chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
りんころのひとりごと。 https://rincoro-ht.hatenablog.com

テレビドラマを中心とした、気ままなゆる〜い感想ブログです。ほぼネタバレ。

基本的に「面白いから書きたい!」「ツッコミたいから書きたい!」精神でやってますです。

りんころ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/02/08

arrow_drop_down
  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 9話 感想|ようやく訪れた雪解け。3話辺りで見たかった…

    自分のせいで家族を壊してしまった云々の話は5話で既に語られていて、 その時は、それは八つ当たりなんじゃないかと同情出来ずに終わったのですが… そう感じたのも多分、響(芦田愛菜)が音楽を辞める決定打となった部分が 描かれていなかったからなんでしょうね。 八つ当たりだという考えは完全に変わってはいないし、 5年間離れ離れで話す機会も謝る機会もなかったからとは言え、 あの不機嫌な態度は許されたもんではないと今でも思います。 でも、今回でやっと5年前の詳細が明かされた事で… 響に少しでも共感してしまう自分は確かにいました。 響みたいに、海外でも活躍する芸術一家や音楽家のもとで生まれてきてはいないのですが、 一応、芸術系の仕事に携わっている私からしたら、 当時の彼女の葛藤に心当たりがあったんですね。

  • グレイトギフト 8話 感想|本坊は最後までブレないなぁw

    なるほど、そう来たか…なラスト。 殺人球菌なのに簡単に培養出来ちゃったし、異動するつもりもないのなら これはもう黒幕(←「真犯人」はやはりピンと来ないのでこの表記w)は 奈良(小野花梨)で決まりだろうと誰もが思っていた中で、 麻帆(明日海りお)が候補者に名乗り出る展開はちょっと意外でした。 藤巻(反町隆史)は散々、妻や娘から「家族の事を何も分かってない」と言われてきて、 なんであんなにギスギスした関係性を描き続けるのかと少し疑問に感じていたのですが、 ラストを魅せるための下準備だったんですね。 仕事に熱心なあまり、家族に関心が持てなかった事がここで響いてくる。 妻の当時の勤務先を知らなかった(…

  • 正直不動産2 9話 感想|神木が1位にこだわり続ける理由が辛い…。

    他スケジュールとの兼ね合いもあるのかもしれませんが…ライバルとして登場して以降、 全体的に出番は少なかったですよね、神木(ディーン・フジオカ)って。 ふらっと登場してきたかと思えば、1位にこだわり続ける理由も明かされないまま 犯罪スレスレ(というか犯罪)行為を行ってきたり、タップダンスを披露したり。 それが視聴者の「なんでそこまでして1位を取りたがるの?」「なんで毎回タップダンス?」 といった彼への不気味さや得体の知れなさを増幅させ、 今度は、彼は一体何者なのか?という興味に繋がっていきました。 いつ過去が明かされるのだろうかと待ち望んで、ようやくその機会が訪れた今回。 前回の感想でも書いたよ…

  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 8話 感想|で、どうやって指揮者になれたのか…

    志帆(石田ゆり子)との離婚危機も 響(芦田愛菜)との関係性の修復も有耶無耶なままなのに、 なぜ8話というクライマックスに差し掛かるタイミングで俊平(西島秀俊)の過去話を?とか。 天音(當間あみ)と重ねて描きたいのであれば、 俊平が幼少期から続けてきた野球を辞めて音楽の道へと進んだ"きっかけ"よりかは、 高2から短期間でどうやって音楽を独学で学んだのか(音大はお金かかるし…)、 あれからシュナイダー先生(マンフレッド・W)の指導はあったのかといった "過程"をじっくり描いた方が、 「心の底からやりたいものに出会えた時、本気で打ち込めばその夢は叶う」例を 実現させてみせた彼女の成長も、母校での俊平…

  • グレイトギフト 7話 感想|真犯人と創造者はまた別だよね?

    まぁ……やっぱりおかしな話なんですよね。 前回の感想の一部をもう少し膨らませて書きますが、 白鳥(佐々木蔵之介)と郡司(津田健次郎)は殺人罪を犯していて、 本坊(筒井道隆)も郡司と一緒に、ギフトの特性を知っていながら密売をしている。 加えて、藤巻(反町隆史)と久留米(波瑠)は白鳥の指示のもとで 秘密裏(?)に培養を続けており、殺人幇助に値する訳で。 白鳥と関わっている人全員、やっている事は"真犯人"と同じだと思うんです。 だから、「真犯人編」と言われても全然ピンと来ませんし。 罪を既にいくつも犯しているのに、正義感を振りかざして 真相を追求する姿が描かれるのにも違和感。 前回で、協力してくれて…

  • 正直不動産2 8話 感想|神木からの挑戦状

    永瀬(山下智久)が「正直で頼りになる人」として認知されているという事実。 ボランティアのお手伝いの時に見かけただけで、 特に面識もないお客さん(篠崎家)の娘からっていうのがまた良いんですよねぇ。 不動産屋の営業は、家の購入や投資の相談などで 当然、お客さんと何度か関わる事にはなるんだけれども、 子供とは軽く挨拶するくらいで、コミュニケーションをとる機会なんて早々ない。 だから、子供が営業マンに助けを求めようとするって、 よっぽどその人に上記のイメージが定着しているって事になる訳で。 日頃のカスタマーファーストの積み重ねが、こうして結果に結びついている所に 永瀬の成長を感じさせて、ジーンと来ちゃ…

  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 7話 感想|小村(西田敏行)が倒れるとヒヤヒヤする。

    う〜〜ん…困った。前回以上に判断に困る。 今回は何を描く回なのか、どんな結末に持っていきたいのかが分かりづらかったです。 公式サイトのあらすじをチェックしてみたら サブタイトルで「77歳の夢ライブ」と表記されていて、 どうやら小村(西田敏行)の人生初のリーダーライブがメインだったみたいなんですが… 今回の内容を整理すると、そのエピソードの他に ・憧れのドイツの楽団からオファーが来る俊平(西島秀俊) ・一緒に同じ夢を見続けてきたつもりが、ドイツの楽団のオファーを断られた事で 衝突してしまう俊平と鏑木(満島真之介)の関係性 ・母校の高校から記念スピーチとオーケストラ部の1日指導を依頼され、帰省しよ…

  • グレイトギフト 6話 感想|でしょうね…という結末。

    神林の娘・琴葉(中島瑠菜)は難病を患っていて、 名医である白鳥(佐々木蔵之介)でないと手術は不可能。 その前提に加えて、今回は神林(尾上松也)の出番がやけに多かったから、 今までのどんでん返し展開から考えると、 ああ、これは藤巻(反町隆史)と連携するフリをして 最後に裏切るパターンだろうな…と思っていたら案の定でしたね。 鈍感な私でも、さすがに序盤の時点で先が読めちゃいました。 今回はあまりにも話が分かりやす過ぎて、面白味が減ってしまった感じです。 まぁ仮に、先が読めなかったとしても、 「殺しても構わないですか?」と聞かれて、そっくりそのまま「ええ、殺して下さい」なんて あの白鳥がボロを出す訳…

  • 正直不動産2 7話 感想|永瀬がかっこいい…に尽きる。

    シーズン2になってから花澤(倉科カナ)の立ち位置は変化を見せていて、 家を売るためならどんな汚い手段でも使う神木(ディーン・フジオカ)が登場してからは、 真面目にかつクレバーな仕事ぶりで 影で着実に実績を積み重ねていく人物として描かれるようになりました。 5話のラーメン屋のくだりで、カスタマーファーストをモットーにしている月下(福原遥)が 彼女に影響を受けていたのが、分かりやすい例だったかと思います。 それだけに、今回の花澤の描き方にはちょっとした違和感を覚えましたね。 あの彼女が、マッチングアプリで偽名を使いながらお客さんに接近し、 最悪免許取り消しの場合がある「契約の誘引」なんていう 犯罪…

  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 6話 感想|最後の演奏を前に、それぞれにあった想い

    家庭パートは減り、恋愛模様も控えめになり… 3話までの雰囲気がちょっとだけ戻ってきた感じですね。 ホールの天井を見つめながら持論を語る時の俊平(西島秀俊)の輝いた目を見て そうそうこれこれ!って思いましたし、 オーケストラでの演奏シーンはあまりにも久々で、ついまた涙してしまいました(笑) 「音楽の持つ力」「チームで1つの事を成し遂げる」所に 感動要素があるのはもちろんなんですけど、 やっぱりね…楽器のチラチラ反射する光にうっとりするみたいで。 なぜうっとりするのかは2話の感想で書いているのでここでは割愛しますが、 市長(淵上泰史)がコンサートを中断させるなどの嫌がらせ展開も入れず、 瑠李(新木…

  • グレイトギフト 5話 感想|郡司は病院を何だと思っているのか(笑)

    毎回誰かが退場して、1人や2人には必ずギフトの情報が漏れていて、 藤巻(反町隆史)はいつも誰かに翻弄されっぱなしで…そんな内容続きで、 正直、そろそろストーリーに変化が欲しいかなぁと思っていた所での今回の展開。 次回から始まるらしい「逆襲編」に向けて、アクセルを飛ばしていった感じでしょうか。 いや〜やっぱり本作って面白い!という感想に至る回でした。 世間の評判では、「反町さんにカッコ悪い役が似合わない」とか「脚本が〜」とか いろいろ否定的な意見もあるようですが、 個人的には割と楽しく見ているんですよね。冒頭であんな事書いておいて何ですが(笑) 何に惹かれるのかって…目の前の憎い人を簡単に消せる…

  • 正直不動産2 6話 感想|十影、実は苦労人だった。

    いや…どんだけ言葉足らずなんだ。あの説明じゃ分からんよ〜!(笑) 永瀬(山下智久)と同じく、見ながらツッコんでしまいました。心の中で。 まぁ…私も説明が下手くそな人間なので、説明するのが面倒臭くなると逃げてしまうとか、 伝えたい事が伝わりきっていなくてモヤモヤ…とか、 そんな十影(板垣瑞生)の立場も理解出来るんですけどね。 家賃を3ヶ月分滞納している劇団員・清川(美山加恋)が、何とか返済して住み続けるのか、 このまま実家に帰って生計を立て直すのか? そんな選択を迫られていた中で十影が提案したのは、 夢を諦めたくないのなら家賃がもう少し安い所に引っ越して、 無理のない生活を送ってみたらどうかとい…

  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 5話 感想|深刻なオーケストラ不足!!

