妻子がありながら、親子ほど年の離れた若い男子に恋をしてしまった。 思い悩んだ末、精神が崩壊してしまった。 その思いを綴っていきたい。
僕はもう若くなくなってしまった。 かつては生きる気力を失った頃もあった。 彼に恋して、生きる希望を取り戻した。 けれどもその思いは絶対届かないものであると悟った時、僕の心と体は壊れてしまった。 かろうじて僕が僕であるために、僕は新しい出会いを求めて、歩み始めようとした。 けれども… つたない『和歌』で、その思いを綴っていきたい。
1件〜100件
[1023]天雲あまくもに 遠響とほくとよもす 鳴神なるかみの 所聞朝開きこゆあさけに 公将偲きみをしのばむ [957]吾背子わがせこの 来通路きかよふみち…
えっ!!??そのような身分のお方が「夜這い」ですか!!??[1022]隠口の 泊瀬小国に 夜這ひせす 我がすめろきよ 奥床に 母は寐ねたり 外床に 父は寐ねた…
[1021]夢之相者いめのあひは 苦有家里くるしかりけり 覺而おどろきて 掻探友かきさぐれども 手二毛不所觸者てにもふれねば~大伴家持・万葉集 7-741 諒…
[1018]何為而いかにして 忘物わすれむものぞ 吾妹子丹わぎもこに 戀益跡こひはまされど 所忘莫苦二わすらえなくに~不詳・万葉集 11-2597 [101…
好きになってはならない人を人を好きになってはいけない立場の人間が、勝手に人を好きになってしまって、苦しんでいるだけおめでたい人だね、僕は [1017]斐太人之…
君を好きになる前に戻ってやり直したい、いや、やり直したくない
[1015]黒髪二くろかみに 白髪交しろかみまじり 至耆おゆるまで 如是有戀庭かかるこひには 未相尓いまだあはなくに [1016]玉桙たまほこの 道不行為有者…
少し前のことですが、立ち直れないような事があって、歌を詠む気分にもなりません今までは心が病んでいるときほど、歌を詠めたのに… [1014]中麻奈尓なかまなに …
他の歌詠みSNSに投稿した歌ですが、諸事情で真意を公開しにくい歌(比喩歌)です。真意は次回のアメンバー記事で書きますので、よろしければご覧くだされませ。アメン…
君に恋してからの2年間、激動の日々だった振り返ってみると、最初から君の存在はとても遠いものだっただから僕は君を忘れて一人歩いて行くしかない [1000]鳴神な…
[998]天原あまのはら 振放見者ふりさけみれば 雲居成くもゐなす 心不欲心いさよひ 斯矢歎敢かくやなげかむ本歌(元ネタ)~山部赤人・万葉集 3-372 […
家持くん、なかなかのプレイボーイ(死語!?)だったのですね。 [997]中々者なかなかに 黙毛有益乎もだもあらましを 何為跡香なにすとか 相見始兼あひみそめけ…
君は雨に降られながら行くのだろう [994]久方ひさかたの 雨零あめのふらくに 足引あしひきの 宇山坂うやまのさかを 公将往きみはゆくらむ 雨よ、降らないでく…
[993]叢雨むらさめの 梅雨来良思つゆきたるらし 白栲しろたへの 吾衣手わがころもでは 未干勿國いまだひなくに もうダメだな
アシガニ哀歌~by 乞食 [992]おしてるや 難波の小江に 廬作り 隠りて居る 葦蟹を 大君召すと 何せむに 我を召すらめや 明けく 我が知ることを 歌人と…
梅雨入りです。しかも風が強い… [992]吾背子わがせこの 日頃通之ひごろかよひし 宇山坂うやまざか 風吹勿勤かぜふくなゆめ 雨降勿勤かぜふくなゆめ 雨よ、こ…
今日はサイクリングは休みたぶん、昨日の雨でサイクリングロードはべちゃべちゃ自転車のメンテナンスも兼ねて…午前中で終わっちゃったヒマだなぁ…家に誰も居ないしちょ…
いつも一緒に居れるものだと思っていた… [986]烏玉ぬばたまの 夜明奴者よのあけぬれば 星削ほしはきえ 日昇来ひはのぼりきて 鳥啼とりはなき 夕去来者ゆふさ…
用事があって朝早めに家を出ました。いけない考えが僕の心によぎります。 [984]夙尓つとめてに 愛寸背呂乎かなしきせろを 足引乃あしひきの 宇山之坂尓うやまの…
忘れたいこと、忘れたくないこと… [982]従古いにしへゆ 言續来口いひつぎけらく 戀為者こひすれば 不安物登くるしきものと 玉緒之たまのをの 継而者雖云つ…
