タイトルになっている「ラリー・フリント」なる名前の人物については、このように紹介されています。~フリント(1942-2021年)は、アメリカ合衆国出身の実業家…
生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。
生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。
タイトルになっている「ラリー・フリント」なる名前の人物については、このように紹介されています。~フリント(1942-2021年)は、アメリカ合衆国出身の実業家…
791『僕たちのアナ・バナナ』→E・ノートンの監督デビュー作
原題の『Keeping the Faith』とは、直訳すれば「信仰を守り続ける」ほどの意味になるのでしょうか。お話の展開については、他の映画紹介記事をちょっと…
原題は『Dragonfly』ですが、邦題は『コーリング』となって、多分それは『Calling』と綴るのでしょう。その関係性がイマイチ掴めなかったので、そのそれ…
~2013年6月、イギリスのガーディアン紙が、アメリカ政府が秘密裏に 構築した国際的な監視プログラムの存在を報じた。 最高機密情報を提供したのは、NSAの職員…
一世を風靡した、いわゆる「ヌーヴェルヴァーグ」の記念碑的作品とされる一本が本作です。その「ヌーヴェルヴァーグ」とは、こんな説明になっています。~「Nouvel…
お隣・中国の最後の統一王朝「清」(1636-1912年)に起こった清朝末期の動乱「義和団の乱」(1900年)を描いています。この頃の清国は欧米列国の、いわば「…
1915実在した「エディット・ピアフ」については、こんな紹介がされています。 ~「エディット・ピアフ」(Édith Piaf/1915-1963年)は、フラン…
タイトルの『アンブレイカブル』(Unbreakable)とは、直訳すれば「破壊不可能」、もう少しほぐした言い方なら「不死身の人間」ほどのイメージになるのでしょ…
本作の主人公である「ココ・シャネル」について追ってみると、こんな案内になっていました。~ココ・シャネル(Coco Chanel/1883-1971年)は、フラ…
原題は「The Horse Whisperer」となっていて、単語を拾うなら「Horse」(ホース)が馬で続く「Whisperer」(ウィスパラー)とはこんな…
物語の中にハーマン・メルヴィル/なる人物が登場しています。はて、どこかで耳にしたような気がする名前だが・・・えぇ、名作『白鯨』を書き上げた小説家ハーマン・メル…
~あなたは風のごとく、私はライオンのごとし。 あなたは嵐を巻き起こし、砂塵は私の眼を刺し、大地は渇き切っている。 私はライオンのごとく己の場所に留まるしかない…
かつてのアメリカには、女子選手によるプロ野球リーグがありました。1943年から1954年までの12年間という短期間でしたが、延べ10チームが創設され、「全米女…
779『許されざる者』→1960年作品/The Unforgiven
映画邦題が『許されざる者』と言った場合、少なからずの方が1992年『許されざる者』(監督:クリント・イーストウッド/)を思い浮かべるところでしょうが、実は19…
第二次世界大戦中の1943年、大学を卒業したばかりの青年が少尉としてアメリカ海軍の老朽駆逐艦ケイン号に配属されます。戦闘任務を希望していた新任少尉にはこの艦で…
原題は「The Burial」、直訳なら「埋葬」ということで、本作の邦題はもう少し穏やかな表現で「眠りの地」になっています。 物語は、ミシシッピー州で代々続く…
本作はこんなところから始まります。~ある日、シアトル市立自殺防止協会に一本の「電話」がかかってきた。 とある中年の女性からのもので、電話を受けた宿直のアルバイ…
物語の内容は、比較的シンプルな構成になっています。~かつてはロデオで名を馳せたが、現在は落ちぶれ、馬の調教師で生計を 立てる老カウボーイが、る日、牧場主から仕…
タイトルの『ショコラ』とはフランス語の「Chocolat」、すなわち日本語?なら、「チョコレート」のこと。お話の内容に、その「ショコラ」が絡み、全体としては「…
高校生の彼は、誰にも打ち明けることのできない秘密をもっていました。それは、反戦活動家のテロリストとしてFBIから指名手配されている両親と逃亡生活を送っているこ…
福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生まれの作家・岩下俊作(1906-1980年)の小説『富島松五郎伝』(第10・11回直木賞の候補に)が原作であり、「無法松…
