ニーナ メタイエ Nina Métayerは、1988年生まれのフランス人女性パティシエ(菓子職人)。2023年10月、UIBCによる「世界最優秀パティシエ」に選ばれました。女性初の快挙です。洗練された彼女のお菓子と、彼女の経歴を綴ります。
フランスを中心に欧州を深く知りたい方のために記事を書いています。主なお題は、ワイン、食・ガストロノミー、旅・観光・文化遺産や建築。フランス在住も長くなり、自分のこれまでの経験をもとに、情報を発信していくことにしました。
世界最優秀パティシエ、ニーナ メタイエ Nina Metayer
ニーナ メタイエ Nina Métayerは、1988年生まれのフランス人女性パティシエ(菓子職人)。2023年10月、UIBCによる「世界最優秀パティシエ」に選ばれました。女性初の快挙です。洗練された彼女のお菓子と、彼女の経歴を綴ります。
パリ、トゥールダルジャンでロマネコンティを含むワイン盗難事件発生
フランス最古のレストランと言われ、鴨料理で知られるパリ、トゥールダルジャン La Tour d'Argentで、ロマネコンティを含む約80本のワインが盗難にあった。被害総額は約150万ユーロ(1ユーロ160円換算で、2億4千円)。
ブルゴーニュ、クロドヴージョ内に新しい宿泊施設 ラ フォリー ド ヴージョ
ラ フォリー ド ヴージョ は、フランス、ブルゴーニュ地方にできた新しい、ラグジュアリーな宿泊施設です。この小さな建物は、ブルゴーニュ地方の銘醸畑、クロ ド ヴージョ Clos de Vougeotの中にあります。グランクリュの畑の中にある宿泊施設はここしかありません。
シャンパーニュ最古のメゾンと言われてきたルイナールが20年振りに新しいキュベをリリースする。それもシャルドネ100%のブリュット・ナチュール。極辛口のシャンパーニュは、LVMH ルイヴィトンモエヘネシーグループでは初めてだ。ルイナールの歴史を踏まえながら、新しいキュベを分析・試飲する。
今フランス、パリで最も影響力のあるパティシエ、セドリックグロレのケーキ、クロワッサン、パン・オ・ショコラを紹介します。インスタグラムで芸能人並みのフォロワー数を持つ彼の店は、強気の価格設定にも関わらず、行列が絶えません。
フランスは欧州全体の約90%を生産、消費している牡蠣大国。フランス牡蠣の歴史、大きさや種類、買い方をご説明します。フランスは殻付きの牡蠣を買って家庭で生牡蠣を食べる人も多く、クリスマスや年末年始には欠かせない食材になっています。
フランス牡蠣の主要産地をまとめです。ノルマンディ、ブルターニュ、ロワール河口域、マレンヌ オレロン、アルカション、トー湖、コルシカ島。そして牡蠣は引越し、移牧していく特別な食べ物です。知られざるフランス牡蠣の世界です。
フランス牡蠣の世界 3 平牡蠣とCancale カンカル観光
ブルターニュ地方のカンカル Cancaleがあります。晴れた日には対岸のモン サン ミッシェルを一望できる小さな港町。絶滅寸前のフランス平牡蠣を通年食べることができる市場がカンカルにはあり、観光の目玉にもなっています。エピスの法王ロランジェとグラン ド ヴァニーユ もあります。
フランス牡蠣の世界 4 マレンヌ オレロン Marennes Oléron
フランスで最初に原産地保護表示を取得したマレンヌオレロンの牡蠣を取り上げます。グリーンオイスターで知られるこの産地の牡蠣は、フランスで最も知られた牡蠣の1つで流通量も多いです。4種類の牡蠣の説明を加えました。
フランス牡蠣の世界 5 ノルマンディー牡蠣 Huîtres de Normandie
フランス最大の牡蠣生産地として知られるノルマンディ地方の牡蠣を取り上げます。フランスで2番目のIGPを取得するノルマンディ牡蠣は、1969年代末に本格的な養殖がはじまった新興産地。モンサンミッシェル傍や、イジニー Isigny、ユタビーチ Utah Beachが有名。
シャトー ラフィット ロートシルトが、シャブリのウィリアム フェーブル買収へ
ボルドー5大シャトー、シャトー・ラフィット ロートシルトを持つドメーヌ ド バロン ド ロッチルド ラフィット が、ブルゴーニュ、シャブリのメゾン・ウィリアム・フェーブル の買収に乗り出している。
ブルターニュ地方に新しい菓子が誕生しました。ブルターニュ風サブレがベースで、その上にマドレーヌ生地。イチゴとルバーブのジャムが乗り、蕎麦のヌガティンで表面をコーティングした菓子です。
ジョセフ・ドルーアン が、ブルゴーニュにある2つのワイナリーを買収した。サン・ロマンにある ドメーヌ・ジャン・フランソワ・ラペ Domaine Jean-François Rapetと、マコン、サン・ヴェランにある シャトー・ド・シャスラ Château de Chasselasである。
5月1日、フランスでは、愛する人、身近な人、親しい人にスズランを贈る習慣があります。「すずらんを受け取った人には幸運が訪れる」、と言われており、すずらんのブーケを手にした人をあちこちで見かけます。
