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February 1997, Vatican City *世界で一番小さい国を体感する世界で一番小さい国は?幼い頃、クイズで良くこの問題を出し合っていたが、答えはイタリアのローマにあるバチカン市国だ。面積は0.44km2でディズニーランドより少し小さいくらいと言うとその大きさがイメージをしやすいのではないだろうか。観光の見所はサン・ピエトロ大聖堂とシスティナ礼拝堂だ。特にミケランジェロの「最後の審判」は壁と天井一面に描かれていて圧巻である。天井画の一部である「アダムの創造」は映画ETでもオマージュされていて必見なので、私も天井を見あげて必死にその絵を探した。美術館と礼拝堂を見終わるとサン・ピエ…
『ハリー・ポッター』シリーズに出会ったのは、賢者の石のハリーと同い年くらいの頃 でした。 子どもの頃からファンタジーが大好きだったわたしは、毎日のように物語や漫画を読み ふけっていました。 『ハリー・ポッター』に出会ったきっかけは、当時大好きだった漫画、立川恵先生作 『夢幻伝説タカマガハラ』の柱に、作者が最近読んだ本として挙げられていたことです。 まだ世間ではそれほど有名な作品ではありませんで…
わたしの親しい友人たちはわたしのことを 「マンガの主人公みたい」 と話すことがあります。 ひとから見れば夢物語のような体験も、わたしにとっては毎日の積み重ねです。 それでも、これまでのわたしの生活のお話が、誰かの一助になれば わたしも少し幸せになれる気がしたので、この機会に筆を執ることにしました。 また、ブログだけでなく、ご質問などがあれば何かの形でお応えできればいいなと 考えており…
映画『ハリー・ポッター』シリーズでは、重要なキャラクターの募集にはオーディションが ありました。 その門戸は広く開かれており、わたしの友人もオーディションに参加していました。 アジア人であり、英語力も乏しければ演技経験もないわたしには夢のまた夢の話題でしたが 映画シリーズにはエキストラ募集のお知らせがありました。 その条件は1点のみ。 「イギリス在住であること」 国籍、性別、年齢は一切問わ…
手っ取り早くハリー・ポッターに携わるには、イギリスに移り住むことと考えたわたしは、 早速家族に伝えました。 流石に中学生1人を長期間海外へ送り出すことはできないと反対されましたが、高校生に なれば実現可能ではないかと提案され、次のような方向で進学先を探すことにしました。 ・イギリスの提携校に留学できる日本の高校に進学する(留年あり) ・イギリスの提携校に留学できる日本の高校に進学する(留年な…
今日は、高校受験についてお話します。 わたしが目指した高校の制度は、2年次の1年間イギリスの現地校に通い、帰国後はそのまま 進級することになっていました。 留学生は基本的には英語科に所属するようで、入試の段階で英語科の留学生枠を志望して 受験しました。 試験内容は、一般の受験生と同じ筆記試験の他に、英語面接、保護者面接がありました。 ちなみに留学生の筆記試験は、一般の受験生とは別室で行われ、…
今日は前回に引き続き、高校受験についてお話します。 英語科の留学生枠を志望したわたしは、一般の入試に加えて、本人の英語面接と保護者面接 を受けることになりました。 保護者面接の面接官は校長と英語科担任の2名で、30分程度の個人面接だったようです。 (わたしは同席せず、父のみが面接に臨みました。) 主な内容は、子どもが1年間親元を離れることになるが大丈夫そうかと、経済的に問題ないか の2点だった…
皆さんお察しの通り、わたしは無事に留学生として合格することができたのですが、受験 当時のわたしからは知りえなかったことがありました。 1.合格者は1名のみだったこと 実はこの試験による合格者は1名だったようです。 わたしが入学した年は、実際に留学することができる定員自体はもう少し余裕があり ましたので、入学後に希望すれば別途試験に合格することで留学生になれたようです。 2.父が…
今回は、高校受験までにわたしが実践していた英語の勉強方法についてお話しします。 特別勉強をしていたという意識は無いのですが、学校の宿題以外に取り組んでいたことを 記載します。 1.英語の教科書を音読すること 中学校の教科書は基礎中の基礎ですが、必要なことが全て記載されているので、何度も 繰り返し声に出して読みました。 家族に聞かれるのが恥ずかしかったので、入浴後ドライヤー中に教科…
