chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
黒猫の額:ペットロス日記 https://toyamona.hatenablog.com

猫だからいいだろうと思い切り溺愛してきた息子が、2020年の立春、18歳7か月で虹の橋を渡りました。ペットロス上等な日々を中心に、思いつくまま綴ります。たまに朝ドラなどについても書いています。

tomosuke
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/04/30

1件〜100件

  • 【鎌倉殿の13人】あの日には帰れない北条家+番外編・北条安千代は誰

    オンベレブンビンバ、分かるわけなかった 畠山ショックを忘れるほど、脳内で咀嚼不可能 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第37回、「なんだそれ」なサブタイトルの「オンベレブンビンバ」が9/25に放送された。 前36回「武士の鑑」は、畠山重忠の無念を思うと涙無しでは見られない重い内容だった。ところが、次回予告で「オンベレブンビンバ」が示された途端に「へ???」と脳内がクエスチョンマークで一杯になった。 鳩が豆鉄砲を食ったよう、という譬えは鳩がかわいそうだからあまり好きじゃないが、オンベレブンビンバという脳内ですぐには咀嚼できないものを突っ込まれたおかげで、重かった畠山一族の悲劇も気分的にあっさり…

  • 【鎌倉殿の13人】重忠、命懸けで義時の尻を叩く(※お膳立ては義村)

    サヨナラ!武士の鑑・畠山重忠😢😢😢 9/18放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、畠山重忠の乱を描いた第36回「武士の鑑」だった。もうね・・・役者さんたちの演技がものすごい熱量で、まだそれがただ見ただけのこちらにも残っているような気がする。 中川大志(まだ24歳!)演じるアラフォー畠山重忠は「戦など、誰がしたいと思うかー!」と顔を震わせ万感込めて吠えた。そして、自ら畠山討伐の大将に志願することで、義理の弟でもある友人との戦を回避する道を探ろうとした小栗旬の北条義時。しかし、ふたりの思いは虚しくも叶わない。結局、筋を通したい重忠に向けて、義時は「これより、謀反人畠山次郎重忠を討ち取る!」と…

  • 【鎌倉殿の13人】畠山重保が採るべき「正解」は何だったのか

    中川大志の静かな圧が凄い 9/11に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の35回「苦い盃」。てっきり畠山滅亡回かと思い、前回ブログでは先走ってしまった。苦い盃=心ならずも畠山を討ち取った後の義時の苦い祝杯か?と予想してのことだった。 toyamona.hatenablog.com 考えてみれば、確かにパッパッと片付けるなんてもったいないことを制作側がするはずがない。たっぷり見せるよね。畠山重忠を好演する中川大志の退場があまりに勿体なくて、こちらも身構えすぎた。 次36回の「武士の鑑」はタイトルからそのものズバリでため息しかないが、前回の先走りを反省して予告についてはあまり触れない方が良…

  • 【鎌倉殿の13人】りくの感情爆発は次回か

    35回の予告が怖い NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第34回「理想の結婚」の再放送を土曜日に見た。この回自体は、実朝と義時、それぞれの婚姻に向けての騒動を描き、これまで惨劇続きで気持ちが疲れていた視聴者に一息をつかせるような回だったなと感じた。 しかし、その分、抑えたマグマは9/11の次回「苦い盃」で爆発しそうだ。 もうね・・・予告を見ただけで息が詰まりそう。見栄えを誇る畠山重忠の嫡男・重保と見られる若者(こちらも見栄え良し)が、北条時政とりくの愛息・政範に異変が生じた宴会に同席し、政範が盃を取り落とすのを見て驚く顔が映っていた。 ロングバージョンの予告はもっと怖い。りくがはっきり「息子は殺…

  • 【鎌倉殿の13人】源氏将軍頼家、意地を見せてサヨナラ

    主人公・義時は「悪い顔」へ変貌 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、先日8/28の第33回「修善寺」で源頼家が死んだ。修善寺は、当時から温泉場として療養利用もされていたそうで、病み上がりの頼家が療養に行かされる場所としてはふさわしいのだろう。けれど、24回「変わらぬ人」で源範頼が刺殺された所なのだから、不吉だ。 さらに、もしかしたら慈円が書き残したように残酷な方法で頼家は斬殺されるか・・・と考えてしまって、スタート前に既に気持ち的に少しどんより。そう言いながらも、三谷幸喜脚本の面白さが勝り、毎回絶対見るとは思っているのだけれど。 「鎌倉殿の13人」は、歴史に則っているとはいえ、ここのところの…

  • 【鎌倉殿の13人】比企尼と若狭局、埼玉で生きる説

    北条政子が悪夢を見てる? 8/27にNHKの総合で土スタを見た。「鎌倉殿の13人」の特集とのことで、北条政子役の・・・おっと、「政子」役の小池栄子が出演していた。「鎌倉殿」の再放送から引き続き、楽しみに見た。 本日13:50~ #土スタ のゲストは #小池栄子 さん🎉#鎌倉殿の13人 の再放送直後に生出演!政子役についてたっぷりお話を伺います。ワンちゃんLOVE❤️な素顔も… ぜひお見逃しなく!小池さんへの質問メッセージはこちらへ⇒https://t.co/49GLPy9DmI#小栗旬 #金子大地 #宮澤エマ #ゴルゴ松本 pic.twitter.com/fG8ytRHxrg — 土スタ (@…

  • 【鎌倉殿の13人】父・義時をなぞる二十歳の泰時

    顔の大きい佐藤二朗 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第31回「諦めの悪い男」。今回もまたまたすごかった。8/14に放送され、ここぞという時の思い切りの悪さ&先見の明の無さが尾を引いて、比企能員が死んだ。おもしろおじさんのイメージの強かった佐藤二朗が、笑顔の怖ーい悪役・比企能員を演じて、最期まで小物らしくジタバタして素晴らしかった。 当主の戻らない比企家で、「兵を整え迎え撃て!」と息子に叫ぶ妻の道、不幸にもまだ健在だった比企尼(何か投げてましたね)、そして一幡をかばってトウに瞬殺されたせつ・・・切ない。この女優陣にも涙。拍手を送りたい。 佐藤二朗は顔が大きい。義時や頼家と見合っているシーンで…

  • 今日は「黒猫感謝の日」だそうで

    故クロスケには毎日感謝しているけど 本日は黒猫に感謝する日なんだそうで、思わず反応してる。うちでは夫婦ともども亡きクロスケ・黒猫の息子に感謝しない日はないので、毎日が実質的に「感謝する日」になってるけど。 2001年7月末に家族の一員になって以来、2020年2月4日に天国にお返しするまでの18年半の期間に、うちの黒猫には幸福と愛情だけをもらった。もう後悔することが無いくらい、かなり幸せな人生にしてもらった。ありがとうね、クロスケ。 この「黒猫感謝の日」は、どうやら海外発の記念日のようだ。こちらの記事を読ませていただいて、知った。 nekochan.jp www.facebook.com 黒猫が…

  • 【鎌倉殿の13人】全成誅殺、実衣の演技に涙した

    宮澤エマの、圧巻の泣き笑い演技 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は毎週日曜夜の放送。それなのに、土曜昼の再放送を見てからのタイミングでブログを書きたくなるのは、一体どういうことなんだろう。 正確に言うと、今回は少し前の回も見たくなって再放送じゃなくて録画分をまとめて見た。さっさと日曜の放送を見た時点で書けばいいのだが、そういう気分になるのが毎度遅くて・・・読んでくださる方には、どうも失礼しています。 「鎌倉殿の13人」はさすがの三谷幸喜作で作り込まれて情報量が多く、私のぼんやりした頭の中で咀嚼するのに時間がかかっているのかも。それが土曜の再放送を見た時点で、ようやく混沌とした中から何事か言葉…

  • 【鎌倉殿の13人】北条政子さえ「政子」、なぜ?