物語はこんな紹介になっています。~地球外生命体を求めて打ち上げられた探査船が、遠い宇宙の果てにいる エイリアンたちの「評議会」へ届く。 彼らは地球人の無能さに…
〇危ない橋は渡らない 〇地元ではしない 〇仲間は持たないこうしたうポリシーを持って、これまで世界を股に掛けて活動してきた金庫破りの男は、恋人ができたのを機会に…
展開としては、このくらいの案内になっています。~ロングアイランドでバカンスを過ごす家族のもとに、大停電が起きているという 不可解なニュースを告げる見知らぬ夫婦…
一人の男が二人のベトナム戦争時代の戦友を訪ねて、旅の同行を願い出ます。酒場の主人に収まっていた男はこれを快諾し、牧師になっていたもう一人の男は当初はしぶってい…
原作はジェシカ・ブルーダー『ノマド:漂流する高齢労働者たち』(2021年)とされています。その聞きなれない「ノマド」という言葉は、原義では「遊牧民/放浪者」ほ…
本作の内容とは別に実在人物としてのオッペンハイマーは、このように説明されています。~ロバート・オッペンハイマー(1904-1967年)は 理論物理学の広範な領…
765『栄光のランナー/1936ベルリン』→ヒトラーの顔を潰した男
〇ジェシー・オーエンス/~黒人奴隷をルーツとするアフリカ系アメリカ人の貧困家庭に生まれ、 子供のころから働きながら練習をしていた。 中学で陸上競技のコーチに見…
~チリカワ族アパッチインディアンの(実在した)戦士ジェロニモを描いた 歴史ドラマ~このように案内されていますから、その「ジェロニモ」(1829-1909年/…
本作の感想からは少し逸れた話題になりますが、かつての日本には、当時のTVについて「一億総白痴化」と揶揄した社会評論家がいました。そのココロは、~テレビというメ…
762『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』→ほぼ50年にわたる大河西部劇
こんな案内になっています。~モンタナ州の荒野と平原に暮らす3人の兄弟とその父親の物語で、 映画は20世紀初頭から第一次世界大戦、禁酒法時代、そして 1963年…
本作は、1949年『他人の家』のリメイク作品である、と案内されています。わずか5年後のリメイクということになるので、そこでその前作についてもちょっと追ってみま…
760『はじまりのうた』→町の喧騒の中でコンセプト・アルバム
恋人が制作した曲が映画の挿入歌に採用され、ともにイギリスからニューヨークへやってきた女性シンガーソングライターでしたが、自身の制作した曲をライブバーで歌ってい…
最後の勝負のためにリングに上がる二人の老齢ボクサー。その二人のボクサーを演じるのが、共にボクシングをモチーフにした作品の、片や『ロッキー』シリーズで大人気を博…
なにはともなれ、まず最初に、気になるタイトル「CODA」の意味を、調べてみました。 すると、こんな説明です。~「Children of Deaf Adults…
757『あなたを抱きしめる日まで』→失われた50年を探し求めて
10代で未婚の母となり、幼い息子と強制的に引き離された女性の~50年前に生き別れた息子を探し続けた姿~を綴ったノンフィクション本『The Lost Child…
大物上院議員が西部の田舎町にやって来たのは、この土地の牧場主の葬儀に出席するためだった。25年前、上院議員は新米の弁護士で、この町で開業しようとしたが、荒くれ…
755『ナイル殺人事件』(1978年)→豪華客船内での殺人推理
原作小説は、女流推理作家アガサ・クリスティ(1890-1976年)の『ナイルに死す』です。ですから本作『ナイル殺人事件』の公開は、原作者クリスティの没後わずか…
画面に実在した著名作家エドガー・アラン・ポー(1809-1849年)が登場する推理サスペンス作品ということもあって、その原作はてっきりポーの小説だとばかり思い…
スウェーデンのコメディドラマである2015年『幸せなひとりぽっち』(監督:ハンネス・ハイム)のリメイク作品で、製作・主演を共にオスカー俳優であるトム・ハンクス…
~64歳でフロリダ海峡約180キロを泳いで横断するという大偉業を 成し遂げたスイマー、ダイアナ・ナイアド~という実在女性の挑戦過程を描いた本作の原題は「Nya…
かつてはロンドンで腕を鳴らした職人気質の仕立屋だった初老の男は、この地で味わった悲しい出来事と決別するべく、戦後にアメリカへ流れて、シカゴの下町でオーダーメイ…
20世紀のアメリカ文学を代表する小説家の一人としてその名をも越している「F・スコット・フィッツジェラルド」(1896-1940年)はこう紹介されています。~1…
