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待ち合わせには便利だね 待ち合わせ場所に行くと、真っ黄色のダウンベストを着たギラつきが止まらない男性がいた。50メートル先からも「あー、あれ竹林さんだわ」とすぐにわかった。真っ黄色のベストにごつい黒ぶちのメガネ。 某高級ブランドのビジネスバッグ。おしゃれではある。 似合っている。 ので、いいと思う。 ただ、私は苦手だった。 それだけのことだ。 ただ、私の職場近くの駅のため、会社関係者に目撃されないかヒヤヒヤした。 私の目撃というよりも、黄色のダウンベストの目撃情報の方がこの場合多いだろうが…。 職場の薄い関係性の人に異性(婚活相手)と一緒に見られるのはすごく恥ずかしいと思ってしまうタイプだ。 …
タイプってなんだろう 合コン終了後、ギラつきの竹林さんから個別にLINEが来た。竹林さん「ソノミちゃん、よかったら今度二人で食事しない?」と、誘われた。正直、竹林さんは以下のような理由からタイプではなかった。 ◯ギラつきが苦手。 ◯7個上は年齢で対象にしていなかった(当時) ◯顔が濃い。(何か顔が濃い人にばかり好かれている気がする) ◯身に付けているものが高級ブランド多め今こういうことを書き出してみると、気づくことがあります。 苦手な理由…そんなに大したことない!!もちろん、生理的な嫌悪感とか気持ち悪さがあるなら無理はしない方がいいけど、人間的に無理でなければ少し踏み込んでもよいと思う。この頃…
071. 婚活パーティー 真夏の新宿ラウンジをハシゴして(15)
相席の女性がいない最初の個室に戻って、静かにタブレットをいじる。 結局、隣の女性は欠席だったようで、計11名と話した。 気持ちが揺れたのは10番さんひとり。 その他、楽しく会話してくれた4名の人にいいなアピールを押した。 この頃になると、いいなアピールを重く考えることはなく、楽しく話ができた人にお礼の意味を込めて、気軽に送信するようになっていた。 さて、肝心の10番さんだけど…… アピールはいいとして、問題はその後。 カップル希望をどうするか。 出したとして、彼女が出してくれなかったらそれでいい。 寂しいけど、様々な理由を言い訳にして諦めもつく。 なにより彼女にはお子さんがいて…… そうこうし…
幹事がほぼなにもしない、男性陣は今日会ったばかり。 この崩壊条件揃いまくりの中、ギラつきが止まらない竹林さんは空気を読み、気遣いをし、場を調整しようと輝いていた。私たち女性3人は心底、竹林さんに感謝した。 偏見フィルター 竹林さんはギラつきはあるものの、基本的に真摯な振る舞いのため、そこまで嫌な感じがしなかった。 無理やり感がなく、自然だった。 (でも何かギラついて見えるのだ) 当時の私は年上の男性に対して過剰な期待を持つ傾向があり、婚活を難しくさせる一因となっていた。 年上なのにこれ知らないの? 年上なのにこれできないの? 年上なのに… 年上なのに… とあらゆることを『年上なのに』と見てしま…
メンバーをよく見てみよう 婚活恋活ガチ勢にとっては、どんな集まりだろうと出会いが広がるのはありがたい。 (当時は『母数が増える』って言ってた)ただ、男性陣同士がほぼ全員初対面だと、よほどコミュニケーション能力がある人がいないと地獄と化す。 今回のメンツをもう一度見てみよう。 主催の糸井くん(27)見た目は普通のメガネサラリーマン。 見た目も中身もチャラ男の田所くん(26) 何の印象もないサラリーマン吉野さん(30) ギラつきが止まらない竹林さん(37) チャラ男の田所くんはチャラ男演出なのか、基本的に自由奔放だった。たまに会話に参加し、それ以外はスマホを見たり、電話しに外に出たり忙しそうだった…
072. 婚活パーティー 真夏の新宿ラウンジをハシゴして(16)
