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【旅行記】ツイてない男の台湾旅2023 3日目―youbikeで行く台南郊外の史跡めぐり
3日目は「五分車」でおなじみ虎尾糖廠と、台南の奥座敷「関子嶺温泉」をめぐるつもりでした。前日の夜、ホテルで旧Twitterを覗いていると、驚愕の情報に出くわしました。なに、虎尾糖廠がまだ操業していないと?例年、虎尾の砂糖工場は12月10日ごろに操業を開始します。今年は少し遅めに始まるかもしれないという、衝撃的な情報でした。ただ、発信元があくまでも一個人のツイートにすぎないため、これが正確かどうかといわれたら疑...
★臺灣14🎵📖🥭🎦9/27ライブ配信アーカイブ😆 台湾を行脚するギターの伝道師大竹研さん(37:50)🎸 / HOT島嶼音楽季2023 (9/16)(3:27:25) / HOT島嶼音楽季2023(9/17)(3:33:05)📖🥭🎦😍(2023/09/2...
★臺灣1🎵🥭🥭🥭沖縄タイムス 2023年5月23日 旬な話 前黒島萌 他いろいろ😅💦🥭🥭🥭😍(2023/05/23 18:53) ★臺灣2🎵📖🍨🚃楊双子の鉄道旅×美食×百合小説『台湾漫遊鉄道のふたり』には、台湾ローカル美食があれこれ登場! 目次だ...
🎵📖🥭🎦8/30 17:00~17:30 ライブ配信 八得力樂團ライブ:音符で綴る台湾の美😍/NHKFM ★心を紡ぐコトバたち 8月27日(日)午後11:30放送 2023年9月4日(月) 午前1:00配信終了(聞き逃しサービス) 出演:小池真理子・村山由佳・千早...
🎵📖🥭🎦 「日本人にも悪い人がいる。過去の統治時代に台湾に対してひどいことをしたこともあったでしょう?」 /もし、台湾であの二人に会ってなかったら、中国語を勉強してなかったかも。動画100本記念の物語です。(8:42)/高雄の夜、イギリスのインフルエンサー「大豊」と...
🎵📖🥭🎦 “日本人”として動員された台湾の人々 元軍看護婦が屈辱を感じた瞬間/忘れることないイクサ 「平和の礎」名前読み上げ/台湾人が標的?米カリフォルニア銃乱射事件(台文中文字幕)(11:33)/霹靂国際マルティメディアのプロデューサー、西本有里さんが語る...
🎵📖🥭🎦【五輪】なぜ台湾はチャイニーズタイペイ?(台文中文字幕)(8:32)/阿里山在住・品川真紀さんとの対談:「阿里山ツォウ族の村から」(34:55)/台湾映画 陣頭-完整版!(2:02:39)/美食旅行-仙台露營の旅(4:31)📖🥭🎦😍(2023/0...
🎵📖🥭🎦おうちで楽しもう台湾の博物館 第6回 国立台湾文学館(10:28)/「小暑」入谷朝顔まつり・浅草寺のほおずき市/🎶ほおずき/さだまさし(4:14)/2023台北電影節|台北電影節頒獎典禮LIVE📖🥭🎦😍 - 花と音楽と沖縄と…(2023/07/...
🎵📖🥭🎦おうちで楽しもう台湾の博物館 第6回 国立台湾文学館(10:28)/「小暑」入谷朝顔まつり・浅草寺のほおずき市/🎶ほおずき/さだまさし(4:14)📖🥭🎦😍
🎵📖🥭🎦臺灣國際熱氣球嘉年華-Taiwan International Balloon Festival/台東で台湾国際バルーンフェス開幕 媽祖型バルーンが空に 夏の風物詩/【ライブ中継17:50 20:00】7/1 台湾最大の音楽賞 「第34回金曲賞」は台北小巨蛋...
