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Bourgogne Aligote 2020(Robert Chevillon)
ブルゴーニュ アリゴテ(ロベール シュヴィヨン)何が自然派ワインか?というのは一括りにはできないですし、自分自身の考えも纏まらないのですが、自然派ワインに対して思うことは、揮発酸でキマッてるワインやリリースからヴィネガー化していて、(梅昆布オカカ系の香りは可愛いもの)時間を使って落ち着かせるプロセスを使用しても鮮やかなまでに修正不能なワインに対して熟練の飲み手や一般愛好家が疑問を呈するのみでプロの方の意見が殆ど見受けられないことでしょうか。(ただ単に私のリサーチ不足かもしれませんが)ワイン屋でも危うすぎるナチュラルワインが勃興している事に対して危惧感を抱いている方々はいるものの論評するのが仕事…
Bourgogne Aligote 2020(Bachelet)
ブルゴーニュ アリゴテ(バシュレ)前回のエントリーとは対照的だったのがこの銘柄。 香りはレモン、白い岩、樽香からの蜜、少しのフリンティー。 味わいもしっかりとアリゴテらしい酸がありつつ、尖っていることありません。果実もはにかむ程度に控えめなもの。なによりこのVTにしてアル分11.5%と驚きの低さ。 何より香りー、、、新樽由来と思われるリッチな香りがくどくならない程度に立ち上がり白ワインをあまり飲まない身としては香りで気分良くさせてくれます。笑 ていうか新樽だよね?この香り。 香り味わいともに複雑性や深みを求めるワインではなく期待過剰は禁物ながら、熱帯夜になってきたこの季節に気持ちよく喉を潤して…
Bourgogne Pinot Noir2016(Bachelet)
ブルゴーニュ ピノノワール(バシュレ)香りは石灰色の岩、黒が混じる赤いバラ、梅、黒土、タバコ、ピジョンブラッドを思わせるような鉄分、鉛筆の芯。スワリングで一瞬艶感を感じさせるもののしっとりと落ち着いた香りに終結していきます。 味わいは少しの熟成の影響の為かリリースしたてにありがちだったこのVT特有の妙な凝縮感や無理な強さはなく、酸味を携えた少し緩めにさえ感じる赤黒の両果実の液体が無理なく口内に広がっていきます。余韻は長い。(リリースしたては飲んでいません)^_^ 2日目は、初日の印象から少し重みを増した印象で一杯で終了。ガラッと印象を変えてきたのが3日目。 余計なものが削ぎ落とされて複雑性など…
Bourgogne Pinot Noir Smbiose2020(Hubert Lignier)
ブルゴーニュ ピノノワール サンビオーズ(ユベールリニエ)ユベールという名前で思い出したのが2021年のオルヴォー物Lamyのクリオバタールは80万を超すとのこと。 所有している皆さんおめでとうございます、ありがとうございます。(所有していませんが)笑 基本下から上まできっちり作ってくるのでどれもいいワインだと思いますが、コートドボーヌ21年はどうなのか赤白ともに気になるところです。閑話休題インポーター情報 ヴォーヌ・ロマネのフィネスとポマールのストラクチャーです。ポマールの区画から40a(2017年よりビオ)とヴォーヌ・ロマネの区画から15a(ビオに転換中、2022年の認証予定)のブドウを使…
Bourgogne Rouge Plan Gilbert2018(Hubert LIGNIER)
ブルゴーニュ プラン ジルベール(ユベールリニエ)香りは小梅、黒糖麩菓子、赤系果実、擦ったマッチ、小石などのミネラル、乾燥タバコ、スワリングでダークチョコ、ホワイトムース。 味わいもエキス系でありながら18年らしく果実味も乗ってきます。というわけで半々という感じです。dry嗜好の人には酸に温かみがありそれ故に果実の甘さを少し強く感じますが、果皮の苦味が中盤から余韻に欠けて締め上げてくるので甘さに引っ張られだれはしません。 飲んで思ったのはすげぇ絶妙なラインをついてきていて、やや困惑。笑 それは自然派懐疑派がこのワインを飲めるか否か。 1本目飲んだ時はビオだなくらいだったのですが今回飲んで確実に…
Bourgogne Aligote 2014(Porcheret)