シャンパーニュのボランジェ傘下のメゾン・シャンソンは、メルキュレイにあるシャトー・デトロワ Château d’Etroyesを買収した。シャンソンはこれにより、コートシャロネーズへ進出。自社畑を2倍となる。
リュイナール 1926年、レストラン ポール ボキューズの地下カーブで発見される
最古のシャンパーニュ・メゾンとして知られるリュイナール Ruinart の1926年産シャンパーニュ18本が、レストラン、ポール・ボキューズ Paul Bocuse の地下カーブで発見。その一部が2023年2月に抜栓された。
シャトー・コス デストゥルネルが隣のシャトー・コス ラボリを買収
画像引用:chateau cos laboryフランス、ボルドー、サンテステフにある格付け2級のシャトー・コス・デストゥネル Château Cos d'Estournelが、隣にある格付け5級のシャトー・コス・ラボリ Châte
徹底解説 2023年世界最優秀ソムリエコンクール決勝のブラインドテイスティング
2023年第17回世界最優秀ソムリエコンクールの決勝戦がパリで開催。優勝はラトビアのレイモン・トムソン。日本の岩田渉さんは5位でした。上位3名で行われた公開決勝戦の一部、ワインのブラインドテイスティングや、ワインリストの間違い探し等をご紹介します。
フランスでは2月に入ると、マルディ・グラのお菓子がパン屋に並びます。ブーニュ、メルヴェイユ、オレイエットといったフランス全域で見つけられる揚げ菓子を中心に、各地方のマルディグラの菓子:ガンス、ファンタジー、シャンクレ、シャンカラを綴ります。
シャンパーニュ・メゾン、ヴーヴ クリコ ポンサルダン Veuve Clicquot Ponsardinの名前になっているバルブ・ニコル・クリコ Barbe Nicole Clicquot (旧姓ポンサルダンPonsardin)を描いた映画の撮影が行われている
グロフィエがシャンボール・ミュジニー レザムルーズを2つに分ける
ロベール・グロフィエの二コラ・グロフィエは、2022年ミレジムから、フラッグシップであるシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ザムルーズをテロワール別の2キュベに分割するようだ。
アルマン・ルソーのエリック・ルソーが、ニュイサンジョルジュのドメーヌ・シャンタル・レスキュー買収に参加
ジュブレ・シャンベルタンのアルマン・ルソーのエリック・ルソーが、ニュイサンジョルジュのドメーヌ・シャンタル・レスキュー買収に参加。ディジョン在住投資家による買収に、エリックルソーが一口乗ったようだ。買収以前のスタッフが残るので、当面変更はない模様。
10年に一回見直しがなされるフランス、ボルドー地方、サンテミリオンの格付け Grands Crus Classes グラン・クリュ・クラッセ が2022年9月8日にINAO(原産地統制委員会)より発表された。今回114のシャトーが審査され、合計85のシャトーが格付けを取得。この格付けの詳細を解説する。
オスピス・ド・ボーヌが2024年ミレジムから有機栽培BIOの認証取得
フランス、ブルゴーニュのドメーヌ・オスピス・ド・ボーヌが、2024年ミレジムから有機栽培BIOの認証取得を行うことを宣言した。エチケット上に表示が可能となる
ボルドー、ポムロールでカルトなワインをつくるシャトー・クリネが、隣接するシャトー・レキュイエを買収した。
フランス、ブルゴーニュ地方のネゴシアン、メゾン・ルイ・ラトゥール Louis Latourの社長、ルイ ファブリス ラトゥール Louis-Fabrice Latourが亡くなった。享年58歳。
クレルモン・フェランのミシュラン工場横に博物館「アヴァンチュール・ド・ミシュラン」があります。車好きにはもちろんのこと、車好きじゃなくても楽しめる、テーマパークのような場所です。ミシュラン社の歴史、タイヤ開発、車産業の発展、そしてガイドブック開発についてなどの展示があります。
ぺンフォールドの新作、フランス格付けボルドーワインとオーストラリアのシラーズをブレンド
旧大陸(フランス)と新大陸(オーストラリア)の高級ワインをブレンドするペンフォールド IIがリリースされる。これはボルドー格付け5級のシャトー・ベルグラーブのワインと、オーストラリア、バロッサ ヴァレーのカリムナ・ヴィンヤードのシラーズをブレンドする。
2022年6月末、フランス、ブルゴーニュ地方、モレ・サン・ドニ村のドメーヌ・デ・ランブレイ Domaine des Lambrays は、YOU TUBEを利用して、新しい醸造所の映像を公開。話題となっている。
サンテミリオンのカリスマ的存在であるシャトー・シュバルブラン(LVMHグループ所有)は、シャトー・ラ・トゥール・デュ・パン・フィジャック Chateau la Tour du Pin Figeac(ジロー・ベリヴィエ Giraud Belivier)を2022年6月末に買収した。