    YouTubeの鎌倉殿解説に相変わらずはまっています NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は7/31に29回「ままならぬ玉」が放送された。「玉」とは、古井戸へと落ちて行った蹴鞠の玉(たま)を直接には指しているのだろうけれど、オープニングで描かれている蹴鞠の玉は「権力の象徴」らしいので、扱いにくく転がっていく権力を頼家がつかみ切れない様がサブタイトルになっていたのか。 とはいえ、頼家はもがきながらも少し成長した。もう蹴鞠には逃げないそうだし(逃げている自覚があったんだね)、頼家を信じようとぶつかってきた比企家の「せつ」の言葉に心動かされ、彼女が産んだ一幡を嫡男にすると決めたと義時に言っていたし。 …

  • 【ちむどんどん】【芋たこなんきん】また比べてしまった

    平日朝のNHK総合にはもう近寄れない NHKの朝ドラ「ちむどんどん」を毎朝見なくなってから、朝のテレビ視聴習慣が変化した。特に頭痛を連れてくるハチャメチャな賢秀ニーニー、主人公の相手役である倫理観のない新聞記者・和彦(都合よく要らない女は去っていくし、好きな相手は告白してくれる優柔不断)に嫌悪感が大きく、見るに堪えないので、うっかり目に入れないように朝ドラだけでなく「あさイチ」も見なくなった。 つい先日も、放送は見なかったけれど「ちむどんどん」は一炎上したらしい。「母親の不幸は息子と結婚できない事って言うからな」と訳知り顔に和彦の上司に言わせてしまって、世の母親の「そんなことあるか、気持ち悪い…

  • 【鎌倉殿の13人】頼家が「助けて」と言えたら

    坊っちゃん頼家、人に頼れず空回り 第2章が始まったNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、7/17に放送された第27回はタイトルとは微妙に異なるサブタイトル「鎌倉殿と13人」だった。 先ほど土曜日の再放送を見て、日曜日の本放送では見逃していたことに気づいた。頼家、あんなに涙を流していたとは・・・そうか、そうだったか。頼家なりには傷ついていたんだ。 今日はタブレットで見て気づいたのだけれど、日曜日に最初に放送を見たのはスマホの小さな画面(NHK+)だったか。それで見逃してしまっていた。その後、月曜日に家族と大きなテレビ画面で録画を見たのに、中の人の渾身の涙の演技を見逃していた。「頼家、イヤイヤ期か。…

  • グリーフケアの動画・・・涙涙でした

    知人からのお知らせで 最近は全然Facebookを開かなくなってしまった。持病が悪化して以来、その方面の知人にはやむなく失礼したままになってしまったのだったが、ほぼ回復した今になっても、やるべきその他のことに追われ、不義理のまま・・・いけませんね。スミマセン。 気になってはいました。けれど・・・と、気づけばちょうどメッセンジャーに連絡が。やはり、被害者支援関係でお知り合いになったご遺族の方からだった。 お兄さんを亡くされて、本格的に被害者支援やグリーフケアについて学びを深めた彼女。大学院の博士課程にも進まれたと聞いた。すごい努力家だ。 その大学で、学生たちと取り組んでいるプロジェクトなのだそう…

  • 搾取する側を、政治は野放しにしないで

    自民党大勝利の陰にいたのは 7/10に投開票のあった参院選。予想通り、2日前に元党総裁であった安倍晋三氏が暗殺された自民党が、弔い合戦とばかりに大勝利を飾った。(安倍元総理は、秋に吉田茂以来の国葬になるのだそうだ。) いつもは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ている日曜夜の時間に放送されたNHK開票速報では、東京選挙区の自民党候補が、いの一番に当確とされていた。NHKの出口調査によって、開票が始まった途端に数十人の候補が当確を打たれたうちのお一人だった。 元オリンピック選手だというこの方は、一期目に1つの質問も国会でしていなかったとツイッターで知ったぐらいで・・・もうひとりの自民党候補、よく知ら…

  • 「鎌倉殿の13人」政治家の妻の悲しみ

    大河ドラマを思い起こす、安倍晋三氏の死 先ほど、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第26回「悲しむ前に」の土曜昼の再放送を見た。昨日、元首相の安倍晋三氏が亡くなったと知ってからこのドラマを見ると、フィクションの世界だけれど、不思議なデジャブを日曜夜に見ていたような気がした。 安倍氏は、7/8の昼少し前に参院選の応援演説中に狙撃され、夕方5時過ぎに亡くなったと報道があった。信じられない。元自衛官(41)が、手作りの散弾銃を使い、SPに厳重に守られていたはずの安倍氏をスナイパー張りにあっさりと銃撃したのだった。 襲撃時の様子を画像で見ると、犯人は直前まで聴衆に溶け込んで拍手なんかもしていて、そこ…

  • 「鎌倉殿の13人」長いプロローグが終わった

    弟を活かせる兄であれば、歴史は変わったか まるでここまで主役のように物語を引っ張ってきた大泉洋演じる源頼朝が、先週25回「鎌倉殿の13人」の最後で落馬して意識を失った。「佐殿!」と長きにわたって従者として仕えてきた藤九郎が、古い呼び名で叫ぶのが涙を誘った。 アサシン善児が、馬を驚かせたり足を取るようなことをして頼朝をワザと落馬させるようなことは・・・無かった。義経の亡霊を見ることも無かった。誰の指金でもなく、淡々と、死に近づいていく頼朝の様子が描かれた。 前週24回で描かれた範頼の殺害から数年で頼朝は斃れるのだから、皮肉なものだ。 範頼は、頼朝が考えたような人間ではなく、「真田丸」で三谷幸喜が…

  • 「鎌倉殿の13人」大江殿、悪者過ぎる

    善児に育てられる娘、トウちゃん登場 本日、あと少しで「鎌倉殿の13人」の第25回が始まるというのだから、先週の24回「変わらぬ人」のことを今さら書かなくてもいいかなーとは思ったものの・・・気になることは短く書いておこう。 みなさまの癒しだった蒲殿(源範頼)が「マクワウリ」に気を取られている間にサクッと殺されたシーン。ああ、三谷さん、そうか・・・ここで殺しちゃうのかと残念だった。 埼玉県の吉見で蒲殿の子どもたちが生存したとの記録があるので、そっちに逃げる説を選択する手もあるかなと思ったけれども(吉見の皆さんも期待していただろう)、義経と同じように「こうあってほしい」伝説には逃げずに、無残にも殺さ…

  • 「鎌倉殿の13人」なぜ曽我兄弟は石を投げた?

    山の神は金剛(泰時)を祝福した 今期のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、6/12に23回「狩りと獲物」が放送され、有名な「曾我兄弟の仇討」が重要なモチーフになって話が展開した。(以下感想、がっつりネタバレです。ご注意を) 頼朝が自分の後を継いで二代目鎌倉殿にさせたい嫡男・万寿。そのお披露目の場として催された富士の巻狩り。しかし、万寿は狩りの方はてんでダメで、軽々と猟の成果を挙げたのは義時の長男「成長著しい金剛」の方だったわけだが、この「成長著しい」というテロップには笑った。 それもそのはず、前回の子役からいきなり、大人の役者・坂口健太郎(30歳)になったから、違和感はありあり。当時、金剛は…

  • 「ちむどんどん」離脱組には名作「芋たこなんきん」

    目に入ってくる「ちむどんどん」記事 NHKの朝ドラは、習慣で見ることになってしまっていた。しかし、今期「ちむどんどん」(特にニーニー)は避けたい。困ったことに、それを許してくれないのがヤフーなどの検索エンジンだ。 私は朝ドラ好きだと認定されているらしく、パソコンを開けば関連記事が選ばれて主要ニュースと共に並んでいるのだ。えー、見たくないのに。 news.yahoo.co.jp それで、主人公・暢子(「ちむ子」とネットによって名付けられているんですね)が常識の無さを露呈して、困ったオーナーが新聞社のバイト(ボーヤ)に出したらしいと、先週のどこかで項目を眺めているだけで知ってしまった。 なんで新聞…

  • 亡き息子(猫)が夢にご出演・・・のはずが

    ドラマブログと化している今 このブログは、亡き愛猫を偲ぶグリーフワークのようなつもりで書いていこうと思っていたのだけれど、結局のところ、最近はNHKの朝ドラや大河ドラマを中心に、テレビドラマの感想ばかりが並ぶことになっている。 まあ、それでいいのかもね。心を慰めるためにドラマを見て、フィクションの世界で展開する他人の生老病死に思いをはせる。そうすることもグリーフケアになっているはずだから。 そもそも、既に息子が逝って2年4カ月が6/4で経過した。「もういい加減、ペットロスも無いでしょう」との声がどこからか降ってきそうだけれど、対外的にはともかく、心の中では私の中では変化があったとは思えない。 …

