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【書評】臨床の知とは?放送授業が充実している放送大学教材の「臨床心理学概論」を読む
心理学を勉強したいと思う方の多くは、カウンセリングなどをとおして誰かを支えたい、助けたいという思いがあるのではと思います。そして、ゆくゆくは心理系の資格を取得したいという目標もお持ちなのではないでしょうか。私がかつて4年制大学の心理学部に通
【書評】人間の身体への理解を深める!放送大学教材の「人体の構造と機能」を読む
放送大学に入学して半年…。公認心理師の取得に向けて取り組み始めたことは「心理学研究法」の紹介記事で書いたとおりですが、心理系の科目だけを受講するのも疲れてしまうかな?と思ってしまった私。そこで、白羽の矢が立ったのが心理と教育コースの科目では
【書評】英語を学ぶ意味を考える!放送大学教材の「グローバル時代の英語」を読む
私たち日本人は、外国語教育といえば多くの方が「英語教育」を想像するのではないでしょうか。最近では学習指導要領の改訂により、2020年から小学校での英語教育が必修化されました。もともと、高校受験に向けて試験勉強をする学生にとって、得手不得手は
【書評】論文作成に必須のスキル!統計解析の基礎を学ぶ放送大学教材の「心理学統計法」を読む
先日ご紹介した「心理学研究法('20)」とセットで受講すると良いのが、今回ご紹介する「心理学統計法('21)」。多くの大学の心理学部では統計法が必修科目となっており、心理学を学ぶ学生にとって第一の難関となることが多いです
【書評】実証科学としての心理学の醍醐味を味わう!放送大学教材の「心理学研究法」を読む
2023年4月。私は放送大学に入学し、心理と教育コースで心理学を学び直すことにしました。詳細は「心理学概論」の紹介記事にあるとおりですが、働きながらでもコツコツと心理学の勉強をしたいと思ったのです。勉強を進めるにつれ分かってきたのは、放送大
【書評】歴史を振り返り、現代の貧困を考える。放送大学教材の「貧困の諸相」を読む
コロナ禍のあいだ、どんなことを考えましたか?仕事では在宅勤務のオンラインミーティングが拡大し、多くの企業で少しずつ浸透してきましたよね。社会的には、老舗の廃業や無差別殺傷事件の報道が思い出されます。私は、コロナ禍開始3年目の2022年、祖父
【書評】幅広い領域を取り上げて概説!放送大学教材の「心理学概論」を読む
家族や仕事、日常のさまざまな出来事をきっかけに「心理学を学びたい!」と考える方は多いですよね。「誰かの助けになりたい」「自分自身のことをもっと知りたい」などその理由はさまざまあることと思います。かくいう私も、高校卒業後に大学で心理学を専攻し
【書評】学術的な文章を書きたくなる!放送大学教材の「日本語アカデミックライティング」を読む
新書を読んでいて、著者の主張に大いに納得した経験はありますか?ビジネス書を含む実用書から業務に役立つ知識を得ながら、本の書き手が巡らす論理展開に感嘆することは少なくありません。読書体験というのは、そこに記述された内容からだけでなく、文章のつ