ブルゴーニュ アリゴテ(ポルシュレ)流石にここまで熱いとあまり赤は進まないのでこちらを。最近の物はあまりみないような。まずキュプスルを取って少し驚いたのはポンソを思わせる合成コルクの使用。ポルシュレはそこそこ飲んでいますがこれは初めてでしょうか。ただしポンソほどガチガチの物は使用しておらず結構楽に開けられます。(ポンソのそれはワインオープナーが壊れることあり 苦笑) 香りはカリン、八朔、熟成から来る麦わら、林檎、うっすらと蜜、チョーク。 味わいも熟成ピークと思われるもので角が取れて落ち着いた酸に強くないものの熟した黄色い果実。複雑性はさほど無し。香り、味わいなどで特筆するべきことはないですが、…
Bourgogne Rouge2021 (CHRISTOPHE CHEVAUX)
ブルゴーニュ ルージュ(クリストフ シュヴォー)2021年VT事始め。香りはチェリーとベリーの赤系果実に黒土の大地香、灰色の砂利のようなミネラル。 味わいは液体は柔らかく優しめで赤系果実主体に酸味と果皮の程よい苦味がアクセント。 19年の広域にしては身の詰まった充実した味わいと別のベクトルで、厳しい環境で出来た葡萄を無理なく仕立てた今となっては死語かもしれない薄旨仕立て。(と言っても昔の薄旨とは違うと思います)だからこそブルゴーニュらしいと言えばらしいわけです。 そう考えるとこのVTの赤は村名を探していくのが充実していいかもしれません。ただ大幅な値上がりは避けられないようでそれはしょうがないん…
ブルゴーニュ ブラン(ドミニク ラフォン)白ワインはアリゴテは買ってすぐに飲むものの保有をしなくなったのはPMOというものが自分の中で確定的になりそれが要因となったのは間違いない事実です。多くの古参のブルファンがそれに泣かされているのをみて、気の小さい自分は多分心を病んでしまうだろうと思ったわけです。笑 そのPMOですが名声に1番影を落としてしまったのがこの作り手ではないでしょうか。 その作り手のプライベートライン。 果たして君は逝っているのか、昇っているのか。まずは色合い。 健全に輝くイエローゴールドは約束された勝利へのプロローグ。酸化劣化の気配すら見当たりません。 香りは淡い黄色い果実、樽…
Chorey-Les-Beaune 2021(Tollot-Beaut)
ショレイ レ ボーヌ(トロボー)ワイン、特にブルゴーニュを飲みつけていけばいくほど生産者に対しての承認は条件付きの承認になっていってしまうのはある程度仕方のないことなのかもしれません。例えばこの畑は上手く作れるがここはイマイチや裾は良いけどグランクリュが駄目など。しかし本来承認に値するのは無条件の承認なはずで、滑っていようが駄目なVTだろうが、出会う全て受け入れて愛しちまうというのが正しい心の在り方なのかもしれません。昔から飲まれている古参の方を見て羨ましいと思うのはそういう生産者を持っている、もしくは出会えたということでしょうか。人によってはそれがTruchotであり、Ponsotであり、更…
Bourgogne Pinot Blanc2014(HENRI GOUGES)
ブルゴーニュ ピノブラン(アンリ グージュ)前回のエントリーでallocationで購入と書きましたがここで最近起こる個人的な問題点が。 前年度リーズナブルでそこそこ美味しいワインを作っていて、これは来年は下から上まで買うぞー、と可処分所得が上がらない娑婆でペコペコマシーンとなり一年間労働に耐え抜き、待ちに待ったメルマガから爆速で注文。到着は最短指定。飲む日はビオカレンダーでチェック。漸くたどり着いた約束の日に飲んでみたらなんと予告も宣誓もなくナチュールワインにグレートリセットされてるじゃねーか。正体不明になったワインを見つめながら確かな神の存在を感じつつ、振り絞って出てきた言葉はたった一言君…
Bourgogne Rouge2020(Domine Amiot)
