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TH69です。 3日前に仕込んでいた豪州産の牛モモブロック肉でローストビーフを作りました。 ワインはフランス・ロワール地方のピノ・ドニスです。 ローストビーフソースはレシピにあるオリーブオイルを使わずに作ってみましたが、意外にはっきりとした味でわさびと一緒に食べると絶品の味わいでした。 ミニトマトとマッシュルームのブルスケッタ マッシュルームのブルスケッタは香りがよくてお勧めです。トマトは定番の味です。 自家製毛豆の納豆、黒いんげん豆の甘煮、レンコンの甘酢漬け、自家製おから レタスともずくとひじきと昆布とワカメとセロリのサラダ、最後の八朔 合わせたワインはフランス・ロワール地方のピノ・ドニス「…
TH69です。 夕食のメインは1週間熟成させた塩豚とレンズ豆の白ワイン煮込みでした。 キャベツが余っていたので外葉を3枚追加で入れました。 ワインはフランス・ロワール地方のピノ・ドニスです。 レシピはこちらです。塩豚は業務スーパーの豚肩ロースブロック肉を塩漬けして1週間寝かせました。ハーブはローズマリーとローリエを乳鉢で磨り潰してから振り掛けました。 ここには写っていませんが、煮込み前にキャベツを入れようと思っていたのを思い出し、手でちぎりながら鍋に投入しました。おかげですごい量の野菜になりました(汗)。 作り方は前と同じです。にんにく、塩豚、ソフリットの順に炒め、最後に白ワインを煮詰めて全て…
TH69です。 夕食のメインは自家製ローストビーフでした。 ローストビーフならやっぱりエエワインということで、ロワールのピノ・ドニスにしました。 最近では珍しいホンマモンのコルク栓です。 豪州産牛モモ肉を塩麹漬けにして、黒胡椒多め、にんにくなしで寝かせました。 今回もうまく焼けました。パロマのラ・クックはホンマに優れモンですね! では、そのまま食べてみます。塩麹だけだと淡白すぎて一味足りない感じですね。 次に自家製ローストビーフソースを付けて食べると、絶品の美味しさでした! 肉の味が淡白なので、ソースがいい仕事してました。ソースも今回が一番の出来だったと思います。 定番のわさびを添えて食べてみ…
Sancerre La Grande Côte2019(Pascal Cotat)
サンセール ラ グラン コート(パスカル コタ)なんだかなんの生産性もなく今年もダラダラと半年が過ぎようとしています。それとは逆に時間の流れるスピードが猛烈に早い様な気がするのは当方だけでしょうか。 そんな中、少し昔のコラムの様なものを読んでいたらこんな文章に出くわしました。 ある日本人画家がスペイン人の夫人に対して”早飯、酒もやめ、ギャンブルもしない、いい亭主だろう?”と自慢したところ夫人から”それじゃまるでロバだわ”と言い返され閉口してしまったという話。つまり彼女がいうには、”ゆっくり食事を楽しみ、飲んで愉快になり、宝くじで夢を見る。そのために仕方なく働くというのが人生というものよ”という…
Sancerre Blanc Denisottes 2021 (Claude Riffault)
サンセール ブラン レ デニソット(クロード リフォー)先日、高校の同窓会がありました。担任の先生が退官されるとのこと。卒業してから会っている人間は3人のみで1人は蒸発してしまってので 今では2人。他のみんなとは卒業以来の再会となります。 意外に会っていなくても顔はわかるもので、自分が着座した前の女子の顔を見て、あーと昔を思い出し気持ちがティンコンカンコンしてしまったのでした。(真木よう子 ティンコンカンコンで参照)高校女子お得意のお菓子を作ってくるやつ、ありますよね。まぁ美味しいものは大体なくなり不評な物が当方に回ってくると言うお鉢システム。笑 その日はクッキーでした。 出されたものは何も言…
Saumur Clos de Guichaux2018(Guiberteau)
クロ デ ギショー(ギベルトー)いい作り手というのは見つかったが最後、あっという間に手に入らなくなってしまいます。どうやらこの作り手も生産方数が少なくなったのかそもそも日本がアロケーションで買い負けしているのかは不明ですが入荷数が激減との事。まぁ、それはしょうがないとして個人的に残念なお知らせが届きました。 この作り手のワインは地方の酒屋で3ケースいかないくらい仕入れたのですが、今の情報だと、新しい入荷は地方には入らず関東と関西の都にしかいないとの事。ま、確かにレストランやビストロなどでこのワインが飲めれば満足度は上がるし、総合的に見ても感性の高さなどは東京が抜きに出ているものがあるとは思うの…