留学生として合格し、高校に入学したわたしですが、入学してからも留学に関する手続きは 山ほどありました。 留学をサポートしてくれる団体の方が度々学校に来ては説明を聞いたり、面接に近い面談、 ビザ取得に必要な書類の準備や、英語力を証明する試験の受験などです。 書類はホストファミリー向けの自己紹介に近いものから、家庭の経済状況を示すための通帳 のコピーまで幅広く、わたしだけでは準備できないものの方…
高校2年次の4月から留学を予定していたわたしにとって、高校1年生である時間は長いようで 留学準備、帰国後の進学を見据えた受験準備としてはあまり余裕はありませんでした。 留学準備としてわたしが行ったことは次の通りです。 1.英検2級に合格すること 英語力アップには勿論、わたしは帰国後は日本の大学進学を考えており、かつ推薦入試を 検討していたため、評価に関係するであろう英検は、受験時期が限ら…
直近の記事では、実際に留学前にしてきたことをお話ししましたが、今回は「後になってみて していたら良かったなと思ったこと」をお話ししたいと思います。 1.進学希望の大学は名前や学部だけではなく、教授の専門まで見ること これは留学する・しないに関わらず、受験生に考えてほしいなと思うことです。 学部や学科によってその分野の一般的な知識を学ぶことはできますが、より専門性を問う 内容を学び…
渡英の少し前、イギリスの提携校から短期留学生が来るのでホームステイの受入先を募集 すると学校から案内がありました。 数か月後には自分自身が体験することになるので、自分が歓迎する側になることに興味が あり、家族にも了承してもらい、いざ、ホストファミリーになることになりました。 ある日学校から帰ると、一通の手紙がわたし宛に届いていました。 宛名は幼稚園児が書いたようなつたない筆跡で、差出人に心当…
出発当日は、同時期にイギリス留学を控えた別の生徒と空港までも電車で一緒に行くことに なっていました。 (一緒に行こうね!と約束していたのではなく、留学を支援する機関側からの指示です。) わたしは大きなスーツケースを持っていなかったので、親戚に借りて1年使わせてもらいま した。 空港まで宅配便で送ってくれるサービスがあるのを知ったのはこの頃です。 手ぶらで安全に行けるので便利だなと思いましたが、…
飛行機は直行便だったので、乗ってさえしまえば、見送られた後、到着先でお迎えがあり 安全な旅だったと思います。 わたしは初海外だったので、ドキドキというよりは、何をどうしたら良いか勝手が分から ず終始不安に思っていました。 例えば、「出入国カード」という、飛行機の中で記入する紙があるのですが、その存在さえ 知らずにいたので、周りの人の見様見真似で事なきを得たことを今でも覚えています。 また、入国…
ホストファミリーの家に着いたのは、夜7時頃だったと思います。 プールがあり、穏やかで賢いゴールデンレトリバーがいて、その犬が元気に走り回れる 広いお庭があって……これから始まる生活に心が躍りました。 その日は予定という予定もなく、夜ご飯の後は自室で休みました。 ところが、素敵なお家に受け入れられ、安心した半面、早速カルチャーショックを受ける ことがあり、夕食前にわたしは泣いてしまいました。 …
June 1996, Isle of Skye, UK *何もない場所スコットランドの北部はハイランド地方と呼ばれ、名前からもファンタジーっぽい雰囲気が漂っている。ハリーポッターなどファンタジー映画の舞台にもなっていて、荒々しい山々や湖など神秘的な景観が広がっている。そのハイランド地方にスカイ島という島がある。空の島と訳してしまいそうだが、綴りはSkyではなく古代語に由来をするSkyeであり、雲の島、又は翼の島と言われている。私はイギリス学部留学中の夏休みに湖水地方とスコットランドを巡る旅をしていた時、インヴァネスでネス湖を見た後にスカイ島を訪れた。結論から言うとスカイ島には何も無い。荒々しい…
悪い子ってわけじゃないからなぁ…と気持ちに蓋をしていたけど日が経つにつれ思うのは私、マカオ人コースメイトK🇲🇴のこと苦手だわK🇲🇴とのエピソードはこちらから↓…
私の大学院は今週が終わったら2週間のイースターホリデーとなり、それが終わったら1週間だけ授業、そしてその後2週間ほどのテスト・課題提出期間に突入します。それが…
今日おすすめの投稿ネタにこれがあがってきて もはや私にはマカオ人コースメイトK🇲🇴しか浮かんでこなかった 『イギリス大学院 コースメイトの謎マウンテ…
