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婚活で初デート 会話の中で相手の男性にさりげなく聞くこと5選!
ドキドキ・・・。明日はマッチングアプリで出会った男性との初デート。緊張する!そもそも何を話そう?? 婚活で出会った人との初デートって緊張しますよね?何を話せばいいのかわからなくなりませんか? この記事では初デートでさりげなく聞いておきたいこ
初めての街コンの参加。それは失敗の連続であった。今回は主な失敗を項目にして詳しく説明していきたいと思う。 ・遅刻によるスタートダッシュの失敗初めての場所で勝手がわからなかった為に、俺達は開始の5分過ぎくらいに会場に到着した。それが良くなかった。男2女2のテ
23歳の頃、彼女を作る為に俺がまずしたことは、友達を誘って街コンに行くことだった。 俺とほぼ同じく、同い年で彼女がいないTという友人を誘い、初めての街コンに繰り出したのである。一応説明しておくと、街コンとは合コンの大規模版という感じで、通常の合コンが男女で6
【関西】婚活・恋活サポート M&Yプロフィールをご覧くださりありがとうございます!M &Yは、婚活・恋活する男性・女性を応援している大阪出身の男女二人組です!(カップルではございません)「実際どんなやつやねん!みてやろか」と少しでも思った方は、ぜひこのまま下スク
【関西】婚活・恋活サポート M &Y「マジくんは面白いし、絶対モテるね」友達の彼女に言われた、その一言が俺を変えた。当時の俺は23歳。彼女なし。恋愛経験ほぼなしのひよこちゃんだった。女の子慣れしていない当時の俺でも、流石にお世辞だとはわかっていた。だが何故だろ
次に営業の方から入会費用について説明がありました。コースは3つあり、下の①〜③の有無、回数の多さで料金が変わります。①お見合いの申し込み②婚活パーティーへの無料招待③自分の担当カウンセラーとの面談私が勧められたのは、お見合い申し込みが20回/月、婚活パーティ
やはり結婚相談所は高いなあ…と思っていると、営業の方から『この料金(男性はさらに高額)を払えるような年収の方がいるのが結婚相談所です。入会している男性の平均年収は世間の平均年収を遥かに超えていますよ』『女性の結婚相談所に入る年齢が低年齢化しています。そし
結婚相談所に入会後、お見合い写真を撮り、プロフィールを完成させ、ようやく婚活開始!完成したプロフィールが結婚相談所が運営する専用のお見合いサイトに情報公開されました。担当カウンセラーから、サイトの使い方の説明を受け、公開直後は皆さん申し込みがたくさん来ま
担当カウンセラーからお見合いアプリで『新規入会者』の間はお見合いの申し込みがたくさん来ますよー!と言われました。結婚相談所で婚活をしている間はYouTubeのおすすめが『結婚相談所の〇〇』、『〇〇婚活メソッド』だらけになるほどその手の動画を未漁っていたのですが、
私の入会したコースでは月に20件、お見合いの申し込みができました。専属カウンセラーから20件の申し込みは全て使い切ってくださいと言われたので早速、条件検索機能をつかって申し込みたい方を探します。※この先、何様的な事が書いてありますが、後にしっかりと打ちのめさ
結婚相談所に無事入会することができました。これから本格的な活動が始まります。お見合いをする前に読んでくださいと言われ冊子が渡されました。内容は、身だしなみについて歯を磨かないと口臭が気になりますので注意!とか鼻毛が出ていないか確認とか、シャツの色、どんな
早速、結婚相談所でのお見合いに使うプロフィールを作成することになりました。気になるプロフィールの項目は生年月日住所(都道府県と市区町村まで)身長/体重血液型続柄最終学歴年収職業勤務地/職業備考出身地/国籍婚姻歴子供趣味資格本人資産その他資産お酒/タバコ家族構
プロフィールに載せるお見合いは結婚相談所と提携している写真館で撮ります。写真館ではメイクとヘアーセットをしてもらいます。提携の写真館なのでお見合い写真を撮るのも慣れたもので、それっぽい表情やポーズなど、どんどん指示をしてくれます。私は外での撮影をすること
