの制作…

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  • 老屋建築の一角を使うコーヒースタンド【Supiido】@嘉義

    嘉義市東区北榮街にある老屋建築には、コーヒースタンド「Supiido」と飲食店「海森」の二つの店が入っている。通り側の三角コーナーに面した小さな店舗がSupiido、横の路地から入る奥の空間が海森という構成で、同じ建物を前後で使い分けているような形になっている。 Supiidoは2021年から営業していて、通りに面したカウンターでコーヒーを受け取り、テイクアウトしたり、目の前の路地に設けられたベンチなどで飲むスタイルの店である。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:なし リノベ設計:非公開 △角地にあるコーヒースタンド「Supiido」のカウンター。 △2つの店舗…

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  • ショップや飲食店が並ぶ製糖工場を活用した文創園区【月眉糖廠】@台中市后里

    台中市后里にある月眉糖廠は、日本統治時代の1909年に建設された製糖工場を活用した観光商業施設である。当時、日本統治下の台湾では製糖業が重要な産業であり、月眉糖廠もその一つとして、台中地域のサトウキビ生産を支える製糖拠点として稼働した。工場は1999年まで操業し、2020年には歴史建築として登録されている。 園区は、かつての製糖工場を中心にショップや飲食店などが配置された構成となっている。中央には当時の高い煙突と製糖工場の建物が「百年製糖工場」として残されていて、一部では製糖に関する設備や地下施設を見学することができる。また屋外には、サトウキビを工場へ運搬していた機関車なども展示されている。 …

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  • 旧警察宿舎の日本家屋を活用した台東のカフェ【TAIMALI 太麻里文創咖啡館】@台東

    TAIMALI 太麻里文創咖啡館は、日本統治時代の日式住宅(日本家屋)をリノベーションして2017年にオープンしたカフェである。建物は、かつて台東県警察局の宿舎(警察官舎)として使われていた住宅で、現在はその空間を活かした文創カフェとして利用されている。店名の「太麻里」は、台東県南部にある太麻里郷に由来する。 建物は平屋の木造日本家屋で、木製建具や縁側の雰囲気を残した室内空間が特徴で、庭木に囲まれた落ち着いた雰囲気の中でコーヒーやスイーツを楽しめる。看板ねこちゃんもいる。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:なし リノベ設計:非公開 △太麻里文創咖啡館の外観。瓦屋…

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  • 科挙試験の遺構がさや堂での展示カフェに再生【臺灣府儒考棚】@台中

    臺灣府儒考棚は、清時代の台湾省城(現在の台中)で科挙試験を行うために建てられた施設である。建物は1891年に建設され、1893年に試験施設として使用が開始された。 1895年に日本統治が始まり科挙制度が廃止されると、施設の多くは解体されたが、この建物は現在地に移築され、署関係者の宿舎、教育行政関係機関の臨時事務所として利用された。戦後には、倉庫や住宅など民間用途にも転用されてきた。2006年には台中市の市定古蹟に指定されている。 2019年にリノベーションが行われ、当時復刻再現したを木造構造を新しい外殻で覆う形(さや堂)で公開されている。内部にはカフェが設けられ、前庭の空間を活かした文化施設と…

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  • 嘉義の老舗仕立て屋をリノベしたレトロ喫茶【新華美西装社】@嘉義

    新華美西装社は、1957年に開業した木造建築の背広仕立て屋で、リノベされて2022年にカフェとしてオープンした。元の建物は、1階が仕立て屋の西装社の店舗、2階が住居という角地に建つ商住一体の特徴をもつ。戦後に建てられた建物であるが、日本的都市住宅の形式が引き継がれ、このようなスタイルの街屋が嘉義には残っている。 現在は当時の布料、裁縫ダミー、価格表などが残されていて、カフェでは数タイプの串団子や台湾茶や珈琲を楽しめる。2階には和室の客席もある。(訪問年月:2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:なし リノベ設計:非公開 △嘉義には多い角地に建つ街屋建築。3つの面がある。黒塗りも…

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  • 台東・鐵花村に残る元駅長宿舎の日本家屋カフェ【鐵花・村長的家】@台東