🎵📖🥭🎦東京で台湾フェスティバル 台中の団体が伝統芸能披露 - フォーカス台湾/台湾フェスティバル™TOKYO2023📖🥭🎦😍
★🎵🥭🥭🥭沖縄タイムス 2023年5月23日 旬な話 前黒島萌 他いろいろ😅💦🥭🥭🥭😍(2023/05/23 18:53) ★🎵📖🍨🚃楊双子の鉄道旅×美食×百合小説『台湾漫遊鉄道のふたり』には、台湾ローカル美食があれこれ登場! 目次だけでも見てっ...
台東駅の裏側にある南王地区には、台湾原住民のひとつ・プユマ族が居住しています。たまたま台東駅を利用する機会があったので、なにか原住民ネタはないかと駅裏手に回ってみました。すると、細長い石柱が屹立しているではありませんか。周囲を柵で囲んでいる点からして、ただの石でないことは一目でわかりました。石柱の前に説明板があるので、ちょっと読んでみたいと思います。▲台湾先史時代の貴重な遺物「月形石柱」この石柱は「...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(4=完)―胃袋は大きな方が良い
静寂に包まれた花蓮駅の待合室で、4日目がはじまりました。これから夜行列車莒光号655次に乗車して台北に戻ります。深夜2時の到着を前に改札が行われ、ようやくホームに入れました。とはいえ、動画用の機材はバッテリー残量がほぼなく、列車到着シーンを収めてすぐ車内に入り、座席に腰掛けました。目次1 胃袋は大きなほうが良い(台北駅~万華~山佳駅~西門町~民権西路)2 まさかのイグジット・ロウ&超乱気流フライト(台北...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(3)―夜の花蓮駅で待ちぼうけ
目次1 朝の東台湾でも一期一会2 台東線途中下車の旅3 夜の花蓮駅で数時間の列車待ち朝の東台湾でも一期一会▲玉里の日本家屋3日目は玉里鎮の玉麒麟別荘から始まります。当初は客城橋付近でDR2700型を撮影しようと思っていましたが、予想以上に疲れが酷く、体と脳みそが早朝から働いてくれず、結局7時ごろに起床しました。フロントのオバチャンは就寝中らしく、鍵はフロントに置いておくよう書かれていました。書置きの通りにして...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(2)―台東で撮り&乗り鉄三昧
目次1 花蓮駅で機関車交換2 関山・徳高陸橋でDR2700形を撮影3 朝ごはん(池上)4 鹿野移民村5 台東駅6 DR2700形で玉里へ花蓮駅で機関車交換初日は瑞芳から莒光号606次に乗り込み、幕を閉じました。2日目の記録は花蓮駅から始まります。ずっとデッキに座りっぱなしで疲れに着かれた状態で花蓮駅ホームに降り、真っ先に先頭の電気機関車へと向かいます。先頭客車のデッキにいたせいか、他のレイルファンよりも一足先に撮影を始...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(6)―何もかもが変わった屏東線
動画用のSDXCカードを求めて、台鐵高雄駅にやってきました。ここから駅東側にあるPC街に出向き、そこでカードを探してみようと思います。目次1 説明しよう、高雄駅の東側には「電脳街」があるのだ!2 地下化された高雄駅3 枋寮行きを諦めて潮州駅を散策する4 屏東の旧阿猴神社をたずねて5 名古屋名物スガキヤで食べてみた6 新幹線での大ワープを思いつく説明しよう、高雄駅の東側には「電脳街」があるのだ!久しぶりの高雄駅...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(5)―朝の高雄で色々やってみる
いよいよ4日間の旅も後半に入りました。「11回目の台湾」シリーズ第5弾は、3日目朝の高雄から始まります。この日は高雄・屏東を中心に過ごし、最後は新幹線で大ワープのすえ台北郊外で一泊しました。目次1 文賓大飯店の朝食はお弁当!?2 第二桟橋のアート街に巨根あらわる3 高雄ライトレールの線路横を歩く4 旧高雄神社(高雄忠烈祠)では野犬に要注意!最悪襲われる5 高雄港でフェリーと電車を撮影する6 なかなか見つから...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(4)―5年ぶりの高雄で食い倒れ
2日目は午後もかっ飛ばします!斗六駅から乗り込んだ自強号でコンビニ弁当の昼食を済ませ、嘉義駅に降り立ちました。ここで列車を乗り換え、区間車で数駅先の南靖駅を目指します。何の意味もなく、田舎の小駅に降りるわけではありません。これから嘉義県水上郷にある、南靖糖廠という砂糖工場に向かいます。目次1 南靖糖廠でフィールドワーク~林鳳営駅へ2 橋頭糖廠の神社跡3 夜の西子湾駅で4 文賓大飯店の格安部屋は秘密基地...