趣味のベリーダンスの教室仲間のうちの1人Zが最近結婚して、今は結婚式の準備に大忙しです。彼女Zは南アジア系で普段そんなにお化粧してなくても、ばっさばさくるんで…
私はイギリス北部(ヨークシャー)でベリーダンスをしています。話的にはたぶんロンドンではない、ってところもみそかもしれません。こちらでやるベリーダンスは日本で習…
イギリス旅行記:ピーターラビットの絵本に登場するコテージに泊まった話
June 1996, Lake District, UK *ピーターラビットの絵本に登場するコテージに泊まった話湖水地方と言えば、ピーターラビットが有名だ。ニアソーリー村で作者のビアトリクス・ポターが住んでいたHillTopは聖地であり、多くの観光客が訪れている。街には絵本に登場する場所がそのままの姿で残っており、ポターがこの街で創作活動をしていたのが実感として感じられた。ニアソーリー村で一泊したが、せっかくならピーターラビットに縁があるところに泊まろうと思い、「子猫のトムのおはなし」に描かれているB&Bに泊まった。部屋の内装もヒーターラビットの壁紙になっていて、ピーターラビットが好きな人には…
イギリス旅行記:旅する季節の重要性~湖水地方の緑の丘や湖が最も美しい季節
June 1996, Lake District, UK *旅する季節の重要性~湖水地方の緑の丘や湖が最も美しい季節イギリスの田舎と言えば、緑の丘で羊が放牧されている風景をイメージする人が多いのではないだろうか。正にそのイメージ通りの風景が見える場所がある。それはイギリス中部にある湖水地方だ。私は学部留学中の6月に湖水地方を訪れた。この時は学生で時間もあったので、1週間程かけて湖水地方の街を歩いて回ることにした。ジューンブライドという言葉があるように、イギリスの6月は気候も良く、ハイキングをするにはとても気持ちが良い季節だった。ウィンダミア、グラスミア、アンブルサイド、ニアソーリー、ボウネスを…
March 1998, Phi Phi Island, Thailand *メジャーになる前のピーピー島を訪れた話今から25年以上前になるが、私は大学の卒業旅行でタイのバンコク、チェンマイ、プーケットを訪れた。都市、山、海と街ごとに全く趣が異なり、盛り沢山の旅だった。プーケットは海が美しくリゾート地として有名である。しかし、そこからもう一歩足を伸ばすと更に美しい場所がある。ピーピー島だ。ピーピー島はプーケットから船で2時間のところにあり、レオナルド・ディカプリオ出演の映画「ビーチ」の舞台にもなった島だ。プーケットも美しかったが、訪れてみるとまさに秘境、楽園という言葉が相応しかった。当時はまだ映…
March 1998, Chiang mai, Thailand *象を触るとどのような感触がするのか?象は昔から子供に人気の動物だ。我が子も小さい頃は動物園で象を見て喜んでいたのを思い出す。象を見たことがある人は大勢いるが、触ったことがある人はそれ程多くないのではないだろうか。私は大学の卒業旅行でタイのチェンマイを訪れた。チェンマイはエレファントライドが人気で、私も山道を象に乗ってトレッキングをした。間近で見る象はとても大きく見え、乗ってみると想像以上に高くて最初は少し怖かった。ガイドさんが注意事項で「象の耳にイヤホンを入れないでください」と言っていて最初意味がわからなかったが、以前に旅行者…
February 1997, Venezia, Italy *カフェ巡りで世界最古のカフェを訪れた話私の住む街は田舎だが最近は海岸沿いに小洒落たカフェが増えてきた。意中のお店を目当てに街を訪れる人も多いようで、カフェ巡りも旅の楽しみの一つだろう。さて、世界最古のカフェが何処かご存知だろうか?それはイタリアのヴェネツィアのサンマルコ広場にあるカフェ・フローリアンである。1720年創業でルネサンス期の芸術家や作家なども通っていたようだ。私はイギリス学部留学中の春休みに一人旅でヴェネツィアを訪れた。カフェ・フローリアンは高級で少し敷居が高かったが、せっかくなので勇気を出して行くことにした。外観からは…
November 2024, Tokyo, Japan *古い友人との関係に思う人生と小説の類似点勤務先の会社が2年に一度、東京のビッグサイトの展示会に出展をしているので、私は営業ではないが毎回土曜日を使って視察に訪れている。せっかく東京に行くので展示会を視察した後、美術館などにも立ち寄り、夜は友人と飲み会をして帰ってくるのがお決まりのパターンだ。昨年はチームラボプラネッツ豊洲を訪れたが、ほぼ外国人観光客ばかりで驚いた。最近はやりのイマーシブ(没入型)というもので確かにインスタ映えして綺麗だったが、アートもデジダルな時代になったんだなと感じ少し複雑な気持ちになった。その後は学生時代の友人達と会…
