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りんころのひとりごと。 https://rincoro-ht.hatenablog.com

テレビドラマを中心とした、気ままなゆる〜い感想ブログです。ほぼネタバレ。

基本的に「面白いから書きたい!」「ツッコミたいから書きたい!」精神でやってますです。

りんころ
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2019/02/08

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  • PJ 〜航空救難団〜 1話 感想|熱血教官の内野聖陽さん、良い!!

    ここ数年で定期的に作られ、 だんだん主流になりつつあると感じているジャンルが「救助モノ」。 大自然をロケ地に使ったり、普段の生活では中々お目にかかれない場所や乗り物を メインに扱ったりするので劇的な展開が作りやすいですし、 さらに育成が絡んでくれば、"大人の事情"ではないですが 今後プッシュしていきたい若手キャストを揃えて、見せ場だって用意しやすい。 主にこの2つの利点があるから、具体的にあげるとするなら 「119 エマージェンシーコール(2025年1月期)」「マウンテンドクター(2024年7月期)」 「ブルーモーメント(2024年4月期)」「TOKYO MER(2021年7月期)」、 少し前…

  • 春ドラマの初回〜2話チェック①〜火9・水10・土9・日9〜

    単独の感想記事は書いていないけれど、視聴してみたよ〜という 春ドラマの雑感を一挙紹介いたします。※視聴したドラマ全部ではありません。悪しからず。 人事の人見 2話まで(4/8・15放送分) 一部伏せますし、雑感集という事で検索はされにくいと思うので書いてしまうとすると。 これはもう本当に好みの話でね…出演者のファンの方には申し訳ないんですけど、 前田◯子さんの感情を出す時の演技が、 いつ見てもキンキントゲトゲしていて苦手なんですよね…(汗) そして、苦手ではないけれど、 最近「ん?」と引っかかっているのは鈴木◯奈美さんの演技で。 前クール「プライベートバンカー」に続いてまたコテコテした感じか〜…

  • イグナイト-法の無法者- 1話 感想|ナンバの血が宿る主人公

    序盤のシーンでの、車の傷とパイプの高さが違うと指摘されて図星な相手の手首を 強く握って睨みつける宇崎(間宮祥太朗)を見た時点で、おや?とは思いましたけど… 所々の言葉の発し方に、「ナンバMG5」の難破剛が チラついてしまったのは気のせいでしょうか?(笑) 途中の「…新人だったら何なんだよ……」の時の佇まいも、 只者ではない感じがビンビン漂ってましたよ。 一度それがチラついてしまったら、 ターゲットを訴訟へと誘導するピース法律事務所はヤクザ集団に見えてしまうしw 雰囲気も…予告映像通りのクールでスタイリッシュな感じを想像していたら、 思っていたよりも荒っぽくて情熱的。 初回は、とりあえずそんな印…

  • 続・続・最後から二番目の恋 1話 感想|変わらないと思いつつ、確実に歳は重ねてる。

    当時はリアルタイムで見ていなかったので、初回の放送日に向けて 今までのシリーズをせっせこ予習。 なんで11年後に続編を?とは思うものの、ある程度歳をとったタイミングで 続編の発表がなければこの作品の事はずっとスルーしていた訳で、 こんなに面白い作品に出会えた事に感謝し… 過去の回を視聴するごとに、新作への期待がどんどん膨らんでいき… 放送数十分前にようやく前作の最終回を見終えて、 もうすぐで最新のみんなが見られるんだとわくわくした状態で初回を待っておりました。 したら…雰囲気が変わらな過ぎてびっくりしましたよ。 ついさっきまで予習していたから、余計にね。 いや、11年後だからさすがに、役者さん…

  • 2025年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

    こんにちは、りんころです! 毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。 4/1からスタートのドラマもあるので、 その日に合わせるべく突貫工事で作成しよう…としたんですが間に合いませんでした(汗) お待たせいたしました。 通常ならここで、視聴予定&初回感想執筆予定のドラマの優先度を 「◉・◯・▲・△・×」の5種類に分ける旨の内容を書いていたのですが (5種類の詳細を知りたい方はこちらの冒頭部分を)、 前期で「◉最後まで感想を書く可能性が高いドラマ」にあげた ドラマの感想を書かなかった反省もあり、 自分が無理だと感じない程度に投稿を続けたいと考え、 今期は(今後も?)「視聴…

  • 対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜 1話 感想|礼子(江口のりこ)は何色の紫陽花?

    2歳の娘を育てる専業主婦という設定。 新ドラマをチェックしている時点で、 今どき専業主婦も少ないんじゃなかろうか?(と思えるようになったのも時代ですね…)と 思っていたんですが、開始数分で「絶滅危惧種」というワードが出てきたので、 「育児・家事をする主婦(主夫)」の現状を踏まえた上での あえての設定だと分かって、一安心でした。 詩穂(多部未華子)が子育て支援センターで出会ったのは、 育児も仕事も完璧にこなしたいワーママ・礼子(江口のりこ)。 今回は、精神的に追い詰められてしまった礼子に、詩穂が寄り添うお話。 専業主婦vsワーママなんていう、いかにも対立構造で煽るような ギスギスした展開が長引い…

  • 4月期、ぼちぼち再開していきます。

    お久しぶりです。りんころです。 2/11の投稿を最後に、ブログを当面休止する旨のアナウンスもせず この日まで放置してしまった事で、 いつ感想が上がるのか、もうブログは辞めてしまったのかと 不安な気持ちにさせた読者の皆様には、誠に申し訳ございませんでした (もし、今も時々ご訪問して下さっている方がいらしたら嬉しいです…)。 言い訳をしてしまうんですが… 2月上旬〜中旬辺りは仕事が多忙で、ドラマを見るのも極めて余裕がない状態だったというのと、 本来、感想を最後まで書こうと決めていたドラマが、その日は寝落ちしてしまったのが原因で 視聴&感想を書くドラマの本数が溜まってしまいまして。 最初は、いや3本…

  • 119エマージェンシーコール 4話 感想|「絶対助ける」に込めた想い

    「粕原がそん時、絶対に助けたいって本当にそう思ったんならさ、言葉にすりゃ良いんだよ。 それは誰にも止められやしないんだ。」 大先輩の堂島(佐藤浩市)からこの言葉が出たのが意外でした。 本作はそのジャンルではないものの、医療ドラマを見ていると、 「絶対」「大丈夫」といった"無事"が確約されているかのような言葉を発する登場人物って、 大体、その人物の発言が責められる展開や 患者の命が助からなかった苦い展開が待ち受けているイメージがあるんですよね。 だから、ある程度視聴経験を重ねていくと、 後でこうなるだろうな…っていうのが何となく想像出来るから、 つい条件反射で、あ〜命を救う立場の人が「絶対」とか…

  • 119エマージェンシーコール 3話 感想|言語の壁をチームワークで解決

    最初に、ドラマと関係ない話から。 木曜日ぶりに、夜の時間帯はずっとフジテレビがついていたんですけど、 CMのラインナップが随分変わりましたね。 ちょっと前まではほとんどACジャパンだったのが、 今日見てみたら自社番組の宣伝CMだったり、 ACっぽい内容だけど提供企業はACじゃなかったり(日本民間放送連盟というらしいです)、 たま〜にJAROだったり…かなり激減してました。 本作放送後に調べてみたら、こういった事情がある(のでは?)との事。↓ 朝から「ACすら流れないんだが…」フジの“異変”にネットざわつく「ケーブルTVみたい」 https://news.yahoo.co.jp/articles…

  • 日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった 3話 感想|やっぱりタイトルで損してるかも(泣)

    あの人が芸能界を去ってしまった日に放送された3話。 ご本人とテレビ局のどちらにもモヤモヤしたり、 解散当時に続いての今回の件でやるせなさが残ったり、 全員の活動を応援していたファンを想うと辛くなったり… いろんな感情が入り混じった中で視聴していました。 だからかな。今回は妙に癒されちゃいましてね…。 時代を経てもなお、子供に温かい眼差しを向ける 香取慎吾さんの人柄の変わらなさにほっこりさせられて、 本作を見ていた1時間だけは現実を忘れられるくらいでした。 そう…思うんですけど、やっぱり最低男ではないんですよね。一平って(笑) 前回は最低ポイントがいくつかありましたけど、 子供相手だと優しいし、…

  • クジャクのダンス、誰が見た? 1話 感想|誰が犯人でも見応えがありそうだ。

    前ドラマが最終回近くになると流れてくる、新ドラマの予告映像から醸し出る ダークでおどろおどろしい雰囲気がほんのり気になっていた私。 予告映像は作品のイメージを優先するためのもので、いざ本編を見てみたら 実際はこんな感じなのね〜…と思う事が多いんですが、 本作の場合は予告映像で味わった感覚のまま、奇妙な世界観に目を惹かれ 心が静かにザワザワさせられる初回となりました。 父からの手紙をきっかけに、過去と現在の事件の真相を追っていくサスペンス。 事件についての説明、次々出てくる登場人物の連続で(登場人物の多さで)、 話を楽しむというより、話の内容を理解するのに必死な私からしたら サスペンスはどちらか…

  • 秘密〜THE TOP SECRET〜 1話 感想|月曜日なのに随分ヘビー…。

    本作のうたう「かつてないほど"切ないバディ"に」って なんじゃそりゃと思っていたんですけど… 終盤の薪(板垣李光人)のシーンの事を指すのでしょうか。 (脳内が映し出されている)この人が見ている世界はとても美しくて温かいのに、 自分は人が守りたかった秘密を覗き見するだけで誰も救えていない。 恐らくそんな感じで、毎回毎回悲しい出来事を目の当たりにしては、 もう命が亡くなってしまった以上はどうにも変えられない…という葛藤を 常に覚える事になるから、"切ない"なのだとは何となく分かりました。 でも、それ以外は正直よく分かっていません(汗) 科学警察研究所における第九の存在、何か使命を課せられているらし…

