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フェル博士が活躍する長篇シリーズ第6作『三つの棺』では、作品の終盤になってフェル博士が「密室講義」を始める。何故?と聞かれて「われわれは探偵小説のなかにいるからだ。」と答える。それまで作中の人物としてのリアリティを体現していた存在が、それを演じていた役者にすぎないのだと赤裸々に話し出すのだ。当時としてはかなりぶっ飛んだ挿入シーンは、エンターテイメントが何事にも優先されてしまう現代でもかなり興味…
まさかまさかの、クリスマスプレゼントを、二見書房さんからいただきました♪ やった~!! しかも本!! 何よりも本が大好きなので、嬉しくてしょうがない。 二見書房さんの本と言えば、BLや海外ロマンス小説と思っていたのですが、今回届いたのはどちらも違う。 というか、自分がただ好...
誰も死なないミステリー 青い鳥文庫で扱われている児童文学 優しいミステリーとして物語が綴られている 殺人事件を扱うようなミステリーが苦手な方にもおすすめの一冊 主人公は亜衣・真衣・美衣の三姉妹 三姉妹が住む家の隣に洋館があり、そこに越してき
『The Unexpected Guest』(Agatha Christie 1958)
『招かれざる客』(アガサ・クリスティ)ある邸宅で起こった殺人事件を扱った戯曲作品。まず邸宅の主が射殺死体で発見され、傍らにその妻が銃を手にしたまま呆然と立...
『Sleeping Murder』(Agatha Christie, Bantam Books)
『スリーピング・マーダー』(アガサ・クリスティ)本作は1943年に執筆されたマープル・シリーズの最後の作品。18年前の殺人事件(つまり、もう終わったものと...
イギリス南部の田舎に住んでいます。名探偵ポワロシリーズで有名なアガサクリスティは、ご存知のようにイギリスの作家です。1976年に85歳で亡くなりました。最初の…
クリスティの『そして誰もいなくなった』を本歌取りした作品はこれまでに数多く出版されている。以前、調べた限りでは国内で、この作品をリスペクトしたタイトルの小説は30冊近くもあり、ミステリに限って言うと15冊を越えている。
【強迫観念的ポアロ】ナイル殺人事件(2022年版)【そして芸術の域に達したディズニーのポリコレ】
♪ミステリー・ナァアイル!のギラーミン版から44年! 再びのナイル川殺人クルーズ。「ナイル殺人事件」(2022年/ケネス・ブラナー監督)冒頭、ベルギー軍として第一次世界大戦に参加する若き日のポアロの姿が。ポアロは18世紀中頃に生まれ、警察署長を定年退職した後にドイツ軍のベルギー侵攻の際に英国に亡命した、という事になっているので、もうこの時点で原作設定ガン無視な訳ですが、それでもケネス・ブラナーがこのシーンを入れたかったのには理由があったのだと思います。一見「ポアロの口髭の由来」という「インディー・ジョーンズの帽子の由来」的サービスカットのようにも見えますが、ここは「類稀な観察眼によって自軍全滅…
Amazon映画 ナイル殺人事件 & ダイ・アナザー・デイ ジェームスボンド007
ナイル殺人事件 (吹替版)全世界で20億冊以上を売上げる「世界一売れている作家」アガサ・クリスティ原作。世界一の名探偵ポアロが挑む、エジプトの神秘ナイル川をめぐる極上のミステリー・クルーズ。大富豪の美しき娘の新婚旅行中に、クルーズ船内ので起きた連続殺人事件。容疑者は、結婚を祝うために集まった乗客全員…。豪華客船という密室で、誰が何のために殺したのか?そして、ポアロの人生を大きく変えた≪衝撃の真相≫とは? ...
