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ターリ・シャーロット【事実はなぜ人の意見を変えられないのか】要約レビュー
自分が言ってることは正しいはずなのに、相手が意見を変えてくれない。なぜ明らかに間違っていることなのに、信じてしまうのか。自分で言うのもなんですが、僕は勉強家で、本をよみ、Dラボで学び、学びをアウトプットして自分の人生に活かしています。それら...
【書評】「発達」するのは子どもだけじゃない!放送大学教材の「発達心理学概論」を読む
少子高齢化という言葉を日常的に見聞きするようになって、随分と月日が流れました。気がつけば、少子高齢化の問題は日本だけでなく、先進国を中心に世界的に議論が交わされる重要なテーマになっていますよね。 昨年、新たな命が誕生して親族が増えた私。懐妊
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 これは夢と現実との相剋の書であり、空想と情熱とが世俗のうちに置かれたときの不幸を物語る悲劇である。作者の目的は飽くまでも「美」の追究であったが、しかしこの小説が作者の書斎のなかで美を枢軸として自転している間に、それはまた19世紀フランス文学史上では、写実主義の世界に向って大きく公転していた。1857年。 ウィーン体制によって復古王政を目指したシャルル十世のフランス支配は、1830年にブルジョワ共和派が主導した市民蜂起によって絶対王政を崩壊し、国王は退位しました。これにより、ブルジョワを代表するかたちでルイ=フィリップが実権を握り、七月王政を成…
Read books/「ミステリなスイーツ」「ベルサイユ書房リターンズ」
去年の年末年始の休館前から図書館のエレベーターが工事中で2月末までかかるのですが、図書館は休館せず本は普通に借りられ予約の順番が回ってきました 普段はほとん…
しごとへの道/鈴木のりたけ 絵本作家·鈴木のりたけさんがパン職人新幹線運転士研究者の3人がそれぞれの仕事を選びいまに至るまでの半生をコマ割りのコミック仕立てで描いた本です朝日新聞の紹介記事で知りました行動力に驚いたり進路の選択で思いがけない仕事への道が開いたり…とても興味深く読みました あのやまこえてどこいくの /ひろかわさえこ こちらの絵本も新聞の紹介記事で知ったものです奥付には3歳の娘さんを幼稚園に送り迎えする時一緒に歌いながら生まれたことが書かれていましたいろんな生き物が何かを買いに出掛けるのですがどんな使い方をするのか思ってもいないような答えが出てきていい歳の大人の私でもワクワクしましたボタンを買ったでんでん虫はそれをどのように使ったでしょう?その答えが知りたくてこの本を借りました 50歳になり...最近読んだ3冊の本☘️
おすすめ読み聞かせ絵本ひぐちみちこ作「いいきもち」本好きばぁばのbooklist29
本好きばぁばのkarimeroがゆるっと本をご紹介。29冊目はひぐちみちこ作絵本「いいきもち」。読み聞かせやひとり読みにおすすめ。
「50歳になりまして」「ようやくカナダに行きまして」光浦靖子 感想・レビュー
オアシズ光浦靖子のエッセイ「50歳になりまして」「ようやくカナダに行きまして」の感想・レビューをお伝えします。今なにしてるかと言うと、なんとカナダ留学をされています。留学と言うよりも、移住です。光浦靖子さんは頭いい方のイメージがありますが、ウィキペディアで自己アピールされたり、留学先ではご苦労もされたようです。
「日本酒dancyu」vol.1!70年代生まれの造る酒がアツい"ゴールデンエイジの日本酒"
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、「日本酒dancyu」vol.1!70年代生まれの造る酒がアツい"ゴールデンエイジの日本酒"です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑
1、作品の概要 『東京奇譚集』は村上春樹の短編小説集。 2005年9月16日に新潮社より単行本が刊行され、2007年12月1日に新潮文庫より文庫化された。 5編の短編小説からなる。 単行本で212ページ。 『新潮』2005年3月号~6月号に4編の短編小説が掲載されて、『品川猿』が書き下ろしで収録された。 単行本のイラストは松永かの。 『ハナレイ・ベイ』が吉田羊主演で2018年に映画化された。 東京の片隅で起こった奇妙な5つの物語。 2、あらすじ ①偶然の旅人 村上春樹が冒頭に語った奇妙な2つの物語。 偶然で終わらせるにはいささか奇妙な物語を、ピアノの調律師の男も持っていた。 毎週火曜日にショッ…