アルザスワインの法規変更 ピノ・ノワール使用のアルザス・グランクリュが可能に
アルザスワインの最高格付け、グラン・クリュにおいて、ピノノワール種が使用可能に。2022年ミレジムより認可予定。但し、ヴィンツェンハイム Wintzenheim村のヘングスト Hengstと、バール市 Barrのキルシュベルグ Kirchberg の2つのグランクリュのみ。
イゾレ・エ・オレーナ(トスカーナ)がビオンディ・サンティを所有するEPIグループに買収
フランスのEPIグループがイタリア、トスカーナの著名ワイナリー、イゾレ・エ・オレーナ Isole e Olena を買収した。EPIグループはシャンパーニュのシャルル・エイドシック、パイパー・エイドシック、ビオンディ・サンティ等のワイナリーを所有している。
シャトー・ラ・ガフリエールがサンテミリオン格付けから撤退を発表
ボルドー、サンテミリオンでは2022年、10年に1回の格付け見直しが行われる。プルミエ・サンテミリオン・グラン・クリュ・クラッセBに所属するシャトー・ラ・ガフリエールが5月31日に格付けから脱退を宣言した。
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アスパラ・ソバージュをご存知ですか。日本ではグリーンやホワイトのアスパラガスがポピュラーですが、フランスには野山で採取可能なアスパラソバージュがあります。旬の食材にこだわっているレストランで、春を告げる野菜として使われます。
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オーメドック 新村名AOC サン・スーラン・ド・カドルヌ への道
ボルドーのオーメドックに新しい村名AOCをつくる動きが出ている。サン スラン ド カドルヌ Saint-Seurin-de-Cadourne 。サンテステフの北隣、ジロンド河に面したオーメドック地区最北端。シャトー・ソシアンドマレのある村という説明の方が解りやすいかもしれない。
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フラン ド ピエ Franc de Pied(アメリカ産台木なし)のフランスワイン生産者リスト
アメリカ産台木を使用しないフラン ド ピエ Franc de Piedのキュベを生産・販売しているフランス・ワイン生産者のリストを作成した。ロワール地方に多い。フィロキセラ以前のブドウ畑を維持している生産者と、近年新たに植えはじめた生産者の両方がいることに注意
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ギガルが買収、タヴェルロゼのトップ生産者 シャトー・ダケリア
フランス、南コートデュローヌ地方、タヴェル・ロゼを代表する生産者シャトーダケリアが、ギガルGuigal に買収された。ギガルは、コートロティやコンドリューを代表するワイナリーとして、世界的に知られていて、今回のアケリア取得で南ローヌのブドウ畑が増える。
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ジュブレ・シャンベルタンのジル・ブリュゲGilles Burguet氏 逝去
2022年4月25日、ジュブレ・シャンベルタンのワイン生産者だったジル・ブリュゲ氏が亡くなった。享年75歳。
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格付け5級シャトー・ドーザック、アメリカ産台木なしのスペシャルキュベ(1本約20万円)を商品化
ボルドーのメドックの格付け5級シャトー・ドーザックが、100%カベルネ・ソーヴィニオン、アメリカ産台木なしのブドウ畑からつくったワインを2021年に初収穫・醸造した。2023年に発売予定。
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“クロ・リシュモン”は、ムルソーのプルミエクリュ ”レ・クラ” の北端にあるモノポール(単独所有畑)。白ワインで有名なムルソー村だが、赤ワインで名高いヴォルネイ・サントノー側。この単独所有畑の生産者が変わった。
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フランス ブルゴーニュ地方 ムルソー村にある ドメーヌ ベルナール ミヨ は、2022年3月、ムルソー村の斜面下部のブドウ畑にシラー種を植えた。エミリアン・ミヨは、2023年春には、ビアンコ・ジャンティル Bianco Gentile 種を0,5ha新植する予定
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サンネクテール、カンタル、サレール のフェルミエ、チーズ工房訪問