Chavignol Rose2019(Pascal Cotat)
シャヴィニョル ロゼ(パスカル コタ)インポーター情報 サンセールの役所がパスカル・コタの所有地に 駐車場の建設を要求しパスカルがこれを拒否したため、 それ以降この土地はVDTに降格されています。白もいいですがじめっとしてきていますし少しサラッとしたものを。 香りは桜餅、ストロベリー、白色の石、少しの煙、甘さでべたっとする事はなく端正で芳香もまずまず強いです。 味わいは香りの強さから想像すると果実味に比較的振れているのかなと思ったのですが全くの誤解。果実味も花の要素も無くひたすら透明感のあるミネラル水がアタックから余韻にまで続き逆に拍子抜けしてしまいます。笑 ボトル差はあるかもしれませんが液体…
Sancerre Blanc Les Chasseignes2021 (Claude Riffault)
サンセール シャセーニュ(クロード リフォー)最近、勉強している地域でありそこそこ飲んでいるこの作り手。こちらのワインは2本目になります。 香りはやはりミネラル主体に強すぎないハーブ香、果実は感じることなく白い花がいいところといった態度でしょうか。 味わいもはブコーに比べると1本目同様柔らかめながら隙が感じられないミネラル。優雅な感じはないですが淡く品がよいです。過剰に感じて飲んでいて重くなることもなく、不足に感じて不満に思うこともなく、会話の邪魔も料理の邪魔もしません。総合的にみて個人的満足度が高い1本となりました。
ソミュール ブラン(ギベルトー) 香りは大理石系の白いミネラル、ライム、レモン、レモンピール 味わいは厚みのある柑橘果実を程よく感じながら少し膨らみつつ酸が最後纏めあげてのフィニッシュ。21vtは酸性人耐性用だったのですが今年はバランス型に戻っていて玄人向けではないかもしれませんが万人受けという感じでしょうか。甘さがーという意見も見かけますが個人的には許容の範囲内、ただそう思わせてしまうのは入手度との難しさと値段も関わってきてしまうからなのかもしれません。 ま、これ以上高くなってしまうなら上のcuvée はまだ価格的に手に届く範囲なのでそちらを買うのが良いかもしれません。(もはやなかなか買えな…
Sancerre Blanc Les Boucauds 2021(Claude Riffault)
サンセール ブラン ブコー(クロードリフォー)VTが一つ更新されて22年ものになります。実は既に鮨屋で一度飲んでおり、もう一度同じ鮨屋で開けました。ま、なんというか写真が撮りづらい環境にあったということです。笑 前年度から約10%の値上げで許容範囲内といったところでしょうか。 特段、前年度と変わったところはなく白い花にミネラルタイトな若い果実、アクセントにハーブ。味わいも21年の方がパキッとしていたような印象もありますが。柔らかさを備えつつ十分こちらも硬質。要素も重すぎることも軽すぎることもありません。いい意味で凄すぎることもなく会話の邪魔をすることなく気がついていたら液体がグラスからなくなっ…
ソミュール ルージュ(ギベルトー)白の方はそこそこの数を飲んだ経験から下から上まで品質は統一されていて、いつ飲んでも比較的おいしく飲めると思います。赤に関しては信頼のある愛好家の投稿などをみていると上のcuvée に関しては早飲み厳禁な印象でしっかり熟成を要した方がいいと思われる投稿が多いです。そういうわけでエントリーラインを開けてみました。香りはしっかりベジタブル香、というか強くないピーマン香。笑 スワリングすると黒系果実が出てきますがそれでも緑の香りが支配的。 味わいは液体はなめらがながら粒子の細かいタンニンがしっかりあって久々にカベルネフラン単体を飲んだこともあり、ボルドーを思い出します…
ソミュール ブラン(ギベルトー) 約3ヶ月ぶりで2本目香りは白い石、若いグレープフルーツの果皮、レモンなどの、強くないものの若い柑橘系とミネラルが混ざった均整が取れた端正な香り。 味わいもグレープフルーツの苦味、レモン、ミネラル、酸と果実は膨らまずタイトに伸びていきます。2日目は飲めず、3日目は酸味は衰えず果実が大きくなり味わいは向上。 4日目はアルコール分がだいぶとび、レモン水に。しかしナチュールの様な落ち方はしていません。 1本目飲んだ時よりも整ってきた様にも思います。 22年のブコーとこのソミュールブランが同価格でなかなか悩ましいのですが、当然ながら味筋は全く違うのでどちらを追加するかは…