  • 「鎌倉殿の13人」義経に続く、八重さんロス

    八重さん、わかっていたとはいえ😢 先週のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、とうとう主人公・北条義時の愛妻・八重が落命した。そろそろ正妻である比企家の姫の前が出てこないといけないから、八重はどうするんだろうとは思っていたが・・・やっぱりの水死パターンとなった。 \見逃し配信/#NHKプラス では「#鎌倉殿の13人」を見逃し配信中!ただいま 第21回「仏の眼差し」をご覧いただけます。見逃した方、もう一度見たい方も ぜひお楽しみください!!関連番組も見逃し配信中です。▼配信ページはこちらhttps://t.co/WdZm4jbfE6 pic.twitter.com/tubYEYq3tW — 2…

  • 「鎌倉殿の13人」義経ロス続く…逃亡説と遺児説と

    チンギスハンになった・・・は無いのでは 前回5/22のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、奥州平泉に逃れていた義経がどうやら妻と娘と共に最期を迎え、「義経の首」と称される物は鎌倉に届けられた。大泉洋演じる頼朝は、公式の態度とは裏腹に、その首を前にしてひとり号泣し、多くの視聴者を泣かせた。 鎌倉殿の13人 後編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]価格: 1210 円楽天で詳細を見る そうやって裏の人間的な面が描かれると、そろそろドラマからの頼朝の退場も見えてきているのかなと思ったりする。さらに、演じる中の人が「土曜スタジオパーク」か「あさイチ」のプレミアムトークに出ると危ない。 …

  • 「鎌倉殿の13人」義経は首で帰った

    義経の逃亡説にも含みある描写 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、5/22の第20回で源義経の最期を・・・はっきりは描かなかった。これだと大陸に逃げた説もOKになるけど・・・という描き方。見ごたえのある、よく練られたやり方だよなあと面白かった。毎回毎回、すごい。 藤原泰衡が軍勢を率いて義経に迫る中、鎌倉へ帰ろうとする北条義時が義経がいる場へと弁慶によって強引に呼ばれたところで、もろともに死のうと義経に言われるのかと思ったら(でもそんな緊張感は義時側にも感じられなかったけれどね)、さにあらず。 「弁慶の立ち往生」の下ごしらえ(へー、あんな風になっていたのか!)を進める弁慶と明るく別れを告げた義…

  • 「ちむどんどん」ありえん!離脱します

    「カムカム」受賞おめでとう! 昨期のNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が、4月のギャラクシー月間賞をもらったそうだ。おめでとうございます! www.msn.com 色々とモンクを連ねつつも最後まで見た私。謎解きで最後まで引っ張られて見たような形になったけれど、それでも私のような視聴者でも離さなかったドラマだ。巧みの一言。脚本家ってすごいなと思った。 その「カムカム」でさえ、安子編の惨状が続いて見る気が失せた時期があったので(その時期に「るい編」にバトンタッチした巧みさよ)、今期も我慢して見続ければ沖縄の青空のような晴れ晴れとした心境になれる日が来るのだろうか・・・。 朝からイライラ、見てられ…

  • 源氏大河「光る君へ」眼福まちがいなし

    源氏物語ベースの大河、超待望でした 先週の5/11、朝から悲しいニュースで心が痛んでいた日。もう天国で待つ息子(猫ですけど)のもとへと早く行きたいと願うばかりの身には、少し年上のお笑い芸人さんの訃報は堪えた。 けれど、午後にこちらのニュースを見て「2024年終わりまでは絶対生きるから!」と声を大にして家族に宣言するミーハーっぷり・・・あの「源氏物語」の作者・紫式部を主人公に取り上げるNHK大河ドラマが、2024年に制作されると発表があった。本当に待ってた待ってた!(2回書くくらいうれしい。)眼福まちがいなしだ。 www6.nhk.or.jp 主人公を演じるのは吉高由里子。彼女が「篤姫」に一瞬出…

  • 「ちむどんどん」ヒロインを霞ませるニーニーの大失敗

    不甲斐ないにーにーに甘すぎる!!! 今期のNHK朝ドラ「ちむどんどん」。やってくれました。主人公の高校生・比嘉暢子のにーにー、賢秀がやっぱりの為替詐欺に引っかかって、ただでさえ崖っぷちらしい主人公一家の経済を谷底のさらに奥底まで叩き落としそうな勢いだ。 詐欺に気づいて八つ当たりで大暴れしたことで、賢秀自身も告訴されそうとのことで、刑事罰を受けるかどうかの瀬戸際に陥っているが、そうすると、長女・良子の教職も立場が危うくなるとかならないとか・・・。 まあでも、告訴すると息巻いているのが片桐はいり演じる音楽教師。彼女は末っ子・歌子を歌わせようと追いかけまわしていたから、「歌えば許す」的な結末になりそ…

  • いったいどんな夢だったの

    楽しい夢ではあったらしい ゴールデンウイーク初日。寝坊して起床したら、夫が言う話がちんぷんかんぷんで混乱した。どうやら、私は亡きクロスケの夢を見て、それを夫に説明しているうちにまた眠ってしまったらしい。それが明け方のこと。 その夢の話を夫がさらに聞くのだが、私の方はちっとも覚えていないのだ。今考えても、1つも思い出せない。ガッカリだ。 「クロスケがたくさん出てきて・・・て言っても、いっぱいクロスケがいるわけじゃないんだよ。色んな場面にずっとクロスケがいる」と明け方の私は喜々として説明したらしい。さぞかし亡き息子は、長いこと私の夢にご出演だったのだろう。 それがきれいさっぱりとは・・・悔しい。 …

  • 「鎌倉殿の13人」YouTube解説も盛り上げ中

    空気一変、佳境が続く「鎌倉殿」 今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週欠かさず見ている。「今日からみんな武衛だ」で視聴者に愛された、佐藤浩市演じる上総介広常の誅殺は、見ているこちらは死ぬことはわかっていても、居並ぶ御家人の皆さんと同様、とてもショックだった。少年の純粋さのまま振る舞えていたような主人公・北条義時も、闇に一歩、足を踏み入れた苦い第15回だった。 鎌倉殿の13人 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]価格: 1210 円楽天で詳細を見る そして前回の16回は、義経伝説が始まり、義経が天才武将として覚醒した。これによって(推しの)青木崇高演じる木曾義仲は退場、巴…

  • 「カムカム」欲張りな大団円、ひなたの道は続く

    安子とるい、待望の再会は実現した 先週金曜日でNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が第112回で最終回を迎え、今週は新たに「ちむどんどん」がスタートしている。主人公並みに小さい頃は食べもののことばかり考えていた私は沖縄の美味しそうな物の数々にさっそく目が奪われているが、前作「カムカム」を振り返っておこうと思う。 安子とるい、待望の再会は実現した 必要だったの?追っかけっこ 伏線に次ぐ伏線、最大の伏線は 安子と勇ちゃんの再婚を心配した 消えたジョージはどこへ ドラマの2025年の世界は いや~、最後の最後まで、引っ張られましたね・・・ラスト1日前の木曜日、111回でようやく、カムカム視聴者の全員…

  • これもグリーフの一種

    月命日に、戦争と亡き息子を考えた もう何回目なんだろうか・・・2月4日で2回目の息子クロスケの命日だったのだから、月命日としては4月4日で26回目だった。 朝、気づいたら既に家族が猫柄のお茶碗に、息子の好物だった焼かつおのおやつをほぐし、お供えしていた。いつもそうなのだが、特にこの日は家族といかに息子が完璧にかわいい猫だったかを話した。ふたりで猫バカ息子バカだから仕方ない。 毎回、月命日には息子は「オール」することになっていて、水もおやつも一晩お供えしたままにする。ゆっくりおやつをエンジョイしてもらいたいからだ。 被害者支援に関連してグリーフという深い悲嘆について学んだ時に、その悲しみのあり方…