  • 御上先生 1話 感想|学園ドラマではない…というのは分かる。

    なんか凄いものを作ろうとしているな…というのが第一の感想。 冒頭から間抜けな事を書きましたが(笑) クラスの中心にいるようなポジションで、要注意人物と言われている 神崎(奥平大兼)を落とす展開を、物語後半ではなく初回でいきなり持ってきた辺り、 本作は回を重ねるごとに1人ずつ味方を増やしていくようなよくある学園ドラマではなく、 あくまでも学校を巻き込んだ教育改革ドラマなのかもしれないというのは 感じ取れたんですよね。 でも、面白かったかと聞かれたら、そうはっきりとは言い切れないんです。 決してつまらない訳ではないんです。 なんでこんなに曖昧なのかを考えると、主人公がわざわざ教師を希望し、 教師と…

  • 東京サラダボウル 2話 感想|逐次通訳の重要性

    前半でなされた同時通訳・ウィスパリング・逐次通訳の紹介。 インタビューを受けている人の横で囁く映像はよく目にするけれども、 なるほど、それは同時通訳とは違うんだ…とタメになりましたね。 で、面白かったのが逐次通訳。 言い淀みも言い間違いも一言一句そのまま、意味の変化を生むから文章の入れ替えもダメで、 言葉に滲む感情やニュアンスも含めて出来るだけ正確に訳すんだそう。 その逐次通訳の良さが早速活かされたのが、中国人女性・リン(梅舟惟永)を再度取り調べる 有木野(松田龍平)と大内田(マギー)のシーン。 冒頭の飯山(皆川猿時)に関しては、ことわざも人生経験からつい出ちゃうもので、 悪気があって言ってい…

  • 日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった 2話 感想|受け入れられない人がいたって良いじゃない。

    いつもお世話になっている保育士・剣聖(佐野玲於)が同性愛者だと知り、 自身の当選のために、まずは剣聖の父であり町会長である 慎太郎(岩松了)からの支持を得ようと企んだ一平(香取慎吾)の発言… 「数字取れるだろ」…これ、いや〜な感じ出てましたね。 初回の感想では、最低男に見えない事についていろいろ書いていたんですけど、 初回よりも事務所でのシーンが増えたお陰で、真壁(安田顕)との会話もあって 彼の内側に秘めた腹黒さや、全て"作戦"のために動いている無情さが 引き立っていたように思いますし、 2人の恋愛を「LGBTQもの(で一括り)」「辛くて大変」としか思っていない所も、 偏見を持っているのは彼自…

  • 問題物件 1話 感想|上川さんが犬の化身だと言われても驚かないw

    テレ朝の某刑事ドラマや、テレ東の某執事ドラマの影響か、 真面目で紳士的なイメージがあった上川隆也さん。 ここ最近、本作の番宣でお見かけするたび、 もしかしたら変わった方なのかもな?と思い始めていたので、 変人な主人公も何だかしっくりきちゃいました(笑) 前作が「私は神です」とカミングアウトしてくるドラマでしたから、 犬頭(上川隆也)が犬の化身だと言われてもすぐ信じてしまいそう。結構犬顔ですよね。 っていうか、まさか本作でも歴史画が見られるとはね…w でも、何でしょう。犬頭が登場してから少しの間は 主人公を見るドラマとして気軽に楽しめそうな気がしたんですが、 イマイチ跳ねないというか…途中からあ…

  • 119 エマージェンシーコール 1話 感想|リスペクトのある作品になる事を願って。

    途中、報道特番で中断になったものの、最後まで放送しましたね。 かつて2時間以上の映画で終盤に差し掛かっていた所を、 深夜になってから放送再開したフジテレビの事ですから、 23時くらいまで待機するつもりでしばらくリビングにいましたが…意外と早かったですね。 題材が題材なので、再開後は変にリアルさが増しました。 落ち着いて見られない人も多いだろうから、今日は放送休止しちゃっても…と 思わなくもなかったのですが、またいつもの通り、昼の時間帯に再放送はされるでしょう。 何にせよ、今日本中が不安になっているあの件は関係していないようで、安心しました。 年初めの地震は、本当にビクッとします。 さて…これか…

  • 日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった 1話 感想|第2のライオンが気になって仕方ない…

    先日の火10に続き、期待度ランキングで上位につけた本作の放送が早くもスタートしました。 しかしこちらは…残念ながら、様子見だと言わざるを得ない内容でしたね…。 SNSで感想をちょろちょろ調べていると、 「ひまりがキツい…」という声を多く見かけるんですが。 まぁ…再度見返してみたら、ひまり(増田梨沙)も正助(志尊淳)も 酷いなとは思ったんですが(後述します)、 個人的には、朝陽(千葉惣二朗)が前期の金10「ライオンの隠れ家」の愁人に寄せた キャラクターになっている事がかなり気になって、物語に集中しづらかったです。 家の中に「がお〜」って言いながら入った時点で、おや…?とは思っていて。 でも、大声…

  • 風のふく島 1話 感想|フッ軽な若者が長き伝統と向き合う

    1週間以上(※2話放送後)遅れてしまったので上げるかどうか迷いましたが、 有言実行するため、初回の感想だけでも書かせていただきました。ではでは… (↑あ、ここで言うのもなんですが、日10は2話分まとめてか、2話からになります…) 起業家募集のチラシを見て、新事業立ち上げに興味のあった若者が南相馬市に移住し、 最初は住民たちと折りが合わないものの、かつて"好き"に一直線だった童心を取り戻しながら 南相馬市の伝統を徐々に学んでいく…。 話の流れはざっとこんな感じかな。 実在する12人の移住者へのインタビューを元に作られたドラマです。 福島県に縁もなければ、歴史も伝統もよく知らない人が、 代々渡って…

  • 東京サラダボウル 1話 感想|食べ物のインパクトが強いけどメッセージは伝わる。

    お正月のSPドラマはまだ録画したままなので…今年初ドラマが、本作。 秀作が生まれやすいNHKドラマだから、 気を引き締めて見なきゃという気持ちに自然とさせられるのはもちろん。 外国人居住者が題材なのもあり、シリアス寄りの作風になるのだろうと想像していたため、 正直、本作を見る前にワンクッション挟んでおきたかったな…とも 思いながら視聴を始めたのですが、意外や意外、サクサクと見られちゃいました。 取り調べで刑事に問い質されて、微かに声が震えて、 今にもこの場から抜け出したくてたまらないかのような素振りを見せる中国人女性。 外国人男性がオドオドして何か言いたげにしているうちに、警察に自転車を移動さ…

  • 2025年 冬ドラマ 視聴リスト&期待度

    こんにちは、りんころです! 毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。 というのは定型文で…お正月につきのんびりしていたら、 投稿がいつの間にか新ドラマの初回放送日前日になってしまいました(汗) 1/5時点で発表されている秋ドラマを 「◉最後まで感想を書く可能性が高いドラマ」 「○内容次第では最後まで感想を書くかもしれないドラマ」 「▲視聴はするが、今後感想を書く可能性が低いドラマ(不定期で雑感集?)」 「△感想は書くつもりはないが、とりあえずチェックしてみるドラマ (いつものような詳しい紹介はなし。対象作品はこちらをクリック)」 「×視聴する予定のないドラマ」 の5種…

  • 2024年、今年もありがとうございました。

    こんばんは!りんころです。 数年前からご訪問いただいている方、今年からたま〜に見に来てるよ!という方、 感想検索で当ブログがヒットして覗きに来てくださった方、 コメントでやりとりして下さった方、スターを下さった方… 読者の皆様、今年もありがとうございました。 ↑書いているうちに去年になってしまいました^^; 当ブログを始めたのは2018年9月で、 開始当初は見た作品の感想を何でもかんでも書いていたので投稿本数も多かったですが、 今ではめっきり、1クール2〜3本に減ってしまいました(汗) 感想投稿も、特に最終回の感想は放送から1週間以上という遅さで、 待っていて下さった方には大変申し訳ございませ…

  • 海に眠るダイヤモンド 9話(最終回) 感想|約50年間、ずっと両想いだったけど…

    ※最終回を見て「泣けた!」「秀作だった」と高評価された方は、 この感想を読まない事をお勧めします。 それでも、もし読んで下さる方がいらっしゃいましたら、 こんな意見もあるんだな〜と捉えていただいて…自己責任で、お願いいたします。 な、長かった…。 言い訳させていただくと、実はホテルでリアルタイムで見てはいたんですが。 まぁこれは個人的な都合に過ぎないんですが、 朝6時起きで夜まで外出していた私にとって2時間はキツかったです…(笑) 感想を書くために後で見返そうにも、倍速にしても1時間とられるので、 ちょっと面倒臭いなぁと思ってしまったり。 で…仕事納めもあり大掃除もありで、ようやく今日、感想を…

  • 嘘解きレトリック 11話(最終回) 感想|2人の日常をまたいつか見たい…

    ドラマの中でクリスマスツリーが飾られていると、秋ドラマの終わりを実感するし、 母・フミ(若村麻由美)とのわだかまりも無事に解けたし… これが最終回でもおかしくないと前回を見た時には思っていましたが、 なるほど…総括と呼ぶにふさわしい内容に仕上がっていましたね。 名前も自分自身の事も、全て嘘をついている麗子(加藤小夏)。 素性を隠したいのか?なぜそこまで嘘で塗り固めようとするのかは、 親友であり姉妹のようでもあり、特別な感情も抱いている存在の鈴乃が 婚約相手と結婚する事が関係していました。 あの時は喜んだけれども、本当はもう一緒にいられなくなるのが寂しくて、 大切な人の幸せを願えない自分が心底嫌…

  • 海に眠るダイヤモンド 8話 感想|俺もダイヤモンドが欲しい!