結婚相談所に入る前、何度も行きました笑と言うのも、東京では恋愛成就で有名な神社のようで彼氏が欲しい、結婚したい女友達、先輩から誘われて結果的に何度もお参りをすることに。恋みくじや、かわいらしいデザインのおみくじがたくさんあります。その中でもジンクスとして
お見合い写真を撮影し、その後にカメラマンさんからあとはいい感じに『微調整』をして、所属の結婚相談所のほうへお送りしますね。と言われてその日は帰宅しました。翌日、担当カウンセラーさんから写真ができたみたいなのでデータを確認してください。と言われ写真を確認す
つぶらな瞳になってしまった私のお見合い写真…なんとか気分を持ち直していざ、活動開始!その前に、男性のお見合い写真についてひとつ。これは男性のために、また写真をみて、お見合いをしようかどうか迷っている女性のために。もしかすると、奇跡的に私のお見合い相手だけ
連休は体調をくずし、ぶっ倒れていました、ソノミです。 さて、このブログについて皆さまにお知らせです。2017年11月から始めたこのブログですが、本日をもって終了したいと思います。約4年半の間、本当にありがとうございました。 (途中、頓挫もありましたが…汗) 元々は大好きだった年下の彼(最初で最後の王子様)にフラれ、いてもたってもいられず何かしよう!と思い立って婚活ブログを始めました。 sonmeet.hatenablog.com 私自身、婚活しているときはみなさんの婚活体験ブログを読んで笑ったり衝撃を受けたり、勉強したり…と支えられ励まされていました。 私の悲喜こもごもの婚活体験が、みなさんの…
結婚を悩む 簡単に結婚まで流れていったように見えるが、実際にはいろいろと悩むこともあった。 感情表現 現夫は基本的には楽しい人間なのだが、感情表現がはっきりしているため、怒っているときは非常に怖い。 怒るなとは言わないが、表現を柔らかくして欲しいといつもお願いしていた。 経済 結婚するときの夫の会社は縮小されていくことが決まっている業種だった。 そのため、このままだと年収は上がらないため、転職をすることになっていた。 趣味 私には全くわからない分野の趣味に命をかけていて、余分なお金は趣味に使っていた。 と、これだけ見ると結婚するのどうなんだろうと今でも疑問は残る。笑 何で結婚するのか? それで…
「結婚できない」のトラウマ お茶の後に食事をした。 そこでも現夫はずーっと話をしてくれていて、楽しかった。 (少し疲れた)その後はメッセージのやり取りを続け、3回ほどデートをして付き合うことになった。好きだなとか結婚したいという気持ちよりは一緒にいると楽しいと思えることが自分としては大きかった。 (もちろん好きな気持ちもあった)なによりも嬉しかったのは付き合うときに、 現夫は「結婚するつもりで付き合いたい」と言ってくれたことだ。 これまで「ソノミとは結婚できない」という言葉をかけられることはあったが、結婚したいと言ってくれた(厳密には言ってない)のがとても嬉しかったのだ。 (自尊心の低さが表れ…
初めて会うことに アプリでのメッセージのやり取りも適当さはなく、お互いしっかりやり取りをした。そして、いよいよ会う話になった。この時の私はアプリ初回アポはカフェでなるべく終了のルールでいたため、さりげなくそのルールを押し通し、カフェでお茶することになった。 待ち合わせは毎度のことだが緊張する。 今回はアプリでの写真でしっかりと顔がわかっていないためより緊張した。 (全然違ったらどうしようという緊張) あらかじめ服装を教えてあっており、現夫から声をかけられた。現れた現夫はアプリの写真とはそんなに違いはなく、ほっとしたことを覚えている。 実物を見ても生理的に無理な感じはなかった。 (ここ重要)その…
アプリのプロフィール いいねの数や、ステータスはおいておき、興味があるかないかで検討をしていった。その過程で、現夫のプロフィールに目が入った。 写真 顔は半分くらいしか写っていなかった。 生理的に無理な感じではないかな?と思った。 が、一方で実物と大きく違う可能性も捨てきれず、心配にはなった。 年齢 34歳。当時の私と2~3歳違いであった。 年収 書かれていなかった。 婚活時、私は共働き前提で考えていたので、職業がアルバイトとかでなければまぁ、いいかと思った。 が、一方で何で書いてないんだろうと心配にはなった。 身長 175センチ 背が高い人は好きなので問題なし。とまぁ、アプリにはごろごろいる…
