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古代スラヴ語族は、コーカサス地方を北上し、黒海北岸一帯を陣取って領域を拡大していった。 しかし、遊牧騎馬民族に侵略されて、東、西、南という3つのグループに分かれた。 汎スラヴ主義者は、一つのスラヴに戻れると狂信的思想を持つがそれは絶対に無理。
世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統 (ちくま文庫) 作者:岡田 英弘 筑摩書房 Amazon 「韃靼人の踊り」(原曲名「ポロヴェツ人の踊り」)は、帝政ロシアの作曲家ボロディンのオペラ「イーゴリ公」の中の曲で、哀調を帯びた美しい旋律はテレビCMでもなじみ深い。 この曲名だが、「世界史の誕生 モンゴルの発展と伝統」(岡田英弘/ちくま文庫)によれば、「ポロヴェツ人」を「韃靼人」と訳したのは誤りだという。 ポロヴェツ人とはチュルク系遊牧民のキプチャク人(クマン人とも呼ばれた)のことで、タタール人(トルコ語を話すイスラム教徒のモンゴル人)を指す「韃靼人」ではないという。 キプチャク人は11世紀から13世…