    う〜〜〜ん……玲央(神木隆之介)がいづみ(宮本信子)や和馬(尾美としのり)に 感化されて大胆な行動をとった件。 分かるけど分からないみたいな、曖昧な感じです。 1話の感想ではこう書いていて。↓ 「(端島の人々の労働環境は劣悪)なのに、どの人も表情は活気に満ちて、 日本が発達していくのに手応えを感じているのか、やりがいを見出しているよう。 "生"が伝わってくるんですね。 一方で現代の東京は、職業も多種多様になってきて、豊かな時代であるはずなのに どこか空虚で閉塞的で、ホストクラブで働く玲央(神木隆之介)からも 覇気を感じられません。」 最終的には「俺も変わりたい!」という方向性に行くだろうな…と…

  • 宙わたる教室 10話(最終回) 感想|胸を膨らませて、次のステージへ

    おお、真耶(菊地姫奈)の現在について触れてくれた…! 3話で登場したっきり、どうしたかなぁと気になっていたんですよね。 家族と離れる事を決心して、介護の仕事(?)をしながら自立を目指しているらしく。 佐久間(木村文乃)があのまま放置する訳がないと思っていたので、 彼女の口から聞けたのも、脚本が真耶のフォローを忘れずにいてくれたのも嬉しかったです。 そんな、口頭発表を任される事になり不安になっていた佳純(伊東蒼)に、 松谷さんも今頑張ってる最中だよ…といった感じで背中を押してくれた佐久間だけでなく、 最終回は、科学部での活動を見届けてきた脇の登場人物にもピントが当たった、 細やかな内容に仕上がっ…

  • 海に眠るダイヤモンド 7話 感想|端島の人々はどうなるの?残り2話が気になる。

    これは私の思う連続ドラマあるあるで、数年間ドラマを見ていると、 幸せなエピソードが続いた後には悲劇が待っているのがお馴染みの展開になっています。 なので、今回は少し気を引き締めた状態での視聴だったのですが… まさかこの人が…という、予想の斜め上を行く辛い終わりが待っていました。 リナ(池田エライザ)と進平(斎藤工)の子供の1歳記念祝いで、 母・ハル(中嶋朋子)が感極まって「まだこがん幸せあるってね。長生きするもんたいね。」 と言った直後に鉄平(神木隆之介)を映したり… 上が黒焦げになってしまった皿うどんの麺の焼けた音をやけに長く残したり… 職業柄、坑内に入れない事にもどかしさを覚える鉄平の発言…

  • 宙わたる教室 9話 感想|完全体のロケットで再出発!

    私が真面目にドラマを見るようになったのは2017年の夏頃からで、 毎年何十本も見ていれば、数年経ったら記憶がぼんやりしてしまう事の方が多いんですが… 部分的だったとしても、いつまでも心の中で大切に閉まっておきたい 台詞やエピソードも出てくるんですね。 放送局も放送時期も違うのに、なんで本作の感想で?というのは重々承知していますが、 個人のブログですし、日付もいじるので…(ボソッ) 今回は、私が当時刺さった好きな台詞を紹介しながら感想を書いていこうと思います。 今回の内容を見ていて…個人的にはこの言葉を思い出してしまったんですね。 「彼らのゴールを勝手に作るな」 以前、とある作品の感想でも触れた…

  • 海に眠るダイヤモンド 6話 感想|朝子=いづみ、だんだん繋がってきた?

    だんだん繋がってきましたね。 いや…繋げてきたという方が正しいのかな?(笑) 端島の事で、いづみ(宮本信子)と玲央(神木隆之介)で会話が弾む… ページをパラパラめくるカットの挿入… 今回はそんな"振り返り"の描写・演出がかなり多かったですが、 だったら、最初から日記を活用していれば、 過去と現在の行き来にももう少し納得出来たんじゃないかと思えてなりません。 公式サイトでも「昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ、70年にわたる愛と青春と友情、 そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメント!」と記載されている通り、 本作はミステリーでもサスペンスでもないんです。 なのに…いづみが誰か?とか、玲…

  • 宙わたる教室 8話 感想|空中分解寸前の科学部

    前回の感想で、三浦(仲野温)が石神(高島礼子)と共通している… なんて事をサラッと書いたけれども、 今回こうして2人をじっくり見ていると、やっぱり似ていますね。 三浦は、かつて日常的に一緒にいた柳田(小林虎之介)が いつの間にか別の世界に行ってしまって寂しいが故に、どうにかしてまた"あの頃"に戻したいし、 石神は、指導していた部下が自分の元から去ってしまった過去もあり、 また同じ事を繰り返したくない、相澤(中村蒼)は絶対逃すまいと 躍起になっているように映るのです。 本作のサブタイトルも、小説が原作だからか洒落ていて惹かれるものが多く、 いつも楽しみにしているものの1つなのですが、 今回は「メ…

  • 海に眠るダイヤモンド 5話 感想|いづみの正体がようやく判明

    前回は、時代の行き来は多けれど時代間隔自体は狭く、"あの日"が共通項になっている ストーリーに仕上がっていたというのはもちろん、 現代パートも最初と最後にまとまっていたのでそこまで違和感なく見られた訳ですが… う〜ん…今回になって、また元に戻っちゃいましたね。 過去パートでは、ストライキで痛感する階級の違い・疎外感が描かれたエピソード。 現代パートでは、荒木鉄平が何者で、玲央(神木隆之介)が誰の孫なのかを 玲央と千景(片岡凛)、星也(豆原一成)の3人で探す。 今までの回の中で一番、双方に関連性が見えないどころか、 それぞれ別ドラマを見せられている感覚に強く陥ったのは気のせいでしょうか?(汗) …

  • 3000万 8話(最終回) 感想|祐子がUターンして向かった先は…

    どんな終わり方になるのか、最後まで読めない面白さがありました。 ラストシーンで、祐子(安達祐実)がUターンをしてどこに向かったのかは 明確に描かれませんでしたが、その曖昧さも含めて秀逸な最終回でした。 赤信号で止まっている間、どの道を進もうか葛藤する祐子の様子を見て、 初回の台詞も信号が絡んでいた事を思い出しました。 祐子が犯罪行為に手を染めるきっかけとなったのは、 橋本(工藤遥)との以下の会話だったのです。※メモから抜粋 橋本「めっちゃ急いでる時に、車1台も通ってないのに、 青信号になるまで歩道渡るの待ちます?」 祐子「ああ、それは…」 橋本「結局、バレなきゃ良いんですよ」 祐子や義光(青木…

  • 宙わたる教室 7話 感想|遠回りをする浮遊惑星と、最短距離を目指す惑星探査機。

    何ででしょう…ただ2人が和気藹々と実験を進めたり、話したりしているのを見ているだけで 泣けてきてしまうんですよね。 柳田(小林虎之介)は他人を気遣えるくらいまで成長しているし、 長嶺(イッセー尾形)と一緒に同じ釜の飯(しかも長嶺の手料理!)を食べている。 声を荒げて衝突していた4話の頃から考えると、 年齢も職業も違う2人が友達になる事が信じられなくて。 この2人に関しては毎回、ああ…良かったねぇ…って感慨深くなっちゃうんですよ。 アンジェラ(ガウ)と佳純(伊東蒼)の関係性も微笑ましい。 かつては、自分と他の若い生徒たちの年齢を比べて夢を諦めかけていたアンジェラが、 「佳純ちゃんの素敵なとこ、い…

  • 海に眠るダイヤモンド 4話 感想|心の中で消えないでいたわだかまり

    やっぱり、"あの日"の事もガッツリ描くんですね。 端島の時代が1945年までの戦時中ではなく、 1955年(今回は58年)の高度経済成長初期に設定されていたのは、 "あの日"の事まで加えてしまうと内容がボリューミーになってしまうためであり、 あの時があって今がある…みたいに、2話の「ピカは落ちたんだよ」のシーンのように あくまでもほんのり匂わせる程度で進めていくものだと思っていたので、 ちょっと意外でした。 調べてみると…日曜劇場も放送が開始されたのは1956年で、端島で描かれる時代とはほぼ同期。 スポンサーの降板もあり、単発ドラマを放送していた時期もあり… そうして長い歴史を積み重ね、世代問…

  • 3000万 7話 感想|ソラたちによる最後の悪あがき

    前回で流れた7話の予告で、 義光(青木崇高)が奥島(野添義弘)に思いっきりビンタされるシーン。 家族ぐるみの付き合いだった2人なのに、一体何を言ったらあんな事になってしまうんだ? と気になっていた訳ですが… まぁ〜そらそうだよ…と言いたくなる発言でしたね。 奥島さんとの関係もあるから、今回の事は見逃してもらえるんじゃないかとか、 自分はソラ(森田想)から大金を盗んだだけなのと、 祐子(安達祐実)のように闇バイトに直接関わってはいないから 刑務所行きは免れるんじゃないかとか。 何度も言うし思うけど、どこまでも楽観主義ですよね(苦笑) …でも、野崎(愛希れいか)の誘導があっても「祐子がやりました」…

  • 宙わたる教室 6話 感想|学校で出来た不思議な繋がり

    柳田(小林虎之介)の成長が凄まじい。 気持ちを真っ直ぐ伝える人(演技)だから印象に残りやすいというのもあるし、 主人公はもちろん藤竹(窪田正孝)なのだけれど… 裏の主人公は柳田だと思って見ております。 正直、まだ第一声が喧嘩腰っぽくなる所はありますが。 ちょっとバカにした態度を取られても「頼む!」と素直に人に聞けるようになったり、 さらには、専門用語を交えつつも、冷静にかつ分かりやすく説明出来るようになったりと、 私の想像を遥かに超えるスピードで変われていっているので、 回を重ねるたびに驚かされるばかりなんです。 でも…もしかしたら、元々はこういう人だったのかもしれませんね。 読み書き能力が周…

  • 海に眠るダイヤモンド 3話 感想|うーん…やっぱり現代パートっている?

    あれ?またなの??と思っていた今夜の野球は、21時からBSでの放送に切り替えた模様。 先週のクレームを受けて改善したのか、ただ単に大会が違うだけなのか…まぁそれは置いといて。 初回はリナ(池田エライザ)で、2話は百合子(土屋太鳳)、そして今回は朝子(杉咲花)と、 現代パートのいづみ(宮本信子)が一体誰なのかを、毎回候補者を変えながら見せていますね。 私自身は、端島での物語に集中出来なくなってしまいそうな気がするので、 なるべく「誰が後のいづみになるのか?」というのは意識しないようにしているのですが… うーん…まっさらな気持ちで見ていても、そういった"考察"の方に 視聴者を誘導した作りになってい…

  • 3000万 6話 感想|感情が入り乱れっぱなしの佐々木家。カオス!