ブルゴーニュ ルージュ今年の夏は久々に湘南に遊びに行ったのですが、自分の認識している湘南とは隔絶された景色になっていて驚いてしまいました。湘南とはいえばコンガリ焼けた寝転んだgalに砂場の上をナンパ師達が所狭しと端から端まで練り歩くという光景が名物だったのですが、今や家族でちびっ子たちが水筒ぶら下げてボランティアとして浜辺でゴミ拾いという光景。人もそんなにいず、やはり時代は変わるなぁ、などとボンヤリと海の家にいながら失われた30年に思いを馳せ遠くの地平線を眺めていたら5時間位たっていました。笑 閑話休題このドメーヌもこの年から兄弟で分かれています。 香りは檜、針葉樹、黒糖、黒果実、鉛筆、鉄分 …
第4話 ラベルからワインを見極める。「新世界ワイン」と「旧世界ワイン」の違い
さてさて、第4回ワイン講座まできました。少しずつ、ワインに対する興味も上がって来たのではないでしょうか?ワイン
"6つの品種"をわかるようになれば、いよいよワインの世界を楽しめるようになります。(まだ、わからない人はぜひ「
ワインの味を決める中で、一番重要なのが「ブドウの品種」です。もちろん、そのブドウがどこ産か、どこの醸造所で造ら
暑くてバテてしまってここ数日体調も良くなく、ネタも思い付かないので、今日も手抜き企画=「最近のTweetから」で凌ぐ事になった。Twitterには140字の壁があるから、文章を彼方此方端折らないとならない。こちらにはその壁が無いので、tweetした原文通りではなく、一部添削
いよいよ僕らのバカンスも残り一日となりました。明日ベルギー・ブリュッセルの我が家に向けて帰路につきます。さて、昨日宿泊したグルノーブル。今日の午前中に川の向こ…
Bourgogne Hautes Côtes de Beaune 1998 Dom. Labry
ワインのインプレッション記事は本当に久し振りである。実は、知り合いの酒屋のデッドストックとして長年保管されていたワインを1本分けて頂いたので、先日そのテイスティングしたので、インプレッションをアップロードする訳である。コルクの事からいうと、コレが相当ヤバか
Pommard 1er Cru les Jarollieres2011(Domaine de la Pousse d'Or)
ポマール ジャロリエール(プスドール)最近日本ワインを飲む機会があり、自分の見識を広げる意味でとてもいい機会になったのですが、そもそも数が少なすぎて圧倒的情熱がないと手に入らないですね。苦笑 また味筋的に全体的な流れはこっちなんですね〜というのは理解できたのが1番の収穫。それであくまで個人的にー、ですが1番響いたのは、 宮本ヴィンヤードのプリズム2020 樽の使い方が上手いのか、香りでいえば日本ワインっぽくなかったです。気になってちょっと調べてみたのですが、あ〜そういう事なのかとなりました。そして自分の中で1つ謎が解けました。 でも赤はそんなに響かなかったなぁ〜。(美味しい不味いという事ではな…
Chambolle-Musigny 1er Cru les Feusselottes2011(Louis Jadot)
シャンボールミュジュニー フュスロット(ルイジャド) 自分のポートフォリオを見てみるとこの村が明らかに少なく、結局のところジュヴレ辺りが多くなってしまっているのは、価格の問題なのか、どこか苦手意識があるのか。まぁ、基本振り向いてくれないとシリアスに感じてしまうクリマなのかもしれません。香りは赤スグリと黒スグリ、蛇を感じさせる様な皮、少しのホワイトペッパー、乾燥タバコ。時間の経過のスワリンクで赤い薔薇。 味わいは果実でもエキスでもなくミネラル系。笑 まぁ、エキス系になるのでしょうが、やはり石灰系ミネラルがしっかりあるので果実はでしゃばりにくく、液体は横に広がらずスレンダーに縦伸びしていくイメージ…
Bourgogne vote d’or 2020(Lippe Boileau)
ブルゴーニュ コートドール(リップ ボワロー)最近ワインを飲みつけてきた方々はまた別の楽しみ方をしているようでワインを混ぜて楽しむmixture wine(勝手に命名 笑)で楽しんでいるようです。その是非や賛否をどうこういうつもりは全くなく所謂、音楽で言うところのMashupに近い感覚かなぁ?などと思いました。“Mashupとは片方はボーカルトラック、もう片方は伴奏トラックを取り出して、それらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法である。”(wiki より)この音楽のMashupもどっちも知らない曲の場合オリジナルの楽曲に聞こえるものの、ボーカル曲が知っている場合、生理…