  • 「カムカム」残るは最終週!してやられました

    ひなたは成長した とうとうNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が4月4日から最終週を迎える。3代目ヒロイン「ひなた」の誕生日ですね。おめでとうございます。 私も同じ年の4月生まれなので、ひなたとは同級生のようなつもりで視聴してきたけれど・・・ひなたは丈夫な作りなのかな、「24時間働けますか」の働き過ぎやセクハラパワハラがスタンダードだった時代に、心身ともにつつがなくお過ごしのようだ。羨ましい!いい職場環境なんだなあ。 連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ 完全版 ブルーレイBOX1【Blu-ray】 [ 上白石萌音 ]価格: 12874 円楽天で詳細を見る そして、英語もあんこ炊きも母「るい」…

  • 「カムカム」英語もピアノも、必要なのは日々努力

    ターニングポイントは終戦50回忌 いよいよ残り2週間となったNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。先週は木曜日の放送を見た段階でブログを書いてしまったので、先週金曜日に放送された第97回のファンタジー展開について、まず触れておこうと思う。 その日は、1994年8月15日の設定だった。戦死した稔の50回忌に当たるその年の終戦記念日に、両親の思い出の神社で「るい」は稔の幻を見た。稔は「どこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽でも自由に聴ける。自由に演奏できる。るい、お前はそんな世界を生きとるよ」と言った。 その言葉を受けた「るい」は、錠一郎(ジョー)に「お母さんを捜しにアメリカに行きたい」と…

  • 「カムカム」あんこの味を継いだのは

    とうとう残り3週間 今週14日からの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」は、本腰を入れて物語の結末に向けて走り出したようで油断ならない。濱田岳演じる算太が「るい」のもとを訪れ、死の床で荒物屋「あかにし」の清子さんと吉右衛門との対面も果たした。 その後、赤螺親子から「るい」は岡山の橘家の話も聞いただろうか。朝のラジオ体操での安子とのやりとりを、吉右衛門も清子さんも覚えていただろうか。 そんな想像をしている間に、「るい」は亡くなった算太のお骨を携え、30年以上も離れていた岡山に家族連れで里帰り。目黒祐樹と多岐川裕美が演じる晩年の勇ちゃん、雪衣さんの配役の妙には感心させられたが、ジャズ喫茶「ディッパーマウ…

  • 「カムカム」ひなたの道、どう輝くのだろう

    「ひなたの道を歩けば、きっと人生は輝くよ」 3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)と条映大部屋俳優・五十嵐文四郎(本郷奏多)との別れが描かれた第19週。ひなたの父として錠一郎(オダギリジョー)はわざわざ条映を訪れて、文四郎に自分の夢破れた過去を伝え、「ひなたの道を歩けば、きっと人生は輝くよ」とはなむけの言葉を与えた。 さすがジョーだなあ。最初、錠一郎の訪問に対してステレオタイプな想像をし、文四郎は非難されるものと警戒心を丸出しにしていたけれど、肩透かし。錠一郎は敵対するのではなく、並んで座ってみせて、文四郎に寄り添った。 そこが、視聴者から「ヒモ」扱いされながらも2代目ヒロイン「るい」と心温まる良…

  • DV男プーチンと元カノ

    元カノは見殺しか ロシアによるウクライナ軍事侵攻がここまでとなり、世界が核戦争の危機に瀕することになるなんて、少し前までは思いもしなかった。そんな人たちが大多数だと思う。 NHK朝ドラの「カムカムエヴリバディ」で、三代目ヒロイン・ひなたがノストラダムスの大予言にはまり、1999年に恐怖の大王が降ってきて人類は滅亡すると恐れおののいていたけれど、今年の2022年にもノストラダムスの似たような予言があるそうな。 さしずめ、今年バージョンの「恐怖の大王」はロシアの大統領・プーチンなんだろう。暗黒の3日間が引き起こされ、人類の3分の2は死滅するんだそうだ。あれ?3分の1だっけ?これは核戦争のことか。 …

  • 「黄金の日日」やっぱりベスト五右衛門は根津甚八

    懐かしの大河ドラマ再放送 日曜日の早朝に再放送されているNHK大河ドラマ「黄金の日日」を見ている。と言っても、リアルタイムでは寝坊助の私には無理なので、録画したものを遅れて見る。 今日になって先の日曜日に放送された第46回「五右衛門刑死」を見たが、44年前の1978年の放送当時にも見た記憶の通り、根津甚八が演じる石川五右衛門は最高に格好良かった。 さすがに細かいことは忘れていたが、皆の方を向いてニヤリと笑った五右衛門が、煮えたぎる鍋の中に後ろ向きのまま自ら落下、釜茹での刑に処せられたシーン。これは私の記憶にしっかり刻まれていた。 忘れていたのは、その刑死の瞬間に助左衛門が打ち鳴らす教会の鐘が鳴…

  • 五輪休戦無視のロシア、中国はいいの?

    ウクライナ侵攻、始まったか 昼のニュースを見ていたら、速報が入った。プーチンがウクライナへの軍事行動に出たようだ。 テレビ朝日の方で速報が入ったので、NHKの正午のニュースに変えたらまだ前段階の話をトップで報道しているので、あれ?と思ったら、しばらく経ってからやはり速報で伝え始めた。 バイデン米国大統領は、侵攻で引き起こされる死はプーチンに責任があると言っていた。まさにそうだ。前回、「ワリエワ戦争勃発かと思った」でも書いた通り、彼のキャラクターが今回の侵攻決定に大きな影響を及ぼしているように見える。 toyamona.hatenablog.com 落としどころなど求めないBさん 自分の望みを実…

  • 「ワリエワ戦争」勃発かと思った

    ワリエワ選手とウクライナ情勢 あと少しで北京五輪の女子フィギュアフリーが始まる。アイスダンスのディーン・トービル組の素晴らしい演技に魅了されて以来、冬季五輪ではフィギュアスケートは私の中では欠かせない。 それが、こんな緊迫した状況になろうとは。 出場する選手は、余計なプレッシャーを背負いながらオリンピックを迎えることになり、何と気の毒なのだろう。特に全世界的に期待を寄せられてしまったらしい坂本花織選手は。(参考:坂本花織にのしかかる「お門違い」の重圧 ワリエワ薬物問題で世界中から過剰な大絶賛(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース) ロシアオリンピック委員会(ROC)のカミラ・…

  • 「カムカム」ひなたは算太に似てる

    第3代ヒロイン「ひなた編」はコメディ? なんだかんだ時計代わりに朝ドラを見ている人もいるように、私も「あさイチ」待ちで相変わらずフォローはしている。とうとう「カムカムエヴリバディ」も第3代ヒロインの「ひなた」が第15週で子役から大人になり、川栄李奈が登場した。 いつだったか「カムカム」はコメディだと紹介されている文章を見て、「安子編」は戦時中にありがちな悲劇続き、「るい編」もヒロインがアンタッチャブルな悩みを周囲にピリピリ感丸出しで深刻に引きずっていたから「いったいどこがコメディ?」と訝しく思っていた。 だから、むしろ次はどんな悲劇が襲ってくるかと身構えていたのだが、「ひなた編」になってようや…

  • アスリートに求めるものは

    うっぷん晴らしは迷惑 北京五輪が進行中だ。フィギュアスケートの若手選手の躍進はうれしいが、羽生結弦選手が、ショートプログラム序盤で不運にも氷に開いた穴にブレードを取られてしまい、予定していた4回転ジャンプがすっぽ抜けたようになってしまったのは、誠に残念だった。 それでも、フリープログラムを終えて「やりきった」と言った羽生選手のインタビューでの表情を見て思うのは、ここまで努力に努力を重ねてきて、思い通りにならないことが多くあっただろう中でもベストを尽くした彼は素晴らしいこと、そんな彼を思い切りねぎらいたいことだ。 捻挫した足首も、十分にケアしてほしい。 転倒しても回転不足でも公式戦で初の4回転ア…