「お待たせしました! カップル希望の結果でました! お手元のタブレットをご確認下さい!」 多少の緊張を感じながら、タブレットを更新する。 「今回はカップリングが成立しませんでした。」 ……そうか。 カップリングはなし。 10番さんからもらえなかった…… ほっとしたような気持がなかったといえば嘘になるが、迷いがあったにせよ僕はカップル希望を送ったのだから、彼女からもらえなかったのは失望が大きい。 やはり僕が幼く見えたのだろう。 年齢がどうこう以上に、ひとりの男性として。 自覚があるからなおさら堪えた。 このパーティーでも、マッチングと関係なしに気になった女性に事務局を通して連絡先を伝えることがで…
30歳頃、合コンでの出会いのお話です。 こういう人が一人いると毎週合コンすることになる 友人が合コンで27歳の糸井くんというサラリーマンと出会った。 私も友人の繋がりで糸井くん主催の合コンに何度か参加させてもらった。 この糸井くんはめちゃくちゃ顔が広く、合コンをお願いすると毎回違うメンツで開催してくれた。 恋活婚活ガチ勢には神のような存在の人物だった。そんな糸井くんが開いてくれた合コンでの話。 メンバーは… 女性陣はソノミ、なっちゃん、ユキコの3人。 このブログではおなじみ中のおなじみメンバーだ。簡単にはお伝えすると、 おっとり系のなっちゃん、原宿おしゃれ系のユキコ、男受けファッション研究中の…
パーティー情報を眺めていると、「オタクパーティー」なるものが目に入る。 そういうパーティーがあるのは知っていたが、自分には縁のないものだとたいして気にとめてなかった。 ちょっと興味が引かれてクリックしてみる。 「オタクだっていいじゃない。アニメ・ゲーム好き集まれ!」 こんな宣伝文が現れた。 う~ん。 熱心なファンではないけど、嫌いってわけじゃない。 ゲームは年で1、2本だけど、映画やドラマが好きなことからアニメは比較的観ている方だと思う。 話題作になれば映画館にも出かける。 1ヵ月の休み明けだし、軽く参加できそうで悪くないかな…… 問題なのは参加する女性のタイプだった。 当然、オタクな女子が来…
池袋ラウンジに着くと、受付でいつものタブレットの他にシートを渡され、記入を勧められた。 好きなアニメと推しキャラを書く、というもの。 詳細は憶えてないが、他にも記入事項があったような。 正直、困った。 僕が好きで観ていたのは新海監督の「君の名は。」といった一般的にも広く受け入れられているようなアニメ。 同じヒットアニメでも、例えば視聴者層が夕方や深夜枠に固定されているようなタイプのものではなかった。 これ書かなきゃ嘘になるよな…… まずったかな、と5番の個室の中でペンを回していると、相席であろう女性がやってきた。 「あ、すみません」 通路側の席に座っている僕が、その女性が奥の席に進めるように一…
いつも婚活パーティーの体験談をお読みいただき、ありがとうございます。 たまに婚活パーティーに関してちょっと知りたいことがあるのだけど、とのお言葉をいただきますので、電話でお話できるサービスを始めてみました。 有料ですが、思ってたのと違うな、と感じましたら、すぐに通話を切っていただいて構いません。 パーティー全般のことから恋バナまで、なにかお役に立つことができれば幸いです。 下記リンクから、お気軽にご利用下さればと思います。 よろしくお願い致します。 婚活パーティーのあれこれアドバイスします 91回の個室式婚活パーティーへの参加経験者 !function(d,s,id){var js,fjs=d…
こんにちは、婚活もなかです! 先日は楽天オーネットで幸せな結婚をし、2人のお子さんに恵まれてますます幸せに磨きがかかってる友人のお話でしたが… もう一人、結婚して幸せになってる友人がいます! 現在40