    う〜〜〜〜ん……モヤる。 響(芦田愛菜)がなぜあそこまで父に冷淡な態度をとっていたのかは、分かった。 (↑めちゃくちゃ説明台詞だったのは気になりましたが…) けど、モヤる(笑) 個人的には、一般人には分からない怪我が原因で 音楽の道を諦めざるを得なくなったんじゃないかと勝手に予想していたので、 自分でハードルを上げて、父とは同じ土俵に立てないと思い込んでいたらしい響の苦しみは、 芸術家の両親の元で育ってきた二世ならではのリアルな描写だな…とは思うんです。 でも…それで5年間も確執があったとなると、なんかしっくり来ないと言いますか。 いや、自分でもつまらない事で家族を壊したと自覚しているから余計…

  • グレイトギフト 4話 感想|病院関係者がヤバい人ばかりな件。

    前からツッコミたかったんですけど… なんで藤巻(反町隆史)は、ラボに防犯カメラを設置しないんでしょうか(笑) いやね、鍵をかけるよりも安全だと思うんですよ。 いつ誰が入ったかの記録にもなるし、ギフトを盗もうとする犯人の特定も早まって、 次の事件を未然に防ぐ可能性も高まるし。 以前にも白鳥(佐々木蔵之介)に勝手に持ち出されていたケースがあったから、 その発想にならないのがなおさら不思議なんですよねぇ。 本坊(筒井道隆)だって、盗聴器をこっそり仕掛けられているのに。 予想を外したり、大声で情報を言いふらしたり、すぐ弱みを握られたりする 迂闊な性格だからなのかしら…って、もうこの話は終わりにするとし…

  • 正直不動産2 5話 感想|善意でやった先には落とし穴が…

    冒頭で描かれた永瀬(山下智久)の中学時代。 リレー選手に選ばれ、男子生徒から「終わったわ…」などと 悪口を浴びせられる梅村(市川由依)を全力で庇う永瀬の姿は、頼もしかったですねぇ。 昔は結構正直に物を言う所もあったんですね。 そんな彼が祟りにあって、嘘がつけない体質になってしまうのも きっと運命だったのかもしれない…そう思わされる回想でした。 今回はその助けられた相手である梅村が、旦那の直(味方良介)と一緒に お客さんとして登坂不動産にやってくるんですが、 当時から密かに好意を寄せていたんでしょう。 物件探しも内見も、彼女のためにといつも以上に頑張った結果、 直が神木(ディーン・フジオカ)から…

  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 4話 感想|ここに来て恋愛のゴタゴタが(汗)

    1話ごとの内容とリンクさせるように、毎回違ったクラシック音楽を紹介・演奏する 形式をとっているのが特徴的でもある本作。 今回は…ロッシーニ作曲の「セビリアの理髪師」。 その曲は、勘違いと計算、純粋さとしたたかさが入り交じった 大人たちが織りなす恋の喜劇を表現しているんだそうで、 内容もそれに合わせて、志帆(石田ゆり子)に雷に打たれたような一目惚れをし、 噂がすぐガセだと分かってショックを覚える古谷(玉山鉄二)の姿だったり、 自分が間男だとバレないための攻防戦を演奏本番で繰り広げていたり、 指揮棒を振っている最中に目をかっ開く俊平(西島秀俊)の表情だったり。 いつにも増してかなり混沌とした出来に…

  • グレイトギフト 3話 感想|白鳥と郡司がいる以上は…

    おお、今回はコメディ色が激減して、シンプルにまとまってたな… というのが見終えての第一の感想。 それでもって、モノローグの量も、主人公が翻弄されていく構図も前回と変わらない。 なんでそう感じたのかの理由を明確にしたくて、TVerで2話と3話を見比べてみましたが、 前回は複数の登場人物を"犯人候補者"に見立てていて、 サブエピソードを箇条書きのごとく盛り込んでいたからなのだと今更ながらに気づきました。 誰かに疑われたり詰め寄られたりしている際の 藤巻(反町隆史)のオドオドしたリアクションに引っ張られていたので、 先週は内容に関して何の疑問も持たなかったんですけど、 冷静に見返してみると、結構情報…

  • 正直不動産2 4話 感想|1UPした十影。藤森の今後は大丈夫?

    いつもより、えらい人情に傾いたお話でしたね。 でも…シーズン1から見ていると、 本作は基本的に、ライバル不動産との売り上げ対決ではなく、 不動産業界の実態に切り込むリアルさや、お客さんへの営業を通しての 永瀬(山下智久)や月下(福原遥)の成長物語がメインの作品ではあるので。 今回のような人情味に溢れた回があったって良いと思ってます。 シーズン2から見始めた視聴者にとっては、本作がどんな作風なのかが掴めて 物語により入り込みやすくなったでしょうし。 十影(板垣瑞生)回ではありつつも、今回も 自分が過去に嘘をついてきた人間だと明かした上で、お客さんの立場も 管理人の立場もどっちも尊重しながら真っ直…

  • 春になったら 3話 感想|ドンマイドンマイ…どころではなくなった結婚話

    俳優・木梨憲武さん、本っ当に良いな……とつくづく感じた回。 ご本人は俳優業にも力を入れる事をあまり重視されていなかったのか 出演本数は少ないんですが、勿体ないと勝手に思うと同時に、 もっと早くから木梨さんの演技をお見かけしたかったと思ってしまったのでした。 印象的だった所は2つあって、 まず1つ目は、雅彦(木梨憲武)の「死ぬまでにやりたい事リスト」の1つを 叶えるべく行った遊園地で、瞳(奈緒)の作ってくれたお弁当を食べるシーン。 瞳に「どう?お父さん」と聞かれて、 少し間を空けて、瞳にチラッと視線をやり「うん…美味しい」と返してからもう一回、 何度も頷きながら「美味しい」と言って二口目を頬張る…

  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 3話 感想|俊平も家族も楽団も、一歩前進。

    初回こそ、前半部分は某作品が過って集中しづらかったし、 前回は新メンバー追加の話で、少し重ねて見てしまう部分もあったけれど。 今回で、それとは別作品である事が確信出来る内容に仕上がっていたと思います。 個人的には、うたカフェ店主・二朗(西田敏行)の存在が大きいと言いますか。 西田敏行さんの滲み出る雰囲気や人柄あってこそのあの役ではあるんですが、 第一線で活躍してきた俊平(西島秀俊)や まだまだ伸び代のある若手団員の間を取り持つバランサーとして、 役割を明確にさせているんですよね。 本作に出てくる登場人物は基本的に、壁にぶつかったり、軋轢が生じたりなどで トゲトゲした気持ちを抱えながら生きる者た…

  • 不適切にもほどがある! 1話 感想|薄くてツルッとしたものに惹かれて、令和の世界へ。

    地上波連続ドラマだと、「俺の家の話」以来約3年ぶりとなるクドカン脚本。 小さな頃からテレビっ子で、テレビドラマ好きの立場からしたら、 大手脚本家の新作が発表されてももう有料サービスに流れていってしまうのかな…と 寂しい想いをしていたので、またこうして地上波で見られる事はとても嬉しいです。 やっぱり、まだまだ大手の方の脚本力が必要だと、ここ最近のドラマを見ていて思うので。 でも…個人的な好みで言うと意見が変わってきて、 宮藤さんの描かれる世界観が極めて独特であるが故に 初回で心を掴まれるケースは少なく、自分が面白いと感じられるまでに時間のかかる 脚本家だという認識でいるんですね。 「流星の絆」「…

  • グレイトギフト 2話 感想|オドオド藤巻からの…い、伊集院ーー!!

    いやぁ…この内容で原作なしなの、本当に恐ろしい。 私としては、視聴中ずっと口角が上がりっぱなしになるくらい面白く見ているんですけど… 何だか、面白さの意味合いが前回とは変わってきましたね。 コメディ色が強くなったような気がします(笑) その原因を作っているのは、間違いなく藤巻(反町隆史)のモノローグの 圧倒的な多さでしょう。 個人的には、モノローグを通して何でもかんでも台詞に起こすドラマは 普段はあんまり好みではないんですが、 前回の感想でも書いた通り、近年では社長や弁護士などを演じられてきて クールで敏腕なイメージがついていた反町さんが、 本作では内心ビクビクしている役を…っていうギャップが…

  • 春になったら 2話 感想|最期が迫っているからこそ、語り合える2人

    「この親にしてこの子あり」ということわざが 相応し過ぎる2人だな…と思いながら見た回でした。 前回で、数ヶ月前にがんだと診断されても娘に報告せず、 治療を受けない事を独断で決めていた雅彦(木梨憲武)に対して 「私のために治療受けてよ!バカ!」なんて瞳(奈緒)も怒ってはいたんだけれども、 瞳も瞳で、お父さんに似て一方的に話を進める所があるんですよねぇ。 …本人は自覚していないんでしょうけど。 結婚の話をどんどん進めてしまえば、お父さんにも生きる理由が出来て 治療を決心してくれるかもしれない!と思いついてからの医者にかけるマシンガントーク。 結婚式の打ち合わせでも1人で勢い良く提案して、 一馬(濱…

  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 2話 感想|ツンケンしつつも、気持ちが揺らぎ始めている響…

    「お互いの音を聞き合って、イメージを伝えて、音と音で会話していく」 「一緒に奏でる人とイメージを分かち合えた時、魔法のような時間が生まれます。 ああ…生きてるなぁって、感じる時間です。」 指揮者志望の天音(當間あみ)から、指揮者をやっていて一番楽しい事は何かと 質問された時の俊平(西島秀俊)の答え。 これ聞いて、だからかぁ…って納得しちゃいましたよ。 そりゃあ、指揮をしている際にあんなに幸せそうな表情を浮かべる訳だと。 この質問をしているのが楽器演奏者ではなく、指揮者志望っていう所も良くて。 主人公と同じ道を目指そうとしている ある意味一番近い立場にいる人物が物語に加わる事で、 俊平の音楽に対…

  • グレイトギフト 1話 感想|じわじわミステリー。これは結末が気になる〜!