  • 「カムカム」似て非なる懐かしき70年代

    同い年の「ひなた」に自分を重ねた 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第14週が終わった。懐かしの「およげたいやきくん」大ヒットのあおりを受け、回転焼きの売り上げが落ちたのを2代目ヒロイン「るい」が悩んでいたが、時代劇好きに育った3代目ヒロイン「ひなた」10歳は、裕福ではないながらも昭和の商店街でほのぼの平穏に子ども時代を過ごしていた。 ひなたと同い年の私は、夏休みの宿題をためて遊びまわっていた彼女が、まるで自分の姿を見るようで懐かしかった。 悪いことに、年々ラスト1週間まで追い込まれないとエンジンがかからないようになり、小学生なのに最終日は徹夜。9月1日の始業式では「死ぬんじゃないか」と思うほどフ…

  • 恵方巻に罪は無いのだけれど

    もう、あと少しで立春の日。こう遅くなると、恵方巻を食べる家ではもうとっくに食べ終わっているだろうし、豆撒きも終わっているだろう。 今年は、うちでは豆は形ばかりこそっと撒いたけれども、恵方巻は用意せず、食べなかった。「今年の恵方は北北西です」と天気予報のお姉さんがテレビで教えてくれたけれども、どちらからともなく「今年はもういいよね・・・」と言い合った。 恵方巻を食べているところを想像してみたが、今の私たちは、滑りの良さそうな納豆巻きでも喉に詰まらせそう。食べることに意味があるのか、せっかく食べても空しいだけだなと思ってしまった。 そう、私たちには恵方巻で願いをする対象がもういない。恵方巻を食べな…

  • 2度目の命日がやってくる

    バナナツリー事件 つい最近の話。買ってきたバナナやミカンを、いつもの高い棚の上にあるバナナツリーとミカン籠に掛けたり入れたりしようとして、(何でこんなことをまだしているんだろう)と気づいた。 習慣とは恐ろしいもの。猫の息子がいたずらをしてしまうので、フルーツ類は書斎の事務棚の一番上が定位置になっていたのだ。 多くの猫が嫌って逃げると聞くミカンなのに、息子はマタタビや山椒のように大好き。ミカンをコタツの上にでも置いておくと、さあ大変だ。ミカン籠に頭をこすりつけて籠を落とし、まさにラリっているような状態でよだれを垂らし、コタツ板の上でお腹を出して伸びていた。 バナナではラリってしまうことはないのだ…

  • 「カムカム」いつかジョーが音楽に戻る日を

    職業性ジストニアに当てはまるのだそうな NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、ジョーがトランペットを吹けなくなってしまったことについて前回ブログでこう書いた。 動物番組で「かわいいな~」と思って見始めた頃に天敵に捕食されるシーンが流れて言葉を失うような・・・感情移入する視聴者を嘲笑うかのような、主人公の幸せが不幸に暗転する状況をバンバン提示して「どう、面白くなってきたでしょ」とか? ということで、荒唐無稽なほどに不幸を持ってきますよね。トランぺッターだから、右手の指が痙攣でもして操れなくなるのかな?と思ったら、あの原因不明ぶりでは・・・現代のお医者さんの見解を聞いてみたい。(「カムカム」るい…

  • 「カムカム」るいの「天下御免の向こう傷」

    荒唐無稽な不幸のもたらし方 NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週が終わった。2代目ヒロイン「るい」の運命が、また動き出しそうだ。 どうやら恋人のトランぺッター・ジョーは、場面緘黙症みたいな感じなのかわからないけれど、体に不調はないのに得意のトランペットを吹けない設定で、せっかく関西一のトランぺッターに選ばれた栄誉をふいにしてしまった。 あのトミーとの最終セッションのシーンは素晴らしかった。実際はプロのジャズメンが演奏したのだと思うけれど、NHKプラスで何回か聞きなおしたほどだった。 さて、東京でのレコーディングとデビューコンサートを控えて「るい」にプロポーズしていたジョー。彼の、戦災孤…

  • 社会を恨み、孤立する人は自らの加害性が見えない

    大阪北新地のクリニックで、25人もの犠牲を出した火災を引き起こした61歳の人物は、自身も死んでしまった。もう、彼の動機は推測するしかないが、拡大自殺ではないかと言われている。そうだとしたら、まんまと彼は目的を全うしたことになる。 彼が参考にしたらしい徳島県の事件は、被告人を裁く裁判員裁判が最近あったらしいし、受験生を巻き込む東大前での事件もあった。加害者は高2だという。京王線、小田急線など乗客が逃げられない鉄道での事件も珍しいことでは無くなっている。加害者は、それぞれ20代、30代。 1月18日付で朝日新聞に大阪の事件のまとめ記事「25人犠牲 孤立深めた末に」が載っていた。その中で、彼が201…

  • 「鎌倉殿」伊豆の国市に行きたい

    拾い物だった「青天を衝け」 2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まった。 その前、たったの41回で終わってしまって冷遇された感の拭えない前年の「青天を衝け」は、期待以上の面白さで楽しませてくれた拾い物だった。今や、渋沢栄一の名は全国に知れ渡っただろう。1万円札になるのも当たり前だね、と渋沢の超人・偉人ぶりを見て多くの人が思っただろう。 その90年の人生を、若い頃を中心にコンパクトにまとめて見せてもらったのだったが、壮年期以降ももっとじっくり見たかった。 「愉快に働け」「仁者に敵なし」等々、さすがに心に残った名言も多かった。きっと大河ドラマ館的な物は終わってしまっただろうけれど、コ…

  • 「カムカム」憎まれ役のベリー!憎めない

    年末年始はスイーツ三昧 新年が明け、早くも成人の日がらみの3連休だ。昨年末には猫友さんからスイーツをどっさりいただき(差し上げた書籍のお礼だと言うのだけど、まるでクリスマスプレゼントのように盛沢山)、あれこれをほのぼのと嬉しく食べながら年末年始を過ごすことができた。 段ボール箱で届いたスイーツは、なんでこんなに私の好きな物ばかり・・・と驚くくらいのセレクションで、つまり、私は普段から会話の端々に好みの食べ物を駄々洩れさせているらしい。自分の口が信用ならないけど、とにかくありがとうございます! その最後の虎屋の羊羹をさっき食べ終えてしまった。元気をもらったところで、前回書いた「鎌倉殿の13人」も…

  • 個人的にも気になる「鎌倉殿の13人」

    お題「気になる番組」 はてなブログの「お題スロット」というものをチェックしてみたら、出てきたのが「気になる番組」とのこと。 振り返ってみると物心ついて以来、毎年のように見てきた番組がNHKの大河ドラマ。今年はさらに、あの「真田丸」を執筆した三谷幸喜さんが脚本を書いている。大ファンだ。それだけで絶対見る。 ということで、来る日曜日に初回を迎える「鎌倉殿の13人」は気になる。目下、一番気になっているのはこの番組だ。 鎌倉に所要があり出かけた際、思いのほか時間が余ってしまったので初代「鎌倉殿」である源頼朝の墓地を訪ねてみたことがある。一昨年の話だった。 すぐそばに、今回の大河ドラマの主人公・北条義時…

  • 「カムカム」安子編が終わったが

    初代は、応援しにくいヒロインになってしまった NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が、二代目ヒロインのるい編に入った。Twitter等ネットを見ると、阿鼻叫喚というか・・・初代ヒロインの安子編の終わり方に納得していない人が多いような気がする。それは私もだ。 (あれ?朝ドラ見てたんだよね、昼ドラじゃなくて?)と思わされた安子編ラストの12/22。いつの間にか「犬神家の一族」チックなおどろおどろしさまでチラ見えして・・・これ、朝ドラで良いんですか?小さいお子さんたちも見てましたよね? びっくりしたのは、これまで安子を陰ながら守ってきた「いい奴」「純愛」の勇ちゃんが、ダークキャラにいきなり堕とされた…

  • 息子のヒーターにお別れ

    ヒーター売る日 亡き猫のぬくもりよ 先日、寒くなって、とうとう冬布団を納戸から出した。その時に、保管用の袋を掛けてしまってあったオイルヒーターが目に留まった。 小さい、ミニサイズのデロンギ。病床にあった息子の傍らで、寒い冬に良く働いてくれた。どこでバッタリ横になってもいいようにと納戸内にも3つ設えた息子用ベッドの1つは、そのヒーターの真横にあったので、寒さが増すにつれ、息子はそのヒーター横のベッドで寝ることが多くなった。 オイルヒーターはいい。陽だまりのようにポカポカで、サーモスタットもタイマーも温度管理には便利。猫の息子にも安心だった。 ヒーターに寄って寝ている息子は、フワフワ度が増していく…