5番さんの可愛らしい声が、アニメ好きという一面といかにもマッチしているように思えて、微笑ましくなった。 「たくさんあって迷ってるんですか?」 「はい、好きなのたくさんあって。もう書きましたか?」 「いいえ。実は最近、ちょっとアニメから遠ざかってて」 少しごまかして話すと、「お仕事が忙しいんですか?」と、これまた可愛らしく訊いてきた。 彼女にすれば「アニメ好き」は当たり前のことで、そこを疑う気持ちは生まれないらしい。 このパーティーの趣旨からいっても異質なのは僕の方で、申し訳なさを感じると同時に、フォローしなければと思った。 「仕事もそうですけど、ゲームやってて、時間が」 「わかります。睡眠時間…
早着替え?マジック? 近くのカフェにすっと入った。セルフサービスのお店だったため、それぞれ注文し、会計した。 そうなるように率先して自分から先に注文して自分で支払った。 (よく知らない人に借りを作りたくない。相当婚活でこじらせてる。)この頃の季節は肌寒くなってきた秋頃。 パーティーの最中は白シャツだった白田さんも上着を着ていた。どんな上着かは忘れてしまったが、可もなく不可もないものだったと思う。お互いがドリンクを受け取り、席に着く。 私は羽織っていた自分の上着を脱いだ。 白田さんも上着を脱いだ。 白田さんはパーティーで着ていた白シャツとは違う白シャツを着ていた。 白田さんのシャツ変化について …
男性一番人気の白田さんとカップリングした。この時、いろいろな気持ちが絡み合っていた。 嬉しい でも妥協したのは否めない 来た意味が少しはあるかな この後、落ち合うの緊張するな 話しかけてくれた隣の女性はどうだったのかな? というか、隣の女性に「いい人はいませんね~」とか言っておきながら一番人気の男性とカップリングするってめちゃくちゃダサくない!? 今思うと、一番最後が特に気になっていた。 この中にはいませんとか言っておきながら、一番人気の男性とはカップリングするって、自分は打算的な高飛車女ですって言っているようなものだ。白田さんとカップリングしたことが隣の女性にばれないか、ばれたらどう思われる…
その後のトークタイムも順調にこなした。 ジブリ作品のおかげで。 パーティー参加の目的が本来のものからちょっとずれてしまっているのを感じながらも、これはこれで楽しく、いよいよ社会勉強の趣を帯びてきた。 異なる文化圏に触れる旅。 次はどんなオタク女子かな? 多少の余裕すら持ち始めた僕は、鼻歌でも歌い出しそうな勢いで4番の個室に入る。 本日最後のトークタイムだ。 「こんにちはー」 そこで待っていたのは…… 切れ長の目が特徴的な美人さん。 「こんにちは」 最初の5番さんとは対照的な、冷ややかな声で迎えられた。 突き放すような素っ気なさに、長い髪が微かに波打つ。 背筋はすっと伸び、首元の白い肌が見え隠れ…
清潔感が本当に大事 フリータイムが始まった。 お互い声を掛け合って、席について話す流れだった。私は特に気に入った方はいなかったため、元いた席にただ座っていた。何人かの方が話しかけてくださり、目の前に座って話をした。特に気に入った相手はいないため私としてはただの雑談として話をしていた。(これくらいが一番気楽ですね。)そしてもうすぐフリータイムの終わりが見えてきた頃、白シャツの白田さんが話しかけてくれた。相変わらず、白シャツでシャイっぽい雰囲気だが、今日の参加者の中ではダントツに清潔感がある。さらに、白田さんは本日の男性一番人気だ。 それを踏まえると、白田さんに少し興味が湧き、会話も盛り上がった。…
……虫の居所でも悪いのかな。 それともプロフィールの段階から僕に興味がなくて…… 「他に好きなアニメとかゲームはありますか?」 「アニメはたまに観ますけど、ゲームはあまり」 「ジブリ作品はどうですか?」 アニメネタはしつこいかな、と思いつつも、別のネタをこしらえるまでの時間稼ぎのつもりで訊いてみる。 すると4番さんは「あの」と前置きしてから、予想外のことを口にした。 「私、このパーティーがそういうテーマってのはわかってましたけど、特にオタクってわけじゃないし、もっと軽い気持ちで……」 苛立ちが含んでいる声を聞いて、得心した。 おそらく彼女は、ちょっと興味が引かれて試すくらいのつもりで参加したの…