    鐵花・村長的家(村長の家)は、旧台東駅周辺を再開発したエンタメエリア「鐵花新聚落」の中にある日式住宅(日本家屋)をリノベしたスイーツカフェである。村長的家は、日本統治時代に建てられ、旧台東駅の駅長宿舎として使用されていた。 室内は日本家屋の間取りを活かして、ショップや客席が設けられていて、部屋ごとに異なる雰囲気がある。昔のかき氷機や大同鍋などの生活用品や古い家庭用品が置かれて、レトロ感のあるインテリアとなっている。 カフェではクロワッサンを中心とした焼き菓やスイーツ、デザートやドリンクを楽しめる。(訪問年月:2023年10月、2026年2月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:なし リノベ…

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  • 大稻埕のランドマーク的存在でお土産と雑貨を楽しむ【小藝埕】@台北

    小藝埕は、清時代の街屋がリノベーションされたもので、クリエータショップ、お土産ショップ、ブックカフェ、バーなどが入居し、台湾の生活文化やクリエイティブ分野を発信する拠点の一つである。1階にはBOOKBAR1920、台湾物産、小藝集、2階には爐鍋咖啡、ASW沃森茶館、ASW沃森酒館、3階には1900Antique Barが入居する。 台北市の大稻埕エリアでは、歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクトで「大藝埕|ArtYard」が展開されていて、ここもそれを構成する8つの建物のひとつである。その中でも、小藝埕は最初の拠点として2011年にオープンしている。(訪問年月:2025年9月、2026…

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  • 台湾では珍しい2階建ての日本建築と宿舎群のカフェ・レストラン【民雄日式招待所文創園区】@嘉義縣民雄

    民雄日式招待所文創園区は、日本統治時代の1940年に建てられた民雄放送所(中央廣播電臺民雄分臺)の日式(日本家屋)の招待所と職員宿舎群で、リノベーションされ2017年に文創園区としてオープンした。招待所は、民雄放送所の幹部や来客の接待施設として使用されていた。2002年には嘉義県の歴史建築に登録されている。 リノベーションされた招待所は、台湾では珍しい2階建ての木造建築である。1階には地元クリエイターによる文化創意グッズや土産品を扱うショップや、個室の客席が並ぶ。2階には畳敷きの広間が客席として使われており、和風の雰囲気が感じられる空間となっている。 招待所の周囲には、当時職員宿舎として使われ…

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  • 日本家屋と新建築が融合するカフェ・レストラン【輝室】@台北

    輝室は、日本統治時代の1920年代に建てられた日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2025年にレストランとしてオープンした。当時は、台湾大学法学部教授であり司法院院長・司法院大法官を務めた戴炎輝の住宅であった。2017年に市定古蹟に指定されている。 この敷地内は2棟が建っていて、元々の日本家屋がいろいろなタイプの客席や個室となっている。当時使われた空間構成をうまく残しながら、水回り空間や床の間もいい感じのデザインや装いでリノベれている。 エントランスに近いもう一棟の建物はレストランのために厨房とバーとして新築されたもので、デッキで客室に繋がれている。(訪問年月:2025年11月、2026…

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  • クリエイティブな生活雑貨やクラフトが揃う街屋【地衣荒物|青芸埕】@台北

    青芸埕は、日本統治時代に建てられた街屋がリノベーションされたショップ「地衣荒物」で、クリエイティブで個性的な生活雑貨やクラフト商品を扱っている。 ここは、台北市の大稻埕エリアで展開されている歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクト「大藝埕|ArtYard」を構成する8つの建物のひとつ。建物は、間口が狭く奥行きが深く、三進式の構成(3つの部屋とその間に中庭)、騎楼(アーケード)があるという街屋の伝統的なものである。(訪問年月:2026年1月、2026年3月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 ▽大藝埕|ArtYardについては、こちらから。 www.tjc…

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  • 旧機関車庫をリノベーションした台東のカフェ【機関車庫 Tea House 1917】@台東

    機關車庫Tea House 1917は、日本統治時代の1917年に建てられた旧機関車庫をリノベーションし、2025年にオープンしたカフェ・レストランである。 この機関車庫では、列車の整備・修理が行われていた。台湾東部の鉄道網にあった三大機関車庫のうち、唯一現存する日式半木造越屋根構造の車庫で、2002年に歴史遺産として登録されている。このカフェは、1922年に運行が開始された軽便鐵道の終着駅舎(旧台東駅)と周辺の鉄道遺構が再生された「鉄道芸術村」の中にある。 客席となっている室内には、特徴的な木造構造に加え、古い修理溝、元の作業台などの設備が残されていて、当時の雰囲気を感じることができる。(訪…