    テレ朝のこの枠なのに、劇伴が渋かっこいい…… 初回を見ていて一番惹かれたのはそこでしたね。 流れ過ぎだとか、音量がデカいとかっていう呟きも見かけましたし、 確かにずっと流れているな〜と思わなくもなかったんですけど、 演出も含めて、木9枠特有の硬派でギラついた雰囲気に若干の苦手意識がある私からしたら 大人びたサックス調の劇伴が聞こえてくる事が新鮮で、 その意外性で最後まで興味深く見られちゃいました。 後で調べてみたら、得田真裕さんが手がけられているとの事で。 この劇伴良いなぁと思って調べると大体が得田さんの音楽なので、 もう好みなんでしょうね(笑) 演出も劇伴に合わせてか、所々遊び心もありながら…

  • 婚活1000本ノック 1話 感想|モノローグの多用を面白い!と受け取れるかどうか。

    裏が微妙だったのもあり、元々見る予定のなかった本作の初回を視聴。 こっちの方で少し可能性が感じられれば…と思ったんですけど、 まぁそうなるよね…と言いたくなるような出来でしたね(汗) 先日の「春になったら」の感想では、放送開始3分でこの作品が 良さげかどうかが決まる旨の文を書いていたんですが、本作は逆で。 開始早々、海岸で行われる寸劇のドタバタ具合で 「あ、これはアカンかもしれない」と感じ、 最後までそれが覆らないまま見終える事となってしまいました。 原作通りだと指摘されればそれまでなんですが… 何と言っても、主人公のモノローグと台詞を多用し過ぎなんですよね。 こういった演出で成功するのって、…

  • 正直不動産2 2話 感想|神木、早くも化けの皮が…?

    へぇ…ミネルヴァ不動産の同僚である花澤(倉科カナ)から、 神木(ディーン・フジオカ)の過去の不正を暴かれる展開がもう来るとは! 前半辺りは、神木のクレバーっぷりをとことん見せて、 永瀬(山下智久)ら登坂不動産にとって 彼がいかに脅かしい存在であり強固なライバルであるかを 重点的に描くんだろうなぁと思っていたので、 2話にして仲間から裏切られる姿を見る事になるなんて、ちょっと意外でした。 花澤だけでなく、ミネルヴァ不動産の面々からも信頼は寄せられていないようですし、 会って間もない榎本(泉里香)にも大嘘つきだと見抜かれている。 紳士的で端正な佇まいとは裏腹に、 早々に化けの皮が剥がれかけていると…

  • 春になったら 1話 感想|日常ってそういうもんだ…と思わせてくれるお話。

    奈緒さんと木梨憲武さんのW主演。 キャストが発表されてから、どんな化学反応が生まれるのかと 楽しみに待っていた作品がようやく始まりました。 やっぱり、「あ、これは良さげかも」と思わせてくれる作品って、 開始3分で決まってくるもんなんだなぁ…と、本作を見ながら実感しましたね。 というのも、説明台詞を加えなくとも、瞳(奈緒)が産まれた時のホームビデオや お正月での父・雅彦(木梨憲武)との会話のやり取りを見ただけで、 その人がどんな人で、日頃からどんな暮らしをしていて、どんな家庭環境にあるのかが すんなりと理解出来たのです。 例えば前者の場合だと、母(妻)を撮っていて雅彦は声のみのビデオになっている…

  • さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 1話 感想|これは期待しても良い…かも?

    ドラマを日頃から積極的に見ているタイプじゃなければ、余計な事もチラつかず 本作を純粋に楽しめたのかもしれませんが… やっぱり、数年間ドラマを毎日何本も見続けている私からしたら、 どうしてもいろんな作品が頭に過ってしまうものなんですよねぇ。 例えば、何の作品に似てる?と聞かれて 一番思い浮かべるのは「リバーサルオーケストラ」でしょう。 廃団寸前の地方オーケストラ、その存続を良しとしない市長の存在、 ヒロインは市役所勤務で元楽器演奏者(過去に何らかのトラウマがあり引退)と 設定もかなり類似しています。 楽団の立て直しを扱っているなら、ある程度方向性が定まってしまうのは仕方ないとは言え、 ちょうど1…

  • となりのナースエイド 1話 感想|で、医師免許持ってるんでしょ?

    こんな事言ってしまうのもなんですが… 今期の水曜日は、ドラマを見ない日になるんじゃないかなぁと 視聴前から薄々感じていたんですよね。 と言うのも、"こっち"も"あっち"もイマイチ期待しがたいものがありまして。 「視聴リスト&期待度」でも書いたように、 "こっち"は予告映像を見たり作品概要を読んだりした時点で 軽いタッチで描こうとしているのがプンプン漂っていて、 その演出が少し空回りしていた記憶のある「祈りのカルテ」の原作者の作品を 再び日テレで実写化するとなれば、大丈夫なのかという不安も当然過ぎってしまうし。 "あっち"はあっちで、いろんな意味で、なんでプライム帯でそのドラマを…? という疑問…

  • 正直不動産2 1話 感想|新キャラの紹介もしつつ、安定感ある初回!

    永瀬(山下智久)のかつての師匠でもありライバルでもある 神木涼真役にディーン・フジオカさん。 うんうん…まるでドラマ用のオリジナルキャラクターとして 起用されたかと思うくらいには、すっごく適役! 山下さんとはまた違った端正な顔立ちですし、紳士的な佇まいですし、何しろイケボなので、 「悪魔のような営業でお客様の心を鷲掴みにする」人物だと言われるのも頷けます。 軽快なタップダンスを披露しながらの登場の仕方も、様になってしまう。 モンテ…を彷彿とさせる、ヒゲもじゃ姿の頃の神木は 整形前の設定だったんだろうかというのは置いといて(笑) 一見爽やかで非の打ち所のない笑顔の裏に 胡散臭さも滲ませる演技も含…

  • 君が心をくれたから 1話 感想|なぜ好きになったのか?が大事なのに…

    他の感想でも何度か書いているかと思うんですが… 個人的に恋愛ドラマで何を重視しているかって、 「なぜその人を好きになったのか」が分かる説得力のある描写なんですよね。 それが過不足なく、視聴者にきちんと伝わるように描けていれば、 たとえ設定や展開がベタであっても、登場人物への共感度が増して 自然と応援したくなってしまうものですし。 逆に不足していれば、展開のスピードの速さだけが目立ってついて行けなくなってしまう。 ドラマ全般でも言える事ではあるんですが、 近年の傾向を考えれば、特に「両想いになった2人=物語のゴール」になりやすい 恋愛ドラマにおいては、"過程"が最も大事になってくる気がするんです…

  • 2024年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

    こんにちは、りんころです! 毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。 12/30時点で発表されている冬ドラマを 「◉最後まで感想を書く可能性が高いドラマ」 「○内容次第では最後まで感想を書くかもしれないドラマ」 「△視聴はするが感想を書く可能性が低いドラマ(不定期で雑感集?)」 「×視聴する予定のないドラマ」 の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。 ※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝) そして、感想本数は最終的に、ここで紹介した本数よりかなり減るかもしれませんが、 よろしくお願いしますm(_ _)m ではで…

  • 下剋上球児 10話(最終回) 感想|最後まで余計な要素が多かったな…と(汗)

    向上心もない、人数も足りていない弱小野球部が 強豪校に勝って大会に優勝する…という"設定"だけで今回の展開を見れば、 へぇ凄いなぁ…とは思います。 でも、"連続ドラマ"として見れば、部員たちの躍進に心動かされたとか、 過去と照らし合わせて感慨深くなるとか、そんな感情は個人的にはあんまり湧かなくて。 (↑補足しますが、役者さんの演技が悪かった訳ではありません!) むしろ、王道の題材を取り扱っていて、盛り上がり最高潮であろう最終回で この感想が出てきてしまう事自体悲しくて。 CM入りのぶつ切り感、(これは好みの問題ですが)挿入する事で ワンテンポずれた印象を覚えてしまうアニメーション、そして謎の時…

  • パリピ孔明 10話(最終回) 感想|まさかの「大丈夫でした」w

    最終回らしい最終回でしたね。 ミア(菅原小春)が英子(上白石萌歌)をバイクで会場に連れて行ってくれて、 「穴掘っちまったわ」と呟くカンフー(ELLY)がいて、 小林(森山未來)はマリア(アヴちゃん)に過去の失敗をきちんと謝れて、 英子とマリアがデュエットコラボ出来て、 その様子を見ていた七海(八木莉可子)が感慨深くなって…と、 これまで描いてきた内容の"その後"をぎゅっと詰め込んだ 集大成かのような仕上がりになっていたと思います。 集大成にちなんでアーティストも総出演で、 サマーソニアでは、音楽ならではの良さであるコラボを 先ほど挙げた英子&マリアの他にも存分に楽しみました。 初めて作ったオリ…

  • 下剋上球児 9話 感想|高校野球の治安ってそんなに悪いかな〜?

    試合当日に負傷者が出てピンチになるくだり、 大人だけじゃなくて部員でもやっちゃうんだぁ…というのが一番に出た感想ですね。 前回のラストで山住(黒木華)が急遽病院に向かうほど深刻そうに見せた割には、 (骨にヒビが入っているので危険ではあるんだけど)入院を強いられるまでは行かなかったし、 何なら久我原(橘優輝)の緊急搬送にも付き合っているし。 普通に動けているんだったら、別に…いや、やっぱり? わざわざ山住の急病を盛り込む必要はなかったのでは?なんて思ってしまいました。 久我原が頭を打った件にしてもね… まぁ、中々試合に出られなかった椿谷(伊藤あさひ)が託される事での 胸熱展開を狙ったっていうのは…

  • 下剋上球児 8話 感想|南雲の次は山住か…。

    「どんな事も、積み重ねですよ」 丹羽(小泉孝太郎)のこの言葉が、 連続ドラマにおいて最も大事なのは何かを示しているような気がしました。 正確には…俺らの代も甲子園に行けてたらな〜と言うOBに対して、 君たちがいたからここまで来れたんだと励ます際に出た言葉ではあるんですけどね。 でも本作って、駆け抜ける日々を表す演出や、 冒頭でほぼ必ずと言って良いほど用意されている試合シーンなどで "部員たちの成長・変化"を描いているように見えて、 実際は南雲(鈴木亮平)を始めとした 野球と特段関係のない大人たちの問題に時間をかけ過ぎていて イマイチ伝わりにくいから、上記の感想が出たんだと思います。 練習風景や…

  • 下剋上球児 7話 感想|無免許も野球もあっさり。大人たちの問題はてんこ盛り(苦笑)