  • 「カムカムエヴリバディ」安子、英語がうますぎる

    ロバートと再婚か or 稔さん生存の夢想 NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、とうとう米軍のロバート・ローズウッドが先週登場した。公式サイトの登場人物紹介でも最後だけれどちゃんと出ていたから、ただ者ではないことはわかっていたけれど、そうか・・・。 写真をまず見て思ったのが、稔さんと面差しが似ていませんか?ということ。何となく、作りが似てますよね? それで、ロバートが若くして妻を亡くしているという設定を知り、ああもう、やっぱりそうなのか・・・と思った。それも、安子と写し鏡のよう。 日本に来た運命は上官命令のせいじゃなく、妻の差し金だと言っていたし、安子の場合も稔さんが居なければ英語と出会うこ…

  • 公式「否定」なければ民意が食われる

    ようやくの方針転換 天皇家の敬宮愛子さまが成年を迎えられた。今朝、テレビで拝見したローブデコルテ姿はお美しかったし、実に大人の表情をされているように見えた。怜悧ながらも温かいお人柄にも見えた。おめでとうございます。 二十歳のスタッフが選んだ 初めてのワインぴったり3本セット 軽めの赤 ちょい甘ロゼ 甘口シュワシュワ赤泡価格: 3780 円楽天で詳細を見る 先日の記事「丸腰の内親王、名誉を守るには - 黒猫の額:ペットロス日記 (hatenablog.com)」の中で、元内親王の小室眞子さんのケースについて、以前『被害者ノート』に書いた報道対応の部分を念頭に、触れてみた。 このネット・SNS時代…

  • 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」悲劇の第4週でした

    脚本は「ちりとてちん」の藤本有紀さん NHK朝ドラの「カムカムエヴリバディ」が第4週を終えた。主人公の安子に襲い掛かった不幸の連続に、「戦中・戦後の時期なら、こんな悲劇もあったことか」と想像しつつも、あまりの畳みかけに涙しました😢 祖父が少し先に亡くなっていたところに、安子は、空襲によって祖母と母を一気に亡くした。母と妻の死に自責の念いっぱいで心身を打ちのめされた父も、心臓発作(?)で急死。その「今わの際」の夢に現れた、出征中の兄。 父の最期に立ち会った少年の説明を聞きながら、安子が「会えたんじゃ、お父さん、お兄ちゃんに会えたんじゃ」と言ったところを見ると、つまり、あの世から兄が父をお迎えに来…

  • 恩猫(人)のお葬式

    享年23歳2か月 先日、ある猫さんのお葬式にお邪魔してきた。仮にAちゃんとしておこう。 Aちゃんは、会社の先輩Bさんの飼い猫。白地に焦げ茶色の、やや丸っこいけれど、ものすごくすばしこくエネルギッシュな猫さんだった。当時、7~8匹は犬猫を飼っていたBさん宅にお邪魔した時、階段をダッシュで駆け上がるAちゃんは、私の目には小柄ながら抜群に元気な猫さんに見えた。 そのAちゃんの血を分けてもらったのがうちの息子。ちょうど整理していたら記録が出てきたので見てみると、2007年2月26日、Aちゃんから45ccの輸血をしてもらった。それが2回目の輸血で、息子は胃潰瘍の手術を乗り切ることができたのだった。 吐血…

  • ひとさまの猫を、動画で見ている

    息子の動画がほぼ無い クロスケを亡くしたとは言っても、私も家族も姿が見えなくなっただけでまだ一緒に暮らしているつもりでいるのだけれど、やっぱりその「姿が見えない」ポイントが悲しかったりする。 脳裏に浮かぶ息子の姿はあちこちにあるのだけれど・・・お風呂場のドアを、「開けて開けて」とニャーニャー言いながら、前足でフミフミ押していたり。いくぶん寒くなってきた最近よく思い浮かぶのは、私が座るのをウズウズしながら待っていて、座った途端に一目散に膝に飛び乗る姿とか。ご機嫌でしっぽをフリフリしていたなあ。 「きっとこのタイミングならここにいるはず」という時は、余計にくっきりと姿が目に浮かぶ。 でも、それが一…

  • 瀬戸内寂聴さんを悼んで

    「源氏」について、25年前にインタビュー 作家の瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなったと聞いた。現役時代のスクラップをひっくり返して確認してみたら、インタビューをさせていただいたのは瀬戸内さんが74歳の1997年3月か4月。ちょうど四半世紀、25年も前の話だ。 (以下、四半世紀前の話なので、現代的なLGBTQ的基準には合わない部分があるかもしれないが予めご容赦を。) 記事は「NHK to feature women of 'Genji'」というタイトルで英字紙に載った。話は日本語で聞いたのだけれど、英文にしてしまったので寂聴さんの言葉そのものが残っていなくて残念だ。さすがに取材メモは処分してしまっ…

  • 「おかえりモネ」続きを待ってます

    既視感満載の「カムカムエヴリバディ」 NHKの朝ドラ「おかえりモネ」が終わり、もう今作の「カムカムエヴリバディ」がスタートして1週間経った。 今のところ、どこかで見たような話が展開していて・・・なぜだろう、この後、第二次世界大戦に突入していくことがどうしても分かっているせいか、これまで見た戦争もので語られてきた悲劇に至る道筋をかいつまんで見ているような。既視感満載というか、そんな印象だ。 描かれるキャラも、何か記号のように存在している。朝ドラのお父さんお母さんはあんな感じだよね、働き者で。娘が心配で。厳しいけれど孫には甘いおじいちゃん、とかね。不穏な要素は濱田岳の兄ぐらいか。ちょっと気の利く友…

  • 丸腰の内親王、名誉を守るには

    お祝いの花も無し 秋篠宮眞子内親王が「降嫁」して小室眞子さんとなられた。どなたかが指摘していたけれど、孝明天皇の妹・和宮親子内親王が徳川14代将軍の家茂に降嫁した時でさえも「身分違い」だと大騒ぎだったそうだ。もちろんと言うか、お相手の小室圭さんは民間人だ。 けれど、小室さんが皇族でも旧家出身でもない民間人であることは、今や上皇后と皇后のおふたりともが民間出身なのであり、現代日本ではそこまでの問題にはもうならないはず。今回の結婚が、父の秋篠宮がコメントしたように史上「皇室としては類例を見ない」内親王の結婚だと言われるのは、例の金銭スキャンダルによって、正式な儀式もない、まったく祝われない結婚にな…

  • 「おかえりモネ」支える側に立つ覚悟

    話すことは、だいじ NHK朝ドラ「おかえりモネ」が佳境だ。人の気持ち、傷つきについて誠実に取り組んできた見ごたえのあるドラマだと思う。 私はいつも、前作の余韻に引っ張られてなかなか新作朝ドラに入って行けないようなところがあるのだけれども、今作のモネの場合、オープニング曲が気に入ってしまって、毎朝あの曲を聴きたくて見始めがモタモタせずに済んだ。音楽の力は偉大だ。 [rakuten:jeugia:10020655:detail] 【送料無料】 連続テレビ小説「おかえりモネ」オリジナル・サウンドトラック 【CD】価格: 4400 円楽天で詳細を見る それなのに・・・主人公は「音楽なんて何の役にも立た…

  • 変化しかなかった10年間

    はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」 はてブロの10周年企画に乗っかって書いてみるのも面白そう。10年を振り返ってみると、まず2011年の東日本大震災をきっかけに引っ越したことが大きな変化だった。家族との死別もあり、長くチャレンジしていた活動の挫折もあった。 心境の変化もあり、この10年で変わらなかったことを見つけるのはちょっと難しいくらいに感じている。 仕方なかった引っ越し 震災は、都内に住んでいても大きな変化をもたらした。自宅はまだ5年ぐらい前に大々的なリノベーションを施して住み始めた「猫御殿」マンションだったが、その自宅を出ることになってしまった。 実…