エストニア旅行記:目的地を訪れるだけではなく時代を旅するという視点
August 1996, Tallin, Estonia *目的地を訪れるだけではなく時代を旅するという視点私がエストニアを訪れたのは1996年なのでもう20年以上も前のことだ。イギリス大学留学中の夏休みに北欧を旅した時、フィンランドからフェリーでエストニアの首都タリンヘのOne day tripで訪れた。当時、バルト三国であるエストニアはソビエト連邦から独立して間もない時期でまだまだ貧しくとても暗い印象だった。街角には地面に物を並べただけの露店も多く並び、違法なコピーCD等の怪しい品物が普通に売られていた。あれから時が経ち、今では日本よりも遥かに進んだ世界有数のIT先進国となっていて、私の友…
April 2024, Kagoshima, Japan *火山灰で埋もれた神社桜島は実は交通のアクセスがとても良い。鹿児島市の中心にある鹿児島港からフェリーでわずか15分だ。だから、他の市から車で桜島港に行き、そこに車を置いてフェリーで鹿児島市内に遊びに行く人も多いらしい。私も鹿児島市内での仕事が終わった後、次の目的地に向かうために桜島を通って行くことにした。行くまでは勝手に小さな島のイメージを持っていたが、実は桜島は大きい。島の周囲は52kmもあるので、着いてみると島という感じが全くしなかった。桜島は頻繁に噴火をしている印象だが、民家や店もありそこには火山と共に住む人々の日常があった。途中…
April 2024, Kagoshima, Japan *桜島と共に生きる街勤務先の会社の支店が鹿児島にあるため採用の関係で年に2回ほど鹿児島を訪れている。名古屋からだと飛行機なら1時間半で行くことができて便数も一日4便あるため、意外にも遠くて近い場所というのが私の感覚だ。鹿児島と言うと西郷隆盛や黒豚など思い浮かぶが、やはり何と言っても桜島ではないかと思う。これは見所というよりは鹿児島県人にとっての影響という点が大きい。鹿児島の社員と話をすると、天気予報で火山灰の予報があったり、火山灰用のゴミ捨て袋があるなど、鹿児島県以外の人だと驚く内容だが、そこに住む人たちにとってはそれが日々の日常なのだ…
November 2014, Niagara falls, USA *間近で見たナイアガラの大瀑布の迫力初めてのアメリカ出張の出発日はハワイの社員旅行から帰ってきた翌々日だった。太平洋の真ん中から日本に戻り、とんぼ帰りでまた太平洋を飛び越えることになるので、ハワイにもう一泊してそこからアメリカに迎えば効率的だが、他の人の手前もあるのでそうはいかない。11月初旬だったが出張先のデトロイトは雪が降っており、常夏の島から一気に極寒の地に来たように感じた。仕事ではデトロイトから車で片道5時間くらいかけてカナダのお客様を訪問した。その帰り道に少しだけナイアガラの滝を訪れることが出来た。社会の時間にナイア…
November 2014, Honolulu, Hawaii, USA *記憶と場所の強い結びつき私は家族が大好きだ。幸いなことに夫婦仲も子供との関係も良好である。何とも幸せなことで妻や子供には感謝しかない。だから、家族旅行も楽しい思い出ばかりだ。そして、ハワイを初めて訪れたのは家族旅行だった。ホテル、レストラン、ショッピングモールなど色々な場所にその時の思い出が残っている。写真の木の椅子はホノルルのショッピングモールの中に何気なく置いてあるベンチである。形がユニークだったので家族でベンチに座って記念写真を撮影した場所だ。その翌年、社員旅行で再度ハワイを訪れた時にも変わらずに同じ場所にあった…
November 2014, Honolulu, Hawaii, USA *社員旅行のスキマ時間に目一杯観光をした話ハワイは日本人にとって定番の観光地だ。私も家族旅行と社員旅行で2度訪れた。社員旅行は私が企画から全て取り仕切ったのだが、前年に家族旅行で訪れた時の経験が非常に役に立った。自分の好きなように企画できたので、家族旅行の時の経験も含めてやりたい事を全て詰め込んだ。3泊5日の日程だったが、日立の樹のモアナルアガーデンからジュラシックパークのロケ地巡り、プライベートビーチでのアクティビティからクルーズ船でのディナーまで盛り沢山の企画だった。但し、集合イベント以外は基本自由行動としたので、イ…