進路希望白紙提出は不良って思ってた 中間投票では、気に入った相手を第3希望まで書き、提出して、運営がいろいろPCで解析してくれるものだった。確か あなたのことをいいと思っている人は◯人(◯%) 男性の人気順位 女性の人気順位 あなたがいいと思っている人のライバルの数 を紙に書いて教えてくれた。 記憶が曖昧なので、間違っているかもしれません。 私は気に入った相手はいなかったので白紙で出した。 (本当は運営に白紙で出さないでと言われていたが、無理にマッチングすることの恐ろしさを知っているため、心を鬼にして不良になった。)白田さんのことは印象は悪くなかったが、希望にのせるほどいい!とは思っていなかっ…
最初の個室に戻るとすぐに、いいなアピールの受付が始まった。 愛想よくジブリの話に付き合ってくれた隣の5番さんをまずはポチっと。 次は…… やはり仲良く会話できた数人を選ぶ。 その中には僕があまりオタク系のアニメに通じてないとわかった上で、話を合わせてくれた人もいたに違いない。 そして…… 4番さんで指がとまった。 もし次の機会を得られたら、オタク的でない話題で盛り上がれるかもしれない。 先ほどの様子からすると、カップリングの可能性は極めて低いけど…… 様子を探るつもりで、4番さんもポチって、いいなアピールの送信を完了する。 「趣味の合う人はいましたか?」 結果が出るまでの合間に、5番さんに話し…
婚活における光と影(物理面) 暗い(物理的に)回転寿司では、目の前に男性が来るまで、どんな人かよくわからない。普通の照明でのパーティーよりも、緊張感があった。 突然人が現れるような印象があり、第一印象を掴むのに時間が少しかかった。 普通の照明なら、1~2メートル先の隣から移動してくる間に外見の雰囲気はつかめる。申し訳ない表現だが、ルックスに強みがなさそうな人は余計それを強調してしまうような照明だった。よく、某オフィスビルの催事会場でのパーティーに行っていたが、照明が明るすぎるくらいだった。やはり、照明が明るいとそれだけ人を輝かせて見せるというのは根拠があるようだ。某結婚相談所でも、初回のアポは…
やっぱりな、としか感想が出てこない。 でもこれで、こちらが好意を持っていることは伝わったはず。 万にひとつの奇跡を求めて、4番さんをカップル希望の相手に選ぶ。 そして5番さんは…… ちらっと横を見ると、興奮気味に喜ぶ姿。 意中の人からいいなアピールをもらって、カップリングへの期待を高めているのだろう。 それでいい。 彼女に執着してるわけじゃない僕は、4番さんだけを選んだまま、カップル希望を送信した。 今日はダメかな。 まぁ社会見学できたしよしとしよう。 諦めの心境になりかけた時、カップル希望の結果を知らせるアナウンスが流れた。 タブレットを確認すると、すかさず「成立せず」の文字が現れる。 お隣…
前回の池袋でのオタクパーティーで失敗した僕は、少しむしゃくしゃした気持ちで次のパーティーを探していた。 社会勉強という点で得るところはあったけど、やはり5000円払って参加したからには、せめて誰かとカップリングしてお茶くらいはしたかった、と今更ながらに考える。 それでこそ知見が広がるというもの…… 妙な欲が湧いてきたところで目にとまったのが、「憧れの職業」を謳ったパーティーだった。 人気職業の女性と出会うチャンス。 場所は渋谷ラウンジ。 男性側の参加条件は…… それなりに厳しいが、なんとかクリアしている。 正直、セレブな雰囲気にためらいを感じた。 男性にとっての女性の人気職業といえば、自ずと想…
