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ローマを戦争勝利に導いたヴァンダル族は、ローマの協力者としてダキアの西半分と現在のハンガリーが領地として保障された。 それに加えて、ローマの市民権を望む者にはそれに見合う教育を受ける条件で移住が認められるなど、ローマと共に歩むようになった。
歴史的には敵対していた時の方が目立つスラヴのヴァンダル族とゲルマンのゴート族。ですが、マルコマンニ戦争では同盟していた。 因みに、ゴート族にもヴァンダル族にも複数の部族・国家名称があるけれど、住んだ地域によって名前が違っていくのは珍しくない。
マルコマンニ戦争は、第6次戦争パルティア戦争に連動しているであろう。 パルティアからの要請で、イラン系遊牧騎馬民族集団(サルマタイ)を率いたアラン族と共にヴァンダル族がローマ属州ダキアに侵攻した。 このことがマルコマンニ戦争を誘発した。