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  • 駅舎と鉄道と電車を残すパークリノベ【鉄道芸術村】@台東

    鉄道芸術村は、1922年から運行が開始された軽便鐵道の終着駅舎(旧台東駅)とその周辺にある鉄道遺構が文創園区としてリノベーションされたものである。 かつて、台東と花蓮を結ぶ台湾東部を走っていた台東鉄道は、台湾主要部の鉄道とは異なる規格であったため、1980年代から90年代にかけて新路線の建設が進み、台北や高雄などの主要都市と接続され、旧台東駅は2001年に廃止された。2002年にRC造の機関車庫が歴史建築に登録され、翌2003年から展示が始まっている。 現在、この鉄道芸術村には、駅舎(ホームや改札口)、RC造の機関車庫、当時の車両、木造建築の倉庫、燃料タンクなどの多くの鉄道遺構が保存展示されて…

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  • 日本家屋群の歴史街区に広がる分散型旅館ホテル【宝桑町家】@台東

    宝桑町家は、日本統治時代の1940年代初頭に建設された17棟ある「北町日式建築宿舍群」のうち8棟をリノベした旅館ホテル群である。これらの日式住宅(日本家屋)の当時は主に台東中学校と高等女学校の職員宿舎や、地方公務員の寮として利用されていたものである。台東県政府はこれらを含め全体の17棟の日式住宅群を歴史建築として2007年に登録している。 2025年、台湾で有名なホテルブランド「雲朗観光グループ」が、タイプや大きさが異なる8棟の日本家屋をリノベーションし、和室のある旅館として運営を始めた。5棟が一軒家での旅館ホテル、2棟が2戸一型の連棟家屋での旅館ホテル、1棟が連続長屋で10室のゲストハウスと…

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  • 旅館や和食レストランにリノベされた日本家屋群【台東北町日式宿舎群】@台東

    台東市の「北町日式建築宿舍群」は、日本統治時代の1940年代初頭に建設された日式住宅(日本家屋)ので、主に台東中学校と高等女学校の職員宿舎や、地方公務員の寮として利用されていた。台東県政府はこれら17棟の日式住宅群を歴史建築として2007年に登録した。 建物は、独立タイプのもの、連棟タイプのものなどが、校長先生や教諭などの職位に応じて大きさの異なるものが用意されていた。2025年には、それぞれの建物の形態や大きさに合わせて、旅館ホテル・ゲストハウス「宝桑町家」、和食レストラン「北町丼飯屋」、カフェ「魚刺人雞蛋糕」などにリノベされている。(訪問年月:2024年11月、2026年2月) 建物のプロ…

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  • 総督府の通信拠点が台湾の歴史を伝える場所に【国史館】@台北

    国史館は、日本統治時代の1924年に建てられた元台湾総督府交通局遞信部庁舎で、現在は博物館として利用されている。設計は、台湾で数々の近代建築を設計している森山松之助によるもので、1998年には、市定古蹟に指定されている。 外観は西洋古典様式で、正面中央にアーチ状の入口、正面の2,3階部分に12本のギリシャ複合柱式、東側に4本のイオニア式柱が配されている。竣工当時、1階は倉庫、2,3階は執務空間として使用されている。 この建物には、歴代総統、選挙制度、原住民、台湾野球、台湾の動植物や工芸品に関する文物・史料などを展示する展示スペースや、史料閲覧・研究関連の機能が設けられている。(訪問年月:202…

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  • 歴史ある醸造所リノベが生んだ若手クリエイターの聖地【嘉義文化創意産業園区】@嘉義

    嘉義文化創意産業園区は、1916年に日本統治時代に台湾初の高麗酒を生産する大正製酒株式会社の醸造所として設立された。その後、1982年に醸造所の機能が民渓工業団地に移転し、この地での役割を終えた後、リノベーションを経て2003年にオープンした。同年2003年に歴史建築に登録されている。また、この園区は台湾政府が進める5大文創産業園区のうちの一つともなっている。 約3.9ヘクタールの敷地には、大小9棟の歴史的建造物(その内7棟が市の歴史建築登録)が保存・活用されており、中間試験場(アルコール倉庫)、包装作業場、再処理作業場、ボイラー室、製麹工場など、醸造に不可欠な施設が含まれている。さらに、洗瓶…

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  • まだ現役の製糖工場に隣接するレンガ造宿舎のリノベ【善糖文化園区】@台南