    7話の放送が終わってしまったため、簡単感想で行きます(謝) 「♪いつだって 戻れるんだ」「♪何度だって やり直せるんだ」 あの頃、俺たち青春してたよな…と言いたくなるような若々しい曲調が流れているのに、 画面には仲間の薬物中毒の記事が映される。 で…今は義光(青木崇高)が絶望の道をどんどん歩み進めてしまい、 もう入り口に戻れない所まで来てしまっている。 縁のある人をまた目の前で失おうとしている奥島(野添義弘)を想うと… 冒頭から虚しい気持ちにさせられます。 今回は展開のほとんどが佐々木家で行われていました。 不安、焦燥感、隠蔽、衝突、空回り、自己保身、何とかしてあげたいという想い… 1軒の家の…

  • 宙わたる教室 5話 感想|"好き"を持つと人は強くなれる

    科学部員が4人になり、これでいよいよ学会発表へ!…という事で、 今回からは大会に向けての部活動を中心とした話になるのかな?と思っていたので、 「夢中になっている様子」に心惹かれる立場のキャラクターを まだ描いてくれるのは嬉しいですね。 楽しそうだな…綺麗だな…と徐々に気になり出す様子を、 余計な演出を入れず、表情で魅せる形で率直に描いてくれる。 本作の好きな所の1つなんですよねぇ。 麻衣(紺野彩夏)が、学会発表のエントリーを拒否され 諦めかけていたみんなに投げかけた言葉も、エネルギーに満ち溢れていて素敵でしたね。 彼女が大事に育てている娘からいつも元気をもらい、 店を持ちたいという夢を叶えるた…

  • 嘘解きレトリック 5話 感想|慣習を守る義務感からの解放

    ミステリーを前後編にすると、大抵は「これなら別に1話完結型でも良くない?」と 言いたくなるものが多いんですが、 本作の場合は前後編にしたのも納得の行く、工夫を凝らした構成になっていました。 後編に入る時に、冒頭に前編のおさらいを入れる事はよくありますが、 感心させられたのは、放送開始8分程度で左右馬(鈴鹿央士)の推理まで描いてみせた所。 前回の要点を踏まえつつ、鹿乃子(松本穂香)の能力のお陰もあって、 昨日のご飯を食べたかどうかを聞く形で、今そこにいる品子(片岡凛)は 昨日会った品子とは別人であると確定した。 そうして辿り着いた推理は…「品子さんは3人いたんだ」。 早い段階で提示する事で、果た…

  • 海に眠るダイヤモンド 2話 感想|水道から落ちる水滴すら惜しい

    まず、本作の感想に入る前に、今日の番組編成についていろいろ思う事を。 (長くなってしまったので、感想だけ読みたいという方は こちら を押してくださいませ(汗)) いやぁ〜さすがに…あの切り方は野球ファンが可哀想なのではないでしょうか。 どうやら今日で全てが決まる試合だったようで、 某横浜チームが26年ぶりに日本一になったとの事。 となると、ここまでの苦悩とか感謝の気持ちとか、言葉にしたいたくさんの想いがある訳で、 普段野球に興味のない私も、良いよ良いよ…22時まで延長して良いよ…(←誰^^;) と思いながら放送を待っていたんですけど、 なんと、ドラマは21時30分から始まるとのアナウンスが。 …

  • 3000万 5話 感想|どんどん泥沼にハマっていく…

    下手したら闇バイトの人たちと同じになってしまうと思いながら見ていた前半からの今回… 祐子(安達祐実)もとうとう、れっきとした"犯罪者"になってしまいました。 闇バイトの現場があそこまでじっくり描かれるのって、中々珍しいのではないでしょうか。 祐子が行ったのは、タタキ=強盗の情報集めで… そこで驚いたのは、傍から見ると到底犯罪者には思えない、 ごく普通の見た目をした人たちばかりが電話していたという事だったんですね。 外で動く坂本(木原勝利)や蒲池(加治将樹)など、 闇バイト関係者の中にはいかにも悪さをしそうな風貌の人もいるんですが、 「犯罪者」と言えば全身黒づくめで…黒い手袋をして… 帽子とマス…

  • 宙わたる教室 4話 感想|教室で起こった天体の衝突

    自分の知らない時代を学べて、新たな気づきを得られるのが ドラマの醍醐味だと再認識させられた回でした。 同局で夏に放送されていた「Shrink」でこんな病気があるのだと知ったように、 団塊世代の集団就職の話はとても新鮮に聞こえました。 ある程度ドラマを見ていると、今まで蓄積してきた知識を踏まえて あくまでも自分基準で登場人物の気持ちを考える事は出来ても、 やっぱり、背景を知っているのと知らないのとでは大違いで、 その人のことを奥深くまで理解できない事だってあるんですよね…。 長嶺(イッセー尾形)の話に最後まで聞き入ってしまいました。 まるで私も授業を受けている感覚にさせられましたね。 今回は長嶺…

  • 嘘解きレトリック 4話 感想|横溝正史風の事件はまた来週

    やけに掘り下げるな…展開が遅いな…と思っていたら、やっぱり前後編でしたね。 本作は昭和初期が舞台という事で、小道具や着物、セットなどコストがかかるでしょうし。 特に今回の場合は異質さを際立たせるために、数々の人形を揃えたり、 人形のような格好をした品子(片岡凛)でいかにミステリアスな印象を与えるかで フィッティングにもかなりの時間を要しているでしょうから、 その緻密な世界観作りに合わせて、前後編でお届けしようという事なのかもしれません。 でも、前後編だと大体は間延びを感じてしまうものですが、 本作の場合は特にそれがなかったですね。 世界観ももちろんなんですが…演出が一番大きいんだと思います。 …

  • マイダイアリー 1話 感想|地味さの中で感じる心地良さ

    この枠のドラマの感想を書くのは…雑感でしたが「たとえあなたを忘れても」以来1年ぶり? でも、その作品も追いきれなくなって結局視聴を諦めてしまいましたし、 冬も興味深いな〜とは思いつつ、諦め。 春と夏は視聴が溜まっているドラマが多かったので、初回からスルー。 ちゃんと完走出来たのは最初の2作品だけ…という事で かなり視聴成績は悪いです、日曜ABC枠(汗) なんでリアルタイムで見ないのかという声も聞こえてきそうですが、 前時間の某劇場は拡大放送も多いですし、いろんな意味で濃い仕上がりになっているために、 日曜は1作品で満足しちゃいがちなんですよねぇ。 でも、本作は…次世代の若手俳優が集っていますし…

  • 3000万 4話 感想|信頼関係が崩壊する瞬間を見た。

    本作を見てきて、自首するなら今だ。もうここで自首した方が良いと何度思った事か…。 免許証のコピーを車に置きっぱなしという爪の甘さで坂本(木原勝利)に目をつけられ、 ソラ(森田想)が仲間に殴られるのを目の当たりにし連れ去られる悪夢のシーンで、 闇バイトが絡み出した以上は、息子が危険な目に遭うかもしれないから 良い加減このタイミングで…と今回だって思ったけれども、時すでに遅しでした。 野崎(愛希れいか)の質問に答えたあのラストはまさしく、 純一(味元耀大)が親に失望する瞬間そのものでしたよ。 自分が大金の入ったバッグを持ち出してきて、犯罪に関与してしまった事に怯えて、 「返した」って知ったら胸のつ…

  • 宙わたる教室 3話 感想|みんなの想いを乗せて走ったオポチュニティ

    うーん…取り扱うものがものだっただけに、今回は一際重い回でした。 佳純(伊東蒼)の気持ち、真耶(菊地姫奈)の気持ち、 佐久間(木村文乃)の気持ち…頭の中でぐるぐる考えながら見ておりました。 保健室で久しぶりに会った佳純に「うちら同類でしょ?」と言った真耶。 一気に距離を縮めてくるので、佐久間が注意したように、 たとえ家庭環境などで心身ともに同じ傷を抱えていたとしても 今は1人だけでいたい人、仲間を探して辛いのは自分だけじゃないと思いたい人、 それぞれに自分なりのペースがある訳で、 きっと、佳純もどうやって接したら良いのか動揺していた所もあったかもしれません。 でも、真耶の気持ちも分かるんです。…

  • 嘘解きレトリック 3話 感想|優しい嘘と絆を深める嘘

    おっ…手書き文字の件について、ちゃんと触れてくれました。 嘘か本当かは声で判別出来ても、文字や音では判別が出来ないらしいです。 前回、鹿乃子(松本穂香)が母から送られてきた手紙を読んでいるシーンで、 そう言えば、手書き文字でも嘘って見分けつくもんなのかな?とふと疑問に思っていたので、 早い段階で不明瞭な部分を解決してくれたのはありがたい。 「思い込みや勘違いでも、その人が嘘だと思っていない事は嘘に聞こえない」 これ、今後の鍵になって行きそうですよね…。 ここ最近は「1話完結型」とうたいつつ、実際に蓋を開けてみたら 初回から"縦軸"がある事を匂わせていて、意味深な登場人物や思わせぶりな演出などで…

  • 海に眠るダイヤモンド 1話 感想|日曜劇場の本気を見た…。

    いや〜凄い…今期の日曜劇場がいかに力が入っているかは、冒頭の映像を見ても明らかです。 メインスタッフのクレジット表示の凝り具合からして、もう違います(笑) この作品で絶対に外したくないという、TBSおよび日曜劇場の本気度の高さが伝わってきます。 元々期待していた作品なだけに、いやいや、これ以上過度な期待はしないようにしなきゃと 少し身構えて見てみましたが… 内容も冒頭の壮大な演出に負けず劣らずで、良質さを感じさせる仕上がりになっていました。 いづみ(宮本信子)に連れて行ってもらった長崎・端島。 時代を経て廃墟となり、すっかり寂れ果てた島に暖色の光が当たった途端、 "あの頃"を思い出すかのように…

  • 宙わたる教室 2話 感想|知識を活かして生まれたささやかな奇跡

    2話は越川アンジェラ(ガウ)の回。 ペンケースを盗んだ疑惑をかけられるマリ(山﨑七海)の元に仲裁しに入ったり、 傷ついてそうなマリには親身になって母親の事まで気遣ったり、 喧嘩が起きそうなのを察知して止めたり、おまけに店も兼業していて…。 いつも周りをよく見ている人なだけに、 相手を優先し過ぎて、自分を犠牲にしてしまっていないかな?と 序盤のうちから気がかりだったんですけど、 なるほど…マリの中学時代の件が関係していたんですね。 自分はもう若くないからと、夢を諦めて退学しようとしていた彼女に 藤竹(窪田正孝)がかけた言葉は「夢に優劣はありませんよ」。 こういった、相手をハッとさせるような的確な…