Monthelie Clos Du Meix Garnier Monopole2013(DOUHAIRET-PORCHERET)
モンテリー クロデュメ ガルニエール モノポール(ドゥエレ ポルシュレ)マジックを見た時の男女の違いがよくわかるなぁという反応の1つが女性の場合、不思議を不思議のまま受け入れて楽しめるのに対して、男性は不思議をなんとかして暴こうと試みる行為をすることが多いように思います。(例外は勿論あり)ま、自分などもその口で最終的には何もわからずイライラまでしているという。苦笑 ワインに関しても究極的には"好みかそうでないか"だけでいいにも関わらず作りがーや、ビオがーや、畑の細部、代替わりでー、などその他諸々含め掘って掘って掘り下げまくって来るのが男性に多いのはいわば男性である事の宿命的なものでしょうか?い…
Chambolle-Musigny 1er Cru les Baudes2011(Louis Jadot)
シャンボール ミュジュニー ボード(ルイジャド)ここ最近健康について考えることが多く、まぁ、酒は飲まないにこした方が基本は良い訳なのですが、人との潤滑油とかそういうことを抜きにしてもなくなったら寂しいわけです。そうなるとやはり余計な酒は飲まない。危ういワインは近づかないと思考は傾いていきます。そんな事を思っていたらこんな会話に出くわしました。「あなたは人のこともそうだけど普通のワインの事も本当に愛していないんでしょう?」「そうかな」「そうよ、気の毒な人ね」「だけど…」「何よ?」「酢酸ワインは短鎖脂肪酸の観点から腸内が整うと思うんだ」そうかー、みんなお高いお金をだして腸活してるんだね。爆 個人的…
Volnay 1er Brouillards2015 (R.Rossignol-Changarnier)
ヴォルネイ ブルイヤール(レジス ロシニョール) このドメーヌもどうやら2019年を最後に閉じてしまったようで、これからは当然飲めなくなってしまいます。初日は完全に閉じているというわけでないのですが、なんとなく赤系果実と白いミネラル系の香りを感じる程度。味わいもガチガチではないにしろミネラルに覆われてしまっている赤系果実が終始余韻まで続いてフィニッシュ。 2日目は少し香りは開き、干した赤身肉、真っ赤な薔薇が支配的。味わいの方は香りより親しみやすくなっていて、低域には村名ヴォルネイ同様、黒系果実があるものの低中域以降は純度の高い赤系果実、飲み込んだ時から余韻にかけて集中力のあるチェリーエキス系の…
Bourgogne Rouge Les Paquiers 2019(JEAN LOUIS RAILLARD)
ブルゴーニュ レ パキエ(ジャン ルイ ライヤール)テクニカル情報ドメーヌがリュー・ディ“レ・パキエ”に所有する区画は、平均樹齢51 年、栽培面積0.35ha の小さな区画。 2019 年物は9 月20 日に収穫。全房比率10%。新樽比率20%、熟成期間15 ヶ月。2021 年1 月時点のSO2 トータルは65mg/l。香りは少し黒みがかった薔薇、濃いめのベリーキツくない黒胡椒に柔らかい黒土、そこから少し時間が経つと全房発酵由来と思われる冷涼感のあるグリーンな香りが漂います。 味わいも広域なりのある意味薄さのようなものは否めませんが、赤黒のエキス主体の味わいで果皮の苦味がアクセントになっていて…
Bourgogne Cote-d'Or Rouge2020(Guillard)
ブルゴーニュ コートドール(ギーヤール) この10年間でブルゴーニュが進んだことといえば親子での代替わりと自然派への流れだと思うのですが、自身の年齢を考えてもちょうど代替わりした倅、娘と同じ世代なのでそういうものだよなぁ、などと思っています。こちらのドメーヌは、跡付きがいないと何かで見たのですがこのビンテージを飲んでみて全く液体が変わっていたので驚いてしまったのでした。 ちなみに自然派の流れは今の言葉で簡単に言えばサスティナブルという言葉に集約されていくのでしょうが、自分の感性がイマイチということも含めて出来上がったものはブルゴーニュでわざわざする必要があるのか?などと考えたくなってしまうのは…
