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日本語の面白い語源・由来(ひ-⑫)引っ張りだこ・百姓・ビリ・雛人形・ピンポン・ひもじい・雹
日本語の語源には面白いものがたくさんあります。前に「国語辞典を読む楽しみ」という記事を書きましたが、語源を知ることは日本語を深く知る手掛かりにもなりますので、ぜひ気楽に楽しんでお読みください。以前にも散発的に「日本語の面白い語源・由来」の記
江戸幕府の第三代将軍となった徳川家光(1604-1651年)の政治姿勢を眺めると、 少なからず「上から目線」であることに気が付きます。 家光の祖父である初代将軍・家康(1543-1616年)も、また父である二代将軍・ 秀忠(1579-1632年)も、かつては諸大名らと共に...
随分と昔の映画の中にこんなセリフがあったことをヒョッコリ思い出した。正義漢VS悪漢の対決という、お約束通りの「西部劇」の中で、正義漢が悪漢に向かってこんな言葉を吐いていたのだ。~世の中には二種類の人間がいる。 (建物に)ドアから入るヤツと(お前のように)窓
「百姓」と言えば、現在は農民を意味します。その「百姓」の語源は、百(=沢山)の姓、すなわち「天下万民・民衆一般」を指す語であったとのことです。則ち全ての人達という意味だったのです。 この事は、歴史的な意味だけではなく、現代社会にも非常に示唆に富んだ意味があるように思えます。 江戸時代の百姓の割合は全人口の8割以上だったといいます。そして、農民以外の人々も農業に携わっていた人が多かったようです。・...
出勤の際に地下鉄の駅までやってきたら、後ろから友人のTくんが猛ダッシュでやってきた。彼は、電車がきているというような意味のことを言いながら、私を追い抜いて去っていった。私と彼の目的地はいっしょだったので、私は彼を追いかけて、ホームに向かって猛ダッシュした。 階段を駆けおりてホームに向かっていたとき、ちょうど列車がホームに入ってきた。車掌の「百姓! 百姓!」という声が響き渡り、私はその列車の行き先が「百姓」という駅であると初めて知った。 Tくんは、やってきた列車に迷いなく乗り込んだ。私もドアの前までやってきたが、このタイミングで私は急に正気に戻り、真顔で車両をみつめながらホームで立ち尽くした。私…