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風にのってきたメアリー・ポピンズ P.L.トラヴァース 林 容吉訳 岩波少年文庫052 ★★★★★ 素晴らしい想像力! 『くまのプーさん』や『不思議の国のアリス』と並ぶ、 イギリスの名作童話の一つ。 イギリスがファンタジーの宝庫というのはよく知られているが、 もう一つは冒険小説の本場であるということだ。 イギリス人はこの二つが大好きらしい♪ 空想と冒険というのは、物語の基本的要素でもあるだろうう。 かのイアン・フレミングの007がそうである。 荒唐無稽とアクションは、そのまま空想と冒険に置き換えられる。 子供だけでなく、大人もこの二つが大好きなお国柄らしい。 『メアリー・ポピンズ』は出版当時、…
児童書のさし絵画家を目指す人へ 画家からのアドバイス これは前回の『児童書作家を目指す人へ』の姉妹編です♪ そもそもさし絵とは何だろう? ということについて書きます。 これも私の経験から得た仕事術なので、 少しはお役に立つと思います。 ♥ さて、前回に倣って、 子供の本のさし絵画家志望者に望むことは、たった二つです。 (1) 美術学校かデザインの専門学校に進学してください。 経済的理由で難しいかたは独学でもいいですから、 まず基本の勉強(デッサン)を学んでください。 特に「人体」と「動物」ですが、『動物』は必須です! (2) どちらかというと、オーソドックスな古典絵画をよく勉強すること。 そし…
好きな本の挿絵 ーメアリー・ポピンズとメアリー・シェパードー
子供の頃、岩波少年文庫の本が自分の本棚の何割かを占めていました。母が買ったのだと思うのですが、小学校に上がるときに、本棚と机をもらった時点で入っていた(と思います)ので、岩波少年文庫シリーズが、しれっと本棚を占領していることに疑問を持ったことはありませんでした。 一度も読みなさい、と親に言われたことはなく、小学校2年生くらいまでは、全く触りもしなかったと思います。それが、何かの拍子に一冊手に取り、読みだしたらはまってしまって、本棚の岩波少年文庫を読みつくし、図書館に月に2回通っては、本を借りまくる子供になりました。中学生の受験生になるくらいまで、ずっと毎月、図書館に通っていました。 岩波少年文…
メアリー・ポピンズ 子供のころ大好きだった本に メアリー・ポピンズがあります。 子供たちのお世話をする人を募集していたバンクス家に、どこからともなくやってきたメアリー・ポピンズ。