ブルゴーニュ パストゥーグラン(フレデリック コサール)自然派というより最近はどんどんプリミティブな方にいってるような気がするこの作り手。 自然派ワインラヴァーや日本ワインラヴァーでブルゴーニュは飲まないけどこの手の作り手など喜んでのむ人とかいませんか?笑 自分の限られた世界線の問題でしょうか。味筋云々の前に、この手のタイプの難しさは流通経路、購入したワインショップの考え方と保管環境、購入後自身の保管状況、例えば繰り返されるセラーの開閉による温度変化の積み重ねなどにより劣化とまではいかないまでも本来の味わいを味わうことに対して相当な神経を使うということでしょうか。熟成はするのでしょうが色々とハ…
BOURGOGNE PASSETOUTGRAINS 2007
ブルゴーニュ パストゥーグラン(フレデリック コサール)自然派というより最近はどんどんプリミティブな方にいってるような気がするこの作り手。 自然派ワインラヴァーや日本ワインラヴァーでブルゴーニュは飲まないけどこの手の作り手など喜んでのむ人とかいませんか?笑 自分の限られた世界線の問題でしょうか。味筋云々の前に、この手のタイプの難しさは流通経路、購入したワインショップの考え方と保管環境、購入後自身の保管状況、例えば繰り返されるセラーの開閉による温度変化の積み重ねなどにより劣化とまではいかないまでも本来の味わいを味わうことに対して相当な神経を使うということでしょうか。熟成はするのでしょうが色々とハ…
🇯🇵本格フレンチレストラン「Le puits d’or (ル・プュイドール 金の井戸)」でランチしてきたよ!in 恵比寿
恵比寿にある隠れ家的フレンチに行ってきたのでご紹介したいと思います! 「Le puits d’or (ル・プュ…
Chassagne-Montrachet la Goujonne Vieilles Vignes2019(Hubert Lamy)
シャサーニュ モンラッシェ ラ グージョンヌ(ユベールラミー)前回の投稿でラミーで人気薄なのはシャサーニュ白と言いましたが、もっとも人気薄はこちら。 苦笑 20年も残っているところには残っておるのではないかなーという感じです。村名サントネイもビンテージを反映してか?飲んだ経験から語ると13や17年の様な比較的オフビンと言われる年に柔らかく作っていて美味しく飲めるのですが、強いビンテージでは結構イカついタンニンに苦しめられる様な印象があります。こちらは結構いいと聞いていたので果たして?香りはクローヴ、ハーブ、柔らかな黒系果実、黒土、少しの黒胡椒、終始冷涼感のある香り。 味わいは、滑らかに処理され…
Mercury le Bois Cassien 2019(Maison Chanzy)
メルキュレ ル ボワ カシアン(メゾン シャンジー)1つ思うのは歴戦の古参の飲み手の方々もブルゴーニュ、しかも普通のつくり手ですらここまで値上がりするとは思っていなかったのではないかと思います。もはや3000円台のACブルは絶滅状態で、5000円からエントリーとなるとまぁ、まず当方の友人は買わない飲まない。しかしこちらは飲めるものはとりあえず飲んでみると言う心意気ではいます。笑 こちらは輸入元特化の為か3000円台で購入できたものになります。詳しくは知らないのですが、大手資本の元、ドメーヌもあるのかな?と。 それで音楽の振動数はバクテリアや水の分子に影響するということで発酵時にモーツァルトを流…
昨日の阪神の開幕戦、 仕事しながら片方の耳でラジオ中継を聴いてました。 わたし、岡田監督が新人王を獲った年に野球を始めました。 今夜の話は、「耳をすませば」ではなく、「紅の豚」という話です。 さあ、
Chassagne-Montrachet le Concis du Champs2018(Hubert Lamy)