サン・ネクテール、カンタル、サレールというチーズをご紹介します。フランス中央部の山岳地帯オーヴェルニュ地方でつくられる「山のチーズ」。フランスのどこに行っても見かけるポピュラーなチーズです。今回この3つのチーズをつくっている工房を訪問しました。
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シャサーニュモンラッシェ村に本拠地を置くドメーヌ・ラモネは、この村最高のワイン生産者として名高い。このドメーヌが、ブルゴーニュ・ブラン・シャルドネ ”レ デュロ” をリリース。2020年が最初のミレジムとなる。ブドウ畑はムルソー内だ。
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地球温暖化により、従来の枠組みにとらわれない新しい品種への挑戦が各地で進んでいる。コートドボルドーのシャトーティルペの特別なワインを試飲。カステ種 Castets とマンサン種 Mancin。ピノ・ドニス種100%のワイン。
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ドメーヌ ド ラ ロマネコンティ DRCの共同経営者として世界に知られるオベール ド ヴィレーヌ Aubert de Villaine が、正式に引退を表明した。82歳となった彼は、2021年12月に甥のベルトラン ド ヴィレーヌにその席を譲った。
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2022年3月22日、フランス、ボルドーの裁判所は、「2012年のボルドー・サンテミリオン格付けは有効」との判決をくだした。2006年の格付けは裁判所に取り消されたが、2012年の格付けは紆余曲折あったものの、最終的に有効となった。
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過去最高の落札総額となったオスピス・ド・ニュイサンジョルジュのワイン競売
例年3月に行われるオスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュのワイン競売が3月20日、シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョで行われた。落札総額が248万ユーロと、初めて200万ユーロの大台を突破。過去最高額となった。
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ロシア資本のジュラのドメーヌ・ガヌヴァ、ラングドックのプリウレ・ド・サンジャン・ド・ベビアンの行方
ロシア資本が入るフランスのワイナリー、ジュラのドメーヌ・ガヌヴァとプリウレ・ド・サンジャン・ド・ベビアンの行方。オーナのロシア人アレクサンダー・パンピアンスキー達は欧州委員会の資産凍結対象となった。
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フランス・ブルゴーニュ地方、シャブリの著名生産者、ヴァンサン・ドーヴィサの父ルネドーヴィサが2022年2月26日に亡くなった。ドメーヌ・ルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ Domaine René et Vincent Dauvissat のワインはシャブリを象徴する偉大なワインであった。
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ドメーヌ・トラぺの新キュベ「ジュヴレ・シャンベルタン キュベ”1859″ 」
ジュブレ・シャンベルタン村に本拠地を置くドメーヌ・トラぺは、2019年ミレジムに新しいキュベをリリース「ジュヴレ・シャンベルタン “キュベ 1859” 」をリリースした。
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アラン・デュカス のハートを掴んだ ファイアンスリー・ジョルジュ と ヌヴェール 陶器博物館
かつてフランス陶器の首都と言われたヌヴェール。19世紀以降衰退し消滅の危機を迎えましたが、2010年以降世代交代したファイアンスリー・ジョルジュが赤丸急上昇。青皿ABYSSがアラン・デュカスに認められ、日本のパレスホテル「エステール」でも使用されています。
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AOCジゴンダスの白ワインが2022年に認可される見通しとなった。南仏コートデュローヌ地方のワイン産地、ジゴンダスではこれまで赤ワインとロゼワインのみが認められていた。白ワインを生産した場合はコートデュローヌ・ブランとなった。その法規が変更となる。