アメンバー記事を投稿しました。特に制限を設けておりませんので、どうぞご登録ください。 [981]天浪録乃あめぶろの 秘足文乃ひめたるふみの 限無かぎりなし 言…
アメンバー記事を投稿することにしました。 [980]大伴之おほともの 多津和久胡たづのわくごが 保思跡云ほしといふ 滓鹿之松者かすがのまつは 如何将有いかにか…
[979]玉蜻たまかぎる 磐垣淵いはかきふちの 空蝉うつそみの 吾往方わがゆくかたの 道不知久みちのしらなく
今日は百人一首の日なのですね。百人一首といえば、かるた取りです。幼少の頃は、家族でやったものです。因みに百人一首の中で僕の一番好きな歌はコレです。[902]ひ…
[968]千早振ちはやぶる 神不知哉かみはしらずや 真十鏡まそかがみ 相見而者社あひみてばこそ 吾戀止目あがこひやまめ本歌(元ネタ)~不詳・万葉集 13-32…
僕がまだ小学校低学年だった頃…まだ姉と一緒にお風呂に入っていた時のことです。姉の持ち物と僕の持ち物の形状を比較して、「ピッタリだなぁ」と思ったものです。 この…
[964]東ひむがしの 天乎眺而あまをながめて 立居者たちをらば 出来月波いでくるつきは 清狩さやけかり 頓波西尓やがてはにしに 傾而かたぶきて 物見乃軒尓も…
※お食事中の方はあとでお読みください。ほんの少しだけ下ネタを含みます。みなさまは「オートミール」をご存じですか?少し前まで心身は絶不調でした。毎日浴びるほど飲…
男: 「別れたんだって?じゃぁ僕と付き合ってよ」 女: 「あっ、ごめん。もう新しい男できちゃった」 ※あくまでも私訳です…
[955]君之當きみがあたり 見乍母将居みつつもをらむ 伊駒山いこまやま 雲莫蒙くもなたなびき 雨者雖零あめはふるとも~不詳・万葉集 12-3032 朝起きて…
葛城川は曽我川の支流です。 [954]曽我川そがかはの 離而流かれてながるる 葛城かつらぎの 可寄磯よるべきいその 遠之空毛とほしむなしも 諒主くんと会わな…
愛すべき母、憎むべき母…間もなく命日です。 母の愛した花、つつじ花…余命幾ばくもない母と家督をめぐって真っ向から対立し、争ったことは僕の心に大きな傷跡を残しま…
[949]空蝉うつそみの 惜久毛不在をしくもあらぬ 行潦にはたづみ 可消物跡けぬべくものと 所念鴨おもほゆるかも GWで酒を飲みすぎたかな、スマホを打つ手が…
久々に現代日本語多めでいきますw 旧・旧ブログ(ひとり万葉集 巻1)の修正に取り組んでます。今でこそ「万葉仮名・略体式」(漢文みたいなヤツです)で詠んでいます…
早朝のサイクリング(4/23)の記事とほとんど同じです。お蔵入りにしようかと思ったのですが、せっかく詠んだので、勿体ないような気がして…※4/26の話です […
[939]生駒山いこまやま 度遠哉わたりとほみか 霍公鳥ほととぎす 石間乃杜尓いはまのもりに 将鳴可なくらむか 峨奈尓不通がなにかよはず 将鳴可なくらむか 吾…
ディスり合い劇場 其ノ壱 へぐり:ほづみジジぃは腋毛ボーっ!ほづみ:るせぇ、へぐりの赤鼻野郎! [937]小兒等わらはども 草者勿苅くさはなかりそ 八穂蓼乎や…
巻2-[872]外尓見之そとにみし 興乃無狩之きょうのなかりし 重見かさねみの 此天浪録乃このあめぶろの 由曾怪寸よしぞあやしき フォローも順次公開にします。…
[933]真薦苅まこもかる 大野川原之おほのがはらの 水隠みごもりに 戀来之妹之こひこしいもが 紐解吾者ひもとくわれは~不詳・万葉集 11-2703 ※あくま…
巻1からのフォロワーの皆様は「彼と雨」について、ご存知であることでしょう。↓ご存知でない方のために [931]烏玉ぬばたまの 闇染入やみにしみいる 雨音あめの…
サイクリングロードを走っていて、蚊柱発見!! [928]風温かぜぬくみ 曽我之川路乎そがのかはぢを 往時ゆくときに 人乎避而波ひとをよきては 漕往毛こぎゆくも…
二度目の寝覚め…午前4時過ぎ… [926]暁あかときの 小曇すこしくもりて 東ひむかしの 遠所見とほくにみゆる 足引あしひきの 山霞やまのかすみを 眺居ながめ…
[923]暁あかときの 夢見来いめにみえくる 吾背子わがせこと 副而将居たぐひてをらむ 夢跡知乍ゆめとしりつつ 若いころは良くあったのです、夢の中で意識がある…