失恋の絶望を力に変えた…! 人生で一番の失恋のあと、私はアプリを中心に婚活をしていた。それがこれまでのアプリの記事のことだ。 (つらいぜ)私はアプリでの婚活は期間限定で考えていた。 ◯月までに成果がなければ、結婚相談所にいこうと決めて活動していた。その、◯月まであと2が月とういところで、現夫にアプリで出会った。それらのことの顛末を簡単に記していきたいと思う。 いいね~5 いつものようにアプリで気になるユーザーをチェックしていた。その頃にはもうアプリ玄人になっていた私は、自分からのいいねを躊躇する感覚は失っていた。とりあえず、今日はいいと思ったユーザーにとにかくいいねしよう! と決めて条件を絞り…
失恋のプロセス 別れてからしばらくずーっと泣いて過ごしていた。 仕事中も気を抜くと泣いてしまいそうだった。さらに何かしていたくて、失恋ソングを聴きまくって泣いていた。 特に、オフコース(小田和正さん)の曲に励まされまくっていた。 寄り添うようなメロディと、ネガティブなことも歌詞にしてくれて、勝手に共感してもらえた気になって、それが有り難かった。 中でも「僕の贈り物」にはめちゃくちゃ助けられた。 失恋じゃなくても、「人生つら…ドン底だ」と思ったときに聴いて欲しいです。 話が逸れましたが、歌に助けられつつ、日々を過ごしていた。 復縁希望 あるときは悲しみにくれ、あるときは自暴自棄になり… やがて、…
別れた後の関係は、どうする? 終わりと認めたことによって、少し冷静になった気がした。最後を嫌な雰囲気で終わりにさせたくないと思い、私は気を遣った。 ソノミ「もう会わないって変な感じだね。でも、一緒にいて楽しいから友達になれたりしないのかな?電話も連絡ももうしない?」 (気を遣ったつもりだったけど、今セリフに書いてみるとただの未練たらたらの発言だね。笑) なぞ君「一緒にいて楽しいよね。友達……でいたいよね…。」 私は少し期待した。 このまま繋がりがあればなにかまた変わるかもしれない。 (未練がすごい) なぞ君「いや、でも、やめよう。連絡もしない、友達としても会わない方がいい。」 (がーーーーーん…
葛藤と沈黙、沈黙、沈黙 飲み物が席に届くまで、私たちは沈黙していた。心の中で、この先どうなるのだろう まさか別れ話? いやいや、もしかしてプロポーズ? でもこの雰囲気って…と葛藤していた。 飲み物が届いて、しばらくしてもなぞ君は黙っていた。耐えられなくなった私はなぞ君に問いかけた。 ソノミ「…話したいことってなに?」 なぞ君「…。」 それでもなぞ君は沈黙していて、言葉を探しているようだった。 沈黙は破られた しばらくして、なぞ君は大きく息を吸い込み、話し始めた。 なぞ君「誰かと付き合うときは、その先に結婚を考えると思うんだけど、ソノミさんとは結婚は考えられないと思っていて…。ここまでだと思って…
はじめに 3年前の2018年の夏、アラフォーの自分(男性)は妙な焦燥感にとらわれました。 この先、心から結婚したいと思える女性に出会えるのか 運よく出会えたとして、その願いを叶えられるのか 年齢を重ねるほど、ハードルも高くなっていくのでは…… 世間的には当たり前の焦りでしょうが、それまでの自分はこのあたりの認識がとてもゆるくて、ただ漠然となんとかなると思っていました。 危機感が生じたきっかけは、当時付き合っていた彼女との別れ。 お互い、おそらく心から好きあっていたわけじゃなく、嫌いじゃないから一緒にいる、くらいの気持ちだったかもしれません。 恋愛関係になりえるような他の誰かが近くにいなかっただ…
プロポーズされたい願望が凄かった とにかくなぞ君のことが大好きで、結婚したいと思っていた。 前回の記事のように、「?」ということはあるものの、それ以上に一緒にいたい気持ちが強くて自分にできることを頑張っていた。 (仕事、料理、美容、運動…などなど) こういう気持ちの時って大抵、相手との気持ちのバランスがとれてないんですよね…。 ただ、なぞ君と今後のことが話題になることは一度もなかった。 聞きたいけど、言えない状態で1年近く経っていた。そのくらいの頃は、イベントがある度に「プロポーズされるかも!?」と一人でソワソワしていた。 (実際されてない今、めちゃくちゃむなしい回想だぜ) 当然、そういう話は…