【旅行記】2019年9月 10回目の台湾(3)―さよならバニラエア
気が付くともう最終日。三日目の朝は、新北市三重にある「ヘイベアーカプセルホテル」の一室で目覚めました。台湾を離れるのは17時頃ですが、搭乗手続きの関係上、この日の14時が台湾滞在のタイムリミットです。目次1 新荘地蔵庵で旧新荘神社の遺物を探す2 台北市内で荷物が重くなるまで買い出し(ただし20kg以内)3 インドネシア人街でナシゴレンの昼食4 最後の1時間は西門町で暇つぶし5 帰りたくないが・・・桃園空港に戻る...
【旅行記】2019年9月 10回目の台湾(2)―集集線乗りつぶしに成功
目覚めて驚きました。なにせ、充電していたと思っていたタブレットが、電池残量28パーセントだったのですから!しっかりコンセントに差し込んでいたにもかかわらず、全く充電されていません。どうやら、差し込んでいたコンセントからの給電が、途中で止められていたようです。おまけに昨晩まで飛び回っていたフリーWi-Fiも、いつの間にか止まっています。困ったなあ・・・。目次1 朝の盧山温泉もまた美し2 霧社の神社跡をめぐる3 ...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(4)―徒歩&自転車で台湾南部をめぐる
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。4日目は映画『KANO』で盛り上がる嘉義市から始まります。目次1 朝の嘉義市内をぶらり散策2 自転車で台南中心地をぶらり散策3 岡山神社跡の赤鳥居を見にいく4 高雄で台湾最後の夜を過ごす朝の嘉義市内をぶらり散策ホテルをチェックアウト後、まずは阿里山森林鉄道とその関連施設を見るため、市街地北部を目指して歩き始めました。「阿里山号」1次の回送列車を撮影後、嘉義車庫園...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(3)―糖鉄追っかけと日治の記憶
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。3日目は雲林県の虎尾から始まります。朝7時に起床した私は、サトウキビ運搬列車の出発時間を見越して早めに行動を始めました。事前に得た情報によると、一番列車は8時ごろに運転を始めるようなので、早々と朝食をとり、台糖馬公厝線沿いを西へと歩いていきます。ちなみに今回は朝食店でトーストを頼みましたが、急いでいたので写真にはおさめませんでした。急いでいたとはいえ、線...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(2)―通霄神社で深まる交流
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。2日目は客家人が多く住む苗栗から始まります。今回宿泊したホテルを出て、まず初めに旧苗栗神社を目指して歩き始めました。時計を見ると朝7時過ぎで、ちょうど学生の登校時間と重なっています。旧神社の近くには苗栗商業高校があり、学校を目指すジャージ・ブレザー姿の学生を多く目にしました。朝食を屋台で買ったり、自転車や徒歩で通学したり・・・高校生の日常を垣間見ることが...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 2日目(2)―阿宗麺線を食べに台北・西門町に行ってみた!
