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弟を活かせる兄であれば、歴史は変わったか まるでここまで主役のように物語を引っ張ってきた大泉洋演じる源頼朝が、先週25回「鎌倉殿の13人」の最後で落馬して意識を失った。「佐殿!」と長きにわたって従者として仕えてきた藤九郎が、古い呼び名で叫ぶのが涙を誘った。 アサシン善児が、馬を驚かせたり足を取るようなことをして頼朝をワザと落馬させるようなことは・・・無かった。義経の亡霊を見ることも無かった。誰の指金でもなく、淡々と、死に近づいていく頼朝の様子が描かれた。 前週24回で描かれた範頼の殺害から数年で頼朝は斃れるのだから、皮肉なものだ。 範頼は、頼朝が考えたような人間ではなく、「真田丸」で三谷幸喜が…