    1904年設立された「台南製糖」は1961年に「善化糖廠」となり、現在もその製糖工場は台湾に残る2つの稼働中の製糖工場のひとつである。 善糖文化園区は、その稼働中の製糖工場に隣接する4つの赤レンガ造りの宿舎群を、カフェ、ベーカリー、レストランにリノベーションしている。園区には、蒸気機関車の展示、アート作品も置かれている。(訪問年月:2024年4月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △台湾で稼働中の2つの製糖工場の一つ。定番の煙突。 △工場で働く職員のためのレンガ造宿舎が火鍋やさんにリノベーション。 △当時運搬に用いられていた蒸気機関車が保存展示されている。 …

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  • 近代遺産の製糖工場をMAXでエンタメパークにした【十鼓文創園区】@台南

    十鼓文創園区は、日本統治時代の1910年、日本の「台湾製糖有限公司」によって生産を開始した製糖工場のリノベーションである。1992年には役目を終えて閉鎖され、1993年、台南区役所が管理を引き継いだ。その後、2005年に、活動の場を探す打楽器パフォーマンス団体「十鼓擊樂團」が経営を引き継ぎ、リノベされている。 園区は敷地面積約7.5haと広大で、22棟の製糖工場の建物や倉庫群が残っている。その再生コンセプトは、十鼓による台湾ならではの打楽器音楽と融合した文化創意で、それらがリノベに反映されている。それぞれの建物やタンクなどの設備は、コンセプトにそってリノベされ、家族連れが楽しめるエンターテイメ…

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  • 製糖設備が稼働当時の状態で残された圧巻の空間【橋頭糖業文化園区】@高雄

    橋頭製糖工場は、日本統治時代の1902年に、台湾製糖株式会社が台湾で最初に稼働した本格的な製糖工場であった。1999年まで稼働し、台湾の製糖業を支えたが、現在はリノベーションされ、橋頭糖業文化園区として公開された。2008年には高雄市の市定古蹟に指定されている。 広大な園内には19の歴史的建造物が保存・活用されて、台湾の製糖産業発展の歴史や日本統治時代の文化的遺産を今に伝えている。工場には、当時の設備や機械がそのまま保存展示され、製糖の歴史や製造過程を伝える製糖歴史館も設置されている。 また、オランダのコロニアル様式の事務所や、職員宿舎であった日式住宅をレストランにリノベした建物、当時の鉄道車…

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  • 原住民文化も継承される製糖工場のリノベ【台東糖廠文創園区】@台東

    台東糖廠文化創意産業園区は、かつての製糖工場がリノベーションされた施設である。この建物は1913年に建設され、日本統治時代には「台東製糖株式会社」に属し、1957年にはパイナップル工場も併設して東部のパイナップル産業を支えたが、1996年に操業を停止した。2004年には歴史建築に登録されている。 この園区には大小55もの向上や倉庫・建物が残っており、そのうち約30がリノベーションされている。それらは、地元の文化創造産業を推進するための台東のアーティストやクリエイターたちの木工工房、伝統工芸品の展示・販売スペースである。 また、原住民の工芸品体験や芸術文化パフォーマンスの場としても利用されている…

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  • 宜蘭の文化創意を牽引する製紙工場リノベ【中興文化創意園区】@羅東

    中興文化創意園区は、かつて日本統治時代の1935年に「臺灣興業株式會社」として設立された中興製紙工場で、台湾最大、さらには東南アジア最大の製紙工場として広く知られていた。戦後、1959年に国民党政権に引き継がれ、国営企業「台湾中興紙業股份有限公司」として再編され、主に新聞紙や産業紙などの紙製品を生産していたが、2001年に操業を停止していた。 2015年に宜蘭県はここを歴史建築として登録している。同時に、文化創意園区として新たな活用を図り、工場施設がリノベーションされ、2015年に一部公開、2017年に正式オープンした。園区の中には大小40程度の建物があり、それらのうち8つの建物がショップ、展…

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  • 台湾東部で文化創造産業を牽引する近代産業群【花連文化創意産業園区】@花連