寝待月…正確に言えば、オレンジ色に近いですが… [919]宵去よひさらば 山際刺やまのまさして 狭丹塗さにぬりの 寝待月ねまちのつきは 今出いまいづる 生駒山…
巻1-[602]心乎之こころをし 無何有乃郷尓むがうのさとに 置而有者おきてあらば 藐狐射能山乎はこやのやまを 見末久知香谿務みまくちかけむ~不詳・万葉集 1…
痛醜あなみにく 賢良乎為跡さかしらをすと 酒不飲さけのまぬ 人乎熟見ひとをよくみば 猿二鴨似さるにかもにむ~大伴旅人・万葉集 3-344※あくまでも私的解釈で…
桜の見ごろはすっかり過ぎてしまいましたね。ふとベランダに出てみると… [917]春深はるふかみ 野辺桜のべのさくらは 雖散ちりぬれど 屋戸物見やどのものみに …
[909]斑鳩いかるがの 杜入野もりのいりのの 雉音きじがねの 背之聲乎せなのがこゑを 偲鶴しのひつる 川路尓咲蹴かはぢにさける 櫻花乃さくらばなの 背之形乎…
咲いたと思えば、すぐに散ってしまう。さくら花とは冷ややかなものだ…[903]東ひむかしの 春日野遠かすがのとほみ 足引あしひきの 山霞而やまはかすみて 炎かぎ…
楽しい時間はすぐに終わってしまいますね…[902]ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ~紀友則・古今和歌集 2-84↓超・超訳↓ ※あく…
「もうやめた!!」って諦められたら、楽になれるのでしょうか?[901]散りぬれば 恋ふれどしるし なきものを 今日こそ桜 折らば折りてめ~詠み人知らず・古今和…
この苦しい恋は現実なのか、夢なのか?[900]桜花 散りぬるときは 見もはてで さめぬる夢の 心地こそすれ~凡河内躬恒・金葉初度本 105↓超・超訳↓ ※あく…
恋の行く末を暗示しているかのようです…[899]たれこめて 春のゆくへも 知らぬまに 待ちし桜も うつろひにけり~藤原因香・古今和歌集 2-80↓超・超訳↓ …
[895]冬過而ふゆすぎて 春来良之はるきたるらし 天原あまのはら 仰而見者あおぎてみれば 春霞はるがすみ 山尓吹居而やまにふきゐて 天津風あまつかぜ 野辺尓…
[892]吾背子わがせこを 甚戀者いたくこふれば 久方ひさかたの 昼物念ひるはものもひ 烏玉ぬばたまの 夜毛物念よるもものもひ 宿不所寝いねらえず 甚無乏いた…
サイクリングロードの傍らにいくつか森があります。そこを通るときに雉の声が聞こえるのです。雉といえば…[888]春去而はるさりて 温此頃ぬくきこのごろ 暫有しま…
巻1-[600]鯨魚取 海哉死為流 足引乃 山哉死為流 人波隠礼無いなさとり うみやしにする あしひきの やまやしにする ひとはかくれむ人だって虫けらだってウ…
[885]久方ひさかたの 天欝悒そらはいぶせみ 雨音あめのねの 聴朝毛きこゆあしたも 背念勿國せをもはなくに[886] 公為きみがため 春菜将採はるなつまむと…
暖かくなったので、サイクリングを再開しました [883]早桜はやざくら 散奴朝ちりぬるあしたに 木元きのもとを 漕往時こぎゆくときに 梅乃香曾為うめのかそする…
[881]獨寝ひとりぬる 枕片去まくらかたさる 烏玉ぬばたまの 幾夜毛夢尓いくよもいめに 左勿来曾吾背さなきそわがせこのごろ毎晩君の夢を見る[882]獨寝ひと…
[880]痛吹いたくふく 此梅東風尓このうめこちに 遺居而おくれゐて 月経去者つきのへゆけば 生跡毛無いけりともなし 忘れることのできない瞬間… ※告白[2…
[879]真十鏡まそかがみ 吾勿写曾あをなうつしそ 白髪之しろかみし 不及背子乃およばぬせこの 面影所念おもかげおもほゆ自分自身の白髪頭を見て、彼の若白髪を毎…
[878]久方ひさかたの 天遠あまのとほみに 刺遣手さしやるての 不及日月およばぬひつきは 勿照曾勤なてらしそゆめ励まさないでくれ期待しないでくれ僕には何もで…
[877]従明日者あすよりは 春菜将採跡はるなつまむと 標之野尓しめしのに 昨日毛今日きのふもけふも 雪波布利管ゆきはふりつつ~山部赤人・万葉集 8-1427…
旧ブログの続きです。 これまでの経緯などは以下をご参照ください。 背景など…(ひとり万葉集 巻1)背景など…(ひとり万葉集 巻2)巻1の概略用語など 愛想無し…
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