決算業務(売上原価の算定)/SBC証券のSCHD発注
こんばんは。(#^.^#) 今日からは、いよいよ、決算業務に入ります。 売上原価の算定 「売上原価」は、売り上げた商品の原価部分を表しています。 仮に1,000円で仕入れた商品を1,200円で販売したという各1回ずつしか取引がない場合は、1,200円の「売上高」に対する「売上原価」は1,000円で良いのですが、通常は、そんなわけには行かないですよね? そこで、「売上原価の算定」ということが必要になって来ます。 テキストに記載してあるように、この処理を行うためには、期首(本年1/1=前年12/31)の在庫商品と、期末(本年12/31)の在庫商品の把握が必要になります。 いわゆる、「棚卸し」という作業をする訳ですね。 テキストP.23の図のように、 本年1/1現在の在庫が100円、 本年中に仕入れた商品が1,000円だったとすると、 合計で原価1,100円分の商品を売れる可能性があったことになります。 でも、12/31に棚卸しをしてみたら、在庫が200円ありました。 ということは、1,100円分全部出て行ったのではなくて、200円分残っていますので、 その200円を引く必要があります。 その結果、本年の「売上原価」は900円だったということになります。 期首商品棚卸高100+当期商品仕入高1,000-期末商品棚卸高200=売上原価900 となる訳です。 じゃあ「期首在庫商品の金額」と「当期中に仕入れた商品の金額」と「期末在庫商品の金額」が分かれば、この計算結果が求められることになります。 先ず、「期首商品」は、前年度から会計ソフトを使用していた場合、繰越処理をしていますので、前年の期末商品が、当年の期首商品として、P.24の方法で確認することができます。 今年から会計ソフトを導入された場合は、昨年、税務署に提出した決算書の1ページ目の(5)の金額ということになります。 こちらの金額は、今年からでも会計ソフトを導入された方は、「開始残高」で入力していただいたと思います。(以前のブログ参照) ということで、会計ソフトを導入された方は、どなたも、P.24の方法で確認できます。 次に、「当期商品仕入高」は、元々、「仕入高」として計上されているので、何もする必要はありません。 最後に、「期末商品」は、P.25に書いたように、棚卸表を作成して把握する必要があります。 これらの金額を使って、「仕訳」で「売上原価」を求めるにはどうす
2024/12/10 23:23