風のように ふわりと 軽く 飄々と♪こんにちは風◯りです☺️ 皆さまいかがお過ごしでしょうか❓ さて今回も前回に引き続き『閉じ込められ系』のお話(小説)の紹介を📖 やっぱり私の中で『閉じ込められ系』と言えば💡 そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]価格:1,034円(税込、送料無料) (2024/1/16時点) 楽天で購入 『そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ著』 言わずと知れたミステリーの女王👑アガサ・クリスティ✨そして、どの作品も傑作揃い💕 昔アガサの作品を読破したいと思ったことがあったけど…🤔あまりの著作の多さにどの本を読んだのかわからなくなり途中で…
アガサ・クリスティの小説の中登場する名探偵「エルキュール・ポワロ」シリーズの一作品で、原作小説のタイトルは『Evil Under the Sun』とあり、日本…
アガサ・クリスティの1962年『鏡は横にひび割れて』(原題:The Mirror Crack'd from Side to Side)を原作とした作品ですが、…
名探偵ポワロ映画新作ベネチアの亡霊レビュー【私の好きなアガサ・クリスティ6】
アガサ・クリスティ原作の映画「ベネチアの亡霊」を鑑賞してきました。原作との違いや感想などをレビューしてみます。 目次 名探偵ポワロ映画【偉大なる俳優ケネス・ブラナー版】3作品目をブログレビューケネス・ブラナーとは?『ベネ […]
【こいつはぜひ】名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊【スクリーンで観てほしい】
映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』公式サイト|20世紀スタジオ公式 (20thcenturystudios.jp)2023年9月15日公開。ケネス・ブラナー監督。そうそうそうそう!ポアロはやっぱりこうでなきゃ。3作目のケネス・ブラナー産ポアロ。1作目の『:オリエント急行殺人事件』は別にして、前作『:ナイル殺人事件』よりは断然、本作の方が好きだ。まぁ言うてね?前作『:ナイル~』はほら、やたらとメロウというか、「愛」を主題にしすぎて...
『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(2323.8.31.ディズニー試写室)流浪の日々を送る名探偵エルキュール・ポアロは、死者の声を代弁するという霊媒師(ミシェル・ヨー)のトリックを見破るために、子どもの亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加する。ところが、霊媒師が不可解な方法で殺害される事件が発生。ポアロは真相究明に挑むが…。ケネス・ブラナーが、アガサ・クリスティの原作を映画化し、監督・製作・主演を務めた『オリエント急行殺人事件』(17)『ナイル殺人事件』(22)に続くシリーズ第3弾。前2作は有名な原作で、再映画化だったこともあり、新鮮味に欠けた。ところが、今回の原作は比較的地味な『ハロウィーン・パーティ』であり、初の映画化だったため、その分自由度が増し、舞台をベネチアに移し、オカルト味を加え、ポアロ...『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
ケネス・ブラナーが明かす監督・役者として活躍し続ける秘訣とはhttps://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1402135『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』ケネス・ブラナー
【死者のあやまち】の屋敷に閉じ込められた100人の観光客は【そして誰もいなくなった】
< スマホに届くアドバイス(?)は当然のように「10人の小さな兵隊さん」だったでしょねえ > イギリス、ロンドンから西南西へ270キロメートルほど、コーンウォール半島の中部に、南北を海に面したデヴォン州があります。 州の南東部を流れてイギリス海峡に注ぐダート川沿いに、16世紀の後半に建てられた「グリーンウェイ」っていう歴史的な大邸宅があるんですね。 18世紀にはチューダー様式からジョージアン様式に再建されて増築、庭も改装されたりしながら、1938年に売りに出されていたこの大邸宅を、子どもの頃から見知っていたっていう「アガサ・クリスティ(1890~1976)」が購入したんですねえ。 アガサ・クリ…