    花連文化創意産業園区は、1913年に設立された台湾総督府専売局花蓮港支局花蓮酒工場という名の醸造所であった。1988年にこの地での醸造は終わりを迎えた。2002年には歴史建築に登録されている。 ここは、台湾が推進する5大文化創意産業園区の一つであり、敷地面積は約3.3ヘクタールにもおよび、かつての酒造工場の大小26棟の工場や倉庫が保存されており、その多くが歴史建築として登録されている。それらがリノベーションされ、アートスペース、展示会場、小劇場、ショップ、飲食など多彩な文化施設として利用されており、花蓮の重要な文化芸術イベントの中心地となっている。 ここでは、地元の文化クリエイティブ産業の推進…

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  • 台湾人が最も行きたい文創スポット第一位【華山1914文化創意産業園区】@台北

    華山1914文化創意産業園区の前身は日本統治時代に日本が1914年(大正3年)創業した醸造所「日本芳釀株式會社」。戦後、国民党政権によって米酒、紹興酒などいろんな酒が製造されてきたが、1987年に閉鎖された。その後12年間は放置され、その間に台湾の若者が自由に使い始めていた。 2003年までには正式に事業化、それぞれの建物がリノベーショされ、アートやイベントの会場としてオープンしている。その後2009年には、カフェ、レストラン、ショップ、ライブハウスなど多様なエンターテイメント施設が加わる。 また、華山1914文化創意産業園区を構成する西エリアには、1918年に建てられた樟脳精製工場がリノベさ…

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  • おみやげ、飲食、体験が楽しめる【合芸埕】@台北

    合芸埕は、日本統治時代に建てられた街屋がリノベーションされたマルチショップで、階ごとに異なる複合利用がされている。1階には、生活雑貨やデザイン雑貨を扱うセレクトショップ「百事合」が入居し、2階には、台湾茶を提供するティーハウス「永楽春風茶館」がある。3階は、撮影用スペースで旗袍(チャイナドレス)のレンタルもある。 ここは、台北市の大稻埕エリアで展開されている歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクト「大藝埕|ArtYard」を構成する8つの建物のひとつ。ショップ、飲食、体験を一棟の中で組み合わせた構成は、近年の大稻埕に見られる観光・街歩き対応型の商業利用の一例である。 この建物は、間口が狭…

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  • 1920年代に台湾で流行った文化体験、撮影ができる【貳拾年華|椀芸埕】@台北

    椀芸埕は、日本統治時代の1920年代に建てられた街屋がリノベーションされたものである。1階にはハンドメイドの靴やバッグを扱うショップ「足下通」が入る。2階には旗袍(チャイナドレス)のレンタル、ヘアセット、アクセサリー貸与、撮影サービスを提供する「二零年華 salon 1920s」があり、1920年代に台湾で流行った文化体験ができる。 ここは、台北市の大稻埕エリアで展開されている歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクト「大藝埕|ArtYard」を構成する8つの建物のひとつでもある。 建物は、間口が狭く奥行きが深く、三進式の構成(3つの部屋とその間に中庭)、騎楼(アーケード)があるという街屋…

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  • リノベで復活した商業建築デザインのかっこよさ【睞時摂影空間】@台北

    睞時攝影空間が入る建物は、日本統治時代の1930年頃に建てられた都市型の近代商業建築で、リノベーションされ2023年にオープンした。これは、1927~1931年にかけて実施された「京町改築計画」に基づいて建てられた。当時は、2・3階が食堂、1階が東京堂鐘錶(時計)店だった。2020年に台北市の市定古蹟に登録されている。 現在は、撮影やレンタルスペースとして活用されていて、自然光を活かしたリビングや寝室、キッチンなど複数のセットがある。1階のピロティ空間にある小部屋は、当時の様子や地域の歴史を紹介する展示施設となっている。そして、このリノベは、2025年台北老屋新生大奨を受賞している。(訪問年月…

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  • 日本の寺院建築、日本家屋、レンガ造の融合【西本願寺廣場|台北市立文献館】@台北

    西本願寺廣場は、1912年から徐々に完成していった淨土真宗本願寺派の寺院の一部をリノベーションして2013年に公開された。当時は本堂、鐘楼、会館、輪番所などを備えた本願寺(京都)の別院のひとつであった。1975年に火災で本堂を含む主要な建物が焼失し、その後は跡地として保存され、2006年に残った鐘樓、樹心會館が市定古蹟に登録されている。 鐘楼や樹心会館、日本家屋の輪番所がリノベされて活用されていて、日本式の寺院建築とレンガ造の組み合わせも特徴的である。樹心会館は当時の寺院活動を紹介する展示や企画展示施設に、輪番所はカフェ(現在は休業中)にリノベされた。焼失した本堂部分は基壇部分が残され、その下…