  • 間違いを上塗り?ごめんね息子

    目安箱とクロスケ オリパラ東京2020大会のためにNHK大河ドラマ「青天を衝け」が休止になっていた頃だと思うが、その頃、見た夢は楽しかったな、と今日になって思い出した。夢には、息子クロスケと、目安箱と、民部公子(徳川昭武)が出てきたような気がする。 夢を見たのは、休止中だったドラマの録画を見たのと、徳川吉宗がアメリカの歴史の教科書に2ページも割かれて長い説明が載ってると家族に聞いたことも、たぶん影響したのだろう。 舞台は江戸時代だったのだが、着物姿の私は、普通にクロスケを大事に大事に抱きかかえていたような・・・目安箱に何かを書いて入れに行ったような・・・息子と。 目が覚めて時間が経つと、どんど…

  • 地震と息子

    地震があった。ニャンコたちがとても心配だ。イカ耳になったり、シッポを膨らませて警戒する猫がいるかと思うと、腰が抜けたニャンコもいるようだ。怖かったのだろう。家族のところで飼っている4匹のニャンズは、姿見が倒れ物が落ちた部屋の中を、恐怖に駆られてワーッと走り回っていたそうだ。 うちの亡きクロスケも、地震後にはとてもビクビクしていたから、それを思い出している。東日本大震災の時には、私は少し離れていたもののちょうど家にいて、息子がひとりではなかったのが本当に良かった。息子がコタツの中で寝てくれていたのも助かった。 あの大震災の揺れは長かった。なかなか息子のそばに行けなかったので相当怖かったらしく、後…

  • きょうは月命日、ブロガーさんにも合掌

    息子の重みはどこへ 今日は、亡き息子の月命日。数えてみると、20回目だ。 もう、そんなに経っていたのか・・・今でも私は、そしてどうやら家族も、息子とまだまだ一緒にいる気でいる。 毎晩、以前いつもそうだったように、寝る時には息子に「寝るよー」と声をかけている。息子は専用のステップを駆け上がり、ロフトの上で私と寝たものだ。 息子は、私の掛布団の上の足元というか、私の膝を枕にして寝ることが多かった。そうやって18年の間に、私はいつしか左膝が痛くなった。 その後、膝にけがをした時に思わぬ重症になってしまったのも、もしかしたら、毎晩の重みの積み重なりが影響したのかもしれない。 あんなに小さい猫の頭が載る…

  • ばれちゃったかな?

    シルバーウイークもあっという間に過ぎていく。私の物事を忘れるスピードも年々速度を増しているので、忘れる前に先日のペット彼岸会についても書かねば。 前日の散歩で疲れ切ったかと思いきや、筋肉痛もなく、無事に彼岸会の催される寺院に行くことができた。と言っても、車で。 10時からの会なので、入れるのは9時半からだそうだ。少し早すぎた。コロナ禍ならでは、まだ会場に入ることはできないのだった。 日差しがしっかりあったので、駐車場の車中で待つことに。車は日陰に移動した。 そこは「前向き駐車」と大書きしてあり、正面には今まで気づかなかった石仏がすっくと立っていた。それで前向き駐車・・・縁起が書いてあるが、車中…

  • 台風一過の散歩

    今日は快晴。台風一過、外に出てみたら雲が本当に1つも見つからないくらいの青空だった。 自宅でじっと動かないままだと頭痛が始まってしまうタチの家族が、前日の連休初日にして「明日は散歩に行こう」と言い出した。洗濯機を回したままだったけれども支度をして、午前中に出かけた。 目的地は、地元では大きめなS公園にしようと昨日、家族が言っていた。 面倒くさがりの家族の言うことだから、出かけようと言われても、結局なんだかんだと用事に追われて出かけずじまいに終わることも多い。だから、私の方は前日の話も話半分に聞いていたし、朝から洗濯もスタートしていた。 それなのに、予想に反して家族は出かける気満々だ。明日も出か…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑰

    悲しみをせき止めない 2020年2月4日未明、息子は息をするのを止めた。翌日に火葬を予約してしまったから、その日は形ある息子との最後の1日になった。 明日には、全身愛らしさの塊である息子の姿形が失われてしまうと思うと、現実感が全くなかった。本当はずっと撫でていたいのに。 保冷剤を抱かせ毛布で巻いておくるみにした息子。安置したのは、以前はテレビ台として使っていた棚の一番下の段だ。そこは、家の作り付けの息子用ステップから息子が直接ぴょんと飛び移って上の数段を歩き回り、時にはびろーんと伸びて、休憩がてら高い位置からリビングなど部屋を一望できる場所として使っていた。 その棚は普段からの息子の居場所のひ…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑯

    冷たくなっていた、息子の額 ちょっと息子愛を爆発させてみる。つやつやと豊かな毛をまとった黒猫の息子クロスケは、プライド高く一筋縄ではいかぬ性格で、動物病院では「暴れん坊将軍」扱いだった。 だけれど、私に言わせれば反抗心旺盛でありながらも繊細で思いやりのある、今でいうところのツンデレ体質が「沼」ポイントでパーフェクト。普段は世話係の私を「ウザイ」と見向きもしない勢いだが、ガス器具の点検にキッチンに入ってきた作業員のおじさんに対しては、おもむろに私の前に立ちはだかり、ニャー!と一声威嚇する男気もある。 いやほんと、私を守る気満々としか見えなかった。男前だったな。 日常的にシャーっと怒られてばかりい…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑮

    愛する猫型息子、最期が近づく 猫は、その死の際に人の目から身を隠すと言う。一方で、具合が悪くなって物陰で体を休めているうちに、その生を全うすることになり、結果的にそうなる、とも言う。 本当はどうなのだろう。誰にも邪魔されず、静かに逝きたい気持ちもあるのかもしれない。 息子の場合は、こうだった。点滴を開始してごはんを食べなくなってすぐは、物陰ともいえる「納戸」に入るようになり、用意してあった猫ベッドに横になっていたので、本当は身を隠す方向を望んでいたのかもしれない。 人間と住んでいると、そうもいかない。用が無くても、しばしば私は納戸で身を横たえている息子の傍らに行き、並んで横になって息子を見つめ…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑭

    久しぶりに夢で再会 ゆっくり寝たのが久しぶりだったのだが、長時間寝てしまうと、私は大抵明け方に夢を見る。あまりいい内容でもない夢が多く、しかもグロテスクにクリアだったりすることもあって、どちらかというと夢を見たくない方だ。 だが、息子クロスケに会える夢ならば、いくらでも見たい。当然ながら。先日見たのも、起きて心がホカホカするような、楽しい夢だった。 夏の旅行。キャンピングカーの中か、アメリカのダイナーの中にいるかと一瞬思ったようなポップな飾りのある車中で、私は息子を抱き上げている。家族が車を運転していて、息子はそちらに行きたがって大変だ。 いつも、そうだった。ドライブが好きな息子は、後部座席で…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑬

    風の通り道 毎年夏になると、エアコンの掃除を依頼する。家をリノベーションした時の業者さんに色々な付帯サービスがある関係で、そのまま頼んでいる。その掃除に、先週晴れた日に来てもらった。 エアコンの掃除だから、エアコンは止める。普通なら暑い。夏らしい暑さも戻っていたから。 幸い、窓を開け放してしまうと、うちはすごく風通しが良い。「風が通りますねー」と、業者さんも口にしていた。風のある日だったから、尚更涼しかった。 その風通しの良い自宅の、最も風が気持ちよく吹く場所は、息子・クロスケに教えてもらった。いつも息子が夏にどーんと寝ころんでいたところだ。 通路の狭い場所は、風が集約されるのだろう。涼しいの…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑫

    焼酎に化けた息子 先日、育ちすぎてしまったベランダのユーカリを使い、お風呂に入れるチンキを作ろうと、焼酎に漬け込むことにした。ウォッカが良かったらしいのだが、焼酎でもいいらしいとYouTubeで知り、大き目の焼酎ボトルを買ってきた。その量4リットル。 ペットボトルなので、まあ4kgの重さ。刻んだユーカリ入りの焼酎ボトルを、朝晩振る。緩んだ腹筋のためにもいいよね、と思いながら振っていたとき、癌を発症する前の息子とちょうど同じくらいの重みなんだなと気づいた。 両手で持つと、ペットボトルの形状からも、まるで息子の両脇の下に手を入れて「高い高い」をしているような格好になった。抱っこもしてみる。 この重…

