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英国靴好きの憧れであるBESPOKE BOOTMAKER、セントジェームズの JOHN LOBBの靴クリームです。ユニオンワークスで取り扱っていたので、靴の修理時に併せて購入しました。もはやここでのビスポークなど、夢見ることも許されない(私には)価格帯に突入していることでしょう。靴クリームの瓶を眺めていると、ここでのビスポークに本気で憧れた2000年代初め頃の自分を微かに思い出します。こちらは2000年に購入したエドワード・グリー...
1年あたり4,600円。エドワードグリーンのオールド・チェルシー、23歳。
1999年の12月にパターンオーダーし、2000年の8月に納品されたエドワードグリーンのオールド・チェルシーです。オリジナルは丸紐でしたが、平紐派の私は、2007年に汎用品の平紐に交換しております。この平紐、見た目は問題ないのですが、結び目がほどけ易いのがちょっと難でした。画像ではわかりにくいのですが、アグレットが1個吹っ飛んでしまっております。紐を外したところ。少し角ばった内羽根の切り返し部分と、自然な曲線を...
いわゆる本格(高級)靴ブームが巻き起こってから、早いもので20年が経過しようとしています。まだ普及したばかりだったインターネット、特にBBSを通じた情報のやり取りが、ブームの盛り上がりに拍車をかけていたように思います。だいぶ前に、その頃のことを振り返った記事を書いたことがあるのですが、それからさらに7年くらいが経過していて、時の流れの早さに驚嘆するばかりです。今考えるのは、あの頃に売れまくったグッドイヤ...
高級靴ブーム世紀0021。爆発的に売れた当時の高級靴たちの一部は、今、その健康寿命を終えようとしていた・・・。1999年頃、インターネット黎明期に巻き起こった高級靴ブーム。「10年以上、20年は履ける」と言われて購入した当時の高級靴も今や20年選手。健康寿命が尽きかけていても不思議ではありません。グッドイヤーウェルト製法の革靴は、何度も底を貼り替えて履くことができるという強みがありますが、アッパーのクラック...
もう10年も前になるのですが、このブログで「くらっく くらっく くらっく」という、革靴のアッパーがひび割れる現象を憂う記事を書いたことがあります。その後の10年で、手持ちの靴はますます履き込まれ、クラック持ちの靴は増加するばかりでしたが、無精な私は、クラック補修を依頼することもなく、ただ荏苒と日々を過ごしてきました。しかし、あの「カールフロイデンベルグのボックスカーフ」を使ったといわれるチャーチの...
最近、生活必需品や日用品以外、買い物をほとんどしていません。そんな中でも、「要修理品」は溜まっていくばかりですので、今回、重い腰を上げて3足まとめて修理を依頼することにしました。1)ロイド・フットウェアのドーヴァー一足目は、「修理しよう修理しよう」と思いながら、実に16年間の長きにわたって放置し続けてきた、マスターロイドのドーヴァーです。記録によれば、2001年1月に購入しているので、実際に着用したのは...
大事にしている靴が修理から戻ってくるのは嬉しいものです。とりわけ、ユニオンワークスに出したときには。段ボール箱のテープが、まず恰好いいんですよね。まずはロイド・フットウェアのマスターロイド・ドーヴァー。ソールがすり減った状態のまま、ず~っと(16年間)塩漬けにしておりましたが、遂に復活です。ヒドゥン・チャネルソールの再現は断念しましたが、トーマスウェア& サンズ社のオークバークを奢りました。32ラス...
[EDWARD GREEN] OLD CHELSEA,21 years old
1999年に名古屋のマ・メゾンでパターンオーダーし、2000年の8月に届いたエドワードグリーンのチェルシー。スワンネックではないオールド・チェルシー(箱にそう書かれています)仕様です。私もいつの間にやら、革靴を好きになってから20年ちょっとが経ち、手持ちの靴にもクラックが入ったものがだいぶ増えてきました。頑丈そうなアッパーを持つ、あの靴も、この靴も・・。それなのに、耐久性度外視・見た目最優先で選択したベビ...