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アルザスワインの甘さ・残糖表示 2021年ミレジムからのエチケット表示義務化とその問題点
アルザスワインの甘さ・甘口表示。2021年ミレジムからは統一されたエチケット表記が義務となりました。Sec セック 、Demi-sec ドゥミ・セック 、Moelleux モワルー 、Doux ドゥー の4つのカテゴリー。Liquoreux リコルーの表記は採用されませんでした。
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格付けボルドー最大面積を持つシャトー・ラトゥールカルネ がさらに畑を拡張か
2022年1月、ボルドーのベルナール・マグレがオーメドックの2シャトー計45haを買収。既に所有するシャトー・ラトゥールカルネにそのブドウ畑が吸収される可能性があるという。今回の買収で約225haの栽培面積を持つ巨大なシャトーができるかもしれない。
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復活したフランス最古の銘醸ワイン産地 ヴィエンヌ-セイシュエル Vienne-Seyssuel その1
ヴィエンヌとセイシュエルVienne-Seyssuelのワインは2000年前からフランス屈指の銘醸ワインとして知られていましたが、20世紀初頭に一旦消滅。それをイブ・キュイロン、フランソワ・ヴィラール、ピエール・ガイヤール達が1996年に復活。北ローヌの古くて新しいワイン産地として注目を集めています。
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ニーナ メタイエ Nina Métayerは、1988年生まれのフランス人女性パティシエ(菓子職人)。2023年10月、UIBCによる「世界最優秀パティシエ」に選ばれました。女性初の快挙です。洗練された彼女のお菓子と、彼女の経歴を綴ります。
フランス最古のレストランと言われ、鴨料理で知られるパリ、トゥールダルジャン La Tour d'Argentで、ロマネコンティを含む約80本のワインが盗難にあった。被害総額は約150万ユーロ(1ユーロ160円換算で、2億4千円)。
ラ フォリー ド ヴージョ は、フランス、ブルゴーニュ地方にできた新しい、ラグジュアリーな宿泊施設です。この小さな建物は、ブルゴーニュ地方の銘醸畑、クロ ド ヴージョ Clos de Vougeotの中にあります。グランクリュの畑の中にある宿泊施設はここしかありません。
シャンパーニュ最古のメゾンと言われてきたルイナールが20年振りに新しいキュベをリリースする。それもシャルドネ100%のブリュット・ナチュール。極辛口のシャンパーニュは、LVMH ルイヴィトンモエヘネシーグループでは初めてだ。ルイナールの歴史を踏まえながら、新しいキュベを分析・試飲する。
今フランス、パリで最も影響力のあるパティシエ、セドリックグロレのケーキ、クロワッサン、パン・オ・ショコラを紹介します。インスタグラムで芸能人並みのフォロワー数を持つ彼の店は、強気の価格設定にも関わらず、行列が絶えません。
フランスは欧州全体の約90%を生産、消費している牡蠣大国。フランス牡蠣の歴史、大きさや種類、買い方をご説明します。フランスは殻付きの牡蠣を買って家庭で生牡蠣を食べる人も多く、クリスマスや年末年始には欠かせない食材になっています。
フランス牡蠣の主要産地をまとめです。ノルマンディ、ブルターニュ、ロワール河口域、マレンヌ オレロン、アルカション、トー湖、コルシカ島。そして牡蠣は引越し、移牧していく特別な食べ物です。知られざるフランス牡蠣の世界です。
ブルターニュ地方のカンカル Cancaleがあります。晴れた日には対岸のモン サン ミッシェルを一望できる小さな港町。絶滅寸前のフランス平牡蠣を通年食べることができる市場がカンカルにはあり、観光の目玉にもなっています。エピスの法王ロランジェとグラン ド ヴァニーユ もあります。
フランスで最初に原産地保護表示を取得したマレンヌオレロンの牡蠣を取り上げます。グリーンオイスターで知られるこの産地の牡蠣は、フランスで最も知られた牡蠣の1つで流通量も多いです。4種類の牡蠣の説明を加えました。
フランス最大の牡蠣生産地として知られるノルマンディ地方の牡蠣を取り上げます。フランスで2番目のIGPを取得するノルマンディ牡蠣は、1969年代末に本格的な養殖がはじまった新興産地。モンサンミッシェル傍や、イジニー Isigny、ユタビーチ Utah Beachが有名。
ボルドー5大シャトー、シャトー・ラフィット ロートシルトを持つドメーヌ ド バロン ド ロッチルド ラフィット が、ブルゴーニュ、シャブリのメゾン・ウィリアム・フェーブル の買収に乗り出している。