アガサ・クリスティの小説の中登場する名探偵「エルキュール・ポワロ」シリーズの一作品で、原作小説のタイトルは『Evil Under the Sun』とあり、日本…
筆者の場合だと、「コッホ先生」と聞いて、すぐさま連想したのが、炭疽菌・結核菌・コレラ菌などの発見者として有名なドイツの医学者である「(ロベルト・)コッホ先生」…
最初この題名に接したとき、「カリート」とは、続く「道」との言葉から、どこかの土地の名称かと思いました。ところが、原題が「Carlito's Way」となってい…
原作小説の題名は「Moby Dick」(モビィ・ディック)。アメリカの小説家ハーマン・メルヴィルの小説です。 かつて足を食いちぎった白い鯨を「モビィ・ディック…
アガサ・クリスティの1962年『鏡は横にひび割れて』(原題:The Mirror Crack'd from Side to Side)を原作とした作品ですが、…
ニューヨークの下町ブロンクス。文学の才能を持つ16歳の黒人少年は、友人たちにそそのかされて、とあるアパートの一室に忍び込んだものの、あわてたために自分の荷物で…
俳優夫妻の豪邸に居候している私立探偵が、ある日その俳優夫妻の夫から、とある女性に封筒を届けるよう依頼されます。しかし、出かけてみると教えられた住所にその女性は…
タイトルの『胸に輝く星』とは、もちろん保安官の「胸に輝く星」、つまり保安官バッジのことを言っています。原題の「The Tin Star」も、直訳すれば「ブリキ…
「強盗コメディ」とも言うのでしょうか。お話はは、とある男がアフリカ某国の大使から、博物館に収容されている大きなダイヤモンド「サハラの石」の奪取を依頼されるとこ…
本作については、以下の説明を見つけました。~単独犯だった犯人が罪の軽減を目的として、知人4人を共犯者に仕立てた 冤罪事件の「八海事件」(1951年)を扱ったノ…
ジャンルとしては「戦争映画」というよりは、むしろ「戦争アクション」ほどのイメージになりそうです。第二次世界大戦中の1942年北大西洋、1隻のドイツ潜水艦Uボー…
本作は、アメリカの竜巻多発地帯を舞台として、竜巻に極限まで接近し、危険な観測に挑む竜巻研究者夫婦とその仲間、またライバルチームとの激烈な現場先乗り競争の姿を描…
本作については、以下のような案内を見つけましたので、ここはちゃっかりタダ乗りしてみることにした次第です。~来る1984年に開催予定の第23回夏季オリンピック(…
生涯に7回もの国替えをさせられ、“引っ越し大名”とあだ名された実在の大名・松平直矩(なおのり/1642-1695年)をモチーフにした土橋章宏原作の小説『引っ越…
本作『デス・ウィッシュ』は、作家ブライアン・ガーフィールドが上梓した1972年『Death Wish』を映画化したもので、しかもリメイクと説明されています。は…
射撃大会で優勝した際に獲得したウィンチェスターライフルを、不覚にも奪われてしまった男が、相棒と共に行方を追い、遂には取り返すまでの物語になっていますが、そのラ…
チベットから亡命し、ブータン王国の寺院で仏教の教えを説くとある高僧の元に一通の電報が届きます。そこには、その高僧の師であり、晩年を海外での布教に捧げ9年前にア…
731『イエスマン “YES”は人生のパスワード』→YESで人生激変
筆者自身はあまりよく知らない人物ですが、イギリスの作家・コメディアン・ラジオパーソナリティであるダニー・ウォレス(Danny Wallace/1976年生)と…
昨今なにかと注目を集めている「チャットGPT」に、いたずら心半分でこんな質問をぶつけてみました。 問い/ポール・ボウルズの小説『シェルタリング・スカイ』とは?…
~昨年9月に即位したイギリス国王チャールズ3世の戴冠式が、5月6日にロンドンで 行われた。宗教典礼と華やかな様式を組み合わせた象徴的な儀式のため、 一般市民や…
1959年のフランス映画で、フランソワ・トリュフォー監督の最初の長編映画であり、また本作で同年のカンヌ映画祭で監督賞と国際カトリック映画事務局賞を受賞したこと…
本作は1958年『ハエ男の恐怖』のリメイク作品と紹介されています。(監督:カート・ニューマン/主演:ヴィンセント・プライス/)そこで、その作品のお話について探…
726『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』→戦勝記念日の一夜
〇エリザベス・アレクサンドラ・メアリー/(1926-2022年) ジョージ六世の長女として生まれ、1952年、父王の死により25歳で英国王に即位。 英国と旧植…