←応援お願いします(* ᴗ ᴗ)⁾⁾ こんにちは『ちゃちゃ丸です』 (*'ω'*)っ”ф” 前回の投稿からずいぶん時間があいてしまった…(・´ω・`)ゞ さて今回は、探偵の噺を書いていこうと思う。 本の虫ではないが、小説が好きでちょいちょい読んでいる。 数あるジャンルの中でも、推理小説は外せない♪ “探偵“”や“ミステリー“”、“事件”という単語にはめっぽう弱い! もちろん、小説に限らず実写やアニメの探偵も大好物だ♡ 『はさみ部分は、ネタバレの可能性を含むのでご留意下さい。』 -——✄———-✄———-✄———-✄———-✄———-✄——- 久しぶりに、ガサクリスティーの作品を欲して、📚『火曜…
アガサ・クリスティ原作の最高傑作品でもあるこの作品。映像化されたのは1974年が始めで、2017年にはリメイクされたが、やっぱり1974年がいいね!!何がいい…
先日、名探偵ポワロのファンだと書きました。 ここ数日、名探偵ポワロのドラマを見ながら寝落ちしています。 不思議なことに、いつも以上にぐっすり眠れている気がします。 何度も見て、内容も分かっている
昔NHKで放送していた「名探偵ポワロ」のファンです。 今もたまにNHKで長編を放送していますが、私は短編のクオリティが高くて何度も繰り返し見ていた記憶があります。 20代の頃好きすぎて、結構高額でVHSテ
無人島に10人が招待され、その島で何者かによって1人づつ殺されていく‥。 犯人は10人の中に。いったい誰? 犯人は最後に残った1人? そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]価格: 1034 円楽天で詳細を見る 「そして誰もいなくなった」で有名なアガサ・クリスティさん。 彼女の推理小説の書き方は、驚くべき書き方なんです。 なんと、冒頭から書くのではなく、しばしば殺人シーンから書き始めていたのだとか😱 犯行がどう行われたかを詳しく描写した後に、その前後のストーリーを補完していったのだそう。 なんで、こんな書き方をしているの? それは、推理小説の核心が殺人シーンだからだ…
ふわりと軽く 飄々と こんにちは風◯りです☺️皆さまいかがお過ごしでしょうか? 皆さんは良い年越しを過ごされましたか❓ 今年は何だか全く年末と言う感じもなく😅気付いたらもう2日💦正月休みが減っていく〜😱 私は曜日で働いているので去年はなんと10日もあった正月休みが…今年は5日しかない😱 5日じゃねぇ…休んだ気がしない😅 何より正月休みって大晦日に始まり元旦には挨拶周りや初詣に行ったりして、結局普段より忙しくて疲れる😓 疲れるようになったら年かな…😅 さてそんな感じで始まった新年✨2023✨🐇 明けましておめでとうございます🎍 今年もどうぞfuwariをどうぞよろしくお願いいたします😊 そして今…
AXNミステリーで見ました。アガサ・クリスティー原作。監督・脚本・出演(ジェームズ・ニコルソン博士)ヒュー・ローリーボビィ→ウィル・ポールター(『レヴェナント:蘇えりし者』や『ミッドサマー』など)フランシス→ルーシー・ボーイントン(『ボヘミアン・ラプソディ』や『オリエント急行殺人事件』など)ふと海外の俳優さんに疎くなりつつある自分に気がつくことがあります。主演のふたり、名前など全く言えないし知りません。だけど何となくホッとできる顔だなと思っていましたら、ちゃんと他の映画などで知っていたのだと分かりました。フランシスなど、けっこう好きな顔です。この全3話のドラマ、とっても面白かったです。がけから転落した人の死に立ち会ってしまったら、そのダイイングメッセージが「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」という疑問...「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」
放送は少し前でしたが、9月21日の水曜日に「プレミアムカフェ」にて見ました。これは2009年に放送されたもの。「プレミアムカフェ」って侮れない番組だなって思います。実はこれ、この前日だったか「エドガー・アラン・ポー」の回だったんです。藤原竜也さんがナビゲーターで、本当に面白い番組だったので、また録画しようとして、そしてこの番組を見つけ、同じく録画したんです。もしかしたら、先日書いた「曾我蕭白」もそうだったかも。と、言う事は、すべて竜ちゃんのお蔭って事ですか?(笑)因みに、今頃いうのもなんですが、その「エドガーアランポー」の放送時、過去の記事に訪問してくださった方がいらして、嬉しく思っています。その記事は→偉大なるミステリー作家「エドガー・アラン・ポー200年目の疑惑」それと→2009年4月1日の記事「偉大...偉大なミステリー作家たち「アガサ・クリスティー」
昨夜は、久し振りにダンナと映画を観に行きました。 観に行ったのはこちら。 ↓↓↓ See How They Run(シー・ハウ・ゼイ・ラン) 先月から観に行こうと思っていたのものの・・・ ずっと機会を逃していたのでやっとです。 1950年代のロンドン、劇場街ウェスト・エンドが舞台...