  • 3000万 3話 感想|旦那があまりにも能天気すぎて…w

    ああ、これはやっちゃうな。 ソラ(森田想)との湖での殺人事件に、純一(味元耀大)への隠し事に、 お金を少し勝手に使ってしまっている件にと 祐子(安達祐実)は彼女に弱みを何個も握られているから、 それを良い事にアゴで使ってくる彼女を 衝動的にやってしまうラストが来るんじゃないかな…と途中まで予想しながら見ていたんですが、 予想とは斜め上で、かなりいや〜な結末になりましたね。 あの秘密を共にしている2人だからなのか、 おそらく考えに耽りやすい深夜の時間というのもあってか 少し心を打ち解け合う関係性になるのはちょっと意外に思いましたが、 まぁ……やっぱり「持ち主」なので。大金を取り戻して逃げてしまう…

  • ザ・トラベルナース(2024) 1話 感想|曲者ナイチンゲール・コンビ、再び。

    2年ぶりの続編。…という事で、まずはシーズン1の最終回の終盤から。 「あれから2年」の体で、おさらいを兼ねつつ物語を始めたのが大きいんでしょうけれども、 凄いですね…放送開始たった5分程度で、 歩(岡田将生)と静(中井貴一)の関係性を描き切っちゃいましたよ。 2人のやりとりが好きで待ち望んでいた視聴者からしたら、初っ端から見せてくれた事で 「そうそうこれこれ!」と気持ちが高まって、本作への期待と視聴意欲が湧きやすくなりますし、 シーズン2から初めて見る視聴者にも、2人がどんな人柄なのかが分かりやすくて すんなり入り込めたのではないでしょうか。 その後は、医療ドラマの初回の王道である 外で倒れた…

  • ライオンの隠れ家 1話 感想|凪のような日々に新しい風を入れてみたい

    タイトルロゴもポスタービジュアルも、公式サイトもオレンジ推しの本作。 作品の情報を全然仕入れていなかった頃に見た予告映像が、 弟を兄が支え、突然家に現れた少年と 徐々に"家族"になっていくらしい事が描かれていたのも含めて、 肌寒くなってきた季節に心をほっこりさせてくれる作品になりそうだな…という ふわっとした期待を寄せていたんですね。 でも、いざ内容をチェックしてみたらヒューマンサスペンスって事で、 ん?あの雰囲気でサスペンス?真相??と、ちょっと困惑。 「視聴リスト&期待度」にも「やっぱりこっちだけで良かったんじゃ…って ドラマにならないかどうか…(汗)」と書いたのですが、 初回を見た感想も…

  • モンスター 1話 感想|タイトルの意味は最後に分かったけど…

    予想が的中と言った所か…強烈さを連想させるタイトルの割には地味な内容でしたね。 地味だけどしっかり作られていて良い…じゃなくて、そのままの意味で、本当に地味なんです。 そう感じた原因は、終始淡々とした演出にもありますが、 主人公の魅せ方と描写が一番大きいでしょう。 初回での行動をざっとまとめると… 裁判で勝つためなら潜入捜査だってするし、1人で自殺現場に行って検証するし、 被害者が勤めていた会社の同僚を尾行して接近もするし、 ハッキングの才能のある協力者・城野(中川翼)の力も借りる、 あらゆる手段を駆使する弁護士のようなんですね。 事務所の面々からしたら、亮子(趣里)はちょっと変わり者。 ここ…

  • 3000万 2話 感想|逮捕への道まっしぐらですね…(汗)

    朝からシャインマスカットが食卓に並び、優雅にコーヒーを入れ、 目玉焼きを準備しながら笑顔を見せる夫婦。 大金が手元にあってからの変化が分かりやすいったらありゃしなくて、 冒頭からソワソワします(汗) でも、ぱっと見は絵に描いたような理想の朝食風景でも、 実際はフライパンがもう古いがために、目玉焼きがこびりついてしまい 中々取れないというアンバランスさが、 夫婦の現状を表しているようで、ちょっと皮肉が効いていてニヤッともさせられますね。 ソラ(森田想)の意識が戻り、記憶喪失でもなかったと分かってから焦り出す夫婦。 彼女の状態はどうなっているのか、自分たちの顔を覚えているのかを確認するために ふと…

  • 全領域異常解決室 1話 感想|ヒルコは本当に存在する?という謎は残る

    一時代前風のざらついた映像の中で、カラスが頻りに鳴きながら飛び交うという 不気味さを漂わせてスタートした本作。 それから、ブレるサブタイトル、刑事の乗った車にふらふらとぶつかって接近する男たち、 ちっちゃくなった!?@前期の某ドラマ とは到底言いづらい強烈さを放つ殺害現場に、 滲んでいるように見えるSNSの投稿が並ぶカット…など 数々の不気味な要素を畳み掛けた事によって、 宇喜之(小日向文世)が普通に食べているはずの葛ねりまで 気持ち悪く見えてしまう所が面白かったです。 冒頭から引き込まれましたね。 本作って漫画原作じゃなくてオリジナルだったよね?と調べてしまうくらいには、 独自の世界観が既に…

  • 宙わたる教室 1話 感想|夜の学校だけど、キラキラ眩しい青春が見える。

    生きづらさを抱える人に救いの手を差し伸べるドラマをNHKに作らせたら、 もはや安心・安定感がありますね。 全体的に落ち着いたトーンで物語が進み、視聴者が登場人物のその時の感情について 考えてしまいたくなる間(ま)はきちんと用意されていて、 一方で、優しくピュアな曲調の劇伴は、時が経って忘れかけていた 子供の頃のワクワクした気持ちを思い出させてくれるかのよう。 またしても、上質な作品になりそうです。 空はなぜ青いのか?という問いに対する解釈が人それぞれで、 みんなで囲んで検証してみる光景は特に、 かつて同局で放送されていた「ここは今から倫理です。」を彷彿とさせました。 もう記憶も鮮明ではありませ…

  • 嘘解きレトリック 1話 感想|月9はこれで良い…と思わせてくれた初回。

    意外と悪くなかった…というのが見終わっての感想。 昭和初期の街が舞台なので、もう少し安っぽいセットになってしまうのかと思いきや 朝ドラや2時間SPドラマ並にきちんと作られていて、着物や小物にもこだわりが感じられますし。 ここで時間稼いでる?みたいなシーンは一部あったにしても、拡大放送している割に 間延び感もありませんでした。 肝心の謎解きはまだ本格的にとは行かず、 2人の出会いから鹿乃子(松本穂香)が探偵助手になるまでが今回の内容だったのですが、 そこは初回なので。 初期設定・状況紹介を曖昧にしたまま進むドラマや、 3話くらいまでダラダラと続けるドラマがある事を考えると、 バックグラウンドや出…

  • 2024年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

    こんにちは、りんころです! 毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。 …と下書きには書いてあるけれど、気づけばもう10/7(汗) 他のやるべき事をやっておりましてね…(それも最後まで終わっていないという…あと2話。) 今回は突貫工事で仕上げさせていただきました。 9/25時点で発表されている秋ドラマを 「◉最後まで感想を書く可能性が高いドラマ」 「○内容次第では最後まで感想を書くかもしれないドラマ」 「▲視聴はするが、今後感想を書く可能性が低いドラマ(不定期で雑感集?)」 「△感想は書くつもりはないが、とりあえずチェックしてみるドラマ (いつものような詳しい紹介はなし…

  • 3000万 1話 感想|お金は人をハイにする

    お…面白かった〜! 白線の真ん中まではみ出して駐車している、危なっかしさ漂う冒頭のシーンから、 5分くらいでもう本題に入るのも掴みとしては抜群でしたし、 数話分の内容を1話で展開するもんですから、 最後までドキドキしながらあっという間に見られました。 第三者から見たら「いやいやなんで嘘つくの」「早くお金返そうよ」と ツッコミたくもなってしまうんですけど、 夫婦の気持ちもちょっと理解出来てしまう自分がいたんですよね。 例えば、義光(青木崇高)が結局お金を警察署に渡せられず、 家に持ち帰ってきて息子・純一(味元耀大)に嘘をつくくだりなんかは、 なんでそこで嘘ついちゃうの… っていうか、息子も一緒に…

  • Shrink-精神科医ヨワイ- 3話(最終回) 感想|知ってるのと知らないのでは見え方が違う

    1話のパニック症も、2話の双極症も事前に名前は知っていたけれども、 今回のパーソナリティ症は初耳。 これは…知っているのと知らないのとでは、彼女への印象も相当違うでしょう。 怒らせると厄介で、面倒臭い子で済まされてそうですが、きちんとした病名があったんですね。 知識の浅い私には、すごく勉強になった回でした。 彼氏の優(細田佳央太)のリスカも、両親の共依存にも驚きましたが、 それだけ、誰もがパーソナリティ症にも、共依存の関係にもなりやすいって事なんですよね。 まぁ、そんな事を言ってしまったら、他の病気だってなる可能性は秘めているんですけど。 でも…この病に関しては「こういう性格だから」で自他共に…

  • 新宿野戦病院 11話(最終回) 感想|ペヤングの美味さは世界共通?