*陶で拵えた魔女っ子を添えてみました* 「十年屋」シリーズ新作十年屋と魔法街の住人たち3 お天気屋と封印屋やっと図書館の順番が回ってきました\(^_^)/今回はお天気を育てる魔法使いと苦手なものを封じ込める代わりに代償としてひとつあることを解き放つ魔法使いとのティータイムのおしゃべりです🫖シリーズで出てきた登場人物の意外な過去が分かったり楽しさ満点👿なんてったってボトルシップの船の中がお家だなんて面白すぎます🐬一気に読み終えました児童書ですから💚でもでも10代で読んだ「ナルニア国物語」でワクワクした身にはいい歳の大人にとっても楽しいものは楽しいのだ文字が大きめなのも老眼の身には嬉しいぞ(笑)こちらは同じシリーズを昨年の夏に読んだものですが感想を書きそびれて画像だけ取り込んでおいたものですこちらもそうですこのシリ...十年屋シリーズ😺を読みました。
『頭のいい人が話す前に考えていること』レビュー_7つの黄金法則で話し方が変わる!
「もっと伝わる話し方ができたらいいな」そんなふうに思ったことはありませんか?私も日々の仕事や会話の中で、どうすればもっと自分の言葉が相手に響くのか、悩むことがあります。 今回ご紹介するのは、安達裕哉さんの著書『頭のいい人が話す前に考えている
「文豪社長になる」芥川賞・直木賞創設者菊池寛 感想・レビュー
「文藝春秋」の創設者でもある菊池寛の生涯を描いた本「文豪社長になる」の感想・レビューをお伝えします。菊池寛が何をした人か、どんな人柄だったのかが理解できます。「芥川賞」「直木賞」を創設した人も菊池寛です。雑誌の「文藝春秋」と「週刊文春」の違いもお伝えしています。どちらも株式会社文藝春秋の雑誌で、内容に違いがあります。
今回はこの1冊だけ。 『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』北國 ばらっど【読書感想】『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』北國 ばらっど✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟🌟泣ける 🌟感想とか思ったこと荒...
今回は長編ミステリーサスペンス。 『模倣犯1~5』宮部みゆき【読書感想】『模倣犯1~5』宮部みゆき✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣ける 🌟🌟感想とか思ったこと「嘘は必ずバレる。本当のことって...
あかね噺 15 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:末永裕樹,馬上鷹将 集英社 Amazon あかね噺15巻 あかね噺15巻 おもしろかったです 師匠たちの昭和編がはじまりましたね お蕎麦屋さんのオカモチから どのように立身出世していくのか? 続きが楽しみです☺️ あかね噺 15 (ジャンプコミックス) [ 馬上 鷹将 ]価格: 572 円楽天で詳細を見る ランキング参加中ライフスタイル
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 独房404号に収監された古参党員ルバショフ。三度の審問を通じて明らかになる過去と現在、壁を叩く獄中の暗号通信。No.1とは誰か?自白はなぜ行われたか?スターリン時代のモスクワ裁判と大粛清を暴いたベストセラー、戦慄の心理小説。 1924年、ボリシェヴィキを主権へと導いたレーニンが死去し、ソ連共産党は二極化されました。これは、世界革命論(全世界的な共産主義革命)を掲げるレフ・トロツキーと、一国社会主義論(ソ連における社会主義国家の建設)を提唱するヨシフ・スターリンによる主権争いで、同党内において激しい内部対立が勃発します。ソ連共産党としての政策も…
今回はこの3冊。 『海神』染井為人 『木挽町のあだ討ち』永井紗耶子 『切れない糸』坂木司【読書感想】『海神』染井為人✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣ける 🌟🌟感想とか思ったことなかなかテーマに...
我が家の「積読エリア」に積まれている本たち。 フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書 フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書 amzn.to 1,700円 (2025年02月05日 16:51時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者 文庫 フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者 (草思社文庫 ペ 4-1) amzn.to 990円 (2025年02月05日 16:54時点 詳しくはこちら)
「はじめる習慣」(小林弘幸)ざっくり要約。三日坊主になってしまう人にも朗報!