シャサーニュ モンラッシェ ル コンシ デュ シャン(ユベールラミー)オルヴォー輸入物のラミーの行き先のワイン屋は大体決まっているはずで、どのお店も基本はフルラインナップで届いてると思うのですが、今となってはどの銘柄も瞬間蒸発品ながら、今も昔も常に殿を務めている(最後まで売れ残る)のがこの銘柄になります。それでも一級ショーメはお高いですがバリバリの気品に溢れていますし、この村名シャサーニュもサントーバンに比べると高いものの悪くはないと考えています。香りはフリンティー、白い大理石、八朔、若いグレープフルーツの皮、軽く燻した白胡麻。 味わいも、ラミーマニアからすればちと甘さがと言われそうですが、普…
Pommard 1er Chanlins 2013(Porcheret)
ポマール レ シャンラン(モンテリー ドゥエレ ポルシュレ)香りは熟成香、干し肉、雨に濡れた様な赤い熟れた花、奥から黒系果実、ブラックスパイス。 味わいは初めは酸とミネラルしか感じられず悪しき13年の炸裂かーと思ったのですが、ヴァイオリンが鳴り出すようにゆっくりと果実が起き上がってきて調和を取ります。驚くべきはこの地にして液体が超絶にスムースで何ら引っ掛かりなく終始流れていきます。余韻は酸とミネラルで奏でていく感じで単調ながらクラス相応。 やはりこのビンテージは果実の線は細いものの酸がビシッとキマっていてミネラルと酸を主体としながらそこに果実が追いついてくるという印象で、15のような分かりやす…
Bourgogne rouge En Lutenière2019(Aurelien Verdet)
ブルゴーニュ ルージュ(オーレリアン ヴェルデ)テクニカル情報 ヴ ォ ー ヌ ロ マ ネ 村 の 国 道 を 挟 ん で 東 側 に あ る 畑「 ア ン リ ュ ト ゥ ニ エール」のピノノワールを除梗後、ステンレスタンクで醸しプレス、 20日間発酵し228Lの古樽でマロラクティック発酵・熟成を行いまし た。淡いガーネット色、ラズベリーやベリーのジャミーな濃い香りが 立ち込みます。甘い果実のニュアンスが心地良く、さくらんぼの酸 味が溶け込み、バランスよくアフターが長く続きます。香りはドライな赤い花、少しの獣香、硝煙、抜栓後すぐは還元のため、かなりドライな香りですが時間経過で徐々に開き始め、…
グロフィエがシャンボール・ミュジニー レザムルーズを2つに分ける
ロベール・グロフィエの二コラ・グロフィエは、2022年ミレジムから、フラッグシップであるシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ザムルーズをテロワール別の2キュベに分割するようだ。
Bourgogne Passsetoutgrain 2018(Marquis d'Angerville)
ブルゴーニュ パストゥーグラン(マルキ ダンジェルヴィーユ) 香りは木苺、上に抜けるような酸味、鉄、後は久しぶり飲んだためかビシバシ感じるガメフレーバー。笑 味わいもさほど複雑性のない薄めな赤系果実がアタックから余韻まで流れていきます。酸はあるため余韻はブツっと着れることはなく口内に結構残ります。ただ初日は酸が結構キツめに感じて前回エントリーのアリゴテの酸が柔らかく感じるくらいです。苦笑 日常飲むには良いと思いますが、それでもこれ飲むならACブルを選択するかなぁ安くないし、、、と思いつつ4日目以降から少しきついと感じた酸がグッと和らぎ果実と上手くマッチングしてかなり良い感じに。香りも色っぽさが…
Bourgogne Pinot Noir2020(Olivier Jouan)
ブルゴーニュ ピノノワール(オリヴィエ ジュアン)某RWG誌やこの作り手を扱うワイン屋は、結構推しているのですが、いまいち火がつかないというか歴が長い人は比較的スルー気味な作り手のような気がするのですが、個人的には結構いい思い出がある作り手です。まぁ、それでも10〜15年くらい熟成されてリリース当初は少し過多に感じる果実が削ぎ落とされたものなので、そりゃあんまり人気出ないかーなどと思ったりもします。 というわけで今年もいろんなところから推し活が入っているので難しい20年は?ということで開けてみました。 香り一つ一つの要素は全て落ちつていてスーボワ、黒土、得意の黒系果実とミドルトーンの赤系果実が…
仏ベスト・ソムリエ厳選ワインがウォーターサーバのように楽しめる!【BiBoViNo】フランス、パリで流行りのアイテムに敏感な方