    ワクチンの陰謀論、緊急宣言事態解除後のお祭り騒ぎ、ホテルでの療養生活に医療逼迫… 未来の話だけれど到底そうは思えないエピソードが続く中で、 感染者と同じくらい医者の助けを必要としている人がいるにもかかわらず 先送りにされてしまう話も描く。 これも、宮藤官九郎さんがコロナ禍で常々感じていた事だったのかもしれませんね。 "過去のもの"になり、時を経て忘れ去られてしまう事に対する怖さと、 もしまたパンデミックが起きた時には、どうか少しでも変わっていて欲しいという僅かな願い。 前回と最終回は、そんな複雑な感情が入り混じった内容に仕上がっていました。 後半のヨウコ(小池栄子)が陽性になってからの展開はや…

  • Shrink-精神科医ヨワイ- 2話 感想|想ってくれる人が近くにいるという幸せ

    双極症は、名前は何となく聞いた事あるな〜くらいの認識で、 どんな症状なのかまでは分からず。 そんな私が最後まで視聴してみて思ったのは、 とても不安定な病気なのだな…という事でした。 自分がどこかおかしくなっているとは頭の奥底で分かってはいるけれども、 どうしても感情が優先されてしまう。 双極症の事を説明され、本にペンで線を引くなどして受け入れているつもりでも、

  • 新宿野戦病院 10話 感想|もう経験したくないはずなのに、歴史は繰り返されていく。

    「歌舞伎町ウイルス」かぁ…中々ニクいネーミングですね。 キャバクラや風俗店が立ち並んで、トー横にホームレスにパパ活に外国人に…と 雑多な人間が集って、実際に犯罪も多いからこそ 物騒で近づきたくないという偏見の目で見られがちな街ですもんね。 最初の感染者がたまたまそこでホストをやっていたのを良い事に、 誰かが上記の通称をつけ始め、拡散されていく。 感染源はアメリカですし、ヨウコ(小池栄子)の言う通り、 その患者はアメリカから帰ってきた後はそのまま隔離病棟にいるのに。 「自分は関係ないから」「自分は"そっち側"の人間じゃないから」と蔑視しているから そんな名前がつけられるし、広まっていくんですよね…

  • Shrink―精神科医ヨワイ― 1話 感想|心を和らげてくれる病院との出会い

    中村倫也さん主演で、ハートフルな医療ドラマっぽい…? そんなぼんやりとした認識で、事前情報はほとんど入れていなかったんですが、 今日はいつもの土曜ドラマ2本がお休みだったのでこちらを視聴してみる事にしました。 ※8/31当時、記事は書きかけでした。 手堅い仕上がりになるだろうとは思っていましたが… う〜んやっぱり、中村倫也さんの持つ優しく穏やかな声が、 弱井先生という人物と、本作の雰囲気と上手く調和しています。 世間からは「カメレオン俳優」と称されている俳優さんではありますが、 個人的には、優しい役を演じられている方が断然好きで。 「凪のお暇」のゴンさんとか、「珈琲いかがでしょう」の青山とか……

  • 新宿野戦病院 9話 感想|色濃い日常からの…ロックダウン再び?

    月曜日は休診日で、今日たまたまやってきたアメリカのケーブルテレビ局が 仕事ぶりを撮りたいと言うので、 久々にカンファレンスを開く事にした聖まごころ病院。 1つ1つのエピソード自体が色濃くて楽しめましたが、 カンファレンスで物語を展開していくという発想が、なるほどそう来たか!と思わされましたよ。 医療ドラマだと、病院の多忙な実態を演出するためか、 特に繋がりもないような2つの案件を同時進行で描く回は時々見かけますが、 確かに、「その日その日の出来事」としてしまえば、話に散漫さは感じられにくくなる。 元看護師が故に、医者に息子の治療方法を指示しようとし、 終始疑ってかかるモンスターペイシェント母。…

  • 新宿野戦病院 8話 感想|お互い円満な形で区切りをつけられたのが救い…なのかな。

    今回のOPのナレーションは日本語。 使われるとしたら最終回だと思っていたので なぜ8話で?とちょっと意外に感じていたら、 旦那がハプニングバーにいるんじゃないかと推測した白木(高畑淳子)の怒りを 時代劇風にコミカルに演出するためっていうのもあるけれど(笑) 今回描かれた事件で、あぁなるほど…と納得。 「様々な事情を抱えた人が雑多にやってくる歌舞伎町」を表現するためか、 毎回異なる言語でその街が紹介されてきた訳ですが、 あえてこのタイミングで日本語にした事で、本作はあくまでもフィクションだけど 2024年の、現在の日本と地続きなのである…というのをさらに印象付けていたように思います。 それにして…

  • 新宿野戦病院 7話 感想|「かわいそう」「大変ね」の裏に隠された繋がり

    主題歌のいつものイントロが聞こえてきた途端、 おお、もう終わったのか!と思ってしまった今回。 思いがけず良いお話でした。 ラストはほぼ毎回、次が気になるような終わり方をするだけに、 子供らしい純粋さが滲み出る、前歯のない少年の笑顔のサムズアップにつられて 周りも安堵から同じポーズをとる…という優しさに溢れた空気感に しみじみと見入ってしまってました。 今回深く掘り下げられた人物は、堀井(塚地武雅)とその母・育江(藤田弓子)親子、 アパートで亡くなった独居老人・田辺の3人。 堀井の境遇は、親には中々理解してもらえないという意味で。 育江と田辺…いわゆる「高齢者」は、認知症や介護問題は中々避けられ…

  • 新宿野戦病院 6話 感想|亀甲縛りに歌舞伎町浄化作戦に検査の重要性に

    あー…前々回と前回は見やすい・分かりやすい内容になっていたのに(苦笑) またガチャガチャ感がぶり返してきちゃいましたねぇ。 それもそのはず、ヨウコ(小池栄子)が日本の医師免許を所持していなかった事、 ヨウコは啓介(柄本明)がリツコ(余貴美子)と関係を持って生まれた娘である事、 南(橋本愛)の裏の顔がSM嬢である事…という 3つの衝撃的な秘密を一気に明かし、1話内で同時に動かしているんですもん。 で、そうなってくると、ヨウコはヨウコで解決しなければならない問題が出てくるし、 享の場合は、元々一目惚れしていた南へのモヤモヤの払拭に走りたくなる。 つまり、単独行動が増える。 今回は3話以前のように、…

  • 新宿野戦病院 5話 感想|不平等を目の当たりにするヨウコ

    いや〜…今回はキレッキレでしたね。 宮藤官九郎さんが日々過ごす中での憤りが、話や台詞から強く滲み出てきています。 心の叫びが聞こえてくるようで、もうなんか、ただただ頷くしかなかったです。 でも、日本とアメリカによる不同意わいせつ罪の最長刑期の違い、意地悪ベンチ、 マイナンバー保険証、猛暑の中での演説、救急車で運ばれてくる人の半分が軽症者…と "今の日本"を畳み掛けながらも、その合間に和田勉とか、「白木だよ!」とかっていう 小ネタも差し込んでくるのがクドカン作品の真骨頂と言いますか。 取り上げたテーマが一際シリアスなものだっただけに、今回はいつも以上に シリアスとコミカルのギャップの大きさに頭が…

  • GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜 3話 感想|その美容整形外科、繁盛するだろうなぁ…w

    おお…そうか〜…今度はそんなトリッキーな話で来たか〜。 佐伯(葵揚)が遺体を見て「違います。美江じゃありません。」と ハッキリ言ったシーンでおや?となり、 佐伯が梨々香(山本美月)の腕を掴んだ時に目を見開いて驚く様子で疑惑が確信に変わって、 いやまさか、彼女の顔に整形なんてそんな事ある〜?wと 思いながら見ていたんですけど…本当にそうだったのでビックリしました(笑) 1・2話は、一旦は遺族が遺体の引き取りを拒否するものの、 主人公の推測に基づく説得に絆されて、考えを改め、引き取る事を決意する… という人情強めの内容で、3話はその2話とは毛色が違います。 1・2話の路線がこのまま続くと、感動の押…

  • 新宿野戦病院 4話 感想|出産中に重大情報を投入

    おお…?ガチャガチャ感がない。今までで最も内容のまとまった回になっていましたね。 それは、前回途中で終わったマユ(伊東蒼)が家出するくだりや、 ヨウコ(小池栄子)が謎の外国人に首を絞められるラストの"続き"が 冒頭から描かれたのもあるけれども。 前回までヨウコはまごころ病院で救急患者の手術をしたり、マユと一対一で向き合ったり… 一方で、享(仲野太賀)は舞(橋本愛)に惹かれて「Not Alone」に出向いたり 美容クリニックで金儲けに走ったりと、違う目的で個別に動いていたのが、 今回では搬送されてきた心疾患の患者と妊娠した家出少女を救うという、 同じ意志を持ち、同じ方向に向かう姿が描かれた所が、…

  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 3話 感想|七実にとって今の人生は…

    「パパなんか死んでまえ」と言ってしまったあの日が頭から離れられず、 今も深い深い罪悪感から抜け出せずにいる七実(河合優実)。 何か口に出すと「前のママが消えてしまう前に何とかせんと」 「また昔みたいに戻れるよう頑張らな」という、焦りから来る言葉ばかり。 周りの人たちは、母に尽くす七実を「立派」「ほんまにええ子」と褒め称えるけれど、 本人はそう言われるたび、いつもどう返して良いのか複雑な表情を見せる。 彼女にとって"今の人生"は贖罪の人生であり、今度は母まで悲しませないようにと、 父との失った時間・幸せを他のものに代えてでも 必死に取り戻そうとして生きているのが伝わってきます。 親孝行自体は、親…

  • GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜 2話 感想|前回と違った雰囲気に困惑

    あれ?こんなにコミカルだったっけ?というのが第一の感想。 初回を見て、真面目で堅実な雰囲気とキャラクター描写が気に入って しばらく感想を書き続けてみようかと決めたのですが… 前回とあまりにも雰囲気が違い過ぎたために、 本作がどんな方向性で行くのかが分からなくなり、かなり困惑してしまいました。 海辺での手嶋(阿部亮平)と西本(川瀬莉子)のセクハラ云々とか、 場面が切り替わった途端、利根川(吉田鋼太郎)が土下座して 芹沢(柳美稀)に似顔絵作成をお願いするシーンとか、 所長・早瀬(高島礼子)と芹沢のやりとりとか、 科捜研が協力してくれたのを知らずに徹夜で似顔絵を完成させた武藤(半海一晃)に こちょこ…

  • 新宿野戦病院 3話 感想|書きたい事は伝わってくるんだけどな〜…

    前回よりも享(仲野太賀)が小ネタに埋もれる事なく、前に出るようになったものの… それでもどことなく話が散漫しているように感じるのは、 やっぱり、享とヨウコ(小池栄子)のW主人公が一番の原因になっているのかもしれませんね。 「不適切にもほどがある!」もそうでしたが、表向きはコメディながらも 社会風刺的なメッセージが込められた作風になっているんですよね、本作って。 内容を見ていると、ああ、宮藤さんには書きたい事・伝えたい事が たくさんあるんだろうなぁ…と思わされるのです。 例えば、今回だったら主に2つあり、 まずは、万引きした薬で再びオーバードーズしたマユ(伊東蒼)の元に 舞(橋本愛)が駆けつける…