基隆市をにぎわせるラバーダックを無事に見終え、台北に戻ってきました。すでに13時を過ぎていますが、まだ昼食をとっていません。なにか美味しいものでも食べようかと思い、若者でにぎわう西門町に向かいました。目次1 西門町で阿宗麺線を食べる2 雨模様の万華を歩く3 台北市郊外の日本統治時代史跡をめぐる(円山水神社・六士先生の墓)西門町で阿宗麺線を食べる台北市を代表する繁華街・西門町にやってきました。日本統治時...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 2日目(1)―台鐵EMU100で基隆港のラバーダックを見に行く
台湾滞在2日目、1月12日の朝は清々しい大稲埕からはじまりました。目次1 街歩きのクセが裏目に出るとき2 台鐵EMU100形の臨時列車に乗る3 基隆を熱狂させるラバーダックを見に行く街歩きのクセが裏目に出るとき朝食をとり、7時半になる少し前にチェックアウトしました。これから台湾最古の電車、通称「英国婆」ことEMU100形の臨時列車で基隆に向かいます。ラバーダックが基隆港に展示されているのに合わせて、すでに引退状態のEM...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 1日目(2)―夜の台北で台湾らしさを感じよう
飛行機で台北に到着後、間もなくして日没が訪れました。台湾の夜といえば、道路やその両側を利用して設けられている「夜市」が有名です。今回は、寧夏路夜市(日本統治時代の蓬莱町一帯)の近くにあるCUホテル台北に宿泊しましたが、ホテルへと向かう前に、まず腹拵えすることに。とにかく魯肉飯が食べたかったので、台北捷運円山駅から歩いて数分の場所にある、「丸林魯肉飯」に足を運びました。目次1 自助餐システムの丸林魯肉飯で夕...
【旅行記】2013年3月 2回目の台湾はゼミ旅行(2=完)―自由行動は友人と台中遠征
台湾ツアー3日目は束縛のない自由行動、この時が来るのをずっと待っていました。私たちゼミ旅行一行はたしか、計8人で参加していたと記憶しています。3日目は二手に分かれて自由行動を過ごすことにしました。私が参加しない方はタクシーを使って台北市内へ、私は友人2人を連れて台北から離れ、高鐵を利用して台中を訪れることになりました。台中訪問と高鐵乗車は友人からのリクエストによるものです。この自由行動ではできる限り、...
【旅行記】2013年3月 2回目の台湾はゼミ旅行(1)―台北&九フンを王道観光
私にとって2度目の台湾訪問は2013年3月、大学のゼミ旅行のときでした。ゼミ仲間7~8人と一緒に行動するので、残念ながらパックツアー利用という形になりましたが、自由がきかない状況を逆に利用して、「行動が制限された中、どれだけ充実した旅にできる」か挑戦してみました。かなり自分本位な言い方になりましたが、もちろん友人に台湾を知ってもらうため、彼らに迷惑をかけないようにはするつもりです。前置きはそれくらいにして...
旧台湾神宮=円山大飯店(台北市中山区)―ホテルになった本島鎮守
明治以降の開拓地や旧外地には、その地域ごとに官弊大社クラスの大神社が建立されました。もちろん、台湾にも官幣大社は存在しました。それが台湾神社、のちの台湾神宮です。同神社は剣潭山の中腹に建立され、大国主命、大已貴命、少彦名命、北白川宮能久親王を祭神としていました。建立は明治33(1900)年9月18日の内務省告示第81号を通して発表され、翌10月20日に竣工、同27日には鎮座式が行われ、その翌日には例祭が執り行われ...
台北といえば、高層ビルや集合住宅が立ち並び、やたらゴチャゴチャした印象が強いものです。それは郊外に行っても変わりません。集合住宅が密集しすぎるあまり、薄暗くなった路地なんてそこら中にあります。そんな台北首都圏にも、自然と触れ合える景勝地が点在しています。今回はその一つ、新北市新店区にある「碧潭風景区」をめぐっていきます。目次1 台北駅から新店駅へのアクセス2 碧潭風景区3 新店老街今回の散策は台北メ...