30才くらいの時、婚活パーティーでのお話です。 やけに暗い会場 男女10対10位の規模の昼開催のパーティーに行った。 正確なくくりは忘れてしまったけれど、男女とも28才~35才までだったと思う。会場は主要駅から少し離れた地下にあるダイニングバーで、昼間の時間をこういったパーティーに提供しているようなお店だった。 女性も男性も一人で来ている方が大半で、気楽だった。受付をしたらプロフィールシートとハートの台紙に番号が書かれた名札が渡される。 (これっていつまでたっても気恥ずかしい気がする) 周りをガン見したいのを押さえて、まずはプロフィールシートを記入する。 一息ついて、周りを観察しようとしたが、…
その日、渋谷は雨だった。 JR渋谷駅からほど近いカフェで遅いランチを取りながら、時間を確認する。 今日のパーティー開始は15時で、まだ1時間ほどある。 あえて早めに家を出てここで食事しているのは、パーティー会場付近のカフェを下調べするため。 最近めっきり渋谷に来る機会が減っていた僕は、カップリング後の移動先を見つける必要を感じていた。 せっかくカップリングしても行く当てがなければ困ってしまうし、雨の日ならなおさら、当てを求めて女性を連れ回すわけにはいかない。 幸い、この店の雰囲気はほどよく落ち着いていて、大人の男女が雑談するのに問題なさそうだ。 カップリングしたらここに来よう。 パーティーは1…
下がったものを上げるのは至難の技だ 好印象からの人間鳥居、唯一の楽しみのスイーツがまずいという不運が重なった。この状況で考えていたのは 『早く帰りたいな~』 だった。宮本くんはやっぱり私のことを気に入ってくれているようで、一生懸命話題を振ったり、盛り上げようとしてくれた。それはもうひしひしと感じていたし、感謝はしていた。 だけど、そこに付き合うHPが私には残ってなかった。 人を評価するとき、自分で自身の評価もしているのだ 宮本くんは悪くない。鳥居ファッションについてはどうかと思うけど、人間的には素敵な人だ。もうこれはただただ自分の問題だった。婚活をする中で会う人会う人に評価をして、同時に自分の…
いつも婚活パーティーの体験談をお読みいただき、ありがとうございます。 先日、婚活パーティーに関する電話相談を始めた旨、お知らせしましたが、今度は婚活パーティーに限らず、恋愛一般についてもご相談に乗ったり、お話を聞けたらと思って、類似の電話サービスを開始しました。 有料ですが、思ってたのと違うな、と感じましたら、すぐに通話を切っていただいて構いません。 愚痴も聞きますし、なにかお役に立てれば幸いです。 下記リンクから、お気軽にご利用下さればと思います。 よろしくお願い致します。 恋愛研究家が恋愛相談承ります 幅広い知識と経験で恋愛サポート、なにげない恋バナも !function(d,s,id){…
ファッションセンスが全てではないが、時に全てになる 赤茶色とエンジ色で現れた人間鳥居…ではなく宮本くんに言葉を失った。 ↑もうちょい明るめの茶色で、ロング丈でした。 ↑もうちょっとムチムチしてました。 なぜ、なぜなの…?? なぜ、高確率でみんな(婚活界隈の男性)はファッションセンスが独特なの? ちょっと変とかの次元じゃないのよ…。 工夫の方向性がおかしいのよ…。よく、『服装は付き合ってから変えればいい。付き合う前は気にしない。』説を聞く。一理あるけど冷静に考えてみよう? 好きになった人がちょっとファッションセンスがなかったなら成立するけど、まだ好きになっていない人に対して『よーし!まだ好きじゃ…
このパーティーのテーマは「憧れの職業」の女性。 当然のように参加女性のプロフィールチェックも職業欄からになる。 視点を職業欄に定め、どんどん画面を弾いていく。 保育士、出版社、看護師、営業事務、客室乗務員…… うん、どれも女性らしい職業。 その中でも特に「客室乗務員」に惹かれた。 正確にいえば、学生時代、航空会社は就職先として同窓の女子たちに人気だったので、「客室乗務員」という語感が当時の記憶とまではいわなくてもアバウトな雰囲気を呼び覚まし、感傷的な気分にさせた。 彼女たちは元気かな。 希望が叶って客室乗務員になれていたら、その後はモテ人生を送って、今頃はセレブママにでもなって…… いや、皆が…