  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 2話 感想|ママが生きたいって思えるようにしたい

    ヒュウィゴー!とかバキューンとか、病気や障がいなどを扱っている作品では 到底聞く事もないであろう効果音が聞こえてくるという…(笑) まさか、ただのモブキャラだと思っていた先生が物語にガッツリ絡んでくるとは。 七実と環(福地桃子)に頼られるようになってからは 服装も動きも分かりやすく変わったのと言い、 英語の補修エピソードはシュールの極みで、いちいちクスッと笑えました。 しかし、笑い所が押さえられた話ばかりでは、上記の設定を扱う意義が感じられない 軽〜いドラマになってしまうので、母と娘にとって「辛かったあの頃」は丁寧に描きます。 数年後にひとみ(坂井真紀)が軽やかに車椅子を動かす様子は前回で描か…

  • 南くんが恋人!? 1話 感想|月9が忘れかけているキラキラがここに

    南くんがちっちゃくなっちゃった!?というファンタジーな設定を除けば、 内容はいたって王道なピュアラブコメディ。 深夜ドラマでは見かけるジャンルですが、プライム帯で…っていうのは珍しい気がします。 月9が忘れかけているキラキラ!青春!夏!がここに詰まっているような…。 江ノ電や、海岸近くの白いタイルが敷き詰められた道を見ていたら ちょうど去年の夏に放送されていた「真夏のシンデレラ」を思い出して、 あのドラマも変に主人公を苦労人にする事なく、 視聴者が学生時代を純粋に懐かしめる作りだったらな〜とも思ってしまったのでした(笑) まぁ、それは置いといて… 王道な内容だった分、正直、いつちっちゃくなるの…

  • GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜 1話 感想|死人に口なし。でも小さな光を信じたい。

    初回から物凄い安定感。 登場人物の初期設定の紹介を重点的にするあまりに、間延びしたり、話が進まなかったり… 今期はそんな、拡大放送に囚われてしまっているように思えるドラマを多く見てきた分、 登場人物の抱える事情を適度に散りばめつつ、スムーズに本題に入った本作は それだけでも大分好印象でした。 安定感を感じたもう1つの理由としては…これも初期設定に関する事ですが、 「掃き溜めの部署」ならありがちな、元々、捜査一課長やSATなど 第一線で活躍してきた主人公が異動を命じられ、ファイルがいっぱい入った段ボールを 地下の新しい勤め先へと運んでいき、最初はそりが合わなくて… みたいな経緯をばっさりカットし…

  • 新宿野戦病院 2話 感想|鼻からサザンって(笑)

    「サザン?」 「鼻から?」 「『栞のテーマ』。名曲ですよね。」 「なんで鼻から?」 からの…「これがホントの鼻歌だ。」 あ〜…耳からブルータスのくだり、本当に可笑しかったなぁ。 少年・つとむ(戸井田竜空)が涙を流しているどアップのカットは、 鼻の奥にワイヤレスイヤホンが詰まって痛い事を表しているのはもちろんなんですけど、 「栞のテーマ」があまりにも良い曲だから思わず涙が流れてしまった…とも 捉えられてしまう所が面白ポイントでしたし(笑) 耳をすますと、ちょうど流れていた歌詞が「♪ね どうしてなのなぜに…」の部分で、 その後に「♪泣けるの」がかかると思うとね…そこもまたジワジワ笑えてくるんですよ…

  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 1話 感想|可哀想なのか、普通なのか。

    ※2024/7/9に再放送された回を視聴。 去年BSプレミアムで放送されていて、評判が良さそうだったので いつか総合でも見られたら良いな〜…と楽しみにしていた本作。 事前情報を入れていたのは、「ふてほど」より前に錦戸亮さんと河合優実さんが 共演されていた事くらいで、あとはどんな話になるのかも何も知らない状態で視聴しました。 だからか、家族を描きながらもちょっとシリアス寄りというか、 どこか切なさを感じさせる作品なのかと想像していた私からしたら、 登場人物もやりとりも劇伴も地味にシュールな作りだったのにはびっくりしちゃって(笑) でも、終盤になって話が一気に深刻な方向になって、シュールだけではな…

  • マウンテンドクター 1話 感想|ペーペー医者の成長物語かと思いきや…。

    テイストは違うとは言えこの枠でまた医療モノ、 そして前期に続いて「大自然×救助」を扱ったドラマをやるのか… この時期で杉野遥亮さん主演なら「ばらかもん season2」の方が見たかった… という事で、視聴にあまり気乗りしていなかった本作。 いざ視聴してみても事前に抱いていた印象は変わらずで、 普段着で登山する若者たちとか、登山が生きがいの宇田(螢雪次郎)とか、 「問題ないですし、大丈夫だとは思いますが」と宇田に言ってしまう歩(杉野遥亮)とか (↑まぁこれに関しては、個人病院でもないのにカルテで情報を共有しなかった 江森(大森南朋)にも落ち度はありますが…)、 ほ〜ら言わんこっちゃない!とツッコ…

  • ブラックペアン シーズン2 1話 感想|なかなかオペをしてくれない天才外科医

    長かったなぁ。ダラダラしてたなぁ…。 今期のドラマも既に何本か始まっており、そのほとんどが放送時間を拡大した影響で テンポが悪い仕上がりになってしまっていたんですが、 拡大放送がいかに内容の質を下げるかを、本作が証明していたと思います。 まぁ〜〜とにかく、中盤まで説明と初期設定の紹介のオンパレードで。 前作から6年という、ドラマ基準だとかなり長い月日が経っているので、 その間の変化を説明するのは百歩譲って致し方ないとは思うんですけど、 本作の場合はシーズン2なのに主人公が変更されているため、 彼が何者なのかの説明も必要になってくるんですよね。 お陰で、説明台詞ばっかりになり、話の進みが遅いとい…

  • ギークス〜警察署の変人たち〜 1話 感想|3人で事件解決する話なんだよね…?

    公式サイトによると、「井戸端会議で事件解決をスーパーアシスト!? 3人の女ギーク(=賢いオタク)の生き様を、キュートでコミカルに描く!」らしい本作。 なので、お仕事終わりで居酒屋に集まった3人が、 誰か1人が出した今日の事件の話題をきっかけにトークが白熱し。 証拠分析に長けた西条(松岡茉優)、心理分析に長けた吉良(田中みな実)、 地理に精通した基山(滝沢カレン)がそれぞれの得意分野を活かし、 勤務時間中で得た"気づき"も共有しながら、結果的に事件解決へと導いていく… そんな話になるのかな?と踏んでいたのですが、 初回を見た感想としては「思ってたのと違う」でした。 メインは3人との事ですが、これ…

  • 新宿野戦病院 1話 感想|やっぱり相性が悪いんじゃなかろうか…。

    本作を担当する演出家は、初回放送前の時点では 河毛俊作さん、澤田鎌作さん、清矢明子さんの3人。 メイン監督であろう河毛さんの直近の地上波の作品は「わたしたちの教科書(2007)」 「救命病棟24時(2009)」「GOLD(2010)」 「極悪がんぼ(2014)」「営業部長 吉良奈津子(2016)」で。 澤田さんの場合は「夏の恋は虹色に輝く(2010)」「セシルのもくろみ(2018)」 「監察医 朝顔(2019)」「ナイト・ドクター(2021)」「女神の教室(2023)」。 そして、清矢さんの場合はお二方より経歴は浅い方で、 全部で「ラジエーションハウスⅡ(2021)」「サロガシー(2021・S…

  • 海のはじまり 1話 感想|初回はホラーな印象が先行しちゃったけど…

    「silent」チームが再び集結し作られた、3作目となる本作。 その作品は2年前に放送されたもので、 2作目の「いちばんすきな花」は去年に放送されたから、 年に1回の短いスパンで新作が生まれている辺り、 意地悪な言い方ですが、フジテレビは話題性の高いオリジナル脚本が書ける生方美久さんを 手放したくないんだろうなぁ…と思っちゃいます。 正直、「あのチームが再び!」と宣伝するなら、せめて3年ぶりか5年ぶりか、 しばらく期間を空けた方が再集結の価値も高くなって、 その作品のファンである人々の喜びも倍増するんじゃないかとも思うんですよね。 それに、いつまで生方さんに「silent」のイメージを与え続け…

  • 2024年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

    こんにちは、りんころです! 毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。 6/30時点で発表されている冬ドラマを 「◉最後まで感想を書く可能性が高いドラマ」 「○内容次第では最後まで感想を書くかもしれないドラマ」 「△視聴はするが感想を書く可能性が低いドラマ(不定期で雑感集?)」 「×視聴する予定のないドラマ」 の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。 ※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝) そして、感想本数は最終的に、ここで紹介した本数よりかなり減るかもしれませんが、 よろしくお願いしますm(_ _)m ではでは…

  • 笑うマトリョーシカ 1話 感想|主人公がいろんな事に首突っ込みすぎ?

