メインカテゴリーを選択しなおす
ご覧いただきありがとうございます。 「白鳥とコウモリ」東野圭吾著 / 幻冬舎文庫刊 読んでいます。 アマゾンベストセラー1位。 圧巻の東野ミステリー! 本格社会派ミステリー、ずしりと重い読み応えです。 上下巻同時に購入し、上巻読み終えました。 このままでは終わらない、とんでもないどんでん返しが待っていそうです。 内容詳細 二〇一七年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、一九八四年に愛知で起きた金融業者殺害事件と繋がりがある人物だった。そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。事件は解決したと思えたが。「あなたのお父さんは嘘をついています」。…
「探偵少女アリサの事件簿さらば南武線」東川篤哉著、幻冬舎文庫、2023年11月探偵少女アリサの事件簿さらば南武線(幻冬舎文庫ひ21-3)東川篤哉幻冬舎南武線沿線在住のなんでも屋31歳男性と探偵一家の10歳少女が事件を解決するユーモアミステリー。著者は「謎解きはディナーのあとで」の東川篤哉。他の作品も中央線や西武線など鉄道沿線を舞台にしています。そのコンセプトがおもしろく、本書も手にとってみました。ただ、本作で出てくる南武線の駅は武蔵溝ノ口から川崎あたり。その辺りは久しく乗っていません。なんでも屋と少女の軽妙なやり取りについ笑ってしまいます。謎解きもちゃんとしています。この2人のコンビの作品は本作が最終巻だそうです。組合せに無理があったか?関連エントリ:【東川篤哉著書】かがやき荘西荻探偵局2学ばない探偵たち...探偵少女アリサの事件簿さらば南武線
「山女日記」湊かなえ著、幻冬舎文庫、2016年8月山女日記(幻冬舎文庫)湊かなえ幻冬舎登山する女性たちの人間関係や心理を描いた、湊かなえの連作小説。本書は8編からなり、各編でいったん完結しています。自分の概念からすると「連作短編小説」に分類されると思うのですが、背表紙はWebサイトの紹介文を見ると「連作長編小説」とあります。主人公で登場する女性が別の女性では脇役だったりして、人の繋がりが面白いです。登場する女性たちの多くに共通するのは「山女日記」というWebサイトを見ていること。自分は登山はしませんが、景色のいい場所でボーっとしながら何かに思いを巡らしたくなる気持ちは分かります。各話のタイトルと登場人物:「妙高山」デパート勤務の同僚である、彼との結婚に迷う女性と上司と不倫する女性「火打山」お見合いパーティ...山女日記
【感想】『空き店舗(幽霊つき)あります』ささきかつお【幻冬舎文庫】
こんにちは。 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『空き店舗(幽霊つき)あります』(幻冬舎文庫)です。 この本は幽霊の出るビルを舞台にしたお話です。 武蔵小金井にある古くて小さなビルの中は、一階が古本屋さん、二階がパンケーキカフェ、三階が美容室、四階が法律事務所という魅力的なラインナップ。しかも駅から徒歩3分。築50年近くの古いビルとはいえ、リフォーム済で月6万。何故なら今は半額キャンペーン中だから。 新しくお店を開きたい店主さんには夢のような条件の物件ですが、ただし、「幽霊つき」の物件です。出ます。出るんです、女の子の幽霊が。 え? 幽霊が怖い? いやいや、…
年末にブックオフさんが「みんなで作ろう推し本リストキャンペーン」という企画をしていたのでもちろん秒で参加を決意しました🏃応募すれば抽選で何名か忘れてしまったけど2000円分のお買い物券が当たるという企画内容でしたちなみにこんな感じでエントリーした↓↓【ビジネス本】■「すいません、ほぼ日の経営」糸井さんの人選びの基準がとてもユニークで流石だなぁと勉強になりました🎵働いてるスタッフさん皆、楽しそうにしてま...
彼女の”選択”と”覚悟”が気になる「四十歳、未婚出産」/垣谷 美雨
タイトルが興味を引きます。40歳。世間でいうところの、子供を出産できるかどうか、のギリギリのライン。未婚。どういう状況で妊娠したんだ?本当に結婚しないの?出産。父親は?本当に出産するの?一人で育てるってこと?子を持つ人なら誰もが疑問にもつタ
恋愛って余裕が必要だったりするよね「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」/尾形真理子
何かの気の迷いが生じて”恋愛小説”なるものを、数十年ぶりに手に取りました。若い!若いね。自分、歳をとったなー、と感じさせられました。ちなみに、こちらの書籍は、令和4年9月時点で43版との事。多くの方に読まれているんですね!こんな人にお勧めと
【書評】道ならぬ恋の行方は?NHKドラマの小説版!「セカンドバージン」を読む
大石静氏脚本で2010年にNHKにてドラマ化され、後に映画化もされた『セカンドバージン』。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b function(){argumen
「奇跡のバックホーム」横田慎太郎著、幻冬舎文庫、2022年7月奇跡のバックホーム(幻冬舎文庫)横田慎太郎幻冬舎高校卒業後阪神タイガースに入団。4年目に脳腫瘍と診断され、在籍6年で退団した横田慎太郎外野手の自伝ノンフィクション。横田の闘病生活と二軍戦引退試合でのセンターからのバックホームの送球は、テレビのドキュメンタリー番組で取り上げられたこともあり、今年3月には間宮祥太朗主演のドラマが放送され、バックホームのシーンは実際の映像が使われました。あの場面だけでも感動しますが、本書を読んで横田本人の苦労、家族や阪神の首脳陣・選手の支援などを知った上でバックホームの映像を見ると、一段と感動します。全力疾走で守備位置に向かう姿、いつまでも脳裏に焼き付いています。特典映像の方には、引退セレモニー後に行われた囲み会見の...奇跡のバックホーム