July 2004, MBA Graduation Ceremony, UK *旅や世界をもっと彩り鮮やかなものにするために旅ブログを始めて1年半以上が経過した。1週間に1本だけの執筆だが、自分にしては続いている方だと思う。まだまだ書きたいこともあるので、これからも継続をしていけるようにしたい。さて、今はSNSやブログで旅の情報が溢れている。フォロワーが多い人の投稿は観光地の最新情報等が詳しく書かれていて、旅行をする人にはとても便利で有益な情報源だろう。ただ、それを見ていてふと不思議な違和感を感じた。少し考えてみると、その理由はそれらの情報はガイドブックやサイトに既に書いてあることであり、そこ…
エジプト旅行記:旅の絵葉書の想い出~年賀状じまいについて思うこと
October 2003, Aswan, Egypt *旅の絵葉書の想い出~年賀状じまいについて思うこと年賀状じまいが増えてきた。SNSが発達したとかECOとか色々と最もらしい理由付けはあるが、本音では面倒くさいからではないかと思う。個人の問題なので自由にすれば良いと思うが、別の視点でそれが先々良いことかどうかは少し思うところがある。本来は年賀状を辞めることと時候の挨拶を辞めることは同義では無いが、これが混同をしているように感じて危機感を感じる。古代の哲学者のアリストテレス曰く、人間は社会的な動物である。良くも悪くも人との繋がりは、健全な精神を保つためにも必要だと私も思う。そして、その繋がりに…
August 1996, Trollstigen, Norway *妖精の国に迷い込んだ話私はイギリス留学中に北欧を旅したが、その時に感じたのは空が低いということだ。正確に言うと雲の高度が低く感じたのだ。調べてみるとそれは気のせいではなく、気象学的にも理由があるようだった。雲は大気の流れのある対流圏に出来るが、赤道など暑いところでは上昇気流によりその境界面が高くなり、緯度が北になるほど気温は低くなるのでその高度が下がる。その高度は赤道近くでは14km程なのに対して極地域では8kmとの事。つまり雲が浮かんでいる場所がそれだけ低くなるのだ。特にフィヨルドなどの山の高いところをバスで走っているとそれ…
雑記:旅の金魚鉢理論について ~ MBA旅ブロガーの見た世界
July 2004,London, UK *旅の金魚鉢理論について今年のクリスマスはインフルエンザに感染したので、自室で隔離して過ごした。残念だが時間もあったので書棚の本を漁っていたら昔に買った旅と名言の本を見つけて読んでいた。想像力で旅をするには最適な本である。本を読みながら改めて考えたことを書いてみようと思う。旅には様々な形がある。私の好きな沢木耕太郎も講演会で「旅の形に上下は無くてどの旅にも価値がある」と言っていた。私もその通りだと思う。ただ、それでも旅の仕方により旅先の理解の「解像度」は色々と変わってくるように私は思う。私は勝手に『金魚鉢理論』と名付けているが、例えば旅行ツアーや最近流…
今日は今学期最後の出席日でした。ちなみに今学期の私の大学院の授業スケジュールはこんな感じ。結構スカスカじゃないですか?学校と、専攻のモジュールによると思います…
最近最初の学期が終わりまして(課題提出はまだ)昔じゃなくて地味に今留学してよかったなって思ったことを備忘録的に書いてみようと思います※多分に個人の感想&学校に…
ダブリンで絶対に見たかったトリニティカレッジと 『アイルランド旅行①』イギリスからだとヨーロッパ圏はお得なフライトがたくさんある。ということで行ってきましたア…
激安Aldiと庶民なスーパーASDAでクリスマス前に野菜が大安売りされてると聞いていたので行ってきました。こちらの6商品8p(約16円)ですつまり芋2kg 1…
ネットミームからもイギリス文化とかいきた英語が学べるかなーと思ってちょこちょこBritish memesって書いてる投稿見てたら、アルゴリズムがさてはあなたイ…
August 1996, Rovaniemi, Finland *本物のサンタクロースに会った話私は本物のサンタクロースに会ったことがある。証拠の写真もあるのでこれは間違いない事実である。子供の頃、我が家ではクリスマスは玩具屋で両親から玩具を買ってもらえる日だった。クリスマスプレゼントをくれるのはサンタクロースではなく両親。小学校にあがる前だったが、これが私が幼い頃に学んだことだった。サンタクロースがいる・いないで盛り上がるようなメルヘンチックな思い出は、残念ながら私にはなかった。しかし、父親はサンタクロースがいることを証明したかったのだろう。何を思ったのか北欧から「サンタクロースの手紙」を取…