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  • 近代建築をリノベした鉄道好きにはたまらない博物館【国立台湾博物館鉄道部園区】@台北

    国立台湾博物館鉄道部園区のもともとの建物は、日本統治時代の台湾総督府土木課技師だった森山松之助による設計で、1920年に全体が完成した旧台湾総督府鉄道部庁舎である。それがリノベーションされ、2020年にオープンした。戦後は台湾鉄路管理局の庁舎として使用されていたが、1990年に閉鎖され、 1992年には国定古蹟に指定されている。 約1.7haの園区内には、旧鉄道部庁舎のほか、食堂、八角楼、電気室、工務室、戦時作戦指揮センターなど、国定古蹟に指定された歴史的建造物が点在していて、それぞれ博物館機能やミュージアムショップ(書店)などにリノベされている。 展示内容は、台湾の鉄道発展の歴史や技術、社会…

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  • |2026新年の装い|おみやげ満載の台湾トラベルの定番スポット【林百貨店】@台南

    林百貨店は、日本統治時代の1932年に建てられた百貨店で、リノベーションされ2014年にオープンした。当時は「五層楼」と呼ばれ、台南市のモダンな象徴であったが、1945年に日本統治が終了した後、営業を停止し、長らく活用されていなかった。1998年には歴史的建築物に登録された。 建物はアール・デコ様式を基調としつつ、台湾伝統の装飾モチーフが随所に施されている。屋上には日本統治時代からの神社があるのも特徴である。 ここでは、台湾の特産品や、地元クリエイティブ人材や職人がつくった工芸品を販売するセレクトショップが盛りだくさんで楽しめる。(訪問年月:2019年12月、2025年2月、2026年1月) …

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  • 文学をテーマに7つの日本家屋がリノベされた【台湾文学基地】@台北

    台湾文学基地は、日本統治時代の1920~1940年代にかけて建てられた7棟の日式住宅(日本家屋)群をリノベーションし、台湾文学と歴史的建築を繋ぐ文化施設として、2021年に全面オープンした。 幸町職務官舍群と呼ばれるこのエリア(現在の泰安街、齊東街)は、日本統治時代の総督府の各職位の官僚の宿舎(日式住宅)が集積していた。戦後は、空軍司令官と副司令官の官邸(濟南路の2棟)、国民党の職員寮や台湾銀行行員の宿舎として使われた。1990年以降、取り壊しの危機にも瀕し、地域からのボットムアップでの保存活動が始まったエリアでもある。 北西の1棟は保存状態がよく当時の日式住宅の様子に再現された。その他の棟は…

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  • 個性的な手づくりお土産が豊富に揃う【民藝埕】@台北

    民藝埕は、清時代の街屋がリノベーションされ、個性的な手づくりクラフトや食器を扱うお土産ショップ、独立系書店、陶器工作室などが同居するマルチショップとして運営されている。 ここは、台北市の大稻埕エリアで展開されている歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクト「大藝埕|ArtYard」を構成する8つの建物のひとつ。その中でも、民藝埕は唯一台北市の歴史建築として、2005年に登録されている。 建物は、間口が狭く奥行きが深く、三進式の構成(3つの部屋とその間に中庭)、騎楼(アーケード)があるという街屋の伝統的なものである。(訪問年月:2025年9月、2026年1月) 建物のプロフィール 文化資産登…

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  • 通りからは想像できないしゃれた中庭があるレストラン【聯藝埕】@台北

    聯藝埕は、清時代から続く街屋がリノベーションされてレストラン「LE LABO」としてオープンしている。建物は、間口が狭く奥行きが深く、三進式の構成(3つの部屋とその間に中庭)、騎楼(アーケード)があるという街屋の伝統的なものである。 レストランの客席との間にある中庭は、通りからは想像できないくらいにかっこいい。その中庭にも客席があり、雰囲気がよいなかでの食事も楽しめる。 また、台北市の大稻埕エリアで展開されている歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクトで、大藝埕|ArtYardを構成する8つの建物のひとつでもある。(訪問年月:2026年1月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録な…

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  • 台湾大学農場の農機具室リノベとヴィンテージ農機具【稲香館】@台北