① BiBoViNoは、フランス発のエコフレンドリーなワインブランドです。 同社は、オーガニック、バイオダイナミック、自然派、および低アレルゲンのワインを提供しています。 彼らは、環境に優しい方法で生産されたワインを提供することで、持続可能性と環境保護を重視しています。 同社のワインは、フランス国内のみならず、ヨーロッパやアメリカ合衆国でも販売されています。 ⓶ BiBoViNoは、フランスのワイン販売会社です。同社は、ワインラヴァーやワイン初心者向けに、 地元の生産者が手掛けるオーガニックワインを販売しています。 BiBoViNoの最大の特徴は、100%再利用可能なガラスボトルにワインを詰め…
Bourgogne Aligote 2018(Marquis d'Angerville)
ブルゴーニュ アリゴテ(マルキ ダンジェルヴィーユ)この銘柄もリリース当初はかなり美味しくて何回か飲んだのですが今回久々に開けてみました。香りは花梨、淡い蜜、少しのフリンティー、白い大理石的なミネラル、グレープフルーツを剥いた時の柑橘の香り。 味わいはアリゴテらしく軽さはあるものの軽薄にはなっておらず、果実も十分に感じられます。余韻は長めだと思うのですがやや水っぽいでしょうか。 3日かけて飲みましたが劣化することなく、ミネラル感は薄れるものの3日目が全体的なバランス、果実の膨らみも出てきて1番良かったかもしれません。リリースした時のようなキラキラした感じは今回感じられませんでしたが、十分に楽し…
エントリーは“葡萄海老”の握り、「幻の海老」と呼ばれて高級すし店でもなかなかお目にかかれない。なるほど、風味は濃厚で甘みがあって美味しい。グラスに煌めくゴールドは“シャンパーニュ・ダヴィド・フェーヴル”、酸味と果実味が絶妙な味わいは確かに白身の魚に相性がいい。以前家呑みしたことがあるな、珍しく覚えているぞ。今宵、五反田で「寿司とブルゴーニュ」のイベントを愉しんでいる。無論ボクの趣味ではない。お供なのだ。だいいちワインのことはさっぱり分からない。かと言って日本酒のことが分かる訳ではないのだけれど、美味しいものを美味しくいたく素直で謙虚な味覚は持っている。そして今“温野菜”の甘味と旨味を感じている。“イカ”それに“アジ”と握りが出てきた。赤酢で握ったシャリがなかなか良い。注がれた辛口の白は“シャブリ2020”...SUSHI×Bourgogne
コートドニュイ ヴィラージュ(ドニ バシュレ)香りは還元気味からくる火打ち石、艶のある黒系果実、黒糖、赤身肉、薔薇。スワリングでトーンの高い赤果実と小梅。若い色気というより大人の深みのある落ち着いた果実感。芳香性はおとなしめ。 味わいも液体は瑞々しく冷涼感があり、果皮の苦味も感じながら果実は感じるものの過度な広がりはなく終始スレンダーでエレガントに流れていきます。奥底からラズベリー。 2日目は黒系果実は消えて、赤い薔薇と赤系果実。味わいは小粒の凝縮されたチェリーが加わります。余韻は果実が伸びるというより酸とミネラルが舌にずっと居続ける感じでしょうか。 現時点で最近感じることとして全体的に13と…
Savigny les Beaune V.V.2019(Domaine de Bellene)
サヴィニーレボーヌ(ベレーヌ)ラミーについて以前からブログでしっかりと言及されていてのはロマネさんでhttps://laromanee.exblog.jp/26715518/この記事などはVTの雑感含め本質をついていて言っていることがシブいなー、と個人的には唸ってしまいます。 ここまで先見の明があるとブルゴーニュのいい生産者を探すのはスポーツの名コーチ、名監督に近いものを感じます。選手の圧倒的な隠れたポテンシャルを見つけたら徹頭徹尾その選手から離れない。 パッと思いつくのは金メダル養成マシーンとかした故 斎藤仁氏などがそれにあたるでしょうか。 金メダリストもその後の人生色々とあるものですが、ブ…
Saint-Aubin 1er Clos du Meix2018(Hubert Lamy)