「こんにちは」 「こんにちは」 隣に腰をかけた女性に型通りの声をかける。 ここは4番の席だから4番さん。 ふっくらしていて、30代半ばくらいかな。 職業は…… 慌ててプロフィールを確認すると、看護師さんだった。 それっぽい。 なにか話かけようと思ったが、すぐにパーティーの開始を告げるアナウンスが流れ始めたので、それが終わるのを待った。 「今座っているお席の隣の方が最初のお話相手になります。それではトークタイムスタートです!」 あらためてお辞儀をしあって、それぞれがスマホで相手のプロフィールを見ながら、言葉を発する。 「看護師さんなんですね」 「そうですよ。実は今も夜勤明けで」 「え。じゃあ寝て…
好意を感じるメッセージ 初回のお茶後、順調に次の約束としてスイーツを食べに行くことになった。約束の日まで、宮本くんとちょこちょこメッセージのやり取りはしていた。 嬉しかったのが、宮本くんは私の興味がありそうな話題をメッセージでも振ってくれたことだ。約束のスイーツ以外にも「このお店知ってますか?」「こういうのは好きですか?」という形で話を広げようとする様子、私に寄り添う姿勢があった。宮本くんも私のことを気に入ってくれているのかな?と想像できた。 祈りました。一生懸命祈りました。 そしてスイーツを食べに行く約束の日になった。 初回とその後のメッセージの好印象から私のテンションは上がっていた。 この…
アプリのプロフィールとほとんど相違のない外見と、『カフェ入れなかったらどうしよう問題』をスムーズに解決してくれたこと、選んでくれたお店も程よいという、なかなかない好スタートで始まった。 『婚活は減点方式』とは、いいえて妙だ。 婚活って本当にこういうことから始まっていますよね。 このどれか一つでも欠けたり、意志疎通が取れてないと平気で『減点』してしまう。日常の中で出会う異性(学生時代、職場)に対していきなり『結婚相手として減点』なんて考えないのに、婚活となるとそれが当然のように行われる。シビアですね…。今になるとわかるんだけれども、当時はそれが非日常なこととは思っておらず、当然だと思っていた。 …
数名とトークタイムを終えて、いよいよ8番の席に向かう。 例の客室乗務員がいる席だ。 「失礼します」 「こんにちは!」 彼女は最高の笑顔で迎えてくれた後、僕を正面に見据えたまま、しばらく視線を外さなかった。 見まごうことのない美しさ。 僕はその間、魂を絡め取られでもしたかのように動けなかった。 10秒くらいあったかもしれない。 はっと我に返って、女性を凝視してしまって失礼だったな、と思ったが、彼女は笑顔のまま。 ……これが彼女一流のオモテナシだろうか。 その破棄力に世の中の9割5分の男性は骨抜きにされるに違いない。 僕はむしろ用心して会話に臨んだ。 「お仕事は客室乗務員なんですね」 「はい」 香…
とても面白い小説を読みました。結婚したくて婚活をしているのに上手く行かない典型的なタイプが主人公という、作者の実録婚活ストーリー。
【脈なし】マッチングアプリで「そうなんですね」としか返さない心理
マッチングアプリで「そうなんですね」としか返信をされなかった、という経験はありませんか?「そうなんですね」としか返信しない異性の心理を2つほど紹介した後、そっけない返信をされた場合の対策もお伝えしました。
初デートでカフェだけがありな理由は2つあります。1つめが「大きなお金をかけないで済む」ため、2つめが「ゆったり話すことができる」ためです。また初デートをカフェで行い、次のデートに繋げるためのテクニックも併せて書きました。
【初デートする方必見】マッチングアプリで現地集合を推奨しない理由
マッチングアプリを使って異性と初デート。その初デートの時に「現地集合」にしていませんか?僕の体験談ですが、現地集合は非常にオススメできません。オススメできない理由と代案(現地集合以外の場所)を書きました。
