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キャンバスの裏側ー見えないところに作家の個性が隠れていますー
展覧会などで、彫刻や焼き物などの立体作品は、ぐるっと360度見ることができる場合も多いのですが、絵画など平面作品の裏側は、意外と見る機会がないと思います。 この普段見ることができない作品の裏側には、意外といろんな情報があります。情報というより、作家の性格や個性などの人間味を垣間見ることができる部分、と言ってもいいかもしれません。 例えば、油絵のキャンバスに作品が描かれているとします。キャンバスは、現代だと普通に画材屋さんなどで売っていますが、枠や布を買って作る方が安いので、自分で作る人もいます。あるいは既成のサイズ以外のキャンバスを使いたいときも、自分で作ることがあります。多分、もっと昔(近代…