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#676 レビュー 『ビジュアル版日本の古典 蜻蛉日記と王朝日記』
大河ドラマ『光る君へ』の時代に花開いた貴族たちの日記『蜻蛉日記と王朝日記〈更級日記・和泉式部日記・土佐日記〉 男と女、それぞれの“日記文学” (ビジュアル版日…
#674 藤原道綱母と『蜻蛉日記』‐大河『光る君へ』を楽しむ為に
『光る君へ』で兼家にとにかく道綱をとお願いし、石山詣ででまひろらと交流した藤原道綱母(大河では藤原寧子)とその作品の『蜻蛉日記』ついてです。本朝第一の美人の寧…
【光る君へ】#15 まひろ、道綱の母に示唆され作家の道に光を見出す
NHK大河ドラマ「光る君へ」第15回「おごれる者たち」が4/14に放送された。何も踏み出せなかった歯がゆい時期を経て、闇から立ち上がるヒントを石山寺で得ることができた主人公まひろ。ここから「書くこと」へと思いが動き、いよいよ紫式部の「源氏物語」ワールドが花開くか・・・! まずは、あらすじを公式サイトから引用する。 (15)おごれる者たち 初回放送日:2024年4月14日 道隆(井浦新)は、強引に定子(高畑充希)を中宮にし、詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。二年後、一条天皇(塩野瑛久)は麗しく成長。道隆の独裁には拍車がかかっていた。伊周(三浦翔平)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公…
石山寺。源氏物語の中でも光源氏が訪れていたり藤原道綱の母(蜻蛉日記作者)も祈願に訪れています。紫式部もこの石山寺で源氏物語の構想を練ったと言い伝えがあります。…
平安時代の人々は、霊験あらたかな石山寺の観音様に会いに行くのが大きな楽しみでした。藤原道綱母もその一人で、『蜻蛉日記』には朝早く都を出て、逢坂(おうさか)の関を越えて近江に入り、打出浜から舟で琵琶湖から瀬田川へ進み、夕方頃に石山寺に入ったと記されています。まさに一日がかりの石山詣だったようです。逢坂の関打出浜大河ドラマ館を出て、境内を散策していきます。明王院の前には、比良明神影向石があります。ここ...
【光る君へ】#14 兼家没、遠ざかったまひろと道長は各自もどかしい空回り
前回ブログについての反省 NHK大河ドラマ「光る君へ」第14回「星落ちてなお」が4/7に放送され、オープニングのトリを飾っていた藤原兼家(演・段田安則)が没した。ここまで公の硬派的な物語を引っ張ってきた功労者、まだまだ居てほしかったが・・・そんなことを言ったら、いとに叱られるか。 まずはあらすじを公式サイトから引用しよう。 (14)星落ちてなお 初回放送日: 2024年4月7日 仕え先を探すまひろ(吉高由里子)は、土御門殿からの帰りに道長(柄本佑)と鉢合わせてしまう。久しぶりの再会だったが・・・。ある日、兼家(段田安則)は道長らを呼び、道隆(井浦新)を後継者にすると告げる。道兼(玉置玲央)は納…
藤原道綱母の書いた『蜻蛉日記』には、夫である藤原兼家との結婚生活や、兼家のもうひとりの妻である時姫(藤原道長の母)との競争、夫に次々とできる妻妾について書き、また唐崎祓・石山詣・長谷詣などの旅先での出来事、上流貴族との交際、さらに母の死による孤独、息子藤原道綱の成長や結婚、兼家の旧妻である源兼忠女の娘を引き取った養女の結婚話とその破談についてのの記事がある。藤原道綱母の没年より約20年前、39歳の大晦...
読書記録:蜻蛉日記和泉式部日記生方たつゑの(わたしの古典シリーズ)(集英社文庫)文庫-1996/9/20生方たつゑ(著)兼家パパの側妻さんで、道綱(大河ドラマで上地雄輔)の母が書いた「蜻蛉日記」と、「和泉式部日記」を..
読書記録:愛とゴシップの「平安女流日記」(PHP文庫)文庫–2013/3/5 川村裕子(監修)平安時代の女性が書いた、日記や自伝要素のある文学作品。その中から代表的な「枕草子(清少納言)」、「紫式部日記」、..
先日、壊れてリピートしたと書いた、ダイソーのメガネ型ルーペ(1.3倍)。その後、間一日おいて出勤した昨日、駄目元で室内を探してみたところ……見つかっちゃったよ(驚)テーブルからかなり離れた隅の方の絨毯..
前回、いよいよ三郎=藤原道長であることを認識したまひろ。道長とまひろが対面するシーンで、まひろの独り語りにつらい告白がありました。まひろが母の敵である道兼を憎…
京都の一条戻橋から東へ50mほど行ったところに、聚楽城 加藤清正邸の案内板があります。当地は平安京の左京北辺二坊五町にあたり、「蜻蛉日記」の著者・藤原道綱母が住まいした平安時代の一条邸跡とされています。藤原道綱母(ふじわらのみちつなのはは)平安中期の歌人。父は正四位下藤原倫寧(ともやす)、母は『尊卑分脈(そんぴぶんみゃく)』などに刑部大輔(ぎょうぶのだいぶ)源認(みとむ)の女(むすめ)とするが、通説は主殿頭(との...
いよいよ来年の主役、紫式部の登場です。石山寺には、お堂の一画にに紫式部の人形がこんな風に展示されています。お堂の一画で、こんな感じで、源氏物語を執筆されていたのでしょう。平安時代、宮廷女官の間で、石山詣では人気だったそうです。更級日記、蜻蛉日記等に描かれているようです。世界初の女性長編小説家紫式部ドラマではどんなに描かれるのでしょうか?☺️この時代、ドラマ、映画には描かれることがなく小生にとってはとても興味の沸く期間です。この時代の宮廷女官、きっと現代のキャリアウーマンと共通点が多いのではと思っています。人気の衣装とか、人気の参拝地とか、人気の男性とか?☺️宜しければポチお願いします。にほんブログ村過去の投稿記事です。石山寺東大門重要文化財-リタイアじーじの徒然絵日記大津市の三番目の名刹石山寺です。来年の...源氏物語の現場紫式部
石山寺はとても階段の多いところです。寺からは琵琶湖が眺めることができます。蜻蛉日記、更級日記などに参拝の様子が書かれているとのこと。平安時代から人気のお寺だったのでしょう。琵琶湖の眺めもその要因の一つでしょう。門前町も含め魅力的なお寺です。宜しければポチお願いします。にほんブログ村過去の投稿記事です。延暦寺常行堂と法華堂と渡り廊下重要文化財-リタイアじーじの徒然絵日記常行堂と法華堂が渡り廊下でつながっています。弁慶がこの渡り廊下をてんびん棒にして、かついだという伝説があるそうです。弁慶はあちこちに逸話が残っています。西搭のお...gooblog三井寺三重塔と一切経蔵-リタイアじーじの徒然絵日記三井寺の境内はとても広大かつ多数の歴史的建築物が建っております。そのなかで特に目を引くのが三重塔です。重要文化財で...石山寺の階段