婚活をしている感想や、婚活から学んだことについての記事です。男性目線から書きましたが、女性の方にも参考になる部分はあるかと思います。婚活の感想はいたってシンプルな内容ですが、学んだことについては深堀りしながら書きました。
清潔な媚態。 周りにいないタイプだった。 CAさんだし、さぞかしモテてきたことだろう。 なのになぜ…… 婚活パーティーなのか。 同じ婚活パーティーでも、ハイスペックな男性が集まる企画ならまだわかる。 でも今回はそうじゃない。 多少の条件はあっても、年収は平均で足りる。 ということは…… 案外、質素倹約をよしとする賢妻タイプか。 いやいや、そう思わせること自体が男をおびき寄せるエサで。 気がついたら身ぐるみ剝がされて無一文。 だったらハイスぺ男子の方がより効率的な気が…… そんなことを考えている最中にも、8番さんとの会話が進む。 この時点で主導権はすっかり彼女に握られていた。 「ペット飼ってるん…
婚活して男性に出会いすぐに結婚。そんなことを想像していた20代。まったくうまくいかなかった。 私が婚活していたときにしていた計画・実行・反省・行動を…
すべての参加女性とのトークタイムを終えて、最初の席に戻った。 隣の4番さんと「戻りました」「お疲れさまー」と言葉を交わすが、心ここにあらずといった状態で。 頭の中は当然、8番さんで占められている。 8番さんの後にも3人の女性と話したが、彼女たちをほとんど憶えてないくらいに。 「どうでしたー」 4番さんが気兼ねなく訊いてきたので、「そうですねー、難しいかな?」と軽く笑いながら答える。 「そちらはどうでした?」 「いい男って少ないから」 「性格的にですか?」 「そんなとこです。人のこと言えないけど」 いつもならその朴訥な正直さが好ましく思えて、いいなアピール送ろうかな、でもカップル希望までは、など…
婚活カフェストック そして宮本くんと会う日になった。 互いの中間地点の繁華街でひとまずお茶をすることとなっていた。お茶はありがたいが、『カフェにすんなりと入れないのではないか問題』が気が気でない。 本当にしつこいんですけど、これ私にとっては大事なんで何度でも書いてます。。今回は繁華街といっても、繁華街中の繁華街!といった街だった。そんな昼夜問わず人がいる駅で会うことになっていた。 事前に、私の少ない婚活向けカフェストック(すぐ入れる、ほどよく広い)をフル回転させ、カフェ難民になったら最悪あの店にいこうと心の準備をしていた。 (皆さんにも婚活カフェストックありますよね?) 1秒間の分析 アプリの…
雨があがってればいいですね、と4番さんと少し雑談していると、いいなアピールの結果が出た。 明確な狙いがあるときは、少し緊張する。 その8番さんは…… あった! 心の中で拳を握りしめる。 あの思わせぶりなあの態度は、僕への好意の表れ。 ニヤッとしつつも、期待だけでなく不安も胸にわだかまるのを感じる。 あの手のタイプは、すべての男性に対して同じ接し方をするものだ。 送られてきたいいなアピールも、その一環としてのただのリップサービス。 ――まあ、それでもいい。 次のカップル希望で事の真相は明らかになる。 もしカップリングしたら…… あの媚態を独り占め。 ああしてこうして……! 8番さんをカップル希望…
友人と婚活に参加するも友人だけが選ばれて私は「なぜ、私だけ誰からも選ばれないんだろう?」とネガティブになって疲れ果てた。 そして、程なくして婚活を諦めた…
婚活アプリで出会った宮本くんについて振り返ってみます。 ソノミ30才、宮本くん28才でした。 顔がタイプ アプリで新規特有のいいねフィーバーが終わり、自分からいいねしたい方を探していた。 (いいねフィーバーにうまく乗れないとこうなる。泣) いろいろ検索して、タイプの塩顔を見つけた。それが宮本くんだった。 どの記事でも塩顔塩顔言い過ぎだが、とにかく塩顔がタイプなのだ。 やればやるほど削られていくときってあるよね この頃の私は、なりふり構っていられない気持ちがあり、自分からいいねしようと心がけていたが、時に躊躇もした。 やっぱり傷つきたくないのだ。頑張れば頑張るほど、ちょっとしたことで大袈裟に傷つ…