  • 息子の知らない冷蔵庫

    唐突に、冷蔵庫を買い替えることになり、昨日量販店に行ってきた。 今の冷蔵庫を使い始めたのは、現在住んでいる住まいの前の場所に入居した時だったと思う。そこを東日本大震災を機に引っ越して出たのだが、そこには5年は住んでいたような気がするので、15年以上は使ったことになる。 冷蔵庫の寿命ってよくわからない。「電気代が気になるなら、一番電気を消費する冷蔵庫を新しく買い替えましょう」と聞いたことがあるので、10年以上も使っていることが、少々気にはなっていた。 まだ使えるのかもしれないね、でもゴメンナサイね。明日新しい冷蔵庫がやってくる。中身を全部出して、クーラーボックスに入れなければ。 今の冷蔵庫は、新…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑪

    息子が落としたガーベラの花 オリンピックの東京2020大会が始まった。今年はもちろん2021年、周知のとおり、コロナ禍がなければ、本来ならこの大会は昨2020年に行われていたはずだった。 息子と一緒に大会観戦をしようと、その前年に買い替えたテレビ。テレビ前にあるソファに今、息子は寝転がっているだろうか。夏だから、びろーんと全身思い切り伸び切って。 いや、ソファじゃないな、床ですよ床。風の一番通る涼しい床に、お腹を見せて広がって寝ていると思う。 こうやって書いている今も、姿が見えなくなった息子は一緒にいるはず。台風の風が吹き抜けた窓から外を見上げ、天を眺めていると信じたい。 ちょっと先走るが、息…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑩

    2人の獣医さんに見守られ、持ち直した12月 2019年11月30日から、鎮痛剤のメタカムに代わってステロイドを与えることになった。高齢猫である息子の腎臓が持つかどうか、心配だったからだったと思う。その変更は、手術を受けた動物クリニックのS先生も、ホメオパシー獣医も双方が賛同してそうなった。 鎮痛剤がそんなに腎臓に負担だとは。腎臓の寿命がその個体の寿命を決めると、確かNHKのスペシャル番組(タモリが出ていたような?)で見たような気がする。(探してみたら、ありました↓) DVD NHKスペシャル 人体 神秘の巨大ネットワーク 第1集 “腎臓”が寿命を決める価格: 4180 円楽天で詳細を見る 高齢…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑨

    息子のジューサー この6月で、息子クロスケは20歳になるはずだった。猫の20歳。超えたら化け猫「猫又」になるんだったっけ?尻尾が2つに裂けて(痛そう!)、話ができるようになるんだったか。猫又になった息子とは、是非とも喋りたかったな・・・「子離れしろ」と一喝されただろうけど。 今日、息子の流動食を毎日作っていたジューサーで、バナナスムージーを作った。バナナを凍らせておいて、豆乳を流し込み、スイッチを入れる。ボトルからスムージーを飲み終えたら、ボトルやブレンダーの刃がついている部分を洗う。そうそう、穴に串の先端を入れてパッキンを外して洗わないといけなかったよね・・・。 こういった一連の簡単な動作が…

  • ダブルですごい日らしいです

    今年じゃなくて20年前だけど、亡き息子の誕生日(に設定している日)を祝ってもらってる感じがしちゃったなー。さすが息子だ。 本日6月15日は最上の大吉日『天赦日』と『一粒万倍日』の2つが重なる縁起の良い日。 pic.twitter.com/JBBtlyKGm1 — 大和猫 (@yamatokotobacat) June 14, 2021

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑧

    ターニングポイント、ホメオパシー獣医へ 前回⑦の、ウイルスによる癌治療の話が有望だと新聞でも取り上げられていた件がぐっさり胸に刺さってしまった上に、先週の月命日もあって、次がなかなか書けなかった。 あのとき、せっかくS先生が提案してくださったセンダイウイルス治療を中断せずに続けていたら… これについて、家族は「あれが全てだった、息子のためにベストを尽くしたんだよ」と言った。 もう時計の針は戻せない。このブログだって、こうやって過去をなぞって自分を責めるために書いているわけではない。 少しずつトラウマに向き合い整理することによって自分の回復につながる部分はあるとは思うけれど、なぜ書いているかとい…

  • 記念日反応

    2001年6月にうちの猫型息子は生まれた。日付は、はっきりはわからない。生きていたら、今年は20歳を迎えていたんだな・・・人間だったら超おじいちゃん。その死は、寿命を全う、大往生と形容されるお年頃だ。 同じ年の6月8日、ある大きな事件が起き、知人の娘さんが死んだ。まだ7歳だった。 「記念日反応」という言葉。知っている人は、最近多いかもしれない。記念日というと、結婚記念日とか良いイベントが起きた日を私はどうしても連想して座りが悪い気がしてしまうのだけれども、そうとも限らないのだと知ったのは、被害者支援を学んでからだった。 ご遺族にとっては人生で最悪の、例えば子供が被害に遭って亡くなった日=ご命日…

  • また、夢の息子話

    昨日か一昨日だったか、また亡き息子の夢を見た。チャンネルが合ってるのかな、うれしい。 おぼえているのは、何やら昭和の香りのするアパート。外階段を上がると小豆色に壁やドアが塗られているのが見えて、その部屋の廊下に面した窓あたりから、息子の声が漏れ聞こえてくる。 突然、隣人と思しき、マルちゃんのお母さんヘアの、人の良さそうなおばさんがニッコリ笑ってドアの前に立ち、「お待ちかねみたいですね」と声をかけてきた。猫好きの、良く知る人物だと、既に夢の中の私にはインプットされている。 私は「そうですね」と彼女にほほ笑んで答え、部屋に入った。 この人は誰かに似ていると、起きてからしばらく考えた。髪型は全然違う…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑦

    センダイウイルスでの癌治療 つい先日、朝日新聞の朝刊一面の記事にくぎ付けになった。「がん細胞をウイルス攻撃 治療薬承認へ 1年後生存率6倍」という見出しの記事だ。 ウイルスを使ってがん細胞を破壊する治療薬が、承認される見通しになった。厚生労働省の専門部会が24日、製造販売の承認を了承した。臨床試験(治験)では標準治療と比べて1年後の生存率が6倍になるなどの延命効果が示された。がんに対するウイルス治療薬が承認されるのは国内で初めて。▼3面=遺伝子改変で「味方」…(がん細胞をウイルス攻撃、治療薬承認へ 1年後生存率、6倍:朝日新聞デジタル (asahi.com))2021年5月25日 5時00分 …

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑥

    息子が急にけいれん、家族はパニック 2019年10月20日の夜、1週間後に市の音楽祭の舞台を控えていたので、家族に息子クロスケを任せて私はコーラスの練習に外出していた。 その日、主に練習していたのは日本の作曲家の手によるレクイエム(鎮魂歌)。「息子が闘病している時に縁起でもない、できれば歌いたくない」気分だった。 モーツァルトが死の間際に作曲を依頼され、死を引き寄せたようにも言われたのがレクイエムだったから、それは困る!うちは治るんだから!と内心思っていた。 癌は取り切れていなかった。だけれど「紅豆杉」が治してくれる、治さないまでも、少なくともネットで見た扁平上皮癌になった猫の顔面が癌で浸食さ…

  • 扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑤

    佐川急便のおじさんに、ニャー! 今日はスーパーの買い物や、ネットショップで買った荷物が届いた。 コロナ禍で、当たり前のようにお願いするようになった、ドア前の置き配。その荷物を自宅内に運びながら、以前はいつもドアから息子が出て行かないよう&荷物を無事に運び入れる攻防戦が大変だったな、と思った。 自然と、亡き息子がこちらを見上げて「ニャー!」と真顔で訴える様子が思い浮かぶ。張り切ってたよなー。 息子はドアから出て行こうとするだけでなく(いざそうなったら、出ていくとは思えないのだけれど)、部屋に入ってくる荷物は必ず点検しないと気が済まなかった。 ボクのごはんが届いた!と思って待ち構えていたのかもしれ…

ブログリーダー」を活用して、tomosukeさんをフォローしませんか?

ハンドル名
tomosukeさん
ブログタイトル
黒猫の額:ペットロス日記
フォロー
黒猫の額:ペットロス日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用