ひと昔ふた昔どころか何昔も前のことになりますが、ポール・モーリア楽団による『シバの女王』という楽曲が大ヒットし、それがある種の刷り込みになっていたものか、とて…
女性作家パトリシア・ハイスミス(1921-1995年)の小説を映画化した作品で、時系列的にはこうなっています。1950年『見知らぬ乗客』 (1951年映画化。…
原題の『Terms of Endearment』は、一体どんな意味かと思い、ちょっと探ってみると、こんな説明が見つかりました。○愛称 ○愛情の条件 なんだ、イ…
~家庭を顧みない仕事一筋の弁護士が事故で記憶喪失になったことを きっかけに人間の真実の愛情に目覚める姿を描いている~こう説明されていて、原題の「Regardi…
~マウンテンマン(Mountain man)は、1810年から1840年代初め までにロッキー山脈を徘徊していた罠猟師・探検家を指す。 彼らはまず第一にビーバ…
本作にはこんな案内がありました。~アメリカ合衆国のコラムニスト、ジャネット・ウォールズの 同名ベストセラー回顧録を映画化した作品で、ホームレス同然の 破天荒な…
タイトルの”メンフィス・ベル”とは第二次世界大戦中、イギリスに駐留しドイツへの昼間爆撃を任務としていたアメリカ第8空軍所属の爆撃機B-17Fの愛称であり、その…
「ルース・ベイダー・ギンズバーグ/Ruth Bader Ginsburg」(1933-2020年)~1993年にクリントン大統領に連邦最高判事(陪席判事)に指…
物語の起承転結が楷書的に描かれている作品をお好みの方には、自信をもって「お勧めできない」のが本作ですから、どうか早とちりしないでくださいね。 いや、筆者自身も…
タイトルの「スイング・ステート」(swing state)とは、直訳すれば「揺れる州」「揺れ動く州」で、選挙の場合なら「激戦州」ほどの意味になるとのことです。…
ある少年が溺死するという事件が起きた。誰もが過失かと思ったが、少年の額には打傷があり、ペン習字で貰った金メダルが失われていること、それに少女が事件の直前、その…
タイトルは『ミッドウェイ』とされていますが、歴史用語としては『ミッドウェー(海戦)』の方が一般的かもしれません。ちなみに、オールスターキャストで同じ題材を描い…
医学部に在籍する主人公は極めて優秀な女性で、誰もが彼女の輝かしい未来を確信していた。ところが、彼女の親友が同級生にレイプされるという痛ましい事件が発生します。…
どうやらTV映画として製作された印象をもちました。上映時間が78分という短さも、あるいはTVのCMタイム割に合わせてたようなフェードアウトのタイミングも、そ…
711『テスラ エジソンが恐れた天才』→電流戦争を演じた二人の天才
タイトルにもある通り、ニコラ・テスラ(1856-1943年)とトーマス・エジソン(1847-1931年)との間で繰り広げられたいわゆる「電流戦争」を中心にその…
デ実在した人物で、本名は、「ジョン・ハーバート・ディリンジャー・ジュニア」(John Herbert Dillinger Jr./1903-1934年)。 以…
709『太陽にかける橋/ペーパー・タイガー』→豪華配役と陳腐で安直な展開
原題の「Paper Tiger」とは、直訳すれば「紙の虎」で、もう少し分かりやすい言葉なら「張り子の虎」を意味します。えぇ、普通にはこう説明される「張り子の虎…
本作について、こんな説明を見つけました。~1984年のイギリス北部の炭鉱町ダラムを舞台に、一人の 少年が、当時女性のためのものとされていたバレエに 夢中になり…
~地雷を踏んでしまった兵士は、助かろうにも足を離せば 爆発してしまうため、その場から一歩も動けなくなって しまった~ ですから、本作の見どころは、~兵士は、地…
簡単に言えば、四人のバアちゃんたちが、住宅の権利書を預けた形になっている仲間の一人のために、それを取り返そうとする騒動を描いていますが、ただ、コトはすんなりと…
<告解> 従来「五日毎の更新」の本ブログは、都合により 今後は「不定期の更新」とさせて頂きくことになりました ので、今後とも御贔屓のほどをどうぞよろしくお願い…
アルコール依存症にも陥り、当てのない流転生活を送っていた復員兵が、ひょんなことからカリスマ性を備えた男に出合います。聡明で弁舌爽やかなその男は、大衆の信望を集…
本作は、気が引けるほどに古い作品ですが、出演陣が楽しい顔触れでしたので、ここで取り上げることにしました。 物語は、第二次世界大戦中、米海軍のある中隊が南太平洋…
○ジェシー・ジェイムズ(1847-1882年)~南北戦争後、兄のフランクや元戦友のコール・ヤンガーと その兄弟たちとともに強盗団を結成して、銀行や列車を襲い …