TH69です。 夕食のメインは豚キムチでした。 ワインはフランス・ロワール地方のやや甘口のロゼ「カベルネ・ダンジュ」です。 使ったニラはどんどん広場で購入したものです。花椒とチリペッパーを追加しました。 今回のは特に美味しかったです。ニラが良かったのとカクテキも入れたからでしょうか。 別記事でも紹介した「さつまいものクミン炒め」 きゅうりの三五八漬け 小豆の甘煮、毛豆の甘煮、自家製毛豆の納豆 レタスとトマトときゅうりともずくとひじきと昆布とセロリのサラダ、早生みかん 合わせたワインはフランス・ロワール地方のカベルネ・ダンジュ「Domaine Asseray Cabernet d'Anjou 2…
TH69です。 夕食のメインは半額やった豚ロース肉テキカツ用の粕漬けでした。 ワインはフランス・ロワール地方のピノ・ドニスです。ピノ・ドニスは初めて飲みました。 もう漬けた日を覚えていないほど熟成したお肉ですが、粕漬けだけに問題なしでした。 ニラの卵とじ。おやき風に焼いてみました。 黒豆の甘煮、自家製納豆、自家製きゅうりの粕漬け。黒豆はこれで終わりなので、新たに小豆の甘煮を作ります。 レタスとトマトときゅうりともずくとひじきと昆布とセロリのサラダ、3個108円やった見切りのりんご(このりんごは当たりでした!) 合わせたワインはフランス・ロワール地方のピノ・ドニス(Pineau d’Aunis)…
Sancerre Blanc Les Boucauds 2021(Claude Riffault)
サンセール ブコー(クロードリフォー)短期間で何本飲んだでしょうか? 個人的に飲み進めていくうちにギベルトーがフレンチ、ビストロ系の食事に合うとしたらこちらのワインは確実に和食だろうということでまぁ、持ち込む価格帯のクラスメントではないものの寿司屋で試してみることにしました。結論から言うと正解。柔らかさが、以前より少しあるものの飲んだcuvéeの中では1番硬質に感じます。ミネラルと少しのハーブと酸と塩味で飲ませていくワインで、重さを感じないのは低域で感じるところに鈍重さがなく中域のところで張り詰めたミネラルが少し膨らんで綺麗にフィニッシュの高域へと流れていくからではないかなと感じています。 白…
Sancerre Blanc Les Boucauds 2021(Claude Riffault)
サンセール レ ブコー(クロード リフォー)これはある僧の講和で聞いたのですが、出家してすぐにダメになるかならないかは決して体力の問題ではないということらしいです。つまり娑婆への未練が断ち切れていない、後ろを断ち切ってきてない事ー、、昨日のカツ丼が美味かったとか恋人と会いたいなど、それに引きずられてズブズブと駄目になっていくと。なるほどそれはわかるかもしれません。 ここ最近、白では放浪の旅に出て色々と飲んでいるのですが、さて後ろを振り返らずにいられるか。まずはこの作り手。エントリーラインであろうこの辺りから。 香りはミネラル主体、とても若い黄色い柑橘、少しのフリンティー、スワリングで滴り落ちる…
Sancerre Blanc Les Chasseignes2021 (Claude Riffault)
サンセール ブラン レ シャセーニュ(クロードリフォー)最近はこの作り手やギベルトーを集中的に飲んでいて成長とまではわないものの自身の感性もまだまだ感じるものがあるんだなぁ、と感じさせられるものがあります。やはり物事は何も感じなくなくなった時に面白みがなくなってくるもので経験を積めば詰むほど当然そうはなっていくのですが、それでも賢者は少しずつ打開しているのだろうなぁ、などとぼんやり思っている今日この頃です。閑話休題香りは青リンゴ、ハーブ、マスカットと灰色の岩。言われてみて気づいたのですが確かにマスカットフレーバーはあります。しかしがながら甘くだれてはおらず他の要素も自立しているため個人的にはい…
Sancerre Blanc Les Boucauds 2021(Claude Riffault)
サンセール ブコー(クロード リフォー)さて、ボトル差がないか早々に2本目です。 やはり1本目と変わらない印象で適度な要素がありながら決して重くなっていることはありません。満遍なく張り詰められた塩気を感じるミネラルは歪みなく端正、しっかりとした酸味、アタックから中盤そして余韻まで中抜けすることない今はフレッシュな柑橘の果実感。ベジタブルな感じもありますがそれが良いアクセントと思えるくらいでとどまっているのは他の要素がしっかりと自立しているからでしょう。 巷に溢れているブルゴーニュ アリゴテよりピリッとキリッとしています。そして、3本目も飲んじゃいました。笑 ボトル差もほぼ無し。こちらはビストロ…