August 1996, Glacier, Norway *氷河の氷は何色なのか?私達が日常生活で見る氷は無色透明なものが多い。だから、子供の頃は水族館などにある作り物の水色の氷を見て、何て嘘っぽい氷だろうと私は感じていた。しかし、あれは私が無知だったのだ。北欧を回る旅をした時、ノルウェーで氷河を訪れた。そして、その氷河を見て私は驚いた。氷河の氷は水族館で見た作り物の氷と同じで水色だったのだ。氷河の氷の水色はグレイシャーブルーと言われているらしい。空気を多く含む氷は光を乱反射して白く見える。しかし、氷河は雪が長い年月をかけて圧縮されて氷になるため、その氷は空気などが無く透明度が高い。純粋な氷は…
ノルウェー旅行記:北極圏にかかる虹~キャンプツアーで北極圏を目指す20歳の大冒険
: August 1996, Arctic Circle, Norway *北極圏にかかる虹~キャンプツアーで北極圏を目指す20歳の大冒険旅をする上では、「○○で一番」とか「最果ての地」という響きには何となく惹かれるものがあるのではないだろうか。私は20歳の時、30日間で北欧をキャンプで回る多国籍のアドベンチャーツアーに参加をしたが、その謳い文句の中に「北極圏を目指す旅」というのはとても魅力的なワードだった。北極圏とは北緯66度33分よりも北の地域を指し、多くの人が北極でイメージする北極海とは異なる。ツアーではノルウェーをバスで北上し最終的にはヨーロッパ最北端、北緯71度10分のノールカップま…
ノルウェー旅行記:ノルウェーはホテルよりもキャンプがオススメ~ガイランゲルフィヨルドでキャンプをした話
August 1996, Geiranger Fjord, Norway *ノルウェーはホテルよりもキャンプがオススメ~ガイランゲルフィヨルドでキャンプをした話ノルウェーを旅した時、ノルウェーは街よりも自然の方が魅力的だと感じた。イギリス学部留学中の夏休み、私は北欧をキャンプで回るアドベンチャーツアーに参加をした。ツアーパンフレットで見たガイランゲルフィヨルドがあまりに美しかったので、元々は中央ヨーロッパを旅するつもりだった予定を変更して北欧を旅することにしたのだ。フィヨルドは氷河による侵食で形成された地形で、社会の時間に名前は習ったが授業の時はどんな所かあまり想像もしていなかった。受験勉強の…
チェコ旅行記:プラハの天文時計を訪れる多くの観光客を見て感じた平和な一時
April 2003, Prague, Czech *プラハの天文時計を訪れる多くの観光客を見て感じた平和な一時チェコのプラハは私が最も訪れたいと思っていた街の一つである。中世ヨーロッパに憧れがある私としては、プラハは中世の美しい街並みが保存されていることから是非訪れたいと思っていた。現在はチェコ共和国となっているが昔はチェコスロバキア共和国だった。私は1992年の夏にアメリカに語学研修に行ったのだが、そこにはチェコスロバキアからの学生も多く来ていた。そして、その翌年の1993年1月にチェコとスロバキアが分離をした。そのことが彼ら彼女らにとって良いことか悪いことかはわからないが、そこで出会った…
July 2004, London, UK *イギリスは琥珀色で常温のビールが美味しい私はお酒は強い方だと思う。特にビールが好きで今でも毎晩飲んでる。日本でビールと言えば、色は黄金色でキンキンに冷えたイメージだがイギリスではそうではない。色は琥珀色で温度も常温なのだ。でもそれが美味しくて、今でも懐かしく感じる時がある。 日本のビールはラガーという種類であるのに対して、イギリスではビターが一般的だ。アルコール度数も7度とラガーよりも高く、適温も13度と常温に近い。PUBではカウンターでA pint of bitter, please.と言うと0.5Lのグラスにその店でお勧めのビタービールを注いで…
ランチやディナーにオススメ!北ロンドンのMetro Italia Mill Hill
日本人駐在員さんも多く訪れる、北ロンドンでおいしいイタリアンを食べたい時にオススメなのがMetro Italia Mill Hill。ゴルフ場もあるし大学のキャンバスもあればラグビーのSaracensのホームスタジアムもある、北ロンドンの憩いの場にレストランはあります。新鮮な食材とおいしいビールやワインを楽しみましょう