    ※先週(11/26放送分)の感想です。大変お待たせいたしました…m(_ _)m 本作がどんな作品なのかと聞かれて答えるとするなら… もうこれ、「誠実で熱心な教師(?)が訳あり生徒たちに 一対一で向き合っていく"学園ドラマ"」と 「過去のトラウマや問題を抱えながら生きる大人たちによる"群像劇"」のミックスに なってしまってますねぇ。 いや、前者に関しては元々、高校が舞台である事、 (無免許云々は一旦置いといて)監督でもあり社会科担当の教師でもある 南雲(鈴木亮平)が本作の主人公である事、 そして、移動距離や勉学などで落ちこぼれ状態になりかけている生徒が多い事の 3つの設定があるから、"学園ドラマ…

  • パリピ孔明 8・9話 感想|小林の過去と、ケイジの抱えるコンプレックス

    なんとか最終回までに間に合わせたぞ…!(笑) 明日はリアタイ出来て、感想が書けますように。 8話「孔明、仲間に策を仕掛ける!?」 8話では小林(森山未來)の過去が描かれました。 三国志マニアになったきっかけや、マリア(アヴちゃん)との関係性など いろいろ知れはしたんですけど、うーん、そうですねぇ… 「下剋上球児」でも先日、無免許&免許偽造を犯した主人公が 何となく周囲に受け入れてもらえそうな様子を見て 尚更感じたんですが(※ちなみに、この感想を書いた日は11/23)、 やっぱり、犯罪の設定をカジュアルに取り入れているのが引っかかるんですよね。 小林の場合は、過去に人を殺害している訳で、これって…

  • 大奥(2023) 18話 感想|幸せだった時間はもう戻ってこない…

    家定(愛希れいか)を心から大切に想っていて、 陰ながら支えている存在だというのが分かる 胤篤(福士蒼汰)と瀧山(古川雄大)のやり取りだったり、 家定が初めて素直に「好きだ」と伝えられた様子を見て嬉しい気持ちが込み上げたり。 2人の間でじっくり育まれていく恋愛模様に、 お互い"自分"を見てくれる人に出会えて良かったと思うと同時に この幸せがずっと長く続けば良いのに…と願いたくなったり、と… 今回は登場人物の関係性の描写が増えたからか、いつもより感情移入してしまいました。 何だか、久々に大奥らしい醍醐味を味わえた回だった気がします。 悲惨で残酷な現実を目の当たりにしながらも それを乗り越えていく様…

  • 下剋上球児 6話 感想|大人サイドの話はもうお腹いっぱいよ〜(汗)

    アバンは、処分が決まって報告する所から始まるのかと思ったら… まさか1年前に戻って、ワンクッション置かれるとは(汗) で…南雲(鈴木亮平)が謹慎している間の部員サイドの話を済ませて いよいよそのシーンになったものの、 流れ的に「あ、不起訴なのね?」とお察しするかのような解決方法。 なぜ時間軸を変える展開にしたのかもよく分からなければ、終わり方も曖昧ですし、 単位を取得出来ていなかったと気づいた大学時代のエピソードも結局スルーで…(汗) あれだけ無免許の件を大々的に描いた割には 何だか消化不良としか言いようがありませんでしたね。 いや、それ以前に、今回の話で最も引っかかっているのは… 前回のラス…

  • 大奥(2023) 17話 感想|泣けたけど、やっぱり尺が足りない…

    正弘(瀧内公美)が「上様、どうかこれよりは、誰よりもお幸せになって下さいませ」と 頼み込む終盤のシーン… 個人的には、ああ、やっぱり、前回で奥を作ってから今回までの間にもう1話あったら 2人の絆の強さに泣かされたんだろうなぁ…と思わずにはいられませんでした。 その後の、家定(愛希れいか)が少し睨んだ目つきで 勢い良く胤篤(福士蒼汰)と口付けを交わすくだりで初めて、 正弘に死が近づいている現実を変えられない悔しさと、 それでも大切な人があの言葉をかけてくれたのだから 幸せにならないと!という強がりな気持ちが入り混じっているように感じられて ちょっと涙がこぼれたんですけどね。 いや…世間だと「泣け…

  • 下剋上球児 5話 感想|せめて不起訴まで描いて欲しかった…

    鈴木亮平さんご出演のビールのCMを見かける度、 「ビール飲んで気持ち良くなってる場合か!」と ツッコんでしまう今日この頃。←いや、役だから… まぁそんな事は置いといて… そっかぁ………もう5話なんですね。 感想を書くまでなぜか4話だと勘違いしておりましたが、 5話になってもまだ無免許の件を引っ張っているとなると 遅っ!って思えてしまいますね。 う〜ん、スポーツを取り扱っている作品なら本来、この折り返し地点の段階で 部員1人1人に愛着が持てて、それぞれの伸び具合を実感出来ているはずなんですけど…。 私が人の顔や名前を覚えるのに時間がかかるタイプなのもあるのかもしれませんけど、 正直、日沖(菅生新…

  • 秋ドラマの雑感いろいろ①〜マイハル・君に届け・すきな花・あな忘〜+朝ドラ

    こんばんは、りんころです。 お久しぶりの投稿になってしまい申し訳ございません。 言い訳にはなりますが、5日間程度サボってしまったのにもいろいろ理由がありまして… ①ここ最近、仕事で忙しい日々が続いたからか、寝落ちする頻度が増えてしまった (この前までは資格勉強出来るほど暇だったのに、急に…w) ②日に日に溜まるドラマの本数の多さで、 見る前から疲れるというか、気が重くなってしまった ③そうこうしている間にもいろんなブロガーさんの良い記事は毎日上がる訳で、 私が後から投稿する事へのプレッシャーがより強くなってしまった ④中々書けない代わりに、他の感想記事や呟きをチラッチラッと拝見していたら 自分…

  • パリピ孔明 6・7話 感想|歌で人の心を動かす

    6話「孔明の計略、10万イイネを盗め!」 孔明(向井理)の10万イイネ作戦…不正が発覚したら サマソニ出場権が取り消されてしまうんじゃないかとハラハラしてしまうんですけど、 まぁそれは置いといて(笑) 前回の下地作りが効いた内容になってましたね。 親友と同時にライバルでもある英子(上白石萌歌)と七海(八木莉可子)の 根強い関係性を描いたからこそ、 大ブーイングの中、NANAMIが英子に歌唱させるチャンスをあげる展開にも 説得力がありましたし。 前回、彼女からアドバイスを受けたり、一緒にライブをしたりして 自分らしく楽しく歌う事が大切で幸せなんだと知った英子が、 今度はオリジナル曲を通して、 彼…

  • 大奥(2023) 16話 感想|早い!早すぎる!!!!

    ※最新話まで時間がないため、簡単感想にさせていただきます(謝) 見終わって、良い意味でぐったりとする残酷な展開が多い本作ですが、 同時に、悪役がどれだけ暴れてくれるのか楽しみにしている自分もいるのです。 幕末編だと、家慶(高嶋政伸)が該当する訳で。 かつての斉藤由貴さんや仲間由紀恵さんのような 怪演を堪能出来る事を期待していたんですけど… 何だか、思ったよりも呆気ない幕引きでしたね。 黒船が来航したショックで死ぬって… えっなんで?どういう事!?ってびっくりしましたもん(笑) 癖の強いキャラクターと言えば高嶋政伸さんだとパッと思い浮かぶくらい 爪痕を残される役者さんなだけに、1話のみのご出演は…

  • トクメイ!警視庁特別会計係 4話 感想|なんかゴチャゴチャっとしてる?

    小ネタを飛び越えて…もはやキーアイテムになってましたね、満面破顔茶。 それくらいには過度に強調されていたためか、 今回は円(橋本環奈)の描写について「ん?」と思う所が出てきてしまいました。 疫病神体質から逃れたい一心だったのも分かりますし、 中西(徳重聡)がプライベートで買ったものではあるんですけど… えっと…確か円って、前々回の張り込み用物件の家賃とか、今回の同定調査の見積もりとか、 目的に対して金額が釣り合っているかを物凄く気にする人でしたよね? なのに、お茶が15,000円である事に疑いの目を持たなければ、 買ってしばらくしてから考え直す様子もなかったのが個人的には気になって。 そこが、…

  • 下剋上球児 4話 感想|とりあえず…ケリをつけてくれそうで安心。

    う〜ん…出場停止処分を受けず、何事もなかったかのように熱い試合を繰り広げている辺り、 南雲(鈴木亮平)の無免許問題はもちろん、 前回の生徒たちによる暴力事件も盛り込む必要があったとはどうしても思えないんですよね。 個人的には、賑やかしのための騒動に映ってしまって。 前者に関しては、「下剋上球児」のタイトルに因んで、弱小高校野球部の部員たちと 大きな傷を負った教師が共に地獄の底から這い上がり、頂点へと上り詰める…。 そんなスケールの大きい物語にしたくて、 無免許や書類偽装した事を隠しながら教師を続けるという、 発覚したらどう考えても社会復帰出来そうにない設定を加えたんでしょうけれども… 犯罪は犯…

  • ゆりあ先生の赤い糸 3話 感想|あっちもこっちもカオス!

    優弥(木戸大聖)に刺繍を教える展開で、 そっか…そう言えば、ゆりあ(菅野美穂)って 刺繍教室の先生をやっていたんだっけ…と思い出しました。 まぁ、だから「先生」なんだけど(笑) いや…今までの内容が、旦那に彼氏も愛人もその子供もいると発覚するわ、 他人で会って間もないのに、日常のワンシーンを見ると本物の家族のような錯覚を受けるわで 衝撃の連続だったから、訳も分からず目の前の話に夢中になっていて 初期設定をすっかり忘れていたんですよねぇ。 3話の内にゆりあと優弥が一線を超える関係性になるスピーディさにも驚きましたが。 まさか…ゆりあにとっては師範のような存在だった父・勝利(長田庄平)も浮気をして…

  • 大奥(2023) 15話 感想|逆襲は果たされたけども…

    今回をもって、医療編が完結。 いやはや…「怒涛」「理不尽」という言葉が似合い過ぎました。 個人的に一番辛いのは家光編だと思っていたのですが、 医療編では主人公を固定化せず、赤面疱瘡の撲滅にかける それぞれの"想い"が平等に描かれたからこそ、 不条理な現実の連続には心が打ち砕かれそうになったり、 希望が見えてきた時には縋るように見てしまったり…で 感情がぐわんぐわん揺さぶられる事が多かった気がします。 今までの編の中では、比較的報われた終わり方だったのかもしれません。 長い年月はかかれど、目標は無事に達成出来て、 今はもう亡き青沼(村雨辰剛)や源内(鈴木杏)、意次(松下奈緒)に 「3人の支えのお…

  • トクメイ!警視庁特別会計係 3話 感想|84%の話が地味に気になる。

    捜査のやり方を否定し、自分の意見を押し付ける事もなく。 仕事の邪魔をする事もなく。 今回は見やすくって、小ネタも散りばめられていて普通に楽しめました。 まぁ…今回は番外編みたいなもので、刑事事件にフォーカスを当てた内容ではなかったから、 残業が〜とか、経費が〜とかっていうギスギスした描写も少なかったんでしょうし、 ある理由のために、湯川(沢村一樹)が珍しく 経費削減に協力してくれたのも大きいのかもしれません。 でも、終盤で円(橋本環奈)が「経費削減と事件の捜査は相反するものではないと。 きっと、力を合わせて工夫をすれば…」と言っていたように、 彼女も1日署長イベントを通して、経費を削減するには…

  • パリピ孔明 4・5話 感想|待った甲斐のあったラップバトル!

