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テレビなどで、手袋をして美術品を扱っている場面を見たことがある方もいらっしゃると思うのですが、実際に、美術館や博物館などでは、白い手袋は必須で1人で何セットも持っていたりします(古い作品だと汚れていたりするので、替えが必要なのです)。 手袋をするのは、手の汚れや脂などで、作品を傷めないためです。それ以外にも、爪(短く切っていても)をひっかけてしまうなどの危険もあるので、とにかく手袋は、なくてはならないものです。 と言っても、いつでも手袋が最善かというと、そうでない場合も実はあります。焼き物など、表面がツルツルしているものは、手袋をしているとかえって滑って危ないこともあるので、そういうときは、手…
ディスクリプション(Description)というのは、直訳すると記述とか描写という意味で、美術でディスクリプションというと、作品の描写のことを指します。 このディスクリプションは、美術を勉強する人にとっては、必要な技術(?)です。作品を言葉で解説する機会は意外と多く、例えば論文や図録の解説でも必要です。ギャラリートークでも、作品が目の前にあったとしても、作品の部分を全部指しながら説明、ということは、さすがにしないので、やはりメインは言葉での説明になります。 私は、学生のとき、先生から「その絵を見ていない人が、その絵を完璧に再現できるようにディスクリプションができなくてはいけない」と習いました…
本文の文字だけ、色を変えてみました。黒だと色が浮いてしまったので、黒に近い灰色にしました。本当は他のところも同じ色にしたかったのですが、そこは力及ばずでした。知識が中途半端なので、どこかで変えることができるのか、それとも、そもそもできないことなのかが分からないのです…。学んだ知識を実践で応用するの難しいなあ、と思います。 さて、3回建てないと理想のおうちにならない、と言うのを聞いたことがありますが、物作りも、だいたい3回くらい作ると、一応、ちゃんとできたかな、と思えるものになる気がします。 趣味で手芸をやるのですが、親戚にプレゼントするために、先月、大人用と子供用1着ずつ、エプロンを作りました…
唐突ですが、ブログを始めて3ヶ月ぐらいですが、今後はちょっと更新ペースを落とそうかと思います。 元々文章を書きたくてブログを始めたので、書くのが苦になるとか、ネタ切れとかではなく、ブログをやっているうちに、もっと色んなことがしたいなあ、と思うようになりまして。 ブログもやってみたいことのひとつですし、曼荼羅アートもやりたいことです。 それ以外でも、元々趣味でお菓子作りとか、手芸もやっているので、それもやりたいですし、イラストも、曼荼羅アート以外の絵も描きたいなあ、と最近思います。風景画とか静物画とか人物画とか。 さらなる野望としては、絵本なんかも描いてみたいのです(というか、実は絵本も一時期描…
有名な作品などが展示されている注目の展覧会の場合、人が多くて、せっかく出かけたのに、ゆっくり見れなかったりして、ちょっとがっかりしてしまうときがあります。特に私は背があまり高くないので、作品が小さくて、人が多いと、見るのに苦労するときもあるので、できるだけ空いた時間に行きたいなあと思います。 最近は、混雑が予想される展示は、あらかじめ予約制になっていたりとか、博物館とか美術館がSNSなどで、リアルタイムで混雑状況をお知らせしたりしていることもあるので、以前より混雑が緩和されているところもあるかもしれません。 予約制じゃなかったり、混雑情報がない時は、私は、人が少ない時間帯を狙って出かけることが…
ちょっとマニアックなお話ですが(いつもそうかも?)、見出しそのまま、好きな染色の技法の話です。 好きと言っても、見るほうではなくて、作る方の好き、です。見るのは、何の技法でも、こだわりなく好きです。 染色の技法は色々あるのですが、私が学生時代に、やったことがあって好きだったのが、型染めと絞り染めです。絞り染めは、多分、比較的染みのある技法かと思いますが、布を絞って(というか縛って)、染料につけるというやり方です。縛ったところは、染まらないので、その部分が模様になります。 縛るのは、輪ゴムでも糸でも何でも良くて、その縛り方で色んな模様ができます。縛った部分をほどいてみるまで、どんな模様になるか分…
ブログの投稿に失敗(?)してました。でも、ちょっと賢くなりました。
昨日、ブログを投稿したつもりだったのですが、いつまで経っても記事が反映されませんでした。そのうち投稿されるかな、と思っていたのですが、翌日(今日)になっても反映されておらず、何か不具合かな?と思って、はてなブログのお問い合わせに連絡しました。 数時間後には、返信をいただきました。犯人(?)は私でした。 実は、私は、ブログの記事の枠だけ月曜から金曜分まで土日に作っていて、平日に文章を書いていく、というスタイルでやっています(たまに、月曜分とかは土日に書いていたりもします)。 そして昨日の記事は、12月10日にちょっといじっていて、うっかり公開ボタンを押してしまい、焦ってすぐに記事の公開を止めたの…