「はじめる習慣」(小林弘幸)順天堂大学医学部教授で自律神経の専門医が教えてくれる心身の不調を和らげる実践的な知識たちが山盛りです。 3日坊主になることが怖くて新しいことに挑戦出来ていない人はぜひ読んでほしい。続けられなくてもいい、まずはじめることに意味が
【読書感想3冊】『能面検事』『誓約』『あの日、君は何をした』
今回はこの3冊。 『能面検事』中山七里 『誓約』薬丸岳 『あの日、君は何をした』まさき としか【読書感想】『能面検事』中山七里✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣ける 🌟感想とか思ったことさすが中山先...
陶で拵えた犬を添えてみましたひょんなことから昭和の終わりから平成までの12年間を高校で暮らすことになった犬とその時々の生徒たちの物語です。サリン事件や震災、はやりものノストラダムスの大予言その時々に放送された連続ドラマや歌などが出てくるのでリアリティがあり個人的にはブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」が使われていたのがグッときました♪青春小説でもあり家族小説でもあるので自分の学生時代を思い返したり当時の家族のことを思ったりしながら読みました。歳月は時に残酷でずっと同じではいられないことそれでも昨日より今日、今日より明日佳いものになると信じてゆくほかないのだと身につまされたり元気をいただいたり…時折はさまれる犬側からの視点で書かれる場面にいっそう温かな気持ちになる素敵な物語でした。ほんとうにこの本に出合うこと...犬がいた季節/伊吹有喜を読みました。
椿ノ恋文/小川糸「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」の続編をやっと読むことができました(こちらの2冊の感想は以前のブログ「どんぐりうさぎのタンポポ野原」の方に載せています)今回の作品は全国的にいろんな新聞で連載されていたようですが私は機会に恵まれず全くの初読書となりました前作から随分時が流れて鳩子は反抗期真っ盛りのQPちゃん含む3人のお母さんになっていました何と言っても読み所は先代の秘めた恋!それに加え伊豆大島への旅もあり読み応えがありました今回も鎌倉に実在するお店がたくさん出てくるのでその都度スマホで検索をかけて世界に浸りました本の写真に添えたのは一度だけ購入したことのあるマリアージュのマルコポーロの紅茶缶物語の最初の方に出てくるのです伊豆大島の方では明日葉クサヤべっ甲にぎり寿司も伊豆大島へは出かけたこと...椿ノ恋文/小川糸を読みました。
おとなの週末「舌と心に沁みる醤油ラーメン」!王道と個性派の新店、あの老舗と名店も
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、おとなの週末「舌と心に沁みる醤油ラーメン」!王道と個性派の新店、あの老舗と名店も…です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感
【読書感想3冊】『好奇心を“天職”に変える 空想教室』『仇敵』『スピノザの診察室』
今回はこの3冊。 『好奇心を“天職”に変える 空想教室』植松努 『仇敵』池井戸潤 『スピノザの診察室』夏川草介【読書感想】『好奇心を“天職”に変える 空想教室』植松努✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟ほっこり 🌟🌟笑える...