いろいろなパーティーがあるな…… PARTY PARTYのサイトを覗くと、各種パーティーの情報が溢れていた。 パーティー毎に開催時間や場所、参加人数、参加できる条件等が決まっていて、参加可能なパーティーの中から、自分の希望にあったパーティーを選ぶことができる。 とにかく、いずれかのパーティーに参加することを決めていた僕は、必要な情報を入力してサイトへの登録を済ませた。 都内在住のアラフォー会社員で、年収は…… いくつかのパーティーの参加条件として書かれている年収条件を確認すると、自分は「550万~」あたりのラインに収まることがわかった(たとえば記載なしや「400万~」のパーティーには参加できる…
なぞ君ミステリーエピソード 基本的に王子様ななぞ君だったのだが、一方で「?????」と感じることもあった。ちなみになぞ君と付き合っていたのは約一年です。 私がなぞ君の家に行くことに対して消極的 なぞ君は私の家に良く来てくれた。 それは逆にいうと、私がなぞ君の家に行く回数が少ないということだ。 なぞ君は一人暮らし。デートスポットがなぞ君のすんでいる地域の方が豊富なため、デートの帰りになぞ君の家に泊まりたいことも多々あった。 が、突然の来訪は絶対にNGだった。 来訪する際は予定しないと、家にあげてくれなかった。 (今でも謎で、二股?でも二股の気配はなかったんだよな…。) 不穏なことがあると黙秘する…
JR有楽町駅の改札を出ると、まだ昼前だというのに、すっかり夏らしくなった強い日差しが容赦なく降りかかってきた。 今日は暑くなりそうだ、と思いながら、通り向かいの東京交通会館に向かう。 目立つ建物なので迷うことはなかったが、実際に中に入るのは初めてだった。 エレベーターの場所を確認してから、トイレで身だしなみを整えると同時に、スマホで今一度、参加するパーティーの概要に目を通す。 「外見が褒められる42歳までの女性」 前半部分は各人の主観によって評価が変わるだろうけど(自己申告?)、後半部分は客観的な事実になる。 入場時に身分証明書が必要なのはそういうことだろう。 僕は特に、相手の年齢は気にならな…
会場内には、ちょうど2人が入れるほどの個室が、左右に列になって配置されている。 男女12対12のパーティーなので、少なくとも12の個室はあったことになる。 「すでに女性の方が入られています」 個室まで案内してくれたスタッフの方はそう言って、受付へと下がっていった。 初めてのパーティーで初めて会う人。 どんな女性だろう、と緊張と興味が少しずつ湧いてきたが、良くも悪くも12人参加するうちの1人に過ぎないのだから、過度に意識する必要はないと自分に言い聞かせ、中に入った。 「失礼します」 「こんにちは」 Aさんはこちらを向いて、笑顔で挨拶してくれた。 僕はパッと晴れやかな気持ちになって、同じように笑顔…
「実は今日、初めての参加なんです」 Aさんの優しそうな雰囲気に甘えるような形で、僕は正直に言った。 こういう場面では普通、天気の話でもするのだろうけど、Aさんには心許せる何かがあった。 お手柔らかにお願いします、という心情も込められている。 「なのでけっこう緊張しちゃってます」 「あっ、そうなんですね。初めてだったら緊張しますよね。わかります」 思っていた通りの親切さで答えてくれた。 この話題を続けられる感触を得て、 「パーティーに参加して、長いんですか?」 と少し突っ込んだ質問をした。 素朴な疑問でもある。 「私は、うん……1年半くらいかな。途中でお休みしてた時期もありますけど。でも毎回、緊…
なぞ君王子様エピソード まず、なぞ君の王子様エピソードから紹介しよう。 (今思ったけど、令和では王子様ではなくて、スパダリっていうのかしら…?←昭和の女) 私の家に来てくれる なぞ君と私の家は電車で1時間くらいかかる距離だった。 なぞ君は大体私の家に来てくれた。 交通費も時間もかかるのに悪い、ありがたいなと思っていた。 毎日電話をくれる なぞ君は1日1回電話をくれた。どんなに短い時間でも電話をしていた。 自分のことを気にかけてくれるのだと感じて嬉しかった。 私の行きたいところやしたいことを優先してくれる デートは私の希望をよく聞いてくれた。 ただ私のいいなりになるのとは違って、私の趣味嗜好を考…