1998年『エリザベス』の続編後編に当たる作品で、その後のエリザベス1世を描いています。 こんな説明になっています。~カトリックだった異母姉メアリー女王のあと…
こんな作品案内がされています。~アメリカ南部で大農園を営んでいた生家が没落し、夢破れた ブランチは「欲望」という電車に乗って「墓場」という電車に 乗りかえ、「…
女優志望の田舎娘イヴは、ブロードウェイの大女優マーゴの付き人となる。そしてある日、出るはずの舞台に間に合わなかったマーゴの代役として出演するチャンスをつかみ、…
「絶海の孤島」に集められた招待客とその屋敷の使用人の合計10人の人物。そうした彼ら童謡「テン・リトル・インディアンズ」(10人のインディアン)の歌詞通りに次々…
697「囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件」→ドキュメンタリー調の映像
こう説明されています。~2001年にフィリピンのリゾート地で観光客21人がイスラム武装勢力に 誘拐され、解決までに1年以上を要した実在の事件の衝撃の顛末を 映…
696「マンチェスター・バイ・ザ・シー」→全部で一つの町の名
タイトルになっている『マンチェスター・バイ・ザ・シー』とは、日本語に直せば「海辺の町・マンチェスター」ほどの意味だとばかり思い込んでいましたところが、ちょっと…
695「プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵」→集団脱獄の実話
アパルトヘイト(白人黒人/人種隔離政策)体制下の南アフリカ共和国を舞台に、難攻不落の刑務所に投獄された人種差別撤廃運動家が集団脱獄に挑戦した姿を描いています。…
「レバノン内戦」、「第一次湾岸戦争」「チェチェン紛争」、「東ティモール紛争」など、世界中の戦場や紛争地などの危険な現場取材を重ねたアメリカのジャーナリストであ…
運命的に出会い結婚した若夫婦の間に可愛い男の子が産まれ、それは多くの夫婦と同様に幸せな人生の始まりのはずでした。ところが、妻は息子の育て方に次第に神経質になっ…
主人公の流れ者が崖から転げ落ちて行き倒れていたところを、たまたま通りかかった牧場主に救われたことから、その牧場で牧童として働くことになります。ところが、そのこ…
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タイトルになっている「ラリー・フリント」なる名前の人物については、このように紹介されています。~フリント(1942-2021年)は、アメリカ合衆国出身の実業家…
原題の『Keeping the Faith』とは、直訳すれば「信仰を守り続ける」ほどの意味になるのでしょうか。お話の展開については、他の映画紹介記事をちょっと…
原題は『Dragonfly』ですが、邦題は『コーリング』となって、多分それは『Calling』と綴るのでしょう。その関係性がイマイチ掴めなかったので、そのそれ…
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一世を風靡した、いわゆる「ヌーヴェルヴァーグ」の記念碑的作品とされる一本が本作です。その「ヌーヴェルヴァーグ」とは、こんな説明になっています。~「Nouvel…
お隣・中国の最後の統一王朝「清」(1636-1912年)に起こった清朝末期の動乱「義和団の乱」(1900年)を描いています。この頃の清国は欧米列国の、いわば「…
1915実在した「エディット・ピアフ」については、こんな紹介がされています。 ~「エディット・ピアフ」(Édith Piaf/1915-1963年)は、フラン…
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本作の主人公である「ココ・シャネル」について追ってみると、こんな案内になっていました。~ココ・シャネル(Coco Chanel/1883-1971年)は、フラ…
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物語の中にハーマン・メルヴィル/なる人物が登場しています。はて、どこかで耳にしたような気がする名前だが・・・えぇ、名作『白鯨』を書き上げた小説家ハーマン・メル…
~あなたは風のごとく、私はライオンのごとし。 あなたは嵐を巻き起こし、砂塵は私の眼を刺し、大地は渇き切っている。 私はライオンのごとく己の場所に留まるしかない…