梨木香歩さんが「ここに物語が」の著書の中で伝えたい一冊として紹介されていたことから興味を持ちました 「くまの子ウーフ」の作者 (当時75歳)による 作品と人生·書き下ろし掌編からなる本です梨木さんの紹介文にもありました「なあんてことはなかったよ……、 おばあさんになるなんて」と作者が自分の中の小さい女の子に話しかける場面に惹かれて読んでみたいと思いましたわたしはず―っと周りにガミガミとうるさいことを言われてきたような気がしてついに30代の頃には早く定年退職の年齢になって自由な気持ちで暮らしたい!!と思ったものでしたがその年齢にはまだ達していないとはいえ若い頃には思いもしなかった悩みが色々出てくるものだなと思うこの頃…なんだか元気を頂けたような気がします本を読んでの感想ではないのですが 「桜」と言う作品の中に う...おばあさんになるなんて/神沢利子を読みました。
タイトルと表紙に惹かれて読みました第168回直木賞候補作です著者の小説を読むのは初めてですがとても読みやすく内面描写が上手で夢中で読み終えました友情とも恋愛とも違うちょっと使い古した言葉で言うと魂の双子という感じでしょうかふたりの女性の四半世紀にわたる物語ですとても良かったのですが感想となると難しいですただ次に逢う予定がなくてもその人がいるだけでその人が存在しているというだけで生きてゆく心の糧になるそんな存在があることの素晴らしさを思いました 12月23日に下書きを書いたままアップするのを忘れていた記事です2023年本屋大賞ノミネート作になっています *きょうは節分👹*おまけの1枚はさのまる(栃木県佐野市のゆるキャラ)佐野ラーメン丼をかぶって名物の芋ポテト串(じゃがいもフライソースがけ)を差しています 絵...「光のとこにいてね」読書記と、節分👹
「キッチン常夜灯」長月天音(角川文庫)他シリーズ 感想・レビュー
長月天音さん著書の「キッチン常夜灯」の感想・レビューをお伝えします。シリーズになっており、2025年2月現在は「3」まで発売されています。「真夜中のクロックムッシュ」「ほろ酔いのタルトタタン」があります。単行本はありません。amazon・kindleでも販売されています。登場人物が少なく、読みやすい小説です。
小川糸さん著書「食堂かたつむり」の感想・レビューをお伝えします。過去に柴咲コウさん主演で映画化されています。「好き」という方、「気持ち悪い」「サイコホラー」という方と評価が分かれる作品です。うさぎの命を救ったり、豚の解体シーンなど、あまり読んだことがない小説でした。食は命をいただくことだと教えてくれた作品です。
昨年12月の読売か朝日新聞の朝刊で今年の本10冊として作家や編集者さんが選んだ本の中に大切に手元に置いておきたい本として紹介されていた方がいらしてまた「西の魔女が死んだ」「家守綺譚」をはじめ著者のファンでもあった身として読んでみました著者が影響を受けた本物語に関するエッセイ集ですがジャンルの幅広さに驚かされます読み進めるうちに是非ともこれは読んでみたい!と思う本が出てきて途中図書館に何冊か予約を入れましたそれから紹介されていた本の中からこの本持ってたな…とものすごく久しぶりに書棚から引っ張り出したり箱から探し出したりして再読した本がこちらです今読んでもやっぱりとてもよくて購入しておいてよかったです(^_^)v早川司寿乃さんは谷山浩子さんのCDジャケットも描かれていたりして繊細かつ独特の世界観がとても魅力的★「い...ここに物語が/梨木香歩を読みました。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 笑う月が追いかけてくる。直径1メートル半ほどの、オレンジ色の満月が、ただふわふわと追いかけてくる。夢のなかで周期的に訪れるこの笑う月は、ぼくにとって恐怖の極限のイメージなのだ──。交錯するユーモアとイロニー、鋭い洞察。夢という<意識下でつづっている創作ノート>は、安部文学生成の秘密を明かしてくれる。表題作ほか、著者が生け捕りにした夢のスナップショット17編。 第二次世界大戦争での敗北は、日本国民に「天皇が絶対的な指導者」という価値観の基盤を崩壊させ、すべての信仰を失った者のように、人々は焼け跡のうえに思考回路を停止させて茫然と立ち尽くしました…