腕時計を見ると、パーティー開始まで残り5分を切っていた。 パーティー中は、女性との数分のトークタイムが終わると、男性が次の個室へと移動し、それを参加女性の人数分、繰り返すと聞いていた。 個室間の移動時間はほぼゼロ(数歩)なので、ある女性と話し終わった後、次の女性が待つ個室へ向かう途中で、その次の人のプロフィールを確認する余裕はない。 つまり、参加女性全員の大まかなプロフィールを見れるのは、パーティーが始まる前の今の時間だけだといえる。 パーティーの参加回数が増えていくにつれて、このあたりの要領もよくなってはくるが、初めのうちは苦労するポイントだった。 数分という短いトークタイムである意味効率的…
告白の返事 絵馬で告白をしてくれたなぞ君。 (絵馬で告白って改めて書くとおかしな字面ですね。笑) 私は言葉をつまらせながら、考えを伝えようとした。 ソノミ「…ありがとう。なぞ君のことは素敵だなと思ってて嬉しいよ。…ただ、自分としては今までの恋愛でトラウマみたいなものがあって…今後のことも考えたい年齢だし…。その辺りは考えたいというか…。」 なぞ君は真剣に私の話を聞いていた。 ソノミ「つまり、こんな状態の私でもよければ、よろしくお願いします。」 (焦ってこう締めくくってしまった…。) なぞ君はパァァァ!という笑顔をみせて喜んでいた。 一言一句は違うけれど、今振り返っても、言いたいこと言えてないし…
パーティーの開始時刻になって、司会者が進行方法を説明する中、Aさんのプロフィールを確認する。 37歳で会社の事務員。 趣味は旅行に小物作りとあった。 これだけ見ると地味な印象だが、実際のAさんはショートカットの似合う、健康的なしっかり者といった感じ。 「それではトークタイムスタートです!」 司会者の合図と共に会場内がざわついて、周りの個室からもすぐに話し声が聞こえ始めた。 僕とAさんもはにかむようにタブレットを覗き、改めてお互いのページを見る。 こういう場での会話は男性がリードするべきかな、と思って、趣味としては少し珍しい小物作りを話題にしようと思った矢先、Aさんが話しかけてきた。 「普段は出…
絵馬を書くのに15分くらいかかっていた 3回目のデートてはお茶をして某神社に行った。散策コースがあるような大きな神社で、ゆっくり参拝したり、散歩したりしていた。その中で、なぞ君が願掛けの絵馬を書きたいと言っていたので、二人で書くことになった。私は確か自分の健康について願ったと思う。 (こういう時は大体健康をお願いしてます)なぞ君は悩んでいるようで、なにも書いていない。そんなに真剣に絵馬にお願いすることってあるんだ…?と少し引いていた。悩んでいるようなので、別コーナーのお守りなどを見ていた。 思いの伝えた方 すると、なぞ君が来た。もう書けたようだ。 二人で絵馬をかける場所に行き、くくりつけた。 …
「失礼します」 「こんにちは」 次の個室に入ると、奥に座っているBさんが笑顔を作りながら挨拶してくれた。 個室を移動するのは男性なので、女性は常に奥側の席に座っている。 席に着きながら「〇番の○○です」と簡単な自己紹介をすると、Bさんも気恥ずかしそうな表情で同じように返す。 気恥ずかしさといえば、おそらくパーティー初参加の僕の方が上回っていたに違いない。 にもかかわらず、うつむきかげんのBさんの横顔に大胆ともいえる直線的な視線を向けてしまったのは、純粋に彼女が綺麗だったからだ。 タイプだったので、今でもよく憶えている。 僕は慌ててタブレットに視線を移し、ごまかすように指を動かす。 Bさんの職業…
ファッションの変化 「ソノミさん!」声をかけられた先にはなぞ君がいた。ジーパンに白いTシャツ、ブルーのシャツを羽織っていた。この格好はなぞ君によく似合っていて、素敵だった。 1回目のファッションはなんだったのか?と普通に疑問に感じるほど、見違えていた。(そして、これ以降付き合ってからもなぞ君がダサかったことは一度もなく、むしろおしゃれでかっこよかった。 今思えばこの頃からファッションを研究していたのかもしれない。付き合ってからのデートで買い物に行くといつも同じお店で買っているようだったので。そのお店のテイストがなぞ君に合っていたのだと思う。) 2回目のデートもとても楽しくて、あっという間に終わ…