サントーバン クロ デュ メ(ユベールラミー)メディア評価 2018年もの 93 Points Decanter Tim Atkin 90~92 Points The Wine Advocate 90~92 Points Vinous 89~91 Points Jasper Morris 90~92 Points Allen Meadows - Burghoundエージェント情報 面積:0.7ヘクタール植密度:14.000本/ha 畑・土壌:小石が多く混ざる南南東向きの石灰が多い粘土石灰質土壌。 軽い土壌で表土は10~30センチ。標高:300メートル 斜度:30% 樹齢:1985年と1995年…
Louis Pgnac Pinot Noir Bourgogne 2019 フランス ブルゴーニュ
評価:3/5ワインを飲んだosakanosakenomiさんの投稿(2023/01/23 21:12) Vinica 無料のワインアプリ
Bourgogne Rouge Ronceive(Arlaud)
ブルゴーニュ ルージュ ロンスヴィ(アルロー)今、愛好家が待ち構えているのは、ユベールラミーなはずで、笑 そろそろ出るのは間違い無いのですがやはり気になるのは価格面。クリオバタールが上代40万超え!!というのは噂で入ってきているものの全体像があまり掴めずにいます。 個人的に予想しておくとAC6000円以上 赤9000円位からのスタート オートデンシテ5万位と言った感じでしょうか。 多分スカッとなくなると思うのですが買いたい気持ちも多少あるもののここまでくると皆さんに任せました。苦笑 閑話休題黒土、タバコの葉、淡い酸味、腰がしっかりした中低域の果実は紫を感じさせ、ベリー、ブラックカラントが立ち上…
M-S-D Trilogie 2019(Hubert Lignier)
モレサンドニ トリロジー(ユベール リニエ)やはりLamy の20年はとんでもない価格になっていて以前から買って保有していた方はおめでとうございます、という状態になりました。まぁ、例えは悪いですが売れないグラビアアイドルや歌手をずっと応援していたら何かの拍子に爆発的に売れて嬉しい反面、ちょっと寂しさもあり俺からは卒業したか…みたいな謎の感情に包まれる感じでしょうか。(俺だけ?笑) これからも買うべきかどうか?悩んでいるのは当方だけではないはず。(もはやブルゴーニュワイン自体においてそういう状態ですよね)そんな中、モンテーニュの本の中にあるこんな言葉が目に入ってきました。「なぜ、たっぷりと食べた…
久し振りに友人夫妻とワインを楽しみました。ボルドーとブルゴーニュですが、それぞれに異なる風味で美味しいですね。 【右】 シャトー・ラセグは、ボルドーの右岸、ユネスコの世界遺産にもなっているサン・テミ
Pommard 2011(Thierry Violot-Guillemard)
ポマール(ティエリー ヴィオロ ギュイマール)最近うすらゾッとするのは同級生含め歳をとったなぁ、としみじみ思う事でしょうか。もはやスマホのカメラ機能の性能向上に比例して我が劣化具合を美しく映してしまっていて目頭が熱くなる事もしばしば。苦笑 みんな10代のつもりでカメラに向けて気合入れてるのに写っているのはただの不健康に見えるオヤジたち。そして体型。みな丸々となってきており服のサイズは XL Japan forever debu が爆誕中。笑 健康にも気をつをつけていかないと…などと言う弱気の虫がちらついてきます。閑話休題こちらのワインは2本目。 品温も関係していると思いますが前回より熟成が進ん…
Bourgogne Rouge Plan Gilbert2018(Hubert LIGNIER)
ブルゴーニュ プラン ジルベール(ユベールリニエ)最近感じるのはナチュール好きのナチュラルワインと一緒に合わせてブルゴーニュワインを飲むと絶対的に相性の悪い作り手というか(作り)があるなぁというのを感じています。まぁ、味わいのどこに主眼を置いてどのような言葉にするかの問題だと思うのですが、旨味と綺麗と言う言葉においてお互いの乖離があるような。ま、少なくなってきていますがフィルターが少しでもかかっているワインにはあちら様は結構冷淡かもなどと思っています。だけどもしからしたらって、と思うのですがその距離は未だ平行線です。笑閑話休題抜栓したての香りは赤系果実、スモモ、小梅、ローズヒップ、ピンクの薔薇…