    本作の放送までに「視聴リスト&期待度」の投稿が間に合わなかったので先に書いておくと… 今期はとりあえず2〜3本(うち1作品は新作ではないですが…) 最後まで感想を書く事を目標にしていて、その中の候補作に本作を入れていました。 理由は、人間の隠された内面に迫るという部分をどう描写するのかに興味があったのと、 単純に「TBSドラマの金10枠×サスペンス」にハズレはない!と信じているからです。 ただ、1つだけ不安要素もあって。それは、脚本家がいずみ吉紘さんである事。 ここ数年間の作品を挙げるとすると、「仰げば尊し(2016)」「トドメの接吻(2018)」 「集団左遷!!(2019)」「アリバイ崩し承…

  • アンメット ある脳外科医の日記 11話(最終回) 感想|心を満たしてくれる存在

    「川内先生。わかりますか?」の三瓶(若葉竜也)の問いに対して ミヤビ(杉咲花)が返したのは「わかります。」という答え。 この「わかります。」の前にはもちろん意味は含まれているのだろうけど、 表面的に見てみれば、何に対して「わかった」なのかは分からないし、 仮にまだ記憶を失った状態だったとしても、 目覚めていきなり医者っぽい格好の人にそう聞かれたら 「はい」の調子で答えてしまうかもしれない。 でも…ミヤビは目を潤ませながら、鼻をひくひくさせながら、 声を震わせながら「わかります。」と伝えた。 きっとそれは、今目の前にいるのが大切な人で、 その大切な人を思い出せている自分が嬉しくて、 溢れる感情が…

  • 「虎に翼」今日の回(51話)を見て思うこと。

    「惚れてたんだろ?花岡に」 よね(土居志央梨)のこの言葉…視聴していた時は 轟(戸塚純貴)が花岡(岩田剛典)に恋心を抱いている事を指す 言葉だとは思っていなかったんですよね。 いや…「惚れた」にはびっくりしたけれども、 それだけで恋愛だと決めつけるのも安直なのかなぁというか。 その後で轟が「あいつがいなかったら、俺は弁護士を目指していなかった」 「明律大で共に学べると知った時は嬉しかった」 「あいつのいる日本へ生きて帰りたいと思えた」と言っていたように、 轟にとって花岡は、同年代で身近にいるからこそ刺激をもらえる存在というか、 切磋琢磨しながら高め合える、生きる活力を与えてくれる存在というか……

  • Destiny 9話(最終回) 感想|「20年の時をかける」とうたった割には…(苦笑)

    がんが悪化して死にかけた経験をして以降、 ポエマーになり始めた真樹(亀梨和也)も真樹ですが… お父さんも随分ペラペラ喋るようになりましたねぇ(笑) で、相変わらず、相手の告白をすぐに信じてしまう奏(石原さとみ)。 野木が原因で英介(佐々木蔵之介)は自殺してしまったのに、 なんで彼に疑いの眼差しを向けないんだろう…と思うんですけど、 まぁ単純に、最終回でそこのイザコザを繰り広げていたら 時間がなくなるからって事なんでしょうね(苦笑) ただでさえ話が進まなかったから、野木による真相告白(という名の説明台詞過多)と 回想だらけの最終回になる事は予め分かっていましたが、 そこで"答え"を提示すれば良い…

  • 春ドラマの雑感いろいろ④〜火9・木9・もう1本後ほど〜

    こんばんは!りんころです。 今週までで視聴したドラマの一部の感想を、掲載していこうと思います。 ※タイトルをクリックすると、その感想のページに飛びます。 マイペースに続けるためにも、ざっくりとした内容になっておりますm(_ _)m ←テンプレ ・Destiny 8話 ・Believe 6話 これに追加で、今までコメントで言及せず感想を1話も書いていない 作品の雑感を後日上げる予定です。 本当は一緒に上げるつもりでしたが、まだ手をつけられない上に 「Destiny」が明日で最終回を迎えてしまうので…ひとまずこの2作品だけで。 ではでは… Destiny 8話(5/28放送分) 放送開始から17分…

  • 燕は戻ってこない 5話 感想|リキの暴走が止まらない!

    や、やばい……凄い…………w ダイキ(森崎ウィン)の子供を身籠ってしまうのでは?という予想を超えて、 展開がカオス過ぎて口が開きっぱなし。 戸次重幸さん、よくあの役を引き受けられたなぁ。 心を殺して挑まないと無理でしょう、あのシーンは…(笑) 日高(戸次重幸)の「あお〜〜ん」という獣のような喘ぎ声はかなりクレイジーでしたけど、 それがリキ(石橋静河)の「もうどうにでもなれ!」とでも言いそうな 若さゆえの暴走や衝動とリンクしていて目が離せませんでした。 でもね…最後まで見ていて、不思議とリキを怒れはしなかったんですよ。 いや、そりゃあ、依頼主の赤ちゃんを産む契約を結んでいるのに 他の男性とするの…

  • VRおじさんの初恋 32話(最終回) 感想|見て良かったなぁ…と思える作品でした。

    タイトルのインパクトにつられて、なんとなく公式サイトをクリックして、 VRゲームが毎日の生き甲斐だった中年のおじさんがその世界で初恋!?という 風変わりな設定に惹かれて見始めた本作。 NHKドラマの事だから、初恋だけでは終わらないんだろうなとは思っていましたが、 穂波(坂東彌十郎)に会いに行くようになって、穂波の娘・飛鳥(田中麗奈)や 孫・葵(柊木陽太)が出てきてから、どんな展開へと転んでいくのか俄然興味が増して。 最終回まで見終えた時には、寂しさを漂わせながらも爽やかさや希望が感じられて ほろりと泣けてしまう、素敵なドラマに仕上がっていました。 社会人になって、学校でも会社でもない第三の場所…

  • 燕は戻ってこない 4話 感想|誰にも幸せが訪れる気がしない…

    ダイキ(森崎ウィン)としている時のリキ(石橋静河)… 人の温もりを大事に大事に噛み締めているかのような表情を浮かべていたなぁ。 その後の笑顔も。初めて見ましたよ…リキのあんな心からの笑顔。 彼女が求めていたのは、自分を想ってくれている人からの愛情だったんですね。 サービスを通して出会ったという状況さえ除けば、2人とも恋人同士に見えましたしね。 でも、ダイキは確かに優しい人に見えたし、自身と重なる部分もあったから あの接し方だったんだろうというのは分かるんですけど、 彼はあくまでもその手の"プロ"だから… 心が弱っている時にかける言葉選びは得意なんじゃないかと あまり信用出来ない自分もいるのです…

  • 春ドラマの雑感いろいろ③〜火9・TBS火10・水10(予定)・夜ドラ〜

    こんばんは!りんころです。 今週までで視聴したドラマの一部の感想を、掲載していこうと思います。 ※タイトルをクリックすると、その感想のページに飛びます。 マイペースに続けるためにも、ざっくりとした内容になっておりますm(_ _)m ←テンプレ ・Destiny 6話 ・くるり 5話 ※5/7放送分 ・ブルーモーメント 3話 ※後日投稿予定 ・VRおじさんの初恋 24話 ※5/9放送分 うち2作品の雑感が、リアルタイムで見ている方からしたら 今更な時期での投稿になってしまっていますが、 書き残したい内容だったため、どうか温かい目で見ていただけると幸いです(汗) そして水10は時間が遅くなってしま…

  • ブルーモーメント 4話 感想|「こうしよう!」を優先しすぎちゃってない?

    ※文字数が意外と多くなったので、単独の記事として分ける事にいたしました。 なぜ私がこのドラマを微妙だと感じるのか。 それは、チームでは動いている割には、主人公以外はイマイチ仕事をしているように 見えないからとか(主人公すらも何の仕事をしているのかも分からないし…)、 過去話や立ち話ばっかりで災害救助ならではの緊迫感が感じられないからとか、 パソコン片手に現場で指示出来るんならトラックの必要性は?とか、 いろいろ理由はあるんですが…今回の内容を見て、根本的な理由が分かった気がします。 詳しく言えば、「ここでこの展開にしよう!」「この人にこんな台詞を言わせよう!」 「ここで感動シーンを作ろう!」な…

  • 燕は戻ってこない 3話 感想|生活が一変した理紀と、腹を括る悠子。

    悠子の友人・りりこ(中村優子)… 聞かれたら恥ずかしい事を大声で話すなんてデリカシーなさ過ぎる… で、自分の仕事を売るための戦略の一環なのかい…と 彼女の事を少し引いたような目で見ていたんですけど、 まさか、悠子(内田有紀)には刺さる出来事だったとはなぁ。 私とは真逆の捉え方で、今回、そこが一番興味深かったですね。 基(稲垣吾郎)が自分の遺伝子を残そうとしていたのも、 きっかけは悠子の「あなたの子供を産みたい」から来ていた事が分かる。 最初は代理母に産んでもらった子供を育てるのに抵抗感があった悠子が、りりこの話を聞いて 「人間の数だけ性も欲望もいろんな形があるのよね。 だったら生殖もそうでしょ…

  • 春ドラマの雑感いろいろ②〜月9・水10・金9(予定)・土10〜

    こんばんは!りんころです。 今週までで視聴したドラマの一部の感想を、掲載していこうと思います。 ※タイトルをクリックすると、その感想のページに飛びます。 ・366日 5話 ・ブルーモーメント 3話 ・イップス 5話 ※後日追加予定 ・街並み照らすヤツら 2話 ※先週の感想 前回は割と長文になってしまったので、マイペースに続けるためにも、 今回からもう少しざっくりとした感想にさせていただきますm(_ _)m 366日 5話(5/6放送分) いろいろ言いたい事はあるけれど、後回しにするとして(笑) 今回は珍しく(珍しく)、ここは良かったと思える部分があったかな。 それは…遥斗(眞栄田郷敦)にこっそ…

  • 燕は戻ってこない 2話 感想|将軍的発想の基が怖面白い…

    回想の多さがちょっと気になりましたね。 理紀(石橋静河)の実家帰省のエピソードに、草桶夫婦が一線を超えるエピソードに、 さらには、理紀が5年前に勤めていたコインランドリーで出会った日高(戸次重幸)と ラブホに行くエピソードから、男性とやった時のエピソードまで… ここまで「過去」が描かれるとは、思ってもみなかったです。 何度か書いていますが、過去の話に尺を多く取ると 現在進行形で進んでいる話の流れが遮られているような感じがして、 早く先の話が見たいと、もどかしい気持ちにさせられてしまうのです。 で…なんで私が「回想を盛り込む事」を好意的に捉えられないのか改めて考えてみたら… 登場人物の"物語"で…

  • 春ドラマの雑感いろいろ〜月9・火9・水10・木9・夜ドラ〜

    こんばんは!りんころです。 今週までで視聴したドラマの一部の感想を、掲載していこうと思います。 こうして並べると、何だか話が停滞気味なドラマが多いような…(笑) ※タイトルをクリックすると、その感想のページに飛びます。 ・366日 4話 ・Destiny 4話 ・ブルーモーメント 2話 ・Believe-君にかける橋- 2話 ・VRおじさんの初恋 16話 366日 4話(4/29放送分) すっかり群像劇になってしまっている本作。 なんかもう…遥斗(眞栄田郷敦)が全く関係なくなっているような。 彼は意識不明の状態だから、目覚めない限りは 明日香(広瀬アリス)との2人の物語を進められない。 その事…

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