    4話「ラップバトル開幕!!」 凄い。約15分もラップバトルを見られるとは、なんて贅沢な(笑) 来週に引っ張るのは基本苦手なタイプなんですけど、これは待った甲斐があり過ぎたわ〜…。 存分に見せて下さってありがとうございます…の気持ちですw 感情に乗せて、こんな奴に負けてたまるか!!という勢いや情熱を感じさせる KABE(宮世琉弥)のラップに対して、 孔明(向井理)のラップは、最初はリズムに合わせて歌っているだけだったり (途中から韻を踏んでいて成長は見えたけどw)、漢詩を交えてきたりとかなり自由。 そんな個性のぶつかり合いのラップバトルも、対比がはっきり効いていて面白かったのですが、 お二方の演…

  • 下剋上球児 3話 感想|でも無免許だしなぁ…がチラついてしまう(苦笑)

    まず初めに、大して重要ではないんですが、どうしても気になった事を1つだけ。 えっと…田舎ならではの、人との距離の近さを表したシーンなのかもしれませんけど、 教師と生徒2人っきりで食事に行くのでさえ、 万が一バレたら、保護者から勘繰られて叩かれかねないのに、 未成年の前でビールを飲むって…それはもうアウトでしょう(汗) もはや南雲(鈴木亮平)自ら「教師免許持ってないから」と言っているようなもんですし。 大体、彼自身は罪悪感を抱えていて、秘密が広まらないように 教師としての立居振る舞いに常に意識を配っている立場でしょうに、 周りからどう見られているか全く気にしない人…ととれる描写をする所にも 何だ…

  • コタツがない家 2話 感想|悠作の成長を見守るドラマなのかも(笑)

    「悠作は子供からお年寄りまで、幅広い世代に嫌われてんだな」 その通り過ぎて笑った。 3人ともダメ男ではあるんですけど、 悠作(吉岡秀隆)だけは何だか頭1つ抜けているんですよねぇ。 順基(作間龍斗)も自分勝手なんですけど、 推薦が迫ってきて不安に感じる気持ちは分かりますし、 高校生ならではの迷いだと思えばまだ可愛らしいもんですし。 達男(小林薫)は達男で、投資詐欺で失ったお金を自分の力で取り戻そうとして 実際に行動に移している上に、 過去の自分に非があった事を認めて、本音を吐き出してくれている。 対して悠作は…良い所や同情出来る所が1個も見当たらないようなw 万里江(小池栄子)が達男に、ああ見え…

  • ゆりあ先生の赤い糸 1話 感想|まだ助走段階って所かな。

    以前、公式サイトのイントロダクションをチェックした際、 同性愛者がいるだけでなく、同時期に別の彼女とも子供を作っていたというトンデモ設定と、 そんな事実を知らされながらも、みんなで旦那の介護の世話をしようと考える 主人公の奇天烈な人柄に興味を持ち、 どんな物語になるのかと内心楽しみにしていた本作。 でも、いざ蓋を開けてみると、介護が絡んでいるからなのか シリアス寄りの内容になっていて、ちょっと意表を突かれましたね。 個人的には、面白くなる可能性も秘めてはいるけど、まだよく分からない… そんな感じで見終えた初回でした。 というのも、"介護あるある"や主人公の置かれている状況、家族関係と ゆりあ(…

  • 大奥(2023) 14話 感想|最狂の独裁者の誕生

    確か、私が初めて仲間由紀恵さんをちゃんと認識したのは「ごくせん」のヤンクミで、 その後しばらくの役も含めて、明るくたくましいイメージがあったんですけど、 「美しい隣人」でマイヤーを演じてからは、すっかり怖い役が定着していったんですよね。 でも、本作の治済を見ていると、そんな役が多く回ってくるのも頷けるほどで、 経験値をものにして堂々とされていると言いますか…。 特に印象に残ったのは、序盤で武女(佐藤江梨子)に「の。」と投げかけるシーンで、 たった1文字だけなのに、この人に逆らったら、この人の機嫌を損ねる行為をしたら殺される… という恐怖と威圧感がビシバシと伝わってくるようでした。 もちろん、架…

  • トクメイ!警視庁特別会計係 2話 感想|あまりにも堅物なのがな〜…

    「ん?」と思う所はあれど、初回は足をバタバタさせる橋本環奈さんの可愛らしさで 何とかカバー出来ていたのですが… 通常放送になり、"役"ではなく"キャラクター"で一円という人物を見てみると、 あまりの堅物っぷりに、イラッとする気持ちがどうも先行してしまいますね。 イタズラ電話だったと判明しても刑事が捜査を続けたり、 家賃の高い張り込み用の部屋を借りて長時間残業をしたりするのは、 次の事件を生まないために、被害者を事件から1人でも多く守るために 常に「こうなるかもしれない」と考えて動いているからですし。 それに、警察のお仕事は、与えられたものを定時内にこなすサラリーマンとは違って、 24時間365…

  • 大奥 13話 感想|理不尽と言わずして何と言おうか…

    ああ…ちゃんと"連続ドラマ"してるなぁ…と。 医療編になってから、青沼(村雨辰剛)に黒木(玉置玲央)、 源内(鈴木杏)に意次(松下奈緒)、五十宮(趙珉和)、伊兵衛(岡本圭人)と、 蘭方医を学び人痘接種の実験を重ねる者たちの背景を掘り下げてきた訳ですが、 群像劇仕立てにした甲斐のある、実に見応えのある内容でした。 前回の感想は結局飛ばす事にしたので、そちらの内容にも触れるとして… 前回では、家庭絡みで事情があって虚しさを抱えていたものの、 青沼との出会いをきっかけに仲間が出来、一緒に勉学に励んで 日常が輝き始めた旨を語る五十宮の心境が描かれました。 私から見ても、大勢が集まり、同じ1つの目標に向…

  • 下剋上球児 2話 感想|教師を辞めようとしていた理由が判明

    南雲(鈴木亮平)がなぜ教師を辞める事を妻に言わずにいたのか、 なぜ賀門(松平健)と会いたがらなかったのか。 最後まで見て、ああ、だからかぁ…と納得しましたよ。 南雲の意味深な様子を引っ張らず、2話という早さで明かしてくれたのは潔かったですが、 その理由が想像の斜め上を行き過ぎていて ラストまでで書こうとしていた感想が吹っ飛びました(笑) 正直、一部の部員を贔屓している感は否めませんでしたが… 野球部は厳しい指導が当たり前とされている風潮の中で、長所を見極めて伸ばす 南雲の優秀さや頼もしさを描き、 それも「TOKYO MER」の主人公を演じられた鈴木亮平さんともなれば より魅力的なキャラクターに…

  • いちばんすきな花 2話 感想|「自分と他人」にこだわり過ぎ?

    う〜ん…私の中では、それはどうなんだろう?って部分と、 共感する部分が混在しているんですよね。このドラマ。 だから、好きになりたくてもなりづらい…。 まず、前者については、これはドラマを見ている上で私が苦手とするものの1つである 「主人公上げ周り下げ」に通ずるんですけど、 主人公4人を「周りとは相容れない自分」「少数派側にいる可哀想な自分」に 仕立てようとして、脇役を過度に性格の悪いキャラクターに 描かれてしまっているのが引っかかるんですね。 例えば、夜々(今田美桜)が友達の結婚式に参加した時のくだり。 終わってからの第一声が「きつかったねー」「感動の共有?感動ハラスメント?」 本当にそんな事…

  • ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜 1話 感想|仕事は出来る人たちなんだから…

    やっぱりね。比べたくなくても… 部署は違えど、似通った題材を取り扱った「シッコウ!!」が前期に放送されたばかりで、 新しいジャンルのお仕事ドラマと言えば 同局4月期の「それってパクリじゃないですか?」が有終の美を飾れた訳だから、 見ながらどうしてもその2作品が頭に過ってしまうんですよねぇ。 それを踏まえると、本作は全体的にノリが軽過ぎるのが気になりました。 職業柄、地味にはなりがちなので、視聴者がとっつきやすくなるようにと あえてコメディタッチで行こうとした意図は理解出来るんですけど… 土10らしいチープさや、くだけた雰囲気が悪い方向に滲み出てしまった感じですね。 前半で癖強めの芸人さんを2人…

  • コタツがない家 1話 感想|初回なのにもう懐かしい

    やっぱり、ホームドラマと言えば金子脚本だよね…と思える、安定感のある初回でした。 進路・就職・収入・老後など人生において根深く残る問題を、 討論の対象がコロコロと変わる小気味良い会話劇や 個性豊かなキャラクターでカジュアルに見せつつ、 最後は愛情を交えて「やっぱり家族って良いな」「何だかんでこの日常が好きなんだよね」 というほっこりしたオチを用意し、"家族の物語"にしっかり帰結させる。 起承転結でよくまとまった、洗練された仕上がりになっていたと思います。 討論の対象が…の他にも、過去の話を持ち出してきたり、 揉め事があっても時間が経てばいつの間にか仲直りしていたり、 「行ってらっしゃい」が活力…