以前、花蓮県で墓地に転用された神社「抜子社」を見てきました。宗教施設に転用された神社なら、台湾の至る所にありますが、さすがに墓地になった神社跡地は多くありません。今回は墓地に転用された神社跡を求め、台北市南郊にある新北市新店区を訪れました。こちらにある旧文山神社が空軍墓地「碧潭空軍烈士公墓」に転用されているのです。旧文山神社への入口は、大きく分けて二つあります。一つ目は精忠路(北側)から入るコース...
これが台湾式レトロだ!台北植物園&欽差行台&南門町三二三を散策
台湾の首都台北はいわば「ビルの林」です。そこら中に雑居ビルやら集合住宅やらが立ち並んで、場所によっては薄暗い所も少なくありません。そんな台北には本物の林だってちゃんとあります。南門に近い台北植物園には、林に包まれた散策路があるそうです。はたして、大都会の台北で本当に森林浴ができるのでしょうか?さっそく植物園に向かいました。目次1 小南門駅から植物園入口へ2 欽差行台3 台北植物園腊葉館4 早田文蔵顕彰...
今回は台湾の中心都市で首都・台北(たいほく)にある「二二八和平公園」の様子をお送りします。この公園は、日本統治時代に台北新公園という名で整備されましたが、のちに「二・二八事件」を記念して現名に改称されました。二・二八事件について終戦後、日本領台湾を占領する形で「中国国民党」による実行支配が始まりました。やがて、国共内戦に敗れた「中華民国」(≒中国国民党)は領土を喪失して台湾に落ちのび、日本が台湾の領有権...
台湾の政治・経済の中心地をぶらり散策(台北駅~総統府~東門)
台湾の首都にして政治・経済の中心地、台北市にやってきました。今回は台北駅の南側にある、二二八和平公園の方に行きたいと思います。はじめての台湾ということで、まずは台湾「基本のき」から見ていこうと思ったのです。同公園に行く場合、台北捷運の台大医院駅で降りると便利ですが、台北市内の雰囲気になれるため、徒歩で移動しました。台北駅から予備校が密集するエリアを進むと、やがてギリシャ建築を思わせる優美な建物が見...
後火車站懐旧広場の台鐵DR2052(台北市)―流線型モドキの魔改造車
台鐵台北駅の北側(裏側)には、大通り「市民大道」が東西に走っています。台北駅北口を出たのち、市民大道に沿って西に進むと、右手に太原路という路地が見えてきます。このあたりに「後火車懐旧広場」という名の小さな広場があり、流線型車両が保存されています。後火車すなわち後火車站というのは、日本語でいう「駅裏口」を指す言葉です。どんな形態で保存されているのか、その車両の正体が何か、さっそく調べてみました。説明板...
ディーゼル機関庫&吊橋跡(新北市瑞芳区)―猴硐に残る石炭輸送の名残
台湾北部、新北市瑞芳区にある侯硐地区へとやってきました。(侯の後ろの文字は「石偏に同」)基隆河沿いを進んでいると、ディーゼル機関車の車庫なる建物を見つけました。どうやら、侯硐駅前で保存されている加藤製DLがかつて収められていた機関庫のようです。建物の中を覗いてみたところ、何もないカラッポの状態でした。機関庫周辺の様子を見て回ろうとしたところ、菁桐からやってきたDR1000形区間車(普通)八堵行きが通過しました。...
山間の商店街「内店仔」(新北市瑞芳区)―炭鉱全盛期の面影残る
台湾北部、新北市瑞芳区にある侯硐へやってきました。(侯の後ろの文字は「石偏に同」)ここには猫を見るためにやってきましたが、数時間の滞在で多くの写真を撮ることができました。予想以上に訪問物件・写真の数が膨大なため、全て紹介しきるまでに時間がかかると思いますが、どうか長い目で見てやってください。今回取り上げるのは、石炭ラッシュの時代に栄えた商店街「内店仔」。宜蘭線沿いにある細い道の両側に家が立ち並んでいます...
