メインカテゴリーを選択しなおす
M-S-D Trilogie 2019(Hubert Lignier)
モレサンドニ トリロジー(ユベール リニエ)やはりLamy の20年はとんでもない価格になっていて以前から買って保有していた方はおめでとうございます、という状態になりました。まぁ、例えは悪いですが売れないグラビアアイドルや歌手をずっと応援していたら何かの拍子に爆発的に売れて嬉しい反面、ちょっと寂しさもあり俺からは卒業したか…みたいな謎の感情に包まれる感じでしょうか。(俺だけ?笑) これからも買うべきかどうか?悩んでいるのは当方だけではないはず。(もはやブルゴーニュワイン自体においてそういう状態ですよね)そんな中、モンテーニュの本の中にあるこんな言葉が目に入ってきました。「なぜ、たっぷりと食べた…
M-S-D 1er cru Les Monts Luisants 1991(Pernia Rossin)
モレサンドニ モンリュイザン(ペルナンロサン) 今やなくなってしまったドメーヌで、暫く前に一連のバックビンテージが放出されていました。畑的にはポンソが白を作っていることもありなかなか面白味のある畑です。 好みの飲み頃はあると思いますが、美しく枯れ始めた美味しさがあります。穏やかに萎れた赤系の花、白っぽいミネラル、少しの粘土質、グラスからの優しいブーケにクラっとします。グランクリュのクロドラロシュの構成畑でもあり非常に長命とされていますが、この辺はボトル差などはある程度あるものと想定して楽しむのがいいです。当然ながらリコルク物でワインを補充しているものもあるはずです。ビンテージを考えたら異様に若…
Montelie 1er Les Duresses 2017(Monthelie Douhairet Porcheret)
モンテリー レ デュレス ブラン(ポルシュレ) はっきり言ってしまえばオーセイ デュレスより格下、自然派ワイン好きからすれば全くもってナチュラル感無し、少しブルゴーニュを飲み始めた人からすれば、モンテリー?そんなアペラシオン知らんし飲まんーかもしれませんし、飲みつけた古参の方からするとここに御大の面影はないのかもしれません。 とまぁ、さんざんdisっぽい事を書いておいて言うのもなんですが 笑 このワインは素晴らしいし美味いです。リリースしたての旨さはあるにしてもブラインドで出された日には、アペラシオン デストロイヤーになる事間違い無いです。厳しいミネラルをなくしたムルソーかもしれませんし、個人…
M-S-D 1er La Riotte2010(Olivier Jouan)
モレサンドニ ラ リオット(オリヴィエ ジュアン)地元では1番畑にいる勤勉な男として知られているようで、過去に何度もこの作り手のワインは飲んでいますが、派手さや豪華さはないもののとても実直なワインでテロワール を感じられる素晴らしいワインを作っていると思います。そんな男が作る良年の1級。悪いわけナシーということで。 まず香りー、ジュヴレともヴォーヌロマネとも違うこの地特有の土の香りー、朝の湿った森の中を歩いているような香りから腐葉土、キノコ、ヒバ、ヒノキなどがどれも強く主張をすることはないものの優しく協奏曲を奏で赤系の湿った果実が低域〜中域にかけて響いてきます。3人で飲んで口に運ぶことができず…
M-S-D 1er Clos Sorbe2016(Frederic Magnien)
モレサンドニ クロ ソルベ(フレデリック マニャン)こちらも最近評価の高くなってきている作り手。同じcuvée で普通の樽で発酵物とアンフォラ発酵物で分けたりとなかなか実験的なことをしています。そういうことをしているわけでとてもcuvée 数が多い。苦笑 全部飲むと破産するのでやはりここはロマネさんのおすすめする16、17のシャンボールのアンフォラ使用と行きたかったのですが、多分、輸入元の年末決算セールで魅力的なオファーがきたのでアンフォラ使用ではないものの、この銘醸地の畑のワインを飲むことにしました。 やはり、16年ながらすでに柔らかい。前回のショパンよりはスタイリッシュな作りで液体の集中力…
こちらはモレサンドニの白ということでなかなか変わっているのですが、興味はあるもののお値段は結構張ってしまいなかなか手に取ることができなかったのですが、運良くセールと言うタイミングに出会えたのでこの機会に買ってみました。 やはりニュイの白らしくタイトなミネラルの構造に柑橘系の果実、酸も伸びていくと言う飲み疲れしないタイプです。 ただ葡萄品種はどうなのでしょうか?テクニカル的なことはあまりわからないのですが、シャルドネ100%では無いような気も。。 まぁ、謎は謎で終わらせておくのも良いのかも。これ以外にブルゴーニュは多くの謎が多いのだから。
M-S-D 1er Clos des Ormes(G.Lignier)