  • トクメイ!警視庁特別会計係 1話 感想|ゆるく楽しめる刑事ドラマ…だけではないのね。

    ポスタービジュアルとパロディてんこ盛りのOP映像からして ぶっ飛んだ刑事コメディになるのかと思いきや、案外ベタでしたね。 カンテレ制作のドラマらしくないと言うか… 「合理的にあり得ない」と同じく、どことなく平成の香りが漂っています。 こう書いたら初回は微妙だったのかと捉えられそうですが、そんな事もなくて。 特に、橋本環奈さんの当て書き感が良くって、 小柄が故に連れ出されて足をバタバタ動かすシーンが何度もあったり、 がま口のリュックを背負っていたりする所は、 ご本人のキュートさが主人公のキャラクターに活かされているようで フフッと笑えたんですよね。 刑事側のたこ焼きロシアンルーレットのチョイスも…

  • ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜 2話 感想|デミグラスがどーたらこーたら

    こりゃあアカンですね。 通常放送になったので多少改善されるかと思ったら、むしろ悪化する一方です。 劇伴は相変わらず主張が激しくてうるさいですし、 3つのエピソードはどんどん細切れになっていくばかりで…(汗) 今回は1時間程度しか進んでおらず、時生(大沢たかお)たちがデミグラスソースを いつまでも作ろうとしないだの、自分が倒した事を中々言おうとしないだの…っていう レストラン内での話を多めに描いていたのもあってか、さらに間延び感がプラスされました。 前回だって、あと何分で終わるのかと、度々時計をチェックしていたくらいなのに…。 分刻みでエピソードが切り替わる構成、本当にどうにかならないんでしょう…

  • 下剋上球児 1話 感想|金10っぽさ強めの日曜劇場。どうなって行くかな?

    「最愛」のスタッフが手がけている作品なのもあって、随所に"らしさ"が見える内容に。 絶賛のコメントが多いみたいですが、 個人的には「面白かった!」「掴みは完璧!」とまでは言い切れず、 可もなく不可もなくといった感じでした。 やっぱり…事前に本作が「ドリームヒューマンエンターテインメント」だと分かっていても、 野球部が題材となると、どうしても熱いスポ根描写や 青春ならではの爽やかなイメージが先行しちゃうんでしょうねぇ。 そこにちょくちょく不穏さを漂わせるサスペンス要素を入れてくるので、 正直、どう見たら良いのかの戸惑いの気持ちが大きかったですし。 しっとり、スムーズに展開されていくストーリーもま…

  • うちの弁護士は手がかかる 1話 感想|手がかかるというより手に負えない?

    平手友梨奈さんは、個人的にはいつもドラマでお見かけするたび、 目で語り、物怖じしない堂々とした演技に惹かれていて、 何なら「六本木クラス」は平手さん演じる葵目当てに見ていた所があるくらい 好感の持てる女優さんではあるんですが…それにしても似通った役が続きますね。 「手がかかる弁護士」役にキャスティングされたので どんなキャラクターになるかは大体想像がつきましたが、 今回も生意気で気が強いタイプのヒロインで、新鮮味が感じられないんです。 (これはご本人の演じ分けではなく、マネジメントに原因があるかと…) むしろ、過度に失礼な言動が続く人物に描かれていて、 本来"応援したくなる対象"になるべき天野…

  • いちばんすきな花 1話 感想|今後がどうなるか…かな。

    「silent」スタッフによる最新作。 視聴前からこの事が結構プッシュされてましたね。 フジテレビとしては、去年のヒットに続いて絶対に成功させたい… キャストや予告映像からも、そんな気合いすら感じさせます。 まず初めにおことわりしておくと、絶賛&長文だらけの感想を 一度でも読んで下さった読者様ならお分かりかと思いますが、 私にとって「silent」は今でも大好きな作品です。 主題歌を聴いたり、テレビで映像が流れたりしただけで 目頭が熱くなるくらいには思い入れもあります。 それだけに、去年の放送からちょうど1年というタイミングで 「大好評だったから、オファーを受けて再び作品を作る事になった」事情…

  • パリピ孔明 3話 感想|ラップバトルもイイネ作戦も次回に持ち越し

    なるほど、やっぱり英子(上白石萌歌)が披露している数々の曲は カバー曲という設定になっていたんですね。 まぁでも、そりゃあそうか。 1話の「タイム・トラベル」「真夜中のドア」で、シティポップで攻めるのか?と思いきや、 2話ではCreepy Nutsの「堕天」でイマドキな曲を歌ったりしていて、 ジャンルがごちゃついていたイメージがありましたもんね。 で、今回で初めてオリジナル曲を歌う彼女の歌声を聞いて感じたのは… 英子もとい、上白石萌歌さんはキーが高い方が良さが発揮されるという事。 今までの曲ももちろん上手いんですが、全体的に低くて、 もっと高音でも行けそうなのになぁ…と、ちょっとした物足りなさ…

  • 家政夫のミタゾノ(2023) 1話 感想|家政夫紹介所は廃業いたしませんので!

    プライム帯にお引っ越ししてからの最初のシーンは…宮城の名取市に実在するらしい美田園駅。 今度は宮城が舞台になるのか?と思ったら、撮影するためだけに移動したとの事なので、 初っ端から本当に自由です(笑) 今までのシリーズを見ている以上、 自治体の面々が実は全員詐欺師でした!(実際は違ったけど) という展開が来ても驚かないくらいには、ある程度の意外性には慣れてしまっているため、 個人的には、誰が裏の顔を持っているのか?よりも 裏の顔がどんな風に暴かれて、どんな本性を見せてくれるのか?の方を 注目しているんですが、初回は安定感あるスタートだった気がします。 このまましてやられて終わるような方じゃない…

  • ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜 1話 感想|次回も見たくなる内容になってなければなぁ…。

    うーーーーーーーーーーん、こりゃ困った……(汗) 「視聴リスト&期待度」にも書いた通り、個人的にはここ2年以上 月9で当たり作品が出た試しがないので期待値は下げていたし、 クリスマスイブの日を1クールで描くという企画自体は面白そうでも、 "最終回ありき"で、話に引き延ばし感を覚えてしまうのではないかと 覚悟はしていたんですけど、 何と言うか、悪い意味で想像以上の仕上がりでしたね…。 3人の物語で、30分拡大放送を活かすとするなら、 最初に1人目を描き、一方その頃2人目は…と 1人ずつにある程度焦点を当ててから 別視点のエピソードが加えられていく構成にすれば良いのに、 それぞれのエピソードを細切…

  • パリピ孔明 2話 感想|ライバルのケアまでしちゃう。超孔明じゃん!

    うん。やっぱり、「信じる」が物語の根底で描かれている所が、 私が本作を好んで見られる一番の理由ですね。 集客のためにあれこれ準備を整えては、最終的には英子(上白石萌歌)の歌声を「信じる」。 ライバルのケアもする事で、音楽を盛り上げていく仲間としてお互いを高め合い、 戦のない天下泰平の世界を音楽業界が作ってくれると「信じる」。 実は、ボーカル・RYO(森崎ウィン)の喉の状態については、 序盤で聞いた「MID DAY」の音域が高めだった事から もしかして調子が悪いのかな?というのは何となく察せられましたし、 孔明(向井理)が作っていたのも良薬で、RYOに渡そうとしていたのかな?とも 早い段階で分か…

  • 大奥(2023) 11話 感想|「ありがとう」って言われたい

    万里小路有功役で大きな注目を集めた 福士蒼汰さん(今回の役名は天璋院)のご登場で始まった今回。 「Season2の1話」ではなく「11話」の表記になっている所が 大奥の歴史を一緒に追っているかのような感覚がして洒落てますし、 その記録を綴った没日録を、冒頭から物語に絡めている所も良いですね。 それから、赤面疱瘡の紹介と、生前の吉宗(冨永愛)の活躍を簡潔にまとめておさらい… 2分間のアバンでしっかり土台を整えてきたお陰で、 半年間の空白をあまり感じさせませんでした。 新キャラの平賀源内(鈴木杏)にも、初っ端から魅了されましたね。 少年漫画の世界からそのまま飛び出してきたみたいな快活な性格と佇まい…

  • 2023年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

    こんにちは、りんころです! 「パリピ孔明」初回までに完成出来ず、申し訳ございません(汗) 毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。 10/2時点で発表されている冬ドラマを 「◉最後まで感想を書く可能性が高いドラマ」 「○内容次第ではもしかしたら最後まで感想を書くかもしれないドラマ」 「△初回だけしか書かないor感想を書く可能性の低いドラマ」 「×視聴する予定のないドラマ」 の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。 ※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝) そして、感想本数は最終的に、ここで紹介した本数よりかなり減…

  • パリピ孔明 1話 感想|アヴちゃんのキャスティングは天才!

    本作までに秋ドラマの「視聴リスト&期待度」の投稿が間に合わなかったので、 視聴前に感じた事を絡めながら、感想を書いていこうと思います。ではでは… 原作は未読、アニメも未視聴。 でも、アニメを普段あまり見ない私でも、本作の名前は知っておりました。 そんな有名作の実写化の脚本を担当されたのは、根本ノンジさん。 「監察医 朝顔」「ハコヅメ」「サ道」「正直不動産」など、 もはやその道の専門家と呼べるほど 数多くの原作の実写化を任されている脚本家ではありますが、 個人的には作品の良し悪しが激しいイメージが強くて…。 特に最近だと「祈りのカルテ」「合理的にあり得ない」と コメディパートが空回りしている作品…

  • トリリオンゲーム 10話(最終回) 感想|2人のワガママはまだまだ止まらない!