ブルターニュ地方に新しい菓子が誕生しました。ブルターニュ風サブレがベースで、その上にマドレーヌ生地。イチゴとルバーブのジャムが乗り、蕎麦のヌガティンで表面をコーティングした菓子です。
ジョセフ・ドルーアン が、ブルゴーニュにある2つのワイナリーを買収した。サン・ロマンにある ドメーヌ・ジャン・フランソワ・ラペ Domaine Jean-François Rapetと、マコン、サン・ヴェランにある シャトー・ド・シャスラ Château de Chasselasである。
5月1日、フランスでは、愛する人、身近な人、親しい人にスズランを贈る習慣があります。「すずらんを受け取った人には幸運が訪れる」、と言われており、すずらんのブーケを手にした人をあちこちで見かけます。
シャンパーニュのボランジェ傘下のメゾン・シャンソンは、メルキュレイにあるシャトー・デトロワ Château d’Etroyesを買収した。シャンソンはこれにより、コートシャロネーズへ進出。自社畑を2倍となる。
最古のシャンパーニュ・メゾンとして知られるリュイナール Ruinart の1926年産シャンパーニュ18本が、レストラン、ポール・ボキューズ Paul Bocuse の地下カーブで発見。その一部が2023年2月に抜栓された。
画像引用:chateau cos laboryフランス、ボルドー、サンテステフにある格付け2級のシャトー・コス・デストゥネル Château Cos d'Estournelが、隣にある格付け5級のシャトー・コス・ラボリ Châte
2023年第17回世界最優秀ソムリエコンクールの決勝戦がパリで開催。優勝はラトビアのレイモン・トムソン。日本の岩田渉さんは5位でした。上位3名で行われた公開決勝戦の一部、ワインのブラインドテイスティングや、ワインリストの間違い探し等をご紹介します。
フランスでは2月に入ると、マルディ・グラのお菓子がパン屋に並びます。ブーニュ、メルヴェイユ、オレイエットといったフランス全域で見つけられる揚げ菓子を中心に、各地方のマルディグラの菓子:ガンス、ファンタジー、シャンクレ、シャンカラを綴ります。
シャンパーニュ・メゾン、ヴーヴ クリコ ポンサルダン Veuve Clicquot Ponsardinの名前になっているバルブ・ニコル・クリコ Barbe Nicole Clicquot (旧姓ポンサルダンPonsardin)を描いた映画の撮影が行われている
最古のシャンパーニュ・メゾンとして知られるリュイナール Ruinart の1926年産シャンパーニュ18本が、レストラン、ポール・ボキューズ Paul Bocuse の地下カーブで発見。その一部が2023年2月に抜栓された。
画像引用:chateau cos laboryフランス、ボルドー、サンテステフにある格付け2級のシャトー・コス・デストゥネル Château Cos d'Estournelが、隣にある格付け5級のシャトー・コス・ラボリ Châte
2023年第17回世界最優秀ソムリエコンクールの決勝戦がパリで開催。優勝はラトビアのレイモン・トムソン。日本の岩田渉さんは5位でした。上位3名で行われた公開決勝戦の一部、ワインのブラインドテイスティングや、ワインリストの間違い探し等をご紹介します。
フランスでは2月に入ると、マルディ・グラのお菓子がパン屋に並びます。ブーニュ、メルヴェイユ、オレイエットといったフランス全域で見つけられる揚げ菓子を中心に、各地方のマルディグラの菓子:ガンス、ファンタジー、シャンクレ、シャンカラを綴ります。
シャンパーニュ・メゾン、ヴーヴ クリコ ポンサルダン Veuve Clicquot Ponsardinの名前になっているバルブ・ニコル・クリコ Barbe Nicole Clicquot (旧姓ポンサルダンPonsardin)を描いた映画の撮影が行われている
ロベール・グロフィエの二コラ・グロフィエは、2022年ミレジムから、フラッグシップであるシャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ザムルーズをテロワール別の2キュベに分割するようだ。
ジュブレ・シャンベルタンのアルマン・ルソーのエリック・ルソーが、ニュイサンジョルジュのドメーヌ・シャンタル・レスキュー買収に参加。ディジョン在住投資家による買収に、エリックルソーが一口乗ったようだ。買収以前のスタッフが残るので、当面変更はない模様。
10年に一回見直しがなされるフランス、ボルドー地方、サンテミリオンの格付け Grands Crus Classes グラン・クリュ・クラッセ が2022年9月8日にINAO(原産地統制委員会)より発表された。今回114のシャトーが審査され、合計85のシャトーが格付けを取得。この格付けの詳細を解説する。
フランス、ブルゴーニュのドメーヌ・オスピス・ド・ボーヌが、2024年ミレジムから有機栽培BIOの認証取得を行うことを宣言した。エチケット上に表示が可能となる