「木曜日にはココアを」の 待ちに待った続編です ひょんなことから 1日だけの抹茶カフェを開いた場所で たまたま巡り合った2人が 幸せな気持ちを分け合うことになったり… 当たり前の毎日を過ごしているようでも 誰かと誰かが出会うことによって 知らないうちに影響を受けあって 流れついてきてここに私がいるのだ …と感慨深い気持ちになりました 思い返してみましたら 超アナログ人間の私が ブログを始めるきっかけとなったのは とあるイベントで知り合って 友達になった子にしつこく ブログをやるよう 勧められたからでした(^o^)/ 帯には *人は知らず知らずのうちに、 誰かの背中を押している。 あなたも、きっと―* とあります 自分にとっては何でもない一言が 誰かを救う一言になっていたり 幸せな気持ちを呼び起こしてくれたり ...月曜日の抹茶カフェ/青山美智子を読みました。
サライ特集「蔦屋重三郎」!ニッポンの出版文化は蔦重によってつくられた
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、サライ特集「蔦屋重三郎」!ニッポンの出版文化は蔦重によってつくられた…です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどこ
今こそ読みたい、脳科学者・中野信子さんの著書「シャーデンフロイデ」(幻冬舎新書)。 副題は「他人を引きずり下ろす快感」。なかなか刺激的な、そして人間ならば誰しも心当たりがあるだろうタイトルです。 2018年の初版発行時にも読んだ記憶があり、昨今のメディアをめぐる諸々の騒動を目の当たりにして無性に読み返したくなって本棚を探したものの見当たらず(おそらくブックオフへ持って行った)、ジュンク堂で買い直してきました▽ タイトルの「シャーデンフロイデ」とは、 誰かが失敗した時に、思わず沸き起こってしまう喜びの感情のこと (「シャーデンフロイデ」15頁より引用) 興味深いのは、この「誰かの失敗を喜ぶ」とい…
「木曜日にはココアを」のスピンオフ12編&特別掌編が納められた絵本仕立ての素敵な1冊ですそれぞれのお話ごとに本当に美しい絵が添えられていて私は図書館で借りましたが手元に置いておきたい本になりましたストーリーももちろん素敵で特にアツコ(翻訳家)さんの回がお気に入り自分の意識と自分の身体との対話「共存共栄」という考え方が好きです自分を大切にできるのは自分しかいないのだから…気持ちが前向きになれる本です「木曜日にはココアを」読書記録は2021年3月17日の記事に載せています *おまけの1枚* そのつもり(鳩山町)さんの無農薬の人参ケーキ🥕 ココナッツシナモン入りクリスマスの時期でしたので クリームチーズとクランベリーと ローズマリー?でおめかししています 🐰可愛らしかったので載せたいなと思いながらだいぶ経ってし...いつもの木曜日(読書記)と、おやつ
「とわの庭」の感想・レビューをお伝えします。著者は小川糸さんで、文庫本があります。小川糸さんの作品は、他にも「食堂かたつむり」「ライオンのおやつ」「小鳥とリムジン」「ツバキ文具店」など、映画化された作品もあります。母親と2人きりだった生活から自立し、自宅で一人暮らしを始めます。庭ととわの心が一心同体の小説です。
今回の作品でも気持ちのいい言葉にたくさん出合うことができました主人公の祖父の言葉に「ひとりひとり違うという状態こそが『ふつう』なんや。『みんな同じ』のほうが不自然なんや」というのがありましたとても好きなセリフです小説とは関係ないけれど思い出したことがあります小学4年生の国語の時間で自分たちの書いた作文を綴じる表紙を作る授業があり先生が「私の文集」と書くように指導しました子供心に皆と同じタイトルをつけなくてはいけないのがつまらなく感じ考えた挙句「私の文章」と書いてしまいましたいま思うと先生には話を聴いていなかった生徒と思われたかもしれませんねですが「青空」でも「青い小鳥」でも何でもいいので生徒各々がタイトルを付けた方が絶対良かったと思いますこの小説では発達障害と思われる兄とそんな兄とうまくいかない妹のふたりが祖父...ガラスの海を渡る舟/寺地はるなを読みました。
【書評】部落出身の主人公の葛藤と歴史的背景を考える!島崎藤村「破戒」を読む
皆さんには、教科書で習ったから名前は知っているけど読んだことがない本はありますか? 私はあります。それはもう大量に。お恥ずかしい…。 というのも、私が読書に目覚めたのは大学を卒業して社会人数年目の20代半ば。学生時代に読んでいた教科書のなか
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 巨大な白い鯨〈モービィ・ディック〉をめぐって繰り広げられる、アメリカの作家メルヴィルの最高傑作。本書は海洋冒険小説の枠組みに納まりきらない、法外なスケールとスタイルを誇る、象徴性に満ちあふれた「知的ごった煮」であり、およそ鯨に関することは何もかも盛り込んだ「鯨の百科全書」でもある。新訳(全3冊) 1712年に始まったアメリカの捕鯨業は、十九世紀にかけての産業革命によってその収穫物の需要が高まり、捕鯨はアメリカ国内において重要な商業として広まりました。特に鯨から得られる「鯨油」は現代の石油に匹敵するほど重宝され、ランプの灯りから工業製品の潤滑油…