モレサンドニ クロ デ ゾルム(ジョルジュ リニエ)このワインはかなりお世話になったワインでまぁ、タイミングによって状態はやや違うものの熟した古酒を勉強するには価格的にとてもリーズナブルだったワインで大変ありがたがったのですが、最近はそう言うワインも無くなってきてしまいましたね。 健常者でも一夏を超えると言うのはかなり大変なことと、歳を重ねるごとに思う今日この頃ですが、、病を抱えている人などは尚更のことと感じた今年の夏です。ワインを自分の手で熟成させて、いつかその時にーとは思うのですがやはり健康あっての人生なので抱え込み過ぎも色々と考えてしまいます。閑話休題この真っ赤な色合い。これが1番あたり…
Morley-Saint-Denis2011(Lecheneaut)
モレサンドニ(レシュノー)さ、忘年会の季節に入ってきてここからは古くからの友人と肩肘張らず心置きなく飲むわけですが以前、俺たち世代の3K問題は"金・結婚・髪"ということを書いたような気がするのですが、もっぱら金と結婚の話には脇見すらせず、1年間どーいう努力をしたのか熱い議論が交わされるのは髪の話だけ。爆 "育毛じゃ間に合わない、発毛だ!"や"ハゲって言葉が悪すぎる、薄毛という言葉の社会的浸透が必要"などの迷言珍言の嵐。アパレル関係の仕事のやつに、自分に似合う帽子を真剣に相談したり、ハリウッドセレブや文人墨客のイケてる薄毛のなり方の日々の研究など、笑うどころかもはや我々の中でこの話が1番真面目な…
Morey-Saint-Denis Clos Solon2011(Olivier Jouan)
モレサンドニ クロソロン(オリヴィエ ジュアン)スタイル変換をしてきている証左というのがこのcuvée で分かります。 基本黒い果実の風味なのですが、エキス系ではなく果実味をしっかり感じさせる味わい、その果実味も冷涼感ではなく温かみのある果実味を感じさせてくれます。状態が良かった為かあまり熟成は進んでおらず、モレ風味は少ないのですがここのドメーヌスタイルを楽しむというのでは十分役を果たしてくれました。このボトルの状態ならあと5年位またないとまだ少し黒く強く感じてしまうところがあるかもしれませんが、後ろの背景を見て分かる通りお洒落な赤身肉系焼肉屋ではなく古典派的つけダレ系焼肉屋にも負けないです。…
Morey-Saint-Denis 1er 2016(G.Lignier)
モレサンドニ プルミエクリュ(ジョルジュ リニエ)しばらく前に性格の悪い自然派ラバーとの会話なのですが、ワインが自然派に向かう事はいいとして、俺たちの実生活はどうだろう?体調悪ければガッツリ薬も飲むでしょ。俺はこの20年全く薬を飲んでいない、これが自然派ってもんだ!などと偉そうに言っていたらガッツリ流行り風邪に罹患。爆 そして流行り風邪とは別に訳あって抗生物質も飲まざる得ない状況だったのですが、解熱剤にしろ抗生物質にしろ20年ぶりの薬はまぁ〜よく効く効く。笑 でお前は何か言いたいのか?と言いますと、ヤバいと思ったら亜硫酸は適切に使ったらどうですかって事です。大笑(あくまで個人の意見であり亜硫酸…
Morey-Saint-Denis 1er les Ruchots2019(Pierre Amiot et Fils)
モレサンドニ ルショ(ピエール アミオ)コロナ禍になって個人的に何が1番しんどい事かと言ったら旅に出掛けられなくなってしまったことがあります。まぁ、日常でも3日と同じ場所にはいないのでほとんど旅しているようなものなのですが、国内旅行も悪くはないと思いつつ、それでは日常自分に積もった(と思われる)塵や煤みたいなものは払われず、マイノリティーになって様々な言語や文化的制約などを受ける中、普段考えなくてもいいことを考え、色んな思いをしながら日常の煤払いをしてきた(つもり)の自分としてはもう今や塵だらけでどうにかして外に出たいとは思いつつ、お上の方針は超スローペース、そして制約も現段階ではありなかなか…
Morey-Saint-Denis 1er les Ruchots2007(Olivier Jouan)
モレサンドニ ルショ(オリヴィエ ジュアン)前回のエントリーで何となく旅のことを書いたら色々と昔のことを思いだしてしまいました。そういえば高校の時に東京から京都までヒッチハイクで行ったことがあったけどよくそんな事したなぁと… いろいろ振り返ってみてもあの旅だけはもうできないかもしれません。旅も日常も3日と同じところには留まらず、糸の切れた凧みたいな生活を今も続けている感じですが、あの頃からその前兆は出ていたことに今気づきます。18の頃、毎日のように海やプールで全力で遊びながら心のどこかでは"もうこんなふざけた生活はできないだろう、これからはきっと大変になって別の人生が始まる"と思っていたのです…
2022年6月末、フランス、ブルゴーニュ地方、モレ・サン・ドニ村のドメーヌ・デ・ランブレイ Domaine des Lambrays は、YOU TUBEを利用して、新しい醸造所の映像を公開。話題となっている。