「全然いないんですよ~」 やっぱり唐突だったかな、と内心、心配したが、Bさんは思いのほか明るい調子で答えると、笑いながら話を続けてくれた。 「先生はおじいさんで、あとは女性ばかり。同僚も彼氏できないって嘆いてます」 言われてみれば、歯科で男性スタッフをみかけたことがない。 そこで、さっきの所感を投げかけてみた。 「でも、それってすごくもったいないですよね」 「え、なにがです?」 「すごく綺麗だから。職場に男がいたら放っておかないと思います」 「ないない、絶対ない!」 手を振って否定しつつも、そのあしらい方はどこか様になっていた。 小刻みに揺れるイヤリングを見ながら、自分が美人であることを知らな…
支払いのスマートさ(昭和的??) 二次会ではバーに行き、軽くお酒を飲んだ。 私はあまりお酒が強くないのだが、なぞ君はどんどん飲んで、結構酔っぱらっていた。 それでも会話が楽しくてあっという間に時が過ぎた。そして、二軒ともなぞ君が支払いをしてくれた。 さらに、二軒ともなぞ君は私がお手洗い行っている間に支払いを済ませてくれた。私が会計のタイミングで席にたったわけではなく、そろそろおしまいかなというタイミングでなぞ君が「お手洗い行きますか?」と促してくれて、その間に済ませていてくれたようだ。年下なのに、こういうところがスマートで感心したし、感激したことをよく覚えている。 そして、お開きになった。 な…
そろそろ終盤かな…… 12人中、8人目が終わったあたりには、会場の雰囲気にもほどよく馴染めていた。 初対面の女性との会話は、多少の緊張こそあっても、決して居心地の悪いものではない。 むしろ同じ目的を共有する、仲間意識とでも呼べるものが芽生えていた。 次の個室のCさんもそうだった。 会話をリードする僕を助けるように、積極的に自分のことを語って、場を盛り上げてくれる。 楽しい会話をすることがパーティー本来の目的ではなくても、楽しい時間を過ごせばそういう気にもなってくるのが自然だろう。 そんなCさんの職業は会計事務所の所員だった。 趣味は意外にもプロ野球。 「プロ野球とか観ますか?」 「詳しくないけ…
①を選べば、「でもお給料安いから、このくらいは」あたりが返ってきて、以後も仕事や趣味といった無難な話題に終始しそうだ。 ②を選べば、間接的に誘うことになるだろう。 迷った結果、「今の季節だったら屋外球場は気持ちいいでしょうね」と中間あたりで答えた。 雰囲気だけなら②でいけそうな気もしたが、もし自分の読み違いだったら相手を困らせることになる。 ……でもそれは、自分への言い訳に過ぎないことを自覚していた。 本当に迷った原因は、相手を困らせる恐れがあるからでなく、「だったら今度行きましょう!」と色よい返事をもらった場合への対応だった。 つまり、Cさんとの関係をパーティー会場の外へと進めるかどうかだ。…
すべての参加女性とトークを終えて、最初の個室に戻ってきた。 Aさんと再会して、「お疲れさまでした」と挨拶を交わす。 「どうでした?」 「ぐるぐる回って、回遊魚になった気分でした」 笑うAさんに、「ちょっと疲れました」と本音を漏らすと、Aさんも「ですよね。私もです」とふぅと息を吐いた。 回遊した時間は1時間ほど。 その間に初対面の12人の女性と会話をこなす。 それは息をつく余裕もないほどハードだった。 女性陣にしても、入れ替わり立ち替わりやってくる男性の相手をするのは大変に違いない。 ただの会話ではなく、普段とは別の神経を使う「結婚活動」なのだから。 そして、ある意味パーティーで最もエキサイティ…
ブルーに次ぐブルー そしてなぞ君と会う当日。恒例の待ち合わせ緊張タイムだ。 (つまりファッションチェック) 合コンの時はなぞ君にあまり興味がなく、意識的に服装をみていなかった。 どんな私服なのかは重要なチェックポイントだ。 なぞ君は先に来ていた。 あっ、なぞ君だとすぐにわかったが、服装は遠巻きにみてダサいのがわかった。(すみません)ジーンズのハーフパンツにブルーのTシャツ、ブルーの羽織りシャツ。 全身ブルーだった。洋服自体はおかしなデザインではないのだが、組合せとなぞ君にあまりにあっておらず、ダサく見えた。 好意があるときの表情ってわかるよね 心のなかで、なぞ君、ダサい人なのか?と疑問を持ちつ…