    稲香館は、国立台湾大学農場の農機具室および農作業室だったものが、リノベーションされた。この施設には、ヴィンテージものの農具や穀物・種子、台湾大学農場の歴史や農業研究の成果に関連する資料が展示されている。また、台湾薬草茶室や文化創意のグッズを扱うショップもある。(訪問年月:2026年1月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △稲香館の外観。 △エントランス部分。 △ビンテージものの農機具の展示。 MAP

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  • 清時代の街屋にクラファン使ったセレクトショップ【貝殻好室】@台北

    貝殻好室は、台北の観光地の迪化街にある清時代からある街屋がリノベされたものである。建設年は1850年代で、間口が狭く奥行きが深い敷地に、平屋の部屋(一進)、三階建て(二進)が建ち、部屋の間に採光と通風を確保する中庭(天井)を設けられる伝統的な街屋建築の形である。 2005年に台北市の歴史建築に登録され、2009年に一度大きなリノベがされていたが、2020年になって台北市の「老房子文化運動計画」に加えられ、再度リノベで現在の姿に生まれ変わっている。 いまの貝殻好室は、大稻埕(迪化街)にあるクラウドファンディングによるセレクトショップ、カフェ、デジタルショップとしてオープンしている。(訪問年月:2…

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  • 台湾の技術産業を発展させた偉人が近年まで暮らした日本家屋【李国鼎故居】@台北

    李国鼎故居は、日本統治時代の1935年に建てられた日式住宅(日本家屋)が、リノベーションされている。当時は、日本統治下での官舎だったが、1972年からは台湾の技術産業に大きく貢献した李国鼎(台湾経済奇跡の父とも評される)が、逝去する2001年まで住んでいた。2003年には、台北市の市定古蹟として登録されている。 この住宅には近年まで住まわれていたということもあり、李国鼎が暮らした当時の室内空間や家具、家財道具がそのまま保存・展示されている。(訪問年月:2026年1月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:李國鼎故居 文化資産分類:直轄市定古蹟 建物種類:宅第 指定登録年月:2003年1月 リ…

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  • 歴史資産を使った大学の教育・交流拠点【成功大学歴史文物館】@台南

    歴史文物館は、日本統治時代の末期に軍の倉庫だったものが、リノベーションされて2017年にオープンしている。 戦後は文学部の図書館や1976年以降は歴史文物館として運営されていたが、2016年になって、学際的な教育拠点、教員と学生とのコミュニケーションスペース、展示やイベント会場、集会などの多機能拠点として生まれ変わっている。(訪問年月:2026年1月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:登録なし リノベ設計:非公開 △歴史文物館の正面外観。 △歴史文物館の全体像。 △奥のキッチンからエントランス方向をみる。小屋組の様子もよく分かる。 △研究集会の直前の様子。奥のキッチンの方をみる。 MAP

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  • 台湾師範大学長が暮らした2階建て日本家屋【劉真校長故居(工事中)】@台北

    劉真校長故居は、日本統治時代の1920年代に建てられた日式住宅(日本家屋)で、リノベーション工事中である。当時は、日本統治下における官舎として使用されていた住宅であったが、台湾師範大学学の劉真が暮らした歴史もあり、2011年に台北市の市定古蹟に登録されている。 台湾で現存する木造二階建ての日式住宅ということもめずらしく、特徴的である。リノベ後は、学長が暮らした歴史に関する展示が設けられる予定である。(訪問年月:2026年1月) 建物のプロフィール 文化資産登録名称:福州街11號日式宿舍 文化資産分類:直轄市定古蹟 建物種類:宅第 指定登録年月:2011年11月 リノベ設計:胡宗雄建築師事務所 …

  • 多彩な空間と機能が混ざりあう複合クリエイティブ空間【新富町文化市場 U-mkt】@台北

    新富町文化市場(U-mkt)は、1935年に新富町食料品小売市場として開設された公設市場がリノベーションされた複合クリエイティブ施設として、2017年にオープンした。ここは大型商業施設の進出や周辺市場の影響により事業が停滞していたが、2006年には市指定古蹟に登録されていた。 この施設の中には、地域の文化や歴史を伝える展示ギャラリー、会議室、スタジオ/オフィス、飲食店、カフェ、ショップ、クッキングラボ、など多機能な施設が同居していて、クリエイティブな文創拠点となっている。建物そのものは、U字型をしており、その高い天井から差し込む光が、空間に明るい雰囲気をもつくり出している。敷地内には日式住宅(…

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