かつてのアメリカには、女子選手によるプロ野球リーグがありました。1943年から1954年までの12年間という短期間でしたが、延べ10チームが創設され、「全米女…
映画邦題が『許されざる者』と言った場合、少なからずの方が1992年『許されざる者』(監督:クリント・イーストウッド/)を思い浮かべるところでしょうが、実は19…
第二次世界大戦中の1943年、大学を卒業したばかりの青年が少尉としてアメリカ海軍の老朽駆逐艦ケイン号に配属されます。戦闘任務を希望していた新任少尉にはこの艦で…
原題は「The Burial」、直訳なら「埋葬」ということで、本作の邦題はもう少し穏やかな表現で「眠りの地」になっています。 物語は、ミシシッピー州で代々続く…
本作はこんなところから始まります。~ある日、シアトル市立自殺防止協会に一本の「電話」がかかってきた。 とある中年の女性からのもので、電話を受けた宿直のアルバイ…
物語の内容は、比較的シンプルな構成になっています。~かつてはロデオで名を馳せたが、現在は落ちぶれ、馬の調教師で生計を 立てる老カウボーイが、る日、牧場主から仕…
タイトルの『ショコラ』とはフランス語の「Chocolat」、すなわち日本語?なら、「チョコレート」のこと。お話の内容に、その「ショコラ」が絡み、全体としては「…
高校生の彼は、誰にも打ち明けることのできない秘密をもっていました。それは、反戦活動家のテロリストとしてFBIから指名手配されている両親と逃亡生活を送っているこ…
原作小説の題名は「Moby Dick」(モビィ・ディック)。アメリカの小説家ハーマン・メルヴィルの小説です。 かつて足を食いちぎった白い鯨を「モビィ・ディック…
アガサ・クリスティの1962年『鏡は横にひび割れて』(原題:The Mirror Crack'd from Side to Side)を原作とした作品ですが、…
ニューヨークの下町ブロンクス。文学の才能を持つ16歳の黒人少年は、友人たちにそそのかされて、とあるアパートの一室に忍び込んだものの、あわてたために自分の荷物で…
俳優夫妻の豪邸に居候している私立探偵が、ある日その俳優夫妻の夫から、とある女性に封筒を届けるよう依頼されます。しかし、出かけてみると教えられた住所にその女性は…
タイトルの『胸に輝く星』とは、もちろん保安官の「胸に輝く星」、つまり保安官バッジのことを言っています。原題の「The Tin Star」も、直訳すれば「ブリキ…
「強盗コメディ」とも言うのでしょうか。お話はは、とある男がアフリカ某国の大使から、博物館に収容されている大きなダイヤモンド「サハラの石」の奪取を依頼されるとこ…
本作については、以下の説明を見つけました。~単独犯だった犯人が罪の軽減を目的として、知人4人を共犯者に仕立てた 冤罪事件の「八海事件」(1951年)を扱ったノ…
ジャンルとしては「戦争映画」というよりは、むしろ「戦争アクション」ほどのイメージになりそうです。第二次世界大戦中の1942年北大西洋、1隻のドイツ潜水艦Uボー…
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本作については、以下のような案内を見つけましたので、ここはちゃっかりタダ乗りしてみることにした次第です。~来る1984年に開催予定の第23回夏季オリンピック(…
生涯に7回もの国替えをさせられ、“引っ越し大名”とあだ名された実在の大名・松平直矩(なおのり/1642-1695年)をモチーフにした土橋章宏原作の小説『引っ越…
本作『デス・ウィッシュ』は、作家ブライアン・ガーフィールドが上梓した1972年『Death Wish』を映画化したもので、しかもリメイクと説明されています。は…
射撃大会で優勝した際に獲得したウィンチェスターライフルを、不覚にも奪われてしまった男が、相棒と共に行方を追い、遂には取り返すまでの物語になっていますが、そのラ…
チベットから亡命し、ブータン王国の寺院で仏教の教えを説くとある高僧の元に一通の電報が届きます。そこには、その高僧の師であり、晩年を海外での布教に捧げ9年前にア…
筆者自身はあまりよく知らない人物ですが、イギリスの作家・コメディアン・ラジオパーソナリティであるダニー・ウォレス(Danny Wallace/1976年生)と…
昨今なにかと注目を集めている「チャットGPT」に、いたずら心半分でこんな質問をぶつけてみました。 問い/ポール・ボウルズの小説『シェルタリング・スカイ』とは?…
~昨年9月に即位したイギリス国王チャールズ3世の戴冠式が、5月6日にロンドンで 行われた。宗教典礼と華やかな様式を組み合わせた象徴的な儀式のため、 一般市民や…