メインカテゴリーを選択しなおす
みどりのゆび モーリス・ドリュオン著 この本を読んでまず思ったのが その世界観も登場人物の設定もまるで違うけど バーネットの秘密の花園と似ているなと。 秘密の花園は、イギリスに住むネグレストされた子どもの頑なだった心が 草花にふれることで癒やされ 子どもらしい明るさと素直さを取り戻し成長する物語。 みどりのゆびは、チトという少年のみどりのゆびの力で 街のここかしこに草花があふれ 犯罪も戦争もなくなるという、いわばファンタジー。 馬も喋るし。 2つの物語のどこを似ていると感じたのか。 それは自然の偉大さとSense of wonderの大切さを知れるところだ。 Sense of wonderを調…
ミヒャエル・エンデのこちらの作品。実は読んだことがありませんでした。はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)著者 : ミヒャエル・エンデ岩波書店発売日 : 1982-06-07ブクログでレビューを見る»先日twitterのTLに『「はて
週刊 読書案内 フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」(高杉一郎訳・岩波書店)
100days100bookcovers no81(81日目) フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」(高杉一郎訳・岩波書店) ステイホームの中での楽しめる暇つぶし、ということで始まったブックリレーですが、ふと気づいた
週刊 読書案内 クラウス・コルドン「ベルリン1919(下)」(岩波少年文庫)
週刊 読書案内 クラウス・コルドン「ベルリン1919(下)」(岩波少年文庫) クラウス・コルドン「ベルリン1919(上・下)」(岩波少年文庫)の下巻をようやく読み終えました。 上巻の案内でも書きま
週刊 読書案内 クラウス・コルドン「ベルリン1919(上)」(岩波少年文庫)
クラウス・コルドン「ベルリン1919(上)」(酒寄進一訳・岩波少年文庫) ドイツの作家クラウス・コルドンという人の「ベルリン1919(上・下)」(岩波少年文庫)を読んでいます。 「ドイツ・11月
魔法のカクテル ミヒャエル・エンデ 岩波少年文庫 ★★★★★ 文句なく面白い! 『モモ』『はてしない物語』の作者ミヒャエル・エンデが 1989年に書いた長編ファンタジー。 とにかく面白いの一語に尽きる! 私は年甲斐もなく夢中になって読んだ♪ それはこんなお話である。 ♥ 地上を人間の住みにくい世界に変えようと画策する一人の魔術師。 魔術師は地獄の大王とある契約を結んでいる。 それは毎年いくつかの自然を破壊し、何種類かの動物を絶滅させ、 恐ろしい疫病を最低一つは流行らせるという何とも恐ろしいものだ。 ところがこの企みに気づいた動物評議会は、 1匹の猫のスパイを魔術師のもとへ送り込む。 この猫がス…