ソミュール ブレゼ(ギベルトー)さてこの時期にいつも書いているLamyですが、個人的にここからのLamyが今のフーリエの様に何となくダラダラと行くのか(失礼!)神格化していくのか興味があるところです。 ラミーについては超密植と言う誰もおこなわない道をいっており、その行為が味わいに転換される前からしっかりと批評と望みを託していたのはロマネさんと一部のワイン屋位でかれこれ10年くらい前になるでしょうか。 自分はと言えばー、確かに10年前はまだ安かった(多くのワインが)、ただ自由にできる金が少なく買えなかった。今は金にさほど不自由さを感じることは無くなった、しかし高くなりすぎて買えなくなった。ただそ…
ソミュール ブラン(ギベルトー)こちらはこの作り手のエントリーキュヴェ、さていかに。 香りは火打ち石、カリン、淡く蜜と樽、白と薄い黄色の花、気品はエントリーキュヴェから兼ね備えています。 味わいもダレない引き締まった果実ながらシリアスになりすぎていないところがエントリーキュヴェとして秀逸。当然ながらBrezeに見られる隙なく緻密に散りばめられたクリスタル的ミネラルまでは及ばないのですがこれで十分この作り手の力量はわかると思います。 仄かな甘さを感じさせながらタイトな酸味を引き連れて口内で長めの余韻。 うーむ、これで十分満足度が高い。情報によると関東では酒屋に卸すよりもレストラン、ビストロなどに…
ソミュール ブラン(ギベルトー)ブルゴーニュを飲み進めていくとそのVTの天候から来る全体の収量や専門家がつける出来の良さというものも気になってくるものなのですがロワールなどはどうなのでしょうか?一応VTチャートはあるもののあまり気にしたことはありません。この21年物ですが、20年と比較するとボトル差と飲んだタイミングを差っ引いてもとてもタイトであくまでミネラル主体の液体になっています。そこから白い花や黄色く始めたようなフレッシュな果実の香りに品の良い樽香。味わいもやはり果実云々というよりミネラルとシャープな酸味主導でそこから果実が後追いで乗ってくるような印象です。最近の生ぬるいアリゴテよりよっ…
ソミュール ブラン(ギベルトー)白い岩、若いパイン、少しの火打ち石、液体に馴染んできている樽、香りは弱くないもののタイトにまとまっています。 味わいも熟成の影響なのかVTの問題なのかはわかりませんが、21年のミネラル主体というよりは少し熟し始めた黄色い果実味主体。液体も張りはあるものの食中酒に最適と思われる開放度でやはり特筆すべきはダレない酸がフィニッシュを綺麗にまとめ上げるため、ついつい飲み進めてしまいます。 4日目になると香りに麦わら感が少し出るものの酸化の気配は皆無で、果実味が減衰して酸とミネラルで飲ませていく形に変化していきます。 食事的には和食より断然ビストロで出されるような料理がい…
Sancerre les Charmes Blanc2021(Andre Vatan)
サンセール レ シャルム(アンドレ ヴァタン)さて2020年ブルゴーニュですがまだ一本も飲んでいないです。苦笑 グランクリュの値上がりはもうおめでとうとしか言えない状態。笑 元々市場では下(ACブル)と上(グランクリュ)から無くなっていくのが定石なのですが、上は価格がとんでもない、下は数が異常に少なくあまり買えないというどうにもならない状態。そこで村名にとなるのですがこちらも諭吉1枚では買えない。苦労しているのはワイン屋もでしょう。 というわけでこれからはパスグラかー、、、基本誰でも買えるし飲めるというワインをなるべく取り上げてきただけにこの暴露系ならぬ自虐系ブログの別れも近い。かも。閑話休題…
フラン ド ピエ Franc de Pied(アメリカ産台木なし)のフランスワイン生産者リスト
アメリカ産台木を使用しないフラン ド ピエ Franc de Piedのキュベを生産・販売しているフランス・ワイン生産者のリストを作成した。ロワール地方に多い。フィロキセラ以前のブドウ畑を維持している生産者と、近年新たに植えはじめた生産者の両方がいることに注意
Saumur Champigny Franc de Pie 2012(Domaine des Roches Neuves)
ソミュール シャンピニー フランドピエ(ロッシュ ヌーヴ)ブルゴーニュピノノワール以外にもやはり気になる作り手は結構いて、あくまでー価格的にも、入手度的にも手に入るということが前提なのですが、この作り手などそれにあたります。 ローヌの自然派、ブランドピエ、ボトルから見た液面は綺麗に透けていて、時刻で言ったら午後4時位か?と思って、数日たてて抜栓してみました。 この色を見てわかるように、あれ?お昼の12時位ですか?というしっかりした色合い。笑 ついに目もおかしくなってしまったか… 味わいもくぐもってはいないものの、黒系果実に、杏、カベルネフラン特有のピーマン香が個人的には支配的に感じられ、うーん…