    放送から1週間以上経ってから書くんかい…遅っ!!今更!? ってツッコミがあちこちから聞こえてきそうですし、どうせ読まれないかもしれませんが(苦笑) 最終回なので、日付をいじらずに感想を投稿する事にしました。 ではでは、内容の方をば… 最終回もまぁ〜、良くも悪くもサクッと終わりましたね。 ハル(目黒蓮)のトレードマークである青いスーツが、ドラゴンバンクに寝返って以降 徐々に黒いスーツや黒いネクタイへ…最終的にはシャツも黒く染まる事で 彼の心境の変化を仄めかす見せ方にはゾクゾクさせられたんですけど、 「実はこうで…」と手の内を明かし始めたのが放送開始から約17分だったのが いくらなんでも早過ぎまし…

  • この素晴らしき世界 特別編 感想|カオスなままで終わったw

    最終回の感想も結局書かなかったので(一言で言うなら、あのシーンを見せたかったのなら 大女優になりすました妙子が芸能界で引き起こすドタバタ劇を もっと描いて欲しかった…って所かな) 特別編も見るだけで良いや〜と思っていたんですけど、 割と面白くて、書きたい!って気持ちになっちゃいました。 なんなら、本編よりも楽しめたかもしれません(笑) 本編もあれくらいテンポが良ければねぇ… 妙子(若村麻由美)と直接関係のないサイドストーリーばっかり広げたから 物語の停滞感も招いてしまう訳で…色々やりようはあったのに勿体なかったですね。 まぁ、残念な部分への言及はもう終わりにしておいて。 フジテレビの制作する「…

  • ばらかもん 11話(最終回) 感想|"ともに"生きていくんだね。

    なる(宮崎莉里沙)はやっと「お父さん」と呼べたけれども、 正式に"親子"の関係になってからは 父・優一郎(岡田義徳)とは再会出来ないままでしたし、 美和(豊嶋花)もお酒や経営の勉強をするシーンはなし。 そして、調理師を目指しに東京へ行った浩志(綱啓永)もまだまだ駆け出しの状態で…と、 それぞれの未来を描き切らないまま終わった最終回。 最後だからと何年後の世界もガッツリ描かない所が、 島ならではの伸びやかさも感じられつつ、余韻が残っていて良かったです。 もしかしたら続編があるのでは?って期待するよりかは、 このドラマの世界で生きる人々の日常は、私たちの見えない所でも 今後ずっとずーっと続いていく…

  • VIVANT 10話(最終回) 感想|ごめんなさい…私は苦手だったかな。

    ※最終回を見て「面白かった!」「続編希望!」と絶賛された方は ブラウザバック(1つ前のページに戻る)する事をオススメします。 悪口にならないように気をつけましたが、全体的にネガティブな感想です…。 長いテーブルを2台用意して、そこに乃木(堺雅人)たちと政府それぞれ一列に並んで座って 対話を重ねて、「味方のつもりが実は敵でした!」という逆転劇も描いたシーン… 「ドラゴン桜2」の最終回でも見た!って気持ちになっちゃいましたよ。 そのシーンだけでなく、金利だとか、売却だとか、 ビジネス用語がちらほら飛び交う所も相変わらずです。 結局、モンゴルでも日本でも、いくら予算をかけようがやる事は同じなんだと……

  • 転職の魔王様 10話 感想|今回に関しては千晴が不憫(汗)

    千晴(小芝風花)の独り立ちと、来栖(成田凌)が希望を持てたきっかけとなった 数年前の出会いが描かれた回。 数年前の彼女は「もしかしたら、自分の仕事が誰かの役に立つかもしれない。 誰かを幸せに出来るかもしれない。そう考えるだけで頑張ろうって思える。」と言っていて、 彼女がいかに頼もしい存在になったかを示す上で、 ああ、この人にとっては元々、転職エージェントが天職みたいなものだったんだろうな… というのが知れたのは良かったのですが… 今回のメインエピソードはそんな千晴の青臭さを応援したくなるよりかは、 矢吹夫婦にモヤモヤする気持ちの方が強くて、微妙に感じてしまいましたね。 健一(高橋光臣)は妻の江…

  • ハヤブサ消防団 9話(最終回) 感想|思う所はありつつ…緊張感たっぷりの最終回

    最終回なので、正直に言ってしまうと… ミステリー作品で最後まで満足させるのって、中々難しいんだろうなぁという感想が 先に出てきてしまったかな? 何だか、全体的に尺が足りてませんでしたよね。 もちろん、興味を惹かせる演出を得意とする本作だから、 今回も作り込みの高さが伺える部分はあったけれども… 個人的にはそれと同時に、はてなマークが浮かび上がる部分もいくつかありました。 良かった所は後述するとして、まずは、そこを1つずつ書き出していこうと思います。 私が最初に気になったのは…前回のラストシーンから、今回のアバンまでの繋げ方です。 前回、江西(麿赤兒)が「ハヤブサへようこそ」と、 まるでハヤブサ…

  • ばらかもん 10話 感想|時間は流れ続けるからこそ…

    本来経営者である自分がやるべきお金の内訳作成を 川藤(中尾明慶)がやってくれてニヤリ…じゃないのよ、清舟(杉野遥亮)(笑) 付き合いが長ければ長いほど、相手の方が何だかんだで世話を焼いて、 面倒な事も結局1人で引き受けてしまうのってあるあるなんですよねぇ。 今回は、清舟のマネージャーで、どうやら"親友"で、酒癖が悪い以外に あまり深く描かれる事はなかった川藤と2人の関係性に やっとスポットライトが当たりました。 困ったらすぐに川藤に助けを求めるような目で見てくる清舟の様子も含めて、 清明(遠藤憲一)とは別ベクトルで、長年支えてもらっていて、 マイペースに生きる彼を軌道修正してくれる人だったんだ…

  • 18/40〜ふたりなら夢も恋も〜 最終回 雑感|恋愛要素はなくても良かったよ…

    ※本当は初回の感想のコメント欄に書き残して終わるつもりでいましたが、 割と長くなったので、雑感ですが記事にしました。ではでは… 思う所あり、「シッコウ!!」5話の感想で 本作の5話も内容が充実していた…という旨の雑感を書いたのですが。 恋愛要素を濃くして、強引に三角関係、五角関係の 構図を作り始めた6話以降から、また萎えながら見てしまってました…(汗) 赤ちゃんを通して出会った2人なのだから… いや、有栖(福原遥)が子供を授かるという設定がなければ 瞳子(深田恭子)と結びつく事はなかったのだから、 恋愛を絡めた多角関係ではなく、 有栖と瞳子、子供の三角関係をもっと重点的に描くべきだったと思いま…

  • シッコウ!!〜犬と私と執行官〜 9話(最終回) 感想|いつか執行官になる日を夢見て

    これまで関わってきた債務者の回想を挿入しながらの… 「私、執行官になって、もっと人間を知りたいんです。」 元々犬が好きで、犬と関わる仕事がしたくて上京してきたひかり(伊藤沙莉)から この言葉が出てくるのも面白かったですが、 同時に、この展開のための全体構成だったんだろうな…と思いました。 物語の前半は、視聴者にはあまり馴染みのない執行官の仕事を説明・紹介するために どうしても小原(織田裕二)の描写を増やす必要があり、 一方で、主人公であるひかりの存在感が薄めになってしまっていました。 ですが、彼を前面に出し、世間からの評価に耐え、 いかに苦悩や葛藤を抱えながら仕事に取り組んできたかをコツコツと…

  • 転職の魔王様 9話 感想|人を動かすのは、いつだって人。

    まさか、求職者以外の人に「あなたの人生、このままで良いんですか」と 言う回が来るとは思わなんだ…(笑) まぁ、それは置いといて。 前回で天間(白洲迅)がシェパードに仲間入りして、 他の社員たちやキッチンカーの店員とは違った角度で 千晴(小芝風花)に助言を与えるキャラクターとして描かれた事で 本作の雰囲気に変化が生まれ始めたのに、もう最終章(という名の残り2話)ですし、 ここにきて洋子(石田ゆり子)メイン回なので、 やはり不思議な構成だな…という印象は変わりないんですが。 でも、お話自体は今回も、希望を感じさせるものになっていた気がします。 「人の気持ちを動かすのは、やっぱり人」 いじめが原因で…

  • VIVANT 9話 感想|まぁ…ハッピーエンドになるのかもね。

    数字の話が出てきた途端、私の心はシャットダウン状態(笑) まさかモンゴルで撮影した非日常かつ壮大な世界観の作品で 株価やインサイダー取引といったワードが出てくるとは想定外でしたし、 今度は、株価の推移を示すバーをジリッ…ジリッ…と動かす形で ドキドキさせる演出をとってきたのを見て、「出た出た…w」と思いましたよ。 やっぱり、テントが前面に出てくるようになってからのチグハグ感が凄い。 はぁ〜それにしても、今回は長かったですね。 いや、特番から4時間見続けた事と、今回が約90分の放送だった事も 関係しているんでしょうけど、ベキ(役所広司)の身の上話のための回想が長い上に 相変わらず情報量が多いから…

  • トリリオンゲーム 8・9話 感想|あとは未来とどう繋がるのか?かな。

    ※9/15に執筆しました。 最終回の放送まで時間がないため、合体&簡単感想で失礼しますm(_ _)m 8話「国民的人気アニメの争奪戦!?ワガママ男vsワガママ女性監督」 うーん…冒頭の記者会見での宣戦布告のくだりで ドラゴンバンクがようやく本気で潰しにかかっているのが伝わってきて、 対決も盛り上がるはずなんですが… いまいち生ぬるいと思えてしまうのは、多分、 ハル(目黒蓮)とキリカ(今田美桜)の恋愛ムードを 漂わせているシーンが用意されてるからなのかもしれません。 口に焼き鳥のたれがついて2人で笑い合うシーンなんて、 もはやデートのように見えましたからね。 敵対関係なら敵対関係で突き詰めて描い…

  • ハヤブサ消防団 8話 感想|アビゲイルによる侵食、本格始動。

    冒頭の10分間から、力の入りようが半端ないですね。 当時の事件で信者12人が殺された理由に、ハヤブサの大半を領地にする目的に、 彩(川口春奈)に託した使命に…と、 まさか、アビゲイル騎士団の計画の全貌を最初からほとんど明らかにしてしまうなんて! 最終回まで勿体ぶりそうな内容を冒頭で持ってきた辺りに潔さを感じさせるとともに、 "最終章の始まり"を実感させられます。 そして、視聴者が最も疑問に思っているであろう「どうしてハヤブサなんですか?」 という彩の質問に対して、 杉森(浜田信也)が返した答え「ハヤブサでなければならないんです」で タイトルバックが流れ出す…。 謎を強調した事で、今後の展開に注…

  • ばらかもん 9話 感想|なんとなく堂々巡り?