猴硐駅前に眠る加藤製DL(新北市瑞芳区)―台湾における石炭産業の生き証人
猴硐神社から台鐵猴硐駅前に戻ってきました。駅前の駐車場には、加藤製作所製のディーゼル機関車が保存されています。小さなDLは水色に塗られており、ウッドデッキの上に鎮座中です。写真では隠れて見えませんが、DL背後のレールはグニャリと曲げられてモニュメントのようになっています。ディーゼル機関車この4気筒6Tディーゼル機関車はディーゼルエンジンより直接起動される。エンジン・ギアなどのパーツは日本から輸入、ラジエ...
台湾北部、新北市瑞芳区にある侯硐にやってきました。(侯or猴の後の文字は「石偏に同」)基隆河を渡り、猫村や侯硐駅のある場所から対岸へ渡ります。すると、猴硐神社と書かれた看板が見えてきました。神社・・・そう、日本統治時代に建てられた日本の神社の跡が侯硐に残っています。鳥居か石段が残っているのだろうと思い、早速行くことにしました。当初の予定では侯硐滞在は50分とし、この後福隆で弁当(便當)を買って食べる計画でし...
春の暖かな午後、台北市の二二八和平公園に立ち寄りました。平日ではありましたが、比較的多くの市民が散歩したり談笑したりと、思い思いの時間を過ごしています。ここで保存されている旧台湾護国神社の神馬は、前回(12年7月)に立ち寄った際にも確認していますが、記録には収めていませんでした。まず最初に、台湾護国神社から移設されたという神馬を見に行きます。▲パイナップルを頭に載せた、台湾護国神社の神馬大直にあった護国...
瑞三整炭工場遺構・運炭橋(新北市瑞芳区)―台湾版軍艦島というべき廃墟
台湾北部、新北市瑞芳区にある猴硐地区は、今でこそ猫村として有名な観光地化されていますが、かつては台湾屈指の産炭地域でした。現在でも当時の遺構が多く残り、その一部は観光施設として保存されています。今回は猴硐のランドマークともいえる、駅と坑道を結ぶ「運炭橋」を見に行きました。▲猫村から見た運炭橋民国50年(1960年代ごろ)の末から石炭の生産量が大幅に増加し、また部分の品位に格付けされた石炭の売れ行きが滞り、...
※高架化に伴い現存しません。台湾中部にある台中市の玄関口・台中駅にやってきました。日本統治時代に建設された古いレンガ造りの駅舎があることで有名ですが、裏口の駅舎もぜひ見ておいたほうが良いと思います。駅裏口は「後站」と呼ばれています。「後站」は日本家屋造りで、どことなく日本の私鉄駅を連想させます。屋根瓦はというと、沖縄県や台湾でよく見られる波型セメント瓦になっていました。台鉄の裏口駅舎となる前は、台湾糖...
横倒しの鳥居がある...台中公園の歴史遺産(初代台中神社跡・湖心亭)
今回お送りする台中公園は、台中駅の北側にある市民憩いの場で、内部には日治時代(日本統治時代)の史跡が多数残されています。1903(明治36)年に完成した公園で、当初は「中之島公園」と呼ばれていましたが、のちに「台中公園」を経て「中山公園」に改称されました。しかし、近年再び「台中公園」に「正名化」されています。中山はいうまでもなく孫文のことを指す単語で、「中山公園」若しくは蒋介石を指す「中正公園」の名は今でも多くの公園名に...
台湾中部、台中市中心部にある台中市政府(市役所)庁舎はかつての台中州庁を転用したものです。向かい側にはもと台中市役所だった建物も残されており、台中市を代表する歴史建築のひとつとして大切にされています。▲旧台中州庁台中州は1920(大正9)年に設置され、はじめ台中市・大屯郡・豊原・東勢郡・大甲郡・彰化郡・員林郡・北斗郡・南投郡・能高郡・竹山郡などが設置されました。その範囲は現在の台中市・彰化県・南投県に相当し...