0540 起床 気分並 雨 気圧の影響か、身体中が痺れます!
血圧値 126/82/88 酸素飽和度 98% 体温 36.6℃ 体重 気圧の影響か、身体中が痺れます! 台風14号 再上陸し列島横断 関東や東北 暴風・大雨に警戒 交通機関に影響も。 この台風は南西諸島でターンしたあと九州を縦断、山陰をかすめて日本海を東進し、新潟から本州を横断して太平洋に出るという、じつに遠大な航跡をとりつつあります。珍しいパターンですね! 大きな被害が出ないと良いけど。
週末、ダンナと一緒にお出かけしたのですが・・・ ↓↓↓ シアター前の美味しい日本食ディナー 以前、ロンドン市庁舎と使われていた建物である、ロンドン・カウンティ・ホールのシアターに行ってきました。 ほんとは昨年、私の誕生日に家族で行きたいと思っていたのですが・・・ 迫ってきたオミク...
アガサ・クリスティの名作『And Then There Were None』を読んでみた【洋書レビュー・英語多読】
「ミステリーの女王」アガサ・クリスティの名作である『And Then There Were None』(邦題:そして誰もいなくなった)を読んでみました。 洋書はもとより日本語の本を含めてもミステリー小説を読んだのは実は人生で初めてでした。 私はどちらかというとファンタジーが好きなので、人が殺されてそれを解明していくミステリー小説は手に取ろうとしたこともなかったのですが、たまたま偶然この本に出合ったんです。 イギリスでは家の大掃除をした後などに出た、いらないけどまだ使えるものを「ご自由にお持ちください」と玄関先に置いているお家がたくさんあります。 散歩中に「ご自由にお持ちください」と書かれて外に…
東京楽天地の株主優待で映画「ナイル殺人事件」鑑賞 星4つ ★★★★ 2022年 鑑賞13本目 映像美と美女に満足 ストーリーもまあまあ 2022年3月12日 土 東京楽天地の株主優待で映画「ナイル殺人事件」鑑賞 星4つ ★★★★ 2022年 鑑賞13本目 アガサ・クリスティの推理小説「ナイルに死す」を、『オリエント急行殺人事件』に続きケネス・ブラナーが監督・主演を務めて映画化エジプトのナイル川をめぐるクルーズ船を舞台に、名探偵ポアロが密室殺人の解明に挑む 映像美と美女に満足 冒頭のポアロの口髭のエピソードは本当か・・とサプライズ映像??ナイル川の景色、そしてエジプト、ピラミッド、スフィンクスの…
ブランチはポワロと紅茶と共に——サンドウィッチ用「フィッシュ・ペースト」とは?
*Sandwiches for Branch with Tea and Mr. Hercule Poirot* サンフランシスコで学生をしていた頃と、その後卒…
アガサ・クリスティ通になれる?!おすすめ関連本をご紹介【私の好きなアガサ・クリスティ4】
ケネス・ブラナー版名探偵ポワロシリーズ第2作「ナイル殺人事件」が2022年2月25日より公開されます。コロナ禍で上映が延期になっていたので、とても楽しみ! 目次 『ナイル殺人事件』映画公開記念!アガサ・クリスティのおすす […]
アガサクリスティ生誕130年記念!ポワロとマープルおすすめランキング
こんにちは、らそりんです。「私の好きなアガサ・クリスティ」をブログで勝手にシリーズ化して掘り下げています。今回は代表作・名探偵ポワロのドラマシリーズシーズンごとのエピソードベスト1のご紹介です。 目次 ドラマ名探偵ポワロ […]