    前回でなるの父親に、自分の代わりに面倒を見てほしいと 託されたエピソードを反映させているためか、 動物園でなる(宮崎莉里沙)を肩車したり、公園で気にかけたりなど、 いつにも増して、清舟(杉野遥亮)の行為の節々に"パパらしさ"が垣間見えた所や。 島に来ても住民たちからは他人行儀な態度をとられる神崎(荒木飛羽)と対比させつつ、 東京では呼ばれない「半田先生」というあだ名が島では定着している辺りに、 清舟のもう1つの居場所がそこで徐々に構築されてきているのが 感じられた所は良かったんですが… この2点以外を除けば、今回の話は全体的に「んん?」ではありましたね。 何と言うか…堂々巡りになってしまってい…

  • シッコウ!!〜犬と私と執行官〜 8話 感想|18歳で成人になったとは言えど…

    第三者目線で見ているから、今回の杏奈(幸澤沙良)の行動は いや、その歳でそんな簡単に騙され過ぎ!とか、もう少し怪しまないと!とかって ツッコみたくもなるんですが。 でも、去年4月から成人年齢が18歳に引き下がった背景を考えると、 これが逆にリアルなんでしょうねぇ…。 18歳なら、親の同意がなくてもクレジットカードが作れるし、借金だって出来るようになる。 つまり、大学生という若さでも、1人でやれる事が増えてくる。 杏奈は杏奈なりに、小さい頃から長年育ててくれた母親に 苦労をかけさせてしまったという負い目を感じている訳で、 既に30万円が返されなくて事態が大きくなっているのが分かっていても、 自分…

  • 転職の魔王様 8話 感想|天間さん、疑ってごめん!

    天使vs悪魔の対決回でした。後者は正式には、魔王なんですけどね。 一癖二癖ある求職者に振り回されながら解決策を見出していく いつもの流れとは大きく違う内容になっていましたが、 これはこれで、来栖(成田凌)の魔王様っぷりや、 いかにアドバイザーとして優秀なのかがより際立っていて面白かったです。 こういった、仕事観も手法も真逆の人物を2人用意し 比較しながら見せる描写は、本作含めたお仕事ドラマで、 特に「先輩と新人」の関係性なんかではよく見かけます。 なぜこの描写が定番化しているのかと言えば、 やっぱり、主人公の人となりを明確にするには手っ取り早いし、 視聴者にも分かりやすいからなんだと思います。…

  • VIVANT 8話 感想|数字とお金の話ばっかり。

    考察で盛り上がる視聴者もいれば、純粋に結末が気になるから見続ける視聴者もいて、 本作っていろんな楽しみ方があると思うんですけど、 今回の内容は、果たしてどう映ったんでしょうかね。 もし今までと変わらず「面白い!」「ワクワクする!」などの熱狂的な声が多いのであれば、 正直、世間とのズレを大きく感じてしまいそうです。 私としては、あの激動の展開漂う予告映像の割には…というズッコケ感が強かったです(汗) うーーん…何と言うか、当初の頃を思い返すと、 話がしっちゃかめっちゃかしている気がするんですよね。 情報を詰め込み過ぎて、本来の面白味を削いだり、 テーマや設定がぼやけたりしてしまっているって言った…

  • ハヤブサ消防団 7話 感想|東京旅行が夢のよう…(泣)

    太郎(中村倫也)によるカメラ目線での独白シーン、再び。 カメラ目線と言えば、彩(川口春奈)の正体が明かされた4話でも取り入れられていたので、 この演出が今回もあるって事は、また衝撃を受ける話になるんだろうなぁ…と 少し期待しながら見ていましたが、 まさしく「えっ!?」と言いたくなるような真相でした。 自宅で放火が起こった時、犯人の乗っていた軽トラから 咳き込むような音が聞こえたと語る太郎。 犯人が誰かを視聴者に提示する際の見せ方が、映像作品ならではの味わいも感じさせつつ、 良い意味でニクいな〜と思わされました。 まず、ミステリーでは定番であろう「主人公に一番近い人物が実は裏の顔を持っている説」…

  • ばらかもん 8話 感想|たとえ他人だったとしても

    「お手本のような字だ」と言われたのを機に五島列島に移住してからは 自身の殻を破る作品を次々と生み出し、 その原動力になっているのは島の人々の存在だと気づき、 唯一超えられない壁を感じていた父・清明(遠藤憲一)とも 師弟の関係性からライバルの関係性に変わり…と 様々な経験を通して書道との向き合い方を確立出来た今、 清舟(杉野遥亮)にとって次のフェーズに移った回だったように思います。 今回、書道要素がいつもより薄めだったのがそれを物語っていた気がします。 当初は"面白い作品"を書かなきゃと焦って、1人で籠る時間を作っていた彼が 住民のプライベートに積極的に関わる姿には、何だか感慨深いものがありまし…

  • 転職の魔王様 7話 感想|会社は星の数ほどあるよ。

    昨日に引き続きのう〜ん案件。今回はやけにファンタジーな解決方法でしたねぇ…。 実を言うと私も、以前勤めていた会社で 晶穂(黒川智花)に近しい経験をしていたんですよね。 私の場合は…社員は全員で7人、うち私と同じ職業の人は4人で、 しかもその1人が産休に入ったために、3人で仕事を回さなくちゃならなかったんですけど、 その人から引き継いだ仕事が結構時間のかかるもので 2〜4時間の残業もしょっちゅうで。 まぁそれは当時の効率の悪さも関係しているんでしょうけど… ただでさえみんな、こなすのに精一杯なのにもかかわらず、 新しい事業に挑戦しようという社長の発言で慣れない仕事も追加してくるから 1人あたりの…

  • VIVANT 7話 感想|父親の愛を知りたい乃木

    うーん…ここまで見てきて、テンションがガクッと下がっちゃいましたね。 スケールの大きさに対して、数字やグラフによる状況説明&緊迫感の演出の多用で 良くも悪くも「なんだ、いつもの日曜劇場(福澤班の作品)か」みたいな 安っぽさが浮き出てしまう所には目を瞑っていましたし(←時々ツッコミは入れてましたが)、 正直、台詞に度々「祖国」「ニッポン」が出てくるのに違和感を覚える視聴者のお気持ちも 確かに分からんでもないな〜とも思いつつ、 それでも4話の意外性ある展開を機に、基本好意的に見ていた訳ですが…。 もし乃木(堺雅人)の言動に裏がなく、そのまま「壮絶な愛の物語」に向かうんだとしたら あまりにも陳腐なの…

  • トリリオンゲーム 7話 感想|2人の友情パワーは健在!

    前回はハラハラ感が皆無…と書いたけれども、 今回はどうなるのかと、少しドキドキしながら見守りたくなる回でした。 あえて曖昧さを残した事が、面白味に繋がったと思います。 ハル(目黒蓮)がハッタリをかました時や、利益のためだと開き直った時に ガク(佐野勇斗)と凛々(福本莉子)2人で困惑しているようなカットや、 以前のようにならないかとガクを気にかける凛々の様子を度々盛り込みながら 「2対1」の構図に作り上げたお陰で、 ハルが今何を考えているのかが分からないミステリアスさが引き立ちました。 テレビ制作もゲーム開発同様、ダミーとしてしか見ていないのか? 物づくりへの尊重心はなく、やはり、相手を利用する…

  • ハヤブサ消防団 6話 感想|放火犯の正体が明かされ…ない!!!

    いや〜〜!そういう終わり方か〜〜〜!! 予告映像で触れておいて、サブタイトルを「放火犯の正体」にしておいて、 視聴者には明かさないまま引っ張るとは〜〜〜〜!!! …でもね、はぁ〜凄い話を見せてもらえた…っていう満足感でいっぱいなんですよ。 この手の引き延ばしをやられると、普段だったら怒りの感情が沸いてしまうもんなんですけど、 本作に関しては全くそれがないんです。 さて、内容に触れるとして… 折り返し地点となる5話(前回)で、全貌とまでは行かないものの、 どことなく不審な印象が漂っていた彩(川口春奈)の過去にガッツリ尺を割いて アビゲイル騎士団も放火事件に関係しているのでは?と視聴者に思わせた所…

  • ばらかもん 7話 感想|防波堤で誓った父子の約束

    やっぱり良いですねぇ…親子でのやり取り。 個人的な好みですけど、昔から父親と息子の関係性にほんの憧れを抱いているんですよ。 清明(遠藤憲一)がきっかけで書道家を目指した清舟(杉野遥亮)の想いも頷ける、 素敵なお父さんでしたね。 突然の古代文字だったり、ひょろひょろ字だったり、 変化球の書で清明が子供の心を掴む術に長けているのは一目瞭然なんですが、 清舟も清舟で邪念は入りつつも、子供の目線に立った書を生み出そうと心がけていて、 そこもまた彼なりの良さではあるんですよね。 島の人々との交流がなかったら、独自の表現方法を追求するのにこだわり過ぎて、 誰が、どんな気持ちで自分の作品を見ているのかを考え…

  • シッコウ!!〜犬と私と執行官〜 7話 感想|一面だけ見て人を判断してはいけないよ…という教訓

    私が数年いろんなドラマを見てきた中で、記憶に残り続けている台詞の1つに 「世の中は良い人と悪い人の2種類いる訳ではなく、 みんなちょっとずつ良い人で、ちょっとずつ悪い人なんだ」という台詞があるのですが、 今回はそれを思い起こさせるようなお話でした。 本作は今までにも、小原(織田裕二)を通して、 散々な扱いや批判を受けたとしても、仕事を全うするために 常に中立の立場を貫かねばならない苦悩が幾度となく描かれてきた訳ですが、 メッセージ性は今回が最も際立っていた気がします。 人間は案外…

  • 転職の魔王様 6話 感想|自分が自分でいられる働き方は転職以外にも

    ほ〜〜〜…独立かぁ。 個人的には、部下への指導にもやり甲斐を感じてそうな様子からして、 アドバイザーが向いているのでは?と思いながら見ていたんですけど、 独立の道を選んだのはちょっと意外でしたね。 ただ…八王子(宮野真守)の場合、会社を立ち上げるに当たってのビジョンを 明確に持っていた訳ではなく、元々「ノルマの達成」しか念頭に置いていない 職場の方針に嫌気が差していたのがきっかけではあったので。 そう考えると、やっぱりアドバイザーの方が彼らしく働けるんじゃないかという気はしますねぇ。 独立しても、営業兼社長で自由にはやれるだろうけど… 1人1人時間をかけて育てる指導を続けていると、経営難に追い込まれそうですし、 トラウマだったノルマ問題に再び苦しむ事になる可能性は高いですし。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、りんころさんをフォローしませんか?

ハンドル名
りんころさん
ブログタイトル
りんころのひとりごと。
フォロー
りんころのひとりごと。

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用