本を読むときによく栞を使うのですが、栞を入れたことを忘れて、また栞を入れてしまうことがよくあります。 読むときに、当然、栞のところから読み始めるのですが、栞があると読みにくいので、すでに読んだページ側に適当に挟み直します。そうやって、また中断するときに、その辺から栞を取ってきて、また挟んでしまうのです。一度、一冊の本に3枚の栞がはさんであったこともあって、さすがに自分でも呆れました。 また、別パターンで、読み終わった後に、栞を探して抜いたりしないために、次に読むときにまた栞を挟んでしまい、読み進めていくうちに栞に出会って、すでに栞が入っていたことに気づくこともあります。 そんな感じなので、栞は…
本を読むときによく栞を使うのですが、栞を入れたことを忘れて、また栞を入れてしまうことがよくあります。 読むときに、当然、栞のところから読み始めるのですが、栞があると読みにくいので、すでに読んだページ側に適当に挟み直します。そうやって、また中断するときに、その辺から栞を取ってきて、また挟んでしまうのです。一度、一冊の本に3枚の栞がはさんであったこともあって、さすがに自分でも呆れました。 また、別パターンで、読み終わった後に、栞を探して抜いたりしないために、次に読むときにまた栞を挟んでしまい、読み進めていくうちに栞に出会って、すでに栞が入っていたことに気づくこともあります。 そんな感じなので、栞は…
森の中にある美術館とか、自然に囲まれた美術館や博物館など、素敵だなー、と思うのですが、同時にどうしても「管理が大変だろうなー」という現実的な考えが、頭をよぎってしまいます。 自然が好きなので、毎日自然を感じながら働けるなんて素敵だなぁ、と思うのですが、学芸員としては、自然溢れる美術館は、なかなか手強い場所なので、覚悟が必要です。 何が手強いかというと、虫です。自然豊か=植物が多い=虫も多い、のです。そして、博物館、美術館に虫は大敵なのです。 虫の種類と作品の素材によっては、虫が作品を食べてしまったり、穴を開けてしまうこともあります。また、糞や死骸が作品を汚してしまうこともありますし、虫を食べる…
好きな本の挿絵 ーメアリー・ポピンズとメアリー・シェパードー
子供の頃、岩波少年文庫の本が自分の本棚の何割かを占めていました。母が買ったのだと思うのですが、小学校に上がるときに、本棚と机をもらった時点で入っていた(と思います)ので、岩波少年文庫シリーズが、しれっと本棚を占領していることに疑問を持ったことはありませんでした。 一度も読みなさい、と親に言われたことはなく、小学校2年生くらいまでは、全く触りもしなかったと思います。それが、何かの拍子に一冊手に取り、読みだしたらはまってしまって、本棚の岩波少年文庫を読みつくし、図書館に月に2回通っては、本を借りまくる子供になりました。中学生の受験生になるくらいまで、ずっと毎月、図書館に通っていました。 岩波少年文…
タイトルを考えるのが苦手です。 ブログの毎日の見出しもそうですし、このブログ名そのものを決めるのも、ずいぶん悩みました。 青色とか空が好きなので、それをタイトルに入れたかったのですが、何について書いてあるのかが分かるようなタイトルにもしたいと思っていました。あと、ちょっとかっこいい響きにも憧れて、四字熟語とか英語とか色々調べました。 でも、結局、四字熟語にしても、英語にしても、それの意味を調べないと分からないようなタイトルにするのも、なんか違うなぁ、と考えるようになりました。 ゆるりクリエイティブ、は比較的早い段階で思いつきました。でも、それと青とか空とかの響きの音のリズムのようなものが、いま…
本を読むのが速いと言っても、人と比べることがないので、自分ではよく分かりませんが、人から「もう読んだの!?」と言われることが、結構あるので、多分速い方なのかな、と思います。 速読などを練習したわけではありませんが、学芸員だった頃に、企画展や原稿などを書くために、本を大量に読む必要があったので、自然と速くなりました。 特に、必要があって、短期間で大量に読まなくてはいけないときは(とりあえず本を読んでおけば、多分、何とかなる←こんなときです)自己流の速読法の出番です。 ただ、自己流速読法を発動する前に、ある程度の事前知識を入れる必要があるので、数冊、基本的な知識が得られそうな本を、まずきちんと読ん…
以前、通信講座でプログラミングを勉強しました(勉強したことと、実践的な知識は別だなあと実感しました。)と書いたのですが、それは珍しい方で、私は、きちんと習って勉強するより、独学でやることの方が多いです。 しかも、だいたい最初は、無謀にも、本なども買わずに、適当に想像だけで(!)やり始めることの方が多いです。たいていは、それで失敗して、ネットなどでちょっと調べて、やってみます。それでも上手く行かないと、本を買って、一応勉強して、再度やりはじめます。 なぜ最初から本を買わないのかと言うと、ちょっと試しにやってみようかな、くらいの興味ではじめることが多いので、本を買うほどかな?と考えてしまい、とりあ…
以前、呉竹さんのリアルブラッシュの72色セットで色を塗っていると書いたのですが、実は、そのあと、ひっそり120色セットを買いました。かぶる色が出てくるので、本当は持ってない色だけ買いたかったのですが、バラで持ってない色だけ買う方法が分からなかったので、かぶった分は予備として使おう!と、思い切って買いました。 たくさん色があって、見るだけでわくわくするのですが、時々、ペンの色の名前を見て、どうやって思いついたんだろう?と思う時があります。 例えば、黄土色の系統で「DARK OATMEAL(暗いオートミール)」というのがあって、暗いオートミール…?焦がした色なのかな…?とか想像すると、そういう表現…