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宗像市内に名島城の遺構が移築されていると聞いて、さっそく見に行きました。市南西部、大穂地区にある「宗生寺」に現存しているそうです。大穂ってけっこう山奥じゃない...。目次1 宗生寺とは?2 総門として移築された名島城搦手門3 宗生寺境内をぶらり散策4 ご開帳は33年に2度だけ!馬頭観音堂宗生寺とは?宗生寺は禅宗(曹洞宗)に属しており、文明十五年(一四八三)に許斐城主の多賀出雲守隆忠の亡父の菩提を弔うために建...
宗像氏貞墓所・承福寺(宗像市上八)―湯川山登山口にある黒田官兵衛ゆかりの地
戦国時代の宗像地方を支配した宗像大宮司家は、氏貞の死によって断絶を迎えました。それから数百年を経た今もなお、宗像大宮司家の名残は市内各所に残っています。今回はその一つ、市北部上八(こうじょう)地区にある、宗像氏貞墓所をたずねました。▲宗像氏貞墓所入口国道495号から鐘崎に続く県道502号を右に折れ、ひたすら坂を上っていくと、右手にこんもりとした森が見えてきます。その入口には石柱が一基たち、目印になってい...
今回お送りする氏八幡神社は宗像市北西部、田島地区の小高い丘の上にあります。同神社は宗像氏ゆかりの菊姫を主祭神としており、1565年にときの宗像大宮司・氏貞によって創建された田島地区の氏神です。境内の老朽化のため、2003年に大規模な修繕工事が行われ、社殿の解体修復、狛犬の設置、参道の補修等がなされました。主祭神の菊姫は宗像氏の家督相続争いに巻き込まれ、「山田事件」で氏貞サイドによって殺害された人物ですが、...