「カップル希望の結果でました! スマホをご確認ください!」 ついにやってきた。 体調不良によるひと月の休止と池袋での惨敗の記憶。 久しぶりの高揚感に胸を高鳴らせ、スマホ画面を更新すると…… 「今回はカップリングが成立しませんでした。」 ………… 時がとまった。 しばらくしてから、絶望を現実の感覚として受け止める。 負けたのだ。 他の競争相手に。 8番さんを一言でいえばミステリアスなCA美女。 ここにいる男性全員が彼女にカップル希望を出したと断言できる。 そして僕は弾かれてしまった。 彼らと、彼女に。 他の2名の女性からカップル希望があったらしく、1人は隣の4番さんかな、とうっすら思ったけど、強…
みなさんは、婚活パーティーに現れる、魑魅魍魎(チミモウリョウ)についてご存じでしょうか?今回は「本当に出会った婚活パーティーの魑魅魍魎たち」についてブログを使って伝承したいと思います。 ①サバヨミ その名の通り、年齢をサバ読む。 「女性25才~32才まで!男性30才~39才まで!」のくくりに平然と参加する推定45才や50才。 なぜ推定できるかというとプロフィールシートにまず年齢を書いていない。 書いてあっても明らかに見た目がアラフィフなため、「何年生まれですか~?」と聞くと明らかに挙動不審になる。 ②イツモイル これは正直お互い様のところもある。 魑魅魍魎と遭遇しつつも、自分もまた魑魅魍魎にな…
090. 婚活パーティー【体験】恵比寿でキレイ系の女性編(1)
その後、渋谷ラウンジの「憧れの職業の女性」のパーティーには2回ほど参加した。 参加女性はそれぞれに魅力的で、なるほどと思える人気職業についていたが、正直なところ物足りなさを感じた。 原因は同ラウンジ初参加時に出会ったあの女性にあるのは間違いない。 意識などまるでしてないかのように膝を擦り寄せてくるCA美女…… ミステリアスな8番さんだ。 思い出しただけで、彼女の香水が匂ってくる。 その香りにつられるように、スマホをまさぐって確認してしまう。 パーティー中に彼女に送ったこちらのメアドに返信がきてないか。 彼女とのトークタイムを終えて、世の中の大半の男は骨抜きにされてしまうこと疑いないと思ったが、…
あの時Canal4℃をクリスマスプレゼントに貰って晒して炎上した女です。
どうも。2020年12月。30歳のクリスマス間際、オルゴールの箱に入ったCanal4℃のハートのネックレスを友人からクリスマスのプレゼントとして貰い、Twitterに写真を上げて盛大に炎上した、あの時の女です。もう2年も前になりますが、私の
婚活してたはずがマルチ商法の勧誘だった話。②【婚活友達できるかな編】
婚活してたはずが、マルチ商法の勧誘だった話その2。その1はこちら。スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({});私の周りの悲しい現実。適齢期と言われる年齢を超え
091. 婚活パーティー【体験】恵比寿でキレイ系の女性編(2)
恵比寿にはParty Party様のラウンジがいくつかあって、今回の会場は駅からほど近いビルの2階。 この辺りは昔の職場からほど近く、それなりに土地勘はある。 男性たちが「恵比寿」という語感から連想されるオシャレな女性を求めて参加してきているということは、女性たちだってそれに相応しいハイステ男性を期待しているだろう。 僕はハイステじゃないけどね、と内心で舌を出す。 ハイステでない自分が陽気に会場に向かえるのは、婚活パーティーに限っていえば、条件が絶対ではないと気付いたから。 実際に対面した時のフィーリングの行方。 そこに勝機を見出す。 自分が参加女性に恵比寿的美人を期待しておいて、こっちは条件…