台湾中部最大の都市・台中市にやってきました。今回は台中駅を起点に、駅から歩いて数分で行ける範囲にある日本統治時代の史跡、特色ある施設を中心に見て回りたいと思います。目次1 台中駅前の土産物店街2 時代に取り残されかけた旧栄町通り3 スイーツ店に生まれ変わった宮原眼科4 緑川を通って建国市場へ台中駅前の土産物店街まず初めに、駅前から台中港方面へと伸びる台湾大道(省道12号線)を西に進みます。省道12号線は台中...
【施設紹介】台鐵台中線 台中駅(台中市中区) ※地上駅時代のレトロ駅舎
台鉄台中駅は台湾中部の大都市・台中市の玄関口として賑わっています。それだけでなく、日本統治時代の1917(大正6)年に建設された赤レンガ駅舎が、今でも現役で使用されています。設計を手掛けたのは、新竹駅・基隆駅などの設計にも携わった松崎萬長(つむなが)。残念ながら、当時の基隆駅舎は現存しませんが、新竹駅舎と台中駅舎は今も現役で使用されており、大正ロマンを今に伝えています。今回台中駅に降り立ったのは午前10時頃...
旧台北州庁=監察院のレトロ建築が美しい!早朝の台湾中枢をぶらり散策
台湾に来ると思わず、早朝から行動したくなるものです。今回は友人を連れてのパックツアー参加という形ですが、だからといって何もしないわけにはいきません。限られた自由時間を活用しようと、睡眠時間を削って早起きしました。行天宮前のホテルを出てMRTに乗り、忠孝西路界隈に出たいと思います。善道寺駅を出て台北市中心部を進むと、やがて旧台北州庁が見えてきました。現在は監察院として使用されているレトロ建築です。ここ...
台北(たいほく)市中部、かつての台湾護国神社跡地に創建された「国民革命忠烈祠」を訪れました。忠烈祠には革命・抗日戦争・国共内戦で命を落とした「中華民国」関係者が祀られていますが、彼らは基本的に中国人(例外もあり)であり、第二次大戦で命を落とした台湾人日本兵に関しては、東京の靖国神社に合祀されていることを忘れてはいけません。ただし現在では、近年に公務等で殉職した人々(台湾人も含む)も祭祀対象に挙げられています...
九份(九フン/九分/九彬)は台湾北部・新北市瑞芳区にあり、ツアー旅行ではたいてい行程に組み込まれていることから「台湾観光のメッカ」ともいえる場所です。かつては金の採掘で栄え、現在でも当時建てられた日本家屋が残っています。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」で登場する食堂街のモデルになっているということで、台湾を訪れたことのない日本人でも知っている方は多いのではないでしょうか。その他にも、二二八事件を描いた台湾映...
旧汐止神社=忠順廟(新北市汐止区)―駅前に堂々そびえる大鳥居
台湾北部は新北市汐止区にある、旧「汐止(しおどめ)神社」の様子をお送りします。神社跡のある新北市汐止区は台北市南港区の東隣にあり、日本統治時代には台北州七星郡汐止街に属していました。「汐止」と呼ばれるようになったのは大正9(1920)年からのことで、それ以前は「水返脚」という地名でした。旧汐止神社は鳥居・石灯篭・狛犬など、遺構が数多く残されているだけでなく、台鉄縦貫線汐止駅の目の前にあるため、駅ホームから鳥居...
台北市中心部、南京東路・新生北路・林森北路・新生北路二段28巷に囲まれた場所にあるのが、市民憩いの場「林森公園」です。かつて「三橋町(みはしちょう)墓地」として日本人が葬られていましたが、戦後になり日本による台湾統治が終わったのち、国共内戦に敗れた国民党政府が本拠地を台湾へ移すと、中国本土から大量の中国人が台湾へと流入し、彼ら在台中国人によって大量のバラック小屋が建てられるようになりました。李登輝政権後半...