銀座「四宝堂」文房具店/上田健次裏表紙に「店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年」とあったので勝手にファンタジーだと思い込んで図書館で借りましたファンタジーではなく文房具店を舞台とした5編からなる小説で、裏表紙には「いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語」と書かれていますが涙は出ませんでした…というかいい話に持っていこう感が見えてしまいシリーズでもう1冊出ていますが正直なところ読まなくてもいいかなと思いましたただつまらなくはなかったです人間関係が希薄な現代おせっかいすぎる文房具店主に会いにひとの温かさに触れたくなる心が弱っている時そっと開いて世界に浸るのはよく効く「読み薬」となりそうです(1月24日読了)****こちらも読みました才人と俳人/堀本裕樹編小林聡美光浦靖子穂村弘川上弘美宮沢和...銀座「四宝堂」文房具店/才人と俳人
Read a book/「本を守ろうとする猫の話」を読みました
夏川草介さんの「本を守ろうとする猫の話」を読みました! 本好きの引きこもり少年としゃべる猫が本を救うために迷宮に入っていくファンタジー小説 読書好きにおすす…
『スマホ脳』書評 — スマホ脳を読んで考えた台湾のスマホ事情と私たちの未来
「スマホ脳」を通じてスマホ依存の脳への影響を解説。台湾の現状やSNS詐欺、注意力低下問題を深掘りし、スマホに支配されない生活のヒントを提案します。
(クリックで大きくなります)この小説を手に取ったのは「今夜、ロマンス劇場で」(綾瀬はるか坂口健太郎)という映画が大好きでタイトルがちょっと似ていたからです(笑)私は東の人間なので知りませんでしたが大阪にある実在の街が舞台みたいですビートルズや忌野清志郎岡林信康などの曲が出てくるのでその辺りの世代の方が読んだらぐっと引き込まれるのでは…と思いましたとはいえその世代ではない私も物語には引き込まれました特に第5話の化石好きの少年たちの話以降から自分の中で盛り上がってきました今回図書館に予約していた本が一気にたくさん届いてしまいちょっと忙しく読み終えたので後日再読したいと思う小説でした(読了10月7日)今夜、喫茶マチカネで☕️
ザ・ファブルを読みました 数日かけて ザ・ファブルを読みました ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス) 作者:南勝久 講談社 Amazon すごくおもしろかった 映画を少しだけ見て なんかつまらなくて途中で離脱してしまったのですけど マンガはすごくおもしろかったです また時間を作って ザ・ファブル The second contact も読もうと思います ザ・ファブル コミック 全22巻セット [コミック] 南 勝久 #南勝久 #南_勝久 #本 #コミック/コミック価格: 26500 円楽天で詳細を見る ランキング参加中マンガ
「雷神」道尾秀介著、新潮文庫、2024年3月雷神(新潮文庫)道尾秀介新潮社にほんブログ村31年前の母急死の真相が、いくつかの事件・事故を経て明らかになるミステリー小説。新潮文庫紅白本合戦上位から1冊選んで読んでみました。男性に売れた本第2位です。著者の小説を読むのは2冊目。1冊目を読んだのは15年ほど前なので、作風は理解していません。本作は全体的に重苦しい雰囲気。漢字のトリックなども使って、別人が犯人と思わせます。裏表紙に「最後の一行まで最上級の驚愕が続く」とあります。自分は驚愕というよりはやるせなさが湧いてきました。関連エントリ:【新潮文庫第8回紅白本合戦】・女性に売れた本第1位クジラアタマの王様【新潮文庫第7回紅白本合戦】・女性に売れた本第1位ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー・男性に売れた本...雷神
こんにちはこんばんは皆さん図書館の本は読まれますか?私はちょこちょこ利用することがあるんですが、神アプリを見つけてしまったのでご紹介します!
旅の手帖「なつかし町と温泉」!歴史ある町に名湯あり…文学と温泉の町、開国の港町、中山道の宿場町
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、旅の手帖「なつかし町と温泉」!歴史ある町に名湯あり…文学と温泉の町、開国の港町、中山道の宿場町…です。「夢中図書館 読書館」は、小説